マイナンバー実務検定3級 ④ 特定個人情報の提供制限

特定個人情報の提供・収集・保管の制限と本人確認を扱う、最大の出題数を占める重要分野です。「何人も」例外を除き提供・収集を求めてはならないこと、同一事業者の部署間移動は提供でなく利用に当たること、事務発生が予想できる雇用契約締結時点で提供を求められることが頻出です。本人確認が身元確認と番号確認から成ること、対面では書類の提示が原則で写真なしの書類は2種類必要なこと、事業承継や遺失物の警察届出など例外も問われます。ケースごとに可否を判断する練習が有効です。

この分野の問題64問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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104特定個人情報の保管制限に関する原則として正しいものはどれか。

  1. A利用目的を達成した後も将来のために無期限に保管できる
  2. B本人の退職後10年間は一律で保管が義務付けられている
  3. C保管制限の規定はなく各企業の就業規則で自由に期間を決定できる
  4. D所管法令の保存期間を経過する等し必要がなくなった場合は速やかに廃棄または削除しなければならない
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正解:D所管法令の保存期間を経過する等し必要がなくなった場合は速やかに廃棄または削除しなければならない

法令の保存期間を経過する等して保管の必要がなくなった特定個人情報は、できるだけ速やかに廃棄・削除しなければならない。

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105個人番号の提供を求める時期の原則として正しいものはどれか。

  1. A個人番号関係事務が発生した時点
  2. B採用面接を行った時点
  3. C採用の内定を出した時点
  4. D従業員が退職した時点
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正解:A個人番号関係事務が発生した時点

原則として、給与支払などの個人番号関係事務が発生した時点で提供を求めます(発生が予想できる契約締結時の早期取得は例外)。

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106委託による特定個人情報の収集について、正しいものはどれか。

  1. A委託先は、いかなる場合も委託元の従業員等から直接番号を収集してはならない。
  2. B委託契約に定めれば、委託先が委託元の従業員等から直接収集することも可能である。
  3. C委託先が収集する場合、内閣総理大臣の個別許可が必要である。
  4. D委託先が収集できるのは、対象者が100名未満の中小企業に限られる。
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正解:B委託契約に定めれば、委託先が委託元の従業員等から直接収集することも可能である。

委託契約に定めていれば、委託先が委託元の従業員等の特定個人情報を直接収集することも認められます。

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107企業の合併に伴う特定個人情報の提供について正しいものはどれか。

  1. A従業員の同意がなければ提供できず、改めて一人ずつ収集しなければならない。
  2. Bいかなる場合も提供は禁止されており、既存のデータは破棄しなければならない。
  3. C合併は事業の承継にあたるため、存続会社に対して特定個人情報を提供できる。
  4. D合併前の会社が行政機関にのみ直接提供することが許される。
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正解:C合併は事業の承継にあたるため、存続会社に対して特定個人情報を提供できる。

合併等の事業承継が行われたときは、特定個人情報を提供することが法律で認められています。

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108従業員の扶養家族が、従業員本人に自分の特定個人情報を渡す行為の扱いはどれか。

  1. A違法な情報漏えいに当たる。
  2. B家族間での情報移動であるため、番号法上の「利用」に当たる。
  3. C人格が同じとみなされるため「提供」には当たらない。
  4. D人格が異なる者の間での移動になるため「提供」に当たる。
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正解:D人格が異なる者の間での移動になるため「提供」に当たる。

家族と従業者とでは人格が異なるため、扶養家族が従業員に情報を渡す行為は「提供」に該当します。

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109親が独立して生計を立てている別居の子に個人番号の提供を求めることの可否について正しいものはどれか。

  1. A同一世帯とはいえず「他人」となるため、提供を求めることは認められない。
  2. B実の親子であるため、自由に提供を求めることができる。
  3. C子の年齢が未成年であれば別居でも提供を求められる。
  4. D税務署の許可を得れば提供を求めることができる。
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正解:A同一世帯とはいえず「他人」となるため、提供を求めることは認められない。

別居し独立している子は「同一の世帯」とはいえず「他人」であるため、提供を求めることは認められません。

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110親が独立して生計を立てている別居の子供に対し、個人番号の提供を求めることはできるか。

  1. A家族であるため自由に求めることができる。
  2. B同一世帯ではないため、求めることはできない。
  3. C子供の同意があれば求めることができる。
  4. D扶養控除の対象でなくても税務署の許可があれば求められる。
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正解:B同一世帯ではないため、求めることはできない。

独立して生計を立てている子は同一世帯ではなく「他人」にあたるため、提供を求めることはできない。

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111支払調書の作成事務における個人番号の提供要求のタイミングで正しいものはどれか。

