ビジネス著作権検定 ④ 著作権の制限

一定の場合に著作権者の許諾なく著作物を利用できる「権利制限規定」を学ぶ分野です。私的使用のための複製、引用の要件(公表著作物・明瞭区別性・主従関係・出所明示)、図書館・教育機関・非営利上演等での利用、私的録音録画補償金などが頻出テーマです。文化的所産の公正な利用を保障するための例外であり、要件を一つでも欠くと侵害となる点が重要です。どの条件を満たせば適法に利用できるかを、条文の要件に沿って正確に押さえることが得点の鍵になります。出題数38問。

この分野の問題38問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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117わが国の著作権法における著作権の制限規定の定め方として正しいものはどれか。

  1. A個々に規定された制限規定が限定列挙されている
  2. B一般条項と限定列挙の制限規定が組み合わされている
  3. C一般条項としてのフェアユース規定のみが置かれている
  4. D判例により制限される範囲がその都度決定される
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正解:A個々に規定された制限規定が限定列挙されている

わが国の著作権法の著作権制限規定は一般条項はなく、限定列挙となっています。

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118著作権の制限規定が適用される場合、著作者人格権はどうなるか。

  1. A著作者人格権も同様に制限される
  2. B著作者人格権は制限されない
  3. C著作者の許諾がある場合のみ制限される
  4. D同一性保持権のみが制限される
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正解:B著作者人格権は制限されない

著作権の制限規定はあくまで「著作権」を制限するものであり、著作者人格権が制限されるものではありません。

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119私的使用のための複製が認められる範囲として適切なものはどれか。

  1. A非営利目的であれば人数を問わないグループ内
  2. B小規模の会社内で業務のために使用する範囲内
  3. C個人的に、または家庭内その他これに準ずる限られた範囲内
  4. Dインターネット上で公開せず自分と友人数十人で共有する範囲内
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正解:C個人的に、または家庭内その他これに準ずる限られた範囲内

私的使用のための複製は「個人的にまたは家庭内その他これに準ずる限られた範囲内」に限られます。会社での使用は含まれません。

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120次のうち、私的使用のための複製として適法となる可能性が最も高い行為はどれか。

  1. A会社内で使用する企画書作成のため、参考書籍をコピー機で複製する
  2. B大規模なサークルのメンバー全員に配るため、参考資料をコピーする
  3. C自分の代わりに、友人に頼んでインターネットカフェのパソコンで映画をダウンロードしてもらう
  4. D自分が購入した音楽CDを、自分自身で楽しむためにスマートフォンにコピーする
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正解:D自分が購入した音楽CDを、自分自身で楽しむためにスマートフォンにコピーする

自分自身で楽しむための音楽CDの適法なコピーは、典型的な私的使用のための複製にあたります。

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121店舗に設置されている音楽テープの高速ダビング機を用いて、私的使用目的で複製を行った場合、著作権法上どうなるか。

  1. A公衆の使用に供する自動複製機器を用いた複製にあたり、違法となる
  2. B店舗の許可があれば適法である
  3. C私的使用目的なので適法である
  4. Dダビング機の製造者が責任を負い、利用者は適法である
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正解:A公衆の使用に供する自動複製機器を用いた複製にあたり、違法となる

公衆の使用に供することを目的として設置されている自動複製機器(専用ダビング機等)を用いた複製は、私的使用の例外として認められません。

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122コンビニエンスストアに設置されている書類コピー機(文書または図画の複製に供するもの)を用いて、私的使用目的で書籍をコピーした場合の扱いはどれか。

  1. A自動複製機器を用いた複製として違法となる
  2. B当分の間、自動複製機器の例外の適用から除外されており、適法である
  3. C書籍の半分以下であれば適法、それ以上なら違法となる
  4. D店舗に補償金を支払えば適法となる
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正解:B当分の間、自動複製機器の例外の適用から除外されており、適法である

文書または図画の複製に供する機器は、附則により当分の間、自動複製機器の規定の適用外とされており私的使用の複製が認められます。

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123技術的保護手段(コピーコントロールなど)が施されている市販のDVDを、その技術的保護手段を回避して自分のパソコンにコピーした。この行為の適法性はどれか。

  1. A販売元に通知すれば適法となる
  2. B私的使用目的であれば、保護手段を回避しても適法である
  3. C回避の事実を知りながら行った場合は違法となる
  4. D1回だけのコピーであれば適法である
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正解:C回避の事実を知りながら行った場合は違法となる

技術的保護手段の回避により可能となった複製を、その事実を知りながら行う場合は私的使用の複製と認められず違法となります。

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124著作権を侵害して違法にアップロードされた音楽データを、違法なものであると知りながら私的使用目的でダウンロード(録音)する行為について、正しい記述はどれか。

