第633問斜降式救助袋の先端付近に設けられる「誘導ひも」の主な目的はどれか。
- A展張時に袋の先端を地上の補助者が引き下ろすため
- B使用者が降下速度を調整するために握るため
- C降下した避難者を安全な場所へ誘導するため
- D袋を収納箱に縛り付けて固定するため
実技試験の鑑別等で出題される、写真・図から部品名や器具の種類を識別する分野です。緩降機の調速器・着用具・ロープ、救助袋の入口金具・展張部材、避難はしごの折りたたみ機構など、視覚的に部品を特定し名称を答える形式が中心。実物写真を繰り返し見て、部品名を即答できるようにすることが必須です。
この分野の問題236問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:B.周囲に操作の障害となるものがなく、容易かつ確実に展張できること
救助袋の機能点検では、いざという時に安全に使えるよう、周囲に障害物がなく容易かつ確実に展張できることを確認します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.滑り面の幅40cm以上、側板の高さ40cm以上
大人が安全に滑降し転落を防ぐため、滑り面の幅は40cm以上、側板の高さは滑り面から垂直に40cm以上と規定されています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.隣接する建築物等の屋上やバルコニーへ水平に架け渡して避難する器具
避難橋は、火災時に隣接する安全な建物などの屋上や窓へ水平に架け渡して歩行により避難するための器具です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.降下時の滑りを防ぐため一定間隔で結び目等の滑り止めを設けること
避難ロープは腕力に頼って降下するため、手が滑り落ちないように一定の間隔で結び目などの滑り止めを設ける必要があります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.周囲に操作の障害となるものがないことを確認する
機能点検では、いざという時に素早く使えるよう周囲に操作の障害となるものがないことや、操作が容易かつ確実であることを確認します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.変形や損傷やほつれがなく、環の変形等がないこと
着用具の外観点検では、安全に体を保持できるよう変形や損傷やほつれがないこと、および環の変形等がないことを確認します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.避難器具を設置した場所の直近など見やすい箇所に掲示する
いざという時に避難器具の場所がすぐ分かるように、設置場所の直近の見やすい箇所に「避難はしご」等の標識を掲示しなければなりません。
この問題の解説ページを開く →正解:C.鋼球圧子を一定荷重で押し付けたくぼみの表面積から求める
ブリネル硬さ試験機は、鋼球または超硬合金球の圧子を一定荷重で押し付け、そのくぼみの表面積から硬さを測定します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.シャルピー衝撃試験機
シャルピー衝撃試験機は、切り込みを入れた試験片をハンマーで振り下ろして破壊し、その際に吸収されたエネルギー(衝撃値)から材料の粘り強さを調べます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.導体の任意の断面を1秒間に1クーロンの電荷が移動するときの電流
電流の単位アンペア(A)は、1秒間に1クーロン(C)の電荷が移動するときの電流の大きさと定義されています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.1クーロンの電荷が移動して1ジュールの仕事をするときの電位差
電圧の単位ボルト(V)は、1クーロン(C)の電荷が2点間を移動する間に1ジュール(J)の仕事をする(またはエネルギーを失う)ときの電位差と定義されています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.12 Ω
並列接続の合成抵抗Rは、和分の積(R = R1×R2 / (R1+R2))で求められます。R = (20×30) / (20+30) = 600 / 50 = 12Ω です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.4 A
まず並列の合成抵抗を求めます。R = (10×10)/(10+10) = 100/20 = 5Ω。次にオームの法則より全電流 I = V / R = 20V / 5Ω = 4A となります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.P = I^2 × R
P = V × I であり、オームの法則 V = I × R を代入すると、P = (I × R) × I = I^2 × R となります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.導体に発生する熱量は、電流の2乗と抵抗と電流を流した時間の積に比例する
ジュールの法則は、導体に電流が流れたときに発生する熱量(ジュール熱)は、H = I^2 × R × t で表されるという法則です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.1 J ≒ 0.24 cal
1ジュールは約0.24カロリーに相当します(1 cal ≒ 4.184 J)。したがって熱量(cal)を求める式は H ≒ 0.24 × I^2 × R × t となります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.1 kWh = 3.6 × 10^6 J
1キロワット時(kWh)は、1000Wの電力を1時間(3600秒)使用したときの電力量であり、1000W × 3600s = 3,600,000J = 3.6 × 10^6 J となります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.時間とともに流れる向きも大きさも周期的に変化する