  1. Aいかなる場合も、必ず実際の支払いが行われる直前でなければならない。
  2. B契約締結後、税務署からの書面による指導があって初めて求めることができる。
  3. C支払調書の作成が不要であることが明らかでなければ、賃貸借契約の締結時点で求めることが可能である。
  4. D契約から1年が経過するまでは提供を求めてはならない。
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正解:C支払調書の作成が不要であることが明らかでなければ、賃貸借契約の締結時点で求めることが可能である。

原則として、契約締結時点で提供を求めることが可能です(調書作成が不要と明らかな場合を除く)。

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112個人番号の提供の求めの制限に違反する行為に対する措置として正しいものはどれか。

  1. A民事上の損害賠償責任のみを負う。
  2. B直ちに逮捕され、罰金刑のみが科される。
  3. C個人情報保護委員会による勧告の対象となるのみで、刑事罰は存在しない。
  4. D是正勧告の対象となり、これに従わない場合などは刑事罰の対象となることがある。
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正解:D是正勧告の対象となり、これに従わない場合などは刑事罰の対象となることがある。

提供の求めの制限違反は委員会の勧告対象となり、従わない場合等は刑事罰の対象となる場合があります。

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113個人番号の提供を求めてはならないとされる主体について正しいものはどれか。

  1. A法令で認められた場合を除き、何人(すべての者)に対しても禁止されている。
  2. B個人番号関係事務実施者に限定されている。
  3. C従業員を雇用している事業者にのみ適用される。
  4. D行政機関と地方公共団体に限定されている。
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正解:A法令で認められた場合を除き、何人(すべての者)に対しても禁止されている。

特定の実施者に限らず、「何人も」例外を除いて他人に対し個人番号の提供を求めてはならないとされています。

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114番号法で求められる本人確認における、マイナンバーカード(個人番号カード)の役割はどれか。

  1. A身元確認のみが可能であり、番号確認には別の書類が必要である。
  2. B1枚で身元確認と番号確認の両方を行うことができる。
  3. C番号確認のみが可能であり、身元確認には運転免許証等が必要である。
  4. Dオンライン手続きにのみ利用でき、対面での本人確認には使えない。
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正解:B1枚で身元確認と番号確認の両方を行うことができる。

個人番号カードは顔写真と個人番号が記載されているため、1枚で身元確認と番号確認の両方が行えます。

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115従業員から個人番号の提出を受ける際、身元確認が省略できるケースはどれか。

  1. A初めて取引をする外部の業務委託先から郵送で受け取る場合
  2. B電話で本人の口頭による申告を受けた場合
  3. C入社時に身元確認済みであり、対面等で本人であることが明らかな場合
  4. D社内システム経由であれば、誰からの提出であっても常に省略可能
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正解:C入社時に身元確認済みであり、対面等で本人であることが明らかな場合

雇用関係にあり、かつ以前の確認等で本人であることが明らかであると認められる場合は身元確認を省略できます。

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116任意代理人から個人番号の提供を受ける際の代理権の確認方法として正しいものはどれか。

  1. A代理人の口頭での宣誓をもって確認とする。
  2. B本人の実印が押された運転免許証のコピーを確認する。
  3. C代理人の戸籍謄本を確認する。
  4. D本人からの委任状などにより確認する。
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正解:D本人からの委任状などにより確認する。

任意代理人の場合、戸籍謄本ではなく、本人からの委任状等によって代理権を確認する必要があります。

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117代理人から個人番号の提供を受ける際の代理人の身元確認書類として、単独(1枚)で認められるものはどれか。

  1. A運転免許証
  2. B戸籍謄本
  3. C国民年金手帳
  4. D国民健康保険の被保険者証
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正解:A運転免許証

代理人の身元確認も本人と同様であり、運転免許証などの公的な顔写真付き身分証であれば1枚で確認可能です。

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118特定個人情報の「収集」に該当しない行為はどれか。

  1. A他人の個人番号が記載された書類を受け取ること
  2. Bシステム上の他人の特定個人情報を画面で閲覧するだけの行為
  3. C他人の個人番号を自社のデータベースに手入力で登録すること
  4. D電子計算機から他人の個人番号データをダウンロードすること
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正解:Bシステム上の他人の特定個人情報を画面で閲覧するだけの行為

収集とは集める意思をもって自己の占有に置くことをいい、閲覧することのみでは収集に当たりません。

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119特定個人情報の「収集」に該当する行為として、不適切なものはどれか。

