第454問ラーメン構造の特徴として適切なものはどれか。
- A柱・梁の接点を剛接合して枠を構成し、外力に対応する。
- B床スラブを厚くすることで梁をなくす構造である。
- C1階部分に壁がなく、柱だけで建物を支える構造である。
- D柱を用いず、耐力壁と床のみで構成される。
マンションの建物・設備の技術知識と維持保全を扱う分野です。ラーメン構造や壁式構造といった建築構造、耐震基準、基礎構造、給排水・電気・ガス・エレベーターなどの各種設備、長期修繕計画や大規模修繕、劣化診断などが頻出です。文系受験者が苦手にしやすい分野ですが、用語の意味と各設備の役割・維持管理のポイントを押さえれば得点源にできます。図やイメージと結びつけて理解し、修繕周期や点検の考え方など実務に直結する知識を整理しておきましょう。
この分野の問題75問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:C.新耐震基準は、震度5強程度の中規模地震でほとんど損傷しないことを目標としている。
新耐震基準は、中規模地震でほとんど損傷せず、大規模地震で倒壊・崩壊しないことを目標とします。
この問題の解説ページを開く →正解:A.免震構造のアイソレーターは、建物の長周期の揺れを抑え、できるだけ早く止める役割を持つ。
揺れを抑えて止めるのはダンパー(減衰材)であり、アイソレーター(支承材)は建物をゆっくり移動させる土台です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.エキスパンション・ジョイントのみで接続する建物は、構造計算上、別の建物とみなされ崩壊しやすい。
エキスパンション・ジョイントはL字型建物等の崩壊を回避・防止するために用いる継ぎ手であり、崩壊しやすいわけではありません。
この問題の解説ページを開く →正解:C.外付けフレーム補強は、既存建物の外側に新たに枠を設けるため、専有面積の減少は生じない。
外付けフレーム補強は外側に枠を設けるため、室内などの専有面積自体は減少しません(バルコニー等の増減はあり)。
この問題の解説ページを開く →正解:B.重量床衝撃音の遮音性能は、梁で区画されたスラブ面積が大きいほど高くなる。
スラブ面積が小さいほど(梁の間隔が狭いほど)剛性が高まり、重量床衝撃音の遮音性が高くなります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.冬季の結露対策において、窓にカーテンを設置すると窓の熱貫流率が小さくなり結露が減少する。
窓にカーテンを設置しても窓の熱貫流率は小さくならず、ガラス面の結露は減少しません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.既存の外壁に同一種類・厚みの断熱材を取り付ける場合、外断熱より内断熱のほうが熱伝導抵抗が大きくなる。
室外側・室内側いずれに取り付けても、熱伝導抵抗は等しくなります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.マンションの界壁の遮音は、空気伝搬音より固体伝搬音の対策を重視しなければならない。
界壁の遮音では、固体伝搬音よりも「空気伝搬音」の対策を重視すべきとされています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.圧縮力には強いが、引張力には弱く、圧縮力の限界の1/10程度の力にしか耐えられない。
コンクリートは圧縮に強く引張に弱く、圧縮力の1/10程度の引張力しか耐えられません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.変成シリコーン系シーリング材は、表面塗装の剥がれ等がないため汎用的なシーリング材として使用される。
変成シリコーン系は汎用的に使用されます。ウレタン系は紫外線に弱く塗装が必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.パーティクルボードは、木材の小片(チップ)に接着剤を付けて熱圧成形をした面材である。
パーティクルボードは木材のチップを熱圧成形したものです。合板は直交、集成材は平行です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.簡易専用水道とは、受水槽の有効容量の合計が10立方メートルを超えるものを指す。
簡易専用水道は、水道事業から供給される水のみを水源とし、受水槽の有効容量が10立方メートルを超えるものです。
この問題の解説ページを開く →正解:D.クロスコネクションとは、飲料水用の配管設備とそれ以外の配管設備を直接連結させることであり、禁止されている。
クロスコネクションは飲料水とそれ以外の配管を直接つなぐことで禁止されています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ヘッダー以降の各給水栓までは途中に分岐があるため、水栓を同時使用すると水量が大きく変化する。
ヘッダー以降は分岐がないため、同時使用しても水量変化が少なく安定します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.マイコンメーターは、震度5弱以上の地震を感知した場合に自動的にガスを遮断する機能を有する。
マイコンメーターは震度5弱以上などで自動遮断します。白ガス管の新設は禁止、警報器は5年です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.自己サイホン作用は、大量の水が一気に流れ、封水が一緒に連れ去られる現象である。
自己サイホンは大量の水で封水が連れ去られる現象。毛髪は毛細管現象、はね出しは正圧によります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.排水立て管には、最上階、最下階、及び5階以内ごとに掃除口を設けるのが望ましい。
掃除口は「3階以内ごと、または15m(5階程度)以内ごと」に設けるのが望ましいとされています。
この問題の解説ページを開く →正解:C.結合通気管は、高層マンションで10階程度ごとに排水立て管と通気立て管を結び、圧力変化を緩和する。
結合通気管は10階程度ごとに設けます。特殊継手方式でも伸頂通気管は省略できません。
この問題の解説ページを開く →正解:D.浄化槽の保守点検と清掃は、原則として3年に1回行わなければならない。
保守点検と清掃は原則として「毎年1回」行わなければなりません(全ばっ気方式の清掃は6ヵ月に1回以上)。
