社会保険労務士 ⑥ 労務管理その他の労働に関する一般常識

労働関係諸法令と労務管理の知識、労働経済の統計を扱う幅広い分野です。労働契約法、パートタイム・有期雇用労働法、労働者派遣法、育児介護休業法、男女雇用機会均等法、最低賃金法、障害者雇用促進法などの主要論点が問われます。あわせて労働力調査・毎月勤労統計・就労条件総合調査といった統計や白書の傾向も出題対象です。範囲が広く深追いすると切りがないため、法令は頻出条文に絞り、統計は最新版の大きな傾向をつかむ戦略が有効です。

この分野の問題70問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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381労働契約法における労働契約の原則に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A労働契約は、労働者及び使用者が仕事と生活の調和にも配慮しつつ締結し、又は変更すべきものとする。
  2. B労働契約は、使用者が労働者の生活実態を調査した上で、一方的に労働条件を決定すべきものとする。
  3. C労働契約は、労働組合の同意を得た場合に限り、労働者と使用者が対等の立場で締結すべきものとする。
  4. D労働契約は、事業の業績向上を最優先とし、労働者の生活環境には配慮することなく締結すべきものとする。
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正解:A労働契約は、労働者及び使用者が仕事と生活の調和にも配慮しつつ締結し、又は変更すべきものとする。

労働契約法第3条では、労働契約は仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)にも配慮しつつ締結・変更すべき旨が定められています。

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382労働契約法の適用範囲に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A国家公務員及び地方公務員にも労働契約法が適用される。
  2. B同居の親族のみを使用する場合の労働契約には、労働契約法は適用されない。
  3. C家事使用人については、労働契約法の適用が明文で除外されている。
  4. D事業主と同居していない親族を雇用する場合、労働契約法は適用されない。
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正解:B同居の親族のみを使用する場合の労働契約には、労働契約法は適用されない。

労働契約法は、国家公務員や地方公務員、および使用者が同居の親族のみを使用する場合の労働契約には適用されません。家事使用人は要件を満たせば適用されます。

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383労働契約法に定める「安全配慮義務」に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

  1. A使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう必要な配慮をするものとする。
  2. B安全配慮義務における「生命、身体等の安全」には、心身の健康も含まれると解されている。
  3. C使用者は、労働契約に特段の根拠規定がなくとも、労働契約上の付随的義務として当然に安全配慮義務を負う。
  4. D安全配慮義務は、労働者の職種や労務内容にかかわらず、全労働者に対して全く同一の画一的な措置を講じることを要求するものである。
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正解:D安全配慮義務は、労働者の職種や労務内容にかかわらず、全労働者に対して全く同一の画一的な措置を講じることを要求するものである。

必要な配慮とは一律に定まるものではなく、労働者の職種や労務内容などの具体的な状況に応じて配慮することが求められます。

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384労働契約の成立と就業規則の関係について、正しいものはどれか。

  1. A労働契約が成立するためには、当事者の合意に加えて、契約内容について必ず書面を交付しなければならない。
  2. B使用者が合理的な労働条件が定められている就業規則を労働者に周知させていた場合、労働契約の内容はその就業規則で定める労働条件による。
  3. C労働契約において就業規則と異なる労働条件を合意した場合でも、常に就業規則の内容が優先して適用される。
  4. D労働契約法における就業規則とは、労働基準法で作成が義務付けられている常時10人以上の労働者を使用する事業場のものに限られる。
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正解:B使用者が合理的な労働条件が定められている就業規則を労働者に周知させていた場合、労働契約の内容はその就業規則で定める労働条件による。

使用者が合理的な就業規則を周知させていた場合、労働契約の内容はその就業規則によるものとされます。

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385就業規則の不利益変更に関する記述として、適切なものはどれか。

  1. A使用者は、いかなる理由があっても就業規則を変更して労働条件を不利益に変更することはできない。
  2. B使用者が就業規則の変更により労働条件を変更する場合、労働者の個別の同意を得なければその変更は無効となる。
  3. C変更後の就業規則を周知させ、かつ、変更の必要性や内容の相当性等に照らして合理的なものであるときは、労働条件は変更後の就業規則による。
  4. D就業規則の不利益変更が労働組合との合意に基づき行われた場合、その内容は常に合理的であるとみなされる。
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正解:C変更後の就業規則を周知させ、かつ、変更の必要性や内容の相当性等に照らして合理的なものであるときは、労働条件は変更後の就業規則による。

変更後の就業規則が周知され、かつ変更が合理的なものであるときは、労働条件は当該変更後の就業規則に定めるところによります。

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386出向および懲戒に関する労働契約法の規定について、誤っているものはどれか。

  1. A出向の命令が、その必要性や対象労働者の選定に係る事情等に照らして権利を濫用したものと認められる場合は無効となる。
  2. B懲戒が、労働者の行為の性質や態様等の事情に照らして客観的に合理的な理由を欠き社会通念上相当と認められない場合は無効となる。
  3. C労働者に在籍出向を命じる場合、就業規則等に根拠規定があったとしても、常に当該労働者の個別の同意を得なければならない。
  4. D使用者が労働者を懲戒するには、あらかじめ就業規則において懲戒の種別及び事由を定めておくことを要する。
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正解:C労働者に在籍出向を命じる場合、就業規則等に根拠規定があったとしても、常に当該労働者の個別の同意を得なければならない。

出向に係る包括的同意(就業規則等の根拠規定)があり、権利濫用にあたらない場合は、個別の同意までは要しないと解されています。

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387有期労働契約に関する労働契約法の規定として、正しいものはどれか。

  1. A使用者は、有期労働契約について、やむを得ない事由がある場合でなければ、契約期間満了前に労働者を解雇することができない。
  2. B有期労働契約の契約期間中の解雇は、期間の定めのない労働契約における解雇権濫用法理と同程度の要件で認められる。
  3. C使用者は、労働者を使用する目的に照らして、できる限り短い期間を定めることにより、有期労働契約を反復更新するよう配慮しなければならない。
  4. D有期労働契約が更新された場合、更新後の労働条件は従前の労働条件よりも労働者に有利な内容に変更しなければならない。
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正解:A使用者は、有期労働契約について、やむを得ない事由がある場合でなければ、契約期間満了前に労働者を解雇することができない。

有期労働契約の期間中の解雇は「やむを得ない事由」が必要であり、無期契約の解雇権濫用法理よりも要件が厳しいと解されています。

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388労働契約法第18条に定める「無期転換ルール」に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

  1. A同一の使用者との間で締結された2以上の有期労働契約の通算契約期間が5年を超える労働者が対象となる。
  2. B無期転換の申込みをした場合、使用者は当該申込みを承諾したものとみなされる。
  3. C無期労働契約への転換は、申込みをした時点の有期労働契約の契約期間が満了する日の翌日から効力を生じる。
  4. D通算契約期間に算入しない「空白期間」とは、有期労働契約と次の有期労働契約の間の期間が原則として3箇月以上ある場合をいう。
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正解:D通算契約期間に算入しない「空白期間」とは、有期労働契約と次の有期労働契約の間の期間が原則として3箇月以上ある場合をいう。