  1. A電子計算機を操作して表示させた他人の個人番号を自己のノートに書き写すこと
  2. B他人の個人番号を聞き取ってメモすること
  3. C個人番号とは全く関係のない匿名のアンケート結果を集計すること
  4. D他人から個人番号が記載されたUSBメモリの交付を受けること
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正解:C個人番号とは全く関係のない匿名のアンケート結果を集計すること

収集とは自己が所持する状態に移すことですが、個人番号に関係ない情報の集計は該当しません。

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120同一企業内で特定個人情報が別の部署へ移動する行為の法的な扱いはどれか。

  1. A異なる部署間であるため「提供」に当たる。
  2. B個人情報保護委員会への事前届出が必要な「第三者提供」に当たる。
  3. C部署間の移動は法律で一切禁止されている。
  4. D法人格が同一の内部での移動であるため「提供」には当たらず「利用」に当たる。
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正解:D法人格が同一の内部での移動であるため「提供」には当たらず「利用」に当たる。

企業内部の部署は独立した法人格を持たないため、部署間の移動は提供ではなく利用に該当します。

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121幼い子供の特定個人情報の親による取扱いについて正しいものはどれか。

  1. A自己と同一の世帯に属する者の情報であるため、親が収集・保管することが認められる。
  2. B親は同意書を提出した場合のみ、市町村の許可のもと保管できる。
  3. C親であっても他人の情報であるため、収集や保管は一切できない。
  4. D情報提供ネットワークシステムに一時的に預けることのみ許可される。
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正解:A自己と同一の世帯に属する者の情報であるため、親が収集・保管することが認められる。

「他人」とは同一世帯以外の者を指すため、同一世帯の親が幼い子供の情報を収集・保管することは認められます。

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122支払調書作成事務等で個人番号が記載された書類を受け渡しする者の手元保管について正しいものはどれか。

  1. A受け渡すだけの立場の者でも、記録として手元に写しを保管しなければならない。
  2. B受け渡す行為は事務に該当しないため、独自の保管は必要なく速やかに受け渡すべきである。
  3. C部署の責任者であれば、何部でも自由にコピーして保管してよい。
  4. D書類を受け渡すまでの間、最大1年間は自身のデスクで保管することが認められる。
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正解:B受け渡す行為は事務に該当しないため、独自の保管は必要なく速やかに受け渡すべきである。

単に受け渡す立場の者は独自に番号を保管する必要はなく、速やかに受け渡し手元に残してはなりません。

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123身分証明書として個人番号カードを提示した際、意図せず裏面の個人番号を見られた場合の扱いはどれか。

  1. A番号を見た者が直ちに刑事罰に処される。
  2. Bカードを提示した者が提供制限に違反したとみなされる。
  3. C個人番号が閲覧されただけでは、特定個人情報の「提供」には該当せず違反とはならない。
  4. D提示した者はカードの再発行を義務付けられる。
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正解:C個人番号が閲覧されただけでは、特定個人情報の「提供」には該当せず違反とはならない。

意図せずに裏面の個人番号を見られた等で閲覧されただけでは、特定個人情報の提供には該当しません。

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124従業員の扶養家族が、自身の特定個人情報をその従業員(家族)に渡す行為の法的位置づけはどれか。

  1. A情報の「収集」に当たる。
  2. B同一世帯内のため情報の「利用」に当たる。
  3. C委託行為に当たる。
  4. D情報の「提供」に当たる。
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正解:D情報の「提供」に当たる。

人格が異なる者の間での移動となるため、家族から従業員への受け渡しは「提供」に当たる。

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125企業が他の企業を吸収合併した場合の特定個人情報の取り扱いとして正しいものはどれか。

  1. A吸収される企業の特定個人情報を存続企業に提供することができる。
  2. Bすべての特定個人情報を破棄し、存続企業が改めて収集しなければならない。
  3. C従業員の過半数の同意がなければ提供できない。
  4. D個人情報保護委員会の許可を得なければ提供できない。
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正解:A吸収される企業の特定個人情報を存続企業に提供することができる。

合併等の事業承継が行われたときは、特定個人情報を提供することが認められている。

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126何人も他人に個人番号の提供を求めてはならないという制限は、誰に適用されるか。

  1. A行政機関のみ
  2. B何人も(例外として明記された場合を除く)
  3. C個人番号利用事務実施者のみ
  4. D個人番号関係事務実施者のみ
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正解:B何人も(例外として明記された場合を除く)

法で限定的に明記された場合を除き、何人も他人に個人番号の提供を求めてはならない。

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127本人確認における身元確認と番号確認について、1枚で両方を行える書類はどれか。

