福祉住環境コーディネーター2級 ③ 医療1 心身特性・高齢者に多い疾患

加齢に伴う心身の変化と、高齢者に多い疾患・障害の基礎を学ぶ分野です。視聴覚や運動機能の低下、流動性知能と結晶性知能の違い、フレイル・サルコペニア・廃用症候群といった加齢関連の状態が頻出します。あわせて障害受容の過程やリハビリテーションの考え方、要介護となる主な原因なども問われます。医学用語が多いため、症状・状態の名称と特徴を対応づけて整理し、次の医療2分野や住環境整備の必要性を理解する土台としましょう。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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762023(令和5)年の日本人の平均寿命の組み合わせで正しいものはどれか。

  1. A男性79.5歳、女性86.3歳
  2. B男性82.0歳、女性88.1歳
  3. C男性80.1歳、女性85.4歳
  4. D男性81.1歳、女性87.1歳
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正解:D男性81.1歳、女性87.1歳

2023年の日本人の平均寿命は男性81.1歳、女性87.1歳です。

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77「健康日本21(第3次)」の日常生活における歩数の増加目標として正しいものはどれか。

  1. A1日の平均値7100歩
  2. B1日の平均値6000歩
  3. C1日の平均値8000歩
  4. D1日の平均値10000歩
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正解:A1日の平均値7100歩

日常生活における歩数の増加目標は、1日の平均値7100歩と設定されています。

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78高齢者の身体機能の変化に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A血管内を流れる血液の速度は、加齢とともに遅くなる。
  2. B高音域の聴力から低下し、言葉の聞き取りにくさが顕著となる。
  3. C視力は低下するが、暗いところでの明暗順応は低下しない。
  4. D消化管のぜん動運動が活発になり、下痢傾向になりやすい。
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正解:B高音域の聴力から低下し、言葉の聞き取りにくさが顕著となる。

加齢性難聴により高音域から聞き取りにくくなり、言葉の聞き取りにくさが顕著になります。

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79有害物質の曝露や生活習慣のひずみなどにより、老化現象が急速に進み病気になりやすい状態を何というか。

  1. A通常老化
  2. B健常老化
  3. C病的老化
  4. Dサクセスフルエイジング
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正解:C病的老化

老化促進因子により老化現象が急速に進む状態を病的老化といいます。

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80高齢期における知能の変化について、誤っているものはどれか。

  1. A知的能力には流動性知能と結晶性知能がある。
  2. B流動性知能は20歳代にピークを迎え、以降は徐々に低下する。
  3. C結晶性知能は60歳頃まで上昇し、生涯維持し続けることも可能である。
  4. D新しい環境に適応する結晶性知能は、加齢とともに低下しやすい。
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正解:D新しい環境に適応する結晶性知能は、加齢とともに低下しやすい。

新しい環境に適応する能力は流動性知能であり、学習や経験による能力が結晶性知能です。

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81加齢に関連する状態について、正しい説明はどれか。

  1. Aサルコペニアは、加齢に伴う骨格筋の減少と筋力低下などがみられる状態である。
  2. Bロコモティブシンドロームは、精神的・心理的脆弱性のみを指す言葉である。
  3. Cフレイルは要介護状態であり、適切な介入を行っても回復しない。
  4. D廃用症候群は、活動的な生活を送りすぎることで生じる心身の機能低下である。
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正解:Aサルコペニアは、加齢に伴う骨格筋の減少と筋力低下などがみられる状態である。

サルコペニアは筋肉減弱症を指し、骨格筋の減少や筋力・歩行速度の低下がみられます。

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82障害受容の過程において、「回復が望めないことを認識し、否認、葛藤、混乱、苦悩する時期」の次に一般的に訪れる段階はどれか。

  1. A障害を持ったことへのショック期
  2. B現実の生活の中で適応への努力を始める時期
  3. Cリハビリテーションによる回復への期待期
  4. Dいまの暮らしをより快適にしようとする障害受容の時期
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正解:B現実の生活の中で適応への努力を始める時期

