フードコーディネーター2級 ⑦ 企画書作成

フードビジネスの企画書を組み立てる方法を学ぶ分野です。企画書の構成要素(背景・目的・ターゲット・コンセプト・実施内容・スケジュール・予算・期待効果)、ロジカルな組み立て、ビジュアル化、プレゼンテーションの基本などを整理。クライアントワークで必要となる実務スキルとして配点も高い実践分野です。

この分野の問題45問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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446エンゲル係数に関する記述で、最も適切なものはどれか。

  1. A1980年代から一貫して低下し続け、近年は10%未満で推移している
  2. B近年は食料品価格の上昇や中食・外食の利用などを背景に、上昇傾向がみられる
  3. C食べる事以外の支出が減少し、常に50%を超えている
  4. D外食費はエンゲル係数の計算には含まれない
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正解:B近年は食料品価格の上昇や中食・外食の利用などを背景に、上昇傾向がみられる

エンゲル係数は消費支出に占める食料費の割合。長期的には低下してきたが、近年は物価上昇や中食・外食の利用などにより上昇傾向がみられる(定義により水準は変動)。

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447家計の食料支出において、近年「生鮮食品」の占める割合はどのように推移しているか。

  1. A長期的に減少傾向にある
  2. B長期的に増加傾向にある
  3. C過去50年間全く変化していない
  4. D突如として2倍に急増した
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正解:A長期的に減少傾向にある

調理の手間を省くニーズ(中食・外食の増加)が高まっているため、素材から調理する必要がある「生鮮食品」の割合は減少傾向にあります。

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448「食の外部化(外食+中食)」に含まれないものはどれか。

  1. Aファミリーレストランでの外食費
  2. Bコンビニエンスストアで購入したお弁当の代金
  3. C家庭で調理するためにスーパーで購入した生鮮野菜の代金
  4. Dデリバリーで注文したピザの代金
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正解:C家庭で調理するためにスーパーで購入した生鮮野菜の代金

食の外部化は家庭外で調理された食の利用(外食・中食)。生鮮野菜の購入は家庭内調理(内食)に該当する。

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449フードファディズムの具体的な行動例として、最も当てはまるものはどれか。

  1. A健康のために毎日適度な運動を取り入れる
  2. Bテレビ番組で「〇〇が健康に良い」と放送された翌日、スーパーでその商品を買い占める
  3. C栄養バランスを考えて多様な食材を食べる
  4. Dアレルギーがあるため特定の食品を避ける
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正解:Bテレビ番組で「〇〇が健康に良い」と放送された翌日、スーパーでその商品を買い占める

科学的根拠に乏しい情報に踊らされ、特定の食品の効果を過信して異常な購買行動に走る現象をフードファディズムと呼びます。

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450日本の人口動態(少子高齢化・人口減少)が、国内の食市場に与える最も直接的な影響はどれか。

  1. A国内の食市場の規模(パイ)が全体として縮小していく
  2. B国内の食市場の規模が急激に拡大する
  3. C若者向けのジャンクフード市場のみが異常に成長する
  4. D外食産業の店舗数が自動的に倍増する
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正解:A国内の食市場の規模(パイ)が全体として縮小していく

食べる人の数(総人口)が減少し、食べる量が減る高齢者が増えるため、国内食市場の規模は構造的に縮小を余儀なくされます。

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451コロナ禍で急増した「ダークストア」の本来の目的・機能はどれか。

  1. A店内での飲食を完全に無料にする施設
  2. Bオンライン注文専用の、迅速な配達拠点(接客スペースを持たない店舗)
  3. C闇市場で違法な食材を売買する場所
  4. D完全に無人のロボットレストラン
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正解:Bオンライン注文専用の、迅速な配達拠点(接客スペースを持たない店舗)

実店舗としての接客機能を捨て、オンライン注文の商品を配達員に素早く渡すための拠点(配達特化型スーパー)として機能します。

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452日本の農業経営体における近年の特徴として、正しいものはどれか。

  1. A農業経営体全体の数は減っているが、会社組織などの「法人経営体」は増加している
  2. B農業経営体全体の数は急激に増加している
  3. C法人経営体は法律で禁止されたため消滅した
  4. D個人(家族)経営の農家のみが増加している
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正解:A農業経営体全体の数は減っているが、会社組織などの「法人経営体」は増加している

