第529問準都市計画区域について、正しいものはどれか。
- A都道府県が指定する。
- B2以上の都府県にわたるときは、国土交通大臣が指定する。
- C原則として、市町村が指定する。
- D区域区分を必ず定めなければならない。
建築関連法規とマンション管理適正化法を扱う分野です。都市計画法の区域区分・用途地域・地域地区、建築基準法の建蔽率・容積率・高さ制限・単体規定、消防法、そしてマンション管理適正化法に基づく管理業務主任者・マンション管理業者の規制や重要事項説明などが問われます。マンション管理士の職域を支える重要な法令群であり、数値基準や手続要件が多いのが特徴です。法律ごとに規制の目的と対象を整理し、混同しやすい用語や数字を表にまとめて覚えると効果的です。
この分野の問題73問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:B.市街化調整区域には、原則として用途地域は定めないが、必要に応じて定めることは可能である。
市街化調整区域には原則として用途地域を定めませんが、定められないわけではありません。市街化区域はおおむね10年以内です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、田園住居地域
建築物の高さは、第一種低層住居専用地域・第二種低層住居専用地域・田園住居地域内において、10mまたは12mで必ず定めます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.高層住居誘導地区は、第一種住居地域や準工業地域などの一定の用途地域で定められる。
高層住居誘導地区は第一種住居地域・第二種住居地域等に定められます。特別用途地区は用途地域内、特定用途制限地域は用途地域が定められていない区域で指定されます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.都市計画区域内で用途地域内の場合、無条件で地区計画を定めることができる。
都市計画区域内で用途地域内の場合、すべての土地の区域で地区計画を定めることができます。案の作成には意見を求めることが必要ですが、同意は不要です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.市町村が都市計画を決定しようとするときは、あらかじめ都道府県知事に協議しなければならない場合がある。
市町村が都市計画区域又は準都市計画区域について都市計画を決定しようとするときは、あらかじめ都道府県知事に協議しなければなりません。縦覧は2週間、効力は告示日から生じます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.建築物の階数を算定する際、水平投影面積の合計が建築面積の1/8以下である屋上の階段室は、階数に算入しない。
屋上の階段室等で水平投影面積の合計が建築面積の1/8以下であるものは階数に算入しません。建築面積に不算入となるのは外壁から1m以上突き出した先端から1m以内の部分等です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.共同住宅の一部を床面積の合計200㎡超のカフェに用途変更する場合、建築確認が必要である。
共同住宅の一部を床面積の合計200㎡超の用途(カフェ等)に変更する場合、建築確認が必要です。床の全面模様替は主要構造部を含まないため建築確認は不要です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.特定行政庁は、建築基準法令の規定に違反することが明らかな建築工事中の建築物について、緊急の必要があり所定の手続によれない場合に限り、手続によらずに工事の施工の停止を命ずることができる。
違反が明らかな工事中の建築物に対しては、緊急の必要があり所定の手続によれない場合に限り、手続によらずに施工停止を命ずることができます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.界壁を貫通する給水管の周辺のすき間は、モルタルその他の不燃材料で埋めなければならない。
界壁を貫通する管と界壁とのすき間は不燃材料で埋めなければなりません。給水管等は貫通する部分と両側1m以内を不燃材料で造ります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.階段及び踊り場の幅120cm以上、けあげ20cm以下、踏面24cm以上
直上階の居室の床面積の合計が200㎡超の地上階の場合、階段幅120cm以上、けあげ20cm以下、踏面24cm以上となります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.階段に代わる傾斜路の勾配は、1/8を超えてはならない。
階段に代わる傾斜路の勾配は1/8を超えてはなりません。手すりの突出が10cm以下なら無いものとみなします。手すりは省略できません。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ほこり等が入らない構造のオーバーフロー管を有効に設けなければならないが、圧力タンク等には不要である。
ほこり等が入らない構造のオーバーフロー管を設ける必要がありますが、圧力タンク等は除かれます。兼用は禁止、マンホールは直径60cm以上です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.住宅等の居室には、有効換気量が毎時0.5回以上の換気回数となる換気設備等の設置が義務付けられている。
