ウェブ解析士 ⑦ オウンドメディアの解析と改善

自社サイト(オウンドメディア)の分析と改善施策を学ぶ分野です。オウンドメディアの特徴、直帰率の正しい捉え方、ランディングページ最適化(LPO)やA/Bテストの原則、コンバージョン改善の考え方が頻出テーマです。数値を「良い・悪い」で決めつけず文脈で解釈する姿勢が問われます。改善施策は「何を変えて何を検証するか」という仮説検証の流れが基本になるため、各施策の目的と正しい実施手順を結びつけて整理すると、実務にも直結する知識になります。

この分野の問題29問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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245オウンドメディアが持つ特徴として、他のメディアと比較した際に最も適切なものはどれか。

  1. A自社で自由にコントロールしやすいメディアである。
  2. B制作や運用にかかるコストが一切不要なメディアである。
  3. C短期的な集客効果が極めて高いメディアである。
  4. D一度作成して公開すればその後の更新が不要なメディアである。
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正解:A自社で自由にコントロールしやすいメディアである。

オウンドメディアは企業が自社で所有・管理するため、デザインや掲載情報、コミュニケーション方法などを自由に決定できるコントロールのしやすさが最大の特徴です。

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246ウェブサイトの直帰率が高い状態について、アクセス解析における基本的な捉え方として最も適切なものはどれか。

  1. Aページの品質が低い場合にのみ発生する指標である。
  2. Bユーザーが最初の1ページで求める情報を得て満足して離脱した結果である可能性もある。
  3. C最初のページから2ページ目へ遷移した時点で直帰としてカウントされる。
  4. Dページの表示速度が非常に高速であることを証明する指標である。
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正解:Bユーザーが最初の1ページで求める情報を得て満足して離脱した結果である可能性もある。

ブログ記事や情報提供系のページでは、ユーザーが求める情報を効率的に得られた結果として直帰することがあるため、一概に問題とは言えません。

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247ランディングページ最適化(LPO)を実施する直接的な目的として、最も適切なものはどれか。

  1. Aウェブサイト全体のページビュー数を増加させること
  2. B検索結果の表示順位(SEO順位)を向上させること
  3. Cユーザーの申し込みや商品購入などのコンバージョン率を高めること
  4. Dページへの滞在時間そのものをできるだけ長くすること
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正解:Cユーザーの申し込みや商品購入などのコンバージョン率を高めること

LPO(ランディングページ最適化)は、ウェブサイトの目的である申し込みや商品購入などのコンバージョン率を高めるための手法です。

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248A/Bテストを効果的に実施するための基本的な原則として、最も適切なものはどれか。

  1. A多くの要素を一度に変更してテストの効率を上げるべきである。
  2. Bデータに基づいた仮説は立てず担当者の好みでデザインを決定すべきである。
  3. C曜日や時間帯による変動を防ぐためテスト期間は短いほど正確である。
  4. D一度に変更して検証する要素は原則として1つに絞るべきである。
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正解:D一度に変更して検証する要素は原則として1つに絞るべきである。

A/Bテストでは複数の要素を同時に変更すると結果に寄与した要素を特定できなくなるため、原則として一度に1つの要素のみを検証します。

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249あるページのページビュー数は十分に多いものの、平均エンゲージメント時間が極端に短い状況です。この解析データから推測されることとして、最も適切なものはどれか。

  1. Aコンテンツの内容がユーザーの期待に合っていない可能性が考えられる。
  2. B多くのユーザーがコンテンツの内容に非常に満足している。
  3. Cサイトのサーバーや読み込み速度が非常に高速である証拠である。
  4. Dそのページを経由したコンバージョン率が非常に高くなっている。
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正解:Aコンテンツの内容がユーザーの期待に合っていない可能性が考えられる。

ページビュー数が多く平均エンゲージメント時間が短い場合、多くの人に見られているものの、コンテンツが期待に合っていないかレイアウトが分かりにくい可能性があります。

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250申し込みフォームにおいて、必須入力の項目を記号「*」だけで示しているためエラーが多発しています。ユーザーの利便性を高める改善策として最も適切なものはどれか。

  1. Aすべての入力項目を必須入力に統一する。
  2. B記号だけでなく「必須」とテキストで分かりやすく明記する。
  3. Cエラーが発生した後に表示するエラーメッセージの色を濃くする。
  4. D必須項目の仕様は変えずにフォームの見た目のデザインだけを新しくする。
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正解:B記号だけでなく「必須」とテキストで分かりやすく明記する。

