ウェブ解析士 ⑥ エンゲージメントと間接効果

SNSや顧客ロイヤルティなど、直接売上に表れにくい間接効果を測る分野です。NPS(ネット・プロモーター・スコア)の計算、X(旧Twitter)やFacebookのエンゲージメント率、リーチと表示回数の違いといったSNS指標が頻出です。短期売上に直結しない指標をどう評価するかが問われます。NPSやエンゲージメント率は計算問題として出やすいため、算出式を正確に覚え、各指標が中長期的な成長やブランド価値とどう関わるかを理解しておくことが重要です。

この分野の問題38問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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207アンケート回答者200人のうち推奨者が30人、批判者が50人である場合、NPS(ネット・プロモーター・スコア)の値として正しいものはどれか。

  1. A-10
  2. B-20
  3. C-25
  4. D-40
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正解:A-10

NPSは「推奨者の割合(15%) - 批判者の割合(25%)」で算出されるため、-10となります。

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208顧客ロイヤルティや他者への推奨意向を測定する指標であり、中長期的な成長との相関は期待されるものの、短期的な売上を直接的に保証しない指標はどれか。

  1. AUGC
  2. BNPS
  3. Cブランドリフト
  4. Dサーチリフト
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正解:BNPS

NPSは顧客の推奨意向を測る指標であり、短期的な売上を直接保証するものではありません。

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209X(旧Twitter)において、投稿の表示回数が20000回で、クリックやいいねなどのエンゲージメント総数が800であった場合、エンゲージメント率として正しいものはどれか。

  1. A4.0%
  2. B2.5%
  3. C0.4%
  4. D8.0%
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正解:A4.0%

Xのエンゲージメント率は「エンゲージメント総数 ÷ インプレッション数 × 100」で計算するため、4%となります。

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210Facebookの投稿データにおいて、リーチ数が5000、いいねやコメントなどのエンゲージメント総数が250である場合、エンゲージメント率として正しいものはどれか。

  1. A2.0%
  2. B5.0%
  3. C10.0%
  4. D20.0%
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正解:B5.0%

Facebookのエンゲージメント率は「エンゲージメント総数 ÷ リーチ数 × 100」で計算するため、5%となります。

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211TikTok動画の再生回数が50000回で、いいねやコメントなどのエンゲージメント総数が1500であった場合、エンゲージメント率として正しいものはどれか。

  1. A30.0%
  2. B15.0%
  3. C3.0%
  4. D5.0%
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正解:C3.0%

TikTokのエンゲージメント率は「エンゲージメント総数 ÷ 再生回数 × 100」で計算するため、3%となります。

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212広告などの認知施策を実施した結果、配信対象者がその企業名やブランド名のキーワードでオーガニック検索を行う割合が高まる現象を何と呼ぶか。

  1. Aブランドリフト
  2. Bアシストコンバージョン
  3. Cビュースルーコンバージョン
  4. Dサーチリフト
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正解:Dサーチリフト

認知施策によって特定のキーワードでのオーガニック検索が増加することをサーチリフトといいます。

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213ユーザーがバナー広告を目にしたもののクリックはせず、後日その広告を思い出して別の流入経路から自発的にサイトを訪れてコンバージョンに至るケースを何と呼ぶか。

  1. Aビュースルーコンバージョン
  2. Bマイクロコンバージョン
  3. Cアシストコンバージョン
  4. Dデータドリブンコンバージョン
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正解:Aビュースルーコンバージョン

広告をクリックせずに別のルートで後からコンバージョンすることをビュースルーコンバージョンといいます。

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214写真映えする新商品を発売した際、来店客が自発的にInstagramなどのSNSへ感想や写真を投稿して生成されるコンテンツを指す用語はどれか。

  1. AデジタルPR
  2. BUGC
  3. Cアクティブサポート
  4. Dネイティブ広告
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正解:BUGC

UGC(User Generated Content)は、ユーザー自身が自発的に投稿・生成するコンテンツのことです。

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215ユーザーが「ソーシャルメディア広告」、「検索広告」、「メルマガ」の順番で接触して商品を購入した際、最初に接触したチャネルに成果の100%を割り当てるアトリビューションモデルはどれか。

  1. Aラストクリックモデル
  2. B線形モデル
  3. Cファーストクリックモデル
  4. D接点ベースモデル
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正解:Cファーストクリックモデル

