メンタルヘルスマネジメント検定I種 ① 労働者を巡るメンタルヘルスの現状と法規制の基礎

全639問のうち101問と最も出題数が多い分野で、働く人の心の健康を巡る統計的な傾向と、労働安全衛生法をはじめとする法令の枠組みを扱います。事業者の安全配慮義務、労働災害としての認定の考え方、過重労働対策の位置づけなど、制度の目的と対象を正確に押さえることが求められます。数字を丸暗記するのではなく、なぜその規制が設けられたのかという背景まで理解しておくと、論述でも根拠として使える知識になります。

この分野の問題101問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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12018年の労働安全衛生調査において「仕事や職業生活で強いストレスを感じる事柄がある」と回答した労働者の割合はどれか

  1. A58.0%
  2. B52.8%
  3. C48.0%
  4. D63.8%
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正解:A58.0%

2018年の調査結果によれば、強いストレスを感じている労働者の割合は58.0%である。

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22018年の調査における「仕事や職業生活に関する強いストレスの原因」として、全体で最も高い割合を占めたものはどれか

  1. A対人関係(セクハラ・パワハラ含む)
  2. B仕事の失敗、責任の発生等
  3. C顧客・取引先からのクレーム
  4. D仕事の質・量
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正解:D仕事の質・量

仕事の質・量は59.4%と最も高く、次いで仕事の失敗(34.0%)、対人関係(31.3%)となっている。

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3「日本人の意識」調査における、仕事と余暇に対する考え方の変遷について正しいものはどれか

  1. A1970年代から「仕事志向」の者の割合が増大した
  2. B1990年代以降、意識に劇的な変化が続いている
  3. C「仕事・余暇の両立志向」の者の割合が増大した
  4. D理想の仕事として「高収入な仕事」が最多となった
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正解:C「仕事・余暇の両立志向」の者の割合が増大した

1970年代から80年代にかけて仕事志向が減少し、仕事・余暇の両立志向が増大した。

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42018年の労働安全衛生調査(事業所調査)において、過去1年間にメンタルヘルス不調により連続1ヵ月以上休業した労働者がいた事業所の割合はどれか

  1. A6.7%
  2. B5.8%
  3. C3.6%
  4. D10.6%
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正解:A6.7%

全事業所での割合は6.7%だが、50人以上の事業所に限ると26.4%に上昇する。

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5メンタルヘルス不調により「退職した労働者」がいた事業所の割合について、従業員50人以上の規模における数値はどれか

  1. A5.8%
  2. B26.4%
  3. C14.6%
  4. D39.9%
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正解:C14.6%

全事業所の平均は5.8%だが、50人以上の規模では14.6%となっている。

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6日本生産性本部の2019年調査において、最近3年間で企業内の「心の病」が増加傾向にあると回答した企業の割合はどれか

  1. A10.2%
  2. B32.0%
  3. C24.4%
  4. D37.6%
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正解:B32.0%

2019年調査では32.0%が増加傾向と回答し、減少傾向は10.2%であった。

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7近年の日本生産性本部の調査において、「心の病」が最も多いとされる年齢層はどれか

  1. A50歳代
  2. B30歳代
  3. C40歳代
  4. D10~20歳代
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正解:D10~20歳代

近年の調査では10~20歳代が最も多い世代となり、従来最多であった30歳代を上回っている。

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82006年の日本生産性本部の調査において、「心の病」の中で最も多い疾患とその割合の組み合わせとして正しいものはどれか

  1. A統合失調症(85.0%)
  2. B適応障害(70.5%)
  3. Cパニック障害(52.3%)
  4. Dうつ病(94.0%)
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正解:Dうつ病(94.0%)

2006年調査では、うつ病(気分障害)が全体の94.0%を占めていた。

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92011年に厚生労働省が「五大疾病」として医療計画に盛り込む方針とした際、新たに追加された疾患はどれか

  1. Aがん
  2. B脳卒中
  3. C精神疾患
  4. D糖尿病
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正解:C精神疾患

がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病の四大疾病に精神疾患が加わり五大疾病となった。

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10警察庁の統計によるわが国の自殺者数の推移について、正しい記述はどれか

  1. A被雇用者の自殺者数は2019年に1万人を超えた
  2. B2012年以降は再び3万人を超える傾向にある
  3. C1998年から2011年まで14年連続で3万人を超えていた
  4. D2020年の自殺者数は2019年より減少した
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正解:C1998年から2011年まで14年連続で3万人を超えていた

自殺者は1998年に急増し2011年まで3万人超で推移したが、2012年以降は3万人を下回っている。

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112018年の調査において、メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所の全規模平均の割合はどれか

  1. A43.6%
  2. B59.2%
  3. C76.8%
  4. D99.7%
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正解:B59.2%

全規模の平均は59.2%であり、事業所規模が大きくなるほど取り組んでいる割合が高い。

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122018年の調査において、メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所の実施内容として最も割合が高いものはどれか

  1. Aストレスチェック(調査票を用いた調査)
  2. B労働者への教育研修・情報提供
  3. C事業所内での相談体制の整備
  4. D職場環境等の評価及び改善
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正解:Aストレスチェック(調査票を用いた調査)

ストレスチェック(調査票を用いた調査)が62.9%で最も高い実施率となっている。

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13「健康日本21(第2次)」において、労働者の心の健康に関する目標項目に含まれていないものはどれか

  1. A自殺者の減少
  2. B管理監督者による面談実施率の向上
  3. Cメンタルヘルスに関する措置を受けられる職場の割合を100%にする
  4. D気分障害・不安障害に相当する心理的苦痛を感じている者の減少
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正解:B管理監督者による面談実施率の向上

目標項目は、自殺者の減少、心理的苦痛を感じている者の減少、措置を受けられる職場の100%化の3点である。

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14精神障害の労災請求件数について、2019年度の数値として正しいものはどれか

  1. A2,060件
  2. B1,858件
  3. C509件
  4. D5,543件
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正解:A2,060件

2019年度の請求件数は2,060件であり、そのうち「自殺ではない精神障害」が1,858件を占める。

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151999年から2018年までの20年間の労災認定事案において、最も認定件数が多い職種はどれか

  1. A専門技術職
  2. B事務職
  3. C販売職
  4. D管理職
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正解:A専門技術職

職種別では専門技術職が25.1%で最も多く、次いで生産・運搬・清掃・採掘の18.2%となっている。

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16業務上疾病として認められるための「3要件」に含まれないものはどれか

  1. A業務に内在する危険な有害因子等が認められること
  2. B有害因子に暴露された事実が認められること
  3. C内在する危険因子によって医学的症状が形成されていること
  4. D本人の性格や素因に起因する症状であること
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正解:D本人の性格や素因に起因する症状であること

