社会保険労務士 ⑤ 労働保険徴収法

労災保険と雇用保険の保険料徴収手続を一本化して定める法律です。保険関係の成立と消滅、一元適用事業と二元適用事業の違い、概算保険料の申告・納付と確定保険料による精算という年度更新の流れが骨格になります。メリット制の適用要件と収支率、延納(分割納付)の回数と期限、印紙保険料、労働保険事務組合への委託も出題対象です。手続の期限日が細かく問われるため、暦の流れに沿って手続を時系列に並べて覚えると定着しやすくなります。

この分野の問題60問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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321労働保険徴収法における「賃金」に含まれるものはどれか。

  1. A労働基準法に基づく休業補償
  2. B労働基準法に基づく解雇予告手当
  3. C労働の対償として支払われる通勤手当
  4. D労働協約等の定めによる結婚祝金
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正解:C労働の対償として支払われる通勤手当

通勤手当は労働の対償として支払われるため賃金に含まれます。休業補償、解雇予告手当、結婚祝金は賃金と解されません。

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322次のうち、二元適用事業に該当するものはどれか。

  1. A金融業
  2. B建設の事業
  3. C小売業
  4. Dサービス業
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正解:B建設の事業

都道府県及び市町村の行う事業、農林水産業、建設の事業などは二元適用事業とされています。

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323保険関係が成立した強制適用事業の事業主は、その成立した日から何日以内に保険関係成立届を提出しなければならないか。

  1. A5日以内
  2. B10日以内
  3. C14日以内
  4. D20日以内
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正解:B10日以内

強制適用事業の事業主は、保険関係が成立した日から10日以内(翌日起算)に保険関係成立届を提出する必要があります。

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324継続事業において、労働保険の保険関係が消滅する日はいつか。

  1. A事業が廃止された日
  2. B事業が廃止された日の翌日
  3. C事業が廃止された日の属する月の末日
  4. D事業が廃止された日の属する年度の末日
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正解:B事業が廃止された日の翌日

継続事業においては、その事業が廃止された日の翌日に保険関係が消滅します。

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325継続事業の一括が行われるための要件として、正しいものはどれか。

  1. A事業主が同一人であること
  2. B事業の規模が一定以上であること
  3. C概算保険料が40万円以上であること
  4. D各事業が異なる事業の種類であること
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正解:A事業主が同一人であること

継続事業の一括の要件には、事業主が同一人であること、事業の種類を同じくすること等があります。規模の要件はありません。

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326有期事業の一括の要件となる「それぞれの事業の規模」について、概算保険料の額はいくら未満でなければならないか。

  1. A40万円未満
  2. B100万円未満
  3. C160万円未満
  4. D180万円未満
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正解:C160万円未満

有期事業の一括の規模要件として、概算保険料の額が160万円未満であることが定められています。

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327継続事業における概算保険料の年度更新による申告・納期限はいつか。

  1. Aその保険年度の5月1日から30日以内
  2. Bその保険年度の6月1日から40日以内
  3. Cその保険年度の7月1日から50日以内
  4. Dその保険年度の8月1日から60日以内
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正解:Bその保険年度の6月1日から40日以内

継続事業の年度更新では、その保険年度の6月1日から40日以内に概算保険料申告書を提出し納付しなければなりません。

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328増加概算保険料は、賃金総額等の増加が見込まれた日から何日以内に申告・納付しなければならないか。

  1. A10日以内
  2. B15日以内
  3. C20日以内
  4. D30日以内
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正解:D30日以内

増加概算保険料は、賃金総額等の増加が見込まれた日(又は変更した日)から30日以内に申告・納付する必要があります。

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329政府が職権で概算保険料の額を決定する「認定決定」が行われた場合、通知を受けた事業主は何日以内に納付しなければならないか。

  1. A10日以内
  2. B14日以内
  3. C15日以内
  4. D30日以内
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正解:C15日以内

認定決定の通知を受けた事業主は、通知を受けた日から15日以内(翌日起算)に納付しなければなりません。

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330次のうち、口座振替によって納付することができない労働保険料はどれか。