交流は、時間とともに電流や電圧の「大きさ」と「向き」の両方が周期的にプラスとマイナスを繰り返して変化する電気です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.周波数は同じだが、位相が互いに120度(3分の1周期)ずつずれた3つの単相交流を組み合わせたもの
三相交流は、大きさと周波数が等しく、位相が互いに120度(3分の1周期)ずつずれた3つの正弦波交流を組み合わせたものです。
この問題の解説ページを開く →正解:B.線間電圧 = 相電圧 × √3
Y結線(スター結線)の場合、線間電圧(2本の電線間の電圧)は相電圧(各コイルにかかる電圧)のルート3倍(約1.732倍)になります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.回路に対して直列に接続し、内部抵抗はできるだけ小さくする
電流計は測定したい回路に「直列」に接続し、回路の電流を妨げないように内部抵抗は「極めて小さく」作られています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.回路の測定したい2点間に並列に接続し、内部抵抗は非常に大きくする
電圧計は測定したい2点間に「並列」に接続し、電圧計側に電流が流れ込んで元の回路に影響を与えないよう内部抵抗は「極めて大きく」作られています。
この問題の解説ページを開く →正解:C.絶縁抵抗計(メガ)
絶縁抵抗計(メガ)は、電路と大地間や電線相互間の絶縁状態を調べるために、高電圧を印加して非常に大きな抵抗(メガオーム単位)を測定する計器です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.増幅作用とスイッチング作用
トランジスタは小さな入力電流で大きな電流をコントロールする「増幅作用」と、電流のON/OFFを超高速で切り替える「スイッチング作用」を持ちます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.気化熱(蒸発熱)
液体(水)が気体(水蒸気)になる状態変化に必要な潜熱を気化熱(蒸発熱)といいます。水の気化熱は非常に大きく、約2256 J/g(539 cal/g)です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.比熱および気化熱(蒸発熱)が非常に大きく、燃焼物から多量の熱を奪う(冷却作用)ため
水は他の物質に比べて比熱が大きく温まりにくいため多くの熱を吸収でき、さらに気化熱が極めて大きいため蒸発する際に周囲から莫大な熱を奪う(冷却消火)ことができます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.ファラデーの電磁誘導の法則
電磁誘導による起電力の大きさは、コイルを貫く磁束の時間的変化の割合とコイルの巻数に比例するという法則をファラデーの電磁誘導の法則といいます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.相互誘導
一方のコイルの磁束の変化が隣接するもう一方のコイルに影響を与え、そこに誘導起電力を生じさせる現象を相互誘導といいます。変圧器はこの原理を利用しています。
この問題の解説ページを開く →正解:C.C = C1 + C2
コンデンサの並列接続では極板の面積が広くなるのと同じ効果があるため、合成静電容量は各コンデンサの容量の和(C = C1 + C2)になります。抵抗の直列接続と同じ計算方法です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.C = (C1 × C2) / (C1 + C2)
コンデンサの直列接続では極板間の距離が広がるのと同じ効果があるため、合成静電容量は和分の積(C = C1×C2 / (C1+C2))で小さくなります。抵抗の並列接続と同じ計算方法です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.電流比は巻数比に反比例する(I1/I2 = N2/N1)
理想的な変圧器では一次電力と二次電力が等しい(V1I1 = V2I2)ため、電流比は巻数比と反比例の関係(I1/I2 = N2/N1)になります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.電気エネルギーを機械エネルギー(回転運動など)に変換する
電動機(モーター)は、フレミングの左手の法則などを利用して、電気エネルギーを機械エネルギー(動力)に変換する機器です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.機械エネルギーを電気エネルギーに変換する
発電機は、フレミングの右手の法則やファラデーの電磁誘導の法則を利用して、機械エネルギーを電気エネルギーに変換する機器です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.固定子のコイルに交流電流を流して回転磁界を作り、電磁誘導によって回転子を回すモーターである
誘導電動機(インダクションモーター)は、固定子に交流を流して回転磁界を発生させ、電磁誘導により回転子に電流を誘導して回転力を得る最も一般的な交流モーターです。
この問題の解説ページを開く →正解:A.Ns = (120 × f) / p
同期速度(Ns)は、周波数(f)に比例し、極数(p)に反比例します。公式は Ns = 120f / p [min^-1] です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.1800 min^-1
公式 Ns = 120f / p より、Ns = (120 × 60) / 4 = 7200 / 4 = 1800 min^-1(rpm) となります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.同期速度と実際の回転速度の差の、同期速度に対する割合