通算契約期間に算入しないクーリングの対象となる「空白期間」は、原則として6箇月以上とされています。

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389有期雇用特別措置法に基づく「無期転換ルールの特例」の対象となる特定有期雇用労働者に該当しないものはどれか。

  1. A専門的知識等を有し、特定有期業務に就く有期雇用労働者であって、所定の賃金額以上の者。
  2. B60歳以上の定年に達した後、引き続いて当該事業主に雇用される有期雇用労働者。
  3. C特定有期業務に就く有期雇用労働者であって、年収が500万円の者。
  4. D定年後に引き続いて当該事業主の特殊関係事業主に雇用される有期雇用労働者。
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正解:C特定有期業務に就く有期雇用労働者であって、年収が500万円の者。

専門的知識等を有する有期雇用労働者の特例対象となるには、1年間当たりの賃金額に換算した額が1

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390パートタイム・有期雇用労働法における「通常の労働者と同視すべき短時間・有期雇用労働者」に対する差別的取扱いの禁止に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A職務の内容が通常の労働者と同一であれば、配置の変更の範囲にかかわらず差別的取扱いは禁止される。
  2. B職務の内容及び配置の変更の範囲が通常の労働者と同一であることが見込まれる場合、短時間労働者であることを理由とする差別的取扱いは禁止される。
  3. C基本給についての差別的取扱いは禁止されるが、賞与についての差別的取扱いは許容される。
  4. Dこの規定による差別的取扱いの禁止は、有期雇用労働者には適用されず、短時間労働者のみに適用される。
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正解:B職務の内容及び配置の変更の範囲が通常の労働者と同一であることが見込まれる場合、短時間労働者であることを理由とする差別的取扱いは禁止される。

職務の内容及び配置の変更の範囲が通常の労働者と同一と見込まれる場合、基本給や賞与を含むすべての待遇について差別的取扱いは禁止されます。

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391パートタイム・有期雇用労働法に基づく事業主の義務について、誤っているものはどれか。

  1. A短時間・有期雇用労働者を雇い入れたときは、速やかに、特定事項を文書の交付等により明示しなければならない。
  2. B通常の労働者に対して実施する教育訓練であって職務遂行に必要な能力を付与するためのものは、一定の例外を除き、職務内容同一短時間・有期雇用労働者に対しても実施しなければならない。
  3. C通常の労働者への転換を推進するため、通常の労働者の募集を行う場合の周知や試験制度の設置などの措置のうちいずれかを講じなければならない。
  4. D常時5人以上の短時間・有期雇用労働者を雇用する事業所ごとに、短時間・有期雇用管理者を選任しなければならない。
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正解:D常時5人以上の短時間・有期雇用労働者を雇用する事業所ごとに、短時間・有期雇用管理者を選任しなければならない。

短時間・有期雇用管理者を選任するよう努めるべきとされるのは、常時10人以上の短時間・有期雇用労働者を雇用する事業所ごとです。

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392男女雇用機会均等法における性別を理由とする差別の禁止に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A事業主は、労働者の募集及び採用について、その性別にかかわりなく均等な機会を与えなければならない。
  2. B事業主は、労働者の配置については能力に基づくため、性別を理由とした差別的取扱いが例外的に認められる。
  3. C事業主は、福利厚生の措置のうち住宅資金の貸付け等については、世帯主であることを理由に男性のみを対象とすることができる。
  4. D事業主は、女性労働者についてのみ、婚姻したことを退職理由として予定する定めを設けることができる。
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正解:A事業主は、労働者の募集及び採用について、その性別にかかわりなく均等な機会を与えなければならない。

男女雇用機会均等法第5条により、労働者の募集及び採用において性別にかかわりなく均等な機会を与えることが義務付けられています。

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393男女雇用機会均等法が禁ずる「間接差別」に該当するおそれがある措置として、厚生労働省令で定められていないものはどれか。

  1. A募集又は採用に関する措置であって、労働者の身長・体重・体力に関する事由を要件とするもの。
  2. B募集若しくは採用、昇進等に当たって、住居の移転を伴う配置転換に応じることができることを要件とするもの。
  3. C昇進に関する措置であって、労働者が勤務する事業場と異なる事業場に配置転換された経験があることを要件とするもの。
  4. D採用に関する措置であって、業務遂行に直結する特定の国家資格を有していることを要件とするもの。
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正解:D採用に関する措置であって、業務遂行に直結する特定の国家資格を有していることを要件とするもの。

特定の国家資格を要件とすることは、実質的に性別を理由とする差別となるおそれがある措置(間接差別)として厚生労働省令で定められた3項目には含まれません。

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394職場におけるハラスメントに関する事業主の講ずべき措置について、誤っているものはどれか。

  1. A事業主は、職場における性的な言動に起因する問題について、労働者からの相談に応じ適切に対応するための体制整備等の措置を講じなければならない。
  2. B事業主は、セクシュアルハラスメントの対象となる労働者が女性である場合に限り、防止のための措置を講じる義務を負う。
  3. C事業主は、職場における妊娠、出産等に関する言動により女性労働者の就業環境が害されることのないよう、必要な措置を講じなければならない。
  4. D労働者がハラスメントの相談を行ったことを理由として、事業主が当該労働者に対して解雇その他不利益な取扱いをすることは禁止されている。
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正解:B事業主は、セクシュアルハラスメントの対象となる労働者が女性である場合に限り、防止のための措置を講じる義務を負う。

セクシュアルハラスメントの対象となる労働者は女性労働者に限られず、男性労働者に対するものも防止措置の対象となります。

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395女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A常時雇用する労働者数が300人を超える事業主は、一般事業主行動計画を定め、厚生労働大臣に届け出なければならない。
  2. B常時雇用する労働者数が100人を超える事業主は、一般事業主行動計画を定め、厚生労働大臣に届け出なければならない。
  3. C常時雇用する労働者数が100人以下の事業主は、一般事業主行動計画を策定することを法的に禁止されている。
  4. D一般事業主行動計画を定めた事業主は、その内容を労働者に周知させる必要はあるが、外部へ公表する義務はない。
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正解:B常時雇用する労働者数が100人を超える事業主は、一般事業主行動計画を定め、厚生労働大臣に届け出なければならない。

常時雇用する労働者の数が100人を超える一般事業主には、一般事業主行動計画の策定、届出、労働者への周知、および公表が義務付けられています。

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396次世代育成支援対策推進法に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