最初に接触したチャネルにすべての評価を与えるのはファーストクリックアトリビューションです。

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216アトリビューション分析において、ユーザーがコンバージョンに至るまでに接触したすべてのチャネルに対して、均等に成果の評価を分配するモデルはどれか。

  1. Aラストクリックモデル
  2. B接点ベースモデル
  3. C減衰モデル
  4. D線形モデル
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正解:D線形モデル

接触したすべてのチャネルに均等な重み付けを行う評価モデルを線形アトリビューションと呼びます。

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217アトリビューション分析において、認知獲得の「最初の接点」と購買決定の「最後の接点」の両方を高く評価し、中間の接点にも一定の評価を複合的に分配するモデルはどれか。

  1. A接点ベースモデル
  2. B線形モデル
  3. Cファーストクリックモデル
  4. Dラストクリックモデル
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正解:A接点ベースモデル

最初と最後の接点を重視して高めの評価を割り振り、中間も合わせて評価するモデルを接点ベースアトリビューションといいます。

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218SNSマーケティングにおけるインフルエンサーの選定方針として、最も重視すべき本質的な要素はどれか。

  1. Aフォロワー数の絶対的な多さ
  2. Bターゲット層やブランドとの親和性
  3. C過去のPR投稿の合計件数
  4. Dステルスマーケティング対策の有無
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正解:Bターゲット層やブランドとの親和性

インフルエンサーの選定では、フォロワー数だけでなくターゲットやブランドとの親和性を重視することが成功の鍵です。

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219実名登録制であり、ビジネス目的の利用者が多く、長文での解説やオンラインセミナーの告知などを通じて専門的な信頼関係を築くのに適したSNSはどれか。

  1. AYouTube
  2. BInstagram
  3. CFacebook
  4. DTikTok
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正解:CFacebook

Facebookは実名制でビジネス用途の利用者が多く、BtoB企業が信頼関係を築く目的に適しています。

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220UGCを起点とし、SNS内でのいいねや検索、検索エンジンでの指名検索を経て購買に至り、その体験がさらに拡散していく循環型の消費者行動モデルはどれか。

  1. ASIPSモデル
  2. BDECAXモデル
  3. CAISASモデル
  4. DULSSASモデル
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正解:DULSSASモデル

UGCを起点としてLike、Search1、Search2、Action、Spreadと循環するモデルをULSSASモデルといいます。

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221複数名で企業のSNSアカウントを運用する際、投稿のトーンや返信スタイルの一貫性がないという課題を解決するために最初に実施すべき対応はどれか。

  1. A運用企画書でコミュニケーション方針を明文化しペルソナを統一する
  2. B自動収集ツールを導入してユーザーとの直接対話を停止する
  3. C担当者ごとに個別のアカウントを作成して運用する
  4. Dポジティブな意見を持つファンへの返信だけに限定する
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正解:A運用企画書でコミュニケーション方針を明文化しペルソナを統一する

運用のトーンや一貫性を保つためには、運用方針を明文化してアカウントのペルソナを統一することが不可欠です。

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222Instagramのレシピ紹介キャンペーンにおいて、サイトへの直接のクリックは少なかったものの「保存数」が通常時の5倍を記録した。この事象の間接効果としての解釈で最も適切なものはどれか。

  1. Aキャンペーンが短期的な売上に直結して成功したことを示す
  2. Bユーザーが後日見返すという明確な利用意図があり、将来的な購買につながる深い関心を示す
  3. CInstagramのアルゴリズムにより、次の投稿のクリック数が自動的に増加することを保証する
  4. Dコメント数が増加したため、顧客満足度が向上した明確な証拠となる
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正解:Bユーザーが後日見返すという明確な利用意図があり、将来的な購買につながる深い関心を示す

「保存」はユーザーがあとで見返したいと感じた証拠であり、将来的な購買やロイヤルティ向上につながる重要な間接効果です。

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223検討期間が長いBtoB商材のネイティブ広告において、初回接触で最終コンバージョンに至る数が少ない場合、その広告施策の間接効果を適切に評価するためのアプローチはどれか。

