日本酒検定2級・準1級・1級 ⑦ サービス

日本酒の提供サービスに関する知識を学ぶ分野です。温度帯による呼称(冷や・燗酒・冷酒の細分)、燗付け技法、酒器の種類と特徴、料理とのペアリング理論、保管方法、開栓後の品質変化、おすすめの提案方法などが扱われます。飲食業や酒販業のプロとしての顧客対応力が問われる、実務寄りの分野です。

この分野の問題165問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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281唎酒師がサービスを行う上で、同義の言語として「心尽し」「歓待」などと解釈される、有償に見合う接客の基本となる考え方はどれか。

  1. Aホスピタリティ
  2. Bアメニティ
  3. Cインセンティブ
  4. Dエンターテインメント
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正解:Aホスピタリティ

サービスと同義の言語として「ホスピタリティ」があり、「おもてなし」「心尽し」「歓待」などと解釈され、有償に見合うサービスの実行を心掛けるべきとされています。

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282唎酒師に求められるサービスの要素として、「好感度」「安全」「清潔」「正確」「敏速」と並び、付加価値を高めるために重要とされるものはどれか。

  1. A割引
  2. B会話
  3. C演出
  4. D笑顔
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正解:C演出

お客様の来店目的を洞察し、ゲストを優先したサービスやホストのアシストなど、さらに付加価値を高めた「演出」を行わなければならないとされています。

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283保存管理において、日本酒が太陽光などの紫外線の影響を受けた際に生じる、焦げた木や獣臭などに例えられる劣化臭を何と呼ぶか。

  1. A老香(ひねか)
  2. B日光臭
  3. Cつわり香
  4. D木香
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正解:B日光臭

紫外線が強いと短時間でも黄色化が進み、「日光臭」と呼ばれる焦げた木などに例えられる劣化臭が生じます。

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284日本酒を常温以上の温かい場所で保存するなど、熱の影響を受けた際に生じる、劣化した穀物のようなにおいを何と呼ぶか。

  1. A老香(ひねか)
  2. B日光臭
  3. Cつわり香
  4. D木香
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正解:A老香(ひねか)

熱の影響を受けると、黄色化が進むとともに「老香(ひねか)」と呼ばれる劣化した穀物のようなにおいが生じます。

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285日本酒の保存管理において、太陽光だけでなく室内照明であっても、紫外線を多く含むため遮光などの注意が必要とされる光源はどれか。

  1. A白熱電球
  2. BLEDランプ
  3. C蛍光灯
  4. Dハロゲンランプ
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正解:C蛍光灯

蛍光灯にも紫外線を発する物質が含まれているため、光の入らない場所や蛍光灯の光を遮断できる環境での保存が望ましいとされています。

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286日本酒の品質を保つための理想的な保存温度として、最も適切な温度帯はどれか。

  1. A-5〜0℃
  2. B5〜10℃
  3. C15〜20℃
  4. D20〜25℃
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正解:B5〜10℃

日本酒の保存は最高でも15℃以下、理想は「5〜10℃」の保存が望ましいとされています。

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287生酒を保存する際、イソアミルアルコールの酵素的酸化によって生じる「生老香(なまひねか)」の発生を極力遅らせるために推奨される保存温度は何度以下か。

  1. A15℃以下
  2. B10℃以下
  3. C5℃以下
  4. D常温
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正解:C5℃以下

生老香の発生を少しでも遅らせる工夫として、5℃以下、可能であれば0℃以下で保存することが推奨されています。

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288日本酒のラベル表示において、食品表示法の規定により一般的に記載が省略(免除)されている項目はどれか。

  1. A製造年月
  2. B原材料名
  3. C内容量
  4. D賞味期限
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正解:D賞味期限

アルコール分を多く含む日本酒は、腐敗などの品質劣化が起きにくいため、食品表示法により「賞味期限」の表示を省略できると規定されています。

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289日本酒のラベルに記載されている「製造年月」とは、具体的にどの時点を指しているか。

  1. A醪を搾った日
  2. B米を収穫した日
  3. C日本酒を瓶に詰めた日
  4. D出荷された日
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正解:C日本酒を瓶に詰めた日

ラベルに記載されている製造年月は、醪を搾った時期などではなく、「日本酒を瓶に詰めた日」を意味しています。

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290日本酒を海外に輸出する際などに利用される、内部の温度管理(冷蔵など)が可能な輸送用コンテナを何と呼ぶか。

  1. Aドライコンテナ
  2. Bリーファーコンテナ
  3. Cタンクコンテナ
  4. Dバルクコンテナ
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正解:Bリーファーコンテナ

海外への海上輸送では、温度調整が可能な『リーファーコンテナ』を使用しているかを必ず確認すべきとされています。

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291日本酒の計量に用いられる尺貫法の「一升(いっしょう)」は、現在のメートル法(ミリリットル)に換算するといくらか。

  1. A180ml
  2. B720ml
  3. C1800ml
  4. D18000ml
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正解:C1800ml

尺貫法における「一升」は、現在のメートル法で1.8L(1800ml)に相当します。

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292日本酒の計量に用いられる尺貫法の「一合(いちごう)」は、現在のメートル法(ミリリットル)に換算するといくらか。

  1. A18ml
  2. B180ml
  3. C720ml
  4. D1800ml
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正解:B180ml

尺貫法における「一合」は、現在のメートル法で180mlに相当します。

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293お客様に日本酒を提供する際、抜栓したボトルの口をトーション(布)で拭う主な目的はどれか。

  1. A保温性を高めるため
  2. B見栄えを良くする演出のため
  3. C衛生面を考慮するため
  4. Dアルコールの揮発を防ぐため
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正解:C衛生面を考慮するため

瓶や酒器に注ぐ前に、ボトルの口をトーションで拭うなど、衛生面を考慮したサービスを行うべきとされています。

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294日本酒の提供温度を表す用語のうち、「雪冷え(ゆきひえ)」はおおよそ何度を指すか。

  1. A0℃
  2. B5℃
  3. C10℃
  4. D15℃
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正解:B5℃

提供温度の表現として、「雪冷え」はおおよそ5℃の温度帯を指します。

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295日本酒の提供温度を表す用語のうち、「花冷え(はなひえ)」はおおよそ何度を指すか。

  1. A5℃
  2. B10℃
  3. C15℃
  4. D20℃
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正解:B10℃

提供温度の表現として、「花冷え」はおおよそ10℃の温度帯を指します。

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296日本酒の提供温度を表す用語のうち、「涼冷え(すずひえ)」はおおよそ何度を指すか。

  1. A5℃
  2. B10℃
  3. C15℃
  4. D20℃
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正解:C15℃

提供温度の表現として、「涼冷え」はおおよそ15℃の温度帯を指します。

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297日本酒を「冷やす」ことによる香味の変化(メリット)として、最も適切なものはどれか。

  1. A香りが爽やかに感じられ、テクスチャーが引き締まる
  2. B甘味や旨味がより強く感じられるようになる
  3. Cアルコール臭が際立ち、辛口に感じる
  4. D熟成香が強くなり、複雑な味わいになる
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正解:A香りが爽やかに感じられ、テクスチャーが引き締まる

日本酒を冷やすメリットとして、「香りが爽やかに感じられる」「テクスチャーが引き締まる」などが挙げられます。

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298日本酒を「冷やす」ことによる香味の変化(デメリット)として、起こりやすい現象はどれか。

  1. A甘味が強く感じられクドくなる
  2. B苦味や渋味が突出し、旨味が感じにくくなる
  3. C酸味が弱まりぼやけた味わいになる
  4. Dアルコールの刺激が強くなりむせやすくなる
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正解:B苦味や渋味が突出し、旨味が感じにくくなる

冷やすことのデメリットとして、「香りが立ちにくくなる」「苦味や渋味が突出しやすい」「甘味や旨味が感じにくくなる」などが挙げられます。

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299日本酒の燗酒の温度表現のうち、「日向燗(ひなたかん)」はおおよそ何度を指すか。

  1. A30℃
  2. B35℃
  3. C40℃
  4. D45℃
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正解:A30℃

燗酒の温度表現として、「日向燗」はおおよそ30℃の温度帯を指します。

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300日本酒の燗酒の温度表現のうち、「人肌燗(ひとはだかん)」はおおよそ何度を指すか。

  1. A30℃
  2. B35℃
  3. C40℃
  4. D45℃
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正解:B35℃

燗酒の温度表現として、「人肌燗」はおおよそ35℃の温度帯を指します。

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301日本酒の燗酒の温度表現のうち、「ぬる燗」はおおよそ何度を指すか。

  1. A35℃
  2. B40℃
  3. C45℃
  4. D50℃
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正解:B40℃

燗酒の温度表現として、「ぬる燗」はおおよそ40℃の温度帯を指します。

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302日本酒の燗酒の温度表現のうち、「上燗(じょうかん)」はおおよそ何度を指すか。

  1. A35℃
  2. B40℃
  3. C45℃
  4. D50℃
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正解:C45℃

燗酒の温度表現として、「上燗」はおおよそ45℃の温度帯を指します。

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303日本酒の燗酒の温度表現のうち、「熱燗(あつかん)」はおおよそ何度を指すか。

  1. A40℃
  2. B45℃
  3. C50℃
  4. D55℃
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正解:C50℃

燗酒の温度表現として、「熱燗」はおおよそ50℃の温度帯を指します。

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304日本酒を「温める(燗にする)」ことによる香味の変化(メリット)として、最も適切なものはどれか。

  1. A香りが立ちにくくなる
  2. B甘味や旨味がふくよかに感じられ、まろやかになる
  3. Cテクスチャーが引き締まりシャープになる
  4. D苦味や渋味が際立つ
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正解:B甘味や旨味がふくよかに感じられ、まろやかになる