ユーザーが一目で必須・任意項目を判別できるよう、記号だけでなく「必須」とテキストで明記することがユーザーの見逃しを防ぐ根本的な解決策です。

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251公開から1年が経過したブログ記事において、検索結果での表示回数は多いものの、クリック率(CTR)が低い状態です。クリック数を増やすための改善策として最も適切なものはどれか。

  1. A検索エンジンからの評価を下げるリスクを回避するため記事を即座に削除する。
  2. Bコンテンツの網羅性を向上させるために記事本文の全面的なリライトを行う。
  3. Cユーザーの興味を引くためにタイトルやメタディスクリプションを見直す。
  4. Dサイト内回遊率を向上させるために記事内の内部リンクを大量に増やす。
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正解:Cユーザーの興味を引くためにタイトルやメタディスクリプションを見直す。

検索結果の表示回数が多いのにクリック率が低い場合、タイトルやメタディスクリプションがユーザーの興味を引けていない、または検索意図とのズレがある可能性が示唆されます。

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252ランディングページのヒートマップ分析において、スクロール到達率がページの30%地点で急激に低下していました。この課題に対してまず優先して確認すべきこととして、最も適切なものはどれか。

  1. Aコンバージョンしたユーザーの正確な数
  2. Bページの全体的な読み込み速度
  3. Cサイト全体の平均直帰率
  4. Dページの30%地点にあるコンテンツの内容
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正解:Dページの30%地点にあるコンテンツの内容

多くのユーザーが特定の箇所でスクロールを止めて離脱してしまう場合、その部分のコンテンツ構成や配置にストレス要因や離脱原因があるかを確認することが最優先です。

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253あるウェブ広告キャンペーンを実施した結果、ウェブサイトのセッション数は前月比で50%増加しましたが、ユニークユーザー数はほぼ横ばいでした。この状況から推測されることとして最も適切なものはどれか。

  1. A既存ユーザー(リピーター)の訪問頻度が増加した。
  2. B新しい新規ユーザーの獲得が非常にうまくいっている。
  3. C広告のクリック単価が前月比で大幅に下落した。
  4. Dウェブサイト全体のページ表示速度が劇的に改善された。
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正解:A既存ユーザー(リピーター)の訪問頻度が増加した。

実際の訪問人数であるユニークユーザー数が変わらずに、訪問回数であるセッション数が増加した場合、同じユーザーが何度も訪問している(リピーターの訪問頻度が増えた)と解釈できます。

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254会員登録のプロセスが「トップページ→規約同意ページ→情報入力ページ→完了ページ」の4段階あるサイトにおいて、ファネル分析の結果、情報入力ページの離脱率が特に高いことが判明しました。考えられる原因として最も適切なものはどれか。

  1. Aトップページのデザインが魅力的でないこと
  2. Bフォームの入力項目が多すぎてユーザーの負担になっていること
  3. C利用規約の文章が長すぎて読みにくいこと
  4. D完了ページに次のアクションへの動線が配置されていないこと
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正解:Bフォームの入力項目が多すぎてユーザーの負担になっていること

情報入力フォームの途中でユーザーが離脱してしまう主な原因として、入力項目が多すぎることや説明がわかりにくいことなどが挙げられます。

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255ランディングページのヒートマップ分析において、コンバージョンしたユーザーのセグメントがページ中盤の「導入事例」セクションを熟読している傾向が見られました。この分析結果から導かれる改善施策として最も適切なものはどれか。

  1. A「導入事例」セクションにニーズがないと判断して削除する。
  2. Bコンバージョンしなかったユーザーにのみ広告を再配信する施策に注力する。
  3. C「導入事例」セクションをより多くの人に見せるためページ上部に移動させる。
  4. Dページ全体の視認性を上げるためにサイト全体のフォントサイズを大きくする。
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正解:C「導入事例」セクションをより多くの人に見せるためページ上部に移動させる。

コンバージョンしたユーザーが特定のコンテンツを熟読している場合、それが重要な後押しとなっている可能性があるため、より多くのユーザーに見てもらうために上部へ移動させるのが有効です。

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256BtoBサイトのミクロ解析において、製品Xを利用中の既存顧客A社が、製品Xのサポートページと未契約の製品Yの技術情報ページを繰り返し閲覧していることが判明しました。営業担当への情報共有として最も適切なものはどれか。