  1. A概算保険料
  2. B印紙保険料
  3. C確定保険料
  4. D延納する場合の概算保険料
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正解:B印紙保険料

印紙保険料や認定決定による保険料、増加・追加徴収による概算保険料は口座振替の対象外です。

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331労災保険のメリット制における「収支率」の算定において、保険給付の額から除外されるものはどれか。

  1. A休業補償給付
  2. B療養補償給付
  3. C通勤災害に係る保険給付
  4. D障害補償年金
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正解:C通勤災害に係る保険給付

通勤災害に係る保険給付や二次健康診断等給付などは、業務に起因しない等の理由から収支率の計算における保険給付の額から除かれます。

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332雇用保険の日雇労働被保険者に係る印紙保険料は、誰が負担するか。

  1. A全額を事業主が負担する
  2. B全額を被保険者が負担する
  3. C事業主と被保険者が2分の1ずつ負担する
  4. D事業主が3分の2、被保険者が3分の1を負担する
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正解:C事業主と被保険者が2分の1ずつ負担する

印紙保険料は、原則として事業主と日雇労働被保険者が2分の1ずつ(半額ずつ)負担します。

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333特例納付保険料における「加算額」は、基本額にどの割合を乗じて得た額とされるか。

  1. A100分の5
  2. B100分の10
  3. C100分の15
  4. D100分の20
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正解:B100分の10

特例納付保険料の加算額は、基本額に100分の10を乗じて得た額とされています。

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334労働保険料その他徴収法の規定による徴収金を徴収する権利の消滅時効はどの期間か。

  1. A1年
  2. B2年
  3. C3年
  4. D5年
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正解:B2年

労働保険料等の徴収金を徴収したり還付を受けたりする権利は、行使できる時から2年を経過すると時効により消滅します。

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335政府が概算保険料について認定決定を行った場合、通常徴収されないものはどれか。

  1. A延滞金
  2. B追徴金
  3. C一般保険料
  4. D特別加入保険料
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正解:B追徴金

概算保険料について認定決定が行われた場合、確定保険料や印紙保険料の認定決定とは異なり、追徴金は徴収されません。

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336雇用保険の暫定任意適用事業において、事業主が任意加入の申請をするために必要な労働者の同意割合はどれか。

  1. A3分の1以上
  2. B2分の1以上
  3. C3分の2以上
  4. D4分の3以上
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正解:B2分の1以上

雇用保険の暫定任意適用事業が任意加入の申請を行うには、その事業に使用される労働者の2分の1以上の同意が必要です。

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337労働保険事務組合が備えなければならない「労働保険事務等処理委託事業主名簿」の保存期間は、完結の日から何年間か。

  1. A1年間
  2. B2年間
  3. C3年間
  4. D4年間
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正解:C3年間

労働保険事務等処理委託事業主名簿など一般的な帳簿の保存期間は3年間です(雇用保険被保険者関係届出事務等処理簿は4年)。

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338有期事業の確定保険料は、保険関係が消滅した日から何日以内に申告・納付しなければならないか。

  1. A20日以内
  2. B30日以内
  3. C40日以内
  4. D50日以内
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正解:D50日以内

有期事業の事業主は、保険関係が消滅した日から50日以内に確定保険料申告書を提出し、不足額等を納付する必要があります。

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339延滞金の計算において、納期限の翌日から2月を経過する日までの期間に対する原則的な割合はどれか。

  1. A年3.6%
  2. B年7.3%
  3. C年14.6%
  4. D年20.0%
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正解:B年7.3%

延滞金は原則として年14.6%ですが、納期限の翌日から2月を経過する日までの期間については年7.3%の割合が適用されます。

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340請負事業の一括が適用されるのは、どの保険に係る保険関係が成立している事業か。

  1. A労災保険
  2. B雇用保険
  3. C健康保険
  4. D厚生年金保険
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正解:A労災保険

請負事業の一括は労災保険の保険関係に係る制度であり、雇用保険の保険関係については下請負人の事業ごとに適用されます。

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341追徴金の額を計算する際、納付すべき額の端数処理として正しいものはどれか。