  1. Aこの法律は、急速な少子化の進行等に鑑み、次代の社会を担う子どもが健やかに生まれ育成される社会の形成に資することを目的とする。
  2. B一般事業主であって常時雇用する労働者数が100人を超えるものは、一般事業主行動計画を策定し届け出なければならない。
  3. C行動計画の策定及び届出の義務が課せられている事業主は、計画の目標を達成した場合でも厚生労働大臣の認定を受けることはできない。
  4. Dこの法律は、令和17年3月31日限り、その効力を失う時限立法として定められている。
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正解:C行動計画の策定及び届出の義務が課せられている事業主は、計画の目標を達成した場合でも厚生労働大臣の認定を受けることはできない。

一般事業主行動計画を策定・届出した事業主で、計画に定めた目標を達成するなどの一定の基準を満たした場合は、申請により厚生労働大臣の認定を受けることができます。

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397育児介護休業法における深夜業の制限に関する規定で、事業主が労働者の請求を拒むことができる対象とならない者はどれか。

  1. A当該事業主に引き続き雇用された期間が1年に満たない労働者。
  2. B1週間の所定労働日数が2日以下の労働者。
  3. C深夜において常態として当該子を保育することができる同居の家族等がいる労働者。
  4. D所定労働時間の全部が日中にある労働者。
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正解:D所定労働時間の全部が日中にある労働者。

深夜業の制限の請求を拒めるのは、所定労働時間の「全部が深夜にある」労働者等です。「全部が日中にある」労働者はそもそも深夜業の制限を請求する状況にありません。

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398育児介護休業法に基づく事業主の義務について、正しいものはどれか。

  1. A妊娠又は出産等についての申出があった場合、事業主は育児休業に関する制度等を知らせる面談等の措置を講じなければならない。
  2. B育児のための所定労働時間の短縮措置は、1日の所定労働時間を原則として5時間とする措置を含むものでなければならない。
  3. C常時雇用する労働者の数が100人を超える事業主は、毎年少なくとも1回、育児休業の取得の状況を公表しなければならない。
  4. D3歳から小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者に関して、事業主はフレックスタイム制の導入のみを義務付けられている。
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正解:A妊娠又は出産等についての申出があった場合、事業主は育児休業に関する制度等を知らせる面談等の措置を講じなければならない。

妊娠等の申出があった場合、事業主は育児休業制度等を知らせるとともに、意向を確認するための面談等の措置を講じる義務があります。短縮措置は原則6時間、公表義務は300人超の事業主です。

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399最低賃金法に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A地域別最低賃金は、地域における労働者の生計費及び賃金並びに通常の事業の賃金支払能力を考慮して定められなければならない。
  2. B特定最低賃金額は、当該事業場の所在地を含む地域について決定された地域別最低賃金額を上回るものでなければならない。
  3. C精神又は身体の障害により著しく労働能力の低い者については、いかなる手続を経なくとも自動的に最低賃金額が減額される。
  4. D派遣中の労働者については、その派遣先の事業の事業場の所在地を含む地域について決定された地域別最低賃金額を適用する。
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正解:C精神又は身体の障害により著しく労働能力の低い者については、いかなる手続を経なくとも自動的に最低賃金額が減額される。

労働能力の低い者等について最低賃金額を減額するには、使用者が都道府県労働局長の許可を受ける必要があります。自動的に減額されるわけではありません。

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400最低賃金法において、最低賃金に算入しない賃金に該当するものはどれか。

  1. A基本給として毎月定額で支払われる賃金。
  2. B1月を超える期間ごとに支払われる賃金。
  3. C職務の難易度に応じて毎月定額で支払われる職務手当。
  4. D皆勤手当として毎月定額で支払われる賃金。
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正解:B1月を超える期間ごとに支払われる賃金。

臨時に支払われる賃金、1月を超える期間ごとに支払われる賃金(賞与など)、時間外労働・休日労働・深夜労働に対する賃金は、最低賃金に算入されません。

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401賃金の支払の確保等に関する法律に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A事業主が労働者の貯蓄金を管理する場合、毎年3月31日における受入預金額について同日後1年間を通ずる保全措置を講じなければならない。
  2. B退職手当の保全措置は、労働契約で支払を明らかにしたか否かにかかわらず、全ての事業主に一律に義務付けられている。
  3. C未払賃金の立替払事業は、雇用保険の失業等給付の一環として行われるものである。
  4. D退職労働者の未払賃金に対する遅延利息は、年利10.0パーセントを乗じて得た額を支払わなければならない。
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正解:A事業主が労働者の貯蓄金を管理する場合、毎年3月31日における受入預金額について同日後1年間を通ずる保全措置を講じなければならない。

労働者の貯蓄金を預金として受け入れる場合、事業主は毎年3月31日における受入預金額について、同日後1年間を通ずる保全措置を講じる義務があります。

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402中小企業退職金共済法における退職金共済制度に関する規定で、正しいものはどれか。

  1. A現に退職金共済契約の被共済者である者について、その者を被共済者とする新たな退職金共済契約を重ねて締結することができる。
  2. B中小企業者が退職金共済契約を締結する場合には、原則としてすべての従業員について契約を締結しなければならない。
  3. C短時間労働者等であっても、退職金共済契約を締結しないこととする特例は一切認められていない。
  4. D掛金月額は、被共済者1人につき5,000円以上50,000円以下でなければならない。
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正解:B中小企業者が退職金共済契約を締結する場合には、原則としてすべての従業員について契約を締結しなければならない。

退職金共済契約を締結する場合には、一定の者(期間を定めて雇用される者など)を除き、原則としてすべての従業員について包括加入しなければなりません。

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403労働時間等設定改善特別措置法に基づく「労働時間等設定改善委員会」に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A事業主を代表する者及び事業主の雇用する労働者を代表する者を構成員として設置される。
  2. B委員会の委員の半数については、労働者の過半数で組織する労働組合等の推薦に基づき指名されていなければならない。
  3. C労働時間等設定改善委員会でその委員の半数以上の多数による議決を行えば、労働基準法の36協定に代わる決議とすることができる。
  4. D委員会の議事について議事録が作成され、かつ、保存されていなければならない。
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正解:C労働時間等設定改善委員会でその委員の半数以上の多数による議決を行えば、労働基準法の36協定に代わる決議とすることができる。

労働基準法の規定による一定の労使協定に代わる決議を行うには、労働時間等設定改善委員会においてその委員の「5分の4以上」の多数による議決が必要です。

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404過労死等防止対策推進法に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. Aこの法律において「過労死等」とは、業務における過重な負荷による脳血管疾患等を原因とする死亡のみをいい、精神障害による自殺を含まない。
  2. B国は、過労死等の防止のための対策を効果的に推進する責務を有する。
  3. C常時雇用する労働者が300人を超える事業主は、毎年、過労死等の防止のために講じた施策に関する報告書を国会に提出しなければならない。
  4. D過労死等の防止のための対策は、国の単独の事業として行われ、地方公共団体や事業主の連携は求められていない。
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正解:B国は、過労死等の防止のための対策を効果的に推進する責務を有する。

法第4条1項において、国は過労死等の防止のための対策を効果的に推進する責務を有すると定められています。政府が毎年国会に報告書を提出します。

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405労働施策総合推進法における事業主の責務等に関する規定として、正しいものはどれか。

