福祉住環境コーディネーター2級 ④ 医療2 障害をもたらす疾患・感覚認知障害

脳血管障害・関節リウマチ・パーキンソン病・脊髄損傷・筋ジストロフィー・ALSなど、障害の原因となる具体的な疾患と、視覚・聴覚障害や認知症・精神障害・内部障害を扱う分野です。各疾患の症状や進行段階に応じて必要となる住環境整備の配慮が問われるのが特徴で、本検定でも出題数の多い重要分野です。「この疾患ではどんな障害が生じ、どの段階でどんな整備が必要か」を疾患ごとにセットで押さえると、建築分野との橋渡しがしやすくなります。

この分野の問題45問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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116デュシェンヌ型筋ジストロフィーの初発症状として多くみられるものはどれか。

  1. A40歳代以降に手指に力が入りにくくなる症状で発症する
  2. B運動失調による歩行中のふらつきで始まる
  3. C言葉の理解や読み書きが困難になる症状で始まる
  4. D1〜3歳頃に走り方が遅い・転びやすいといった症状で気付かれる
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正解:D1〜3歳頃に走り方が遅い・転びやすいといった症状で気付かれる

デュシェンヌ型は1〜3歳頃の男児に多く発症し、走るのが遅い等の症状で気付かれます。

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117デュシェンヌ型筋ジストロフィーの進行度と住環境整備の組み合わせとして、適切なものはどれか。

  1. A小学校低学年〜中学年:顕著な動揺性歩行がみられるため、床面の段差解消や浴室に移乗台を設置する
  2. B小学校入学前後:車いすの使用を見据えてリフトの設置を検討する
  3. C小学校中学年〜高学年:座位保持が不可となるため、特殊寝台の使用を検討する
  4. D中学校以降:下肢の筋力低下が中心となるため、階段やスロープへ手すりを設置する
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正解:A小学校低学年〜中学年:顕著な動揺性歩行がみられるため、床面の段差解消や浴室に移乗台を設置する

小学校低学年〜中学年では顕著な動揺性歩行や登攀性起立がみられるため、段差解消などが必要です。

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118脊髄小脳変性症の症状として正しいものはどれか。

  1. A初期には肘から先の筋肉がやせ、手指に力が入らなくなる
  2. B両下肢・体幹の運動失調による歩行中のふらつきで始まる
  3. C感覚神経障害が重度になり、糖尿病性足病変が生じる
  4. D胎生期から新生児期までの脳病変により運動機能に異常をきたす
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正解:B両下肢・体幹の運動失調による歩行中のふらつきで始まる

運動失調による歩行のふらつき(千鳥足)などで始まり、徐々に進行します。

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119脊髄小脳変性症の重症度分類において、「stage III(車いす期)」の説明として正しくないものはどれか。

  1. A独歩は全くできない
  2. B手膝這い移動が可能である
  3. C屋内歩行が手すりを使用すれば自立している
  4. D車いすが自立している
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正解:C屋内歩行が手すりを使用すれば自立している

手すりを使用せず歩行自立するのはstage Iです。stage IIIでは独歩は全くできません。

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120筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A視細胞が障害されるため、早くから夜盲の症状を訴える
  2. B関節が一定の角度で固定されやすいため、関節拘縮が起こる
  3. C筋肉などの細胞におけるブドウ糖の利用効率が悪くなる
  4. D眼球の運動は障害されないため、重症の場合でも視線入力による意思疎通が可能である
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正解:D眼球の運動は障害されないため、重症の場合でも視線入力による意思疎通が可能である

ALSでは一般に眼球運動が比較的保たれるため、重症でも視線入力式の装置等で意思疎通が可能な場合があります。

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121筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行後期における住環境整備として、最も適切なものはどれか。

  1. A全身の筋萎縮が進むため、ヘッドサポート付きのリクライニング式車いすや移乗用リフトを導入する
  2. B自助具や上肢装具を活用し、低下した筋力を補って自立した生活を促す
  3. C歩行機能を補うため、手すりの設置や段差の解消を行う
  4. D視力障害を補うため、室内のあらゆる段差を解消し、足元灯を設置する
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正解:A全身の筋萎縮が進むため、ヘッドサポート付きのリクライニング式車いすや移乗用リフトを導入する