  1. A100円未満切り捨て
  2. B500円未満切り捨て
  3. C1,000円未満切り捨て
  4. D10,000円未満切り捨て
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正解:C1,000円未満切り捨て

追徴金の計算の基礎となる納付すべき労働保険料の額に1,000円未満の端数があるときは切り捨てます。

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342労働保険事務組合に対して報奨金が交付される要件の一つとして、確定保険料等の合計額のどの程度の額が納付されている必要があるか。

  1. A100分の80以上
  2. B100分の85以上
  3. C100分の90以上
  4. D100分の95以上
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正解:D100分の95以上

報奨金交付の要件として、前年度の労働保険料等について、確定保険料の額の100分の95以上の額が納付されていることが求められます。

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343下請負事業の元請負事業からの分離の認可を受けるための規模要件において、概算保険料の額はいくら以上か。

  1. A100万円以上
  2. B120万円以上
  3. C160万円以上
  4. D180万円以上
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正解:C160万円以上

分離の要件として、概算保険料の額が160万円以上であるか、又は請負金額が1億8,000万円以上であることが必要です。

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344労働保険の徴収金の先取特権の順位について正しいものはどれか。

  1. A国税及び地方税に優先する
  2. B国税及び地方税と同順位である
  3. C国税及び地方税に次ぐ
  4. D他のすべての一般債権に劣後する
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正解:C国税及び地方税に次ぐ

労働保険料その他徴収法の規定による徴収金の先取特権の順位は、国税及び地方税に次ぐものとされています。

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345労災保険率の決定において考慮される「非業務災害率」の現在の率はどれか。

  1. A1,000分の0.1
  2. B1,000分の0.6
  3. C1,000分の1.2
  4. D1,000分の3.0
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正解:B1,000分の0.6

非業務災害率(通勤災害や二次健康診断等給付を考慮した率)は、現在1,000分の0.6とされています。

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346概算保険料の延納において、労働保険事務組合に事務を委託している場合、第2期(8/1〜11/30)の納期限はいつか。

  1. A10月31日
  2. B11月14日
  3. C11月30日
  4. D12月31日
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正解:B11月14日

事務組合に委託している場合の第2期の納期限は特例として11月14日までと延長されています(通常は10月31日)。

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347政府が保険年度の途中で一般保険料率の引上げを行った場合に行われる措置はどれか。

  1. A増加概算保険料の申告
  2. B概算保険料の追加徴収
  3. C確定保険料の認定決定
  4. D特例納付保険料の徴収
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正解:B概算保険料の追加徴収

政府が保険年度の中途において保険料率の引上げを行ったときは、正確な保険料を徴収するため追加徴収が行われます。

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348労働保険事務組合の業務廃止について正しいものはどれか。

  1. A廃止しようとするときは30日前までに届け出なければならない
  2. B廃止しようとするときは60日前までに届け出なければならない
  3. C廃止するにあたっては委託事業主の同意が必要である
  4. D廃止するにあたっては都道府県知事の承認が必要である
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正解:B廃止しようとするときは60日前までに届け出なければならない

労働保険事務組合が業務を廃止しようとするときは、60日前までに届け出る必要があります。委託事業主の同意は不要です。

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349有期事業以外の事業において、名称、所在地等の変更があった場合、変更届は何日以内に提出しなければならないか。

  1. A5日以内
  2. B10日以内
  3. C14日以内
  4. D20日以内
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正解:B10日以内

事業の名称や所在地等に変更が生じた場合は、変更が生じた日の翌日から起算して10日以内に変更届を提出しなければなりません。

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350印紙保険料の納付を怠った場合の追徴金の額は、納付すべき印紙保険料の額にどの割合を乗じた額か。

  1. A100分の10
  2. B100分の15
  3. C100分の20
  4. D100分の25
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正解:D100分の25

認定決定された印紙保険料に係る追徴金の額は、その納付すべき額に100分の25の割合を乗じて得た額となります。

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351建設の事業で請負金額を用いて賃金総額の特例計算を行う場合、賃金総額はどのように算定されるか。