  1. A労働者の募集及び採用において、年齢にかかわりなく均等な機会を与えなければならないのは、派遣労働者を受け入れる場合に限られる。
  2. B事業規模の縮小等に伴い離職を余儀なくされる労働者について、求職活動に対する援助その他の再就職の援助を行うよう努めなければならない。
  3. C中途採用比率の公表義務が課せられているのは、常時雇用する労働者の数が100人を超える事業主である。
  4. D新たに外国人を雇い入れた場合、当該外国人の国籍や在留資格について確認し、地方公共団体の長に届け出なければならない。
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正解:B事業規模の縮小等に伴い離職を余儀なくされる労働者について、求職活動に対する援助その他の再就職の援助を行うよう努めなければならない。

事業主は、事業規模の縮小等に伴い離職を余儀なくされる労働者に対し、再就職の援助を行うことにより職業の安定を図るように努める義務があります。

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406職業安定法が定める原則に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. A何人も、公共の福祉に反しない限り、職業を自由に選択することができる。
  2. B公共職業安定所等は、労働者の募集を行う者に当たり、求職者等に対し従事すべき業務の内容や労働条件を明示しなければならない。
  3. C求人者は、公共職業安定所等に対し求人の申込みをする際、その内容が法令に違反するものであっても受理される権利を有する。
  4. D何人も、人種、国籍、信条、性別等を理由として、職業紹介等について差別的取扱を受けることがない。
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正解:C求人者は、公共職業安定所等に対し求人の申込みをする際、その内容が法令に違反するものであっても受理される権利を有する。

公共職業安定所等は、求人の申込み内容が法令に違反するとき等の一定の場合には、その申込みを受理しないことができます。

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407職業紹介事業等に関する職業安定法の規定として、最も適切なものはどれか。

  1. A公共職業安定所は、労働争議に対する中立の立場を維持するため、同盟罷業が行われている事業所には求職者を紹介してはならない。
  2. B有料の職業紹介事業を行おうとする者は、都道府県知事の許可を受けなければならない。
  3. C無料の職業紹介事業を行う場合は、いかなる主体であっても厚生労働大臣の許可や届出は一切不要である。
  4. D有料職業紹介事業者は、求職者に対して港湾運送業務に就く職業を紹介することが法令により強く奨励されている。
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正解:A公共職業安定所は、労働争議に対する中立の立場を維持するため、同盟罷業が行われている事業所には求職者を紹介してはならない。

法第20条により、公共職業安定所は労働争議に対する不介入の原則から、同盟罷業や作業所閉鎖が行われている事業所に求職者を紹介してはなりません。

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408労働者派遣法における定義等に関する記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A労働者派遣とは、自己の雇用する労働者を、派遣先の指揮命令を受けずに派遣先のために労働に従事させることをいう。
  2. B紹介予定派遣とは、労働者派遣の役務の提供の終了前に、派遣労働者が派遣先に雇用される旨が約されるものを含む。
  3. C労働者派遣事業の許可の有効期間は、新規許可の日から起算して5年であり、更新を受けた場合は10年となる。
  4. D労働者供給事業は、労働者派遣法に基づく許可を受ければ、いかなる事業者であっても行うことができる。
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正解:B紹介予定派遣とは、労働者派遣の役務の提供の終了前に、派遣労働者が派遣先に雇用される旨が約されるものを含む。

紹介予定派遣は、派遣終了前に職業紹介を行い、派遣労働者が派遣先に雇用される旨が約されるものを含みます。

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409高年齢者雇用安定法に基づく高年齢者雇用確保措置として、事業主が講じなければならない措置に該当しないものはどれか。

  1. A定年の引上げ。
  2. B継続雇用制度の導入。
  3. C定年の定めの廃止。
  4. D定年退職者に対する再就職準備金の支給。
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正解:D定年退職者に対する再就職準備金の支給。

法第9条に基づく高年齢者雇用確保措置は、「定年の引上げ」「継続雇用制度の導入」「定年の定めの廃止」のいずれかです。再就職準備金の支給は該当しません。

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410高年齢者就業確保措置に関する規定として、誤っているものはどれか。

  1. A定年(65歳以上70歳未満)の定めをしている事業主等は、65歳から70歳までの安定した雇用を確保するよう努めなければならない。
  2. B高年齢者就業確保措置には、高年齢者が新たに事業を開始する場合に業務委託契約等を締結する「創業支援等措置」が含まれる。
  3. C70歳までの就業機会の確保は、事業主に対する義務ではなく努力義務とされている。
  4. D創業支援等措置を講ずる場合、労働者の過半数で組織する労働組合等の同意を得る必要はなく、事業主の単独の判断で実施できる。
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正解:D創業支援等措置を講ずる場合、労働者の過半数で組織する労働組合等の同意を得る必要はなく、事業主の単独の判断で実施できる。

創業支援等措置により70歳までの就業を確保する場合は、過半数労働組合等の同意を得る必要があります。

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411障害者雇用促進法における障害者の定義等について、正しいものはどれか。

  1. A障害者とは、身体障害または知的障害がある者に限られ、精神障害のある者は含まれない。
  2. B事業主は、賃金の決定等の待遇について、労働者が障害者であることを理由として不当な差別的取扱いをしてはならない。
  3. C労働者の募集及び採用に当たり、障害者から特性に配慮した措置の申出があった場合、事業主は過重な負担であっても必ず措置を講じなければならない。
  4. D一般事業主の法定雇用障害者数を算定する際、短時間労働者は1人をもって1人の労働者とみなされる。
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正解:B事業主は、賃金の決定等の待遇について、労働者が障害者であることを理由として不当な差別的取扱いをしてはならない。

法第35条により、事業主は賃金の決定、教育訓練の実施等について、障害者であることを理由とする不当な差別的取扱いが禁止されています。

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412障害者雇用率に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

  1. A一般事業主の対象障害者の法定雇用率のベースは、特殊法人や国・地方公共団体の法定雇用率よりも低く設定されている。
  2. B一般事業主は、常時雇用する労働者の数に障害者雇用率を乗じて得た数以上の対象障害者を雇用する義務がある。
  3. C対象障害者には、身体障害者、知的障害者、および精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている精神障害者が含まれる。
  4. D一般事業主の場合、労働者を常時20人以上雇用していれば、必ず対象障害者の雇用義務が発生する。
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正解:D一般事業主の場合、労働者を常時20人以上雇用していれば、必ず対象障害者の雇用義務が発生する。

一般事業主の障害者雇用率(例えば2.5%)を適用すると、雇用義務が発生するのは常時雇用労働者が40人以上(40人×2.5%=1人)の場合となります。

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413職業能力開発促進法に関する規定のうち、正しいものはどれか。