温めることのメリットとして、香りがふくよかに感じられたり、甘味や酸味がまろやかに感じられるようになります。

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305湯煎で燗をつける際、アルコールが過度に揮発するのを防ぐため、理想とされるお湯の温度はおおよそ何度前後か。(※アルコールの沸点は78.3℃)

  1. A約50℃
  2. B約80℃
  3. C約100℃(沸騰した湯)
  4. D約120℃
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正解:B約80℃

アルコールの沸点が78.3℃であることを考慮し、アルコールの揮発が少なく済む「80℃前後の湯」で温めるのが理想とされます。

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306電子レンジを用いて燗をつける際のデメリットとして、最も適切なものはどれか。

  1. A香気成分がすべて飛んでしまう
  2. B容器の形状によって温度ムラができやすい
  3. Cアルコール度数が上昇してしまう
  4. D色が黄色く変色する
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正解:B容器の形状によって温度ムラができやすい

電子レンジは熱の伝導が異なるため、徳利の細い首部分と太い底部分で温度ムラができやすく、温度コントロールがしにくいのがデメリットです。

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307アルコール度数が高いお酒や濃醇な日本酒を燗にする際、よりスムーズでまろやかな飲み口にするために「1割程度の水を加えてから温める」手法を何と呼ぶか。

  1. A直火燗
  2. B割水燗
  3. C湯煎燗
  4. D電子レンジ燗
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正解:B割水燗

日本酒に1割程度の水を加えてから燗をする「割水燗(わりみずかん)」という手法があり、まろやかでスムーズな飲み口に仕上がります。

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308陶器など「土(粘土)」を主原料とする酒器の特徴として、最も適切なものはどれか。

  1. A薄手で軽く、清涼感がある
  2. B厚みがあり質感が柔らかく、温かみのある印象を与える
  3. C透明で中身の色合いが分かりやすい
  4. D金属のイオン効果で味がまろやかになる
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正解:B厚みがあり質感が柔らかく、温かみのある印象を与える

土を素材とする陶器は、厚みがあるものが多く、質感が柔らかいことや温かみのある印象を与えることが特徴です。

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309磁器など「石(陶石)」を主原料とする酒器の特徴として、最も適切なものはどれか。

  1. A吸水性が高く、香りが移りやすい
  2. B厚みがあり温かみのある印象を与える
  3. C吸水性がなく表面がなめらかで、涼しげな印象を与える
  4. D落としても割れない耐久性を持つ
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正解:C吸水性がなく表面がなめらかで、涼しげな印象を与える

石(陶石)と粘土を原料とする磁器は、吸水性がなく硬いこと、表面がなめらかで涼しげな印象を与えることが特徴です。

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310「金属製」の酒器のうち、イオン効果によって不純物を吸収し、お酒の味わいをまろやかにすると古くから言われている素材はどれか。

  1. A
  2. B
  3. Cチタン
  4. D錫(すず)
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正解:D錫(すず)

錫(すず)は高いイオン効果を持つため、不純物を吸収しお酒の味わいをまろやかにすると言われ、古くから酒器として重宝されています。

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311「陶器」など、粘土や長石を含む土を主原料とする酒器の一般的な特徴として、最も適切なものはどれか。

  1. A吸水性がなく、表面が非常になめらかである
  2. B薄手で軽く、中身の液体の色が透けて見える
  3. C吸水性があり、厚みがあって質感が柔らかく温かみがある
  4. D熱伝導率が極めて高く、冷酒を注ぐとすぐに器も冷たくなる
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正解:C吸水性があり、厚みがあって質感が柔らかく温かみがある

土を原料とする陶器は、吸水性があり、厚みのあるものが多く、質感が柔らかく温かみのある印象を与えるのが特徴です。

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312陶石の粉と粘土を原料とする「磁器」の一般的な特徴として、最も適切なものはどれか。

  1. A吸水性があり、使っていくうちに色が染み込む
  2. B吸水性がなく、質感が硬くて表面がなめらかである
  3. C木材特有の香りがお酒に移る
  4. D保温性が非常に高く、燗酒が全く冷めない
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正解:B吸水性がなく、質感が硬くて表面がなめらかである

石(陶石)を主原料とする磁器は、吸水性がなく、質感が硬く表面がなめらかで、涼しげな印象を与えます。

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313金、銀、錫(すず)、チタンなどの「金属製」酒器の一般的な特徴として、適切なものはどれか。

  1. A非常に軽く、落としても割れないが熱に弱い
  2. B吸水性が高く、お酒の色や香りが染み込みやすい
  3. C重量感があり、熱伝導に優れるためお酒の温度を保ちやすい
  4. D電子レンジでの加熱に最も適している
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正解:C重量感があり、熱伝導に優れるためお酒の温度を保ちやすい

金属製酒器は重量感があり、熱伝導に優れるため冷酒や燗酒の温度を保ちやすく、腐食が少ないなどの特徴があります。

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314テイスティングや利き酒でよく用いられる、底に濃い青色の同心円模様が描かれた酒器を何と呼ぶか。

  1. Aぐい呑み
  2. B片口
  3. C蛇の目の猪口
  4. Dちろり
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正解:C蛇の目の猪口

底に青い模様が描かれた「蛇の目の猪口」は、白い部分で透明度を、青い部分との境界線で色合いを確認するのに適しています。

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315日本酒を飲む際に使用する小振りの酒器「猪口(ちょこ)」の語源とされる意味はどれか。

  1. A猪の口のような形をしていること
  2. B「ちょっとしたもの」や「安直」を意味する言葉
  3. C朝鮮半島から伝来した「チョッカル」という器
  4. D神事に用いる「直会(なおらい)」の略称
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正解:B「ちょっとしたもの」や「安直」を意味する言葉

猪口は、「ちょっとしたもの」や「安直」を示す「ちょく」という言葉が転じて名付けられたとされています。

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316「ぐい呑み」と「猪口」の違いについて、一般的な見解として最も適切なものはどれか。

  1. Aぐい呑みはガラス製、猪口は陶器製と決まっている
  2. Bぐい呑みは燗酒専用、猪口は冷酒専用である
  3. C明確な区別はないが、ぐい呑みのほうが猪口よりも大きいものが多い
  4. Dぐい呑みには必ず持ち手(取っ手)が付いている
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正解:C明確な区別はないが、ぐい呑みのほうが猪口よりも大きいものが多い

両者に明確な定義や区別はありませんが、「ぐいっと呑める」ことから、猪口よりも一回り大きいサイズのものをぐい呑みと呼ぶことが多いです。

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317木製の立方体形状をした酒器「枡(ます)」でお酒を飲む際の作法として、本来は推奨されていない(マナーとして注意すべき)飲み方はどれか。

  1. A角(角の部分)から飲む
  2. B平らな縁(辺の部分)から飲む
  3. C木の香りを楽しみながら飲む
  4. D縁に塩を盛り、塩を舐めながら飲む
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正解:D縁に塩を盛り、塩を舐めながら飲む

縁に塩を置いて舐めながら飲むスタイルが見られますが、これは本来の枡の作法として想定されて作られたものではないため留意が必要です。

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318ワイングラスの中で、空気との接触面を広くするために大振りに作られており、濃醇な味わいを感じやすい形状のものはどれか。

  1. Aフルート型グラス
  2. Bシェリーグラス
  3. Cボルドー型ワイングラス
  4. Dリキュールグラス
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正解:Cボルドー型ワイングラス

ボルドー地方産の赤ワイン用に開発されたボルドー型は、空気接触面を広めるために大振りで口径が大きいのが特徴です。

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319ワイングラスの中で、やや大振りで湾曲性が高く、華やかな香りを最大限に引き出し、生かすのに適した形状のものはどれか。

  1. Aボルドー型ワイングラス
  2. Bブルゴーニュ型ワイングラス
  3. Cフルート型グラス
  4. Dシェリーグラス
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正解:Bブルゴーニュ型ワイングラス

ブルゴーニュ地方産の赤ワイン用に開発されたブルゴーニュ型は、特有の華やかな香りを生かすため、湾曲性の高い形状をしています。

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320スパークリング日本酒などに適している、炭酸ガスの揮発を防ぐために口径を狭くした細長い形状のグラスはどれか。

  1. Aボルドー型ワイングラス
  2. Bブルゴーニュ型ワイングラス
  3. Cフルート型グラス
  4. Dブランデーグラス
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正解:Cフルート型グラス

フルート型グラスは、スパークリングワインなどに含まれる炭酸ガスの揮発を防ぐため、口径を狭く細長い形状に作られています。

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321江戸時代後期に広まった、透明なガラスの表面にカット(彫刻)を施す技術を用いた伝統的な酒器を何と呼ぶか。

  1. A津軽塗
  2. B切子(きりこ)
  3. C曲げわっぱ
  4. D薩摩焼
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正解:B切子(きりこ)

ガラスの表面にカットを施す技術を「切子」と呼び、薩摩切子や江戸切子などが有名で、透明感と華やかな印象を与えます。

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322注ぎ口と長柄が付いた形状をしており、古来より神事や三三九度、節会などの正式な場で用いられてきた注器はどれか。

  1. A徳利
  2. B片口
  3. Cちろり
  4. D銚子(ちょうし)
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正解:D銚子(ちょうし)

銚子は注ぎ口と長柄の付いた酒器で、神事などの格式高い儀式で古くから用いられてきました。

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323現在では日本酒を温めたり注いだりするのによく使われる「徳利(とっくり)」は、江戸時代には主にどのような用途で使われていたか。

  1. A醤油や酢などを蓄えるための容器
  2. Bお茶を淹れるための急須
  3. C花を飾るための花瓶
  4. D薬を調合するための乳鉢
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正解:A醤油や酢などを蓄えるための容器