進行後期は頭部・頸部を支えることも困難になるため、リクライニング式車いすやリフトを導入します。

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122脊髄損傷の原因として最も多いものはどれか。

  1. A脳血管障害
  2. B交通事故と高い場所からの転落
  3. C動脈硬化症
  4. D生活習慣病の悪化
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正解:B交通事故と高い場所からの転落

脊髄損傷は交通事故や高所からの転落、スポーツ外傷などにより引き起こされます。

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123脊髄損傷レベルがC6(第6頸髄節)残存の場合の到達可能なADLとして、適切なものはどれか。

  1. A人工呼吸器を使用し、呼吸・顎・舌・眼の動きを利用したスイッチ操作で全介助となる
  2. B手を使う動作以外のほとんどのADLは要介助だが、口に棒をくわえてパソコン操作などが可能である
  3. C手関節までの動きがほぼ完全でプッシュアップが可能となり、便器と車いすの移乗ができる
  4. D下肢が一部動き、短下肢装具とつえを用いての歩行が可能となる
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正解:C手関節までの動きがほぼ完全でプッシュアップが可能となり、便器と車いすの移乗ができる

C6髄節が残存すると手首の屈伸が可能になり、プッシュアップや移乗が自立しやすくなります。

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124脊髄損傷に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. A損傷した神経から下へは脳からの命令が全く伝わらず、運動機能・感覚機能が完全に失われた状態を完全麻痺という
  2. B高位頸髄損傷(C4残存)の場合、プッシュアップができず移乗動作が自立では困難なため、リフトなどの福祉用具を活用する
  3. C慢性期には、褥瘡や関節拘縮、筋肉の萎縮などの合併症に注意が必要である
  4. D腰髄損傷では両上肢と体幹筋が麻痺するため、日常生活において全介助を必要とする
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正解:D腰髄損傷では両上肢と体幹筋が麻痺するため、日常生活において全介助を必要とする

腰髄損傷では両上肢と体幹筋は正常なため、高いADL能力があります。

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125脳性麻痺の運動障害の種類で、筋の緊張が亢進し、手足が突っ張り動きにくくなるタイプはどれか。

  1. A痙直型
  2. B不随意運動型(アテトーゼ型)
  3. C失調型
  4. D強剛型
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正解:A痙直型

痙直型は筋の緊張が亢進し、関節が一定の角度で固定されやすくなります。

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126脳性麻痺の青年期における住環境整備の配慮として、最も適切なものはどれか。

  1. Aはいはいやお座りなどの運動発達を促すために床や畳上での生活を中心とする
  2. B自立意識が高まり家事などを担当するようになることや、家族の高齢化を見据えた配慮を行う
  3. C学校生活が多くなるため、座位移動と車いす移動の使い分けを方針として整備する
  4. D加齢に伴う身体機能の低下から新たな福祉用具が必要になることに応じた整備を行う
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正解:B自立意識が高まり家事などを担当するようになることや、家族の高齢化を見据えた配慮を行う

青年期は自立意識の高まりや家族構成の変化に合わせて、本人の将来像を見通した配慮が必要です。

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127切断と住環境整備に関する記述のうち、正しくないものはどれか。

  1. A片側股関節離断の場合、一般的に骨盤義足を装着し、体力を要するため松葉づえなどを併用することが多い
  2. B両側大腿切断で車いすを使用する場合、玄関の段差解消のため傾斜角1/12以下のスロープや段差解消機を設置する
  3. C下腿切断では義足の着脱が困難なため、室内では義足を脱ぎ、座位移動や車いすでの移動を中心とする
  4. Dサイム切断では、ともに義足を装着しなくても室内を歩くことは可能である
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正解:C下腿切断では義足の着脱が困難なため、室内では義足を脱ぎ、座位移動や車いすでの移動を中心とする

下腿切断は義足の着脱が容易であり、室内を歩くことも可能です。

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128「身体障害者福祉法」に定められている内部障害に含まれないものはどれか。

  1. A肝臓機能障害
  2. B小腸機能障害
  3. Cヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害
  4. D膵臓機能障害
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正解:D膵臓機能障害

内部障害は心臓、腎臓、呼吸器、膀胱直腸、小腸、免疫(HIV)、肝臓の7つです。

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129心臓機能障害のリハビリテーションで用いられる運動強度(METs)において、3.0 METsに該当する生活活動はどれか。