農業従事者の高齢化で全体の数は減少していますが、経営の安定化や雇用の受け皿として、農業の法人化は進展しています。

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4532020年頃の日本の農業就業者の平均年齢として最も近いものはどれか。

  1. A35歳前後
  2. B45歳前後
  3. C67歳前後
  4. D85歳前後
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正解:C67歳前後

農業就業者は高齢化が進み、平均年齢はおよそ60代後半とされる。

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454食品製造業が用いる農林水産物(生物)の特性である「経時変化」への対応として、最も重要な取り組みはどれか。

  1. A収穫後、数年間常温で放置してから加工する
  2. B鮮度が落ちて品質が劣化・腐敗する前に、迅速な加工・低温流通(コールドチェーン)を行う
  3. C加工時に大量の着色料で色をごまかす
  4. D経時変化が起きないプラスチックを原料にする
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正解:B鮮度が落ちて品質が劣化・腐敗する前に、迅速な加工・低温流通(コールドチェーン)を行う

生鮮原料は時間が経つと鮮度が落ちる(経時変化)ため、収穫後の迅速な処理と適切な温度管理による流通が不可欠です。

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455消費者が魚介類の購入を避ける理由として、代表的なものはどれか。

  1. A価格が高い(割高感)
  2. B魚介類は栄養価が全くないから
  3. C魚の調理が法律で禁止されたから
  4. D魚の種類が少なすぎるから
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正解:A価格が高い(割高感)

魚介類は「価格が高い(割高感)」「調理が面倒」「生ごみが出る」などが購入回避理由として挙げられやすい。

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456日本の漁業において「栽培漁業(養殖業)」が強力に推進されている主な背景はどれか。

  1. A海の水がすべて干上がったため
  2. B獲りすぎによる天然水産資源の減少・枯渇を防ぎ、安定供給を図るため
  3. C養殖魚の方が天然魚よりも成長が遅いため
  4. D天然の魚には全て毒が含まれるようになったため
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正解:B獲りすぎによる天然水産資源の減少・枯渇を防ぎ、安定供給を図るため

世界的な魚介類の需要増加に伴う乱獲や資源枯渇を防ぐため、卵から育てて管理する「栽培漁業(養殖)」への転換が不可欠となっています。

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457食品製造業が「天候や季節」から受ける経営上のリスクとして、最も大きなものはどれか。

  1. A常に同じ価格で原料を無制限に仕入れることができる
  2. B従業員が季節によって全員入れ替わる
  3. C天候不順による凶作で、原料の調達価格が急騰したり必要量が確保できなくなる
  4. D夏場は製品の賞味期限が無限に延びる
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正解:C天候不順による凶作で、原料の調達価格が急騰したり必要量が確保できなくなる

原料が自然の産物であるため、台風や日照不足などの気象条件によって収穫量が激減し、仕入れ価格が高騰するリスクを常に抱えています。

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458食品製造業のコスト構造(財務的特徴)として、他産業と比較した場合の正しい記述はどれか。

  1. A利益率が非常に高く、儲かりやすい構造である
  2. B広告宣伝費は一切かからない
  3. C原材料費(原価)の占める割合が高く、付加価値(利益)率が低くなりやすい
  4. D人件費が売上の100%を占める
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正解:C原材料費(原価)の占める割合が高く、付加価値(利益)率が低くなりやすい

食品は原材料費比率が高く、価格競争も起きやすいため、付加価値(利益)率が低くなりやすい傾向がある。

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459食品メーカーの多くが採用している「見込生産」方式の最大のデメリット(リスク)はどれか。

  1. Aお客様から注文を受けてから作るため、納品に数ヶ月かかる
  2. B常に出来立てのアツアツを提供できる
  3. C需要予測が外れると、大量の不良在庫(売れ残り)や廃棄ロスが発生する
  4. D在庫を置くための倉庫が一切不要になる
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正解:C需要予測が外れると、大量の不良在庫(売れ残り)や廃棄ロスが発生する

欠品を防ぐためにあらかじめ商品を製造して在庫を持ちますが、予測が外れれば賞味期限切れによる多額の廃棄ロスが発生します。

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460食品卸売業が小売業に対して提供する「アソートメント機能」の具体的な役割はどれか。