徳利は元来、醤油や酢などを蓄えるための陶器製の壺であり、江戸時代に入ってから日本酒用の酒器として転用されました。

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324口縁部の一部に注ぎ口がある「片口(かたくち)」を使用する際の注意点として、最も適切なものはどれか。

  1. A熱伝導率が低いため、燗酒には全く使えない
  2. B空気接触面が広いため、過剰な酸化や香気成分の揮発に注意する
  3. C吸水性が高すぎるため、1時間以上お酒を入れてはいけない
  4. D必ず両手で持たなければならないという厳格なマナーがある
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正解:B空気接触面が広いため、過剰な酸化や香気成分の揮発に注意する

片口は液面が広く空気に触れやすいため、過剰な酸化や香気成分の揮発に注意して提供する必要があります。

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325銅、錫、アルミなどで作られ、容器ごと湯の中に入れて日本酒を短時間で温める(燗をつける)ための専用酒器はどれか。

  1. A徳利
  2. B銚子
  3. C片口
  4. Dちろり
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正解:Dちろり

ちろり(銚釐)は、容器ごと湯の中に入れて温める燗用の酒器で、熱伝導率の高い金属で作られることが多いです。

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326香りが弱い日本酒を提供する際、香りを強調して最大限に引き出したい場合に適した酒器の形状はどれか。

  1. A口径が極端に狭い直線型のグラス
  2. B湾曲性が高く、ラッパ型に開いたグラス
  3. C底が浅く平らな平盃(ひらはい)
  4. D厚手の木製枡
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正解:B湾曲性が高く、ラッパ型に開いたグラス

香りが弱いお酒には、湾曲性の高いグラスやラッパ型の酒器を使用することで、香りを集めて強調することができます。

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327冷たい温度帯(5〜10℃など)で提供する日本酒を注ぐ際、飲用中の温度変化(ぬるくなること)を防ぐために適した酒器の選び方はどれか。

  1. A大振りの酒器にたっぷり注ぐ
  2. B小振りの酒器を選び、飲み切れる量だけ注ぐ
  3. C保温性の高い木製の枡で提供する
  4. D常温の平盃で提供する
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正解:B小振りの酒器を選び、飲み切れる量だけ注ぐ

冷たい温度で提供すべき日本酒は、温度変化を避けるため、小振りの酒器に注ぎ、冷たいうちに飲み切れるようにするのが鉄則です。

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328日本酒の味わいを「軽快(すっきり)」に感じさせたい場合、酒器の「口径の大きさ」はどのように選ぶのが効果的か。

  1. A口径の小さな(狭い)酒器を選ぶ
  2. B口径の大きな(広い)酒器を選ぶ
  3. C口径の大きさは味わいに影響しない
  4. D四角い形状の口径を選ぶ
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正解:A口径の小さな(狭い)酒器を選ぶ

口径の小さな酒器は少しずつしか口内に入らないため味わいを軽快に感じやすく、逆に大きいと大量に入り濃醇に感じやすくなります。

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329ボトルからグラスや酒器に日本酒を注ぐ際、サービスの基本として心掛けるべき正しい向きはどれか。

  1. Aボトルの底を上に向けて注ぐ
  2. Bボトルのラベルを下(見えない方向)に向けて注ぐ
  3. Cボトルのラベルをお客様の正面(見える方向)に向けて注ぐ
  4. Dボトルの口をグラスの底に完全に密着させて注ぐ
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正解:Cボトルのラベルをお客様の正面(見える方向)に向けて注ぐ

お酒を注ぐ際は、お客様に銘柄が確認できるよう、ボトルのラベルを上(お客様の正面)に向けて注ぐのが基本的なマナーです。

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330陶磁器やガラス製の酒器を洗浄する際、お酒の風味を損なわないための注意点として最も適切なものはどれか。

  1. A油汚れを落とすため、強い柑橘系の香りがする洗剤を大量に使用する
  2. B洗剤は一切使用せず、冷水のみで洗う
  3. C匂いの強い洗剤は避け、中性洗剤と専用のスポンジを使用する
  4. D他の食器(油汚れのある皿など)と同じスポンジで一緒に洗う
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正解:C匂いの強い洗剤は避け、中性洗剤と専用のスポンジを使用する

匂い移りを防ぐため、強い香りの洗剤は避け、無香料の中性洗剤と、グラスや酒器専用のスポンジを用意して洗浄すべきです。

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331木製酒器(枡など)の洗浄および保管における注意点として、正しいものはどれか。

  1. A中性洗剤で強く擦り洗いし、濡れたまま伏せて保管する
  2. B洗剤は極力使用せず、ぬるま湯ですすいだ後、カビが発生しないよう十分に乾燥させる
  3. C漂白剤に一晩浸け置きして殺菌する
  4. D食器洗い乾燥機を使用して高温で一気に乾燥させる
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正解:B洗剤は極力使用せず、ぬるま湯ですすいだ後、カビが発生しないよう十分に乾燥させる

木製酒器は吸水性が高いため洗剤の使用は汚れがひどい時のみにとどめ、洗浄後はカビを防ぐために十分に乾燥させることが重要です。

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332飲食店の業務用酒燗器において、日々の洗浄・メンテナンスが不十分な場合に引き起こされる主な劣化の症状はどれか。

  1. A鉄分が溶け出し、お酒が黒く変色する
  2. Bアルコール度数が異常に高くなる
  3. C乳酸菌などに汚染され、外観の白濁や傷んだヨーグルトのような酸臭が発生する
  4. D急激に熟成が進み、古酒のような琥珀色になる
正解と解説を見る

正解:C乳酸菌などに汚染され、外観の白濁や傷んだヨーグルトのような酸臭が発生する

酒燗器の洗浄不備は、乳酸菌などの微生物汚染を招き、白濁や傷んだヨーグルトのような不快な香り(酸臭)の原因となります。

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333洋食のコース料理などで、前菜から主菜までそれぞれの料理に合わせた別々のワインや日本酒を提案・提供するスタイルを何と呼ぶか。

  1. Aカクテル
  2. Bペアリング(マリアージュ)
  3. Cブレンド
  4. Dフランベ
正解と解説を見る

正解:Bペアリング(マリアージュ)

料理と酒の相性を考え、一皿ごとに異なるお酒を組み合わせるスタイルは「ペアリング(仏語:マリアージュ)」と呼ばれます。

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334和食における「八寸」のように、一皿に多種多様な味付けの料理が盛られている場合、合わせる日本酒にはどのような特徴が求められるか。

  1. A極端に甘味が強いこと
  2. B香りが強烈で料理の匂いを消せること
  3. C酸味が全くないこと
  4. D幅広い料理の味を受け止めることができる、相性の幅の広さ
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正解:D幅広い料理の味を受け止めることができる、相性の幅の広さ

多種類の料理が混在する和食には、個性が強すぎず、多様な味を受け止める「相性の幅が広い日本酒」が重宝されます。

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335料理と日本酒の相性において、良い組み合わせとされる「同調」の具体例として、最も適切なものはどれか。

  1. A香草の爽やかな香りを持つ白ワインと、ハーブを使ったサラダを合わせる
  2. B激辛の料理に、アルコール度数60度の強い蒸留酒を合わせる
  3. C甘いケーキに、塩辛いお酒を合わせる
  4. D生魚に、鉄分の多い赤ワインを合わせる
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正解:A香草の爽やかな香りを持つ白ワインと、ハーブを使ったサラダを合わせる

「同調」とは同じような要素を調和させることであり、香草の香りのワインとハーブのサラダなどがその代表例です。

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336料理と酒の相性における「ウォッシュ」または「リセット」と呼ばれる効果の例として、適切なものはどれか。

  1. A日本酒の旨味で、出汁の風味をさらに倍増させること
  2. B赤ワインの渋味(タンニン)で、肉料理の脂分を口内から洗い流すこと
  3. C料理の甘味とお酒の辛味をぶつけて、新しい味を生み出すこと
  4. D炭酸ガスで胃を膨らませて満腹感を与えること
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正解:B赤ワインの渋味(タンニン)で、肉料理の脂分を口内から洗い流すこと

赤ワインの渋味や強いお酒のアルコール感で、口内に残った料理の油脂成分を洗い流す効果を「ウォッシュ(リセット)」と呼びます。

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337日本酒と料理の相性における「五味の完成」とは、日本酒に不足している「ある味覚」を料理で補うことを指すが、その味覚とは何か。

  1. A甘味
  2. B酸味
  3. C苦味
  4. D塩味
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正解:D塩味

日本酒には「塩味」が含まれていないため、塩辛い料理などを合わせることで五味が揃い、相性が高まる効果があります。

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338料理と酒の相性が「反発」する(相性が悪い)例として、テキストで挙げられている組み合わせはどれか。

  1. A牛肉のステーキとフルボディの赤ワイン
  2. Bワインと数の子(カズノコ)
  3. Cチーズと純米酒
  4. D生ガキと酸味の強い白ワイン
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正解:Bワインと数の子(カズノコ)

ワインとカズノコを合わせると、渋味の成分が魚卵の血合いの部分などと反発し、強烈な生臭さを生じさせるため相性が悪いとされます。

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339全国の代表的な酒器(伝統工芸品)のうち、秋田県大館市の特産品であり、杉の柾目を曲げて作られる美しい木目と香りが特徴の木製酒器はどれか。

  1. A津軽塗
  2. B輪島塗
  3. C大館曲げわっぱ
  4. D江戸切子
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正解:C大館曲げわっぱ

秋田県大館市の「大館曲げわっぱ」は、天然秋田杉の香りと美しい木目が特徴の、日本を代表する木製容器(酒器)です。

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340金属製酒器に使用される「錫(すず)」の素材としての特徴で、古くから日本酒を美味しくすると言われている理由はどれか。