  1. A請負金額 × 労務費率
  2. B請負金額 × 労災保険率
  3. C請負金額 × 100分の50
  4. D請負金額 × 100分の85
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正解:A請負金額 × 労務費率

賃金総額を正確に算定することが困難な建設の事業などでは、請負金額に労務費率を乗じて賃金総額を計算する特例があります。

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352第3種特別加入保険料率(海外派遣者)は、現在いくらの定率とされているか。

  1. A1,000分の2.5
  2. B1,000分の3
  3. C1,000分の5
  4. D1,000分の10
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正解:B1,000分の3

海外派遣者である第3種特別加入者に係る保険料率は、1,000分の3の定率と定められています。

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353労働保険事務組合に委託できる事業主の規模として、金融業・保険業・不動産業・小売業における常時使用労働者の上限はどれか。

  1. A50人以下
  2. B100人以下
  3. C200人以下
  4. D300人以下
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正解:A50人以下

金融業、保険業、不動産業、小売業を主たる事業とする場合、常時50人以下の労働者を使用する事業主が委託可能です。

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354政府が督促状を発する場合、指定すべき期限は督促状を発する日から起算して最低何日以上経過した日でなければならないか。

  1. A5日以上
  2. B7日以上
  3. C10日以上
  4. D14日以上
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正解:C10日以上

督促状により指定すべき納付期限は、督促状を発する日から起算して10日以上経過した日でなければならないと規定されています。

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355雇用保険印紙購入通帳の有効期間は、更新しない場合いつまでか。

  1. A交付の日から1年間
  2. B交付の日の属する保険年度の末日まで
  3. C交付の日の属する月の翌月末日まで
  4. D交付の日から無期限
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正解:B交付の日の属する保険年度の末日まで

雇用保険印紙購入通帳は、交付の日の属する保険年度に限りその効力を有します。

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356継続事業における概算保険料の延納に関して、最初の期分(4/1〜7/31)の納期限は通常いつか。

  1. A7月10日
  2. B7月31日
  3. C8月31日
  4. D10月31日
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正解:A7月10日

継続事業の延納における第1期の納期限は、年度更新の手続と同じく通常7月10日(6/1から40日以内)です。

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357有期事業(一括有期事業を除く)で延納が認められるには、事業の全期間がどれを超えている必要があるか。

  1. A3月
  2. B6月
  3. C9月
  4. D12月
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正解:B6月

有期事業の延納の要件として、事業の全期間が6月を超えていることが定められています。

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358概算保険料の額を延納で分割する際、等分して1円未満の端数が出た場合、その端数はどう処理されるか。

  1. Aすべての期分から切り捨てる
  2. B最初の期分の納付額に加算する
  3. C最後の期分の納付額に加算する
  4. D翌年度の概算保険料に繰り越す
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正解:B最初の期分の納付額に加算する

概算保険料の額を延納に係る期の数で等分した際に生じた1円未満の端数は、最初の期分の納付額に加算されます。

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359労働保険事務組合は、雇用保険印紙の受払状況について、所定の報告書をいつまでに報告しなければならないか。

  1. A毎月10日まで
  2. B毎月末日まで
  3. C翌月10日まで
  4. D翌月末日まで
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正解:D翌月末日まで

雇用保険印紙の交付を受けている事業主(事務組合を含む)は、毎月における受払状況を翌月末日までに報告しなければなりません。

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360特例納付保険料を納付しようとする対象事業主は、書面により誰に対して納付の申出を行わなければならないか。

  1. A所轄労働基準監督署長
  2. B所轄公共職業安定所長
  3. C都道府県労働局長
  4. D厚生労働大臣
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正解:C都道府県労働局長

特例納付保険料の納付の申出は、書面を都道府県労働局長に提出することによって行わなければなりません。

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361労働保険の保険関係成立の届出のうち、建設の有期事業において原則として記載が必要な事項はどれか。

  1. A事業所の床面積
  2. B素材の見込生産量
  3. C発注者の氏名又は名称
  4. D使用する重機の種類
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正解:C発注者の氏名又は名称