個体側の要因ではなく、業務上の有害因子、暴露、医学的症状の形成が3要件とされる。

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17精神障害の労災認定において、発病前どのくらいの期間の業務による心理的負荷を評価するか

  1. A3ヵ月間
  2. B2年間
  3. C1年間
  4. D6ヵ月間
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正解:D6ヵ月間

精神障害の労災認定では、発病前6ヵ月間に業務による強い心理的負荷が認められることが要件の一つである。

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18精神障害の労災認定における「心理的負荷の強度」を評価する際の基準となる人物像はどれか

  1. A職種、立場、職責、年齢、経験が類似する同種の労働者
  2. B当該職場の平均的な体力を持つ労働者
  3. C当該労働者本人の主観的な受け止め方
  4. D精神疾患の既往歴がない健康な労働者
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正解:A職種、立場、職責、年齢、経験が類似する同種の労働者

個人の主観ではなく、同種の労働者が一般的にどう受け止めたかという客観的な観点で評価する。

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19「特別な出来事」に該当する場合の心理的負荷の総合評価はどれか

  1. A
  2. B
  3. C
  4. D極めて強
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正解:A

「特別な出来事」に該当する場合は、心理的負荷の総合評価は直ちに「強」と判断される。

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20「特別な出来事」における極度の長時間労働の基準として正しいものはどれか

  1. A発病直前の1ヵ月におおむね100時間を超える時間外労働
  2. B発病直前の1ヵ月におおむね160時間を超える時間外労働
  3. C発病直前の3ヵ月間に月平均80時間を超える時間外労働
  4. D発病直前の2ヵ月間に月平均100時間を超える時間外労働
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正解:B発病直前の1ヵ月におおむね160時間を超える時間外労働

発病直前の1ヵ月におおむね160時間超、または3週間におおむね120時間超の時間外労働が該当する。

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21具体的出来事の心理的負荷が「中」と評価される場合、その後に恒常的な長時間労働が認められれば総合評価は「強」となる。この「恒常的な長時間労働」の基準はどれか

  1. A月100時間程度の時間外労働
  2. B月60時間程度の時間外労働
  3. C月80時間程度の時間外労働
  4. D月45時間程度の時間外労働
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正解:A月100時間程度の時間外労働

出来事(中)+出来事後の恒常的長時間労働(月100時間程度)で、総合評価は「強」となる。

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22具体的出来事がない場合でも、労災認定される時間外労働の条件として正しいものはどれか

  1. A1ヵ月の時間外労働が120時間
  2. B100時間の時間外労働が2ヵ月連続
  3. C120時間の時間外労働が2ヵ月連続
  4. D100時間の時間外労働が1ヵ月
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正解:C120時間の時間外労働が2ヵ月連続

①1ヵ月160時間、②100時間×3ヵ月連続、③120時間×2ヵ月連続のいずれかで業務起因性が認められる。

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23労災認定の対象外となる精神障害の分類(ICD-10)はどれか

  1. AF3:気分(感情)障害
  2. BF0:認知症や頭部外傷による障害
  3. CF4:神経症性障害
  4. DF2:統合失調症型障害
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正解:BF0:認知症や頭部外傷による障害

認知症や頭部外傷による障害(F0)およびアルコール・薬物による障害(F1)は除外される。

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24労災保険の休業補償給付について、休業4日目から支給される合計額は給付基礎日額の何%か

  1. A60%
  2. B80%
  3. C70%
  4. D100%
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正解:B80%

休業補償給付(60%)に休業特別支給金(20%)を合わせ、合計80%が支給される。

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25労災保険における「治癒」の定義として正しいものはどれか

  1. A身体の諸器官が健康時の状態に完全に回復した状態
  2. B主治医が「完治した」と診断書に記載した状態
  3. C労働者が「以前と同じように働ける」と申告した状態
  4. D症状が安定し、医療効果が期待できなくなった状態
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正解:D症状が安定し、医療効果が期待できなくなった状態

医学上一般に認められた医療を行っても、その効果が期待できなくなった「症状固定」を指す。

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26非器質性精神障害の後遺障害等級のうち、一時金の支給日数が最も多い「9級」は何日分か

  1. A56日分
  2. B156日分
  3. C391日分
  4. D313日分
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正解:C391日分

9級は391日分、12級は156日分、14級は56日分の一時金が支給される。

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27労災により休業している労働者の解雇制限が解除される条件について、誤っているものはどれか

  1. A症状が固定して30日経過した場合
  2. B休業期間が1年を経過し、回復の見込みがない場合
  3. C天災事変その他やむを得ない事由により事業の継続が不可能となった場合
  4. D使用者が平均賃金の1,200日分の打切補償を支払った場合
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正解:B休業期間が1年を経過し、回復の見込みがない場合

休業開始から1年での解除規定はなく、3年経過後の傷病補償年金受給や打切補償が条件となる。

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28複数業務要因災害において、複数の事業場で出来事がある場合の心理的負荷の評価方法はどれか

  1. A最も負荷が強い事業場の出来事のみで評価する
  2. B全ての事業場の労働時間を通算し、出来事は個別に評価する
  3. C主たる事業場での評価に、他の事業場の負荷を「弱」として加味する
  4. Dそれぞれの事業場の出来事を個別に評価した上で全体を評価する
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正解:Dそれぞれの事業場の出来事を個別に評価した上で全体を評価する

それぞれの業務による出来事を個別に評価した上で、心理的負荷の強度を全体的に評価する。

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29CSR(企業の社会的責任)について、日本における「CSR元年」とされる年はいつか

  1. A2000年
  2. B2003年
  3. C2004年
  4. D2008年
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正解:B2003年

経済同友会が2003年を「日本におけるCSR元年」と位置づけた。

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30SDGsの17のゴールのうち、従業員の健康管理に関連する目標の組み合わせとして正しいものはどれか

  1. A目標1と目標5
  2. B目標3と目標8
  3. C目標10と目標12
  4. D目標14と目標17
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正解:B目標3と目標8

目標3(健康と福祉)および目標8(働きがいも経済成長も)が関連する。

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312018年の調査における正社員とパートタイム労働者の「強いストレスを感じる」割合の比較として正しいものはどれか

  1. A正社員(61.3%)、パートタイム労働者(39.0%)
  2. B正社員(39.0%)、パートタイム労働者(61.3%)
  3. C正社員(58.0%)、パートタイム労働者(58.0%)
  4. D正社員(59.4%)、パートタイム労働者(55.8%)
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正解:A正社員(61.3%)、パートタイム労働者(39.0%)

正社員は61.3%と高く、パートタイム労働者は39.0%と比較的低い傾向にある。

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32強いストレスを相談できる相手がいる労働者の割合(92.8%)のうち、実際に相談したことがある割合はどれか