  1. A広告のクリック数やサイトへの流入セッション数だけで成功と判断する
  2. B未コンバージョンのユーザーに対して強力なリターゲティング広告を即座に配信する
  3. C資料請求などをマイクロコンバージョンに設定し、アシストコンバージョンを分析する
  4. D流入ユーザーの再来訪率だけを最重要指標として、それのみで成功を判断する
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正解:C資料請求などをマイクロコンバージョンに設定し、アシストコンバージョンを分析する

検討期間が長い場合は中間目標としてのマイクロコンバージョンを設定し、アシストコンバージョンによる間接効果を分析します。

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224広告接触による認知度、好感度、あるいは購買意欲といった、ユーザーの「意識の変化」を測定する評価指標を何と呼ぶか。

  1. ANPS
  2. Bサーチリフト
  3. Cアシストコンバージョン
  4. Dブランドリフト
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正解:Dブランドリフト

ブランドリフトは、広告接触による認知度や好感度、購買意欲といった意識の変化を測る指標です。

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225アトリビューション分析において、コンバージョン直前の接点のみに成果の100%を割り当てる評価モデルを何と呼ぶか。

  1. Aラストクリックアトリビューション
  2. B減衰アトリビューション
  3. C線形アトリビューション
  4. Dファーストクリックアトリビューション
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正解:Aラストクリックアトリビューション

コンバージョンの直前のチャネルにすべての評価を与えるモデルをラストクリックアトリビューションと呼びます。

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2262023年に景品表示法の運用指針が明確化され、インフルエンサーに商品の紹介を依頼する際に広告であることを明示しない投稿が対象となる規制はどれか。

  1. Aネイティブ広告規制
  2. Bステルスマーケティング規制
  3. CデジタルPR規制
  4. Dアクティブサポート規制
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正解:Bステルスマーケティング規制

広告であることを明示しないインフルエンサー投稿はステルスマーケティングとして規制対象となります。

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227高額な家具のように購入までの検討期間が数ヶ月に及ぶ商材において、初期の認知拡大から比較検討、最終購買まで複数のチャネルを経由するカスタマージャーニー全体を、初期接点と最終接点の双方を重視しつつバランスよく評価するのに最も適したモデルはどれか。

  1. Aラストクリックモデル
  2. B減衰モデル
  3. C接点ベースモデル
  4. Dファーストクリックモデル
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正解:C接点ベースモデル

検討期間が長い商材では、最初の認知と最後の後押しを共に重視し、中間も複合評価する接点ベースモデルが最も適しています。

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228ある企業がラストクリックモデルだけで広告評価を行った結果、ディスプレイ広告経由のコンバージョンが0件であったため、出稿を完全に停止しようとしている。この判断に対するマーケティング解析上の解釈として適切なものはどれか。

  1. Aコンバージョンがない広告は無駄であるため、コスト削減の観点から非常に合理的である
  2. Bコンバージョンが発生していないため、広告の全体最適を損なうリスクは存在しない
  3. Cラストクリックで効果が見られない広告は、短期的にも長期的にも一切の効果がないと断定できる
  4. Dディスプレイ広告は初期の認知段階や間接効果で貢献している可能性があり、停止は早計である
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正解:Dディスプレイ広告は初期の認知段階や間接効果で貢献している可能性があり、停止は早計である

ラストクリックモデルは直前の接点のみを評価するため、認知拡大やアシスト効果を持つチャネルの価値を過小評価するリスクがあります。

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229Facebookの運用データで、「投稿A:リーチ数10万、クリック数20」「投稿B:リーチ数5000、クリック数250」という結果が得られた。このデータから導き出される改善策として最も適切なものはどれか。

  1. A投稿Bのコンテンツは質や訴求力が高いと仮説を立て、さらにリーチを拡大する施策を打つ
  2. B投稿Aは多くのユーザーにリーチできているため、成功した投稿としてそのまま維持する
  3. C投稿Bはクリック数が多くてもリーチ数が少ないため、評価を低くして今後の出稿を止める
  4. D両方の投稿ともクリック数が最終目標に対して不十分であるため、即座に配信を中止する
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正解:A投稿Bのコンテンツは質や訴求力が高いと仮説を立て、さらにリーチを拡大する施策を打つ