  1. A普通歩行、電動アシスト付き自転車に乗る
  2. B立位(会話、電話、読書)、皿洗い
  3. C植物への水やり、子どもの世話など
  4. D階段をゆっくり上る、重い荷物運搬
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正解:A普通歩行、電動アシスト付き自転車に乗る

普通歩行や電動アシスト付き自転車に乗るなどは3.0 METsに該当します。

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130呼吸器機能障害の在宅酸素療法(HOT)で用いられる酸素吸入装置のうち、部屋の中の空気を取り込んで窒素を取り除き、高濃度の酸素を供給するものはどれか。

  1. A液体酸素装置
  2. B酸素濃縮装置
  3. C携帯用酸素ボンベ
  4. D人工呼吸器
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正解:B酸素濃縮装置

酸素濃縮装置は室内の空気から酸素を濃縮して供給し、最も広く使われています。

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131腎臓機能障害の透析療法において、連続携行式腹膜透析(CAPD)を行う場合の住環境整備の留意点として適切なものはどれか。

  1. A水圧を確保できるように、居室と水道や排水管との距離に配慮する
  2. B機器およびその他の器材が置ける広いスペースを浴室内に確保する
  3. C透析中の異変に家族が気付くよう、家族の目に触れやすい場所で実施する
  4. D空気中の細菌を防ぐため、常に窓を開放して換気を行う
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正解:C透析中の異変に家族が気付くよう、家族の目に触れやすい場所で実施する

CAPDは異変に気付けるよう家族の目に触れる場所で行い、細菌感染を防ぐため換気は一時的に止めます。

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132膀胱・直腸機能障害の原因となる疾患として、誤っているものはどれか。

  1. A神経因性膀胱
  2. Bクローン病
  3. C潰瘍性大腸炎
  4. D間質性肺炎
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正解:D間質性肺炎

間質性肺炎は呼吸器機能障害の原因疾患です。

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133小腸機能障害により経腸栄養法を行う際、腹・腸壁に孔を開けて直接チューブを入れる方法を何というか。

  1. A胃瘻・空腸瘻
  2. B経鼻経管栄養
  3. C中心静脈栄養法
  4. D皮下埋め込み式ポート
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正解:A胃瘻・空腸瘻

胃瘻・空腸瘻は腹部から直接チューブを胃や空腸に入れる方法です。

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134HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に関する記述のうち、正しくないものはどれか。

  1. AHIVは体内に入り込むと、免疫機構の中心となるヘルパーTリンパ球を破壊する
  2. B感染後、血液検査で抗体陽性になるのは通常2〜3日後である
  3. C免疫不全に伴う日和見感染症の予防・治療が中心となる
  4. Dリハビリテーションの一環として精神的なサポートが不可欠である
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正解:B感染後、血液検査で抗体陽性になるのは通常2〜3日後である

血液検査で抗体陽性になるのは感染から6〜8週間後です。

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135内部障害における在宅医療機器の制約を考慮した住環境整備として、適切な組み合わせはどれか。

  1. A在宅酸素療法:酸素吸入装置は、火気から1m以上離れて使用する
  2. B血液透析:透析液の入ったバッグを交換するため、冷暖房の送風を強める
  3. Cペースメーカー装着者:IH式電気炊飯器などの機器の近くにとどまらないようにする
  4. D中心静脈栄養法:移動しやすくするため、床に毛足の長いカーペットを敷く
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正解:Cペースメーカー装着者:IH式電気炊飯器などの機器の近くにとどまらないようにする

電磁波による誤作動を防ぐため、IH式電気炊飯器などには近付かない配慮が必要です。

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136視覚障害の原因疾患のうち、視神経が障害され視野狭窄をきたすもので、眼圧の上昇が原因の一つとされる病気はどれか。

  1. A網膜色素変性症
  2. B糖尿病網膜症
  3. C加齢黄斑変性症
  4. D緑内障
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正解:D緑内障

緑内障は眼圧の上昇などが原因で視神経が障害され、視野が狭くなる病気です。

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137視野障害の症状とその対応に関する記述のうち、適切なものはどれか。

  1. A同名半盲では、両眼とも同じ側の視野が欠けるため、視野のある側に生活用品を置くなどの配慮をする
  2. B求心狭窄では、中心部が見えにくいため、階段の段差などに注意を喚起する表示を設ける
  3. C中心暗点では、視野が周辺部から狭くなるため、夜盲や順応障害を起こしやすい
  4. D異名半盲では、色覚異常が生じるため、コントラストの感度を高める照明を使用する
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正解:A同名半盲では、両眼とも同じ側の視野が欠けるため、視野のある側に生活用品を置くなどの配慮をする