  1. A50.4%
  2. B80.4%
  3. C77.5%
  4. D91.2%
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正解:B80.4%

相談相手がいる人のうち、実際に相談したのは80.4%である。若年齢層ほど高い傾向にある。

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33理想の仕事に関する意識調査で、1970年代から減少傾向にある志向はどれか

  1. A仕事・余暇の両立志向
  2. B仲間と楽しく働ける仕事
  3. C仕事志向
  4. D専門知識を生かせる仕事
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正解:C仕事志向

1970年代から80年代にかけて「仕事志向」が減少し、「両立志向」が増大した。

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34「心の病」が増加傾向にある企業の特徴として、2012年の調査で指摘された職場環境の傾向はどれか

  1. A生産性が著しく向上している
  2. B人を育てる余裕が職場になくなってきている
  3. C場所を縛られない働き方が浸透している
  4. D管理職の目が一人ひとりに届きやすくなっている
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正解:B人を育てる余裕が職場になくなってきている

増加傾向の企業では、人を育てる余裕がない、仕事の全体像を考える余裕がない等の回答割合が高い。

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35厚生労働省が定める精神障害の労災認定要件について、不適切なものはどれか

  1. A発病前に少なくとも1ヵ月の休業実績があること
  2. B発病前6ヵ月間に業務による強い心理的負荷が認められること
  3. C業務以外の心理的負荷により発病したとは認められないこと
  4. DICD-10の対象疾病を発病していること
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正解:A発病前に少なくとも1ヵ月の休業実績があること

休業実績は要件に含まれない。診断、業務負荷、業務外要因の否定の3点が要件である。

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36パワーハラスメントが労災認定の具体的出来事として独立・新設された経緯に関する説明として正しいものはどれか

  1. A2009年の心理的負荷評価表の見直し時に新設された
  2. B2011年の認定基準発出時に「対人関係」の一部として新設された
  3. C2019年の労働安全衛生調査の結果を受けて緊急的に新設された
  4. D2020年のパワハラ指針策定等を受けて独立した出来事として新設された
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正解:D2020年のパワハラ指針策定等を受けて独立した出来事として新設された

2020年5月の改正により、「対人関係」から独立し「パワーハラスメント」が新設された。

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37過去20年間の労災認定事案において、精神疾患名の内訳として正しい傾向はどれか

  1. AF3気分障害が約9割を占めている
  2. BF4神経症性障害が約8割を占めている
  3. CF0認知症による障害が急増している
  4. DF3気分障害とF4神経症性障害がほぼ半数ずつを占めている
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正解:DF3気分障害とF4神経症性障害がほぼ半数ずつを占めている

F3気分障害が49.4%、F4神経症性障害が50.1%と、この2群でほぼ全てを占める。

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38心理的負荷の評価において「同種の労働者」に含まれない要素はどれか

  1. A職種
  2. B職場における立場や職責
  3. C個人の性格やストレス耐性
  4. D経験
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正解:C個人の性格やストレス耐性

個人の性格や耐性は主観的要素となるため、客観的な「同種の労働者」の定義には含まれない。

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39セクシュアルハラスメントの労災認定における特有の配慮として正しいものはどれか

  1. A被害者自身の請求がなくても労働基準監督署が調査を開始する
  2. B発病前12ヵ月間のすべての行為を評価対象とする
  3. C「対人関係」とは別個の独立した出来事の類型として評価する
  4. D身体接触がない場合は「特別な出来事」には該当しない
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正解:C「対人関係」とは別個の独立した出来事の類型として評価する

特有の事情に配慮し、「対人関係」から独立した「セクシュアルハラスメント」の類型が設けられている。

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40精神疾患を有する労働者が「特別な出来事」を契機に症状を悪化させた場合の労災認定について、正しいものはどれか

  1. A既往症がある場合は一切労災認定の対象とはならない
  2. B悪化した部分に関しても労災認定の対象とはならない
  3. C「特別な出来事」であっても個体側要因として処理される
  4. D悪化した部分に関して労災認定の対象となる
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正解:D悪化した部分に関して労災認定の対象となる

2020年改正により、特別な出来事による悪化については、その部分に関して労災認定される。

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41具体的出来事の心理的負荷評価において「強」と判定される例として正しいものはどれか

  1. A会社の経営に影響するような重大な仕事上のミスをし、事後対応に多大な労力を費した
  2. B達成困難なノルマが課され、達成できなかった
  3. C上司が不在になり、その代行を任された
  4. D同僚の昇進・昇格があり、昇進で先を越された
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正解:A会社の経営に影響するような重大な仕事上のミスをし、事後対応に多大な労力を費した

上司の代行や昇進で先を越されたことは強度I、達成困難なノルマの未達は強度IIの例示であり、経営に影響する重大なミスとその事後対応が強度III(強)に該当する。

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42出来事後の状況を評価する際、心理的負荷を強める要素として考慮される「職場の支援・協力の欠如」の具体例はどれか

  1. A騒音や照明などの職場環境が悪化している
  2. B仕事の順番ややり方を自分で決めることができなくなった
  3. C仕事のやり方の見直し改善や応援体制の確立がなされていない
  4. D自分の技能や知識を仕事で使うことが要求されなくなった
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正解:C仕事のやり方の見直し改善や応援体制の確立がなされていない

騒音や照明の悪化は職場環境、仕事の順番を自分で決められないことや技能を使えないことは仕事の裁量性の欠如に関する項目である。

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43「職場ストレスとなる出来事が存在しない場合」の労災認定基準として、誤っているものはどれか

  1. A80時間の時間外労働が4ヵ月連続した
  2. B100時間の時間外労働が3ヵ月連続した
  3. C1ヵ月の時間外労働が160時間あった
  4. D120時間の時間外労働が2ヵ月連続した
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正解:A80時間の時間外労働が4ヵ月連続した

認定基準に「80時間×4ヵ月」という規定はない。160時間、100時間×3、120時間×2が基準である。

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44「過労自殺」の労災認定において、認定の決め手となるのは発症時点から遡ってどの期間の業務過重性か

  1. A1ヵ月間
  2. B3ヵ月間
  3. C6ヵ月間
  4. D1年間
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正解:C6ヵ月間

自殺に至る原因となった精神疾患の発症から遡って6ヵ月間の業務過重性が判断の基準となる。

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45労災保険の「障害給付」と社会保険の「障害給付」の決定時期に関する違いとして正しいものはどれか

  1. Aどちらも初診日から1年6ヵ月経過した日に決定される
  2. Bどちらも症状が完全に回復(完治)した時点で決定される
  3. C労災保険は初診日から1年6ヵ月時に、社会保険は症状固定時に決定される
  4. D労災保険は症状固定時に、社会保険は遅くとも初診日から1年6ヵ月時に決定される
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正解:D労災保険は症状固定時に、社会保険は遅くとも初診日から1年6ヵ月時に決定される