  1. A運転免許証
  2. B個人番号通知書
  3. C個人番号カード
  4. D住民票の写し
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正解:C個人番号カード

個人番号カードは表面で身元確認、裏面で番号確認ができるため1枚で両方行える。

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128同一の民間企業において、人事部から経理部へ特定個人情報が移動する行為はどれに該当するか。

  1. A提供
  2. B第三者提供
  3. C収集
  4. D利用
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正解:D利用

同一事業者の内部部署間の移動は独立した法人格がないため、「提供」ではなく「利用」に当たる。

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129事業所内で支払調書作成事務担当者に書類を受け渡すだけの従業員は、個人番号を独自に保管してよいか。

  1. A受け渡しは個人番号利用事務に該当しないため、保管してはならない。
  2. B上司の許可があれば保管してよい。
  3. C事務の効率化のために保管してよい。
  4. D暗号化すれば保管してよい。
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正解:A受け渡しは個人番号利用事務に該当しないため、保管してはならない。

単に受け渡す立場の者は独自に保管する必要がなく、手元に残してはならない。

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130地代等の支払に伴う支払調書作成事務のため、賃貸借契約の締結時点で個人番号の提供を求めることは可能か。

  1. A借主が承諾した場合に限り、いつでも可能である。
  2. B可能である(金額により作成不要が明らかな場合を除く)。
  3. C法人契約の場合のみ可能である。
  4. Dいかなる場合も契約締結時点では求められない。
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正解:B可能である(金額により作成不要が明らかな場合を除く)。

個人番号関係事務であるため、原則として契約締結時点で提供を求めることが可能である。

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131特定個人情報の「収集・保管の制限」に関する例外として認められるものはどれか。

  1. A友人間で緊急連絡用に個人番号を教え合い保管する。
  2. B上司が部下の個人情報を人事評価のために保管する。
  3. C親が同一世帯の幼い子供の特定個人情報を収集・保管する。
  4. Dマンションの管理組合が住民の個人番号を名簿として保管する。
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正解:C親が同一世帯の幼い子供の特定個人情報を収集・保管する。

自己と同一世帯に属する者以外の者が「他人」と定義されるため、同一世帯の親が子の情報を保管することは認められる。

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132従業員等の給与の源泉徴収事務において、事業者が従業員に個人番号の提供を求めることができる適切なタイミングはいつか。

  1. A従業員が退職を申し出た時点
  2. B最初の給与が実際に支払われた後
  3. C税務署からの提出督促が届いた時点
  4. D源泉徴収事務が発生することが明確な雇用契約の締結時点
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正解:D源泉徴収事務が発生することが明確な雇用契約の締結時点

源泉徴収などの事務発生が確実な場合は、雇用契約の締結時点等で早期に提供を求めることが可能です。

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133契約内容から個人番号関係事務が明らかに発生しないと認められる場合、事業者は従業員に対して個人番号の提供を求めることができるか。

  1. A事務が発生しない以上、提供を求めることはできない
  2. B従業員の同意があれば自由に求めることができる
  3. C会社独自の福利厚生目的であれば求めることができる
  4. D就業規則に規定すれば求めることができる
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正解:A事務が発生しない以上、提供を求めることはできない

番号利用の目的が発生しない以上、事業者がむやみに個人番号の提供を求めることはできません。

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134従業員持株会が従業員から個人番号の提供を求めるタイミングとして、不適切なものはどれか。

  1. A配当金の支払調書作成の時期
  2. B入社した時点でとりあえず全員から一律に取得する
  3. C証券会社への提出事務が実際に発生する直前
  4. D持株会への入会手続きを行い事務発生が確実になった時点
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正解:B入社した時点でとりあえず全員から一律に取得する

事務が発生するかわからない入社時点で一律に提供を求めることはできず、事務発生が見込まれた時点で取得すべきです。

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135給与の源泉徴収事務など、個人番号関係事務の発生が予想される場合、どの時点で個人番号の提供を求めることができるか。

  1. A本人が希望した時点
  2. B採用面接の直前
  3. C雇用契約を締結した時点
  4. D最初の給与支払日の翌日
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正解:C雇用契約を締結した時点

事務の発生が予想される場合、雇用契約の締結時点等、当該事務の発生が予想できた時点で提供を求めることが可能です。

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136地代等の支払に伴う支払調書の作成事務において、契約の締結時点で個人番号の提供を求めてはならないのはどのような場合か。

  1. A契約期間が1年未満の場合
  2. B支払先が個人の場合
  3. C支払先が法人の場合
  4. D賃料の金額により支払調書の作成が不要であることが明らかな場合
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正解:D賃料の金額により支払調書の作成が不要であることが明らかな場合

