① 労働者を巡るメンタルヘルスの現状と法規制の基礎

メンタルヘルスマネジメント検定I種 第99問

問題

不法行為責任と契約責任における「遺族固有の慰謝料」の扱いの違いとして、正しいものはどれか。

A遺族固有の慰謝料について、不法行為責任と契約責任のどちらというかたちで企業の責任を追及しても、法律上の扱いに差異はない。
B契約責任というかたちで問題にされる場合、遺族は契約当事者の地位を当然に引き継ぐため、遺族固有の慰謝料が認められる。
C不法行為責任というかたちで問題にされる場合でも、遺族の財産権が侵害されたことが証明されない限り慰謝料は認められない。
D不法行為責任というかたちで問題にされる場合、遺族固有の慰謝料が認められるが、契約責任として問題とされる場合は認められない。✓ 正解

正解

D:不法行為責任というかたちで問題にされる場合、遺族固有の慰謝料が認められるが、契約責任として問題とされる場合は認められない。

解説

不法行為責任では民法第711条により遺族固有の慰謝料が認められるが、契約責任では遺族は契約当事者ではないため認められない。

分野解説:① 労働者を巡るメンタルヘルスの現状と法規制の基礎

全639問のうち101問と最も出題数が多い分野で、働く人の心の健康を巡る統計的な傾向と、労働安全衛生法をはじめとする法令の枠組みを扱います。事業者の安全配慮義務、労働災害としての認定の考え方、過重労働対策の位置づけなど、制度の目的と対象を正確に押さえることが求められます。数字を丸暗記するのではなく、なぜその規制が設けられたのかという背景まで理解しておくと、論述でも根拠として使える知識になります。

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メンタルヘルスマネジメント検定I種について

人事労務担当者・経営幹部を対象とした最上位のマスターコース

主催大阪商工会議所
出題形式選択問題(100点)と論述問題(50点)
試験時間3時間(選択問題2時間・論述問題1時間)
受験料11,550円(税込)
合格基準選択問題と論述問題の合計が150点満点中105点以上、かつ論述問題が25点以上
難易度★★★★☆
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