社会保険は1年6ヵ月経過時だが、労災保険は原則として「治癒(症状固定)」しない限り認定されない。

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46労災保険法における「打切補償」に関する記述として、正しいものはどれか

  1. A平均賃金の1,200日分を支払うことで解雇制限も解除される
  2. B平均賃金の365日分を支払うことで全ての補償責任を免れる
  3. C打切補償を支払っても、解雇制限は解除されない
  4. D療養開始後1年を経過しても治らない場合に支払われる
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正解:A平均賃金の1,200日分を支払うことで解雇制限も解除される

労基法81条に基づき、療養開始後3年経過時に1,200日分を支払うことで補償責任と解雇制限が解除される。

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47複数業務要因災害における精神障害の認定方針について、正しいものはどれか

  1. A異なる事業場における労働時間・労働日は通算しない
  2. B副業先での出来事は、本業先での発症には一切影響しないものとする
  3. C最も労働時間が長い事業場の負荷のみを考慮する
  4. D各事業場の出来事を別個に評価した後、強度を全体的に評価する
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正解:D各事業場の出来事を別個に評価した後、強度を全体的に評価する

2020年の検討会により、労働時間の通算と、出来事の全体的な評価を行う方向性が示された。

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48CSR(企業の社会的責任)の定義に含まれる要素として、不適切なものはどれか

  1. A社会的公正や環境への配慮
  2. B利害関係者(ステークホルダー)に対する責任ある行動
  3. C説明責任(アカウンタビリティ)を果たすこと
  4. D単なる社会貢献活動(メセナ)や法令遵守に限定した活動
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正解:D単なる社会貢献活動(メセナ)や法令遵守に限定した活動

CSRはメセナや法令遵守にとどまるものではなく、経営の中核をなす重要施策である。

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49「労働に関するCSR推進研究会」のチェック項目において、労働条件に関して挙げられている問いはどれか

  1. A各現場の労働時間が健康を害する長時間労働となっていないか
  2. B新入社員の離職率が一定基準を下回っているか
  3. C最低賃金を10%以上上回る給与を支払っているか
  4. D管理職に占める女性の割合が30%を超えているか
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正解:A各現場の労働時間が健康を害する長時間労働となっていないか

長時間労働の防止や、経営トップの下での安全衛生対策の推進などが挙げられている。

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50東京証券取引所が策定した、従業員を含むステークホルダーとの適切な協働を求めている原則はどれか

  1. ACSRガイドライン
  2. B労働安全衛生マネジメントシステム
  3. Cコーポレートガバナンス・コード
  4. D健康経営銘柄選定基準
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正解:Cコーポレートガバナンス・コード

2015年6月1日から適用されているコーポレートガバナンス・コードにおいて、ステークホルダーとの協働が指摘されている。

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512018年の調査で、強いストレスを感じている労働者の割合の「男女差」について正しく述べているものはどれか

  1. A女性の方が男性よりも約4.5%高い
  2. B男性は70.0%を超えている
  3. C男女ともに58.0%で同率である
  4. D男性の方が女性よりも約4.5%高い
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正解:D男性の方が女性よりも約4.5%高い

男性59.9%、女性55.4%であり、男性の方が4.5%高い。

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52強いストレスの原因として、男性で多く回答されているが女性では上位に挙がっていない項目はどれか

  1. A仕事の質・量
  2. B役割・地位の変化等
  3. C対人関係
  4. D雇用の安定性
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正解:B役割・地位の変化等

男性では「役割・地位の変化等」や「会社の将来性」が多く、女性では「雇用の安定性」が多い傾向にある。

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53メンタルヘルス不調により休業した労働者がいた事業所の割合について、正しい組み合わせはどれか

  1. A全体:5.8% / 1,000人以上規模:91.9%
  2. B全体:14.6% / 1,000人以上規模:26.4%
  3. C全体:6.7% / 1,000人以上規模:91.9%
  4. D全体:26.4% / 1,000人以上規模:6.7%
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正解:C全体:6.7% / 1,000人以上規模:91.9%

全事業所の平均は6.7%だが、1,000人以上の大規模事業所では91.9%に達する。

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54日本生産性本部の調査で「心の病」が増加傾向にあると回答した企業の割合について、過去最高値(2006年)と直近(2019年)の比較として正しいものはどれか

  1. A2006年は32.0%、2019年は61.5%であった
  2. B2006年も2019年も約32%で横ばいである
  3. C2006年は61.5%、2019年は32.0%であった
  4. D2006年は1.8%、2019年は10.2%であった
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正解:C2006年は61.5%、2019年は32.0%であった

2006年の61.5%をピークに、2019年には32.0%まで低下しているが依然として高い水準にある。

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55厚生労働省が定める「五大疾病」に関する説明として、誤っているものはどれか

  1. A五大疾病の選定根拠は労働安全衛生調査の結果のみである
  2. Bがんは五大疾病の一つに含まれる
  3. C五大疾病は地域医療の基本方針となる医療計画に盛り込まれる
  4. D精神疾患は2011年に新たに追加された
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正解:A五大疾病の選定根拠は労働安全衛生調査の結果のみである

精神疾患の増加などの社会情勢を受け、地域医療の基本方針として定められたもので、調査結果のみが根拠ではない。

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562019年度の労災認定件数(509件)に含まれる「自殺」の件数として、正しいものはどれか

  1. A202件
  2. B88件
  3. C421件
  4. D1,858件
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正解:B88件

2019年度の認定件数509件のうち、自殺ではない精神障害の認定が421件であり、自殺の認定は88件である。

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57労災認定の3要件における「業務遂行性」の定義として正しいものはどれか

  1. A労働者が労働契約に基づき使用者の支配下にある状態であること
  2. B業務が有力な原因となって疾病が発生したこと
  3. C有害因子に暴露された事実が医学的に証明されること
  4. D発病前6ヵ月間にわたり業務に従事していたこと
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正解:A労働者が労働契約に基づき使用者の支配下にある状態であること

支配下にある状態を「業務遂行性」、業務が原因であることを「業務起因性」と呼ぶ。

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58精神障害の労災認定要件について、誤っている記述はどれか

  1. A主観的に「強いストレスだった」と本人が感じていること
  2. B認定基準の対象となる精神障害を発病していること
  3. C発病前6ヵ月間に業務による強い心理的負荷があること
  4. D業務以外の心理的負荷や個体側要因で発病したと認められないこと
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正解:A主観的に「強いストレスだった」と本人が感じていること

心理的負荷は、本人の主観ではなく、同種の労働者の客観的な視点から評価される。

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59心理的負荷評価表における「特別な出来事」の例として、誤っているものはどれか

