ウェブ解析士 ⑧ ウェブ解析士のレポーティング

解析結果を関係者に伝えるレポーティングの技術を学ぶ分野です。レポート作成の目的と手順、経営層向けエグゼクティブサマリーの書き方、時系列や構成比などデータに応じたグラフの選び方、示唆と提案のまとめ方が頻出です。数値を並べるだけでなく次の行動につなげる視点が問われます。データの種類ごとに適したグラフや見せ方が決まっているため、目的・読み手・データ形式の三点から最適な表現を選ぶ考え方を整理し、伝わるレポートの型を身につけましょう。

この分野の問題42問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

クイズモードで挑戦 →

274ウェブ解析レポートを作成するもっとも根本的な目的はどれか。

  1. A読み手の意思決定を促し、具体的な行動に導くこと
  2. B高度な統計解析手法を駆使した結果を披露すること
  3. C可能な限り多数の指標や数値を網羅して記録すること
  4. Dデータを一切の加工なく正確に伝達すること
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正解:A読み手の意思決定を促し、具体的な行動に導くこと

レポートの目的は数値を報告するだけでなく、関係者の意思決定や施策実行といった行動につなげることです。

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275レポート作成を効率的に進めるため、最初に行うべきステップとして適切なものはどれか。

  1. AまずはGoogleアナリティクスを開き、データの分析を開始する
  2. B何のために誰に何を伝えるかという目的や構成を明確にする
  3. C視覚的に美しいグラフや図解の作成から着手する
  4. Dレポートの総ページ数や全体のボリュームを先に決定する
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正解:B何のために誰に何を伝えるかという目的や構成を明確にする

目的や構成(企画・構想)が不明確だと分析が効率的に進まないため、最初に「誰に何を伝えるか」を明確にします。

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276多忙な経営層向けにレポート冒頭へ配置する「エグゼクティブサマリー」に含めるべき内容として、もっとも適切なものはどれか。

  1. Aデータの抽出に用いた詳細な分析手法
  2. B作成者の個人的な感想や意見
  3. C分析期間や主要な結果とネクストアクション
  4. Dレポート作成に至った詳細な背景と経緯
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正解:C分析期間や主要な結果とネクストアクション

エグゼクティブサマリーは、多忙な経営層が短時間で全体像(主要な結果やネクストアクション)を把握するためのものです。

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277月間の売上推移など、時間の経過による変化を示すのにもっとも適したグラフはどれか。

  1. A円グラフ
  2. Bレーダーチャート
  3. C散布図
  4. D折れ線グラフ
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正解:D折れ線グラフ

折れ線グラフは、時間の経過による推移や変化を視覚的に表現するのに最適です。

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278サイト全体のアクセス数のうち、流入元別の構成比率を示すのにもっとも適したグラフはどれか。

  1. A円グラフ
  2. B折れ線グラフ
  3. C散布図
  4. Dレーダーチャート
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正解:A円グラフ

円グラフは、全体に対する各項目の構成比率を示す際に用いられます。

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2792つのデータの相関関係(例:気温と売上の関係など)を把握するのにもっとも適したグラフはどれか。

  1. A100%積み上げ棒グラフ
  2. B散布図
  3. Cレーダーチャート
  4. D積み上げ面グラフ
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正解:B散布図

散布図は、2つの変数の間にどのような相関関係があるかを見るために使用されます。

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280複数項目のバランスや全体的な傾向を比較して評価するのにもっとも適したグラフはどれか。

  1. A散布図
  2. B2軸グラフ
  3. Cレーダーチャート
  4. D円グラフ
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正解:Cレーダーチャート

レーダーチャートは、複数の評価項目のバランスを比較するのに適しています。

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281チーム内で日々の主要KPIの進捗をリアルタイムに共有し、素早く状況を把握するための手段としてもっとも適しているものはどれか。

  1. A詳細に記述されたPDF形式のレポート
  2. B定例会議での口頭による詳細な報告
  3. C週に一度配信されるKPI報告メール
  4. DLooker Studioなどで構築したダッシュボード
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正解:DLooker Studioなどで構築したダッシュボード

ダッシュボードは、リアルタイムな状況共有や日常的なKPIの進捗確認にもっとも適した形式です。

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282ユーザーを分類する際に用いられる「MECE」の考え方を満たしている分類はどれか。