この問題の解説ページを開く →正解:A.第三種機械換気方式は、給気は自然、排気のみ機械で行い、住宅の台所やトイレでよく用いられる。
第三種は給気自然、排気機械。第一種は両方、第二種は給気機械。熱交換型は第一種です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.雨水排水立て管は、汚水や雑排水の立て管と兼用または連結することが原則として認められている。
雨水排水立て管は専用とする必要があり、汚水や雑排水との兼用・連結は原則禁止です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.自動火災報知設備は、延べ面積1000平方メートル以上のマンションにのみ設置義務がある。
自動火災報知設備は延べ面積500平方メートル以上の場合等に設置義務があります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.予作動式スプリンクラー設備は、火災感知器とスプリンクラーヘッドの両方が作動しなければ放水されない。
予作動式は誤作動防止のため二重の仕組みです。1号消火栓は全引き出し2人操作、非常電源は30分です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.設置後10年を経過した連結送水管については、原則として2年ごとに耐圧性能試験が義務付けられている。
設置後10年を経過した連結送水管は、原則として「3年ごと」に耐圧性能試験が義務付けられています。
この問題の解説ページを開く →正解:C.就寝の用に供する居室(寝室)には、感知器を設置しなければならない。
就寝用の居室には設置義務があります。天井設置は0.6m以上離す、スプリンクラー有効範囲内は免除です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.乙種防火管理講習を修了した者は、建物の規模に関わらずすべてのマンションで防火管理者になれる。
乙種は小規模な建物(500平方メートル未満等)のみ防火管理者になれます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.消火器は、各部分から消火器具に至る歩行距離が20m以下となるように配置する。
消火器は歩行距離20m以下に配置します。泡消火設備は窒息+冷却作用、非常コンセントは11階以上です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.単相3線式において中性線が切れた場合、100V用の機器に過大な電圧がかかるおそれがある。
単相3線式で中性線が切れる(中性線欠相)と異常電圧がかかるため、保護機能付き漏電遮断器が必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.自家用電気工作物は、事業用電気工作物の一種であり、保安規程の届出や主任技術者の選任義務がある。
自家用電気工作物は事業用電気工作物の一種であり、諸義務があります。電気工事は第一種のみ可能です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.避雷設備の構造は、国土交通大臣が定めた構造または認定を受けたものでなければならない。
避雷設備は20m超で義務付けられ、大臣の定めた構造等でなければなりません。雷の被害軽減用です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.近年の新築マンションでは、機械室をなくしたマシンルームレス型エレベーターが主流である。
機械室をなくしたマシンルームレス型が主流です。油圧式は下部、ロープ式は上部に機械室を設けます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.戸開走行保護装置は、戸が閉じる前にかごが昇降した場合に、自動的にかごを制止する装置である。
戸開走行保護装置は戸が開いたまま走行すると制止する安全装置で設置義務があります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.POGの「P」はParts(部品)、「O」はOil(油)、「G」はGrease(グリス)を意味する。
POGはParts, Oil, Greaseの略です。標準管理委託契約書は選択式です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.中性化が進行して鉄筋に達すると、鉄筋が錆びて膨張し、外壁の剥落等を招く。
中性化でアルカリ性が失われると鉄筋が錆びて膨張します。原因はCO2、中性化部分は無色です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.アルカリ骨材反応によるひび割れは、鉄筋の配筋に沿って規則性をもった直線状に生じる。
アルカリ骨材反応によるひび割れは、不規則な亀甲状に生じます。直線状は鉄筋腐食などです。
この問題の解説ページを開く →正解:C.コンクリート中の塩分量の診断は、シュミットハンマーによる反発度法で行われる。
塩分量診断は塩化物含有量測定器で行います。シュミットハンマーは圧縮強度の推定用です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.シーリング材の破断は、ひび割れが被着体まで達し、完全に切れている状態である。
破断は完全に切れた状態です。チョーキングは美観上の劣化、アルミ腐食は白色の点食です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.長期修繕計画は不確定な事項を含むため、均等積立方式を採用していても、見直しにより修繕積立金の引上げが必要になることがある。
均等積立方式でも工事費高騰等により増額が必要になることがあります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.建具・金物等の取替えは周期が短いため、当初の長期修繕計画には必ず複数回含まれる。
建具・金物等の取替周期は34〜38年と長いため、当初の計画には含まれないことがあります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.修繕周期は、いかなる場合も長期修繕計画作成ガイドラインに記載された例と全く同じ年数に設定しなければならない。
修繕周期は仕様や劣化状況等に基づいて設定するため、ガイドラインの例と全く同じにする必要はありません。
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