  1. A生死にかかわる業務上のケガをした
  2. B業務に関連し、他人を死亡させた
  3. C本人の意思を抑圧して行われたわいせつ行為を受けた
  4. D上司から身体的・精神的なパワーハラスメントを受けた
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正解:D上司から身体的・精神的なパワーハラスメントを受けた

パワーハラスメントは具体的出来事の強度III(強)の例示であり、「特別な出来事」には含まれない。

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601ヵ月におおむね160時間を超える時間外労働を行った場合の評価として、正しいものはどれか

  1. A心理的負荷の強度II(中)として評価する
  2. B心理的負荷の強度III(強)として評価する
  3. C「特別な出来事」として総合評価を「強」とする
  4. D出来事後の状況を評価する「共通の視点」として扱う
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正解:C「特別な出来事」として総合評価を「強」とする

160時間超の時間外労働は「特別な出来事」の類型に含まれ、自動的に総合評価は「強」となる。

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61具体的出来事の強度が「弱」と判定される場合でも、総合評価が「強」となる条件はどれか

  1. A出来事の後に月100時間程度の時間外労働が認められる場合
  2. B出来事の前に月80時間程度の時間外労働が認められる場合
  3. C出来事の前および後にそれぞれ月100時間程度の時間外労働が認められる場合
  4. D出来事の後に月45時間以上の時間外労働が1ヵ月ある場合
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正解:C出来事の前および後にそれぞれ月100時間程度の時間外労働が認められる場合

強度が「弱」の場合は、前後の両方に月100時間程度の恒常的長時間労働が必要である。

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62「職場ストレスとなる出来事が存在しない場合」の労災認定において、100時間の時間外労働が必要な期間はどれか

  1. A1ヵ月間
  2. B3ヵ月連続
  3. C2ヵ月連続
  4. D6ヵ月連続
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正解:B3ヵ月連続

出来事なしの場合、100時間は3ヵ月連続、120時間は2ヵ月連続が認定条件である。

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63「治癒(症状固定)」と判断された後の労災保険給付について、正しい記述はどれか

  1. A引き続き「療養補償給付」が支給される
  2. B療養補償給付および休業補償給付は支給されない
  3. C引き続き「休業補償給付」が支給される
  4. D治癒から1年間に限り休業補償給付の50%が支給される
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正解:B療養補償給付および休業補償給付は支給されない

症状固定(治癒)後は、療養補償給付および休業補償給付は打ち切られる。

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64障害等級14級に該当する「非器質性精神障害」の状態として、正しいものはどれか

  1. A就労可能な職種が相当な程度に制限されるもの
  2. B職種制限は不要だが、就業に当たりかなりの配慮が必要なもの
  3. C通常の業務を遂行することが困難なもの
  4. D職種制限は不要だが、就業に当たり多少の配慮が必要なもの
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正解:D職種制限は不要だが、就業に当たり多少の配慮が必要なもの

9級は相当な制限、12級はかなりの配慮、14級は多少の配慮が必要な状態を指す。

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65使用者が「傷病補償年金」の支給により解雇制限を免れるために必要な休業期間はどれか

  1. A1年経過
  2. B1年6ヵ月経過
  3. C5年経過
  4. D3年経過
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正解:D3年経過

療養開始後3年を経過し、傷病補償年金を受けている場合に解雇制限が解除される。

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66「特別な出来事」に該当するセクシュアルハラスメントの具体例はどれか

  1. A強姦や本人の意思を抑圧して行われたわいせつ行為を受けた
  2. B胸や腰への身体接触を含む行為が継続して行われた
  3. C人格を否定するような性的な発言が継続してなされた
  4. D会社に相談したが適切な対応がなく改善されなかった
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正解:A強姦や本人の意思を抑圧して行われたわいせつ行為を受けた

わいせつ行為等は「特別な出来事」だが、身体接触や発言の継続は具体的出来事の「強」に分類される。

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67具体的出来事「仕事内容・仕事量の大きな変化」において、心理的負荷が「中」と判定される時間外労働の増加目安はどれか

  1. A月10時間以上増加し、月30時間以上となる
  2. B月30時間以上増加し、月60時間以上となる
  3. C月20時間以上増加し、月45時間以上となる
  4. D月45時間以上増加し、月80時間以上となる
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正解:C月20時間以上増加し、月45時間以上となる

おおむね20時間以上の増加により、月当たり45時間以上となる場合が「中」の例示である。

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68心理的負荷評価表において、強度I(弱)に分類される出来事はどれか

  1. A転勤をした
  2. B悲惨な事故や災害の体験をした
  3. C多額の損失が生じた
  4. D自分の昇進・昇格があった
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正解:D自分の昇進・昇格があった

悲惨な事故や災害の体験、多額の損失、転勤はいずれも強度II(中)の例示であり、自分の昇進・昇格が強度I(弱)に当たる。

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69業務以外の心理的負荷評価表において、心理的負荷の強度が「III(強)」とされる出来事はどれか

  1. A自分が妊娠した
  2. B離婚又は夫婦が別居した
  3. C定年退職した
  4. D住宅ローンを借りた
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正解:B離婚又は夫婦が別居した

離婚・別居、自分や家族の死亡、重い病気などは強度IIIに分類される。

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70「恒常的長時間労働」が認められる場合の総合評価において、出来事の強度が「中」であり、かつ出来事の「前」に長時間労働があった場合に「強」となる発病のタイミングはどれか

  1. A出来事後おおむね1ヵ月以内の発病
  2. B出来事後おおむね10日以内の発病
  3. C出来事後おおむね3ヵ月以内の発病
  4. D出来事後半年以内の発病
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正解:B出来事後おおむね10日以内の発病

出来事(中)+前の長時間労働の場合、出来事後10日以内の発病等が「強」の条件となる。

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71具体的出来事の「上司とのトラブル」において、心理的負荷が「強」と判定される例はどれか

  1. A上司から業務指導の範囲内で強い叱責を受けた
  2. B業務方針をめぐり、周囲からも認識される対立が上司との間に生じた
  3. C周囲からも認識される大きな対立が生じ、その後の業務に大きな支障を来した
  4. D上司との考え方の相違が生じたが、周囲には認識されなかった
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正解:C周囲からも認識される大きな対立が生じ、その後の業務に大きな支障を来した

単なる対立や強い叱責は「中」であり、業務に大きな支障を来すレベルの大きな対立が「強」となる。

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72「パワーハラスメントを受けた」という具体的出来事において、「中」と判定される例として正しいものはどれか

  1. A人格を否定するような精神的攻撃が行われたが、執拗ではなかった
  2. B人格を否定するような精神的攻撃が執拗に行われた
  3. C治療を要する程度の暴行を受けた
  4. D必要以上に長時間にわたる叱責を他の労働者の面前で執拗に受けた
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正解:A人格を否定するような精神的攻撃が行われたが、執拗ではなかった