誘導電動機では、回転子は同期速度よりわずかに遅い速度で回転します。この同期速度と実際の回転速度の差の割合を「すべり(s)」といいます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.鉛蓄電池:約2.0V、アルカリ蓄電池:約1.2V
鉛蓄電池の1セルあたりの公称電圧は約2.0V、アルカリ蓄電池(ニッケルカドミウム電池など)の1セルあたりの公称電圧は約1.2Vです。
この問題の解説ページを開く →正解:C.Ah(アンペア時)
電池の容量は、取り出せる電流の大きさと時間の積であるアンペア時(Ah)で表されます。例えば10Ahは1Aの電流を10時間流せる容量を意味します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.電圧が接続した個数分だけ高くなり、容量は変わらない(1個分と同じ)
電池を直列接続すると、全体の電圧は各電池の電圧の合計となりますが、全体の容量は1個の電池の容量と同じままです。
この問題の解説ページを開く →正解:C.電圧は変わらず(1個分と同じ)、容量が接続した個数分だけ大きくなる
電池を並列接続すると、全体の電圧は1個の電池と同じままですが、全体の容量は各電池の容量の合計となります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.外部回路を接続していなくても、蓄電池内部の化学反応により自然に容量が減少していく現象
蓄電池は使用せずに放置しておいても、内部の微小な化学反応等によって自然に蓄えた電気が減少していきます。これを自己放電といいます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.鉛蓄電池を放電状態のまま長期間放置した際、極板に白色の硫酸鉛が硬く結晶化して充電できなくなる現象
鉛蓄電池において、放電によって生じた硫酸鉛が放置されることで硬い結晶となり、化学反応を阻害して蓄電池の性能を著しく低下させる現象をサルフェーションといいます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.自己放電を補い、常に満充電の状態を維持するため
非常用電源などに用いられる蓄電池は、常に満充電を保つため、負荷に電力を供給しつつ、自己放電を補う程度の微小な電流で絶えず充電を続ける浮動充電方式がとられます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.界磁コイルと電機子コイルが並列に接続されており、負荷が変動しても回転速度がほぼ一定である
直流分巻電動機は、界磁巻線と電機子巻線が並列(分巻)に接続されており、回転速度の変動が少ない(定速度特性)のが特徴です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.界磁コイルと電機子コイルが直列に接続されており、始動トルクが非常に大きく、電車やクレーンなどに適している
直流直巻電動機は、界磁巻線と電機子巻線が直列に接続されており、回転速度は負荷によって大きく変わりますが、非常に大きな始動トルクが得られるのが特徴です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.無停電電源装置
UPS(Uninterruptible Power Supply)は、商用電源の停電時などに、内蔵する蓄電池からインバータを介して瞬時に交流電力を供給し、機器の停止を防ぐ無停電電源装置です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.回路に過電流や短絡(ショート)が発生した際、自動的に電路を遮断して電線を保護する
配線用遮断器(ブレーカー)は、許容以上の電流(過電流)が流れたり短絡事故が起きたりしたときに、自動的にスイッチが切れて(トリップして)回路を保護する装置です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.電路の絶縁不良などにより電気が漏れた(漏電した)ことを検知し、瞬時に電路を遮断して感電や火災を防ぐ
漏電遮断器は、回路に行きと帰りの電流の差(漏れ電流)が生じたことを零相変流器で検知し、人体への感電や漏電火災を防ぐために電路を遮断する装置です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.電磁石、リレー(継電器)、電動機
コイルに電流を流すと磁力が発生する磁気作用を利用したものには、電磁石や、その働きを利用したリレー(電磁継電器)、ブザー、電動機などがあります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.小電流の入力信号で電磁石を作動させ、接点を開閉して大電流の回路を制御(スイッチング)する
リレーは、電磁石の働きを利用して、小さな信号電流で別の回路のスイッチ(接点)を物理的に開閉し、大きな電流を制御する装置です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.雷やスイッチの開閉時などに瞬間的に発生する、非常に高く異常な過渡電圧
サージ電圧とは、雷や回路のスイッチをON/OFFした際などに、インダクタンスの影響などで瞬間的に発生する異常な高電圧のことです。
この問題の解説ページを開く →正解:D.銅線とアルミニウム線を接続する場合は、直接ねじってテープで巻くだけでよい
銅とアルミニウムなど異なる金属を直接接触させると、電食(ガルバニック腐食)を起こすため、専用のコネクタや端子を使用して直接触れないように接続する必要があります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.漏電が発生した際、漏れ電流を大地に逃がして人体への感電を防ぐため
機器の金属製外箱などを大地と電線で繋ぐアース(接地)は、万一漏電した際に電流を大地へ逃がし、人が触れても感電しないようにするための安全対策です。
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