① 労働者を巡るメンタルヘルスの現状と法規制の基礎

メンタルヘルスマネジメント検定I種 第98問

問題

請負会社社員など外部就労者に対する就業先企業の安全配慮義務について、判例が示した考え方として正しいものはどれか。

A請負会社社員や派遣社員に対する安全配慮義務は、直接雇用契約を結んでいる雇用元企業のみが負うものであり、就業先企業は一切負わない。
B就業先企業が請負会社社員に対して直接業務上の指示を行うなど、両者の間に一定の指揮命令関係が認められる場合、就業先企業は安全配慮義務を負う可能性がある。✓ 正解
C民事上の不法行為責任における注意義務の内容は、契約責任における安全配慮義務の内容と実務上大きく異なり、厳格に区別される。
D就業先企業が請負会社社員に対して直接業務上の指示を行っていない場合であっても、施設を提供する以上、常に安全配慮義務を負う。

正解

B:就業先企業が請負会社社員に対して直接業務上の指示を行うなど、両者の間に一定の指揮命令関係が認められる場合、就業先企業は安全配慮義務を負う可能性がある。

解説

労働契約関係にある従業員のみならず、就業先企業が請負会社社員に直接指示を行うなど一定の指揮命令関係が認められる事実関係があれば、安全配慮義務を負う可能性がある。

分野解説:① 労働者を巡るメンタルヘルスの現状と法規制の基礎

全639問のうち101問と最も出題数が多い分野で、働く人の心の健康を巡る統計的な傾向と、労働安全衛生法をはじめとする法令の枠組みを扱います。事業者の安全配慮義務、労働災害としての認定の考え方、過重労働対策の位置づけなど、制度の目的と対象を正確に押さえることが求められます。数字を丸暗記するのではなく、なぜその規制が設けられたのかという背景まで理解しておくと、論述でも根拠として使える知識になります。

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メンタルヘルスマネジメント検定I種について

人事労務担当者・経営幹部を対象とした最上位のマスターコース

主催大阪商工会議所
出題形式選択問題(100点)と論述問題(50点)
試験時間3時間(選択問題2時間・論述問題1時間)
受験料11,550円(税込)
合格基準選択問題と論述問題の合計が150点満点中105点以上、かつ論述問題が25点以上
難易度★★★★☆
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