執拗な攻撃や治療を要する暴行は「強」だが、執拗でない精神的攻撃は「中」の例示である。

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73具体的出来事の「顧客や取引先からのクレーム」について、心理的負荷が「強」とされる条件はどれか

  1. A内容が妥当なクレームを1回受けた
  2. B顧客等からクレームを受けたが、特段の対応は求められなかった
  3. C重大なクレームを受け、他部門と困難な調整に当たった
  4. D本人のミスにより大口の顧客を失う可能性が生じた
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正解:C重大なクレームを受け、他部門と困難な調整に当たった

本人のミスがないことが前提(ミスがある場合は「仕事上のミス」で評価)で、他部門との困難な調整を伴う重大なものが「強」となる。

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74「部下が減った」という出来事の評価について、正しい記述はどれか

  1. A常に心理的負荷の強度II(中)として評価される
  2. B常に心理的負荷の強度III(強)として評価される
  3. C部下の減少は個人のプライベートな問題として、業務負荷には含まれない
  4. D部下の減少がペナルティの意味を持つ場合に評価されるが、「強」になることはまれである
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正解:D部下の減少がペナルティの意味を持つ場合に評価されるが、「強」になることはまれである

部下の減少は、ペナルティの意味を持つ場合に強度I(弱)を基本として評価される。

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75セクシュアルハラスメントの評価において、身体接触がない発言のみの場合でも「強」と判定される条件はどれか

  1. A1回でも性的な発言をされた場合
  2. B「○○ちゃん」等の愛称で呼ばれた場合
  3. C発言が継続し、会社が把握しても適切な対応がなく改善されなかった場合
  4. D会社に相談して適切かつ迅速に対応され、発病前に解決した場合
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正解:C発言が継続し、会社が把握しても適切な対応がなく改善されなかった場合

発言のみでも、人格否定の内容を含み継続した場合や、会社の対応がなく改善されない場合は「強」となる。

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76複数業務要因災害の精神障害認定において、出来事が複数ある場合の評価手順として正しいものはどれか

  1. A各事業場の出来事を合算して一つの出来事として評価する
  2. Bそれぞれの事業場ごとに心理的負荷を評価し、それらを全体的に評価する
  3. C発症した時に在籍していた事業場の出来事のみを評価する
  4. D最も賃金が高い事業場の出来事を優先的に評価する
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正解:Bそれぞれの事業場ごとに心理的負荷を評価し、それらを全体的に評価する

各事業場における業務による出来事を別個に当てはめて評価した上で、全体的に評価を行う。

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77CSRの動向において、2004年に「企業の社会的責任(CSR)推進にあたっての基本的考え方」を発表した団体はどれか

  1. A経済産業省
  2. B経済同友会
  3. C日本生産性本部
  4. D日本経済団体連合会(経団連)
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正解:D日本経済団体連合会(経団連)

経済同友会は2003年を「元年」とし、経団連は2004年に基本的考え方を発表した。

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78「労働に関するCSR推進研究会」の報告書において、能力開発に関するチェック項目に含まれているものはどれか

  1. A残業代が正当に支払われているか
  2. B定期的な健康診断が実施されているか
  3. C育児休業の取得率が向上しているか
  4. D教育訓練のための休暇制度や自己啓発のための時間が確保されているか
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正解:D教育訓練のための休暇制度や自己啓発のための時間が確保されているか

教育・研修プログラムの充実や、休暇制度の整備、自己啓発時間の確保などが挙げられている。

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79「健康経営」という考え方に関する説明として、正しいものはどれか

  1. A従業員の健康管理を企業戦略の重要な柱としてポジティブに捉える考え方
  2. B従業員の健康管理をコストとして最小限に抑える考え方
  3. C健康な労働者のみを雇用し、生産性を維持しようとする考え方
  4. D病気になった労働者に対して、速やかな退職を促す経営手法
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正解:A従業員の健康管理を企業戦略の重要な柱としてポジティブに捉える考え方

CSRよりもさらにポジティブに、従業員の健康を経営資源として捉える考え方である。

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80コーポレートガバナンス・コードにおける従業員の健康管理の位置づけとして正しいものはどれか

  1. A法的な義務ではないため、経営上の課題には含まれない
  2. B上場企業であっても、情報開示の対象にはならない
  3. C従業員等のステークホルダーとの適切な協働の一環として、重要な課題とされる
  4. D健康管理は従業員個人の責任であり、企業統治とは無関係である
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正解:C従業員等のステークホルダーとの適切な協働の一環として、重要な課題とされる

基本原則2においてステークホルダーとの協働の重要性が指摘され、健康管理も重要な課題の一つとされている。

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812018年の「日本人の意識」調査で、理想の仕事として最も多く挙げられた回答はどれか

  1. A健康を損なう心配がない仕事
  2. B仲間と楽しく働ける仕事
  3. C専門知識や特技が生かせる仕事
  4. D失業の心配がない仕事
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正解:B仲間と楽しく働ける仕事

「仲間と楽しく働ける仕事」が最多であり、次いで「健康を損なう心配がない仕事」となっている。

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82具体的出来事の「配置転換があった」において、心理的負荷が「強」とされる例はどれか

  1. A以前に経験したことがある業務に配置転換された
  2. B全く門外漢の業務に従事し、対応に多大な労力を費した
  3. C配置転換後の業務が容易に対応できる軽微なものであった
  4. D所属部署の名称が変更されただけで、業務内容に変化はなかった
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正解:B全く門外漢の業務に従事し、対応に多大な労力を費した

全く異なる質の業務に従事し多大な労力を費した場合や、異例の重い責任、左遷などが「強」の例である。

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83具体的出来事の「転勤をした」において、心理的負荷が「強」とされる例はどれか

  1. A海外の治安が不安な地域へ転勤し、会話も不能な状況で業務遂行が著しく困難だった
  2. B以前に経験したことがある場所へ転勤した
  3. C単身赴任を伴わない、通勤圏内での転勤であった
  4. D転勤後の業務負荷が以前と比べて軽微であった
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正解:A海外の治安が不安な地域へ転勤し、会話も不能な状況で業務遂行が著しく困難だった

初めての海外赴任で言葉が通じない、治安不安があるなどの著しい困難を伴う場合に「強」となる。

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84具体的出来事「退職を強要された」における「強」の判定基準として、正しいものはどれか

  1. A意思がないことを表明したにもかかわらず、執拗に退職を求められた
  2. B退職勧奨が行われたが、強要とはいえない方法であった
  3. C早期退職制度の対象となった
  4. D契約満了の3ヵ月前に、更新しない旨の事前の説明を受けた
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正解:A意思がないことを表明したにもかかわらず、執拗に退職を求められた

執拗な退職勧奨、恐怖感を抱かせる方法、理由のない突然の解雇通告などが「強」に該当する。

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85具体的出来事「仕事のペース、活動の変化があった」の評価に関する記述として、正しいものはどれか