金額から支払調書の作成が不要と明らかな場合は、個人番号関係事務が発生しないため提供を求めてはなりません。

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137地代等の支払に伴う支払調書の作成事務において、個人番号の提供を求める時期として適切なものはどれか。

  1. A賃料の金額により契約の締結時点で支払調書の作成が不要であることが明らかな場合は、提供を求めることはできない。
  2. B支払調書の作成要否にかかわらず、初回の賃料支払いが完了した時点で提供を求めるのが原則である。
  3. C賃貸借契約が終了し、敷金を返還するタイミングでのみ提供を求めることができる。
  4. D賃料の金額により支払調書の作成が不要であることが明らかな場合でも、契約締結時点で提供を求めることができる。
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正解:A賃料の金額により契約の締結時点で支払調書の作成が不要であることが明らかな場合は、提供を求めることはできない。

支払調書の作成が明らかに不要な場合は、個人番号の提供を求めてはなりません。

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138事業者が従業員に対して個人番号の提供を求める目的として、認められるものはどれか。

  1. A営業成績の順位付けと管理のため
  2. B給与所得の源泉徴収票を作成するため
  3. C従業員の健康状態を社内で独自に把握するため
  4. D社員証の発行と社員番号の割り当てのため
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正解:B給与所得の源泉徴収票を作成するため

個人番号の提供を求めることができるのは法定された事務に限られ、営業成績管理などの独自目的で求めることはできません。

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139扶養控除等申告書を事業者に提出する際、扶養親族の個人番号を記載する従業員は番号法上どのように取り扱われるか。

  1. A個人番号利用事務等実施者
  2. B個人情報取扱事業者
  3. C個人番号関係事務実施者
  4. D特定個人情報保護管理者
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正解:C個人番号関係事務実施者

従業員は扶養親族の番号を記載した申告書を提出する法令上の義務を負うため、個人番号関係事務実施者として扱われます。

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140新卒採用の内定者に対して個人番号の提供を求めることができる時期として正しいものはどれか。

  1. A会社説明会に参加した時点
  2. B内定を通知する前の最終面接時
  3. C実際の始業日以降に限られる
  4. D正式な内定通知等により確実な雇用が予想される時点
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正解:D正式な内定通知等により確実な雇用が予想される時点

確実な雇用が予想される状況であれば始業日前でも提供を求められます。誓約書の提出は必須要件ではありません。

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141個人番号の提供を求めてはならないとする番号法の制限(何人も)について正しいものはどれか。

  1. A例外として認められる場合を除き、何人にも適用される。
  2. B民間事業者の人事担当者には適用されない。
  3. C個人番号利用事務等実施者には適用されない。
  4. D行政機関の長には適用されない。
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正解:A例外として認められる場合を除き、何人にも適用される。

番号法は「何人も」例外を除き他人に個人番号の提供を求めてはならないと規定し、対象を限定していません。

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142出向した従業員の個人番号を、出向元のファイルから出向先のファイルに本人の介在なく移動させることは認められるか。

  1. A本人の同意に関わらず常に認められる
  2. B特定個人情報の提供制限に違反するため認められない
  3. C同一グループ企業内であれば認められる
  4. D雇用契約の形態に関わらず認められる
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正解:B特定個人情報の提供制限に違反するため認められない

従業員の出向に伴い、本人を介在させることなく個人番号を出向先に移動させることは提供制限に違反します。

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143客が店舗で個人番号カードを紛失し、店員がそれを見つけた場合、警察に遺失物として届けることは法的にどう扱われるか。

  1. A特定個人情報の提供制限に違反する
  2. B警察であっても提供できないため廃棄すべきである
  3. C特定個人情報の提供制限に違反しない
  4. D本人の同意がなければ警察に届けることはできない
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正解:C特定個人情報の提供制限に違反しない

人の生命、身体または財産の保護のために必要がある場合の例外に該当するため、警察に届けることは違反しません。

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144番号法が求める本人確認は、具体的にどの2つの確認から成り立つか。

  1. A住所確認と氏名確認
  2. B資格確認と身分確認
  3. C生年月日確認と実在確認
  4. D身元確認と番号確認
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正解:D身元確認と番号確認

個人番号の提供を受ける際の本人確認は、実在確認である「身元確認」と「番号確認」から成り立ちます。

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145対面で本人確認を行う際の原則として正しいものはどれか。

