ビジネスマネージャー検定 ③ 部下のマネジメント

部下一人ひとりを動機づけ、成果に導くマネジメント手法を学ぶ分野です。動機づけ理論、目標設定や権限委譲、コーチングやフィードバック、評価面談の進め方などが中心テーマになります。部下のタイプや状況に応じたかかわり方の使い分けが問われやすいため、各理論の特徴と適用場面をセットで覚えるのが効果的です。日常のマネジメント場面をイメージしながら学習すると定着しやすくなります。

この分野の問題50問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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90部下の自律性や自発性を尊重するマネジメントのあり方として最も適切なものはどれか。

  1. A部下の意見を取り入れず自身の指示通りに動かす
  2. B部下を補助者として扱いチームの活性化を抑える
  3. C部下の考えに耳を傾け可能なら実行させてみる
  4. D失敗した場合は直ちに部下の全責任として追及する
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正解:C部下の考えに耳を傾け可能なら実行させてみる

部下の自発性を発揮させるには、可能な限り本人の考えに耳を傾け実行させることが重要です。

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91部下からの信頼を獲得するためのマネジャーの行動として、不適切なものはどれか。

  1. A部下が乗り越えられない障害を分析し支援する
  2. B一方的に激励や叱咤を連発してチームを支配する
  3. C部下の活動状況を把握し個性に合った支援を行う
  4. Dチームの成果を全員の手柄として喜びを分かち合う
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正解:B一方的に激励や叱咤を連発してチームを支配する

一方的な激励や叱咤の連発では、部下を支配できても信頼を獲得することは難しいとされています。

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92「成果はマネジャーのもの、失敗は部下のせい」と考えるマネジャーが失うものはどれか。

  1. A専門的な業務知識
  2. B上司からの評価
  3. C部下からの信頼
  4. D論理的な思考力
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正解:C部下からの信頼

利己的なスタンスは部下の信頼感を損なう重要な要素となります。成果の評価は他人がしてくれるという廉潔性が信頼の源です。

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93上司から意に反する目標を課せられた場合のマネジャーの対応として、最も適切なものはどれか。

  1. A自分の好みではないと部下に伝えて同情を誘う
  2. B情報分析を行い疑問点を解消し真摯な姿勢を示す
  3. C目標達成は不可能だと判断し早期に活動を諦める
  4. D部下のモチベーションを考慮し目標を勝手に下げる
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正解:B情報分析を行い疑問点を解消し真摯な姿勢を示す

意に反する目標でも、疑問点を解消すべく情報を分析し真摯な姿勢を示すことが部下の意欲維持につながります。

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94年長者や専門知識が豊富な部下への対応として、マネジャーに求められる態度はどれか。

  1. A権威を示すためあえて厳しい態度で業務を指示する
  2. B専門知識が劣る場合はマネジメントを完全に放棄する
  3. C価値を認めて敬意を払い状況により教えを乞う
  4. Dチームの調和を保つため専門性の高い業務は外す
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正解:C価値を認めて敬意を払い状況により教えを乞う

優れたマネジャーは、専門性の高い部下に敬意を払い、状況によって教えを乞うことをいといません。

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95有能な部下が配置された際の、望ましくないマネジャーの行動はどれか。

  1. A部下の能力をチームのためにどう活用するか考える
  2. B部下と競り合いライバル心をむき出しにして排除する
  3. C部下に新しい価値の創造へと導く役割を期待する
  4. D有能な人材を恐れずむしろそのような人材に勇気を与える
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正解:B部下と競り合いライバル心をむき出しにして排除する

優れた部下に嫉妬し排除しようとする行動は、チームの凝集力を低下させ目標達成の芽を摘むことになります。

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96公私のけじめに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A公私の境界を曖昧にしてチーム内の親睦を最優先する
  2. B公私の混同は経費流用などの問題行動に発展しやすい
  3. C威張るために過度なおしゃれをして権威を誇示する
  4. D馴れ合いの環境を作ることが目標達成の近道である
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正解:B公私の混同は経費流用などの問題行動に発展しやすい