  1. A多様なメーカーの商品を集め、小売店の客層やニーズに合わせて品揃え(組み合わせ)を整えること
  2. B小売店の代わりにメーカーの工場を建設すること
  3. C小売店の従業員の給与を支払うこと
  4. D全ての商品を一つのメーカーの製品に統一すること
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正解:A多様なメーカーの商品を集め、小売店の客層やニーズに合わせて品揃え(組み合わせ)を整えること

小売店が消費者の欲しいものを一度に揃えられるよう、多数のメーカーから商品を集約して提供する機能です。

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461食品卸売業の「金融(決済)機能」の役割として正しいものはどれか。

  1. A小売店に代わって銀行からお金を借りる
  2. B小売店の代金支払いを猶予したり、メーカーへの代金回収を代行し信用リスクを吸収する
  3. C消費者に直接お金を貸し付ける
  4. D株を発行して資金調達を代行する
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正解:B小売店の代金支払いを猶予したり、メーカーへの代金回収を代行し信用リスクを吸収する

多数の小売店に対する代金の請求や回収業務を卸売業者が一手に引き受け、メーカーの貸し倒れリスクを防ぎます。

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462流通システムにおける「取引総数最小化の原則」がもたらす最大のメリットはどれか。

  1. A流通にかかる取引回数が減少し、社会全体の流通コスト(手間や輸送費)が削減される
  2. B取引回数が無限に増え、経済が混乱する
  3. C卸売業者がすべて倒産する
  4. Dメーカーと消費者が直接会話できるようになる
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正解:A流通にかかる取引回数が減少し、社会全体の流通コスト(手間や輸送費)が削減される

中間に卸売業者が入ることで、メーカーと小売業者が個別に直接取引するよりも、全体の取引ネットワークを効率化できます。

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463卸売業者を通さず、小売業者が直接メーカーから仕入れる「中抜き」が増加した背景にある技術的発展はどれか。

  1. A蒸気機関車の発明
  2. Bインターネット(情報通信技術)や物流ネットワークの発達
  3. C活版印刷技術の普及
  4. Dテレビのカラー化
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正解:Bインターネット(情報通信技術)や物流ネットワークの発達

EDIやインターネットの普及により、受発注や在庫管理がオンラインで容易に行えるようになったことが中抜きを加速させました。

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464スーパーなどの小売業が「プライベートブランド(PB)」の開発に注力する最大の理由はどれか。

  1. Aメーカーを応援するため
  2. Bナショナルブランド(NB)よりも価格が高く設定できるため
  3. C中間マージンや宣伝費を省き、他店との差別化と自社の利益率向上を図るため
  4. D店内の商品を全て一色に統一するため
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正解:C中間マージンや宣伝費を省き、他店との差別化と自社の利益率向上を図るため

激しい価格競争の中で利益を確保するため、独自企画で原価を抑えたPB商品は小売業にとって重要な利益の源泉となります。

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465食産業を構成する4つの部門のうち、商品の「生産」のさらに前段階にあたる、種苗や肥料・飼料を提供する関連産業を含める場合、最も川上に位置する部門はどれか。

  1. A外食産業
  2. B食品製造業
  3. C農林水産業(およびその関連資材産業)
  4. D食品卸売業
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正解:C農林水産業(およびその関連資材産業)

食の連鎖(フードシステム)の出発点は、農産物や水産物を生み出す農林水産業です。

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466日本人の摂取エネルギー量が1970年代初頭をピークに減少傾向にある理由として最も適切なものはどれか。

  1. A国民全体が深刻な食糧難に陥っているため
  2. B高齢化による基礎代謝の低下や、メタボ対策などの健康志向の高まりによる過剰摂取の抑制
  3. Cすべての食品のカロリーが半分になったため
  4. D1日1食のライフスタイルが法律で義務付けられたため
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正解:B高齢化による基礎代謝の低下や、メタボ対策などの健康志向の高まりによる過剰摂取の抑制

人口の高齢化で食べる量が減ったことや、生活習慣病予防のためにカロリー摂取を控える人が増えたことが大きな要因です。

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4672020年の感染拡大により、外食産業の中で特に大きな影響を受けた業態として最も適切なものはどれか。

  1. Aファストフード
  2. Bデリバリーピザ
  3. Cパブ・ビアホール/居酒屋など、酒類提供や夜間需要の比重が高い業態
  4. Dスーパーの惣菜売り場
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正解:Cパブ・ビアホール/居酒屋など、酒類提供や夜間需要の比重が高い業態