  1. A事業主は、その雇用する労働者に係る職業能力開発推進者を必ず選任しなければならない。
  2. B技能検定に合格した者は、「技能士」と称することができる。
  3. C事業主が行う職業能力開発は、労働者の業務の遂行の過程内において行うOJTのみに限定されている。
  4. D労働者が自発的な職業能力の開発を図るための休暇(教育訓練休暇等)を付与することは、法律で禁止されている。
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正解:B技能検定に合格した者は、「技能士」と称することができる。

法第50条1項により、技能検定に合格した者は「技能士」と称することができます。

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414求職者支援法に基づく職業訓練受講給付金に含まれないものはどれか。

  1. A職業訓練受講手当
  2. B通所手当
  3. C寄宿手当
  4. D就職活動交通費手当
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正解:D就職活動交通費手当

職業訓練受講給付金は、職業訓練受講手当、通所手当、および寄宿手当とされています。

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415労働者協同組合法の基本原理に該当しないものはどれか。

  1. A組合員が出資すること。
  2. Bその事業を行うに当たり組合員の意見が適切に反映されること。
  3. C出資額の多寡に応じて、事業の利益を最大限に組合員へ配当すること。
  4. D組合員が組合の行う事業に従事すること。
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正解:C出資額の多寡に応じて、事業の利益を最大限に組合員へ配当すること。

労働者協同組合法第3条3項により、労働者協同組合は営利を目的としてその事業を行ってはならないとされています。利益の最大化配当は基本原理ではありません。

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416労働組合法上の「労働組合」の要件を満たさない団体はどれか。

  1. A労働者が主体となって自主的に労働条件の維持改善を図る団体。
  2. B使用者の利益を代表する者の参加を許す団体。
  3. C労働者の経済的地位の向上を図ることを主たる目的とする団体。
  4. D労働組合の目的を達成するために結成された連合団体。
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正解:B使用者の利益を代表する者の参加を許す団体。

法第2条により、使用者の利益を代表する者の参加を許すもの、使用者の経理上の援助を受けるもの等は労働組合法上の労働組合とはなりません。

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417労働組合法に定める免責特権等について、誤っているものはどれか。

  1. A労働組合の目的を達成するためにした正当な団体交渉等の行為は、刑罰を科されない。
  2. Bいかなる場合においても、暴力の行使は労働組合の正当な行為と解釈されてはならない。
  3. C使用者は、正当な争議行為によって損害を受けた場合でも、労働組合に対し賠償を請求することができない。
  4. D労働組合法上の「労働者」には、賃金によって生活する者に限られ、現在職に就いていない失業者は含まれない。
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正解:D労働組合法上の「労働者」には、賃金によって生活する者に限られ、現在職に就いていない失業者は含まれない。

労働組合法上の「労働者」は、職業の種類を問わず賃金等によって生活する者をいい、その範囲には「失業者」も含まれます。

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418使用者の不当労働行為(労働組合法第7条)に該当しないものはどれか。

  1. A労働者が労働組合の組合員であることを理由として解雇すること。
  2. B労働者が労働組合に加入しないことを雇用条件とする契約(黄犬契約)を結ぶこと。
  3. C正当な理由がなく、労働者の代表者と団体交渉をすることを拒むこと。
  4. D就業時間中の労使間の協議や団体交渉に関し、その間の賃金を差し引かないこと。
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正解:D就業時間中の労使間の協議や団体交渉に関し、その間の賃金を差し引かないこと。

就業時間中の協議や団体交渉に関する賃金を差し引かないことは、支配介入にあたる「経理上の援助」の例外として認められており、不当労働行為には該当しません。

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419労働協約の効力に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A労働協約は、口頭での合意のみによっても有効に成立し、規範的効力を生じる。
  2. B労働協約には、5年を超える有効期間の定めをすることができない。
  3. C労働協約に定める労働条件の基準に違反する労働契約の部分は無効となり、その部分は労働協約の基準による。
  4. D一の工場事業場に常時使用される同種の労働者の半数以上が労働協約の適用を受けるに至ったとき、他の同種の労働者にも適用される。
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正解:C労働協約に定める労働条件の基準に違反する労働契約の部分は無効となり、その部分は労働協約の基準による。

労働協約の基準に違反する労働契約の部分は無効となり、無効となった部分は労働協約が定める基準に置き換えられます(規範的効力)。

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420労働関係調整法が定める調整手続に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. A斡旋は、労働委員会の会長の指名する斡旋員が関係当事者間を斡旋する手続であり、斡旋案の受諾は当事者を法的に拘束する。
  2. B調停は、調停委員会が調停案を作成し受諾を勧告する手続であり、その受諾は当事者の自由である。
  3. C仲裁は、仲裁委員会が争議解決の条件を定める裁定を行う手続であり、仲裁裁定の受諾は当事者の自由である。
  4. D労働争議の調整手続を開始するためには、常に労働関係の当事者双方の申請が必須である。
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正解:B調停は、調停委員会が調停案を作成し受諾を勧告する手続であり、その受諾は当事者の自由である。

調停委員会による調停案を受け入れるか否かは当事者の自由です。一方、仲裁裁定は労働協約と同じ効力を持ち、当事者を法的に拘束します。

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421個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律の目的・基本原則について、誤っているものはどれか。

  1. A個々の労働者と事業主との間の労働条件等に関する紛争について、その実情に即した迅速かつ適正な解決を図ることを目的とする。
  2. B個別労働関係紛争が生じたときは、当事者は早期かつ誠意をもって自主的な解決を図るよう努めなければならない。
  3. C都道府県労働局長は、紛争当事者から解決の援助を求められた場合、必要な助言又は指導をすることができる。
  4. D事業主は、労働者が都道府県労働局長に援助を求めたことを理由として解雇してはならないが、配置転換等の不利益取扱いは許される。
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正解:D事業主は、労働者が都道府県労働局長に援助を求めたことを理由として解雇してはならないが、配置転換等の不利益取扱いは許される。

事業主は、労働者が援助を求めたことを理由として、解雇「その他不利益な取扱い」をしてはなりません。配置転換等の不利益取扱いも禁止されています。

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422紛争解決の特例に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A男女雇用機会均等法に係る紛争については、個別労働紛争解決促進法のあっせん手続が優先して適用される。
  2. Bパートタイム・有期雇用労働法に規定する紛争については、独自の調停手続等による紛争解決規定が設けられている。
  3. C労働者派遣法に基づく紛争が生じた場合、派遣先企業には自主的解決に向けた努力義務は一切課せられない。
  4. D育児介護休業法に係る所定の紛争については、都道府県労働局長による助言や指導の制度は存在しない。
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正解:Bパートタイム・有期雇用労働法に規定する紛争については、独自の調停手続等による紛争解決規定が設けられている。

パートタイム・有期雇用労働法や男女雇用機会均等法など特定の法律に係る紛争には、個別労働紛争解決促進法の一部の規定が適用されず、各法の独自の紛争解決手続(調停等)が適用されます。

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423社会保険労務士法に定める社会保険労務士の使命および職責に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