葛藤や苦悩の時期を経た後、現実の生活の中で適応への努力を始める時期を迎えます。

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83厚生労働省が示した高齢者のリハビリテーション3つのモデルに含まれないものはどれか。

  1. A脳卒中モデル
  2. B廃用症候群モデル
  3. Cロコモティブモデル
  4. D認知症高齢者モデル
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正解:Cロコモティブモデル

高齢者のリハビリ3モデルは、脳卒中モデル、廃用症候群モデル、認知症高齢者モデルです。

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84「国民生活基礎調査」(2022年)による、高齢者が要介護となる原因の上位3つの組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A1位 認知症、2位 骨折・転倒、3位 脳血管疾患
  2. B1位 脳血管疾患、2位 認知症、3位 高齢による衰弱
  3. C1位 骨折・転倒、2位 認知症、3位 関節疾患
  4. D1位 認知症、2位 脳血管疾患、3位 骨折・転倒
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正解:D1位 認知症、2位 脳血管疾患、3位 骨折・転倒

要介護の原因は、1位認知症(16.6%)、2位脳血管疾患(16.1%)、3位骨折・転倒(13.9%)です。

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85高齢者の死亡原因の第1位(2023年調査)はどれか。

  1. A悪性新生物
  2. B心疾患
  3. C脳血管疾患
  4. D老衰
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正解:A悪性新生物

高齢者の死亡原因の1位は悪性新生物(がん)で23.4%を占めています。

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86複数の慢性疾患を持つ高齢者が多剤併用により薬物有害事象を起こしている状態を指す用語はどれか。

  1. Aサルコペニア
  2. Bポリファーマシー
  3. Cアパシー
  4. Dフレイル
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正解:Bポリファーマシー

複数の薬の併用によって有害事象を起こしている状態をポリファーマシーと呼びます。

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87終末期の疾患軌道に関する説明として、誤っているものはどれか。

  1. A疾患軌道を理解することは、本人や家族が変化に適応する力を養う意義がある。
  2. Bがんの軌道は、最期の1〜2か月で急速に全般的機能が低下する特徴がある。
  3. C認知症・老衰モデルは、全般的ADLが長期間にわたって高く保たれるのが特徴である。
  4. D臓器不全モデルは、急性増悪と改善を繰り返しながら徐々に悪化する。
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正解:C認知症・老衰モデルは、全般的ADLが長期間にわたって高く保たれるのが特徴である。

認知症・老衰モデルは、長期間高く保たれるのではなく、緩やかに機能が低下します。

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88脳の血管の分岐点にできた動脈瘤が破裂して出血する脳血管障害はどれか。

  1. A脳梗塞
  2. Bアテローム血栓性脳梗塞
  3. Cラクナ梗塞
  4. Dクモ膜下出血
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正解:Dクモ膜下出血

クモ膜下出血は、動脈瘤が破裂してクモ膜下腔に出血する疾患です。

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89脳血管障害の症状として、体の左右いずれかの半身に起こる麻痺を何というか。

  1. A片麻痺
  2. B四肢麻痺
  3. C対麻痺
  4. D単麻痺
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正解:A片麻痺

体の左右いずれかの半身に起こる麻痺を片麻痺といい、脳病変と反対側に起こります。

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90脳血管障害のリハビリテーションに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A急性期は絶対安静を保ち、リハビリテーションは回復期から開始する。
  2. B回復期では、廃用症候群の予防とADLの自立を目標に本格的なリハビリが行われる。
  3. C生活期では、急性期で身につけた能力を維持するための薬物療法のみが行われる。
  4. D回復期リハビリテーション病棟では理学療法のみが行われ、作業療法は行われない。
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正解:B回復期では、廃用症候群の予防とADLの自立を目標に本格的なリハビリが行われる。