公私の区別ができないと緊張感が薄れ、経費の流用やコンプライアンス上の問題行動につながりやすくなります。

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97部下に日常的に接する際の心得として、不適切なものはどれか。

  1. A始業時に部下と出会ったら率先して挨拶をする
  2. B業務終了報告を受けた時は労をねぎらう言葉をかける
  3. C年配の部下を若い部下の前で厳しく注意し引き締める
  4. D難題に遭った時は真っ先に処理に当たり孤立させない
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正解:C年配の部下を若い部下の前で厳しく注意し引き締める

年配の部下を若い部下の前で厳しく注意することは、百害あって一利なしと心得るべきです。

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98「怒る」と「叱る」の違いについて、正しい説明はどれか。

  1. A怒ることは相手の反省を促すために論理的に指導することである
  2. B叱ることは自分の自尊心を傷つけられた感情の発露として責めることである
  3. C怒る目的は相手に対して同じような誤りや失敗の防止を促すことである
  4. D叱ることは相手の存在や価値を認めていることが伝わる効果を持つ
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正解:D叱ることは相手の存在や価値を認めていることが伝わる効果を持つ

「叱る」は相手の誤りを指摘し反省を促す目的があり、基本的に相手の存在や価値を認めていることが伝わります。

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99部下を注意する際の留意点として、適切でないものはどれか。

  1. A注意をする前に事実関係をよく確認する
  2. B間接的に同僚を通じて注意の内容を伝える
  3. C本人の同僚や部下など第三者の前で注意しない
  4. D具体的な行動についての反省と改善を求める
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正解:B間接的に同僚を通じて注意の内容を伝える

注意は間接的ではなく、直接本人に面と向かって丁寧に伝えることが真意を伝える上で大切です。

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100部下への業務指示において、マネジャーが意識すべきこととして最も適切なものはどれか。

  1. A部下の理解力を超える複雑な内容を一度に伝える
  2. B指示の内容はできる限り簡潔明瞭にして伝える
  3. C指示の記録を残さず口頭のみで柔軟に対応する
  4. D部下自身の解釈を優先させ復唱による確認は省く
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正解:B指示の内容はできる限り簡潔明瞭にして伝える

指示の内容が複雑であったり曖昧であったりすると伝わらないため、努めて簡潔明瞭に指示すべきです。

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101「業務機能の明確化」の意味として正しいものはどれか。

  1. A業務に関連する作業内容を細かく手順化すること
  2. B業務が果たす役割や働きなどの作用を明示すること
  3. C誰がいつまでに業務を完了させるかを決定すること
  4. D業務にかかるコストと想定される利益を算出すること
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正解:B業務が果たす役割や働きなどの作用を明示すること

「業務機能の明確化」とは、業務が果たす役割(働き、作用)を明示することを指します。

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102「業務内容の具体化」の例として、最も適切なものはどれか。

  1. A伝票を処理するという役割だけを部下に指示する
  2. B伝票を保管するのか破棄するのか明確に指示する
  3. C伝票処理の重要性をチーム全体に熱心に説明する
  4. D伝票処理を誰が担当するかをくじ引きで決定する
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正解:B伝票を保管するのか破棄するのか明確に指示する

「処理する」という動詞を「保管する」「破棄する」などに具体化して「何を、どうすべきか」を示すことです。

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103部下が報告を怠りがちになったときのマネジャーの対応として、最も適切なものはどれか。

  1. A報告は不要であると割り切り成果物のみを評価する
  2. B報告をもって業務が完結することを部下に徹底する
  3. C部下の代わりにマネジャー自身が推測で報告書を作る
  4. D他のメンバーに影響はないため本人の裁量に任せる
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正解:B報告をもって業務が完結することを部下に徹底する