同名半盲は欠損側にぶつかりやすいため、視野のある側からアプローチするなどの工夫をします。

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138従来の医療に加えて補助具やさまざまなアイデアを駆使し、視覚障害者の生活という視点からQOLを高める考え方を何というか。

  1. Aソーシャルスキルズ・トレーニング
  2. Bロービジョンケア
  3. Cチームアプローチ
  4. D包括的リハビリテーション
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正解:Bロービジョンケア

ロービジョンケアは福祉サービスやアイデアを駆使して視覚的な困難を軽減します。

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139視覚障害のコントラスト(対比)の配慮に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A視覚障害者は一般に、コントラストの感度の低下がみられる
  2. B色相環で向かい合わせの関係にある反対色(補色)を活用すると見分けやすくなる
  3. C鍵穴の位置を示すために、周囲の床面とは色対比の小さい色のテープを貼る
  4. D黒地に白い文字は輝度対比が大きいため、はっきり読める
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正解:C鍵穴の位置を示すために、周囲の床面とは色対比の小さい色のテープを貼る

色対比の大きい(目立つ)色のテープを貼ることで、位置を認識しやすくします。

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140羞明(普通の光でもまぶしく感じる状態)のある視覚障害者に対する住環境の配慮として、最も適切なものはどれか。

  1. A太陽光が強く射し込む部屋では、直接照明を多用して室内の明るさを高める
  2. B部屋の出入り口は屋外の明るさに合わせ、中に入るにつれて徐々に暗くする
  3. C床面の色を白にして光を反射させ、足元の視認性を向上させる
  4. Dカーテンやブラインドで遮光し、照明も間接照明にするなどのくふうをする
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正解:Dカーテンやブラインドで遮光し、照明も間接照明にするなどのくふうをする

羞明のある場合は光の乱反射を防ぐため、遮光しつつ間接照明にするのが効果的です。

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141難聴の種類のうち、外耳から中耳までの伝音系に異常があり、音を大きくすれば聞こえるため補聴器の効果が大きいものはどれか。

  1. A伝音難聴
  2. B感音難聴
  3. C混合難聴
  4. D老人性難聴
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正解:A伝音難聴

伝音難聴は音が小さく聞こえるため、補聴器で音を大きくすれば聞き取りやすくなります。

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142加齢性難聴(老人性難聴)の特徴として、正しくないものはどれか。

  1. A高い音域の聴力から徐々に低下する
  2. B進行が急激であるため、本人も家族もすぐに気がつくことが多い
  3. C音の聞こえの低下よりも言葉の聞き取りにくさが顕著である
  4. D内耳から聴覚中枢までの機能低下による感音難聴の一種である
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正解:B進行が急激であるため、本人も家族もすぐに気がつくことが多い

加齢性難聴は徐々に進行するため、本人も家族も気がつきにくいのが特徴です。

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143聴覚障害者に対する生活上および住環境の配慮として、適切なものはどれか。

  1. A補聴器を使用していれば小さな音も聞き取れるため、インターホンの音量を下げる
  2. Bコミュニケーションは常に手話のみで行い、筆談や口話は避ける
  3. C感音難聴では大きな音が耳に響いて不快に聞こえることがあるため、遮音性・吸音性の高い壁や床にする
  4. D視覚的な情報は重要ではないため、部屋の照明は薄暗くても問題ない
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正解:C感音難聴では大きな音が耳に響いて不快に聞こえることがあるため、遮音性・吸音性の高い壁や床にする

感音難聴では大きな音が不快になりやすいため(ダイナミックレンジが狭い)、防音・吸音対策が重要です。

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144発声発語器官の運動障害や形態異常などによって、発声や発音ができない状態を何というか。

  1. A失語症
  2. B音声障害
  3. C聴覚障害
  4. D構音障害
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正解:D構音障害

構音障害は言葉の組み立てはできますが、発声や発音がうまくできない障害です。

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145失語症のある人とのコミュニケーションにおける配慮として、最も適切なものはどれか。

  1. A表情や身振り、文字や絵などの視覚的手がかりを併用して理解を図る
  2. B話し方が流暢でないため、相手の言葉を先取りして代わりに答えてあげる
  3. C長く複雑な表現を用いて、詳細に状況を説明する
  4. D何度も聞き返すと心理的負担になるため、分からなくても相槌を打って流す
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正解:A表情や身振り、文字や絵などの視覚的手がかりを併用して理解を図る