  1. A本人確認書類の提示を受ける
  2. B口頭で氏名と生年月日を申告させる
  3. C身元確認書類の写しと番号確認書類の原本を提出させる
  4. D本人確認書類の写しを必ず提出させる
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正解:A本人確認書類の提示を受ける

対面での本人確認の場合は、本人確認書類の「提示」を受けることが原則であり、写しの提出は不要です。

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146個人番号カードを用いて本人確認を行う場合、どの確認が可能か。

  1. A番号確認のみ可能
  2. B個人番号カード1枚で身元確認と番号確認の両方が可能
  3. C身元確認のみ可能
  4. D身元確認と番号確認のどちらも不可能
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正解:B個人番号カード1枚で身元確認と番号確認の両方が可能

個人番号カードは身分証明書として利用でき、裏面に番号が記載されているため、これ1枚で両方の確認が可能です。

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147顔写真のついていない国民健康保険の被保険者証を用いて身元確認を行う場合、正しい取扱いはどれか。

  1. Aこれ1枚で身元確認が完了する
  2. B住民票の写しを添えれば完了する
  3. C国民年金手帳など別の顔写真なし公的身分証明書等と合わせて2種確認する
  4. D顔写真がないため一切身元確認には使用できない
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正解:C国民年金手帳など別の顔写真なし公的身分証明書等と合わせて2種確認する

健康保険証など顔写真のない身分証明書等を用いて身元確認を行う場合は、2種類の書類を確認する必要があります。

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148特定個人情報の提供が例外的に認められるのはどの場合か。

  1. A従業員が親睦会に全社員の個人番号リストを提供する
  2. B従業員の同意を得て取引先へ身分証明として個人番号を提供する
  3. C事業者がマーケティング会社へ顧客の特定個人情報を提供する
  4. D甲社が乙社を吸収合併する際、乙社が従業員の個人番号を甲社に提供する
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正解:D甲社が乙社を吸収合併する際、乙社が従業員の個人番号を甲社に提供する

事業承継(吸収合併など)に伴って特定個人情報を提供することは、番号法上の例外として認められています。

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149特定個人情報の提供が例外的に認められる場合として正しいものはどれか。

  1. A転籍等した場合で本人同意があり個人番号関係事務に必要な限度で使用人間で提供する
  2. B事業者がマーケティング目的で関連会社に提供する
  3. C従業員の同意を得て金融機関に住宅ローンの審査のため提供する
  4. D従業員の同意を得て取引先に能力証明として提供する
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正解:A転籍等した場合で本人同意があり個人番号関係事務に必要な限度で使用人間で提供する

転籍等に伴う使用人間での提供は、個人番号関係事務に必要な限度で、本人の同意がある場合に例外として認められます。

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150特定個人情報に含まれる個人番号を、規則に従ってひらがなや記号に置き換えたデータについて、提供を求めることはできるか。

  1. A本人の同意があれば提供を求めることができる
  2. B特定個人情報に該当するため提供を求めることはできない
  3. C番号そのものではないため提供を求めることができる
  4. D事業所内での利用に限定すれば提供を求めることができる
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正解:B特定個人情報に該当するため提供を求めることはできない

個人番号を規則に従って置き換えたものも特定個人情報に含まれ、原則として提供の制限対象となります。

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151休職中で復職時期が未定の従業員の特定個人情報の保管について、正しい取扱いはどれか。

  1. A直ちに破棄しなければならない
  2. B本人の同意を再度得なければ保管できない
  3. C雇用契約が継続しているため継続的に保管できる
  4. D復職が決定した時点で改めて収集しなければならない
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正解:C雇用契約が継続しているため継続的に保管できる

復職が未定であっても雇用契約が継続している間は、個人番号関係事務の発生が予想されるため保管が可能です。

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152特定個人情報の「収集・保管の制限(番号法20条)」は誰に対して適用されるか。

  1. A個人番号利用事務等実施者に限られる
  2. B民間事業者に限られる
  3. C行政機関と地方公共団体に限られる
  4. D何人にも適用され限定されない
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正解:D何人にも適用され限定されない

番号法20条は「何人も」と規定しており、収集・保管の制限の対象を特定の機関や事業者に限定していません。

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153事業者が従業員から個人番号の提供を受ける際、あらかじめ収集できないのはどれか。

  1. A退職した従業員の再雇用を見込んだ個人番号
  2. B健康保険等届出事務のための入社予定者の個人番号
  3. C源泉徴収票作成事務のための雇用契約締結時における従業員の個人番号
  4. D地代の支払調書作成のための賃貸借契約締結時における家主の個人番号
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正解:A退職した従業員の再雇用を見込んだ個人番号