  1. A高いイオン効果を持ち、不純物を吸収して味わいをまろやかにするため
  2. Bお酒のアルコール度数を物理的に下げる効果があるため
  3. Cお酒が青色に変化し、視覚的に清涼感を与えるため
  4. Dお酒の中に含まれる糖分を分解し、辛口に変化させるため
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正解:A高いイオン効果を持ち、不純物を吸収して味わいをまろやかにするため

錫(すず)は高いイオン効果を持つため、不純物を吸収し、お酒の味わいをまろやかにすると古くから重宝されています。

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341日本酒と料理の相性において、白身魚や豆腐料理など味わいが繊細な料理に対して、風味を損なわず「素材の持つ味わいを引き出す」効果が期待できる日本酒のタイプはどれか。

  1. A薫酒
  2. B爽酒
  3. C醇酒
  4. D熟酒
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正解:B爽酒

爽酒のような軽快な酒質は、繊細な料理の味わいを損なうことなく、素材の味を優しく引き出すのに適しています。

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342日本酒は「スープ(椀物)」と好相性を示すことが多いが、その主な理由として最も適切なものはどれか。

  1. A日本酒の酸味がスープの塩分を中和するため
  2. Bスープの温度が日本酒のアルコールを揮発させるため
  3. C日本酒に含まれる炭酸ガスがスープの香りを引き立てるため
  4. Dスープの出汁の旨味と、日本酒の旨味が同調するため
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正解:Dスープの出汁の旨味と、日本酒の旨味が同調するため

日本料理の椀物などの出汁の旨味を味わう目的と、旨味が味わいの主体である日本酒の特性が同調しやすいため、好相性となります。

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343香辛料(スパイス)を多用した料理に対して、特に同調して良い相性を示すことが多い日本酒のタイプはどれか。

  1. A薫酒
  2. B爽酒
  3. C醇酒
  4. D熟酒
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正解:D熟酒

香辛料(スパイス)類を使用する料理には、同じくスパイスのような香りを持つ「熟酒(熟成タイプ)」が同調し、良い相性を示します。

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344バターや生クリーム、チーズといった乳製品を使用したコクのある料理に対して、特に好相性を示すことが多い日本酒はどれか。

  1. A香りの高い大吟醸酒
  2. B生酛系酒母を活用した醇酒
  3. C炭酸ガスを含むスパークリング日本酒
  4. Dアルコール添加量の多い普通酒
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正解:B生酛系酒母を活用した醇酒

自然界の乳酸菌を活用した生酛系酒母(生酛、山廃酛)で造られた醇酒は、乳酸菌由来のクリーミーな風味があり、乳製品と好相性です。

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345薫酒(香りの高いタイプ)の香りと同調させることで、良い相性を示す料理の要素はどれか。

  1. A強い塩味と魚介の生臭み
  2. B果実や香草類(ハーブ)
  3. C濃厚な動物性油脂
  4. D長期熟成された味噌や醤油
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正解:B果実や香草類(ハーブ)

果実や香草類を使用した料理(西洋料理やエスニック料理など)は、同様の華やかな香りを持つ薫酒と同調し、好相性を示します。

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346薫酒(香りの高いタイプ)のフルーティーな吟醸香を活かし、スムーズな飲み口にするための適した提供温度はおおよそ何度か。

  1. A0〜5℃
  2. B10〜15℃
  3. C25〜30℃
  4. D40〜45℃
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正解:B10〜15℃

薫酒は冷やしすぎると香りが閉じ、温めすぎるとアルコールが際立つため、10〜15℃(花冷え〜涼冷え)が適しています。

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347薫酒(香りの高いタイプ)の華やかな香りを最大限に引き出し、視覚的にも印象付けるのに適した酒器の形状はどれか。

  1. A口径の狭い直線型のグラス(フルートグラスなど)
  2. B湾曲性の高い形状のグラス(ブルゴーニュ型など)やラッパ型
  3. C底が浅く平たい形状(平盃など)
  4. D厚みのある陶器製のぐい呑み
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正解:B湾曲性の高い形状のグラス(ブルゴーニュ型など)やラッパ型

薫酒の香りを集めて引き出すため、ブルゴーニュ型ワイングラスやラッパ型のグラスなど、湾曲性の高い形状が適しています。

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348爽酒(軽快でなめらかなタイプ)の「シャープな飲み口」や「ドライな後味」を引き出すために適した提供温度はおおよそ何度か。

  1. A5〜15℃
  2. B20〜25℃
  3. C30〜35℃
  4. D40〜50℃
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正解:A5〜15℃

爽酒は低い温度の方がよりシャープさや軽快さが強調されるため、5〜15℃(雪冷え〜涼冷え)の冷たい温度帯が適しています。

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349爽酒(軽快でなめらかなタイプ)の「シャープな飲み口」を利用し、料理の油脂成分を洗い流す「ウォッシュ(リセット)効果」を狙うペアリングとして適切なものはどれか。

  1. A白身魚の刺身や冷奴
  2. B鶏の唐揚げや牛タンの塩焼き
  3. Cあんかけ料理や茶碗蒸し
  4. Dフルーツの盛り合わせ
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正解:B鶏の唐揚げや牛タンの塩焼き

爽酒のドライな後味は、唐揚げや塩焼きなどの脂分を洗い流し、口内をリセットする効果(ウォッシュ)が期待できます。

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350醇酒(コクのあるタイプ)の「ふくよかな香り」や「厚みのある旨味」を引き出すために適した提供温度として、正しいものの組み合わせはどれか。

  1. A0〜5℃ または 10〜15℃
  2. B5〜10℃ または 25〜30℃
  3. C15〜20℃ または 40〜45℃
  4. D30〜35℃ または 55〜60℃
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正解:C15〜20℃ または 40〜45℃

醇酒の旨味やコクを引き出すには、冷たすぎない15〜20℃(常温付近)か、ぬる燗から上燗にあたる40〜45℃が適しています。

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351醇酒(コクのあるタイプ)の濃醇な旨味と同調し、非常に良い相性を示す料理の例として適切なものはどれか。

  1. A蕎麦やそうめん
  2. B白身魚のカルパッチョや生春巻き
  3. Cぶり大根、牛肉のステーキ、チンジャオロースー
  4. Dフルーツの盛り合わせ
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正解:Cぶり大根、牛肉のステーキ、チンジャオロースー

醇酒は、ぶり大根などの和食から、牛肉のステーキ、中華料理など、旨味やコクの強い料理と幅広く同調します。

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352次のうち、北海道の特産品または郷土料理として選定されているものはどれか。

  1. A石狩鍋、ジンギスカン、ルイベ
  2. Bいちご煮、せんべい汁、じゃっぱ汁
  3. Cひっつみ、わんこそば、どんこ汁
  4. Dはらこ飯、ずんだ餅、おくずかけ
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正解:A石狩鍋、ジンギスカン、ルイベ

石狩鍋、ジンギスカン、ルイベ(凍らせた鮭の刺身)、イカめしなどは北海道の代表的な郷土料理です。

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353ウニとアワビの吸物で、お椀に盛ったウニが野イチゴのように見えることから名付けられた、青森県の郷土料理はどれか。

  1. Aどんがら汁
  2. Bいちご煮
  3. Cじゃっぱ汁
  4. Dこづゆ
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正解:Bいちご煮

青森県の「いちご煮」は、ウニとアワビを使用した贅沢な吸物であり、ウニの形が野イチゴに似ていることが名前の由来です。

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354大根を囲炉裏の上で燻製にし、主に米ぬかと塩で漬け込んだ、秋田県を代表する漬物(郷土料理)はどれか。

  1. A松前漬け
  2. Bいぶりがっこ
  3. Cしそ巻き
  4. Dすんき漬け
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正解:Bいぶりがっこ

「いぶりがっこ」は秋田県の郷土料理で、大根を燻製にして漬け込んだ独特の風味を持つ漬物です。

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355キュウリ、ナス、ミョウガ、大葉などの夏野菜を細かく刻んで醤油や出汁で和えた、山形県の郷土料理はどれか。

  1. Aだし
  2. B冷や汁
  3. Cどんがら汁
  4. Dむき蕎麦
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正解:Aだし

山形県の「だし」は、刻んだ夏野菜などを和えたもので、ご飯や豆腐にかけて食べる郷土料理です。

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356会津地方の代表的な郷土料理で、ホタテの貝柱の出汁に、里芋、人参、キクラゲ、糸こんにゃくなどを小さく切って煮込んだお祝いの席の汁物はどれか。

  1. Aのっぺい汁
  2. Bけの汁
  3. Cこづゆ
  4. Dざくざく
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正解:Cこづゆ

「こづゆ」は福島県会津地方の郷土料理で、ホタテの干し貝柱で出汁を取り、小さく切った具材を煮込んだお祝いの汁物です。

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357アサリやハマグリなどの貝類とネギなどを味噌や醤油で煮込み、ご飯にかけた東京都(関東)の郷土料理はどれか。

  1. A柳川鍋
  2. B深川丼
  3. Cちゃんこ鍋
  4. Dねぎま鍋
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正解:B深川丼

「深川丼」は、アサリなどの貝類とネギを煮込んでご飯にかけた、江戸時代から伝わる東京都の郷土料理です。

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358塩漬けにしたカブの間に、塩漬けしたブリの薄切りを挟み、麹で漬け込んで発酵させた石川県の郷土料理はどれか。

  1. A笹寿司
  2. Bかぶら寿司
  3. Cこんかいわし
  4. D治部煮
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正解:Bかぶら寿司

「かぶら寿司」は石川県を代表するなれ寿司の一種で、塩漬けのカブにブリを挟み、麹で発酵させた冬の味覚です。

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359愛知県の郷土料理で、八丁味噌などの豆味噌を用いた汁で、平打ちのうどんを煮込んだ料理はどれか。