建設の事業にあっては、原則として請負金額並びに発注者の氏名又は名称等を届け出る必要があります。

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362追徴金が課せられるのはどのような場合か。

  1. A概算保険料の認定決定を受けた場合
  2. B確定保険料の認定決定を受けた場合
  3. C増加概算保険料の申告を怠った場合
  4. D確定保険料を納期限を過ぎて自主的に納付した場合
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正解:B確定保険料の認定決定を受けた場合

政府が確定保険料の額又は印紙保険料の額を認定決定した場合に追徴金が徴収されます。概算保険料の認定決定では徴収されません。

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363一括有期事業報告書は、次の保険年度の6月1日から起算して何日以内に提出しなければならないか。

  1. A20日以内
  2. B30日以内
  3. C40日以内
  4. D50日以内
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正解:C40日以内

一括有期事業の事業主は、次の保険年度の6月1日から起算して40日以内に一括有期事業報告書を提出しなければなりません。

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364労働保険料の還付を請求する場合、いつまでに還付請求書を提出しなければならないか。

  1. A確定保険料申告書を提出した日から10日以内
  2. B認定決定の通知を受けた日の翌日から起算して10日以内
  3. C概算保険料を納付した日の翌日から起算して20日以内
  4. D年度末の翌日から起算して30日以内
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正解:B認定決定の通知を受けた日の翌日から起算して10日以内

還付を請求する場合、確定保険料申告書を提出する際、又は認定決定の通知を受けた日の翌日から起算して10日以内に行う必要があります。

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365督促状に指定した期限までに労働保険料を完納した場合、延滞金はどうなるか。

  1. A全額徴収される
  2. B半額に減免される
  3. C納付額の10%が徴収される
  4. D徴収されない
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正解:D徴収されない

督促状に指定した期限までに労働保険料等指定の金額を完納したときは、延滞金は徴収されません。

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366労働保険関係法令の処分に対する不服申立ての方法として、正しいものはどれか。

  1. A必ず審査請求を経なければ訴訟を提起できない
  2. B審査請求と処分取消の訴えを自由に選択できる
  3. C労働基準監督署長への異議申立てに限られる
  4. D不服申立ては一切認められない
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正解:B審査請求と処分取消の訴えを自由に選択できる

徴収法に関する処分については、厚生労働大臣に対する審査請求か、裁判所への処分取消の訴えを自由に選択できます。

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367労働保険事務組合が業務廃止届を提出しなかった場合などの罰則において、科せられる可能性がある罰金はいくら以下か。

  1. A10万円以下
  2. B30万円以下
  3. C50万円以下
  4. D100万円以下
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正解:B30万円以下

帳簿の備付け違反や立入検査の拒否等の場合、6月以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金が科せられます。

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368労災保険の任意加入の申請をした場合、保険関係はいつ成立するか。

  1. A申請書を提出した日
  2. B申請書を提出した日の翌日
  3. C厚生労働大臣の認可があった日
  4. D厚生労働大臣の認可があった日の翌日
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正解:C厚生労働大臣の認可があった日

暫定任意適用事業において任意加入の申請をした場合、厚生労働大臣の認可があった日に保険関係が成立します。

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369一般保険料の額の算定基礎となる賃金総額について、賞与の扱いはどうなるか。

  1. A名称を問わず労働の対償として支払われるものであれば含まれる
  2. B年3回以上支給されるものに限り含まれる
  3. C金額の多寡に関わらず一切含まれない
  4. D基本給の一定割合を超える部分のみ含まれる
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正解:A名称を問わず労働の対償として支払われるものであれば含まれる

徴収法上の「賃金」には、名称のいかんを問わず労働の対償として支払われる賞与等も含まれます。

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370継続被一括事業名称、所在地変更届の提出期限はいつか。

  1. A変更があった日の翌日から10日以内
  2. B変更があった日の翌日から14日以内
  3. C遅滞なく
  4. D変更があった月の翌月末日まで
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正解:C遅滞なく