居室には毎時0.5回以上の換気設備の設置が義務付けられています。第1種は使用禁止、クロルピリホスは5年以上経過で使用可能、F☆☆☆☆は発散しないわけではありません。
この問題の解説ページを開く →正解:D.共同住宅の6階以上の階には、居室の床面積に関わらず、原則として直通階段を2つ以上設置する必要がある。
共同住宅の6階以上の階には原則として直通階段を2つ以上設置します。片側居室の廊下幅は1.2m以上、屋外避難階段は地上まで直通、施錠装置はかぎを用いることなく解錠できるものとします。
この問題の解説ページを開く →正解:B.備蓄倉庫部分は、敷地内の建築物の各階の床面積の合計の1/50を限度として算入しない。
備蓄倉庫部分は1/50を限度として算入しません。自動車車庫は1/5、宅配ボックスや自家発電設備等は1/100が限度です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.商業地域の場合、前面道路の幅員に6/10を掛けた数値と、指定された容積率とを比較して、小さい方が最高限度となる。
その他の用途地域(商業地域など)は幅員に6/10を掛け、指定容積率と比較して小さい方が限度となります。建蔽率は幅員の影響を受けません。幅員は一番広いものを用います。
この問題の解説ページを開く →正解:A.延べ面積が1500㎡超の建築物は、耐火建築物等としなければならない。
準防火地域内で延べ面積が1500㎡超の建築物は、耐火建築物等としなければなりません。階数算定には地階を除きます。階数4以上は耐火建築物等です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.原則として、建築物すべてに厳しい規制の地域に関する規定が適用される。
建築物が異なる地域にまたがる場合は、原則としてすべてに厳しい規制の地域に関する規定が適用されます。防火壁で区画されていれば外の部分は緩い規制が適用されます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.建築物の屋上に設けるもの、または高さが3mを超えるもの
防火地域内の看板等で、建築物の屋上に設けるもの、または高さが3mを超えるものは不燃材料で造る等の規制を受けます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.多数の者が利用する一定の建築物で、共同住宅をはじめとするもの
特定建築物は、マンション等の共同住宅をはじめとする多数の者が利用する一定の建築物です。特別特定建築物には共同住宅は含まれません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.床面積の合計が2000㎡以上の特別特定建築物を建築しようとするときは、建築物移動等円滑化基準に適合させる義務がある。
床面積の合計が2000㎡以上の特別特定建築物には適合義務があります。共同住宅等の特定建築物(特別特定建築物を除く)には適合努力義務が課されます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.耐震関係規定に適合しない建築物で、既存不適格建築物の規定の適用を受けているもの
既存耐震不適格建築物は、耐震関係規定に適合しない建築物で、建築基準法の既存不適格建築物の規定の適用を受けているものです。
この問題の解説ページを開く →正解:A.既存耐震不適格建築物の所有者は、耐震診断をし、必要に応じて耐震改修を行う努力義務を負う。
既存耐震不適格建築物及び特定既存耐震不適格建築物の所有者は、耐震診断・耐震改修を行う努力義務を負います。要安全確認計画記載建築物は耐震診断と報告が義務ですが、改修は努力義務です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.認定を受けた場合、耐震改修工事は出席区分所有者及び議決権の各過半数の普通決議で行うことができる。
要耐震改修認定建築物では、共用部分の重大変更を含む耐震改修を普通決議(出席区分所有者及び議決権の各過半数)により行うことができます。改修は努力義務です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.誘導基準に適合すること等の認定を受けると、省エネ性能向上のための設備について、通常の床面積を超える部分の容積率不算入の特例を受けられる。
誘導基準に適合する等の認定を受けると、容積率の特例(不算入)を受けられます。建蔽率や高さ制限の特例はありません。
この問題の解説ページを開く →正解:B.原則全ての住宅・建築物について、新築時の省エネ基準の適合義務が課される。
2025年4月以降、原則全ての住宅・建築物について省エネ基準の適合義務が課されます。増改築の場合は行う部分のみが対象で、修繕・模様替えは含まれません。
この問題の解説ページを開く →正解:C.他人の需要に応じて、事務所や住宅等における盗難等の事故の発生を警戒し、防止する業務である。
警備業務は他人の需要に応じて行うものです。デパートの従業員が行うものは該当しません。認定は都道府県公安委員会です。機械警備業務は施設外の受信機で受信するものです。
この問題の解説ページを開く →正解:D.18歳未満の者は、警備員になることはできない。
