第318問債務者が債務の本旨に従った履行の提供をしたにもかかわらず、債権者がその履行を受けることを拒む、又は受けることができない場合を何というか。
- A受領遅滞
- B履行不能
- C不完全履行
- D履行遅滞
民法の後半、とくに債権分野を中心に扱う分野です。受領遅滞、同時履行の抗弁権、履行遅滞や債務不履行、危険負担、担保責任、賃貸借、請負、不法行為、相続など、管理組合の実務にも関わる幅広いテーマが登場します。マンションの管理委託契約や工事請負、区分所有者間の権利義務の理解に直結します。前半で学んだ総則の知識を前提に、契約類型ごとの当事者の権利義務を整理し、条文の要件と効果をセットで押さえることが学習のコツです。
この分野の問題68問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.債務者は、自身に帰責事由がないことを証明すれば損害賠償責任を免れる。
金銭債務の不履行では不可抗力の抗弁は認められず、債務者に帰責事由がなくても損害賠償請求ができます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.確定日付のある証書による通知が債務者に到達した日時の早い方が優先する
確定日付のある通知を備えている場合、日付の先後ではなく、通知が債務者に到達した日時の早い方が優先します。
この問題の解説ページを開く →正解:A.どちらかに弁済するか、供託することで債務を免れることができる
同時に到達した場合、債務者はどちらか一方への弁済や供託をすることで債務を免れます(一方からの請求は拒絶できない)。
この問題の解説ページを開く →正解:C.債務者の意思に反するとき(債権者がそれを知っていた場合)
正当な利益を有しない第三者は、原則として債務者の意思に反して弁済できず、債権者がこれを知っていた場合は無効となります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.相殺をされる側(受働債権)の債務が弁済期にあること
相殺をする者は自ら期限の利益を放棄できるため、受働債権は弁済期になくても相殺可能です(自働債権は弁済期にある必要があります)。
この問題の解説ページを開く →正解:D.悪意による不法行為に基づく損害賠償債務を負う加害者側からの相殺
悪意による不法行為や、人の生命・身体の侵害による不法行為の加害者側からの相殺は、被害者救済のため禁じられています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.過失責任(損害防止に必要な注意を証明すれば免責される)
土地工作物責任において、第一次的に責任を負う占有者は、必要な注意をしたことを立証すれば免責される「過失責任」です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.被相続人が遺言で分割を禁じていない限り、協議による分割ができる
原則として共同相続人の協議により遺言と異なる分割が可能ですが、被相続人が遺言で分割を禁じた場合はできません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.抵触する部分について、後の遺言で前の遺言を撤回したものとみなされる
遺言者の最終的な意思を尊重するため、抵触する部分は後の遺言で前の遺言を撤回したものとみなされます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.存続期間は原則として最短でも相続開始の時から6ヵ月を経過する日まで保護される
配偶者短期居住権は登記できず、譲渡もできませんが、最低でも相続開始の時から6ヵ月間は居住が保護されます。
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