個人番号関係事務の発生が予想できない場合(将来の不確実な再雇用など)に収集・保管することはできません。

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154本人確認のための「番号確認書類」として認められるのは、次のうちどれか。

  1. A顔写真付きの社員証
  2. B氏名・住所が住民票と一致している通知カード
  3. C年金手帳
  4. D健康保険の被保険者証
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正解:B氏名・住所が住民票と一致している通知カード

通知カードは、記載された氏名や住所等が住民票と一致している場合に限り、番号確認書類として認められます。

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155市町村長が民間事業者に対して特定個人情報を提供できるのはどのような場合か。

  1. A従業員の営業成績の調査を行うため
  2. B従業員の借入状況を事業者に報告するため
  3. C従業員の住民税を特別徴収するため特別徴収税額を通知する場合
  4. D事業者の新規事業の審査を行うため
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正解:C従業員の住民税を特別徴収するため特別徴収税額を通知する場合

個人番号利用事務実施者である市町村長が、住民税徴収のために事業者に特別徴収税額を通知することは提供制限の例外となります。

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156番号法第15条における「他人に対し、個人番号の提供を求めてはならない」という制限の対象となる者は誰か。

  1. A個人番号利用事務等実施者を除くすべての民間事業者
  2. B民間事業者のみであり、行政機関や地方公共団体は含まれない
  3. C個人番号関係事務実施者のみであり、一般の個人は含まれない
  4. D個人番号利用事務等実施者を含む「何人(なんぴと)」も対象である
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正解:D個人番号利用事務等実施者を含む「何人(なんぴと)」も対象である

法第15条では「何人も」と規定されており、個人番号利用事務等実施者も制約の対象です。

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157講演料の支払先等から対面で個人番号を取得する際の本人確認措置として、正しいものはどれか。

  1. A本人確認書類の「提示」を受けることが原則であり、写しの提出を求める必要はない。
  2. Bマイナンバーカードを持参した場合でも、別途運転免許証のコピーが必要である。
  3. C本人確認書類の「写し」の提出を必ず受けなければならない。
  4. D対面であれば本人確認書類の提示は一切不要であり、口頭での確認のみでよい。
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正解:A本人確認書類の「提示」を受けることが原則であり、写しの提出を求める必要はない。

対面で本人確認を行う場合は書類の「提示」が原則であり、写しの提出までは不要です。

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158退職した年金受給者に対して本人確認を行う場合の方法として、認められているものはどれか。

  1. A年金手帳の表紙のFAX送信のみ
  2. B郵送による本人確認の措置
  3. C電話での口頭による個人番号の聴取のみ
  4. D過去の在籍記録による本人確認の省略
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正解:B郵送による本人確認の措置

退職した年金受給者に対しては、郵送による本人確認の措置も認められています。

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159個人番号の提供を受ける際の身元確認において、顔写真のない国民健康保険の被保険者証を用いる場合、正しい取扱いはどれか。

  1. A被保険者証1枚の提示だけで身元確認と番号確認の両方が完了する。
  2. B被保険者証1枚だけで身元確認が完了する。
  3. C被保険者証のほかに、国民年金手帳など別の顔写真のない公的身分証明書等とあわせて2種を確認する必要がある。
  4. D顔写真のない証明書は一切身元確認に利用できないため、必ず運転免許証等を求めなければならない。
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正解:C被保険者証のほかに、国民年金手帳など別の顔写真のない公的身分証明書等とあわせて2種を確認する必要がある。

顔写真のない公的身分証明書等で身元確認を行う場合は、2種類の書類を確認する必要があります。

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160特定個人情報の第三者への提供に関して、最も適切なものはどれか。

  1. A番号法19条各号に該当しなくても、本人の明確な同意さえあれば自由に提供できる。
  2. B従業員が休職し復職時期が未定となった場合は、直ちに情報を外部倉庫に移管・提供しなければならない。
  3. C個人番号をひらがなや記号に置き換えて暗号化すれば、制限なく第三者に提供できる。
  4. D19条各号のいずれにも該当しない場合には、本人の同意を得た場合であっても第三者へ提供することはできない。
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正解:D19条各号のいずれにも該当しない場合には、本人の同意を得た場合であっても第三者へ提供することはできない。

番号法では、法で定められた例外に該当しない限り、本人同意があっても提供は禁止されています。

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161従業員が転籍等した場合における、使用者間での特定個人情報の提供について正しいものはどれか。