  1. A新規ユーザーとリピーター
  2. B若年層と東京都内の居住者
  3. C男性ユーザーとスマートフォン利用者
  4. DSNS広告経由とディスプレイ広告経由
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正解:A新規ユーザーとリピーター

新規かリピーターかは必ずどちらかに属し重複もしないため、モレなくダブりない(MECE)状態が成立します。

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283レポートのグラフを作成する際、情報伝達の効果を高めるための色使いの原則として適切なものはどれか。

  1. A全体の項目ごとに異なる色を多く使い、カラフルに仕上げる
  2. B重要なポイントにのみ強調色を使い、他は控えめな色にする
  3. C色は単なる装飾であるため、情報伝達には影響しないと考える
  4. D企業のブランドカラーは一切排除し、白黒のみで構成する
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正解:B重要なポイントにのみ強調色を使い、他は控えめな色にする

注目すべきポイントのみに強調色を使い、他をグレーなどの控えめな色にすることでメッセージが伝わりやすくなります。

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284万単位のPV数と%単位のコンバージョン率のように、桁数や単位が異なる2つの指標の推移を1つのグラフで同時に示したい場合に適したグラフはどれか。

  1. A散布図
  2. B100%積み上げ棒グラフ
  3. C2軸グラフ
  4. D積み上げ面グラフ
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正解:C2軸グラフ

2軸グラフは、単位や尺度が異なるデータを左右の縦軸に分けて1つのグラフで表現するのに効果的です。

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285レポートにおいて「単にデータを並べただけの報告」が不十分とされる最大の理由はどれか。

  1. Aグラフの装飾が少なく、視覚的なアピールに欠けるため
  2. B数値が正確であっても、データ自体の信頼性が疑われるため
  3. Cレポートのページ数が少なくなり、十分なボリュームが保てないため
  4. D読み手が次に何をすべきかの具体的な判断材料を得られないため
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正解:D読み手が次に何をすべきかの具体的な判断材料を得られないため

単なるデータの羅列では、その数値の良し悪しや次にするべきアクションの示唆が得られないため不十分です。

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286経営層へレポートを報告する際、冒頭で伝えるべき内容としてもっとも適切なものはどれか。

  1. A事業目標(KGI)への影響や売上の達成状況
  2. B対象期間中の日別アクセス数の細かい羅列
  3. C解析ツールを用いた詳細な分析の過程
  4. D現場で実施した細かなデザイン修正の履歴
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正解:A事業目標(KGI)への影響や売上の達成状況

経営層はビジネスインパクト(事業全体への影響やKGI)に強い関心があるため、重要な結果を冒頭で伝えます。

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287有用なレポートが読み手に対して伝えるべき「3つの要素」の組み合わせとして適切なものはどれか。

  1. A誰が閲覧したか・どこから来たか・何分滞在したか
  2. B何が起きたか・なぜ起きたか・今後何をすべきか
  3. C指標の定義・ツールの設定方法・タグの設置場所
  4. DKGIの推移・KPIの推移・個別施策の推移
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正解:B何が起きたか・なぜ起きたか・今後何をすべきか

レポートでは解析結果を解釈し、何が起きたか・なぜ起きたか・今後どうすべきかを伝えることが重要です。

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288データをわかりやすく見せるためのグラフ作成の基本原則として適切なものはどれか。

  1. A視覚的インパクトを強めるため、常に立体(3D)グラフを用いる
  2. B情報を漏らさないよう、できるだけ多くの項目を1つに詰め込む
  3. C不要な文字装飾や余計な色、補助線を極力減らす
  4. Dすっきり見せるため、X軸やY軸の目盛り・ラベルを完全に省略する
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正解:C不要な文字装飾や余計な色、補助線を極力減らす

グラフはシンプルにすることが原則であり、余計な装飾を省くほどメッセージが明確に伝わります。

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289レポート作成者の「データの解釈」に関する責任として、もっとも適切な考え方はどれか。

  1. Aデータは客観的事実であるため、誰が見ても解釈は常に1つに定まる
  2. B読み手の期待する結論に合わせて、データの解釈を都合よく調整する
  3. C解釈よりも、数値を一桁も間違えずに正確に記載することだけに責任を持つ
  4. D同じデータでも解釈は複数あり得るため、その解釈軸を選んだ理由を説明する
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正解:D同じデータでも解釈は複数あり得るため、その解釈軸を選んだ理由を説明する

見る角度で結論は変わるため、ビジネス状況に最適な解釈軸を選び、その理由も含めて説明する責任があります。

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290A/Bテストの結果、p値が0.08(有意水準5%)であった。この統計的結果の解釈として正しいものはどれか。