業務は報告をもって完結することを徹底し、報告を怠ると他のメンバーにも影響を及ぼすことを指摘する必要があります。

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104部下からの業務報告を受ける際、マネジャーが指導すべきポイントはどれか。

  1. A事実よりも先に個人の感想や推測を報告させる
  2. B主観的な意見のみを集約して簡潔に報告させる
  3. C記録やメモを排除し記憶だけを頼りに報告させる
  4. D見てきた事実だけを客観的に報告するよう指導する
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正解:D見てきた事実だけを客観的に報告するよう指導する

まずは見てきた事実だけを客観的かつ機械的に報告させ、その後に感想や推測を聞き、両者を峻別することが重要です。

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105アクシデント情報への対応として、最も適切なものはどれか。

  1. A通常の業務成果の報告を優先しアクシデントは後回しにする
  2. Bただちにかつ何よりも優先して報告するよう部下に指示する
  3. C被害が確定してからまとめて詳細な報告をするよう指導する
  4. Dマネジャーの評価が下がるため外部には一切報告しない
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正解:Bただちにかつ何よりも優先して報告するよう部下に指示する

アクシデント情報は重大な支障を生じさせる恐れがあるため、何よりも優先して直ちに報告させなければなりません。

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106コミュニケーションの断絶を防ぐための工夫として、不適切なものはどれか。

  1. Aマネジャーが報告を受けられる特定の時間を設定する
  2. Bメールのみに依存し対面での報告を完全に廃止する
  3. Cアクシデント情報は常に報告の窓口をオープンにする
  4. D対面報告で部下の表情や雑談から周辺情報を読み取る
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正解:Bメールのみに依存し対面での報告を完全に廃止する

メール等の文字情報だけに限定すると周辺情報が収集できず、重大なアクシデントに発展するケースがあります。

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107リモート環境下での報告に関する留意点として、適切なものはどれか。

  1. A対面が無理なら文字情報だけで全ての状況を判断する
  2. B電話による会話や写真の提供を求め情報を補完する
  3. C報告の頻度を減らして部下のプライバシーを尊重する
  4. D通信コスト削減のためアクシデント報告も翌日に回す
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正解:B電話による会話や写真の提供を求め情報を補完する

リモートで対面が無理な場合でも、電話や写真などを求めて文字だけでは把握しきれない情報を補完する工夫が必要です。

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108組織内のコミュニケーションを活性化させる「場」の運営において、正しい認識はどれか。

  1. A場を運営する役割は全て人事部門に託されている
  2. BIT環境が発達した現代では場の設定は不要である
  3. Cマネジャーが場を組織に定着させる役割は極めて大きい
  4. D日常的な声掛けよりも一斉メールの方が効果的である
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正解:Cマネジャーが場を組織に定着させる役割は極めて大きい

日常的なコミュニケーションを通じて相互理解を促す「場」を定着させるには、マネジャーの果たす役割が極めて大きいです。

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109部下に業務を指示した内容を記録に残す主な目的として、最も適切なものはどれか。

  1. A部下のタイピングスキルを向上させるため
  2. B後日問題が発生したときの根拠や証拠とするため
  3. Cマネジャーの文章作成能力を上司にアピールするため
  4. D不要な業務プロセスを増やして労働時間を延ばすため
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正解:B後日問題が発生したときの根拠や証拠とするため

指示通りに実施したかの確認や、問題発生時の根拠・証拠として文書等による記録を残すべきです。

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110リーダーシップの定義として、学術的に説明されている内容はどれか。

  1. A他者の意見を排除し単独で課題を解決する能力
  2. B共通の課題達成において他者からの協力を得るための社会的影響のプロセス
  3. C部下に強制的な労働を強いて短期間で利益を最大化する手法
  4. D自身の専門知識だけを頼りにチームを牽引する個人のカリスマ性
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正解:B共通の課題達成において他者からの協力を得るための社会的影響のプロセス

リーダーシップは、共通の課題達成において他者からの援助や支持を得るための社会的な影響のプロセスと定義されています。

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111PM理論において、目標達成機能と集団維持機能がともに強いリーダーの類型はどれか。