  1. A社会保険労務士は、適切な労務管理の確立及び個人の尊厳が保持された適正な労働環境の形成に寄与することを使命とする。
  2. B社会保険労務士は、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上並びに社会保障の向上及び増進に資することを使命とする。
  3. C社会保険労務士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公正な立場で誠実にその業務を行わなければならない。
  4. D社会保険労務士は、依頼者の利益を最大化するためであれば、法令の解釈を曲げて手続きを代行することが職責として認められている。
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正解:D社会保険労務士は、依頼者の利益を最大化するためであれば、法令の解釈を曲げて手続きを代行することが職責として認められている。

社会保険労務士は「業務に関する法令及び実務に精通して、公正な立場で、誠実に」業務を行わなければならず、法令を曲げることは認められません。

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424特定社会保険労務士のみが行うことができる「紛争解決手続代理業務」に該当するものはどれか。

  1. A労働社会保険諸法令に基づいて行政機関等に提出する申請書等を作成すること。
  2. B労働社会保険諸法令に基づく申請等について、行政機関等に対してする主張又は陳述を代理すること。
  3. C個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律に規定する紛争調整委員会におけるあっせんの手続について、紛争の当事者を代理すること。
  4. D労働社会保険諸法令に基づく帳簿書類を作成し、事業における労務管理について相談に応じること。
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正解:C個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律に規定する紛争調整委員会におけるあっせんの手続について、紛争の当事者を代理すること。

紛争調整委員会におけるあっせん手続の代理等は、紛争解決手続代理業務試験に合格し付記を受けた特定社会保険労務士に限り行うことができます。

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425社会保険労務士の登録等の規定に関する記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A社会保険労務士となる資格を有する者は、登録を受けなくても他人の求めに応じ報酬を得て業として事務を行うことができる。
  2. B破産手続開始の決定を受けた者であっても、復権を得る前において社会保険労務士となる資格を有する。
  3. C社会保険労務士名簿に登録を受けた事項に変更を生じたときは、遅滞なく変更の登録を申請しなければならない。
  4. D社会保険労務士名簿の登録は、厚生労働大臣が直接行う行政処分である。
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正解:C社会保険労務士名簿に登録を受けた事項に変更を生じたときは、遅滞なく変更の登録を申請しなければならない。

法第14条の4により、社会保険労務士は登録を受けた事項に変更が生じたときは、遅滞なく変更の登録を申請しなければなりません。登録は全国社会保険労務士会連合会が行います。

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426定年延長に伴う問題点と主な対応策の組み合わせとして、適切でないものはどれか。

  1. A賃金の増加への対応策として、定期昇給やベースアップの抑制を行う。
  2. B退職金総額の増加への対応策として、退職金の算定基礎額や支給率の増加を抑制する。
  3. C人事の停滞や役職ポスト不足への対応策として、役職定年制を導入する。
  4. D知力・体力の減退への対応策として、能力主義型賃金体系から年功序列型賃金体系への変更を行う。
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正解:D知力・体力の減退への対応策として、能力主義型賃金体系から年功序列型賃金体系への変更を行う。

知力・体力の減退への対応策としては、職務再設計や健康管理体制の充実などが挙げられます。年功序列型への変更はむしろ賃金増加の問題を引き起こし逆効果です。

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427職務分析と職務評価に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A職務評価とは、各職務の内容や特徴を分析し、他の職務との質的な違いを明らかにする手続である。
  2. B職務記述書は、職務遂行に必要な資格や要件を引き出して管理目的別に直ちに利用できるように編成し直したものである。
  3. C職務分析の結果は、採用、配置、教育訓練、業績評価など多くの人事的目的に利用される。
  4. D職務評価を行わずに職務給を導入することが、現代の労務管理における一般的な手法である。
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正解:C職務分析の結果は、採用、配置、教育訓練、業績評価など多くの人事的目的に利用される。

職務分析の結果は、採用、適正配置、教育訓練、業績評価、職務評価などの様々な用途に利用されます。

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428人事考課における「心理的誤差」に関する説明として、誤っているものはどれか。

  1. Aハロー効果とは、被考課者の一部または全体的な印象によって、他の個々の特性の評価が影響を受ける傾向をいう。
  2. B寛大化傾向とは、考課者が被考課者の実際の成績よりも常に甘く評価する傾向をいう。
  3. C論理誤差とは、考課者が考課した結果が尺度の中心に集まり、被考課者間の差があまり出ない傾向をいう。
  4. D対比誤差とは、考課者が自分と反対の特性を持つ被考課者に対して過大又は過小に評価する傾向をいう。
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正解:C論理誤差とは、考課者が考課した結果が尺度の中心に集まり、被考課者間の差があまり出ない傾向をいう。

考課結果が普通または尺度の中心に集まる傾向は「中央化傾向」です。論理誤差は、考課要素の概念が曖昧になり論理的に関連づけて誤って評価してしまう傾向です。

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429人事考課の補完システムに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A自己申告制度とは、評価者の主観を排除するため、外部の専門家のみが従業員を評価する制度である。
  2. Bヒューマン・アセスメントは、職制上の上司が日常の業務成績のみを基準に行う顕在的な評価制度である。
  3. C自己申告制度は、従業員自身に自己の能力や希望等を申告させ、上司との意思疎通やモラール向上を期待するものである。
  4. Dヒューマン・アセスメントは、社内の欠員補充を自由公募によって行う制度である。
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正解:C自己申告制度は、従業員自身に自己の能力や希望等を申告させ、上司との意思疎通やモラール向上を期待するものである。

自己申告制度は、従業員自身に自己の能力や適性、意見等を申告させ、上司との意思疎通を通じてモラール向上を期待する制度です。

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430目標管理制度(MBO)の基本的な考え方に該当しないものはどれか。

  1. A経営管理者は企業の目標を反映する自己の目標を定める必要がある。
  2. B企業目標と個人目標に統一性を持たせることが重要である。
  3. C人間は生来働くことを嫌うため、厳格な命令と統制によって目標を達成させる必要がある。
  4. D一定期間を経過した後に目標の達成度を自己評価および上司による評価で確認する。
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正解:C人間は生来働くことを嫌うため、厳格な命令と統制によって目標を達成させる必要がある。

目標管理制度は、「人間は生来働くことに喜びを感じており、目標を達成するためには進んで働く」とするマグレガーのY理論を基礎としています。

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431賃金総額管理の方式に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. Aラッカー・プランは、売上高に対する人件費の割合を基準として賃金総額を決定する方式である。
  2. Bスキャンロン・プランは、付加価値から占める人件費の割合(労働分配率)を基準として賃金総額を決定する方式である。
  3. C労働分配率とは、人件費総額を付加価値で除したものであり、一般に不況時には高くなる傾向がある。
  4. D人件費比率とは、付加価値を売上高で除したものであり、好況時には必ず上昇する。
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正解:C労働分配率とは、人件費総額を付加価値で除したものであり、一般に不況時には高くなる傾向がある。