外出自粛や酒類提供制限、時短要請の影響を受け、パブ・居酒屋などが特に大きく落ち込んだ。

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468コロナ禍において「ゴーストレストラン」とともに急増した、実店舗を持たず調理とデリバリーのみを行う施設形態の総称はどれか。

  1. Aクラウドキッチン(シェアキッチン)
  2. Bオープンキッチン
  3. Cセントラルキッチン
  4. Dデパ地下
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正解:Aクラウドキッチン(シェアキッチン)

一つの厨房設備を複数のブランドやデリバリー業者が共有(シェア)して運営することで、初期投資を抑える新しい業態です。

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469日本の農業産出額は1984年頃をピークに減少傾向にあるが、2020年(令和2年)頃の規模として最も近いものはどれか。

  1. A約1兆円
  2. B約9兆円
  3. C約15兆円
  4. D約30兆円
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正解:B約9兆円

農業産出額は長期的に減少傾向で、近年はおおむね9兆円前後で推移している。

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470農林水産省が推進する「スマート農業」によって期待される効果として、適切なものはどれか。

  1. A熟練農家の「匠の技」をデータ化し、経験の浅い若者でも精密な農業ができるようになる
  2. B農作業をすべて消費者にやらせるようになる
  3. Cトラクターを木材で作るようになる
  4. D農薬の散布量を従来の100倍にする
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正解:A熟練農家の「匠の技」をデータ化し、経験の浅い若者でも精密な農業ができるようになる

センサーやAIを活用してノウハウをデータ化・共有することで、新規就農者の技術習得を支援し、生産性を向上させる効果が期待されています。

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471食品製造業における「付加価値」の例として、レトルト食品や缶詰などの加工がもたらす最大の機能的価値はどれか。

  1. A重量を増やすこと
  2. B鮮度を落とすこと
  3. C常温で長期間保存できる「貯蔵性の向上」
  4. D常に冷蔵庫に入れなければならない状態にすること
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正解:C常温で長期間保存できる「貯蔵性の向上」

殺菌処理と密閉包装(缶詰やレトルト)により、腐敗を防ぎ、長期間保存できるようにすることが重要な加工の目的です。

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472食品製造業の企業規模別の特徴として、日本全国に「中小・零細企業」が非常に多く分散して存在している理由はどれか。

  1. A大企業が法律で禁止されているから
  2. B食品は輸送にコストがかかるため、各地の地域特有の農林水産物(特産品)をその産地近くで加工する企業が多数存在するため
  3. C全員が東京に住んでいるから
  4. D機械化が全く進んでいないから
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正解:B食品は輸送にコストがかかるため、各地の地域特有の農林水産物(特産品)をその産地近くで加工する企業が多数存在するため

醤油や味噌、漬物など、その土地の気候や特産物を活かした地域密着型の地場産業として、多くの中小企業が各地に根付いています。

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473食品卸売業が小売店に対して行う「リテール・サポート」の具体的な活動内容として、当てはまるものはどれか。

  1. A小売店の売上データ(POSデータ等)を分析し、より売れる陳列方法や新商品を提案する
  2. B小売店の社長の個人的な買い物を代行する
  3. C小売店の店舗を全て買い取って直営化する
  4. D小売店の売上をすべて没収する
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正解:A小売店の売上データ(POSデータ等)を分析し、より売れる陳列方法や新商品を提案する

卸売業者の持つ幅広い情報網やデータ分析力を活かし、小売店の業績アップ(販売促進)を論理的に支援する活動です。

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474食品卸売業の「取扱い商品による分類」において、レストランやホテル、病院給食などの施設に対して大容量の食材などを卸す業者を何というか。

  1. A消費財卸売業(家庭用)
  2. B総合卸売業
  3. C業務用卸売業(産業財)
  4. D一次卸売業
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正解:C業務用卸売業(産業財)

一般家庭向けではなく、外食産業や給食施設などの「業務」で消費される商品(産業財)を専門に扱う卸売業を業務用卸と呼びます。

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475現代の食生活において、調理にかかる「時間」を節約し、より手軽に食事を済ませたいというニーズを象徴する言葉(略語)はどれか。