  1. Aおっきりこみ
  2. Bほうとう
  3. C味噌煮込みうどん
  4. D鍋焼きうどん
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正解:C味噌煮込みうどん

「味噌煮込みうどん」は愛知県の郷土料理で、八丁味噌をベースにした濃いめの汁でコシの強いうどんを煮込んだものです。

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360京都の伝統的な料理である「いもぼう」は、海老芋と何の魚を炊き合わせた料理か。

  1. A鯉(こい)
  2. B鱈(たら)
  3. C棒鱈(ぼうだら)
  4. D鰊(にしん)
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正解:C棒鱈(ぼうだら)

「いもぼう」は、京都の伝統野菜である海老芋と、乾燥させた鱈(棒鱈)を炊き合わせた京都の郷土料理です。

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361うどんの入った茶碗蒸しで、うどんを麻糸を巻く「苧環(おだまき)」に見立てて名付けられた、大阪府の郷土料理はどれか。

  1. Aうどんすき
  2. B小田巻蒸し
  3. C船場汁
  4. Dかやくご飯
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正解:B小田巻蒸し

「小田巻蒸し」は大阪府の郷土料理で、うどんが入った大きめの茶碗蒸しのことです。

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362塩漬けにした鯖(サバ)の切り身を一口大の酢飯にのせ、防腐効果のある葉で包んだ奈良県の郷土料理はどれか。

  1. Aめはり寿司
  2. B柿の葉寿司
  3. C笹寿司
  4. D朴葉寿司
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正解:B柿の葉寿司

「柿の葉寿司」は奈良県の郷土料理で、塩サバをのせた酢飯を、殺菌作用のある柿の葉で包んで発酵を促したものです。

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363すりつぶした魚肉(トビウオなど)に、木綿豆腐を混ぜ合わせて蒸したり焼いたりした、鳥取県の郷土料理(特産品)はどれか。

  1. Aあごのやき
  2. B豆腐ちくわ
  3. Cこんかいわし
  4. Dがすえびの唐揚げ
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正解:B豆腐ちくわ

「豆腐ちくわ」は鳥取県の特産品で、魚肉と木綿豆腐を混ぜ合わせて作られたヘルシーなちくわです(ネギ入りなども有名)。

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364鶏肉や砂肝、野菜を日本酒と塩コショウだけで味付けして炒め煮にする、広島県(西条など)の酒蔵発祥の郷土料理はどれか。

  1. A美酒鍋(びしゅなべ)
  2. Bカキの土手鍋
  3. C呉の肉じゃが
  4. D府中焼き
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正解:A美酒鍋(びしゅなべ)

「美酒鍋(びしゅなべ)」は広島県東広島市の酒蔵発祥の料理で、日本酒と塩コショウのみで味付けする料理です。

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365高知県の宴会などに欠かせない、大皿に刺身、かつおのたたき、寿司、揚げ物などを豪快に盛り合わせた郷土料理を何と呼ぶか。

  1. A卓袱料理(しっぽくりょうり)
  2. B皿鉢料理(さわちりょうり)
  3. C普茶料理(ふちゃりょうり)
  4. Dぼうぜの姿寿司
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正解:B皿鉢料理(さわちりょうり)

「皿鉢(さわち)料理」は高知県の郷土料理で、大皿に海の幸や山の幸を多種多様に盛り付けた宴会料理です。

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366鶏肉、サトイモ、ゴボウ、ニンジン、タケノコなどを醤油や砂糖で甘辛く煮込んだ、福岡県の代表的な郷土料理はどれか。

  1. Aだご汁
  2. Bがめ煮(筑前煮)
  3. C治部煮
  4. Dいとこ煮
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正解:Bがめ煮(筑前煮)

「がめ煮」は福岡県の郷土料理で、全国的には筑前煮とも呼ばれる、鶏肉と根菜類の煮物です。

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367島豆腐を米麹、紅麹、泡盛などで発酵・熟成させた、チーズのような濃厚な味わいを持つ沖縄県の特産品はどれか。

  1. Aジーマーミ豆腐
  2. B豆腐よう
  3. Cゆし豆腐
  4. Dスクマル
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正解:B豆腐よう

「豆腐よう」は沖縄県の郷土料理で、島豆腐を紅麹や泡盛の漬け汁で長期間発酵させた、東洋のチーズとも呼ばれる珍味です。

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368山梨県の郷土料理で、小麦粉を練った平打ちの麺を、カボチャや野菜などと共に味噌仕立ての汁で煮込んだ料理はどれか。

  1. Aおっきりこみ
  2. B吉田うどん
  3. Cほうとう
  4. D水沢うどん
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正解:Cほうとう

「ほうとう」は山梨県の郷土料理で、出汁に野菜と平打ち麺を入れて味噌で煮込んだ料理です。

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369千葉県の郷土料理で、アジなどの近海魚のタタキに、味噌、生姜、ネギ、青じそを混ぜ合わせて粘り気が出るまで叩いた料理はどれか。

  1. Aさんが焼き
  2. Bなめろう
  3. Cイワシのごま漬け
  4. D太巻き寿司
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正解:Bなめろう

「なめろう」は千葉県の郷土料理で、魚と味噌、薬味を一緒に叩いて作る漁師料理です(これを焼くと「さんが焼き」になります)。

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370長崎県の代表的な郷土料理で、円形の卓(テーブル)に和食、中華、洋食などを大皿に盛って並べ、主客で取り分けて賞味する宴会料理を何と呼ぶか。

  1. A普茶料理
  2. B皿鉢料理
  3. C卓袱(しっぽく)料理
  4. D具雑煮
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正解:C卓袱(しっぽく)料理

「卓袱料理」は長崎県で発展した、和・洋・中の要素が混ざり合った宴会料理の形式です。

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371酒造好適米「五百万石」の交配親となった2つの品種の組み合わせはどれか。

  1. A菊水 × 新200号
  2. B山田穂 × 短稈渡船
  3. Cたかね錦 × 山田穂
  4. D八反草 × 雄町
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正解:A菊水 × 新200号

五百万石は新潟県で「菊水」と「新200号」を交配して誕生した、生産量トップクラスの酒造好適米です。

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3721859年(安政6年)に岡山県で発見され、現存する酒造好適米の中で最古の品種とされるものはどれか。

  1. A山田錦
  2. B美山錦
  3. C亀の尾
  4. D雄町
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正解:D雄町

雄町は1859年に備前国(現在の岡山県)で発見された、山田錦や五百万石のルーツともなる現存最古の酒造好適米です。

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373山形県の篤農家である阿部亀治によって発見され、漫画『夏子の酒』のモデルにもなったとされる酒造好適米はどれか。

  1. A出羽燦々
  2. B雪女神
  3. C亀の尾
  4. D美山錦
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正解:C亀の尾

亀の尾は明治時代に阿部亀治によって発見され、優れた酒造特性から多くの交配親となり、漫画『夏子の酒』のモデルにもなりました。

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374酒造好適米「美山錦」は、長野県農事試験場にてどの品種に放射線処理を行って誕生した突然変異種か。

  1. Aたかね錦
  2. Bひとごこち
  3. Cしらかば錦
  4. D金紋錦
正解と解説を見る

正解:Aたかね錦

美山錦は1978年に長野県で「たかね錦」にガンマ線を照射して誕生した突然変異種で、寒冷地での栽培に適しています。

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375酸が少なく、吟醸香が高いことが特徴の「協会10号酵母(小川酵母)」が分離された県はどこか。

  1. A秋田県
  2. B茨城県
  3. C熊本県
  4. D長野県
正解と解説を見る

正解:B茨城県

協会10号酵母は、茨城県の明利酒類で小川知可良氏によって分離された酵母で、酸が少なく華やかな香りが特徴です。

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376酸が少なく上品な香りが特徴で、別名「金沢酵母」とも呼ばれる協会酵母はどれか。

  1. A協会9号
  2. B協会11号
  3. C協会14号
  4. D協会18号
正解と解説を見る

正解:C協会14号

協会14号酵母は1996年に金沢国税局鑑定官室で分離された酵母で、「金沢酵母」とも呼ばれ、きれいな吟醸酒造りに適しています。

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377リンゴのような華やかな香りである「カプロン酸エチル」を極めて多く生成することで知られる協会酵母はどれか。

  1. A協会6号
  2. B協会7号
  3. C協会1801号
  4. D協会11号
正解と解説を見る

正解:C協会1801号

協会1801号などは、現代の鑑評会出品酒などでよく用いられる、カプロン酸エチルを高生産する酵母の代表格です。

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378明治42年(1909年)、醸造用水に乳酸を添加して安全に酒母を育成する「速醸酛(速醸系酒母)」を考案した人物は誰か。

  1. A江田鎌治郎
  2. Bパスツール
  3. C阿部亀治
  4. D野白金一
正解と解説を見る

正解:A江田鎌治郎

国立醸造試験所の江田鎌治郎によって「速醸酛」が考案され、これにより安全かつ短期間での酒母育成が可能になりました。

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379醪(もろみ)を搾る上槽工程において、圧力をかけずに最初に自然の重みだけで流れ出てくる部分を何と呼ぶか。

  1. A中取り(中汲み)
  2. Bせめ
  3. Cあらばしり
  4. Dふかみ
正解と解説を見る

正解:Cあらばしり

最初に流れ出る「あらばしり」は、香りが華やかでフレッシュかつ、やや荒々しい味わいが特徴です。

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380現代の酒造りで最も一般的に使用されている、アコーディオンのような板状のフィルターで醪を搾る「自動圧搾機」の通称はどれか。