  1. APM型
  2. BPm型
  3. CpM型
  4. Dpm型
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正解:APM型

P機能(目標達成機能)とM機能(集団維持機能)の両方が強い状態は「PM型」と呼ばれ、リーダーの理想型とされます。

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112PM理論における「Pm型」の特徴として、最も適切なものはどれか。

  1. A成果をあげる力も集団をまとめる力も弱い
  2. B成果はあがるが人望はないタイプである
  3. C成果をあげる力は弱いが人望はあるタイプである
  4. Dリーダーの理想型でありチームワークが強固である
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正解:B成果はあがるが人望はないタイプである

Pm型は、P機能(目標達成機能)が強くM機能(集団維持機能)が弱いため、成果はあがるが人望はないタイプとなります。

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113SL理論の基本的な考え方として、最も適切なものはどれか。

  1. Aリーダーシップは常に一定の理想的な行動様式をとるべきである
  2. B部下の仕事のスキルや状況に応じてリーダーシップのスタイルを変えるべきである
  3. Cリーダーの生来の特性は変えられないため部下をリーダーに合わせるべきである
  4. D目標設定や計画立案の能力のみを高めればいかなる状況にも対応できる
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正解:B部下の仕事のスキルや状況に応じてリーダーシップのスタイルを変えるべきである

SL理論(条件適応理論)は、部下のスキルや状況に応じてリーダーシップのスタイルを変えるべきとする理論です。

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114チームのベクトル合わせにおいてマネジャーに求められる行動はどれか。

  1. A経営理念やビジョンをマネジャー自身だけが深く理解しておく
  2. B理念やビジョンを部下と共有し目標達成に向けて行動を導く
  3. Cベクトル合わせの作業は外部コンサルタントに完全に委託する
  4. D個人の目標を優先させチーム共通の目標設定は避ける
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正解:B理念やビジョンを部下と共有し目標達成に向けて行動を導く

マネジャーは自らが経営理念に向けて行動するとともに部下と共有し、チームのベクトル合わせをする必要があります。

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115動機づけ(モチベーション)における「動因(ドライブ)」の説明として正しいものはどれか。

  1. A人の外にあって欲しいという気持ちを満たすもの
  2. B人の内にあって欲しいと思う欲求や願望のこと
  3. C会社が提供する給与や福利厚生の制度のこと
  4. Dマネジャーが部下に与える具体的な業務指示のこと
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正解:B人の内にあって欲しいと思う欲求や願望のこと

動因(ドライブ)とは、人の内にある「欲しい」という気持ち、すなわち欲求や願望のことです。

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116マネジャーが部下のモチベーションを低下させる問題行動の例として、該当しないものはどれか。

  1. A小さなミスについても厳格で失敗しないことを重視する
  2. B問題が起こるたびにマネジャーが感情的に表情を変える
  3. C部下の創意や新しい試みに強い関心を示し評価する
  4. D部下をほめも注意もせず事務的なやりとりのみを行う
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正解:C部下の創意や新しい試みに強い関心を示し評価する

部下の創意に関心を示さないことが問題行動であり、関心を示し評価することは意欲向上につながります。

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117マズローの欲求段階説において、最も低次に位置する欲求はどれか。

  1. A安全・安定を求める欲求
  2. B自己実現の欲求
  3. C生理的欲求
  4. D社会的欲求
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正解:C生理的欲求

マズローの欲求段階説における最下層の根源的な欲求は、食物や睡眠などにかかわる生理的欲求です。

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118マズローの欲求段階説における「欠乏欲求」の特徴として、正しいものはどれか。

  1. A自身の精神的成長に伴って得られる内的報酬が満足要因である
  2. B満たされればもはや人を動機づける要因にはならない
  3. C無限に人を動機づけ続ける性質を持っている
  4. D自己実現欲求と完全に同一のメカニズムで働く
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正解:B満たされればもはや人を動機づける要因にはならない