回復期では病状が安定し、ADL向上と家庭復帰を目的としたリハビリが本格的に行われます。

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91脳血管障害の「屋内歩行レベル」における住環境整備として、不適切なものはどれか。

  1. Aできるだけ1階で生活することが望ましい。
  2. Bベッドやいすなど洋式の生活様式への変更が必要である。
  3. C室内全体の段差を完全に解消するリフトを設置する。
  4. D階段や上がりかまちに手すりを設置する。
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正解:C室内全体の段差を完全に解消するリフトを設置する。

リフトの導入検討は、介助量が多くなる「車いすレベル」や「寝たきりレベル」で必要とされます。

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92関節リウマチが最も発症しやすい年代はどれか。

  1. A10〜20歳代
  2. B70〜80歳代
  3. C80歳以上
  4. D40〜60歳代
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正解:D40〜60歳代

関節リウマチはどの年代でも発症しますが、最も多いのは40〜60歳代です。

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93関節リウマチの症状や特徴に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A抗体が誤って自分の組織を攻撃してしまう自己免疫疾患である。
  2. B症状は大きな関節から始まり、次第に手指などの小さな関節に広がる。
  3. C症状は体の片側だけに現れることが多い。
  4. D関節の痛みや腫れはあるが、進行しても関節が変形することはない。
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正解:A抗体が誤って自分の組織を攻撃してしまう自己免疫疾患である。

滑膜が免疫の異常によって攻撃を受ける自己免疫疾患です。

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94関節リウマチ患者の住環境整備として、誤っている配慮はどれか。

  1. Aわずかな段差でも痛みやつまずきの原因になるため段差を解消する。
  2. B立ち座りの負担を減らすため、いすの座面は低めに設定する。
  3. C水栓やドアノブは操作しやすいものに変更する。
  4. D寒さや高い湿度は痛みを悪化させるため、室内環境に配慮する。
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正解:B立ち座りの負担を減らすため、いすの座面は低めに設定する。

関節への負担を減らすため、いすなどの座面は「やや高め」に設定します。

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95認知症の原因疾患のうち、最も高い割合を占めるものはどれか。

  1. A脳血管性認知症
  2. Bレビー小体型認知症
  3. Cアルツハイマー型認知症
  4. D前頭側頭型認知症
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正解:Cアルツハイマー型認知症

認知症の原因疾患ではアルツハイマー型認知症が最も多く、次いで脳血管性認知症です。

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96認知症の「中核症状」に該当するものはどれか。

  1. A徘徊
  2. B幻覚
  3. Cアパシー
  4. D見当識障害
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正解:D見当識障害

記憶障害や見当識障害、実行機能障害などが認知症の中核症状です。

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97認知症の行動心理症状(BPSD)に関する対応として、最も不適切なものはどれか。

  1. A妄想に対しては、事実と異なることを論理的に説明し、強く否定・訂正する。
  2. B徘徊に対しては、強制的に規制せず安全な範囲で見守る。
  3. Cトイレ以外の場所で排泄する場合は、トイレの場所を分かりやすく表示する。
  4. D不潔行為に備え、清掃しやすい床材や汚物流しを設置する。
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正解:A妄想に対しては、事実と異なることを論理的に説明し、強く否定・訂正する。

間違った行動や妄想に対しても否定・訂正せずに話を合わせ、自尊心を傷つけないことが基本です。

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98パーキンソン病の「四徴」に含まれない症状はどれか。

  1. A振戦
  2. B片麻痺
  3. C筋固縮
  4. D無動・寡動
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正解:B片麻痺

パーキンソン病の四徴は、振戦、筋固縮、無動・寡動、姿勢反射障害・歩行障害です。

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99パーキンソン病の原因として減少する神経伝達物質はどれか。

  1. Aアセチルコリン
  2. Bセロトニン
  3. Cドパミン
  4. Dインスリン
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正解:Cドパミン

中脳の黒質の神経細胞が死滅し、神経伝達物質のドパミンが減少することで発症します。

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100ホーン・ヤールによる重症度分類において、ステージIIIの特徴として正しいものはどれか。

