⑥ 労務管理その他の労働に関する一般常識
社会保険労務士 第383問
問題
労働契約法に定める「安全配慮義務」に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
A使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう必要な配慮をするものとする。
B安全配慮義務における「生命、身体等の安全」には、心身の健康も含まれると解されている。
C使用者は、労働契約に特段の根拠規定がなくとも、労働契約上の付随的義務として当然に安全配慮義務を負う。
D安全配慮義務は、労働者の職種や労務内容にかかわらず、全労働者に対して全く同一の画一的な措置を講じることを要求するものである。✓ 正解
正解
D:安全配慮義務は、労働者の職種や労務内容にかかわらず、全労働者に対して全く同一の画一的な措置を講じることを要求するものである。
解説
必要な配慮とは一律に定まるものではなく、労働者の職種や労務内容などの具体的な状況に応じて配慮することが求められます。
分野解説:⑥ 労務管理その他の労働に関する一般常識
労働関係諸法令と労務管理の知識、労働経済の統計を扱う幅広い分野です。労働契約法、パートタイム・有期雇用労働法、労働者派遣法、育児介護休業法、男女雇用機会均等法、最低賃金法、障害者雇用促進法などの主要論点が問われます。あわせて労働力調査・毎月勤労統計・就労条件総合調査といった統計や白書の傾向も出題対象です。範囲が広く深追いすると切りがないため、法令は頻出条文に絞り、統計は最新版の大きな傾向をつかむ戦略が有効です。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
社会保険労務士について
労働・社会保険のスペシャリスト国家資格
| 主催 | 全国社会保険労務士会連合会 試験センター(厚生労働大臣委託) |
|---|---|
| 出題形式 | 選択式8科目8問(配点40点)と択一式7科目70問(配点70点) |
| 試験時間 | 選択式・択一式で異なるため公式サイトで要確認 |
| 受験料 | 15,000円(払込手数料は受験者負担) |
| 合格基準 | 総得点の基準点に加え、各科目の基準点を満たすこと(年度ごとに補正あり) |
| 難易度 | ★★★★★ |
社会保険労務士の関連記事
労基法・健保法から回す社会保険労務士10科目の学習順
労働6科目と社会保険4科目、800問を割ると最多は労基法と健保法。労基法・健保法・国年法・厚年法の順に回す理由、テキストは1冊に絞る使い方、選択式と択一式を1日で解ききる備え方。
10科目すべてに基準点、社労士試験は勉強量では突破できない
得意科目で稼いで苦手を捨てる、が構造的に効かない試験。10科目すべてに基準点があり、補正はされても下がることは当てにできない。厚年法と一般常識2科目が最上位、安衛法が最下位という並び。
足切りを防ぐには最下位科目を指標にする|社労士試験
総合点が足りているのに落ちる。その理由が科目基準点、いわゆる足切りです。割れやすい科目を見極め、管理指標を最下位科目に置き換え、範囲が絞れない科目は骨格で守るという運用に絞る。