  1. A本人の同意があり、かつ個人番号関係事務に必要な限度に限って、使用者間での提供が認められる。
  2. B個人番号関係事務に必要な限度であっても、使用者間での情報提供は一切禁止されている。
  3. C本人の同意の有無にかかわらず、使用者間で自由に特定個人情報の授受を行うことができる。
  4. D転籍先が子会社である場合に限り、本人の同意なしに特定個人情報を提供できる。
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正解:A本人の同意があり、かつ個人番号関係事務に必要な限度に限って、使用者間での提供が認められる。

転籍等した場合で本人同意があるときは、必要な限度に限って使用者間での提供が例外的に認められます。

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162顧客が小売店で個人番号カードを落としていった場合の店側の対応として正しいものはどれか。

  1. A提供制限に抵触するため、警察に届けず店内で保管し続けなければならない。
  2. B遺失物として警察に届け出ることは、提供制限の規定に違反しない。
  3. C本人の同意がないため、警察への届出はできない。
  4. D番号部分を隠せば自社で継続保管してよい。
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正解:B遺失物として警察に届け出ることは、提供制限の規定に違反しない。

人の生命・身体・財産の保護のために必要がある場合に該当し、遺失物として警察に届け出ることは提供制限に違反しません。

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163番号法第20条における「特定個人情報の収集と保管の制限」の対象となる者は誰か。

  1. A個人番号利用事務等実施者のみ
  2. B民間事業者および行政機関のみ
  3. C対象を限定せず「何人(なんぴと)」も対象となる
  4. D個人情報取扱事業者として登録されている法人のみ
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正解:C対象を限定せず「何人(なんぴと)」も対象となる

収集と保管の制限については、提供の制限と同様に対象を限定せず「何人も」適用されます。

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164親が自分の幼い子供の特定個人情報を収集・保管することについて、番号法上の解釈として正しいものはどれか。

  1. Aいかなる理由があっても、自分以外の特定個人情報を収集・保管することは禁止されている。
  2. B親が子供の情報を保管できるのは、子供が18歳になるまでの期間に限定されている。
  3. C法定代理人としての書面による証明がなければ、親であっても収集・保管してはならない。
  4. D他人の個人番号の収集制限において同一世帯の家族は「他人」に該当しないため、収集・保管が認められる。
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正解:D他人の個人番号の収集制限において同一世帯の家族は「他人」に該当しないため、収集・保管が認められる。

制限対象の他人とは「同一世帯に属する者以外の者」であるため、親が子の情報を保管することは認められます。

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165代理人から個人番号の提供を受ける際の身元確認資料の提示について、番号法施行規則で認められている特例はどれか。

  1. A個人番号利用事務実施者が認める場合には、代理人の身元確認資料の提示は不要とすることができる。
  2. B身元確認書類の提示は絶対であり、いかなる場合も省略や免除は認められない。
  3. C代理人が弁護士である場合に限り、事前の電話連絡のみで身元確認を省略できる。
  4. D代理人が同居の家族である場合は、一切の確認が法律で免除されている。
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正解:A個人番号利用事務実施者が認める場合には、代理人の身元確認資料の提示は不要とすることができる。

番号法施行規則に基づき、個人番号利用事務実施者が認める場合には代理人の身元確認資料の提示を不要とできます。

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166従業員が扶養親族の個人番号を記載した「扶養控除等(異動)申告書」を事業者に提出する場合の、番号法上の解釈として正しいものはどれか。

  1. A従業員は単なる情報提供者であり、提供制限の規定に直ちに違反する行為となる。
  2. B法令上の義務に基づく提出であり、従業員は「個人番号関係事務実施者」として取り扱われる。
  3. C事業者は受け取った申告書をその日のうちに破棄しなければならない。
  4. D扶養親族本人が直接事業者に面会して申告書を手渡ししなければならない。
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正解:B法令上の義務に基づく提出であり、従業員は「個人番号関係事務実施者」として取り扱われる。

従業員は申告書を提出する法令上の義務を負うため、この場面では個人番号関係事務実施者として扱われます。

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167市町村長が住民税を徴収する目的で、民間事業者に対して従業員等の個人番号とともに特別徴収税額を通知することは、特定個人情報の取扱いとしてどうなるか。

  1. A従業員の個別同意がない限り、提供制限に違反する。
  2. B行政から民間への提供は一切禁止されているため、提供制限に違反する。
  3. C個人番号利用事務のために必要な限度での提供であり、提供制限に違反しない。
  4. D従業員が退職するまでは提供制限に違反するが、退職後は認められる。
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正解:C個人番号利用事務のために必要な限度での提供であり、提供制限に違反しない。

個人番号利用事務(住民税徴収)のために必要な限度で民間事業者に提供することは、法令の例外に該当し違反しません。

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