  1. A身体の片側にのみ障害がみられる。
  2. B歩行や起立保持に介助を必要とし、一部の日常生活で介助を要する。
  3. C臥床状態となり、全面的な介助が必要である。
  4. D姿勢反射障害の初期徴候がみられ、日常生活で介護を必要としない。
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正解:D姿勢反射障害の初期徴候がみられ、日常生活で介護を必要としない。

ステージIIIは身体機能が中等度に低下しますが、日常生活で介護を必要としません。

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101パーキンソン病に特有の歩行障害の名称と説明の組み合わせで、誤っているものはどれか。

  1. A前方突進歩行:歩き出すとペースが極端に遅くなり立ち止まってしまう。
  2. Bすくみ足:歩こうとしても最初の一歩がなかなか出せない。
  3. C小刻み歩行:小さな歩幅で歩く。
  4. Dすり足歩行:足を地面から離さずに歩く。
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正解:A前方突進歩行:歩き出すとペースが極端に遅くなり立ち止まってしまう。

前方突進歩行は、歩き出すとペースが速くなり止まらなくなる障害です。

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102パーキンソン病患者の住環境整備として、適切なものはどれか。

  1. Aすくみ足を防ぐため、床の模様は完全に無地にする。
  2. B直角に曲がるような部屋の間取りや家具の配置は避ける。
  3. Cトイレではバランスを保つため、便器の片側のみに手すりを設置する。
  4. D階段の昇降訓練を日課とするため、生活空間はあえて2階以上に設ける。
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正解:B直角に曲がるような部屋の間取りや家具の配置は避ける。

体のひねりや方向転換が極めて難しいため、直角に曲がる動線を避けて手すりを設置します。

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103冠動脈が完全に詰まり、心筋が壊死する虚血性心疾患はどれか。

  1. A狭心症
  2. B脳梗塞
  3. C心筋梗塞
  4. D閉塞性動脈硬化症
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正解:C心筋梗塞

血栓によって冠動脈が完全に詰まり、心筋が壊死する病態が心筋梗塞です。

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104廃用症候群によって生じる症状と器官の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A骨・関節:骨量の増加
  2. B脳・神経:精神活動性の亢進
  3. C皮膚:皮膚の肥厚
  4. D心臓・血管:起立性低血圧
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正解:D心臓・血管:起立性低血圧

心臓の機能低下により起立時の頻脈や起立性低血圧が生じます。

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105廃用症候群の予防やリハビリテーションについて、誤っている記述はどれか。

  1. A全身状態が安定しても、安全のため数ヶ月は絶対安静を保つべきである。
  2. B予防の基本は、体を頻繁に動かし、過度の安静臥床を避けることである。
  3. C早期から座位訓練や寝返り、起き上がりの訓練を始めることが重要である。
  4. D関節拘縮を予防するために、関節可動域(ROM)訓練を行う。
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正解:A全身状態が安定しても、安全のため数ヶ月は絶対安静を保つべきである。

過度に安静を保つのではなく、早期離床や早期歩行が予防に不可欠です。

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106日本人の糖尿病患者の多くが該当するタイプはどれか。

  1. A1型糖尿病
  2. B2型糖尿病
  3. C妊娠糖尿病
  4. D薬剤性糖尿病
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正解:B2型糖尿病

日本人の場合、患者の多くは生活習慣などが関連する2型糖尿病です。

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107糖尿病の3大合併症に含まれないものはどれか。

  1. A糖尿病網膜症
  2. B糖尿病神経障害
  3. C糖尿病性肺炎
  4. D糖尿病腎症
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正解:C糖尿病性肺炎

糖尿病の3大合併症は、糖尿病網膜症、糖尿病神経障害、糖尿病腎症です。

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108糖尿病において、インスリンを分泌する臓器はどこか。