投稿Bはリーチが少ないにもかかわらず多くのクリックを得ており、質が高いため、これを拡散・リーチ拡大させるのが適切です。

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230企業のSNSアカウント運用において、ユーザーの率直な声を収集・分析する「ソーシャルリスニング」を強化し、その意見に対して明文化されたコミュニケーション方針に沿った対話を行うアプローチの目的はどれか。

  1. Aユーザーとの直接的なコミュニケーションを完全に排除し、自動化を促進すること
  2. B一貫性を保ちながら効果的にユーザーインサイトを収集し、製品開発等に活かすこと
  3. Cフォロワーの数だけを短期的に増大させ、エンゲージメント率の低下を無視すること
  4. Dポジティブな意見のみを抽出して表彰し、批判的なフィードバックをすべて遮断すること
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正解:B一貫性を保ちながら効果的にユーザーインサイトを収集し、製品開発等に活かすこと

明文化された方針に基づくソーシャルリスニングとアクティブサポートの組み合わせは、一貫性を保ちながらインサイトを収集するために有効です。

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231広告Aは短期的獲得コストが低いが顧客生涯価値(LTV)も低い。広告Bは短期的獲得コストが高いがLTVは広告Aの4倍である。長期的な事業成長の観点から選択すべき戦略的判断はどれか。

  1. A短期的な顧客獲得コストを最優先し、広告Aのみを拡大して広告Bを停止する
  2. Bどちらの広告も一長一短であるため、すべての広告活動を一律に停止する
  3. C事業全体の収益性を見誤るリスクを避けるため、広告Bを維持または拡大する
  4. D広告Bの獲得コストの高さを問題視し、広告Bの予算を削減してSNSのみに移行する
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正解:C事業全体の収益性を見誤るリスクを避けるため、広告Bを維持または拡大する

短期的なコストだけでなく、長期的な収益性を示す顧客生涯価値(LTV)とのバランスを見て優良顧客を獲得できる広告を維持・拡大すべきです。

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232インフルエンサーマーケティングにおいて、フォロワー数が10万人と非常に多い企業アカウントがあるが、投稿に対するいいねやコメントが少なくエンゲージメント率が業界平均を大きく下回っている。この状況に対する適切な分析はどれか。

  1. Aフォロワー数が十分に多いため、エンゲージメント率の低さは運用の成果において問題にならない
  2. Bエンゲージメント率が業界平均を下回っているため、アカウント自体の運用が完全に失敗である
  3. Cフォロワー獲得キャンペーンが完全に成功しており、エンゲージメント率の改善も保証されている
  4. Dフォロワーの多くが、発信されている投稿内容そのものに関心を持っていない可能性が高い
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正解:Dフォロワーの多くが、発信されている投稿内容そのものに関心を持っていない可能性が高い

フォロワー数が多くてもエンゲージメント率が低い場合は、フォロワーの属性と発信コンテンツにミスマッチがあると考えられます。

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233アトリビューションモデルの中で、「コンバージョンに近い接点ほど貢献度を高く評価する」という特徴を持ち、最終的な購買決定に近い施策を特定しやすいが、検討期間が長い商材の初期認知施策を過小評価しやすいモデルはどれか。

  1. A減衰アトリビューション
  2. B線形アトリビューション
  3. Cファーストクリックアトリビューション
  4. D接点ベースアトリビューション
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正解:A減衰アトリビューション

コンバージョンに近い接点ほど高く評価するモデルを減衰アトリビューションと呼び、初期認知の過小評価リスクがあります。

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234アンケート調査に基づき「当社のNPSスコアは競合他社より高いため、サービスに問題はなく、短期的な売上も必ず競合を上回る」と報告した。この内容に関するウェブ解析上の解釈として最も適切なものはどれか。

  1. ANPSは売上金額と直接的に連動する指標であるため、この報告内容は正しい
  2. BNPSは他者への推奨意向を示す指標であり、中長期的な相関は期待できても直接的な短期売上は保証しない
  3. C競合よりスコアが高ければ批判者はゼロであることを意味するため、サービス改善は不要である
  4. DNPSは回答者のその日の気分を反映するだけであり、マーケティングでの活用価値は一切ない
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正解:BNPSは他者への推奨意向を示す指標であり、中長期的な相関は期待できても直接的な短期売上は保証しない