  1. A改善案と元の案には、統計的に有意な差があるとはいえない
  2. B改善案の効果が明確に証明されたため、直ちに採用すべきである
  3. C2つの案には全く差がないことが、統計的に完全に証明された
  4. D5%の確率で改善案のほうが優れていることが確認された
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正解:A改善案と元の案には、統計的に有意な差があるとはいえない

p値(0.08)が有意水準(0.05)を上回っているため、差があるとはいえない(帰無仮説を棄却できない)と判断します。

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291CVR改善の成果を経営層と現場担当者の両方に報告する場合のアプローチとして、もっとも適切なものはどれか。

  1. A透明性を保つため、両者に全く同じ詳細データと専門的な分析結果を提示する
  2. B経営層には事業インパクトを、現場担当者には具体的な改善点や次のアクションを伝える
  3. C両者とも数値には関心がないため、CVRが改善したという事実のみを端的に伝える
  4. D経営層には技術的な改修内容を細かく伝え、現場には売上貢献額のみを伝える
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正解:B経営層には事業インパクトを、現場担当者には具体的な改善点や次のアクションを伝える

読み手によって関心事が異なるため、経営層にはビジネスインパクトを、現場には実務的な改善点を伝えるのが適切です。

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292専門用語に馴染みのない部門長に対して「CTRは高いが、CVRが低下しCPAが悪化した」と伝える場合の言い換えとして適切なものはどれか。

  1. Aインプレッション数からCPAに至るまでの複雑な計算式をホワイトボードで解説する
  2. B専門用語を正しく理解してもらうため、用語辞典のコピーを配布してそのまま報告する
  3. C広告のクリック率は高いものの、問い合わせ率が下がり、獲得単価が悪化していると伝える
  4. DLPOやEFOの不足により、ROIが低下していると別の専門用語を用いて説得を試みる
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正解:C広告のクリック率は高いものの、問い合わせ率が下がり、獲得単価が悪化していると伝える

ウェブ解析の専門家ではない読み手に対しては、専門用語を平易な言葉に言い換えて伝えるべきです。

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293モバイル版サイトのカート離脱を課題として報告する際、もっとも読み手の改善アクションにつながりやすい表現はどれか。

  1. Aカート投入後に離脱が発生しており、何らかの改善の余地がある
  2. B競合サイトに比べてデザインが劣っているため、離脱が多いと推測される
  3. Cユーザビリティの根本的向上のため、サイト全体のフルリニューアルが必要である
  4. Dカート投入後の決済ボタンが小さく、10人中3人が購入を断念している
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正解:Dカート投入後の決済ボタンが小さく、10人中3人が購入を断念している

具体的な状況と定量データを示すことで、具体的な改善アクションをイメージしやすくなります。

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294レポートをPREP法で構成した。次のうち「Reason(理由)」に該当する内容はどれか。

  1. Aなぜなら、そのページの表示速度が極端に遅く、ユーザーの離脱要因になっているからです
  2. B具体例として、同業他社での成功事例とアクセス解析の推移データを示します
  3. C結論として、決済フロー中の特定ページの改修を提案します
  4. D改めて結論ですが、来週までに優先してこの改修に着手すべきです
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正解:Aなぜなら、そのページの表示速度が極端に遅く、ユーザーの離脱要因になっているからです

PREP法のReason(理由)は、最初のPoint(結論)に至った背景や主要な原因を説明する部分です。

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295レポート作成の目的を「誰に、何を伝え、どうしてもらいたいか」で定義したものとして、もっとも適切なものはどれか。

  1. A作成者自身が、SNSの膨大なデータを綺麗な表として整理・保管する
  2. Bマーケティング部長に、結果と改善点を伝え、次回のキャンペーン予算の承認を得る
  3. Cチームメンバーに、バナー画像を共有し、デザインの感想を自由に話し合ってもらう
  4. D上司に、データ集計作業がどれだけ大変だったかを伝え、自分の努力を評価してもらう
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正解:Bマーケティング部長に、結果と改善点を伝え、次回のキャンペーン予算の承認を得る

読み手(誰に)、内容(何を)、期待する行動(どうしてもらいたいか)が業務目的に沿って明確に定義されています。

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296マクロ解析で「特定ページの離脱率が高い」という課題を見つけ、ミクロ解析で「CVしたユーザーがそのページ後にFAQを見ている」と判明した。適切な改善仮説はどれか。