18歳未満の者や欠格事由にあたる者は警備員になれません。届出は公安委員会に行います。罰金が欠格事由になるのは警備業法違反の場合等です。書面の交付は契約締結前と締結後の両方必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.機械警備業者は、基地局ごとに機械警備業務管理者資格者証の交付を受けている者のうちから管理者を選任しなければならない。
機械警備業者は、基地局ごとに機械警備業務管理者を選任しなければなりません。届出で足り、許可は不要です。施設外の機器に送信・受信するものが機械警備業務です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.警備業者は、依頼者からの苦情の適切な解決に努める必要はあるが、周辺住民からの苦情に対応する義務はない。
警備業者は、依頼者だけでなく周辺住民や通行者等からの苦情の適切な解決に努めなければなりません。
この問題の解説ページを開く →正解:C.2以上の区分所有者が存する建物で、人の居住の用に供する専有部分が少なくとも1つあるもの
マンションとは、2以上の区分所有者が存する建物で、人の居住用の専有部分のあるもの等をいいます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.管理組合の会計の収入及び支出の調定、出納、マンション(専有部分を除く)の維持・修繕に関する企画・実施の調整のすべてを含むものをいう。
管理事務は、調定・出納・維持修繕に関する企画実施の調整の3つの基幹事務すべてを含むものをいいます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.管理組合から委託を受けて、基幹事務のすべてを含む管理事務を業として行う行為。
マンション管理業とは、管理組合から委託を受けて管理事務(基幹事務すべてを含む)を業として行う行為をいいます。区分所有者自ら行う場合は該当しません。
この問題の解説ページを開く →正解:C.マンション管理士は、国土交通大臣の登録を受け、マンション管理士の名称を用いて相談に応じる業務を行う者である。
試験に合格しても登録を受けなければ名称を使用できません。登録を受けていれば登録証の交付前でも名称を使用できます。弁護士等他の法律で制限される業務は含まれません。
この問題の解説ページを開く →正解:D.各マンションの修繕に係る資金計画の個別具体的な承認に関する事項
推進計画に定める事項には目標、状況把握の措置、啓発及び知識の普及などが含まれますが、個別の資金計画の承認事項は含まれません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.認定管理者等は、軽微な変更を除く管理計画の変更をしようとするときは、計画作成都道府県知事等の認定を受けなければならない。
軽微な変更は変更の認定が不要です。取消しは取り消すことができるであり任意的です。更新処分がされない場合、従前の認定はなお効力を有します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.マンション所有者不明専有部分について、適正な管理のため必要があると認めるときは、地方裁判所に管理命令の請求をすることができる。
都道府県知事等は、所有者不明専有部分、管理不全専有部分、管理不全共用部分について、地方裁判所に対し管理命令の請求をすることができます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.勧告をした場合において必要があると認めるときは、マンションの管理について特別の知識経験を有する者のあっせん等の措置を講ずるよう努めなければならない。
都道府県知事等は、勧告をした場合において必要があると認めるときは、専門家のあっせん等の措置を講ずるよう努めなければなりません。
この問題の解説ページを開く →正解:B.登録は、国土交通大臣がマンション管理士登録簿に氏名等を登載して行う。
登録は国土交通大臣が行います。登録に期限や有効期間はありません。破産者は管理士の登録拒否事由には含まれません。
この問題の解説ページを開く →正解:C.偽りその他不正の手段で管理業務主任者の登録を取り消され、取消しの日から1年を経過した者
不正な手段で管理業務主任者の登録を取り消され、2年を経過しない者は登録できません。適正化法以外の罰金は拒否事由になりません。適正化法の罰金でも2年経過すれば登録可能です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.信用失墜行為の禁止義務に違反した場合、登録の取消処分を受けることはあるが、罰金等の罰則の適用はない。
信用失墜行為と講習受講義務の違反には罰則の適用はありません。秘密保持義務は辞めた後も続きます。住所変更は登録事項の変更届出と登録証の訂正が必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.偽りその他不正の手段により登録を受けた場合、国土交通大臣はその登録を取り消さなければならない。
不正な手段で登録を受けた場合は必要的取消しです。3大義務違反は任意的取消しまたは名称使用停止です。返納は10日以内。死亡時は届出と登録証の提出が必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.申請期間内に更新申請をした場合、満了日までに処分がなくても従前の登録はなお有効である。