  1. A常に心理的負荷の強度II(中)として評価される
  2. B常に心理的負荷の強度III(強)として評価される
  3. C変化があってもストレスの原因としては一切評価されない
  4. D変化の程度や労働者の過去の経験等から評価するが、「強」になることはまれである
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正解:D変化の程度や労働者の過去の経験等から評価するが、「強」になることはまれである

仕事のペースの変化などは、強度I(弱)を基本とし、特段の事情がない限り「強」にはならない。

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86具体的出来事「新規事業の担当になった」において、心理的負荷が「強」とされるのはどのような場合か

  1. A新規プロジェクトのメンバーの一員として参加した
  2. B成功に対する評価が期待でき、やりがいも大きい業務を担当した
  3. C通常の業務の範囲内での新規顧客開拓を任された
  4. D失敗した場合に倒産を招きかねない事業の成否に重大な責任がある立場で当たった
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正解:D失敗した場合に倒産を招きかねない事業の成否に重大な責任がある立場で当たった

経営に重大な影響を及ぼす新規事業で、かつ重大な責任がある立場に就いた場合に「強」となる。

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87具体的出来事「2週間以上にわたって連続勤務を行った」において、「強」と判定される例はどれか

  1. A14日間連続で勤務し、各日の労働時間は短かった
  2. B休日に数時間の対応が必要で、12日間連続で勤務した
  3. C1ヵ月以上にわたって連続勤務を行った
  4. D手待ち時間の多い業務で、2週間連続で勤務した
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正解:C1ヵ月以上にわたって連続勤務を行った

1ヵ月以上の連勤、または2週間以上の連勤かつ深夜に及ぶ長時間労働がある場合に「強」となる。

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88具体的出来事「多額の損失等が生じた」において、心理的負荷が「強」とされる例はどれか

  1. Aその後の業務で容易に回復できる程度の損失が生じた
  2. B倒産を招きかねない特に多額の損失が生じ、金融機関等への対応に多大な労力を費した
  3. C社内でたびたび生じる程度の損失が発生した
  4. D取引先が倒産したが、自社の経営には影響がない範囲であった
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正解:B倒産を招きかねない特に多額の損失が生じ、金融機関等への対応に多大な労力を費した

会社の経営に影響する特に多額の損失で、回避するための事後対応に多大な労力を要した場合に「強」となる。

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89具体的出来事「違法行為を強要された」において、「強」と判定される例はどれか

  1. A商慣習としてまれに行われる違法行為を求められたが、拒んだ
  2. B違法行為を強要されたが、会社がすぐに是正措置をとった
  3. C軽微な法律違反を1回だけ命じられた
  4. D人の生命に関わる重大な違法行為を命じられ、執拗な命令によりやむなく従った
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正解:D人の生命に関わる重大な違法行為を命じられ、執拗な命令によりやむなく従った

重大な違法行為の命令、執拗な強要による服従、発覚後の多大な事後対応などが「強」の例である。

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90具体的出来事「達成困難なノルマが課された」において、心理的負荷が「強」と判定される例はどれか

  1. A達成困難なノルマが課され、達成できない場合に重いペナルティがあると予告された
  2. B努力すれば達成も可能であるノルマを課された
  3. C同種の経験を有する労働者であれば達成可能なノルマを課された
  4. Dノルマではない努力目標を提示された
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正解:A達成困難なノルマが課され、達成できない場合に重いペナルティがあると予告された

客観的にみて達成困難であり、かつ重いペナルティの予告を伴う場合に「強」の判定となる。

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91労災認定における「心理的負荷が極度のもの」に含まれる例として、正しいものはどれか

  1. A上司から大声で威圧的な叱責を数回受けた
  2. B新規事業の成否に重大な責任を持つ立場になった
  3. C業務に関連し、他人を死亡させた
  4. D1ヵ月に100時間の時間外労働を行った
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正解:C業務に関連し、他人を死亡させた

他人の死亡・重傷への関与(故意を除く)は、心理的負荷が極度のものとして「特別な出来事」に分類される。

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92不法行為責任と契約責任における遅延損害金の起算時期に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. A不法行為責任において損害賠償を請求する場合、遅延損害金は被害者側からの催告によって初めて付遅滞となる。
  2. B不法行為責任というかたちで企業の責任を追及する場合、遅延損害金は不法行為のときから付遅滞となる。
  3. C契約責任において損害賠償を請求する場合、遅延損害金は債務不履行が発生した時点から当然に付遅滞となる。
  4. D契約責任というかたちで企業の責任を追及する場合、遅延損害金は不法行為のときから付遅滞となる。
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正解:B不法行為責任というかたちで企業の責任を追及する場合、遅延損害金は不法行為のときから付遅滞となる。

不法行為責任では不法行為のときから付遅滞となるのに対し、契約責任では被害者側からの催告によって初めて付遅滞となる。

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93民法改正(2020年4月施行)による、メンタルヘルス不調等の生命または身体の侵害による損害賠償請求権の消滅時効に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. A不法行為責任でも契約責任でも、権利を行使することができることを知った時から5年で統一された。
  2. B不法行為責任で追及する場合のみ、権利を行使することができることを知った時から3年で時効消滅する。
  3. C契約責任で追及する場合、損害賠償請求権は権利を行使することができることを知った時から10年間は消滅時効にかからない。
  4. D労働基準法上の災害補償責任にかかる時効期間は、責任の形態にかかわらず一律10年に統一された。
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正解:A不法行為責任でも契約責任でも、権利を行使することができることを知った時から5年で統一された。

民法改正により、生命または身体の侵害による損害賠償請求権の時効期間は、不法行為責任でも契約責任でも「権利を行使することができることを知った時」から5年に統一された。

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94労働契約法第5条の「安全配慮義務」に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A安全配慮義務は、労働安全衛生法第5条において初めて明文化され、すべての事業者に適用されている。
  2. B労働契約法第5条は、労働者の健康診断実施義務や作業環境測定義務など、行政的監督の基準を定めている。
  3. C使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする、と規定されている。
  4. D安全配慮義務は判例法理として形成されたものであり、現在でも法律には一切明文化されていない。
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正解:C使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする、と規定されている。

安全配慮義務は1975年の最高裁判決を契機に判例法理として認められてきたが、2008年施行の労働契約法第5条において明文化された。

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95労働安全衛生法上の義務と民事上の安全配慮義務の関係について、正しいものはどれか。