  1. Aヤブタ
  2. Bフネ
  3. Cコシキ
  4. Dサカブクロ
正解と解説を見る

正解:Aヤブタ

自動圧搾機は「薮田産業」製の機械が全国的に広く普及しているため、酒蔵では通称「ヤブタ」と呼ばれています。

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381平安時代中期(927年)に編纂され、当時の朝廷での酒造りに関する詳細な記述(米、麹、水の割合など)が残されている法典はどれか。

  1. A播磨国風土記
  2. B大隅国風土記
  3. C延喜式
  4. D童蒙酒造記
正解と解説を見る

正解:C延喜式

『延喜式(えんぎしき)』には、宮内省の造酒司(みきのつかさ)で行われていた高度な酒造りの技術や配合比率が記されています。

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382江戸時代初期(1687年頃)に書かれたとされる、日本初の民間による詳細な酒造技術書はどれか。

  1. A童蒙酒造記
  2. B御酒之日記
  3. C万葉集
  4. D古事記
正解と解説を見る

正解:A童蒙酒造記

『童蒙酒造記(どうもうしゅぞうき)』は、江戸時代初期に書かれた民間の酒造技術書で、当時の先進的な醸造技術が記録されています。

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383江戸時代に定着した、気温が低く雑菌が繁殖しにくい冬の時期に集中して酒造りを行う方式を何と呼ぶか。

  1. A四季醸造
  2. B寒造り
  3. C菩提酛
  4. D村米制度
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正解:B寒造り

酒造りに適した低温環境と、農閑期の労働力(杜氏や蔵人)を確保できることから、冬に仕込む「寒造り」が定着しました。

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384日本酒の品質を審査し「特級・一級・二級」などに分類して税率を変えていたが、1992年(平成4年)に完全に廃止された制度は何か。

  1. A特定名称制度
  2. B級別制度
  3. C地理的表示制度
  4. D従価税制度
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正解:B級別制度

品質と等級の不一致などの批判を受け、1943年から続いた「級別制度」は1992年に完全に廃止されました。

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385日本の酒税法において、「酒類」とはアルコール分何パーセント以上の飲料と定義されているか。

  1. A0.5度(0.5%)以上
  2. B1度(1%)以上
  3. C3度(3%)以上
  4. D5度(5%)以上
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正解:B1度(1%)以上

酒税法第2条により、酒類は「アルコール分1度以上の飲料」と定義されており、1度未満は清涼飲料水等に分類されます。

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386特定名称酒の中で、「純米大吟醸酒」および「大吟醸酒」と名乗るための精米歩合の規定要件はどれか。

  1. A70%以下
  2. B60%以下
  3. C50%以下
  4. D規定なし
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正解:C50%以下

吟醸酒が精米歩合60%以下であるのに対し、大吟醸酒・純米大吟醸酒は「50%以下」と規定されています。

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387本醸造酒や吟醸酒などの特定名称酒において、添加できる「醸造アルコール」の量は、使用する白米の重量の何パーセント以下と規定されているか。

  1. A5%以下
  2. B10%以下
  3. C25%以下
  4. D50%以下
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正解:B10%以下

特定名称酒における醸造アルコールの添加量は、風味の調整を目的とするため「白米重量の10%以下」と厳格に定められています。

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388日本酒のラベルにおける任意記載事項として、「生一本(きいっぽん)」と表示できる条件はどれか。

  1. A生のまま一切火入れをしていない純米酒
  2. B醸造アルコールを一切添加していない原酒
  3. C単一の製造場のみで醸造した純米酒
  4. D無農薬の酒造好適米を100%使用した酒
正解と解説を見る

正解:C単一の製造場のみで醸造した純米酒

「生一本」とは、他蔵の酒をブレンドせず、自らの単一の製造場(一つの蔵)のみで醸造された純米酒に限り表示できる用語です。

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389日本酒の製造年度を表す「酒造年度(BY:Brewery Year)」は、何月何日から翌年の何月何日までと規定されているか。

  1. A1月1日から12月31日
  2. B4月1日から翌年3月31日
  3. C7月1日から翌年6月30日
  4. D10月1日から翌年9月30日
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正解:C7月1日から翌年6月30日

酒造年度(BY)は、新米の収穫や冬の酒造りのサイクルに合わせ、7月1日を初日として翌年6月30日を区切りとしています。

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390酒類における地理的表示(GI)制度において、2005年(平成17年)に清酒として全国で初めて指定された石川県の産地はどれか。

  1. A灘五郷
  2. B山形
  3. C白山
  4. Dはりま
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正解:C白山

石川県の「白山(はくさん)」は、2005年に清酒の地理的表示(GI)として日本で最初に指定された産地です。

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391香味特性の「薫酒(香りの高いタイプ)」の魅力を引き出すのに適した提供温度帯(花冷え〜涼冷え)はおおよそ何度から何度か。

  1. A10〜15℃
  2. B20〜25℃
  3. C30〜35℃
  4. D40〜45℃
正解と解説を見る

正解:A10〜15℃

薫酒は冷やしすぎると香りが閉じ、温めるとアルコール刺激が強くなるため、10〜15℃程度が香りと味わいのバランスが最も良くなります。

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392日本酒の燗酒の温度表現において、「飛び切り燗(とびきりかん)」はおおよそ何度を指すか。

  1. A40℃
  2. B45℃
  3. C50℃
  4. D55℃以上
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正解:D55℃以上

熱燗(約50℃)よりもさらに温度が高い、55℃以上の非常に熱い燗酒を「飛び切り燗」と呼びます。

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393テイスティングを行う際、日本酒の香味特性を最も的確に捉えやすいとされる理想的な液温はおおよそ何度程度か。

  1. A5〜8℃
  2. B15〜18℃
  3. C25〜28℃
  4. D35〜38℃
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正解:B15〜18℃

冷たすぎず温かすぎない「15〜18℃」の温度帯が、香りや味わいの成分を最もフラットに感知できるためテイスティングに適しています。

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394吟醸香の主成分の一つで、バナナやメロンのような濃厚な甘い香りに例えられる香気成分はどれか。

  1. Aカプロン酸エチル
  2. B酢酸イソアミル
  3. Cジアセチル
  4. Dソトロン
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正解:B酢酸イソアミル

酢酸イソアミルはバナナやメロンに、カプロン酸エチルはリンゴや洋梨に例えられる代表的な吟醸香です。

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395古酒などの熟成香の主成分であり、カラメル、黒糖、カレーのようなスパイシーな香りを持つ物質はどれか。

  1. Aソトロン
  2. BDMS(ジメチルスルフィド)
  3. C4VG
  4. D酢酸エチル
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正解:Aソトロン

熟成が進むにつれてアミノ酸が変化して生成される「ソトロン」は、カラメルやスパイスなどを思わせる熟成香の主成分です。

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396日本酒の劣化臭の一つで、直射日光などの紫外線を浴びることで発生する焦げた木や獣の臭いに例えられるものを何というか。

  1. A老香(ひねか)
  2. B日光臭
  3. Cつわり香
  4. D木香様臭
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正解:B日光臭

紫外線によって成分が分解されて生じる劣化臭を「日光臭」と呼び、蛍光灯の光などでも発生するため遮光保存が必要です。

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397料理と日本酒の相性において、日本酒の酸味やアルコールが、料理の油脂成分をすっきりと洗い流す効果を何と呼ぶか。

  1. A同調
  2. B反発
  3. Cウォッシュ(リセット)
  4. Dマスキング
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正解:Cウォッシュ(リセット)

爽酒のようなキレのあるお酒で、唐揚げやステーキなどの脂分を洗い流して口内をさっぱりさせる効果をウォッシュ効果と呼びます。

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398特殊な日本酒「貴醸酒」は、三段仕込みの最終段階である「留添え」の際に、仕込み水の代わりに何を用いて仕込むか。

  1. A焼酎
  2. B醸造アルコール
  3. C果汁
  4. D日本酒
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正解:D日本酒

貴醸酒は、仕込み水の代わりに日本酒を用いて仕込むことで、酵母の発酵が緩やかになり、極めて濃醇で甘口のお酒に仕上がります。

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399岩手県を中心に活躍し、新潟県の「越後杜氏」、兵庫県の「丹波杜氏」とともに「日本三大杜氏」に数えられる杜氏集団はどれか。

  1. A能登杜氏
  2. B但馬杜氏
  3. C南部杜氏
  4. D出雲杜氏
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正解:C南部杜氏

岩手県の「南部杜氏」は日本最大規模の杜氏集団であり、越後杜氏、丹波杜氏と並んで日本三大杜氏と呼ばれます。

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400日本国内において、清酒メーカー(清酒製造免許場)の数が最も多い都道府県はどこか。

  1. A兵庫県
  2. B京都府
  3. C新潟県
  4. D長野県
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正解:C新潟県

生産量トップは兵庫県ですが、酒蔵(メーカー)の数が全国で最も多いのは「淡麗辛口」ブームを牽引した新潟県です。

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401米の吸水工程において、水分が急激に米内部へ浸透することで米が割れてしまう現象を何と呼ぶか。

  1. A心白割れ
  2. B胴割れ
  3. C精米砕け
  4. D吸水過多
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正解:B胴割れ

乾燥した白米に急激に水分を吸わせると米が割れる「胴割れ」を起こすため、限定吸水などで時間を厳密に管理します。

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402山形県が開発した酒造好適米「出羽燦々」の交配親の組み合わせはどれか。

  1. A美山錦 × 華吹雪
  2. B山田錦 × 五百万石
  3. Cたかね錦 × 山田穂
  4. D八反草 × 雄町
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正解:A美山錦 × 華吹雪