言葉による理解が難しいため、表情や身振り、絵などの非言語情報を併用します。

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146高次脳機能障害の症状のうち、物の置き場所を忘れる、予定を覚えられない、現実にはない話(作話)をするといった症状はどれか。

  1. A注意障害
  2. B記憶障害
  3. C遂行機能障害
  4. D半側空間無視
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正解:B記憶障害

これらは新しいことを覚えられない記憶障害の特徴的な症状です。

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147高次脳機能障害をもたらす生活上の困難に対する住環境整備の対応として、適切なものはどれか。

  1. A注意力が散漫になるため、部屋にはあえて多くの刺激物を置いて集中力を鍛える
  2. B新しい環境に適応しやすいため、頻繁に家具の配置や部屋の模様替えを行う
  3. C動作を単純化するため、家具や器具はできるだけ少なくし、簡単に使えるものにする
  4. D左半側空間無視がある場合、左側に家具や生活用品を集中させて気付きを促す
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正解:C動作を単純化するため、家具や器具はできるだけ少なくし、簡単に使えるものにする

手順をパターン化し、環境を単純化して混乱を防ぐことが重要です。

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148自閉症の特徴的な3つの障害に含まれないものはどれか。

  1. A社会性の能力の障害
  2. Bコミュニケーション能力の障害
  3. C想像力の障害とそれに伴う行動の障害
  4. D記憶の障害とそれに伴う作話の障害
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正解:D記憶の障害とそれに伴う作話の障害

自閉症は社会性・コミュニケーション・想像力の3つの障害が特徴です。

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149注意欠陥多動性障害(ADHD)の特徴に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. A不注意の症状は思春期や成人期を迎える前に必ず消失する
  2. Bじっとしていることができずに不適切な状況で走り回ったりする多動性がみられる
  3. C順番を待つことができない、質問の途中で答えるなどの衝動性がみられる
  4. D多動性や衝動性は成長するに従って減少することが多い
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正解:A不注意の症状は思春期や成人期を迎える前に必ず消失する

不注意の症状は思春期や成人期を迎えても持続するケースがあります。

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150学習障害(LD)のある人に対する生活上の配慮や住環境整備として、最も適切なものはどれか。

  1. A失敗体験を恐れず、できないことを繰り返し強制して克服させる
  2. B文字や絵を活用して視覚的に見せる、拍子や笛などの音で聴覚に訴えるなどの援助を行う
  3. C視空間認知の問題がある場合でも、収納場所はあえて色分けせず統一感を持たせる
  4. D体のバランスが良いため、遊具を使ったバランス運動は避ける
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正解:B文字や絵を活用して視覚的に見せる、拍子や笛などの音で聴覚に訴えるなどの援助を行う

本人の症状に合わせて、視覚や聴覚など複数の感覚に訴える援助が効果的です。

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151知的障害の定義に該当する3つの特徴として、正しいものはどれか。

  1. A知的機能が平均より高い、特定の能力の習得が遅れる、12歳以前に発症している
  2. B脳の器質的障害がある、言語発達の遅れがある、成人以降に発症している
  3. C知的機能が平均より低い、適応技能に問題がある、18歳以前に発症している
  4. D全般的な知的発達の遅れはない、読み書き計算が困難である、胎生期に発症している
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正解:C知的機能が平均より低い、適応技能に問題がある、18歳以前に発症している

知的障害はIQ70以下、適応技能の問題、発達期(18歳まで)の発症が特徴です。

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152知的障害児・者の生活上の配慮と住環境整備について、適切なものはどれか。

  1. A日課を順序立てて行うことが得意なため、スケジュール管理の道具は不要である
  2. B姿勢筋緊張が高く同じ姿勢を保つのが得意なため、足底が床に着かない高いいすを使用する
  3. C介助者が見えない方が自立心が育つため、介助者は常に別の部屋で待機する
  4. D時間経過を示し予定を伝えられる砂時計やタイムエイドなどを活用すると効果的である
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正解:D時間経過を示し予定を伝えられる砂時計やタイムエイドなどを活用すると効果的である