下位4層の欠乏欲求は、外部から満たされればもはや動機づけにはならないという特徴があります。

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119ハーズバーグの「2要因理論」において、不満足を引き起こす「衛生要因」の例はどれか。

  1. A仕事の達成感
  2. B職場での人間関係
  3. C仕事への責任
  4. D昇進の機会
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正解:B職場での人間関係

衛生要因(満たされないと不満を引き起こす要因)の例として、職場の人間関係や労働条件、福利厚生などが挙げられます。

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120ハーズバーグの「2要因理論」に基づくアプローチとして、適切なものはどれか。

  1. A衛生要因だけを改善すれば高いモチベーションが維持される
  2. B動機づけ要因さえ充足すれば衛生要因の悪化は無視してよい
  3. C不満足要因を取り除きつつ動機づけ要因に積極的にアプローチする
  4. D動機づけ要因は生まれつき決まっているためマネジャーは関与しない
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正解:C不満足要因を取り除きつつ動機づけ要因に積極的にアプローチする

衛生要因への働きかけで不満を取り除きつつ、動機づけ要因(達成感や責任など)に積極的にアプローチすることが重要です。

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121マグレガーの「X理論」における人間観として、正しいものはどれか。

  1. A仕事に体力・知力を使うのは遊びや休息と同じで自然なことである
  2. B平均的人間は生まれつき仕事が嫌いでありできることならしたくない
  3. C人は魅力ある目標と責任を与えられれば自発的に努力する
  4. D人間は高次の欲求を満たすために自ら創造的な活動を行う
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正解:B平均的人間は生まれつき仕事が嫌いでありできることならしたくない

X理論は「人間は生まれつき仕事が嫌いで避けたがる」という人間観に基づいています。

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122ピグマリオン効果の説明として、最も適切なものはどれか。

  1. A強制や命令がなければ人が動かなくなる効果
  2. B部下に期待することで部下がさらに期待に応えようと努力する効果
  3. C報酬を与えることで内発的な動機づけが低下する効果
  4. D目標を高く設定しすぎるとモチベーションが下がる効果
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正解:B部下に期待することで部下がさらに期待に応えようと努力する効果

ピグマリオン効果は、期待されることで期待に応えようと努力し、成果が上がる現象を指します。

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123ゴーレム効果が生じやすいマネジメントスタイルはどれか。

  1. AY理論に基づくマネジメント
  2. BX理論に基づくマネジメント
  3. CSL理論に基づくマネジメント
  4. D自己決定理論に基づくマネジメント
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正解:BX理論に基づくマネジメント

X理論に基づく統制的なマネジメントを続けると、強制がなければ動かなくなるゴーレム効果が生じやすくなります。

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124「内発的動機づけ」の特徴として、適切なものはどれか。

  1. A行動そのものが目的ではなく外部の報酬を得ることが目的である
  2. B自身の内部からの興味や向上心によってもたらされる
  3. C外部からの賞罰によって容易にコントロール可能である
  4. D報酬が提示されなければ行動しなくなる傾向が強い
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正解:B自身の内部からの興味や向上心によってもたらされる

内発的動機づけは、興味や関心、向上心など自身の内部からの本質的な欲求によってもたらされ、行動自体が目的となります。

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125自己決定理論が提唱する人間の基本的な3つの心理的欲求に含まれないものはどれか。

  1. A自律性
  2. B有能さ
  3. C関係性
  4. D物質的豊かさ
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正解:D物質的豊かさ

自己決定理論における3つの心理的欲求は「自律性」「有能さ」「関係性」です。

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126アンダーマイニング効果の説明として、正しいものはどれか。

  1. A褒められることで内発的動機づけがさらに高まる現象
  2. B内発的に動機づけられた行動に外発的報酬を与えると意欲が低減する現象
  3. C目標の難易度が上がるほど達成への意欲が急上昇する現象
  4. D同僚との競争意識によって作業スピードが向上する現象
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正解:B内発的に動機づけられた行動に外発的報酬を与えると意欲が低減する現象

