第102問事業者が継続的かつ計画的に講ずるよう努めるべき健康保持増進措置において、健康測定の結果に基づき実施される健康指導として含まれないものはどれか。
- A睡眠に関する保健指導
- B運動指導
- Cメンタルヘルスケア
- D金銭管理指導
国が示す指針の内容、長時間労働者に対する医師の面接指導、ストレスチェック制度の実施手順と結果の取り扱いを扱う分野です。実施者と実施事務従事者の役割の違い、結果を誰が見てよいのか、集団ごとの分析をどう職場改善につなげるのかといった運用面が問われます。制度を知識として知っているだけでなく、人事労務の担当者としてどう回すのかという視点で整理しておくことが、I種では特に重要になります。
この分野の問題80問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:C.時間外・休日労働が月80時間を超え、本人が申出した場合
一般労働者は、週40時間を超える時間外・休日労働が月80時間を超え、かつ本人が申出した場合に面接指導の対象となる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.身体的、精神的および社会的に完全に良好な状態にあること
健康は、単に病気でないというだけでなく、身体的、精神的および社会的に完全に良好な状態にあることと定義されている。
この問題の解説ページを開く →正解:A.就業上の措置に必要な範囲で最小限とするため適切に加工する
診断名等の加工前の情報や詳細な医学的情報は提供してはならず、就業上の措置に必要な範囲に加工して提供する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.医師の意見を勘案し、必要があると認めるときは就業場所の変更等の措置を講ずる
事業者は医師の意見を勘案し、必要があると認めるときは労働者の実情を考慮して適切な就業上の措置を講ずる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.仕事の繁忙を理由に必要な就業上の措置を行わないことがあってはならない
就労による増悪を防ぐため、仕事の繁忙などを理由に必要な就業上の措置や配慮を行わないことがあってはならない。
この問題の解説ページを開く →正解:D.10人以上の集団について行い、結果に基づき職場環境改善を行う
集団ごとの集計・分析は10人以上の集団について行い、結果は衛生委員会等の調査審議を経て職場改善に用いる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.制度を正しく理解し適切に実施することが可能な委託先を選定する
外部に委託する場合は、制度を正しく理解し適切に実施することが可能な委託先を選定することが必要である。
この問題の解説ページを開く →正解:B.労働者の精神的健康の保持増進を図るための対策の樹立に関すること
衛生委員会の付議事項として「労働者の精神的健康の保持増進を図るための対策の樹立に関すること」が規定されている。
この問題の解説ページを開く →正解:A.方針の表明 → 体制の確立 → 課題の把握 → 目標の設定 → 措置の決定
健康保持増進方針の表明、実施体制の確立、課題の把握、目標の設定、措置の決定、計画の作成等の順で行う。
この問題の解説ページを開く →正解:C.健康管理時間が月100時間を超える場合、申出なしで実施義務がある
高度プロフェッショナル制度対象労働者は、健康管理時間が月100時間を超える場合、申出要件なしで面接指導の義務がある。
この問題の解説ページを開く →正解:C.実施者が直接労働者に通知し、本人の同意がない限り事業者に提供してはならない
結果は実施者が直接受検者に通知し、本人の同意がない場合は事業者への通知が禁止されている。
この問題の解説ページを開く →正解:D.月80時間以上の時間外労働の割合は精神障害で38%であり、脳・心臓疾患の93%に比べ低い
月80時間以上の時間外・休日労働をしていた割合は脳・心臓疾患93%、精神障害38%であり、精神障害は長時間労働以外の心理的負荷によるものが多い。
この問題の解説ページを開く →正解:D.衛生委員会等で調査審議の上、事業場において自主的な基準として定める
努力義務の基準は、衛生委員会等で調査審議の上、事業場において自主的な基準として定めておくべきものである。
この問題の解説ページを開く →正解:D.結果の事業者への提供に同意したものとして取り扱って差し支えない
申出を行った労働者については、ストレスチェック結果の事業者への提供に同意したものとして取り扱って差し支えないとされている。
この問題の解説ページを開く →正解:C.国及び地方公共団体が実施する対策に協力するよう努める責務
健康増進事業実施者は、国及び地方公共団体が実施するアルコール健康障害対策に協力するよう努める責務がある。
この問題の解説ページを開く →正解:C.仕事の資源/個人の資源 ⇒ ワーク・エンゲイジメント ⇒ 健康・組織アウトカム
動機づけプロセスは、仕事の資源・個人の資源がワーク・エンゲイジメントを高め、結果につながる流れである。
この問題の解説ページを開く →正解:A.労働者の同意なくチェックリストをそのまま人事部に提出する
健康情報の保護の観点から、記入したチェックリスト等をそのまま事業者に提出することは避け、別途報告書を作成すべきである。
この問題の解説ページを開く →正解:C.衛生委員会等の調査審議を経て職場環境の改善のための取り組みを行う
集団ごとの集計・分析結果は、衛生委員会等の調査審議を経て職場環境の改善のための取り組みに用いる。
この問題の解説ページを開く →正解:D.作業特性の背後にあるマクロな組織特性に注目すること
これまでの作業特性だけでなく、マネジメントの態様等の背後にあるマクロな組織特性に注目する必要があるとしている。
この問題の解説ページを開く →正解:C.療養等のため、休暇又は休職等により一定期間勤務させない措置を講じる
就業区分「要休業」は、療養等のため、休暇、休職等により一定期間勤務させない措置を講じるものである。
この問題の解説ページを開く →