日課を順序立てるのが苦手なため、視覚や音で時間経過を伝える道具が有効です。

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153精神障害の分類のうち、心理的なストレスや環境の変化などが原因となって生じる神経症などを何というか。

  1. A心因性精神障害
  2. B外因性精神障害
  3. C内因性精神障害
  4. D器質性精神障害
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正解:A心因性精神障害

心因性は心の葛藤やストレスなどの心理的要因が原因で起こります。

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154精神障害における疾患の経過別課題について、正しくないものはどれか。

  1. A急性期は安全感、安心感を与えることが中心的課題である
  2. B急性期において、本人は自分自身の体験や行動が異常であると容易に自己判断できる
  3. C回復期は再発の防止が目標であり、リハビリ活動を外来へと進める
  4. D慢性期は社会資源の利用を促進し、生活上の障害の軽減が目標である
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正解:B急性期において、本人は自分自身の体験や行動が異常であると容易に自己判断できる

急性期は自身の体験や行動の異常を自己判断しにくい時期です。

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155精神障害者への住環境整備や生活上の配慮として、最も適切なものはどれか。

  1. A幻聴がある場合でも、社会生活に慣れさせるためあえて騒音の多い環境に居住させる
  2. B特別な住宅改修が必須であり、一般のバリアフリーの配慮では不十分である
  3. C日常生活の技術(服薬管理など)を身につけるため、ロールプレイング(役割演技)などの手法を用いる
  4. D家族と同居している場合、家族関係は疾患に影響を及ぼさないためアプローチは本人に限定する
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正解:C日常生活の技術(服薬管理など)を身につけるため、ロールプレイング(役割演技)などの手法を用いる

生活技術の習得にはロールプレイングなどの行動学習法が効果的です。

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156人工肛門や人工膀胱を腹部に造設し、排泄経路を変更した人のことを何と呼ぶか。

  1. Aストーマ
  2. Bパウチ
  3. Cホームヘルパー
  4. Dオストメイト
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正解:Dオストメイト

人工肛門・人工膀胱を造設した人をオストメイトと呼び、排泄物を受けるストーマ装具(パウチ)を使用します。

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157糖尿病神経障害が進行したことによる住環境整備の配慮として、適切なものはどれか。

  1. A足の傷や転倒を防ぐため、じゅうたんではなくフローリングにする
  2. Bガスの火が見えにくくなるため、電磁調理器等に変更する
  3. C時間や生活が制約されるため、ベッド脇にポータブルトイレを設置する
  4. D低血糖による発汗や動悸に備え、糖分をすぐ口にできるよう用意しておく
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正解:A足の傷や転倒を防ぐため、じゅうたんではなくフローリングにする

感覚神経障害により傷に気付きにくくなるため、床はフローリングにして足を保護します。

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158高齢者の骨折の特徴に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. A高齢者では骨折の頻度は男性よりも女性に多くみられる
  2. B大腿骨近位部骨折は、手をついて倒れたときに手首に起こりやすい
  3. C脊椎椎体圧迫骨折は、軽い尻もちをついたときなどに生じやすい
  4. D骨粗鬆症がある場合、わずかな外力でも生じる病的骨折が起こりやすい
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正解:B大腿骨近位部骨折は、手をついて倒れたときに手首に起こりやすい

手首に起こりやすいのは橈骨・尺骨遠位端骨折です。

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159大腿骨近位部骨折の治療後における住環境の配慮として、最も適切なものはどれか。

  1. A治癒すれば日常生活上の支障は少ないため、特別な配慮は不要である
  2. Bギプス包帯による固定が行われるため、両手動作を補助する自助具を導入する
  3. C歩行能力が低下しがちになるため、理学療法士から退院時の移動能力の情報を得ておく
  4. D長時間座っていると腰痛が起きやすいため、背もたれのない椅子を用意する
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正解:C歩行能力が低下しがちになるため、理学療法士から退院時の移動能力の情報を得ておく

大腿骨近位部骨折は日常生活に支障が出やすいため、専門職から移動能力の情報を得ることが重要です。

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160骨折の折れ方による分類のうち、皮膚や筋肉に傷があり、骨折した骨の端が皮膚を破って空気に触れている状態を何というか。

  1. A疲労骨折
  2. B皮下骨折
  3. C不全骨折
  4. D開放骨折(複雑骨折)
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正解:D開放骨折(複雑骨折)

開放骨折は骨が皮膚を破って外に出ているため、感染リスクが高い状態です。

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