  1. Aコスパ(コストパフォーマンス)
  2. Bタイパ(タイムパフォーマンス)
  3. CSDGs
  4. DLOHAS(ロハス)
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正解:Bタイパ(タイムパフォーマンス)

共働き世帯の増加などで時間に追われる現代人が、かけた時間に対する満足度や効率を重視する「タイパ」志向が高まっています。

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476家計調査における「食料」の分類の中で、スーパーの惣菜や持ち帰り弁当などは一般的にどの項目に含まれるか。

  1. A穀類
  2. B生鮮食品
  3. C調理食品
  4. D外食
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正解:C調理食品

中食と呼ばれる惣菜や弁当などは、すでに調理が完了しているため「調理食品」の項目に分類され、近年その支出割合が増加しています。

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4771970年代から近年までの「エンゲル係数」の長期的な推移を示すグラフの形状として、最も適切な表現はどれか。

  1. A一貫して右肩上がりで上昇している
  2. B一貫して右肩下がりで低下している
  3. C低下傾向から底を打ち、近年は上昇に転じている(U字型)
  4. D常に30%のまま水平に推移している
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正解:C低下傾向から底を打ち、近年は上昇に転じている(U字型)

エンゲル係数は生活水準の向上に伴い低下していましたが、近年は中食・外食の利用増や食料品価格の高騰により再び上昇(U字型)しています。

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478日本人の1人当たり供給熱量(摂取エネルギー量)が1971年をピークに減少している要因として、関係の薄いものはどれか。

  1. A事務的労働(デスクワーク)の増加
  2. B社会全体の高齢化の進展
  3. Cメタボリックシンドローム対策などの健康志向
  4. D食品の包装デザインがシンプルになったこと
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正解:D食品の包装デザインがシンプルになったこと

主な要因は高齢化や健康志向など。包装デザインは摂取エネルギーの長期推移と直接の因果が薄い。

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479コロナ禍以前までの「外食産業」の市場規模の長期的なトレンドとして、正しい記述はどれか。

  1. A1997年をピークに一度減少し、その後は横ばいから微増圏内で推移していた
  2. B1970年の外食元年以降、毎年必ず10%以上成長し続けていた
  3. C常に中食市場の規模を下回っていた
  4. D2010年に市場規模が半減した
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正解:A1997年をピークに一度減少し、その後は横ばいから微増圏内で推移していた

外食市場は1997年の約29兆円をピークに減少に転じ、その後は大きな成長は見られず、横ばいから微増の状態で推移していました。

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480農業産出額の都道府県別ランキング(令和2年)において、第1位の北海道に次いで第2位となっている県はどこか。

  1. A青森県
  2. B新潟県
  3. C鹿児島県
  4. D愛知県
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正解:C鹿児島県

農業産出額(令和2年)の上位は北海道が最大で、次いで鹿児島県が続く。

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481魚介類の消費動向において、消費者が「調理が面倒」「生ごみが出る」といった不満を解消するために好んで購入するようになった商品の形態はどれか。

  1. A丸ごと一匹の鮮魚
  2. B骨取り済みの切り身や、刺身などの半調理・調理済みパック
  3. C魚の干物のみ
  4. D観賞用の熱帯魚
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正解:B骨取り済みの切り身や、刺身などの半調理・調理済みパック

さばく手間や生ごみの処理負担を避けるため、すぐに調理できる切り身や、そのまま食べられる刺身などの加工度が高い商品が好まれています。

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482農業の高齢化と人手不足対策として推進される「スマート農業」の最大の目的はどれか。

  1. A熟練者の技術がなくても精密な作業を可能にし、大幅な省力化を実現すること
  2. B農作業をすべて外国人労働者に任せること
  3. Cトラクターの運転免許を廃止すること
  4. D化学肥料を一切使わない伝統農法に戻すこと
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正解:A熟練者の技術がなくても精密な作業を可能にし、大幅な省力化を実現すること

AIやロボット技術を活用することで、経験の浅い人でも熟練者のような効率的で精密な農作業を行えるようにすることがスマート農業の狙いです。

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483食品製造業が原料を加工することによって付与する「付加価値」のうち、乾燥や塩蔵、レトルト処理などが主にもたらす機能的価値はどれか。