指定事業以外の事業(被一括事業)の名称等に変更があった場合は、「遅滞なく」提出しなければなりません(指定事業の場合は10日以内)。

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371雇用保険印紙が変更された場合における買戻しの期間は、変更された日からどの期間か。

  1. A1月
  2. B3月
  3. C6月
  4. D1年
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正解:C6月

雇用保険印紙が変更された日からの買戻し期間は、当該変更された日から6月とされています。

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372労災保険の暫定任意適用事業において、保険関係の消滅の申請を行うための要件として、保険関係成立後どの程度の期間を経過している必要があるか。

  1. A3月
  2. B6月
  3. C1年
  4. D3年
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正解:C1年

労災保険の暫定任意適用事業の消滅申請には、労働者の過半数の同意とともに、保険関係成立後1年を経過していることが要件となります。

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373概算保険料申告書の見込額の特例について、直前の保険年度の保険料算定基礎額を用いて計算できるのは、見込額が直前年度の何倍から何倍の範囲にある場合か。

  1. A100分の30以上100分の150以下
  2. B100分の50以上100分の200以下
  3. C100分の80以上100分の120以下
  4. D100分の90以上100分の110以下
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正解:B100分の50以上100分の200以下

見込額が直前の保険年度の100分の50以上100分の200以下である場合は、直前の保険年度の基礎額を用いて計算します。

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374有期事業のメリット制に係る収支率について、事業終了から9月経過日前についての算定に用いる調整率はどれか。

  1. A第1種調整率
  2. B第2種調整率
  3. C第3種調整率
  4. D第4種調整率
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正解:B第2種調整率

事業終了から9月経過日前に算定する場合は「第2種調整率」を用います(3月経過日前は第1種調整率)。

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375建設の事業において請負代金の額に加算されるべきものとして、事業主が注文者から受けたものはどれか。

  1. A工事現場の土地の賃料
  2. B工事用機械装置の据付け費用のみ
  3. C支給された工事用資材の価額相当額
  4. D下請負人の法定福利費
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正解:C支給された工事用資材の価額相当額

注文者等から工事用の資材等の支給を受けた場合、その物の価額相当額(又は機械器具の損料)を請負代金に加算します。

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376継続事業の概算保険料(延納しない場合)の額に1円未満の端数があるとき、その端数はどう処理されるか。

  1. A四捨五入する
  2. B切り上げる
  3. C切り捨てる
  4. D翌年度に繰り越す
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正解:C切り捨てる

概算保険料の額に1円未満の端数があるときは、その端数は切り捨てます。

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377認定決定により納付すべき確定保険料の額がいくら未満のときは、追徴金を徴収しないか。

  1. A100円未満
  2. B500円未満
  3. C1,000円未満
  4. D5,000円未満
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正解:C1,000円未満

認定決定による確定保険料又はその不足額が1,000円未満のときは、追徴金は徴収されません。

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378事業主が労働保険料から被保険者負担分を控除する場合、作成して事業場に備えなければならないものはどれか。

  1. A賃金控除同意書
  2. B一般保険料控除計算簿
  3. C法定福利費明細書
  4. D社会保険料徴収台帳
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正解:B一般保険料控除計算簿

一般保険料控除計算簿を作成し事業場ごとに備えなければなりません(賃金台帳をもって代えることができます)。

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379特例メリット制の適用を受けた場合の増減幅の限界は、基準労災保険率から非業務災害率を減じた率の最大いくらか。

  1. A100分の30
  2. B100分の35
  3. C100分の40
  4. D100分の45
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正解:D100分の45

中小事業主が特定の安全衛生措置を講じた場合の特例メリット制では、増減幅が100分の45に拡大されます(通常の継続事業は100分の40)。

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380一般保険料の雇用保険率のうち、育児休業給付に要する費用に対応する「育児休業給付費充当徴収保険率」はいくらか。

  1. A1,000分の2
  2. B1,000分の3.5
  3. C1,000分の4
  4. D1,000分の5.5
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正解:C1,000分の4

育児休業給付費充当徴収保険率は、1,000分の4と規定されています(内訳の表に基づく)。

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