  1. A離脱率が高いページはニーズがないため、思い切って削除する
  2. Bサイト構造に根本的欠陥があるため、即座に全面リニューアルを行う
  3. Cユーザーは疑問を持ってFAQを探していると仮定し、対象ページからFAQへの導線を強化する
  4. Dコンバージョン率低下の原因は広告にあるとし、サイト内改善は後回しにする
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正解:Cユーザーは疑問を持ってFAQを探していると仮定し、対象ページからFAQへの導線を強化する

マクロ課題とミクロ行動経路をつなぎ合わせることで、導線強化という有効な改善策が導き出せます。

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297ヒートマップ分析でCVユーザーに特徴的な行動が見られた場合のLPO施策として適切なものはどれか。

  1. A直帰率が高いページにさらに多くの情報を詰め込み、滞在時間を無理に延ばす
  2. B検証スピードを上げるため、ページ内の全要素を一度に変更してテストする
  3. Cデータに基づく改善は時間がかかるため放棄し、直感でデザインを変更する
  4. Dそのコンテンツを目立つ位置に移動させ、A/Bテストで効果を検証する
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正解:Dそのコンテンツを目立つ位置に移動させ、A/Bテストで効果を検証する

CVの要因と思われるコンテンツを配置変更しA/Bテストで検証するのは、LPOの基本的手法です。

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298流入元比率を示す積み上げ棒グラフで、自社の「オーガニック検索比率」がベンチマークより大幅に低いことが判明した。広告費を抑制したい場合のアクションとして適切なものはどれか。

  1. Aオーガニック検索比率が低い課題を解決するため、SEOを強化する
  2. B検索広告の比率が高いことを自社の強みと捉え、さらに広告予算を増額する
  3. C他社の検索広告比率が低いことを理由に、自社の広告費を即座にゼロにする
  4. D現状でも集客はできていると判断し、特に流入元の改善施策は行わない
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正解:Aオーガニック検索比率が低い課題を解決するため、SEOを強化する

広告費を抑制し中長期的なトラフィックを構築するという目的に合致するのは、オーガニック検索(SEO)の強化です。

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299バブルチャートで「円の面積(広告費)」が大きく、「X軸(直帰率)」が高い位置にあるキーワードに対する適切な評価はどれか。

  1. A広告費が多くかかっているため、直帰率が高くても成果が出ていると判断できる
  2. B費用対効果の観点から無駄が多く発生している可能性が高く、改善の優先度が高い
  3. C投資規模が大きいため、これ以上手を加えず現状維持とするのがもっとも安全である
  4. D直帰率が高いユーザーは関心度が高いため、さらに予算を投下すべきである
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正解:B費用対効果の観点から無駄が多く発生している可能性が高く、改善の優先度が高い

多額の広告費を投じているにも関わらず直帰率が高い(ユーザーが離脱している)キーワードは、改善の優先度がもっとも高くなります。

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300ダッシュボード、詳細なPDFレポート、定例会議を使い分ける際の考え方として適切なものはどれか。

  1. Aリアルタイム性が求められる日々のKPI共有には、詳細なPDFレポートを使用する
  2. Bダッシュボードは情報の鮮度に関わらず、長文の分析見解を読ませるのに適している
  3. C日常的な進捗確認にはダッシュボードを用い、定例会議は深い議論や意思決定の場とする
  4. D定例会議の場でのみ数値を共有し、それ以外の場でのデータ確認は禁止する
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正解:C日常的な進捗確認にはダッシュボードを用い、定例会議は深い議論や意思決定の場とする

日々のリアルタイムな状況共有にはダッシュボードが適しており、それぞれの形式の強みを活かした使い分けが必要です。

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301データ解析レポートにおいて、客観的データに基づく「解釈」に関する留意点として正しいものはどれか。

  1. A期間設定や比較対象が変わっても、客観的データである限り解釈は常に一つに定まる
  2. B読み手の望む結果が得られるよう、意図的に客観性を排除して解釈を行うべきである
  3. C数値の正確性のみ担保すればよく、レポート作成者は解釈に対する責任を負わない
  4. D複数の解釈が存在し得るため、そのビジネス状況においてなぜその解釈軸を選んだか説明が必要である
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正解:D複数の解釈が存在し得るため、そのビジネス状況においてなぜその解釈軸を選んだか説明が必要である