労働分配率(人件費総額÷付加価値)は、一般的に不況時には売上が落ち付加価値が減るため高くなり、好況時には低くなる傾向があります。

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432昇給管理に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A昇給とは、一定のルールに従って個人の賃金が上昇することをいう。
  2. Bベース・アップとは、賃金曲線そのものを上にスライドさせ、賃金表を書き換えることにより賃金を上昇させることをいう。
  3. C定期昇給制度は、年に一回など定期的に個々の労働者の賃金を増加させる制度である。
  4. D昇給基準線の「直線型」とは、若いときに昇給額が高く、年齢とともに昇給額が低くなる形状をいう。
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正解:D昇給基準線の「直線型」とは、若いときに昇給額が高く、年齢とともに昇給額が低くなる形状をいう。

若いときに昇給額が高く、年齢とともに昇給額が低くなるのは「放物線型(凸線型)」です。直線型は昇給額が一定です。

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433賃金体系における「職能給」の特徴として、最も適切なものはどれか。

  1. A労働者の従事する職務そのものの難易度や責任の度合いを評価して決定される賃金である。
  2. B同一の職務に従事していれば、その労働者の能力にかかわらず必ず同一の賃金となる。
  3. C労働者の職務を遂行する能力を基準として決定され、配置転換で職務が変動しても原則として賃金は変わらない。
  4. D年齢や勤続年数のみを基準として自動的に決定される賃金である。
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正解:C労働者の職務を遂行する能力を基準として決定され、配置転換で職務が変動しても原則として賃金は変わらない。

職能給は労働者の「職務遂行能力」を基準とするため、能力が同じであれば配置転換で職務内容が変わっても賃金は変わりません。

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434退職金制度に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. A退職金の性格について、労働者の退職後の生活を保障するためとする考え方を生活保障説という。
  2. B退職金の算定基礎額を基本給に連動させた場合、年功的要素が強くなり退職金総額が増加しやすい。
  3. C退職金の増加を抑制する対応策として、算定基礎額表を基本給と切り離す別テーブル方式がある。
  4. Dポイント制退職金とは、退職者の自己申告に基づき企業が任意に支給額を決定する制度である。
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正解:Dポイント制退職金とは、退職者の自己申告に基づき企業が任意に支給額を決定する制度である。

ポイント制退職金は、職能資格別などの基準により一定のポイントを設定し、在任年数や単価を乗じて客観的に算定する方法です。

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435福利厚生費の種類について、正しいものはどれか。

  1. A健康保険や厚生年金保険の社会保険料の事業主負担分は、法定外福利費に分類される。
  2. B慶弔金や社内文化活動に対する援助費用は、法定福利費に分類される。
  3. C法定福利費は、法律によって支給することが義務付けられている福利厚生費である。
  4. D法定外福利費は、労働基準法により全企業に一律の金額で実施することが義務付けられている。
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正解:C法定福利費は、法律によって支給することが義務付けられている福利厚生費である。

法律によって支給が義務付けられている社会保険料の事業主負担分などが法定福利費であり、企業が任意で行う慶弔金などが法定外福利費です。

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436教育訓練の実施形態に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

  1. AOJTは、従業員を職場に配置し、職務遂行にあたって上司が監督する訓練方法である。
  2. BOff-JTは、職場を離れて集合的に行われる訓練方法である。
  3. C自己啓発は、従業員自らの意思と努力によって自己の能力を向上させることである。
  4. DOJTの長所は、短期間に集中して体系的な知識を均一に習得できる点にある。
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正解:DOJTの長所は、短期間に集中して体系的な知識を均一に習得できる点にある。

短期間に集中して体系的な知識を均一に習得できるのはOff-JTの長所です。OJTの長所は実務的技能の付与や教育費用がかからない点などです。

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437組織開発における「QWL」の目的として、最も適切なものはどれか。

  1. A職務を極限まで細分化し、労働者の作業を完全に規格化すること。
  2. B人間疎外を緩和・解消し、労働の人間化を図ることで労働意欲の向上を目指すこと。
  3. C従業員の個別の事情を排除し、組織全体の画一的な規律を強化すること。
  4. Dキャリア形成の機会を廃止し、終身雇用制度を完全に撤廃すること。
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正解:B人間疎外を緩和・解消し、労働の人間化を図ることで労働意欲の向上を目指すこと。

QWL(Quality of Working Life:労働の人間化)は、労働の単純化による人間疎外を緩和し、人間性の回復や労働意欲の向上を図ることを目的とします。

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438労働契約法第21条における適用除外の規定として、正しいものはどれか。

  1. A大企業に雇用される正規従業員。
  2. B使用者が同居の親族のみを使用する場合の労働契約。
  3. C短時間労働者や有期雇用労働者。
  4. D外国籍の労働者で日本国内で就労する者。
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正解:B使用者が同居の親族のみを使用する場合の労働契約。

労働契約法は、国家公務員、地方公務員、および使用者が同居の親族のみを使用する場合の労働契約には適用されません。

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439採用内定の法的性質に関する最高裁判所の判例の見解として、適切なものはどれか。

  1. A採用内定の法的性質は、いかなる企業や事案であっても常に完全に同一であると論断されている。
  2. B採用内定の法的性質を判断するにあたっては、企業の当該年度における採用内定の事実関係に即して検討する必要がある。
  3. C採用内定は法的拘束力を全く持たず、企業は理由を問わずいつでも内定を取り消すことができる。
  4. D採用内定通知の交付によって労働契約は完全に成立し、入社日前の解約は一切認められない。
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正解:B採用内定の法的性質を判断するにあたっては、企業の当該年度における採用内定の事実関係に即して検討する必要がある。

判例では、採用内定の制度の実態は多様であるため一義的に論断することは困難であり、事実関係に即して検討する必要があるとされています。

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440育児介護休業法に基づく「育児休業の取得の状況の公表」について、誤っているものはどれか。

  1. A常時雇用する労働者の数が300人を超える事業主に公表義務がある。
  2. B公表は、毎年少なくとも1回行わなければならない。
  3. C公表する割合には、配偶者が出産した男性労働者に対する育児休業等をした者の割合などが含まれる。
  4. D労働者数にかかわらず、すべての企業にインターネットによる公表が義務付けられている。
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正解:D労働者数にかかわらず、すべての企業にインターネットによる公表が義務付けられている。

育児休業の取得状況の公表義務が課せられているのは、「常時雇用する労働者の数が300人を超える事業主」です。すべての企業ではありません。

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441女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)における基本原則に該当しないものはどれか。

  1. A女性に対する職業生活に関する機会の積極的な提供および活用を行うこと。
  2. B性別による固定的な役割分担等を反映した職場における慣行の影響に配慮すること。
  3. C家族を構成する男女が、相互の協力と社会の支援の下に家庭生活の役割を果たす環境を整備すること。
  4. D女性労働者に対してのみ、一律に法定労働時間を免除し自由に勤務時間を決定させること。
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正解:D女性労働者に対してのみ、一律に法定労働時間を免除し自由に勤務時間を決定させること。