  1. A音楽データの場合は違法だが、映像データは適法である
  2. B事実を知っていても私的使用目的であれば適法である
  3. C海外のサーバーからのダウンロードであれば適法である
  4. D特定侵害録音録画として、違法となる
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正解:D特定侵害録音録画として、違法となる

違法にアップロードされた音楽・映像と知りながらデジタル方式で録音・録画する行為は、特定侵害録音録画として違法となります。

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125私的使用を目的として、デジタル方式の録音または録画を行う機器を用いて録音を行う者が負う義務はどれか。

  1. A相当な額の私的録音録画補償金を支払う義務
  2. B録音物の利用方法を文化庁に報告する義務
  3. C著作権者に録音する旨を事前に通知する義務
  4. D録音した機器を第三者に譲渡しない義務
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正解:A相当な額の私的録音録画補償金を支払う義務

デジタル方式の録音・録画を行う機器により録音等を行う者は、私的録音録画補償金を著作権者に支払う必要があります。

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126図書館等において、利用者の調査研究の用に供するために著作物を複製する場合の要件として、誤っているものはどれか。

  1. A公表された著作物であること
  2. B利用者が自ら図書館に持ち込んだ資料を複製すること
  3. C著作物の一部分(半分以下など)であること
  4. D利用者の求めに応じて行うこと
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正解:B利用者が自ら図書館に持ち込んだ資料を複製すること

図書館等における複製の対象は「図書館資料(当該図書館で保管している資料)」であり、持ち込み資料の複製は認められません。

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127図書館等における複製の主体について、正しい記述はどれか。

  1. A図書館の構内であれば、利用者が自らコイン式複写機でコピーする場合も常に制限規定が適用される
  2. B複製主体は常に利用者となる
  3. C図書館の実質的な管理下で行われていない限り、利用者自らが行うコピーは制限規定の適用外である
  4. D営利目的の代行業者であっても図書館内で行えば適用される
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正解:C図書館の実質的な管理下で行われていない限り、利用者自らが行うコピーは制限規定の適用外である

複製の主体は図書館等である必要があり、利用者自らのコピーは原則適用外ですが、図書館の実質的管理下にある場合は適用内となります。

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128図書館等において、資料保存のために複製が認められるケースとして適切なものはどれか。

  1. A利用者が借りていくための予備としてもう1部複製する
  2. B市販されている新聞の縮刷版を購入せず、原本をマイクロフィルム化する
  3. C職員の学習用にすべての蔵書をデジタル化する
  4. D資料の劣化を防ぐためマイクロフィルム化し、原資料は廃棄する
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正解:D資料の劣化を防ぐためマイクロフィルム化し、原資料は廃棄する

資料保存のための複製は、スペースの関係でマイクロフィルム化し原資料を廃棄する場合などに認められます。代替品が市販されている場合は不可です。

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129国立国会図書館における絶版等資料の自動公衆送信について、令和3年改正により新たに可能となったことはどれか。

  1. A当該図書館において自動公衆送信を受けた著作物を公に伝達できるようになった
  2. B利用者の調査研究目的でのみ複製物を郵送できるようになった
  3. C絶版資料を海外のあらゆる図書館へ無制限に送信できるようになった
  4. Dすべての未公表著作物を公衆送信できるようになった
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正解:A当該図書館において自動公衆送信を受けた著作物を公に伝達できるようになった

令和3年改正により、自動公衆送信を受けた図書館等において、その著作物を公に伝達(利用者の端末等で閲覧可能にするなど)できるようになりました。

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130「学校その他の教育機関における複製等」(法35条)の適用対象となる教育機関に含まれないものはどれか。

  1. A公立の中学校
  2. B民営の予備校
  3. C大学
  4. D高等専門学校
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正解:B民営の予備校

法35条の教育機関からは「営利を目的として設置されているもの」が除かれるため、民営の予備校は含まれません。

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131教育機関における授業の過程での複製について、適法となる可能性が高い行為はどれか。

  1. A全校生徒に配布するために、新聞の社説を大量にコピーする
  2. B市販のドリル(生徒が書き込む補助教材)を、クラス全員分コピーして使用する
  3. C担当するクラスの授業で使うため、新聞の短い記事を生徒の人数分コピーして配布する
  4. D美術鑑賞用として、市販されている高画質な絵画のポスターをスキャンして印刷する
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正解:C担当するクラスの授業で使うため、新聞の短い記事を生徒の人数分コピーして配布する