データの見方で結論は変わるため、作成者は最適な解釈軸の選択理由も含めて説明する責任を負います。

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302A/Bテストで有意差が出なかった(p値 > 0.05)場合の適切な対応はどれか。

  1. A今回のデータからは効果があるとはいえないと判断し、仮説やテスト内容を見直す
  2. B2つの案に全く差がないことが証明されたと報告し、改善自体を打ち切る
  3. Cテスト結果に関わらず、作成した改善案をそのまま本番環境に適用する
  4. Dp値が0.05を下回るまで、対象ユーザーを恣意的に除外して再計算を繰り返す
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正解:A今回のデータからは効果があるとはいえないと判断し、仮説やテスト内容を見直す

有意差がない場合は「効果があったとはいえない」と解釈し、無理に採用せず仮説の再検討などを行います。

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303レポートでデータの羅列を避けるため、作成者が意識すべきもっとも重要な問いはどれか。

  1. Aグラフの色使いは自社のブランドガイドラインに完全に一致しているか
  2. Bこの数値を見た読み手は、次にどのようなアクションを取るべきかがわかるか
  3. C使用した解析ツールの機能の多様性を十分にアピールできているか
  4. D文字のフォントサイズは、エグゼクティブサマリーの規定通りか
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正解:Bこの数値を見た読み手は、次にどのようなアクションを取るべきかがわかるか

データ羅列の最大の欠点は示唆がないことであるため、読み手の具体的な行動につながるかがもっとも重要です。

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304グラフの装飾を減らしシンプルにする原則があるが、省略してしまうとデータの理解を著しく妨げるため「残すべきもの」はどれか。

  1. Aグラフの背景を彩るグラデーション
  2. B視覚的インパクトを強調するための3D効果
  3. CX軸やY軸などの重要な目盛りとラベル
  4. D情報量を増やすための無数の細かい補助線
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正解:CX軸やY軸などの重要な目盛りとラベル

シンプルにするとはいえ、X軸やY軸の目盛り・ラベルなど、データ理解に不可欠な情報を省略すると逆効果になります。

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305経営層向けの報告において「よくある失敗」に該当するアプローチはどれか。

  1. A事業目標の達成状況を冒頭で端的に伝える
  2. B要点をまとめたエグゼクティブサマリーを用意する
  3. C売上やコンバージョンといったKGIへの影響を報告の軸にする
  4. D解析ツールでの細かなデータ抽出プロセスを長々と説明する
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正解:D解析ツールでの細かなデータ抽出プロセスを長々と説明する

経営層は詳細な分析過程よりも結論とビジネスインパクトに関心があるため、過程の長々とした説明は不適切です。

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306レポート作成において「目的や構成の明確化」を行うべき最適なタイミングはいつか。

  1. Aデータの集計や分析作業に着手する前の最初のステップ
  2. Bレポートのページ数とレイアウトを決定した直後
  3. Cデータの分析とグラフ作成がすべて完了した直後
  4. Dエグゼクティブサマリーを書き上げた後の最終確認時
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正解:Aデータの集計や分析作業に着手する前の最初のステップ

目的が不明確なまま分析を始めると手戻りが発生するため、最初の企画・構想段階で明確にする必要があります。

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307エグゼクティブサマリーに「含めてはいけない」内容として適切なものはどれか。

  1. A対象となる分析期間
  2. B長文による個人的な意見や詳細な分析手法
  3. Cネクストアクションの提案
  4. D主要な結果と重要な発見
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正解:B長文による個人的な意見や詳細な分析手法

多忙な経営層向けであるため、詳細な分析手法や個人的な感想などの冗長な情報は含めるべきではありません。

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308サイト訪問者を分類する際、「モレ」や「ダブり」が発生している不適切な分け方はどれか。

  1. A新規ユーザーとリピーター
  2. B20代以下のユーザーと30代以上のユーザー
  3. CSNS広告経由の流入とオンライン広告経由の流入
  4. DPCからのアクセスとモバイル(スマートフォン・タブレット)からのアクセス
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正解:CSNS広告経由の流入とオンライン広告経由の流入

SNS広告はオンライン広告に含まれるためダブりが生じ、さらに自然検索など他の流入が分類されずモレも生じます。他の3つはモレもダブりもなく分類できています。

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309バブルチャートで「円の面積が小さい(広告費が少ない)」キーワードの扱いとして、もっとも適切な考え方はどれか。