出羽燦々は山形県で「美山錦」と「華吹雪」を交配して誕生した品種で、純米吟醸酒の基準「DEWA33」の要件にもなっています。

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403清酒の地理的表示(GI)において、2016年に「県単位」として初めて指定された産地はどこか。

  1. A新潟県
  2. B兵庫県
  3. C山形県
  4. D秋田県
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正解:C山形県

2016年に「山形」が県単位としては全国で初めて清酒の地理的表示(GI)に指定され、高い品質基準が設けられています。

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404酒造用水の基準で、水道水(0.3ppm以下)よりもはるかに厳しい「0.02ppm以下」と規定されている成分はどれか。

  1. Aカルシウム
  2. Bカリウム
  3. Cマンガン
  4. D
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正解:D

鉄分は日本酒を赤褐色に染め、風味を著しく損なうため、水道水より厳しい0.02ppm以下(検出されないのが望ましい)とされています。

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405酒造用水に含まれる成分のうち、紫外線による着色を促進する有害な成分はどれか。

  1. Aマンガン
  2. Bマグネシウム
  3. Cリン
  4. Dカリウム
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正解:Aマンガン

マンガンは紫外線による着色を促進させる働きがあるため、鉄分と同様に日本酒造りには不必要な成分です。

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406日本酒造りで主に使用される「黄麹菌」の学名はどれか。

  1. Aアスペルギルス・アワモリ
  2. Bアスペルギルス・リュウチュウエンシス
  3. Cサッカロマイセス・セレビシエ
  4. Dアスペルギルス・オリゼ
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正解:Dアスペルギルス・オリゼ

日本酒に主に用いられる黄麹菌は「アスペルギルス・オリゼ」と呼ばれ、デンプンを糖化する力が強いのが特徴です。

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407発酵中に泡を出さない「泡なし酵母」が泡に付着しない主な理由はどれか。

  1. A炭酸ガスを一切発生させないため
  2. B細胞壁が親水性(水になじみやすい性質)であるため
  3. C細胞壁が疎水性(水を弾く性質)であるため
  4. Dアルコール発酵を途中で停止するため
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正解:B細胞壁が親水性(水になじみやすい性質)であるため

通常の酵母は細胞壁が疎水性のため泡(ガス)に付着して浮上しますが、泡なし酵母は親水性のため泡に付着せず液中に留まります。

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408酵母がアルコール発酵を行う際、ブドウ糖を分解してアルコールと共に生成するものはどれか。

  1. A乳酸
  2. Bアミノ酸
  3. Cクエン酸
  4. D炭酸ガス
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正解:D炭酸ガス

酵母はブドウ糖を食べて、アルコールと炭酸ガス(二酸化炭素)を生成します。これがアルコール発酵の仕組みです。

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409良い蒸米の条件とされる「外硬内軟(がいこうないなん)」とは、具体的にどのような状態か。

  1. A表面はベタつかず硬めで、内側が柔らかい状態
  2. B表面がドロドロに溶け、内側に硬い芯が残っている状態
  3. C表面も内側も完全に水分が飛んで硬い状態
  4. D表面が柔らかく、内側が極端に乾燥している状態
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正解:A表面はベタつかず硬めで、内側が柔らかい状態

外側が硬めでさばけが良く、内側が柔らかい「外硬内軟」の状態が、麹菌の菌糸が内部へ入り込みやすいため理想とされます。

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410吟醸酒造りに適しているとされる、米の表面の菌糸は少ないが中心部へ深く食い込んでいる麹を何と呼ぶか。

  1. A総破精(そうはぜ)型麹
  2. B塗り破精(ぬりはぜ)型麹
  3. C突き破精(つきはぜ)型麹
  4. D馬鹿破精(ばかはぜ)型麹
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正解:C突き破精(つきはぜ)型麹

突き破精型麹は、糖化力が穏やかで雑味が出にくいため、すっきりとした綺麗な酒質を目指す吟醸酒造りに適しています。

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411伝統的な「生酛造り」において、蒸米・麹・水を半切桶に入れて櫂で擦り潰す作業を何と呼ぶか。

  1. A床もみ
  2. B酛すり(山卸し)
  3. C切り返し
  4. D仲仕事
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正解:B酛すり(山卸し)

米の糖化を促進させるため、数人がかりで櫂を使ってすり潰す過酷な作業を「酛すり」または「山卸し」と呼びます。

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412醪の搾り(上槽)において、最も香味のバランスが良く、品評会の出品酒として選ばれることが多い部分はどれか。

  1. Aあらばしり
  2. B中取り(中汲み)
  3. Cせめ
  4. D責めかす
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正解:B中取り(中汲み)

搾りの中盤に出てくる「中取り(中汲み)」は、香りや味わいのバランスが最も優れており、鑑評会出品酒などに用いられます。

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413一般的な「ひやおろし(秋あがり)」の定義として、火入れ(加熱殺菌)のタイミングはどれが正しいか。

  1. A春先に1回だけ火入れし、秋に火入れせず生詰めで出荷する
  2. B生のまま貯蔵し、秋の出荷時のみ火入れをする
  3. C一切火入れをせずに出荷する
  4. D春先と出荷時の合計2回火入れをする
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正解:A春先に1回だけ火入れし、秋に火入れせず生詰めで出荷する

冬に搾ったお酒を春先に火入れして貯蔵し、夏を越して外気温が下がった秋に「2回目の火入れをせず(生詰め)」に出荷します。

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414特定名称酒の「吟醸酒」において、添加できる醸造アルコールの量の上限はどれか。

  1. A白米重量の5%以下
  2. B白米重量の10%以下
  3. C白米重量の25%以下
  4. D白米重量の50%以下
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正解:B白米重量の10%以下

吟醸酒や本醸造酒における醸造アルコールの使用量は、香味の調整を目的とするため「白米重量の10%以下」と規定されています。

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415特定名称酒の「純米酒」を名乗るための「精米歩合」の規定はどれか。

  1. A70%以下
  2. B60%以下
  3. C50%以下
  4. D規定なし
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正解:D規定なし

以前は純米酒にも70%以下の規定がありましたが、2004年の規定改正により撤廃され、現在は精米歩合の要件はありません。

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416「原酒」は原則として加水調整を行わないが、規定において認められているアルコール分の変動幅はどれか。

  1. A1%未満
  2. B2%未満
  3. C3%未満
  4. D一切の変動が認められない
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正解:A1%未満

原酒は水を加えないことが原則ですが、アルコール分を1%未満の範囲内で微調整するための加水であれば認められています。

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417『播磨国風土記』に記されている、日本酒の起源に関わるとされる記述はどれか。

  1. A加熱した米を口で噛んで吐き出し、発酵させた
  2. B干し飯が水に濡れてカビが生え、それで酒を醸した
  3. C猿が木のうろに隠した果実が発酵した
  4. D海水を煮詰めてアルコールを抽出した
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正解:B干し飯が水に濡れてカビが生え、それで酒を醸した

『播磨国風土記』には、神に供えた干し飯が濡れてカビ(麹)が生え、それを用いて酒を醸したという記述があります。

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418江戸時代後期、灘五郷で「宮水」を発見し、灘の酒の品質向上に大きく貢献した人物は誰か。

  1. A江田鎌治郎
  2. B野白金一
  3. C阿部亀治
  4. D山邑太左衛門
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正解:D山邑太左衛門

1840年頃、櫻正宗の当主であった山邑太左衛門が西宮郷の井戸から鉄分が少なくミネラル豊富な「宮水」を発見しました。

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419明治中期に開発され、持ち運びの利便性や衛生面から樽に代わって広く普及した日本酒の容器はどれか。

  1. A斗瓶
  2. B一升瓶
  3. Cペットボトル
  4. D紙パック
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正解:B一升瓶

それまでの樽での量り売りから、水増しなどの不正を防ぎ衛生的にも優れた「一升瓶(1.8L)」が開発され、全国に普及しました。

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420「日光臭」の原因となる紫外線を遮断し、品質劣化を防ぐのに最も効果的な瓶の色はどれか。

  1. A透明
  2. B水色
  3. Cピンク色
  4. D茶色や黒色
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正解:D茶色や黒色

紫外線は日本酒の成分を分解して日光臭を発生させるため、光を遮断しやすい茶色や黒色、濃い緑色の瓶が保存に適しています。

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421生酒を常温保管した際などに発生しやすい、イソバレルアルデヒドを主成分とするムレ臭に似た劣化臭の通称はどれか。

  1. A老香(ひねか)
  2. B生老香(なまひねか)
  3. Cつわり香
  4. D木香様臭
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正解:B生老香(なまひねか)

火入れをしていない生酒が温度の影響を受けると、イソバレルアルデヒド等による不快な甘さを伴う「生老香」が生じます。

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422日本酒の「甘味」をもたらす主成分であり、発酵によってアルコールに変わる糖分はどれか。

  1. A果糖(フルクトース)
  2. Bショ糖(スクロース)
  3. Cブドウ糖(グルコース)
  4. D乳糖(ラクトース)
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正解:Cブドウ糖(グルコース)

日本酒の甘味は、麹菌が米のデンプンを分解して生成した「ブドウ糖(グルコース)」が主体となっています。

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423火落ち菌(乳酸菌)の汚染などによって生じる、発酵バターや傷んだヨーグルトに例えられる劣化臭の成分はどれか。

  1. Aジアセチル
  2. Bソトロン
  3. C酢酸エチル
  4. Dカプロン酸エチル
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正解:Aジアセチル

乳酸菌汚染や酵母の発酵不良によって生成される「ジアセチル」は、不快な甘い香り(つわり香)の原因となります。

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424日本酒の提供温度において、「ぬる燗」はおおよそ何度を指すか。