  1. A労働安全衛生法上の諸規定を遵守していたとしても、同法は最低基準であるため別途民事上の損害賠償責任を問われる可能性がある。
  2. B労働安全衛生法上の規定に違反した企業は、直ちに安全配慮義務違反を構成するものとして民事上の損害賠償責任を負う。
  3. C労働安全衛生法は直接には企業と従業員との間の私法上の関係を規定するものであり、行政的監督を目的としていない。
  4. D裁判例において、労働安全衛生法上の規定は企業の従業員に対する民事上の安全配慮義務を定める基準とはならないとされている。
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正解:A労働安全衛生法上の諸規定を遵守していたとしても、同法は最低基準であるため別途民事上の損害賠償責任を問われる可能性がある。

労働安全衛生法は最低の労働条件基準にすぎないため、規定を遵守していても別途安全配慮義務違反として民事上の損害賠償責任を問われる可能性がある。

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96労災保険給付と民事上の損害賠償請求訴訟の関係に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. A労災保険法に基づく保険給付には慰謝料に相当する非財産上の損害に対する補償も含まれており、全損害が填補される。
  2. B将来の年金給付について、前払一時金の最高限度額の範囲内では、その現実に支払われた給付額の限度で企業の損害賠償責任は免除される。
  3. C民事上の損害賠償請求訴訟において、すでに給付された労災保険の特別支給金は、損益相殺の対象として損害額から控除される。
  4. D民事上の損害賠償請求において、企業側に過失が認められない場合でも、従業員側は企業に慰謝料の支払いを請求することができる。
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正解:B将来の年金給付について、前払一時金の最高限度額の範囲内では、その現実に支払われた給付額の限度で企業の損害賠償責任は免除される。

将来の年金給付に関しては、前払一時金の最高限度額まで損害賠償の支払いが猶予され、現実に支払われたときはその給付額の限度で損害賠償責任を免除される。

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97過労自殺を巡る企業の責任に関する2000年3月の最高裁判決の考え方として、正しいものはどれか。

  1. A労働基準法が労働時間を制限しているため、使用者は業務量にかかわらず一律に労働時間を短縮する義務のみを負う。
  2. B従業員が医療機関への受診をかたくなに拒否した場合でも、使用者の責任が減免されることはなく全額の賠償が命じられる。
  3. C使用者は、業務の遂行に伴う疲労や心理的負荷等が過度に蓄積して労働者の心身の健康を損なうことがないよう注意する義務を負う。
  4. D労働安全衛生法第65条の3に基づく作業管理の義務は、労働者の健康への配慮よりも生産性の向上を主たる目的としている。
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正解:C使用者は、業務の遂行に伴う疲労や心理的負荷等が過度に蓄積して労働者の心身の健康を損なうことがないよう注意する義務を負う。

判例では、使用者は労働者に従事させる業務を管理するに際し、疲労や心理的負荷等が過度に蓄積して心身の健康を損なうことがないよう注意する義務を負うとされた。

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98請負会社社員など外部就労者に対する就業先企業の安全配慮義務について、判例が示した考え方として正しいものはどれか。

  1. A請負会社社員や派遣社員に対する安全配慮義務は、直接雇用契約を結んでいる雇用元企業のみが負うものであり、就業先企業は一切負わない。
  2. B就業先企業が請負会社社員に対して直接業務上の指示を行うなど、両者の間に一定の指揮命令関係が認められる場合、就業先企業は安全配慮義務を負う可能性がある。
  3. C民事上の不法行為責任における注意義務の内容は、契約責任における安全配慮義務の内容と実務上大きく異なり、厳格に区別される。
  4. D就業先企業が請負会社社員に対して直接業務上の指示を行っていない場合であっても、施設を提供する以上、常に安全配慮義務を負う。
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正解:B就業先企業が請負会社社員に対して直接業務上の指示を行うなど、両者の間に一定の指揮命令関係が認められる場合、就業先企業は安全配慮義務を負う可能性がある。

労働契約関係にある従業員のみならず、就業先企業が請負会社社員に直接指示を行うなど一定の指揮命令関係が認められる事実関係があれば、安全配慮義務を負う可能性がある。

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99不法行為責任と契約責任における「遺族固有の慰謝料」の扱いの違いとして、正しいものはどれか。

  1. A遺族固有の慰謝料について、不法行為責任と契約責任のどちらというかたちで企業の責任を追及しても、法律上の扱いに差異はない。
  2. B契約責任というかたちで問題にされる場合、遺族は契約当事者の地位を当然に引き継ぐため、遺族固有の慰謝料が認められる。
  3. C不法行為責任というかたちで問題にされる場合でも、遺族の財産権が侵害されたことが証明されない限り慰謝料は認められない。
  4. D不法行為責任というかたちで問題にされる場合、遺族固有の慰謝料が認められるが、契約責任として問題とされる場合は認められない。
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正解:D不法行為責任というかたちで問題にされる場合、遺族固有の慰謝料が認められるが、契約責任として問題とされる場合は認められない。

不法行為責任では民法第711条により遺族固有の慰謝料が認められるが、契約責任では遺族は契約当事者ではないため認められない。

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100民事訴訟における企業の損害賠償額の算定に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A従業員側に既往歴が認められる場合であっても、健康管理義務は全面的に企業にあるため、損害賠償額が減額されることはない。
  2. B医療機関への受診を拒否するなど従業員側にも落ち度が認められる事案では、一定の範囲で企業の損害賠償額が減額されることがある。
  3. C過労死等が発生した場合、被災者の落ち度の有無にかかわらず、労働基準法に基づく災害補償の金額から一定割合が過失相殺として自動的に減額される。
  4. D医療機関への受診勧奨を従業員がかたくなに拒否した場合、安全配慮義務違反自体が成立しなくなるため、企業の損害賠償責任は免除される。
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正解:B医療機関への受診を拒否するなど従業員側にも落ち度が認められる事案では、一定の範囲で企業の損害賠償額が減額されることがある。

従業員に既往歴がある場合や、受診を拒否するなど自己保健義務に反する行動を自らとった場合は、一定の範囲で賠償額が減額されることがある。

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101企業内で従業員の健康管理問題が生じた際の、経営者(役員)個人の責任に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. A会社法第429条第1項により、役員等がその職務を行うについて悪意または重大な過失があったときは、これによって第三者に生じた損害を賠償する責任を負う。
  2. B役員が労働者の健康を損なわない体制を構築する義務を怠ったとしても、あくまで法人の責任であり役員個人の責任が問われることはない。
  3. C役員個人が第三者に対して責任を負うのは、会社が倒産して賠償能力を失った場合に限られる。
  4. D労働安全衛生法には、労働者が過重労働により死に至った場合、該当する法人の役員個人に対して直接損害賠償を命じる特別規定がある。
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正解:A会社法第429条第1項により、役員等がその職務を行うについて悪意または重大な過失があったときは、これによって第三者に生じた損害を賠償する責任を負う。

会社法第429条第1項の規定に基づき、職務を行うについて悪意または重大な過失があった役員等は、第三者に生じた損害を賠償する責任を負う。

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