① 日本の地理1(北海道・東北・関東)
111問日本地理のうち北海道・東北・関東エリアを扱う分野です。札幌市時計台や支笏湖などの北海道の観光地、東北の名所・祭り、関東の都市や自然を、観光ガイドの視点から問います。名所旧跡の由来、温泉地、国立公園、伝統行事などが頻出テーマです。地名と特徴、位置関係をセットで覚えることが重要で、外国人観光客に説明する場面を想像しながら、都市・自然・文化の代表的スポットを地域ごとに整理しておくと定着しやすい分野です。
② 日本の地理2(中部・近畿)
74問日本地理のうち中部・近畿エリアを扱う分野です。富士信仰の門前町や現存天守、熱田神宮の祭り、京都・奈良を含む近畿の歴史的名所など、観光資源が豊富なエリアが対象です。城郭・社寺・美術館・浮世絵ゆかりの地などが頻出します。歴史・文化と結びついた観光地が多いため、施設名や祭りの名称だけでなく、その背景にある人物や由来まで押さえておくと、外国人案内で問われる説明力にもつながる分野です。
③ 日本の地理3(中国・四国・九州・沖縄)
142問日本地理のうち中国・四国・九州・沖縄エリアを扱う、本検定で最も出題数が多い分野です。宮島の厳島神社や広島平和記念碑(原爆ドーム)といった世界遺産、しまなみ海道、九州・沖縄の自然や港町など、多彩な観光資源が問われます。世界遺産や「小京都」と称される町並み、映画・文学ゆかりの地などが頻出です。地域が広く題材も豊富なため、世界遺産と国立公園を軸に、代表的スポットを県ごとに整理して覚えるのが効率的です。
④ 日本の歴史1(古代・中世)
65問日本の歴史のうち、先史時代から古代・中世までを扱う分野です。旧石器・縄文・弥生時代の遺跡、ヤマト政権の成立、飛鳥・奈良・平安の文化、鎌倉・室町の武家政権などが対象です。時代区分の考え方、代表的な遺跡や世界文化遺産、政治体制の変遷が頻出します。外国人に日本史を説明する前提として、時代の流れを大づかみに把握することが重要で、各時代の特徴と象徴的な出来事・遺産をひも付けて覚えると理解が深まる分野です。
⑤ 日本の歴史2(近世・近現代)
115問日本の歴史のうち、戦国・安土桃山から江戸、明治以降の近現代までを扱う分野です。鉄砲伝来やキリスト教の布教、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康による天下統一、江戸幕府、開国と明治維新などが対象です。歴史上の人物と事件、城郭や史跡、文化史が頻出テーマです。観光地の由来と結びつく題材が多いため、人物・年代・出来事を時系列で整理しつつ、関連する名所や世界遺産と関連づけて覚えると、案内の場面でも活きる知識になります。
⑥ 一般常識(観光動向・国立公園・世界遺産)
59問訪日観光をめぐる一般常識を扱う分野です。訪日外国人旅行者数などの観光動向、国立公園、世界遺産(文化遺産・自然遺産)といった、通訳案内士として押さえるべき時事・制度的な知識が問われます。最新の統計や国・地域別の内訳、日本の世界遺産の登録内容などが頻出です。数値は年ごとに更新されるため、公式資料で最新情報を確認しつつ、国立公園や世界遺産の位置づけと代表例を体系的に整理しておくことが得点のポイントになる分野です。
⑦ 通訳案内の実務1(旅程管理・関係法令/危機管理)
80問通訳案内の実務のうち、旅程管理・関係法令・危機管理を扱う分野です。2018年改正の通訳案内士法、名称独占や登録研修の仕組み、旅行業に関わる法令、事故・災害時の危機管理などが対象です。法律の目的や定義、業務上のルールが頻出テーマです。条文の趣旨や実務上の対応を、単なる暗記でなく「なぜそう定められているか」まで理解することが重要で、法令と現場対応をセットで押さえると、実務に直結する得点力が身につく分野です。
⑧ 通訳案内の実務2(生活文化/コミュニケーション)
60問通訳案内の実務のうち、生活文化とコミュニケーションを扱う分野です。イスラム教のハラール・ハラームなど宗教上の慣習や食の禁忌、多様な文化的背景を持つ訪日客への配慮、異文化コミュニケーションの基本が対象です。宗教・食文化・マナーに関する知識が頻出します。相手の文化を尊重して案内するための実務知識が問われるため、主要な宗教の戒律や食習慣、接遇のポイントを整理し、実際の対応をイメージしながら学ぶと理解が定着しやすい分野です。