有効期間は5年です。更新申請は90日前から30日前まで。処分がされない間は従前の登録は有効です。更新後の期間は従前の満了日の翌日から起算します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.マンション管理業者の登録を取り消された法人の役員で、取消日の60日前に退任し、取消しの日から1年を経過した者
取消日の前30日以内に役員であった者が対象です。60日前に退任した者は該当しません。基準資産額は300万円以上必要なので500万円は適格です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.破産手続開始の決定があった場合、破産管財人が30日以内に届け出なければならない。
破産手続開始の場合は破産管財人が届け出ます。合併により消滅した場合は消滅会社の代表役員、死亡の場合は相続人が届け出ます。廃止の場合は30日以内です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.当該管理業者であった者は、受託に係る管理事務を結了する目的の範囲内においては、なおマンション管理業者とみなされる。
登録失効後も、受託した管理事務を結了する目的の範囲内では、なお管理業者とみなされます。新規契約はできません。
この問題の解説ページを開く →正解:B.委託を受けた管理組合の数を30で除したもの以上の、成年者である専任の管理業務主任者を置かなければならない。
事務所ごとに、管理組合の数を30で除した数(1未満切り上げ)以上の成年者である専任の管理業務主任者を置かなければなりません。
この問題の解説ページを開く →正解:C.旧姓使用を希望する場合、管理業務主任者証に旧姓を併記し、業務において旧姓を使用することができる。
旧姓併記・使用は可能です。住所や勤務先は主任者証の記載事項ではないため、転職や転居の場合は登録事項の変更届出のみで主任者証の訂正は不要です。氏名変更は主任者証の訂正が必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.交付の申請の日前6ヵ月以内に行われる講習を受けなければならないが、試験合格日から1年以内の者は受講が不要である。
交付申請前6ヵ月以内の講習受講が必要ですが、試験合格から1年以内の場合は免除されます。有効期間は5年です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.管理業務主任者をして、契約の内容・履行に関する重要事項について説明をさせなければならない。
新規契約時は、管理業務主任者をして重要事項を説明させなければなりません。書面交付と掲示は1週間前まで。説明時は請求がなくても自発的に主任者証を提示しなければなりません。
この問題の解説ページを開く →正解:C.管理者等が置かれている場合、区分所有者等全員に書面を交付し、管理者等に対して管理業務主任者をして説明をさせなければならない。
同一条件の更新で管理者等がある場合は、区分所有者全員への書面交付と、管理者等への説明が必要です(説明会は不要)。費用の増額は新規契約の手続が必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.基幹事務の一部を他人に委託する分割一部再委託は可能である。
基幹事務の一部を再委託すること(分割一部再委託)は可能です。一括全部再委託や分割全部再委託は禁止されています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.契約成立時の書面には、管理業務主任者が記名しなければならない。
契約成立時の書面には管理業務主任者の記名が必要です。交付は遅滞なく。管理者等がいれば管理者等に交付します。交付時の主任者証提示は請求があった場合のみで足ります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.翌月末日までに、収納口座から保管口座に管理費の残額と修繕積立金を移し換える。
イ方式は、収納口座に管理費と修繕積立金を入金し、支払いを控除した残額と修繕積立金を翌月末日までに保管口座に移し換えます。aはロ方式、cはハ方式の説明です。イ方式の収納口座は管理業者名義でも可能です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.ロ方式の場合、1ヵ月分の管理費用の合計額以上の額につき保証契約を締結しなければならない。
ロ方式の保証対象は1ヵ月分の管理費用の合計額以上です。ハ方式は保証契約不要。対象は収納口座の金銭です。印鑑等を管理しない等の条件を満たせば保証契約は不要です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.事業年度終了後遅滞なく、管理業務主任者をして管理事務報告書を管理者等に交付して説明をさせなければならない。
管理者等がある場合は、事業年度終了後遅滞なく、管理業務主任者をして管理者等に報告書を交付・説明させます。説明会は不要、報告書への記名も不要です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.信用失墜行為の禁止義務に違反したマンション管理士を雇用している場合
管理士の義務違反を雇用していること自体が管理業者の業務停止命令の直接の事由とは規定されていません。分別管理、名義貸し、重説違反は業務停止命令の対象です。
この問題の解説ページを開く →