① 労働者を巡るメンタルヘルスの現状と法規制の基礎

メンタルヘルスマネジメント検定I種 第96問

問題

労災保険給付と民事上の損害賠償請求訴訟の関係に関する説明として、正しいものはどれか。

A労災保険法に基づく保険給付には慰謝料に相当する非財産上の損害に対する補償も含まれており、全損害が填補される。
B将来の年金給付について、前払一時金の最高限度額の範囲内では、その現実に支払われた給付額の限度で企業の損害賠償責任は免除される。✓ 正解
C民事上の損害賠償請求訴訟において、すでに給付された労災保険の特別支給金は、損益相殺の対象として損害額から控除される。
D民事上の損害賠償請求において、企業側に過失が認められない場合でも、従業員側は企業に慰謝料の支払いを請求することができる。

正解

B:将来の年金給付について、前払一時金の最高限度額の範囲内では、その現実に支払われた給付額の限度で企業の損害賠償責任は免除される。

解説

将来の年金給付に関しては、前払一時金の最高限度額まで損害賠償の支払いが猶予され、現実に支払われたときはその給付額の限度で損害賠償責任を免除される。

分野解説:① 労働者を巡るメンタルヘルスの現状と法規制の基礎

全639問のうち101問と最も出題数が多い分野で、働く人の心の健康を巡る統計的な傾向と、労働安全衛生法をはじめとする法令の枠組みを扱います。事業者の安全配慮義務、労働災害としての認定の考え方、過重労働対策の位置づけなど、制度の目的と対象を正確に押さえることが求められます。数字を丸暗記するのではなく、なぜその規制が設けられたのかという背景まで理解しておくと、論述でも根拠として使える知識になります。

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メンタルヘルスマネジメント検定I種について

人事労務担当者・経営幹部を対象とした最上位のマスターコース

主催大阪商工会議所
出題形式選択問題(100点)と論述問題(50点)
試験時間3時間(選択問題2時間・論述問題1時間)
受験料11,550円(税込)
合格基準選択問題と論述問題の合計が150点満点中105点以上、かつ論述問題が25点以上
難易度★★★★☆
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