知的好奇心など内発的動機づけによる行為に賞罰等の外発的動機づけを行うことで、モチベーションが低減する効果です。

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127エンハンシング効果を得るための働きかけとして、適切なものはどれか。

  1. A部下の行動に対して金銭的な罰則を厳格に規定する
  2. B部下を褒めたり期待を伝えたりして内発的動機づけを高める
  3. C行動の選択権を奪いすべての手順を事細かに強制する
  4. D成果に関わらず一切の評価やフィードバックを与えない
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正解:B部下を褒めたり期待を伝えたりして内発的動機づけを高める

褒められたり期待される等の外発的動機づけによって内発的動機づけが高まり、モチベーションが向上する効果を指します。

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128ダイバーシティ・マネジメントの基本的な考え方として、最も適切なものはどれか。

  1. A全社員を同じ価値観に染め上げ画一的な行動をとらせる
  2. B人々の様々な違いや立場を尊重し個性を生かして活用・支援する
  3. C非正規雇用者を単純作業のみに配置し正規雇用者と明確に分ける
  4. D異なる世代の意見を排除し経営陣と同世代の意見のみを採用する
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正解:B人々の様々な違いや立場を尊重し個性を生かして活用・支援する

ダイバーシティ・マネジメントは、働く人々の違いを尊重し、個性に応じた形態で活用・支援することで企業を発展させる考え方です。

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129非正規雇用労働者に対するマネジメントとして、避けるべき対応はどれか。

  1. A高い専門的知識を有している場合は自律性を尊重する
  2. B正規雇用と同様に差別のないコミュニケーションを行う
  3. C非正規は履行補助者と決めつけ一律に単純作業のみを任せる
  4. D能力に差はないという前提のもとに目標達成の戦力として扱う
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正解:C非正規は履行補助者と決めつけ一律に単純作業のみを任せる

一律に単純作業や臨時の仕事を担当させるという区別は、士気低下や差別に繋がり避けるべきです。

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130高齢者を部下として受け入れる際、マネジャーが念頭に置くべきこととして不適切なものはどれか。

  1. A加齢に伴い記憶力や認識機能が低下し不注意が生じ得ること
  2. B高齢者は新しい環境に適応できないため一切の指導を諦めること
  3. C有する経験や知識が遺憾なく発揮される職場環境を整えること
  4. Dマニュアルの文字を大きくするなどユニバーサルデザインを意識すること
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正解:B高齢者は新しい環境に適応できないため一切の指導を諦めること

高齢者は勤労意欲があり経験も豊富であるため、機能低下に配慮しつつ能力を発揮できる環境を整えることが重要です。

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131育児や介護による時間的制約がある部下への対応として、適切なものはどれか。

  1. A労働時間が短いことを理由に補助的な仕事しか与えない
  2. B制約がある部下の業務を全て他の社員に無断で割り振る
  3. Cプライベートなストレス軽減を支援し業務の効率化を図る
  4. D残業ができない部下はチームの目標達成に関与させない
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正解:Cプライベートなストレス軽減を支援し業務の効率化を図る

部下の生活が充実してこそ意欲が向上すると意識し、ストレス軽減の支援を行い業務の効率化を図ることが大切です。

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132異なる世代(Z世代など)の部下に対するマネジメントとして、最も重要な姿勢はどれか。

  1. A若者向けの特別なノウハウやスキルだけを頼りに指導する
  2. B自分たちの世代の価値観が絶対的に正しいと説得する
  3. Cチームが進むべき本来の目的やメンバー共通の目的から目を離さない
  4. D世代間の考え方の違いは埋められないと諦め別々の業務を与える
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正解:Cチームが進むべき本来の目的やメンバー共通の目的から目を離さない

異世代への特別な対処法を模索するより、チーム本来の目的や共通の目的から目を離さないことが最も重要です。

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133LGBTQの部下に対する適切な職場環境構築の取り組みはどれか。

