① エアコン
38問冷凍サイクル・インバーター制御・除湿方式など、エアコンの基本構造と機能を学ぶ最重要分野です。圧縮機・凝縮器・膨張弁・蒸発器の役割、四方弁による冷暖切り替え、R32など低GWP冷媒への転換が頻出です。加えて省エネ性能(APF・期間消費電力量・統一省エネラベル)、畳数の目安、据え付け時のアース・エコロジー工事(真空引き)、ポンプダウンといった安全・施工の知識も問われます。生活家電の中心となる機器であり、構造の理解と省エネ表示・据え付け上の注意をセットで押さえることが得点の近道です。
② 空気環境(空気清浄機・除湿機・加湿器・扇風機・換気扇・浴室換気暖房乾燥機)
42問室内の空気に関わる機器を横断的に扱う、出題数の多い分野です。空気清浄機のHEPAフィルターや集じん・脱臭のしくみ、除湿機のコンプレッサー式とデシカント式の違い、加湿器の4方式(スチーム・気化・超音波・ハイブリッド)、扇風機とサーキュレーターの使い分けが頻出です。換気扇では計画換気(第1〜3種)やレンジフード、シックハウス対策の換気回数0.5回/h、ガス漏れ時の操作禁止など安全面も重要です。方式ごとの特徴とメリット・デメリットを一覧で整理すると混同を防げます。
③ 冷蔵庫
35問冷蔵庫の冷却原理と省エネ・使い方を学ぶ分野です。気化熱を利用した冷凍サイクル、冷媒の流れ、ノンフロン冷媒イソブタン(R600a)、ペルチェ効果による冷却など基礎理論が頻出です。ツイン冷却方式や切り替え部品、統一省エネラベルと省エネ基準達成率の計算、食品収納スペースの目安、ドアを閉めた際に他ドアが浮く現象なども問われます。日常のトラブル対応や手入れ方法、設置時の放熱スペースといった顧客対応に直結する知識も含まれるため、原理と実用の両面を押さえましょう。
④ 調理家電(IHジャー炊飯器・IHクッキングヒーター・電子レンジ)
40問加熱のしくみが異なる調理家電をまとめて学ぶ分野です。IHジャー炊飯器では電磁誘導加熱の原理、でんぷんのアルファ化条件、圧力式による沸点上昇、内釜の多層構造が頻出です。電子レンジではマイクロ波の性質、突沸や庫内発火時の対処、過熱水蒸気やコンベクション方式、容器の使い分けが問われます。IHクッキングヒーターの加熱原理や安全機能も対象です。原理の理解に加え、突沸・発火・やけどなど事故防止の使い方は顧客対応でも重要なので確実に押さえましょう。
⑤ 洗濯・掃除・衣類(洗濯機・掃除機・ふとん乾燥機・アイロン)
42問衣類と住まいの清潔に関わる機器を扱う、出題数の多い分野です。洗濯では界面活性剤の働き、パルセーターや布量センシング、タテ型とドラム式の比較、乾燥方式(ヒーター・ヒートポンプ・水冷除湿)が頻出です。掃除機の集じん方式やふとん乾燥機の使い方、アイロンのシワが伸びる原理・布地別の掛け面温度・スチーム発生方式も問われます。機器の種類が多く方式ごとの長所短所が入り組むため、比較表で整理し、安全上の注意とあわせて覚えるのが効率的です。
⑥ 照明・給湯・温水洗浄便座(照明器具・ヒートポンプ給湯機・温水洗浄便座)
42問住宅設備系の家電をまとめて学ぶ、出題数の多い分野です。照明では光の単位や法則、タスク・アンビエント照明、高齢者の見え方、白色LEDのシングルチップ方式などが頻出です。ヒートポンプ給湯機の加熱原理や省エネ性、温水洗浄便座の脱臭機能・着座センサー・暖房便座の構造・トップランナー基準・ピクトグラムも問われます。単位や法則の理解と、省エネ基準や安全上の注意という実用知識の両方が必要で、機器ごとにポイントを分けて整理すると得点しやすくなります。
⑦ 住宅設備・電源(住宅用火災警報器・太陽光発電・電源)
38問電気を安全に使うための基礎と住宅設備を学ぶ分野です。住宅用火災警報器では設置義務化の背景、熱式・煙式の違い、検定制度、設置場所の基準が頻出です。電源関連では3段階料金制度、電源周波数(東日本50Hz・西日本60Hz)、コンセントやテーブルタップの定格、トラッキング現象・たこ足配線の危険性、分電盤やアンペアブレーカー、ディマンドリスポンスが問われます。太陽光発電の基礎も対象です。感電・火災を防ぐ安全知識は顧客対応で重要なため、原因と対策をセットで確実に押さえましょう。
⑧ 電池・暖房・理美容(電池・暖房器具・理美容家電)
38問身近な小型機器と電源を扱う分野です。電池では物理電池と化学電池の分類、乾電池の公称電圧、電池記号(CR2032など)の読み方、使用推奨期限、マンガンとアルカリの混用禁止といった基礎が頻出です。暖房器具の種類と特徴、理美容家電ではドライヤーの使い方、電動歯ブラシの駆動方式や使い方、電気シェーバーの方式・外刃の役割・シェービングのコツなどが問われます。日常的に扱う製品が多く、正しい使い方と安全上の注意が中心となるため、機器ごとの特徴と注意点を結びつけて覚えましょう。