  1. AA社は製品Xの操作方法を完全に習得しているため追加サポートは不要である。
  2. BA社からのアクセスは機械的なクローリングであり特に意味はない。
  3. CA社の競合他社がA社になりすまして情報収集している可能性がある。
  4. DA社において未契約の製品Yに対する関心が高まっている可能性がある。
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正解:DA社において未契約の製品Yに対する関心が高まっている可能性がある。

ミクロ解析によって企業ごとの閲覧ページを分析することで隠れたニーズを推測できます。未契約製品の技術情報ページを繰り返し閲覧している場合、その製品への関心が高まっていると考えられます。

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257オウンドメディアのSEO評価を向上させるため、長期にわたりアクセスがなく、改善も見込めない低品質な記事コンテンツを「削除」する手法として最も適切なものはどれか。

  1. A削除対象のURLから、関連性の高い既存ページへ301リダイレクトを設定する。
  2. BGoogleはコンテンツの「量」を評価するため、アクセスがなくても削除せずに残し続ける。
  3. Cリスクが全くない施策のため、リライトや統合よりも常にコンテンツ削除を最優先にする。
  4. Dアクセスが極端に少ないページを見つけしだい、サイト内を巡回して即座に一律削除する。
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正解:A削除対象のURLから、関連性の高い既存ページへ301リダイレクトを設定する。

コンテンツの削除を行う場合は、ユーザーの利便性を損なわずに元のページのリンク評価を引き継ぐため、関連性の高い既存ページへ301リダイレクトを設定することが推奨されます。

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258Cookieを利用してユーザーを判別するミクロ解析ツールにおいて、得られるデータと実際のユーザー行動の関係性に関する記述として最も適切なものはどれか。

  1. AサードパーティCookieを利用するため、異なるデバイス間でも同一人物として正確に追跡できる。
  2. B同一人物であってもPCとスマートフォンなどの異なるデバイスでは別のユーザーとして記録される可能性がある。
  3. Cユーザーの閲覧経路や滞在時間は、その時の心理状態や思考を誤差なく100%反映したデータである。
  4. DIPアドレスの解析により、問い合わせ前のユーザーの個人名や役職まで完全に特定できる。
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正解:B同一人物であってもPCとスマートフォンなどの異なるデバイスでは別のユーザーとして記録される可能性がある。

多くのミクロ解析ツールはCookieを使用しているため、同一人物でもデバイスやブラウザが異なれば別ユーザーと見なされ、閲覧実態とログデータに差異が生じる可能性があります。

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259ランディングページのA/Bテストを2週間実施した結果、パターンBがパターンAよりもコンバージョン率が0.1ポイント高いという結果が出ました。この結果を受けた次のアクションとして最も適切なものはどれか。

  1. Aわずかでもコンバージョン率が高いため、詳細な分析をせず即座にパターンBを本採用する。
  2. B差がごくわずかなので、最終的にはチームメンバーや担当役員の好みなどの定性的な判断で決定する。
  3. Cその差が単なる偶然によるものではないかを確認するため、統計的有意性を評価する。
  4. D正確な結論を得るために、コンバージョン率の差がさらに開くまでテストを無期限に延長する。
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正解:Cその差が単なる偶然によるものではないかを確認するため、統計的有意性を評価する。

A/Bテストの結果が単なる偶然ではなく、統計的に信頼できるものであるかを示す「統計的有意性」を確認・評価した上で採用を判断する必要があります。

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260購買プロセスが複雑化した現代のデジタルマーケティングにおいて、コンバージョンファネル分析が依然として重要な手法である理由として、最も適切なものはどれか。

  1. A複雑化したユーザー行動のすべてを1つの図で完全にモデル化し、個人の正確な行動予測ができる唯一の手法だから
  2. Bオフラインの行動も含めたすべての顧客接点を網羅し、顧客生涯価値(LTV)を直接算出できる万能な手法だから
  3. C一度設定すれば市場やユーザーが変化してもKPIの定義を一切変更する必要がないから
  4. D顧客が商品を認知してから購入に至るまでの各段階で、どこにボトルネックがあるのかを定量的に把握できるから
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正解:D顧客が商品を認知してから購入に至るまでの各段階で、どこにボトルネックがあるのかを定量的に把握できるから