NPSは顧客ロイヤルティ(推奨意向)の指標であり、中長期的な成長との相関は期待されるものの、短期的な直接売上を保証するものではありません。

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235インフルエンサーに新商品の紹介を依頼する際、ステルスマーケティング規制を遵守しつつ、ユーザーからの信頼を損なわないための最も適切な対応はどれか。

  1. A広告と気付かれないよう、インフルエンサー個人の純粋な私的感想として投稿を依頼する
  2. B企業の意図通りの投稿になるよう、語り口調やセリフ、感想の内容を細かく指定する
  3. C投稿文の中に「#PR」や「#提供」などの関係性を明示する表記を必ず含めてもらう
  4. Dユーザーの信頼を得るため、企業案件であることを隠して「自主的なレビュー」として発信させる
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正解:C投稿文の中に「#PR」や「#提供」などの関係性を明示する表記を必ず含めてもらう

ステルスマーケティングを防止するためには、関係性を明示する「#PR」や「#提供」などの表記を分かりやすく明記する必要があります。

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236アトリビューション分析において、ユーザーが「バナー広告をクリックしてサイトを訪問したが購入せずに離脱し、後日検索広告から再訪して購入した」場合、最初のバナー広告の貢献度を評価するための指標はどれか。

  1. Aマイクロコンバージョン
  2. Bビュースルーコンバージョン
  3. Cデータドリブンコンバージョン
  4. Dアシストコンバージョン
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正解:Dアシストコンバージョン

クリックして離脱した後に別ルートでコンバージョンした場合、その途中のチャネルの貢献度を評価するのがアシストコンバージョンです。

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237アトリビューション分析の各モデルに関する説明として、最も「不適切なもの」はどれか。

  1. A減衰アトリビューションは、最初の接点と最後の接点の両方に高い評価を与え中間の評価を低くするモデルである
  2. B線形アトリビューションは、接触したすべてのチャネルに対して均等に成果の評価を分配するモデルである
  3. Cファーストクリックアトリビューションは、ユーザーが最初に接触したチャネルにすべての評価を与えるモデルである
  4. Dラストクリックアトリビューションは、最後に接触したチャネルに100%の評価を与えるモデルである
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正解:A減衰アトリビューションは、最初の接点と最後の接点の両方に高い評価を与え中間の評価を低くするモデルである

最初と最後の接点に高い評価を与えるのは「接点ベース」であり、減衰アトリビューションはコンバージョンに近い接点ほど高く評価します。

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238ソーシャルメディア指標の定義に関する記述のうち、明確に誤っているものはどれか。

  1. AX(旧Twitter)のエンゲージメント率は、エンゲージメント総数をインプレッション数で除して算出する
  2. Bソーシャルメディアのエンゲージメント率は、どのプラットフォームでも分母にフォロワー数を用いて算出する
  3. CTikTokのエンゲージメント率は、エンゲージメント総数を動画の再生回数で除して算出する
  4. DFacebookのエンゲージメント率は、エンゲージメント総数をリーチ数で除して算出する
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正解:Bソーシャルメディアのエンゲージメント率は、どのプラットフォームでも分母にフォロワー数を用いて算出する

エンゲージメント率は各プラットフォームで異なり、分母にはインプレッション数やリーチ数、再生回数が使われ、一律でフォロワー数ではありません。

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239認知施策や広告効果を評価する指標に関する記述のうち、適切なものはどれか。

  1. Aブランドリフトは、ブランド名やサービス名のキーワードでのオーガニック検索行動そのものが増加することである
  2. Bサーチリフトは、広告接触による認知度や好感度、購買意欲といったユーザーの意識の変化を測る指標である
  3. Cビュースルーコンバージョンは、広告をクリックしてサイト訪問した後に離脱し別ルートでコンバージョンすることである
  4. DNPSは顧客ロイヤルティを測る指標であり、広告の間接効果そのものを測定するための専用の指標ではない
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正解:DNPSは顧客ロイヤルティを測る指標であり、広告の間接効果そのものを測定するための専用の指標ではない

ブランドリフトとサーチリフトの定義が逆であり、ビュースルーはクリックを伴わないため、NPSの説明をしているdが適切です。

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240インフルエンサーマーケティングの運用方針に関する記述として、最も「不適切なもの」はどれか。