授業の過程における使用で、クラスの人数分など必要と認められる限度であり、著作権者の利益を不当に害しない範囲のコピーは適法です。

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132平成30年改正により、学校等の教育機関における著作物の利用について新たに広く認められるようになった行為はどれか。

  1. A著作物を自由に改変して出版すること
  2. B著作者人格権を制限すること
  3. C営利目的で教材をインターネット販売すること
  4. D授業の予習・復習用資料のメール送信など、公衆送信して利用すること
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正解:D授業の予習・復習用資料のメール送信など、公衆送信して利用すること

改正により、公衆送信(オンデマンド講義や資料のメール送信など)が広く認められるようになりました(ただし補償金の支払いが必要)。

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133試験問題としての複製等に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A入学試験や技能検定に用いる場合、営利目的であっても補償金を支払えば複製等ができる
  2. B学校の入学試験のみに限定されており、会社の入社試験には適用されない
  3. C試験問題として複製したものを、事後に解説集として市販する場合は許諾が不要である
  4. DID等で制限をかけず、インターネット上で誰でも参加できる形での利用が認められている
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正解:A入学試験や技能検定に用いる場合、営利目的であっても補償金を支払えば複製等ができる

営利目的(会社の入社試験や予備校の模試など)であっても、補償金を支払うことで試験問題としての複製等が認められます。

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134引用(法32条1項)が適法と認められるための要件として、誤っているものはどれか。

  1. A公表された著作物であること
  2. B引用する側が「従」であり、引用される側が「主」であること
  3. C引用の目的上、正当な範囲内で行われること
  4. D公正な慣行に合致すること
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正解:B引用する側が「従」であり、引用される側が「主」であること

引用は、引用する側が「主」であり、引用される側が「従」であるという主従関係が存在する必要があります。

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135引用の際の方法として「公正な慣行」に合致しないおそれがある行為はどれか。

  1. A引用部分をカギ括弧でくくり、自分の文章と区別する
  2. B出典を明示して、他人の見解をそのまま記載する
  3. C引用される部分と自分の文章の境界を曖昧にして混ぜ合わせて書く
  4. D批評のために必要最小限の文章を引っ張ってくる
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正解:C引用される部分と自分の文章の境界を曖昧にして混ぜ合わせて書く

引用される側と引用する側を明確に区別できるようにする必要があり、区別が不明確な場合は公正な慣行に合致しません。

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136国等の周知目的資料(広報資料など)の新聞紙や雑誌への転載について、正しいものはどれか。

  1. Aどのような場合でも一切転載できない
  2. B著作物の一部分の転載に限られ、全部の転載は認められない
  3. C事前の許諾と補償金の支払いが常に必要である
  4. D転載を禁止する旨の表示がある場合を除き、説明の材料として転載できる
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正解:D転載を禁止する旨の表示がある場合を除き、説明の材料として転載できる

国等の周知目的資料は、転載禁止の表示がない限り、説明の材料として新聞や雑誌に転載することができます。

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137非営利無償の上演等(法38条1項)が認められるための要件として、すべて満たす必要がある組み合わせはどれか。

  1. A非営利目的であること、料金を徴収しないこと、実演家等に報酬が支払われないこと
  2. B営利目的であっても、料金を徴収しないこと、出演者が同意していること
  3. C非営利目的であること、料金を徴収すること、全額を寄付すること
  4. D非営利目的であること、事前申請を行うこと、著作権者に通知すること
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正解:A非営利目的であること、料金を徴収しないこと、実演家等に報酬が支払われないこと

営利を目的とせず、聴衆・観衆から料金を受けず、かつ実演家等に報酬が支払われないことが要件となります。

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138次のうち、非営利無償の上演等として著作権侵害とならない(適法な)ケースはどれか。

  1. A工場において、従業員の作業能率向上のためにBGMを流す
  2. B学校の文化祭で、学生が無料で観客を入れてバンド演奏を行い、誰も報酬を受け取らない
  3. C無料の映画試写会だが、それが自社製品の宣伝目的で行われている
  4. D喫茶店において、客へのサービスとして市販の音楽CDを流す
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正解:B学校の文化祭で、学生が無料で観客を入れてバンド演奏を行い、誰も報酬を受け取らない

文化祭での学生の無料演奏は、営利目的がなく、料金も取らず、報酬も発生しないため制限規定が適用されます。他は営利目的とみなされます。

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139非営利無償の上演等において「料金を受けない」という要件に関する記述で、正しいものはどれか。

  1. A入場料が無料であれば、会場費等の名目で実費分だけ集めても料金にはあたらない
  2. B名目が「お布施」であれば、金額に関わらず料金にはあたらない
  3. C会費制のイベントで、会費を払った会員のみが入場できる場合、会費の一部が料金とみなされる
  4. D収益を見込まないチャリティーイベントであれば、いくら入場料を取っても料金にはあたらない
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正解:C会費制のイベントで、会費を払った会員のみが入場できる場合、会費の一部が料金とみなされる