ファネル分析を用いることで、「どの段階で顧客が離脱しているのか」を定量的に把握でき、購買プロセス全体のどこに課題(ボトルネック)があるのかを効率的に発見できます。

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261オーガニック検索からの流入が多く特定のキーワードでの検索順位も高い記事において、平均エンゲージメント時間が極端に短く、サイト内の回遊もほとんど発生していない場合の改善施策として最も適切なものはどれか。

  1. Aユーザーの検索意図とコンテンツ内容にズレがある可能性が高いため、検索クエリを再分析してリライトを行う。
  2. Bユーザーがすぐに情報を得て満足した証拠であるため、記事内に広告を大量に追加する。
  3. C流入が多く検索順位も高いため、成功していると判断して現状維持とする。
  4. Dサイト内回遊が発生しない構造が問題であるため、その記事からサイト内の全ページへ網羅的にリンクを貼る。
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正解:Aユーザーの検索意図とコンテンツ内容にズレがある可能性が高いため、検索クエリを再分析してリライトを行う。

エンゲージメント時間が短く回遊も少ない状況は、検索ユーザーが求めている情報とページ内容にズレがある可能性を示唆するため、検索ニーズを再調査してリライトすることが有効です。

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262会員登録フォームにおいてフォームページの離脱率が85%と非常に高い状態です。EFOツールの分析により「確認用メールアドレス」と「パスワード」の項目でエラー率と入力時間が突出していることが判明した場合、最も効果的な施策はどれか。

  1. Aユーザー情報をより詳細に取得するために入力項目をさらに増やし、エラーメッセージは送信ボタンを押した後にまとめて表示する。
  2. B確認用メールアドレス入力欄を廃止し、パスワード入力欄の近くに入力規則を明記するとともにリアルタイムでエラーを提示する。
  3. Cフォームのデザインのみを最新のトレンドに合わせて変更し、入力項目数やエラー表示の仕様は現状維持とする。
  4. Dフォーム入力ページから離脱しようとしたユーザー全員に対して、割引クーポンをポップアップで表示する。
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正解:B確認用メールアドレス入力欄を廃止し、パスワード入力欄の近くに入力規則を明記するとともにリアルタイムでエラーを提示する。

不要な項目(確認用入力欄など)の削減、入力規則の明記、リアルタイムでのエラー提示などは、ユーザーの入力ストレスを軽減し離脱率を改善するための具体的な有効施策です。

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263化粧品のランディングページでヒートマップ分析を行った結果、ファーストビュー直下での離脱が多く中盤までスクロールされていませんが、コンバージョンしたユーザーは最下部の「愛用者の声」を熟読していました。A/Bテストの計画として最も適切なものはどれか。

  1. Aデザイン全体が悪いと仮説を立て、キャッチコピー、メイン画像、ボタン色、レイアウトのすべてを一度に変更したパターンBを作成してテストする。
  2. Bヒートマップの結果は一部の行動にすぎないと判断し、ランディングページは変更せずに広告のターゲティング精度を高める施策のみを行う。
  3. C愛用者の声がコンバージョンを後押ししているが届いていないと仮説を立て、愛用者の声をファーストビュー直下に移動させたパターンBを作成してテストする。
  4. Dファーストビューの情報が不足していると仮説を立て、ファーストビューに製品の成分や開発経緯に関する詳細なテキスト情報を大量に追加したパターンBを作成してテストする。
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正解:C愛用者の声がコンバージョンを後押ししているが届いていないと仮説を立て、愛用者の声をファーストビュー直下に移動させたパターンBを作成してテストする。

コンバージョンユーザーの特徴的な行動(愛用者の声を熟読)をコンバージョンの重要要因と仮説立て、そのコンテンツをより目立つ位置に移動させて現行版とテスト検証するのはLPOの基本です。

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264マクロ解析で「導入事例」ページの離脱率が高いことが判明し、ミクロ解析ではコンバージョンした特定のユーザーが「製品情報→導入事例→サポート(FAQ)→問い合わせ」の順に閲覧していたことが分かりました。導き出される改善仮説として最も適切なものはどれか。