  1. ASOGIなどの多様性を尊重し偏見や差別のない職場を構築する
  2. BLGBTQであることを全員の前で公表するよう強く促す
  3. C本人の意思で変更可能な性質だと指導し矯正を試みる
  4. Dトラブルを避けるため重要なプロジェクトの担当から外す
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正解:ASOGIなどの多様性を尊重し偏見や差別のない職場を構築する

SOGI(性的指向、性自認)を含む多様性を尊重し、本人の意思で選択・変更できるものではないと認識して差別をなくすことが大切です。

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134外国人を採用する際の留意点として、誤っているものはどれか。

  1. Aビザの種類によって労働できる場合とそうでない場合がある
  2. B労働基準法や最低賃金法は外国人には適用されない
  3. C宗教上の慣習や食事・飲酒のタブーについて理解しておく
  4. D日本語能力を熟知していない場合は語学支援が必要である
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正解:B労働基準法や最低賃金法は外国人には適用されない

国籍を問わず、日本で働くすべての外国人労働者に労働関係法規(労働基準法など)は適用されます。

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135コンテクスト文化に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. A高コンテクスト文化では話される言葉そのものが情報の全てである
  2. B低コンテクスト文化では「阿吽の呼吸」などの察しが重視される
  3. C日本のコミュニケーションスタイルは高コンテクスト文化の最たるものである
  4. D外国人とのコミュニケーションでは高コンテクスト文化を押し通すべきである
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正解:C日本のコミュニケーションスタイルは高コンテクスト文化の最たるものである

日本は高コンテクスト文化であり、状況や文脈から判断して言葉以外で伝達する割合が多い文化です。

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136外国人部下とコミュニケーションを行う際、マネジャーが心掛けるべきことはどれか。

  1. A「一を聞いて十を知る」ことを相手に強く要求する
  2. B建前を重んじ本音を隠したコミュニケーションを徹底する
  3. Cあいまいさを排し明確でより具体的な言葉遣いをする
  4. D言葉以外の暗黙の了解だけで全ての指示を伝える
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正解:Cあいまいさを排し明確でより具体的な言葉遣いをする

外国人は低コンテクスト文化を背景に持つことが多いため、あいまいさを排して明確・具体的な言葉遣いをすることが求められます。

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137動機づけ要因と衛生要因(2要因理論)の性質として、適切な組み合わせはどれか。

  1. A動機づけ要因:満たされなくても強い不満を引き起こす
  2. B衛生要因:満たされると飛躍的にやる気が高まる
  3. C動機づけ要因:満たされるとやる気が高まる
  4. D衛生要因:仕事そのものへの興味や達成感が該当する
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正解:C動機づけ要因:満たされるとやる気が高まる

動機づけ要因は満たされるとやる気が高まります。衛生要因は満たされても不満足を予防するだけでやる気向上には直結しません。

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138自己決定理論における内発的動機づけへの段階的移行において、最も自律性が低い状態はどれか。

  1. A統合的調整
  2. B同一化調整
  3. C取り入れ調整
  4. D外的調整
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正解:D外的調整

「外的調整」は他者からの報酬を得るためや罰を逃れるために行動する状態で、4段階のうち最も自律性が低い状態です。

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139部下の意欲を高める動機づけのアプローチとして、マネジャーが習慣づけるべきことはどれか。

  1. A部下の嫌な面や短所を常に見つけ出し徹底的に改善させる
  2. Bあらゆる場面で部下の良いところを積極的に評価し肯定する
  3. C部下がミスをした時だけ声を掛け普段は一切干渉しない
  4. D部下同士を激しく競わせ敗者にはペナルティを与える
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正解:Bあらゆる場面で部下の良いところを積極的に評価し肯定する

部下を長所から見る習慣を身につけ、積極的に評価して可能性を肯定することから始めることが勇気づけと信頼関係に繋がります。

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