  1. A肝臓
  2. B腎臓
  3. C胆嚢
  4. D膵臓
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正解:D膵臓

インスリンは膵臓から分泌され、血糖をコントロールします。

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109リハビリテーションの「回復期」に関する特徴として、不適切なものはどれか。

  1. A関節可動域訓練などの身体的アプローチは終了する。
  2. B医療機関から自宅や新たな生活の場へと環境が変化することがある。
  3. C疾患の完治や障害を極力最小限に抑えることを目指す。
  4. D回復が目に見えず、本人が焦りや不安を抱えることがある。
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正解:A関節可動域訓練などの身体的アプローチは終了する。

回復期でも引き続き障害を小さくするための本格的なリハビリテーションが行われます。

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110認知症の中核症状のうち「実行機能障害」に該当する状態はどれか。

  1. A時間や場所が分からなくなる。
  2. B今までできていた計画を立てたり手順を考えたりすることが難しくなる。
  3. C物の名前が分からなくなる。
  4. D知っているはずの人や物を認知できなくなる。
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正解:B今までできていた計画を立てたり手順を考えたりすることが難しくなる。

計画を立てたり手順を考えたりする能力が低下する症状を実行機能障害といいます。

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111高齢者の心身の特性に関する記述で、正しいものはどれか。

  1. A1947年の平均寿命は男女ともに70歳を超えていた。
  2. B若年者に比べ体内の水分量が多いため脱水になりにくい。
  3. C白内障などによる視力低下が起こりやすい。
  4. D味覚は鋭敏になり、薄味を好むようになる。
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正解:C白内障などによる視力低下が起こりやすい。

加齢(老人)性白内障などにより視力低下が起こりやすくなります。

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112骨粗鬆症の説明として正しいものはどれか。

  1. A関節の軟骨がすり減り、骨が変形する状態。
  2. B骨の代謝が異常に亢進し、骨が太く硬くなる状態。
  3. C骨の内部に尿酸が蓄積し、激痛を伴う状態。
  4. Dカルシウムが骨に沈着せず、骨量が減って骨がスカスカになった状態。
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正解:Dカルシウムが骨に沈着せず、骨量が減って骨がスカスカになった状態。

骨量が減少し、萎縮が起こることで骨が脆弱になる疾患です。

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113廃用症候群による関節拘縮を防ぐためのリハビリテーションとして、最も適切なものはどれか。

  1. A関節可動域(ROM)訓練
  2. B回想法
  3. Cバルーン療法
  4. D音楽療法
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正解:A関節可動域(ROM)訓練

関節を動かさないことによる拘縮を予防するために関節可動域(ROM)訓練が欠かせません。

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114パーキンソン病のステージIV(4)度・V(5)度の患者への目標として最も適切なものはどれか。

  1. A一歩の歩幅を広げて容易に止まれるように練習する。
  2. B寝たきり防止や嚥下障害への対応など、廃用症候群の予防に努める。
  3. C意識して腕を振りながら歩く練習をする。
  4. D方向転換の練習を積極的に行う。
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正解:B寝たきり防止や嚥下障害への対応など、廃用症候群の予防に努める。

重症化すると関節拘縮や低活動から生じる廃用症候群の予防が主な目的となります。

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115心筋梗塞の患者の住環境整備として考慮すべき点のうち、正しいものはどれか。

  1. A心臓機能を鍛えるため、階段は手すりを外して昇降運動を促す。
  2. B体を冷やして覚醒させるため、廊下の暖房は入れない。
  3. C洗面・脱衣室、浴室、トイレなどを含め住宅全体の温度を均一にする。
  4. D再発を完全に防ぐため、室内では一切の歩行を禁止する。
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正解:C洗面・脱衣室、浴室、トイレなどを含め住宅全体の温度を均一にする。

ヒートショック等による心臓への負担を減らすため、温度差の解消を心がけます。

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