① ライフプランと社会保険
40問FPの職業倫理や関連業法の線引きから、ライフプランニングの手法までを扱う分野です。キャッシュフロー表・個人バランスシート・6つの係数(終価・現価・年金終価・年金現価・減債基金・資本回収)、教育資金や住宅ローン(元利均等・元金均等、フラット35、繰上げ返済)、健康保険・介護保険・労災・雇用保険といった社会保険の基礎が問われます。係数の使い分けと社会保険の給付要件が頻出です。本分野は40問を収録しており、FP学習全体の土台になります。
② 公的年金・企業年金
42問国民年金・厚生年金を中心とした公的年金と、企業年金・iDeCoなどの私的年金を扱う分野です。第1〜3号被保険者の区分、保険料の免除・猶予・追納、老齢基礎年金の受給資格期間や繰上げ・繰下げ、遺族年金・障害年金の要件、加給年金や在職老齢年金までが対象です。確定給付型・確定拠出型の違いや掛金の所得控除も問われます。制度の数字や要件が細かく、混同しやすいのが特徴です。本分野は42問を収録し、社会保険と並ぶ得点源になります。
③ リスクマネジメント
43問生命保険・損害保険を中心に、保険制度と契約者保護を扱う分野です。生命保険契約者保護機構(責任準備金の90%補償)や損害保険契約者保護機構、クーリングオフ(8日以内)、告知義務、責任開始日、保険料の払込猶予・失効・復活といった契約ルールが頻出です。定期保険・終身保険・養老保険などの商品性、必要保障額の計算、火災保険・自動車保険・傷害保険の補償範囲も問われます。制度と商品の両面をバランスよく押さえる必要があります。本分野は43問を収録しています。
④ 金融資産運用①
50問経済・金融の基礎と、預貯金・債券を扱う金融資産運用の前半分野です。GDPや景気動向指数(先行・一致・遅行指数)、日銀短観、マネーストックといった経済指標の見方から、金利と景気・物価の関係、預貯金の複利計算、債券の利回り(表面利率・直接利回り・最終利回り)や価格変動リスク、格付けまでが対象です。経済指標の分類と債券の利回り計算が頻出です。本分野は50問と収録数が最も多く、⑤とあわせて金融資産運用の中心をなします。
⑤ 金融資産運用②
43問株式・投資信託と、ポートフォリオ理論・税金・関連法規を扱う金融資産運用の後半分野です。PER・PBR・ROE・配当性向・自己資本比率などの投資指標、株式の売買ルール、投資信託の仕組み(委託者・受託者・販売会社)や分類、ドルコスト平均法、相関係数と分散投資の効果が頻出です。あわせてNISAなどの非課税制度、金融商品の課税、預金保険制度や金融商品取引法といった投資家保護の仕組みも問われます。指標の計算問題が得点の鍵です。本分野は43問を収録しています。
⑥ タックスプランニング
50問所得税を中心とした税金の仕組みを扱う分野です。10種類の所得(給与・事業・不動産・退職・一時・雑など)の区分と計算、給与所得控除や退職所得控除、損益通算、所得控除(配偶者・扶養・社会保険料・生命保険料・基礎控除など)、税額控除(住宅ローン控除・配当控除)、確定申告の要否までが対象です。国税と地方税の区分や課税の流れも問われます。所得の分類と各種控除の計算が頻出で、暗記量が多い分野です。本分野は50問と収録数が最多で、⑦不動産や⑧相続とも関連します。
⑦ 不動産
41問不動産の取引・法令・税金を扱う分野です。不動産の価格(公示価格・路線価・固定資産税評価額)や鑑定評価の手法、不動産登記、宅地建物取引業法の媒介契約や重要事項説明、建築基準法の建蔽率・容積率、区分所有法や借地借家法までが対象です。取得・保有・譲渡それぞれの税金や、表面利回り・実質利回りといった投資判断の指標も問われます。建蔽率・容積率の計算と宅建業法のルールが頻出です。本分野は41問を収録しています。
⑧ 相続・事業承継
40問相続と贈与、それに関わる財産評価を扱う分野です。法定相続人の範囲と順位、法定相続分、遺言と遺留分、相続の承認・放棄、相続税の基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人の数)や配偶者の税額軽減、債務控除が頻出です。贈与税の暦年課税・相続時精算課税、宅地の評価(小規模宅地等の特例)や配偶者居住権も問われます。相続分と基礎控除の計算が得点の鍵で、事業承継の視点も含みます。本分野は40問を収録し、FP学習の総仕上げとなります。