  1. A30℃
  2. B35℃
  3. C40℃
  4. D50℃
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正解:C40℃

燗酒の温度表現において、40℃前後の温度帯を「ぬる燗」、45℃前後を「上燗」、50℃前後を「熱燗」と呼びます。

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425日本酒を飲む合間に飲む『和らぎ水(やわらぎみず)』の効果として、最も適切なものはどれか。

  1. A飲酒ペースを整え、脱水や悪酔いを防ぎやすくする
  2. B日本酒のアルコール度数を物理的に下げる
  3. C日本酒の温度を体内から温める
  4. D満腹感を与え、料理の注文を減らす
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正解:A飲酒ペースを整え、脱水や悪酔いを防ぎやすくする

和らぎ水は、飲酒の合間に水を飲むことで口内をリセットし、脱水を防ぎ、飲酒ペースを整えて悪酔いを防ぎやすくする効果があります。

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426ペアリングの「同調」効果を狙う場合、バターやクリームを使った洋食に合わせるのに最も適した日本酒のタイプはどれか。

  1. A薫酒(大吟醸酒など)
  2. B爽酒(生酒など)
  3. C醇酒(生酛系純米酒など)
  4. D発泡性清酒
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正解:C醇酒(生酛系純米酒など)

生酛系などの醇酒は乳酸菌由来のクリーミーな風味や強い旨味を持つため、同じ乳製品を使ったコクのある洋食と同調します。

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427日本三大杜氏の一つである「南部杜氏」の主な拠点となる都道府県はどこか。

  1. A新潟県
  2. B兵庫県
  3. C岩手県
  4. D島根県
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正解:C岩手県

岩手県の「南部杜氏」は日本最大規模を誇る杜氏集団であり、新潟の「越後杜氏」、兵庫の「丹波杜氏」と並び三大杜氏と呼ばれます。

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428スパークリング日本酒の製法のうち、一次発酵を終えた後、瓶内で再度発酵させて炭酸ガスを閉じ込める手法を何というか。

  1. A炭酸ガス注入方式
  2. B瓶内二次発酵方式
  3. C活性にごり方式
  4. D液化仕込み
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正解:B瓶内二次発酵方式

瓶内二次発酵方式は、一次発酵後に瓶内で再び発酵を行わせ、発生した炭酸ガスを閉じ込める製法です。

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429「にごり酒」の中でも、一切の加熱殺菌を行っておらず、瓶内で発酵が続いている可能性があるものを何と呼ぶか。

  1. A活性にごり酒
  2. Bおりがらみ
  3. Cどぶろく
  4. D古酒
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正解:A活性にごり酒

火入れをしていないため酵母が生きており、瓶内で微炭酸を生じているにごり酒を「活性にごり酒」と呼びます。

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430テイスティング用語の「アタック」が意味する内容として最も適切なものはどれか。

  1. Aグラスから立ち上がる香り
  2. B口に含んだ瞬間の第一印象
  3. C飲み込んだ後の余韻
  4. Dアルコール度数の高さ
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正解:B口に含んだ瞬間の第一印象

ワインのテイスティングでも使われる「アタック」は、口に含んだ瞬間の第一印象や味わいの強さを表す用語です。

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431岡山県で発見された現存最古の酒造好適米「雄町」を交配親に持たない品種はどれか。

  1. A山田錦
  2. B五百万石
  3. C愛山
  4. D出羽燦々
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正解:D出羽燦々

出羽燦々は山形県で「美山錦」と「華吹雪」を交配して誕生した品種であり、雄町の系譜ではありません(山田錦、五百万石、愛山はすべて雄町の血を引いています)。

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432高知県が初めて独自に開発した酒造好適米で、「山田錦」と「ヒノヒカリ」を交配して誕生した品種はどれか。

  1. A吟の夢
  2. B越淡麗
  3. C秋田酒こまち
  4. D夢の香
正解と解説を見る

正解:A吟の夢

「吟の夢」は1998年に高知県で初めて開発された酒造好適米で、山田錦と食用米のヒノヒカリを交配して誕生しました。

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433カプロン酸エチルを非常に多く生成し、パイナップルやリンゴのような極めて華やかな香りが特徴の、高知県で開発された酵母はどれか。

  1. ACEL-24
  2. B協会9号
  3. C静岡酵母
  4. D協会6号
正解と解説を見る

正解:ACEL-24

高知県の工業技術センターで開発された「CEL-24」は、極めて高いカプロン酸エチル(リンゴやパイナップル系の香り)生成能力を持つ大人気の酵母です。

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434日本酒の醪(もろみ)を仕込む際、使用する白米の総重量に対する「仕込み水」の割合を業界用語で何と呼ぶか。

  1. A粕歩合
  2. B精米歩合
  3. C汲水歩合
  4. D出麹歩合
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正解:C汲水歩合

白米の重量に対して、どれくらいの量の水を加えて仕込むかを示す割合を「汲水(きみず)歩合」と呼びます。

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435醪を搾った後に残る「酒粕」の重量が、使用した白米の重量に対して占める割合を何と呼ぶか。

  1. A精米歩合
  2. B汲水歩合
  3. C粕歩合
  4. D歩留まり
正解と解説を見る

正解:C粕歩合

使用した白米からどれだけの酒粕が出たかを示す数値を「粕歩合(かすぶあい)」と呼び、大吟醸など高精白のものほど高くなります。

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436清酒の製法品質表示基準において、「特別純米酒」や「特別本醸造酒」を名乗るための要件の一つである精米歩合は、原則として何%以下と規定されているか。

  1. A70%以下
  2. B60%以下
  3. C50%以下
  4. D規定なし
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正解:B60%以下

「特別」と名乗るためには、原則として「精米歩合60%以下」であるか、または「特別な製造方法」を用いている必要があります。

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4371904年(明治37年)に大蔵省によって設立され、日本酒の科学的な研究や酵母の分離・頒布を行い、酒質向上に大きく貢献した機関はどれか。

  1. A日本醸造協会
  2. B国立醸造試験所
  3. C酒類総合研究所
  4. D日本酒造組合中央会
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正解:B国立醸造試験所

明治37年に設立された「国立醸造試験所」は、速醸酛の開発や全国新酒鑑評会の開催など、近代の酒造技術の発展に大きく貢献しました。

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438酵母の発酵不良や乳酸菌の汚染などによって生じる劣化臭「ダイアセチル(ジアセチル)」は、どのような香りに例えられるか。

  1. Aセメダインなどの接着剤
  2. B焦げた木や獣
  3. C発酵バターや傷んだヨーグルト
  4. D青草やピーマン
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正解:C発酵バターや傷んだヨーグルト

ジアセチルは「つわり香」とも呼ばれ、発酵バターや傷んだヨーグルトのような不快な甘い香りが特徴の劣化臭です。

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439瓶や王冠の洗浄不足、またはカビが生えた木枡などから移ることがある、カビ臭の原因物質の略称はどれか。

  1. ATCA
  2. BDMS
  3. C4VG
  4. DVDN
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正解:ATCA

TCA(トリクロロアニソール)はワインの「ブショネ(コルク臭)」と同じ原因物質で、カビに由来する不快な臭いをもたらします。

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440アサリやシジミなどの貝類に多く含まれる旨味成分は、日本酒にも含まれている。この成分同士を合わせるペアリング(同調)に効果的な有機酸はどれか。

  1. Aクエン酸
  2. Bコハク酸
  3. Cリンゴ酸
  4. D乳酸
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正解:Bコハク酸

貝類に豊富に含まれる旨味成分「コハク酸」は日本酒にも含まれており、これらを合わせることで旨味の同調効果が生まれます。

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441酒造用水に含まれる成分のうち、麹菌や酵母の栄養源となり、発酵を助ける重要な役割を果たすミネラルは、カリウム、マグネシウムとあと一つは何か。

  1. A
  2. Bマンガン
  3. Cリン
  4. Dカルシウム
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正解:Cリン

「カリウム」「マグネシウム」「リン」の3つの成分は、酵母や麹菌の増殖を助ける非常に有効な栄養素となります。

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442理想的な「蒸米」の条件である「外硬内軟」にするため、米の吸水工程において白米に吸収させる水分量はおおよそ白米重量の何%程度が理想とされるか。

  1. A約10〜15%
  2. B約28〜32%
  3. C約45〜50%
  4. D約60〜65%
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正解:B約28〜32%

品種や精米歩合により異なりますが、一般的に白米重量に対して約28〜32%程度の水分を吸わせるのが理想的な吸水率とされています。

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443地理的表示(GI)「日本酒」を独占的に名乗るための基準として、原料となる米はどのような条件を満たす必要があるか。

  1. A酒造好適米であること
  2. B国内産米であること
  3. C特A地区で栽培された米であること
  4. D無農薬栽培米であること
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正解:B国内産米であること

GI「日本酒」を名乗るためには、日本国内で収穫された「国内産米」を使用し、日本国内で醸造された清酒であることが義務付けられています。

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444燗酒の温度表現で、約40℃の温度帯を指し、日本酒の香りが最も広がりやすく、ふくらみのある味わいが楽しめる温度はどれか。

  1. A日向燗
  2. B人肌燗
  3. Cぬる燗
  4. D上燗
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正解:Cぬる燗

約40℃の温度帯である「ぬる燗」は、日本酒の持つ香りや旨味が最もふくよかに広がりやすい、燗酒の定番の温度です。

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445日本酒の醸造において、アルコール発酵を終えた醪(もろみ)を圧搾し、酒と酒粕に分ける工程を何と呼ぶか。

  1. A上槽(じょうそう)
  2. B滓引き(おりびき)
  3. C火入れ(ひいれ)
  4. D割水(わりみず)
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正解:A上槽(じょうそう)

発酵が完了した醪を搾って、液体の酒(清酒)と固形の酒粕に分離する工程を「上槽(じょうそう)」と呼びます。

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