① 公衆衛生学
50問健康と衛生に関する社会のしくみを学ぶ分野です。日本国憲法第25条やWHOの健康の定義、保健所の役割、人口静態・動態統計、感染症の3要素と予防(一次〜三次)、生活習慣病、調理師法や健康増進法・食育基本法などの法制度が頻出です。調理師のよりどころとなる調理師法(名称独占・免許・欠格事由)は毎回問われる重要テーマ。用語と数値が多いので、法律の目的と担当省庁、統計の種類を表で整理して覚えると効率よく得点できます。全289問中50問を収録しています。
② 食品学
42問食品そのものの成分と性質を扱う分野です。五大栄養素の分布、色素(カロテン・アントシアニン等)やうま味・辛味成分、米・小麦・いも・大豆・野菜・肉・魚・乳・卵といった食品群ごとの特徴、加工食品や貯蔵法(冷蔵・冷凍・CA貯蔵)、アレルギー表示や栄養成分表示が頻出です。成分名と食品を結びつける知識が問われるため、食品別・成分別に整理すると混同を防げます。日常の食材を思い浮かべながら覚えると定着しやすい分野です。全289問中42問を収録しています。
③ 栄養学
50問栄養素が体内でどう働くかを学ぶ分野です。炭水化物・脂質・たんぱく質・ビタミン・無機質の役割、アトウォーター係数、基礎代謝、食事摂取基準の指標(推奨量・目安量・目標量)、必須アミノ酸・必須脂肪酸、ビタミンの欠乏症、消化・吸収のしくみが頻出です。栄養素ごとに「はたらき・多く含む食品・欠乏症」をセットで押さえるのがコツ。数値や係数は暗記が必要ですが、体のしくみと結びつけて理解すると応用問題にも対応できます。全289問中50問を収録しています。
④ 食品衛生学
57問食中毒予防を中心とした食の安全を学ぶ、調理師にとって最重要の分野です。食品衛生法や食品安全基本法、食品衛生責任者・監視員の役割、細菌・ウイルス・自然毒・化学物質による食中毒の原因と予防、微生物の増殖条件(温度・水分活性)、食品添加物、器具の消毒などが頻出です。出題数が最も多く、実務にも直結します。食中毒は原因菌ごとに「特徴・原因食品・予防法」を一覧化して覚えるのが効果的で、得点源にしやすい分野です。全289問中57問を収録しています。
⑤ 調理理論
50問調理の科学的な原理と技術を扱う実技寄りの分野です。調理の目的、和食の基本五法(生・煮る・焼く・蒸す・揚げる)、洗浄・切り方・あく抜き、魚のおろし方や刺身の造り、煮物の調味順序(さしすせそ)、加熱による食品成分の変化、ゼラチンや寒天の性質、新調理システムなどが頻出です。調理操作の「なぜそうするか」を理解すると暗記が減ります。実際の調理をイメージしながら学ぶと知識が定着しやすい分野です。全289問中50問を収録しています。
⑥ 食文化概論
40問食の歴史と世界・日本の食文化を学ぶ分野です。食のタブーや三大食事法(手食・箸食・ナイフフォーク食)、日本の食の歴史(時代ごとの変遷・肉食禁止令・江戸患い)、五節句の行事食、各地の郷土料理、茶道、世界の料理(中国四大料理・フランス料理・イタリア料理など)が頻出です。歴史の流れと地域の特色を結びつけて覚えるのがコツ。暗記中心ですが、料理や食習慣の背景を知ると興味を持って学べる分野です。全289問中40問を収録しています。