  1. Aコンバージョンユーザーの行動は例外的なためサイト改善の参考にはせず、導入事例ページを削除する。
  2. Bサイト全体のデザインと情報構造に根本的な問題があるため、即座に全面的なウェブサイトリニューアルを計画する。
  3. Cコンバージョン率が低い根本原因は広告の質にあると考えられるため、サイト内の改善は後回しにして広告文の見直しを最優先する。
  4. D導入事例を読んだユーザーは具体的な疑問を持ってサポート情報を探している可能性があるため、導入事例ページから関連FAQへの内部リンクを強化する。
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正解:D導入事例を読んだユーザーは具体的な疑問を持ってサポート情報を探している可能性があるため、導入事例ページから関連FAQへの内部リンクを強化する。

マクロ解析で全体の課題を把握し、ミクロ解析で成果に至ったユーザーの行動を参考にすることで、離脱率の高いページから次のステップ(FAQ)への内部リンクを強化するという有効な仮説を立てられます。

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265ランディングページ最適化(LPO)の概念に関する説明として、最も不適切なものはどれか。

  1. A検索結果での表示順位を上げることそのものがLPOの直接かつ最大の目的である。
  2. BLPOの直接の目的は、ウェブサイトの申し込みや商品購入などのコンバージョン率を高めることである。
  3. Cサイト全体のページビュー数(PV数)を増やすことは、LPOにおける直接かつ最大の目的ではない。
  4. Dページの滞在時間を長くすることはコンバージョン率向上の要素の1つであるが、LPOそのものの最終目的ではない。
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正解:A検索結果での表示順位を上げることそのものがLPOの直接かつ最大の目的である。

検索結果での表示順位を上げることはSEOの目的であり、LPOの直接の目的はコンバージョン率を高めることです。

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266あるオウンドメディアの記事において、ページビュー数(PV数)は非常に多いが、平均エンゲージメント時間が短いというデータが測定されました。この原因を探るための改善仮説として、最も不適切なものはどれか。

  1. A多くのユーザーが流入しているが、コンテンツの内容がユーザーの期待に合っていない可能性がある。
  2. Bサイトを管理しているサーバーの処理速度が非常に高速なため、閲覧時間が短くなっている可能性がある。
  3. Cページのレイアウトやデザインがわかりにくく、ユーザーが読むのを諦めて離脱している可能性がある。
  4. D検索結果のタイトルから期待した情報と、実際の記事本文に記載されている情報にズレがある可能性がある。
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正解:Bサイトを管理しているサーバーの処理速度が非常に高速なため、閲覧時間が短くなっている可能性がある。

サーバー速度とユーザーの平均エンゲージメント時間には直接の関係はありません。したがって、これを原因とする仮説は不適切です。

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267エントリーフォーム最適化(EFO)において、入力エラーを防止しコンバージョン率を改善するための施策として、最も不適切なものはどれか。

  1. Aユーザーが迷わないよう、必須項目には記号だけでなく「必須」とテキストで明記する。
  2. B不要な入力項目を極力削減し、確認用入力欄などを廃止してユーザーの負担を減らす。
  3. C入力フォーム自体の使いにくさを解決するため、まずはすべての入力項目を必須入力に統一する。
  4. Dユーザーが入力したその場で、リアルタイムに入力エラーを提示する仕様に変更する。
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正解:C入力フォーム自体の使いにくさを解決するため、まずはすべての入力項目を必須入力に統一する。

すべての項目を必須にすると、不要な情報まで入力させることになり、かえってユーザーの負担を増やして離脱の原因となるため、改善策として不適切です。

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268検索結果での表示回数は多いものの、クリック率(CTR)が低いブログ記事の改善策を検討しています。この状況におけるアプローチとして、最も不適切なものはどれか。

  1. Aタイトルやメタディスクリプションの内容を、ユーザーの検索意図に合わせて見直す。
  2. B長期にわたりアクセスがなくリライトによる改善も見込めない場合は301リダイレクトを伴う削除を検討する。
  3. Cコンテンツの網羅性に課題がある場合はユーザーの検索意図に沿って記事本文をリライトする。
  4. Dサイト内での評価改善を目的として、この記事から無関係なページへの内部リンクを一括で大量に設置する。
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正解:Dサイト内での評価改善を目的として、この記事から無関係なページへの内部リンクを一括で大量に設置する。

無関係なページへのリンクを大量に設置するとユーザーの利便性を損なうため不適切です。表示回数が多い状況ではまずタイトル等の見直しが優先されます。

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269ヒートマップ分析において、スクロールヒートマップを活用して得られる知見として、最も適切なものはどれか。