  1. A広告費が少ないキーワードこそが自社の主力であると断定できる
  2. B費用が少ないため、無条件で予算を10倍に引き上げるべきである
  3. C円の面積が小さいものはエラーデータであるため、レポートから除外する
  4. D滞在時間が短く直帰率が高い場合でも、投資規模が小さいため改善の優先度は低くなる
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正解:D滞在時間が短く直帰率が高い場合でも、投資規模が小さいため改善の優先度は低くなる

成果が悪くてもかかっている広告費が少なく投資規模が小さい場合は、ビジネスインパクトが小さいため改善優先度は下がります。

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310次のうち、グラフの種類とその目的に対する説明が「間違っている」ものはどれか。

  1. A散布図:複数項目のバランスを比較し、レーダーチャートのように用いる
  2. B円グラフ:全体に対する各項目の構成比率を示す
  3. C折れ線グラフ:時間の経過によるデータの推移を示す
  4. D2軸グラフ:単位の異なる2つの指標の関係性を同時に示す
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正解:A散布図:複数項目のバランスを比較し、レーダーチャートのように用いる

散布図は2つのデータの相関関係を見るものであり、複数項目のバランス比較に用いるのはレーダーチャートです。

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311次の報告のうち、もっとも読み手の「具体的な行動」を阻害する抽象的な表現はどれか。

  1. Aカート投入画面の次へボタンが目立たず、離脱率が70%に達している
  2. Bサイト全体に根本的なデザインの問題があり、雰囲気がよくないため売れない
  3. C入力フォームの項目数が15個と多く、平均入力時間が3分を超えている
  4. Dスマートフォン版のヘッダー画像が大きすぎ、ファーストビューで商品が見えない
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正解:Bサイト全体に根本的なデザインの問題があり、雰囲気がよくないため売れない

根本的なデザインの問題や雰囲気がよくないという表現は主観的で定量的根拠がなく、次に何を改善すべきか不明確です。

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312ウェブ解析レポートにおける「良い報告」の前提となる考え方はどれか。

  1. Aアナリストの高度な技術力を誇示することが最優先である
  2. B数値の変化がなくても、常に新しい専門用語を盛り込むべきである
  3. Cデータに基づく事実を整理・解釈し、関係者を動かすためのものである
  4. D結論を急がず、まずは全指標の定義を毎月説明することに注力する
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正解:Cデータに基づく事実を整理・解釈し、関係者を動かすためのものである

レポートは単なる記録ではなく、関係者の意思決定と行動(実行)を促すための橋渡しとなるものです。

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313PREP法を用いた報告において、「具体例やデータ(Example)」の役割として適切なものはどれか。

  1. A報告の冒頭で最も伝えたい結論を宣言する
  2. B結論に至った主要な理由を定性的に説明する
  3. C最後にネクストアクションと担当者を指定する
  4. D理由を裏付けるための客観的なアクセス数値やユーザーの行動事例を示す
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正解:D理由を裏付けるための客観的なアクセス数値やユーザーの行動事例を示す

PREP法のE(Example:具体例)は、Reason(理由)を補強するための具体的なデータや事例を提示する部分です。

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314A/Bテストを実施する際、「一度に複数の要素を変更してはいけない」とされる主な理由はどれか。

  1. A何が成果に影響したのかを特定できず、有効な検証にならないため
  2. Bツールにかかる負荷が大きくなり、システムダウンの原因になるため
  3. C複数の要素を変更すると、必ずコンバージョン率が低下するため
  4. Dデザインが大きく変わりすぎると、ユーザーからクレームが来るため
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正解:A何が成果に影響したのかを特定できず、有効な検証にならないため

同時に複数要素を変更すると、どの変更がコンバージョン改善(または悪化)に寄与したかが分からなくなります。

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315広告のCPA(顧客獲得単価)が悪化したという「ネガティブな結果」を報告する際のもっとも適切な姿勢はどれか。

  1. A経営層の機嫌を損ねないよう、都合の良い指標だけを切り取って報告する
  2. B平易な言葉で事実と原因を客観的に伝え、具体的な改善策とともに提案する
  3. C専門用語を使って煙に巻き、悪化の事実を曖昧にごまかす
  4. D外部環境のせいだけにして、自社の改善策については一切言及しない
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正解:B平易な言葉で事実と原因を客観的に伝え、具体的な改善策とともに提案する

ネガティブな報告であっても客観的事実をわかりやすく伝え、次への改善策(ネクストアクション)をセットで提案する責任があります。

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