  1. A利便性の向上
  2. B嗜好性の向上(美味性)
  3. C貯蔵性(保存性)の向上
  4. D輸送性の向上
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正解:C貯蔵性(保存性)の向上

食品を腐りにくくし、長期間保存できるようにする「貯蔵性(保存性)の向上」は、食品加工の最も基本的で重要な付加価値です。

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484食品製造業の財務構造の特徴として、売上高に対する「広告宣伝費」の比率が他産業より高くなりやすい理由はどれか。

  1. A法律でテレビCMの放送が義務付けられているため
  2. B原材料費が全くかからないため
  3. C製造技術の模倣が容易で差別化が難しいため、ブランド力を高めて指名買いを促す必要があるため
  4. D利益が余りすぎて税金対策をするため
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正解:C製造技術の模倣が容易で差別化が難しいため、ブランド力を高めて指名買いを促す必要があるため

食品は味や形での差別化が難しいため、プロモーションに費用をかけ、消費者の認知度とブランドイメージを向上させる必要があります。

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485食品卸売業が担う「需給調整機能」において、メーカーと小売業の間で卸売業者が調整している「相反するニーズ」の組み合わせはどれか。

  1. Aメーカーの「高価格販売」と小売業の「高品質要求」
  2. Bメーカーの「大口・計画生産」と小売業の「小口・多頻度納品」
  3. Cメーカーの「海外輸出」と小売業の「国内販売」
  4. Dメーカーの「生鮮品」と小売業の「加工品」
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正解:Bメーカーの「大口・計画生産」と小売業の「小口・多頻度納品」

一度に大量に作りたいメーカーと、必要な時に少しずつ欲しい小売業の間に立ち、倉庫に在庫を持つことでそのギャップを調整します。

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486食品卸売業の分類において、「一次卸」「二次卸」「三次卸」という呼び方は、どのような基準に基づく分類か。

  1. A取扱い商品による分類
  2. B顧客(販売先)による分類
  3. C企業規模(資本金)による分類
  4. D流通経路(商流の段階)による分類
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正解:D流通経路(商流の段階)による分類

メーカーから直接仕入れる川上の業者を一次卸、そこから仕入れる業者を二次卸と呼ぶように、流通の段階(ポジション)による分類です。

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487流通業界における「中抜き」の具体例として、近年増加している生産者(メーカー)から消費者へのオンライン直接販売モデルを指す略語はどれか。

  1. AB2B
  2. BD2C (Direct to Consumer)
  3. CPOS
  4. DEDI
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正解:BD2C (Direct to Consumer)

メーカーが卸売や小売業者を挟まず、自社のECサイト等を通じて消費者に直接商品を販売する形態をD2Cと呼びます。

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488小売業が「アソートメント(品揃え)機能」を発揮する際、どのような商品を揃えるかの最も重要な判断基準となるものはどれか。

  1. A卸売業者が一番売りたい商品
  2. Bメーカーが一番作りやすい商品
  3. Cターゲットとする顧客のニーズや生活スタイル
  4. D店長個人の趣味趣向
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正解:Cターゲットとする顧客のニーズや生活スタイル

小売業は消費者の代理人として、ターゲットとなる顧客が「何を欲しているか」を基準に、最適な商品を組み合わせて品揃えを行います。

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489日本の食生活における「米」の1世帯当たり消費支出額の推移(2000年頃〜2020年頃)について、正しいものはどれか。

  1. A約2倍に増加している
  2. Bほぼ横ばいで推移している
  3. C約半分(50%以下)にまで大きく減少している
  4. Dパンの消費額を常に上回り続けている
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正解:C約半分(50%以下)にまで大きく減少している

食の多様化や簡便化ニーズなどを背景に、米への支出は長期的に大きく減少しており、おおむね半減程度の水準になっている。

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490食品卸売業の「金融(決済)機能」がもたらす、メーカー側の最大のメリットはどれか。

  1. A商品の配送料が無料になる
  2. B多数の小売店ごとの代金回収の手間が省け、貸し倒れリスクが軽減される
  3. C新商品のレシピを無料で提供してもらえる
  4. D工場の電気代を立て替えてもらえる
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正解:B多数の小売店ごとの代金回収の手間が省け、貸し倒れリスクが軽減される

卸売業者が間に入って代金回収を代行・保証することで、メーカーは個別の小売店に対する債権回収の手間や未回収リスクを回避できます。

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