  1. Aユーザーがページのどの箇所(何%地点)で離脱することが多いのかを視覚的に把握できる。
  2. Bユーザーがページ内のどのボタンを何回クリックしたかを正確な数値で把握できる。
  3. Cコンバージョンに直接至ったユーザーの個人名や組織情報を特定できる。
  4. Dページの表示速度が遅い原因となっている具体的な画像ファイルを特定できる。
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正解:Aユーザーがページのどの箇所(何%地点)で離脱することが多いのかを視覚的に把握できる。

スクロールヒートマップを用いることで、ユーザーがページのどこで離脱することが多いのかを把握でき、コンテンツの構成や配置の見直しに活かせます。

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270会員登録フォームのファネル分析を行ったところ、情報入力ページでの離脱率が極端に高いことが分かりました。この段階での離脱を引き起こす要因として、最も不適切なものはどれか。

  1. Aフォームの入力項目が多すぎることによるユーザーの心理的負担
  2. B完了ページに次のアクションへ誘導するための内部リンクがないこと
  3. Cフォームの入力条件やバリデーションルールが過度に厳しいこと
  4. D入力フォームの説明文やプレースホルダーがわかりにくいこと
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正解:B完了ページに次のアクションへ誘導するための内部リンクがないこと

完了ページは情報入力ページの「後」にあるページです。完了ページに到達した後の課題は、情報入力ページにおける入力中の離脱原因にはなり得ません。

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271コンバージョンファネル分析に関する記述として、現代のデジタルマーケティングにおける捉え方として最も適切なものはどれか。

  1. A複雑化した現代のユーザー行動のすべてを1つの図で完全にモデル化し、予測できる唯一のフレームワークである。
  2. B市場やユーザーの変化に合わせて、ファネルの各段階やKPIの定義を定期的に見直す必要はない。
  3. C顧客が商品を認知してから購入に至る各段階で、どこにボトルネック(離脱)があるのかを定量的に把握するのに有効である。
  4. D主にオフラインの行動を対象としており、顧客生涯価値(LTV)を直接算出するための最適な手法である。
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正解:C顧客が商品を認知してから購入に至る各段階で、どこにボトルネック(離脱)があるのかを定量的に把握するのに有効である。

ファネル分析はあくまで単純化したモデルですが、購買プロセス全体のどこに課題(ボトルネック)があるのかを効率的に発見し、定量的に把握する上で現在も非常に有効な手法です。

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272会員登録フォームにおいてEFOツールで分析したところ、「確認用メールアドレス」と「パスワード」の項目でエラー率と入力時間が突出していました。この課題に対する改善施策として、最も不適切なものはどれか。

  1. A確認用メールアドレス入力欄を廃止し、不要な入力の手間を削減する。
  2. Bパスワード入力欄の近くに入力規則(半角英数8文字以上など)を分かりやすく明記する。
  3. C入力のミスをその場でユーザーに知らせるため、リアルタイムでのエラー提示機能を実装する。
  4. Dユーザーの入力負担を軽減するため、エラーメッセージは送信ボタンを押した後にまとめて一括表示する仕様にする。
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正解:Dユーザーの入力負担を軽減するため、エラーメッセージは送信ボタンを押した後にまとめて一括表示する仕様にする。

エラーメッセージは送信ボタンを押した後にまとめて表示するよりも、その場でリアルタイムに提示する方がユーザーのストレスやエラー多発を防ぐために有効です。

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273オウンドメディアのSEO評価を向上させるための低品質コンテンツの整理において、関連ページへの301リダイレクトを設定した上での「記事削除」を検討すべき最も適切なタイミングはどれか。

  1. A長期にわたりアクセスがなく、リライトや他記事との統合による改善も見込めないと判断されたとき。
  2. B公開したばかりで、まだアクセスがほとんど集まっていないページを見つけたとき。
  3. C一度公開した記事であれば、どれだけ品質が低くてもGoogleの「量」の評価を維持するために残すべきとき。
  4. Dリライトや統合には時間がかかるため、サイトを素早く軽量化するためのリスクのない最優先施策として実施するとき。
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正解:A長期にわたりアクセスがなく、リライトや他記事との統合による改善も見込めないと判断されたとき。

コンテンツの削除はリスクを伴うため、長期にわたりアクセスがなく、リライトや統合による改善も見込めない場合に慎重に検討し、その際は301リダイレクトを設定することが推奨されます。

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