① ファッション販売知識
30問ファッションという言葉の語源や意味、日本のファッション史、アパレルとライフスタイルの関係といった基礎知識を土台に、販売スタッフに求められる5つの力(共感力・自信力・創造力・提案力・継続力)や、お客様を顧客へ育てるプロセスを学ぶ分野です。あわせて業種と業態の違い、百貨店・SC・ファッションビル・SPAといった小売業の形態、店が持つ「商品」と「情報」の機能も頻出です。販売の心構えと業界構造をセットで整理し、以降の実務分野の理解につなげましょう。全322問中30問が出題されます。
② ファッション販売技術
42問実際の接客・応対に必要な技術を学ぶ分野です。会釈・敬礼・最敬礼といったお辞儀の使い分けと角度、購買心理の8段階(注意→興味→連想→欲望→比較検討→確信→行動→満足)と対応する接客ステップ、待機からクロージングまでの流れが軸になります。あわせて敬語やクッション言葉などの言葉づかい、電話・Eメールのマナー、斜め包みや水引・のしといったラッピングの基本も頻出です。型として覚える項目が多いため、動作と言葉を場面ごとに結びつけて整理すると得点しやすくなります。全322問中42問が出題されます。
③ 商品知識1 アイテム・インナー・服飾雑貨
48問アイテムそのものの名称と特徴を覚える分野で、出題数が最も多いパートです。帽子の各部名称や種類(クローシュ・パナマハット・トーク帽など)、ブラウス・ドレス・スカート・ワンピースといったアイテムの分類、正礼装のアフタヌーンドレスやイブニングドレスの違いが頻出です。あわせて、デザイン・素材加工・用途によるアパレル分類、マインドやテイストレベル(コンサバティブなど)といった分類軸、インナーや服飾雑貨の基礎も問われます。写真や図とセットで名称を覚えるのが効率的です。全322問中48問が出題されます。
④ 商品知識2 素材・シルエット・構成ディテール
37問衣服を構成する素材と形状の知識を学ぶ分野です。綿・麻・羊毛などの天然繊維、再生繊維や三大合成繊維といった繊維の分類と特徴、番手やデニールといった糸の太さの表し方、フィラメントヤーンなどの糸の種類が頻出です。あわせてシルエットの分類や、衿・袖・ポケットといった構成ディテールの名称も問われます。繊維は天然・化学の系統ごとに整理し、シルエットやディテールは図でイメージと名称を結びつけて覚えると混同を防げます。素材知識は品質表示の理解にも直結します。全322問中37問が出題されます。
⑤ 商品知識3 柄・色彩・サイズ・品質・副資材
42問商品を彩る柄・色・サイズや、品質・副資材に関する幅広い知識を扱う分野です。先染めと後染めの違い、ストライプやチェック・市松模様など柄の名称、色彩の基礎知識が頻出テーマです。あわせて衣料のサイズ表示、品質表示や取扱い(洗濯)表示の見方、ボタンやファスナーといった副資材の知識も問われます。柄は名称と見た目、色彩は用語と配色の考え方を結びつけて覚え、品質・サイズ表示は実際のタグをイメージしながら整理すると定着しやすい分野です。全322問中42問が出題されます。
⑥ 売り場づくり
35問商品を魅力的に見せて売上につなげる、ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)を中心とした分野です。ショップアイデンティティ(SI)やファサード(店頭)の役割、購買心理のアイドマ(AIDMA)/アイドカ(AIDCA)の法則、ゴールデンゾーンやサインスペースといった陳列の高さの考え方が頻出です。あわせてマネキンの配色技法や、見せ場のつくり方といった演出の基礎も問われます。理論と具体的な陳列テクニックを結びつけ、なぜその配置が買いやすさや売上につながるのかを理解すると得点力が高まります。全322問中35問が出題されます。
⑦ マーケティング
53問出題数が最も多い分野で、ファッションビジネスを支えるマーケティングの考え方を学びます。プロダクトアウトとマーケットインの違い、マスマーケティングからの転換、ソーシャルマーケティングといった基本概念や、市場の成熟に伴うマーケットの変化が頻出です。あわせて、顕在ニーズと潜在ニーズの違いなど、お客様の欲求をとらえる視点も問われます。用語が多く抽象的になりやすいため、それぞれの概念がどんな時代背景や課題から生まれたのかをストーリーで押さえると理解が深まり、記憶にも残りやすくなります。全322問中53問が出題されます。
⑧ 販売スタッフの業務
35問開店から閉店まで、販売スタッフが日々行う実務の流れを学ぶ分野です。清掃・商品整理・検品・品出し・レジ業務といった付帯業務の位置づけ、開店前のショーウィンドー清掃やフィッティングルームの準備、朝礼(開店前ミーティング)の進め方が頻出です。あわせて、現金支払い時の商品と釣り銭の渡し方、試着を勧めるタイミングなど、接客プロセスに沿った具体的な業務手順も問われます。一日の業務を時系列でイメージし、それぞれの作業の目的と正しい手順をセットで押さえると、実務にも直結する知識として定着します。全322問中35問が出題されます。