第1問東南アジアのメコン川流域などを起源とする「なれずし」において、魚とともに漬け込まれる穀物として最も一般的なものはどれか。
- A米
- Bトウモロコシ
- C小麦
- D大麦
寿司のルーツから現代までの歩みを学ぶ分野です。魚の保存法として生まれた東南アジア起源の「なれずし」、室町時代の「生なれ」、江戸時代の醸造酢を使った「早ずし」、そして華屋与兵衛らが広めた江戸前握り寿司の誕生という流れが軸になります。関東大震災による全国普及、戦後の委託加工制度、白石義明が考案した回転寿司、海外でのSUSHIブームまで、時代ごとの転換点を押さえます。38問と最多クラスの出題数があり、人物名・年代・技法の由来をセットで整理することが得点の鍵です。
この分野の問題38問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:A.江戸城の目の前にある「江戸湾(東京湾)」で獲れた魚介をネタにしたから
江戸城の前面に広がる海(現在の東京湾)で獲れた活きの良い魚介を使ったことから「江戸前」と呼ばれました。
この問題の解説ページを開く →正解:C.酒粕を原料とする赤酢は、米酢に比べて安価で手に入りやすかったから
尾張のミツカン(中野又左衛門)などが開発した酒粕を原料とする赤酢は、安価で旨味が強く江戸前寿司に最適でした。
この問題の解説ページを開く →正解:D.当時の通貨(穴あき銭)を紐で通した「一貫」の重さや価値に由来する説など諸説ある
通貨の単位や、その重さ・大きさに由来するなど諸説ありますが、歴史的には銭の単位(一貫)に関連する説が有力です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.生鮮魚介の保存性が高まり、加熱や酢締めをしない「生のネタ」が増えた
天然氷や人工氷による冷却が可能になり、それまで必須だった「火を通す・締める」以外の生の刺身をネタにできるようになりました。
この問題の解説ページを開く →正解:C.江戸前寿司の職人たちが被災し、全国へ移住したことで握り寿司が各地に広まった
震災で被災した東京の寿司職人が故郷や地方都市に移り住み、店を開いたことで、江戸前握り寿司が全国へ急速に普及しました。
この問題の解説ページを開く →正解:A.東京スタイルの「握り寿司」の規格が全国的な標準として定着した
持参するコメの量と引き換える寿司のサイズや数が全国一律で定められたため、江戸前の握り寿司のスタイルが全国の標準となりました。
この問題の解説ページを開く →正解:D.万博会場に出店したことで、回転寿司というシステムが全国的・世界的に認知された
大阪万博の「元禄寿司」出店は大盛況となり、日本全国や海外からの客に回転寿司の知名度を一気に広める契機となりました。
この問題の解説ページを開く →正解:A.伝統的な「飯炊き3年、握り8年」といった長期間の徒弟制度・修業期間を短縮するため
職人の世界ならではの長い下積みの時間を、体系的なカリキュラムで短期間に凝縮して学べる場として需要が高まりました。
この問題の解説ページを開く →正解:B.日本の農林水産省が海外での生魚の使用を全面的に禁止したため
海外独自のロール寿司は、現地の人々が食べやすいよう現地の料理人や寿司職人が工夫して生まれたものであり、国による禁止令ではありません。
この問題の解説ページを開く →正解:C.「鮨」の漢字は、「魚」偏に「旨い」と書くことから、江戸時代に日本で作られた国字である
「鮨」は中国の非常に古い文献(説文解字など)にも登場する漢字であり、日本で作られた国字(和製漢字)ではありません。
この問題の解説ページを開く →正解:D.昭和以降の低温冷凍技術や輸送網の発展以降
江戸時代、脂の多いトロは傷みやすいため捨てられるか安値で売られており、戦後の冷凍技術や日本人の食生活の変化により高級品となりました。
この問題の解説ページを開く →正解:C.魚の皮目に熱湯をサッとかけ、すぐに氷水で冷やして皮を柔らかくし旨味を閉じ込めること
湯引き(霜降り)は、皮と身の間にある旨味を活かすため、皮目に一瞬熱湯をかけて冷やす江戸前の伝統的な技法です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.製造(発酵・圧着)から提供、喫食までの時間
数ヶ月の発酵や、数時間の圧着を必要とした従来のすしに対し、その場で握って数秒で提供できる圧倒的なスピード感が最大の特徴でした。
この問題の解説ページを開く →正解:B.江戸時代の握り寿司は、最初から現代のような高級な座敷の店舗で食べられていた
江戸前の握り寿司は、手軽な「屋台」のファストフードとして誕生し、のちに高級な店舗へと発展していきました。
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