法第2条の基本原則には、女性の個性と能力が十分に発揮されること、男女の職業生活と家庭生活の両立が可能となることなどが定められていますが、法定労働時間の一律免除といった規定はありません。

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442特定最低賃金に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A特定最低賃金は、地域別最低賃金とは異なり、都道府県労働局長が職権でのみ決定するものであり労使の申出は認められない。
  2. B特定最低賃金において定める最低賃金額は、当該地域について決定された地域別最低賃金額を下回るものであってもよい。
  3. C特定最低賃金は、一定の事業又は職業に係る労働者若しくは使用者に適用される。
  4. D船員に適用される特定最低賃金を除き、特定最低賃金未満の賃金を支払った場合、直ちに最低賃金法の罰則による罰金が科される。
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正解:C特定最低賃金は、一定の事業又は職業に係る労働者若しくは使用者に適用される。

特定最低賃金は、労使の代表者の申出等に基づき、一定の事業又は職業に係る労働者若しくは使用者に適用されるよう決定されます。

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443職業安定法に基づく「求人・求職の申込み」の原則について、誤っているものはどれか。

  1. A公共職業安定所等は、求人の申込みが法令に違反する場合には受理しないことができる。
  2. B公共職業安定所等は、求職の申込みについては一切の例外なくすべて受理しなければならない。
  3. C公共職業安定所等は、求人の労働条件が通常の労働条件と比べて著しく不適当な場合は受理しないことができる。
  4. D求人者が正当な理由なく法令に基づく報告の求めに応じない場合、その求人の申込みを受理しないことができる。
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正解:B公共職業安定所等は、求職の申込みについては一切の例外なくすべて受理しなければならない。

原則として求職の申込みはすべて受理しなければなりませんが、「その内容が法令に違反するとき」などの例外事由に該当する場合は受理しないことができます。

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444労働者派遣法に基づく紹介予定派遣に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A派遣元事業主が派遣労働者に対して職業紹介を行うことは一切禁止されている。
  2. B派遣先が派遣労働者を雇用することを予定して行われる派遣就業の形態である。
  3. C紹介予定派遣においては、派遣期間中に派遣先が労働者を面接等で選考することは法律で固く禁じられている。
  4. D紹介予定派遣による派遣期間は、他の一般の労働者派遣と異なり、期限の制限なく継続することができる。
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正解:B派遣先が派遣労働者を雇用することを予定して行われる派遣就業の形態である。

紹介予定派遣は、労働者派遣の役務の提供の終了前に、職業紹介により派遣労働者が派遣先に雇用される旨が約されるものを含む形態です。

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445障害者雇用促進法における「障害者雇用推進者」の選任に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A一般事業主は、雇用する労働者数が10人以上であれば必ず選任しなければならない。
  2. B一般事業主は、雇用する労働者数が40人以上であるときは選任するよう努めなければならない。
  3. C国及び地方公共団体にのみ選任の義務があり、民間企業には関連する規定はない。
  4. D特殊法人に限り、雇用する労働者数が100人以上の場合に選任が義務付けられている。
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正解:B一般事業主は、雇用する労働者数が40人以上であるときは選任するよう努めなければならない。

一般事業主にあっては雇用労働者数40人以上、特殊法人にあっては36人以上であるときは、障害者雇用推進者を選任するよう努めなければならないとされています。

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446労働組合法における「不当労働行為」に対する労働委員会の役割として、適切なものはどれか。

  1. A労働委員会は、労働者の申立てを待たずに職権のみで不当労働行為に対する刑事罰を科す権限を持つ。
  2. B労働委員会は、不当労働行為の審査および救済を行う行政機関である。
  3. C労働委員会を構成する委員は、使用者委員と労働者委員のみであり、公益委員は含まれない。
  4. D中央労働委員会に対する再審査の申立てをした労働者に対し、使用者が解雇することは法的に保護されている。
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正解:B労働委員会は、不当労働行為の審査および救済を行う行政機関である。

労働組合法第19条等に基づき、労働委員会は不当労働行為の審査・救済等を行う行政機関として設けられています。構成は使用者、労働者、公益の各委員同数です。

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447個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律に基づく「あっせん」の手続に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A都道府県労働局長は、紛争当事者の双方又は一方から申請があった場合において、必要があると認めるときにあっせんを行わせる。
  2. Bあっせんは、都道府県労働局に設置された紛争調整委員会が行う。
  3. Cあっせん委員は、あっせんによっては紛争の解決の見込みがないと認めるときは、あっせんを打ち切ることができる。
  4. D労働者の募集及び採用に関する事項についての紛争は、あっせんの対象として法律上明記され積極的に推奨されている。
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正解:D労働者の募集及び採用に関する事項についての紛争は、あっせんの対象として法律上明記され積極的に推奨されている。

法第5条において、労働者の募集及び採用に関する事項についての紛争は「あっせんの対象から除外」されています。

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448労働施策総合推進法に規定される「中途採用比率の公表」に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A常時雇用する労働者の数が100人を超える事業主に対し、公表が義務付けられている。
  2. B公表は、おおむね1年に1回以上、直近の3事業年度について行わなければならない。
  3. C公表の手段は社内報への掲載に限られ、インターネット等を利用してはならない。
  4. D雇い入れた全労働者の数に対する、新卒採用者の数の割合を公表する制度である。
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正解:B公表は、おおむね1年に1回以上、直近の3事業年度について行わなければならない。

常時雇用する労働者の数が300人を超える事業主に対し、おおむね1年に1回以上、直近の3事業年度について中途採用比率をインターネット等で公表することが義務付けられています。

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449キャリアコンサルティングの意義について規定している法律の条文に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  1. A労働者の職業の選択や職業生活設計に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこととされる。
  2. Bキャリアコンサルティングの機会を確保することは、すべての企業に罰則付きで強制されている。
  3. COJTを実施する代わりの手段としてのみ法令で定義されている。
  4. D定年退職後の余暇の過ごし方についてのみ指導を行うこととされる。
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正解:A労働者の職業の選択や職業生活設計に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこととされる。

職業能力開発促進法において、キャリアコンサルティングとは労働者の職業の選択、職業生活設計等の相談に応じ、助言及び指導を行うことと定義されています。

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450賃金の「定額制」と「出来高払制」に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A定額制は、賃金計算の基礎となる期間により、時間給、日給、月給制などに区分される。
  2. B年俸制は、1年を単位として賃金を支払う定額制の一種である。
  3. C出来高払制は、従業員の業績や出来高に応じて賃金を支払う制度である。
  4. D能率給は、労働時間のみを基準として支払われる定額制の代表例である。
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正解:D能率給は、労働時間のみを基準として支払われる定額制の代表例である。

能率給は、個々の従業員又は集団に対してその業績や出来高に応じて支払う「出来高払制」に該当します。労働時間のみを基準とする定額制ではありません。

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