  1. Aフォロワー数が多くても、発信内容が自社のターゲット層の属性とズレていれば期待した効果は得られない
  2. Bインフルエンサー自身の言葉やスタイルで語ってもらうことが、投稿の信頼性を高めることにつながる
  3. Cフォロワー数が多い著名インフルエンサーを起用すれば、ターゲット層に関わらず高いエンゲージメント率が保証される
  4. Dステルスマーケティング対策として、企業からの商品提供や案件である事実をユーザーに明確に伝える必要がある
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正解:Cフォロワー数が多い著名インフルエンサーを起用すれば、ターゲット層に関わらず高いエンゲージメント率が保証される

フォロワー数の多さとエンゲージメント率の高さは必ずしも比例せず、質的なミスマッチがあれば反応が薄くなるため「保証される」は誤りです。

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241消費者行動モデルの定義に関する記述のうち、正しい組み合わせはどれか。

  1. ASIPSは、認知(Attention)から始まり、興味、検索、行動、共有へと至るプロセスである
  2. BAISASは、共感(Sympathize)から始まり、確認、参加、共有・拡散へと至るプロセスである
  3. CULSSASは、UGCを起点とし、いいね、SNS検索、指名検索、購買、拡散へと至る循環プロセスである
  4. DDECAXは、UGCを起点とし、認知から検索、行動、共有・拡散へと至るプロセスである
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正解:CULSSASは、UGCを起点とし、いいね、SNS検索、指名検索、購買、拡散へと至る循環プロセスである

AISASとSIPSの定義が入れ替わっており、ULSSASの説明が正しいため、cが正解となります。

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242ソーシャルリスニングとユーザー対応(アクティブサポート)に関する記述のうち、適切なものはどれか。

  1. Aソーシャルリスニングツールを導入した場合は、自動収集に特化させるためユーザーとの直接対話は禁止すべきである
  2. B担当者個人がそれぞれの判断で独自に返信を行い、結果も個人単位で管理することがチーム運用の課題解決になる
  3. Cポジティブな意見を寄せるファンのみに限定してアクティブサポートを行うことが、製品改善のフィードバック収集に最適である
  4. D複数名での運用のトーンや一貫性を保つためには、最初に対話方針やペルソナをドキュメント化して明文化することが不可欠である
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正解:D複数名での運用のトーンや一貫性を保つためには、最初に対話方針やペルソナをドキュメント化して明文化することが不可欠である

チーム運用のトーンや一貫性の課題を悪化させないためには、運用方針の明文化とペルソナの統一が必要です。

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243デジタルマーケティングにおける成果測定の考え方として、最も「不適切なもの」はどれか。

  1. A検討期間が長い商材において、最終コンバージョン(お問い合わせ等)に繋がらないネイティブ広告はすべて即座に停止すべきである
  2. Bコンバージョンが0件のディスプレイ広告であっても、認知拡大やアシストコンバージョンの観点から貢献している可能性がある
  3. C短期的な顧客獲得コスト(CPA)のみに依存して評価を行うと、長期的な収益性を最大化する機会を失うリスクがある
  4. DBtoB商材の初回接触において、中間目標であるマイクロコンバージョンの達成度を評価することは重要なアプローチである
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正解:A検討期間が長い商材において、最終コンバージョン(お問い合わせ等)に繋がらないネイティブ広告はすべて即座に停止すべきである

検討期間が長い商材では直接コンバージョンしにくいため、間接効果を無視して広告を即座に停止するのは不適切です。

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244アトリビューション分析を導入する目的や手法に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. Aデータドリブンコンバージョンという、特定の1つのチャネルだけに全ての成果を自動で割り当てる新しいコンバージョンの種類が存在する
  2. Bラストクリックモデルはコンバージョン直前の接点しか評価しないため、初期の認知拡大に貢献するチャネルの価値を過小評価しやすい
  3. C線形アトリビューションモデルを導入すれば、「認知施策」と「購買直前施策」のそれぞれの重みを実態に合わせて完全に区別できる
  4. Dファーストクリックアトリビューションは、最終的な購買を後押ししたリターゲティング広告やメルマガの貢献を最も高く評価する
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正解:Bラストクリックモデルはコンバージョン直前の接点しか評価しないため、初期の認知拡大に貢献するチャネルの価値を過小評価しやすい

ラストクリックモデルは直前の接点のみを評価するため、認知拡大を行うチャネルを過小評価する傾向があります。

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