入場料が無料でも、入場に一定の会費が必要な場合は会費の一部が「料金」にあたると解されています。また実費分として集めても料金にあたります。

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140放送された著作物を、受信装置を用いて公に伝達する行為について、適法となるケースはどれか。

  1. A飲食店で、大型プロジェクターを用いて客にスポーツ放送を視聴させる
  2. B放送番組を一旦録画し、後日、店内で再生して客に視聴させる
  3. C放送終了後に提供されるオンデマンド配信(見逃し配信)を店内で客に視聴させる
  4. D飲食店で、通常の家庭用テレビを用いて客に放送中の番組を視聴させる
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正解:D飲食店で、通常の家庭用テレビを用いて客に放送中の番組を視聴させる

通常の家庭用受信装置(家庭用テレビ等)を用いる場合は、営利目的であっても自由に放送を視聴させることができます。録画再生は適用外です。

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141時事問題に関する論説の転載等(法39条)について、正しい記述はどれか。

  1. A新聞紙や雑誌に掲載された政治上等の時事問題に関する論説は、他の新聞紙等に転載できる
  2. B転載禁止の表示がある場合でも、無断で転載することができる
  3. C転載するにあたり、必ず著作者への補償金の支払いが必要となる
  4. D経済上の時事問題に関する論説は対象外である
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正解:A新聞紙や雑誌に掲載された政治上等の時事問題に関する論説は、他の新聞紙等に転載できる

新聞や雑誌に掲載された政治、経済、社会上の時事問題に関する論説は、禁止の表示がない限り他の新聞等に転載できます。

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142裁判手続等における複製(法42条)について、令和5年改正でデジタル化に対応するため新たに認められた利用方法はどれか。

  1. A著作物の翻訳や翻案を自由に行うこと
  2. B裁判手続等のために必要と認められる限度での公衆送信や公の伝達
  3. C裁判記録のインターネット上での自由な販売
  4. D営利目的での内部資料の複製
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正解:B裁判手続等のために必要と認められる限度での公衆送信や公の伝達

令和5年改正により、裁判手続等のために必要と認められる限度において、公衆送信や公に伝達しての利用が認められるようになりました。

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143プログラムの著作物の複製物の所有者が自ら行う複製(法47条の3)について、認められている行為はどれか。

  1. A友人にあげるためにバックアップコピーを作成する
  2. B所有権を失った後も、以前作成したバックアップコピーを保存し続ける
  3. C自ら電子計算機において実行するために必要と認められる限度でバックアップをとる
  4. Dインターネット上でプログラムを公衆送信する
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正解:C自ら電子計算機において実行するために必要と認められる限度でバックアップをとる

プログラムの複製物の所有者は、自ら電子計算機で実行するために必要と認められる限度において複製(バックアップ等)ができます。

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144平成30年改正で整理・統合された「著作物に表現された思想又は感情の享受を目的としない利用」(法30条の4)の具体例として適切なものはどれか。

  1. A自分が読むために小説をスキャンしてタブレットに保存する
  2. B授業で鑑賞するために映画を複製する
  3. C友人に聞かせるために音楽データをコピーする
  4. DAI(人工知能)の開発のための学習用データとして著作物をデータベースに記録する
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正解:DAI(人工知能)の開発のための学習用データとして著作物をデータベースに記録する

思想又は感情を享受することを目的としない利用の典型例として、AI開発のための情報解析用データの記録などがあります。

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145風景写真を撮影した際、背景に小さく他人の著作物であるポスターが写り込んでしまった。この「付随対象著作物の利用」に関する法律上の扱いはどれか。

  1. A分離が困難であり正当な範囲内であれば、写り込んだ状態のまま利用できる
  2. B利益を得る目的が一切ない場合のみ適法となる
  3. C写り込んだポスターの著作者に必ず事後報告しなければならない
  4. D背景であっても写り込んだ時点で直ちに著作権侵害となる
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正解:A分離が困難であり正当な範囲内であれば、写り込んだ状態のまま利用できる

写真撮影等に伴い付随して対象に入ってしまった著作物(写り込み)は、分離困難性等から正当な範囲内であれば利用することができます。

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146美術の著作物等の原作品の所有者による展示(法45条)について、原作品の所有者であっても適用されず、著作権者の許諾が必要となる行為はどれか。

  1. A美術館の屋内で期間限定の展示会を行うこと
  2. B美術の著作物の原作品を一般公衆に開放されている屋外の場所に恒常的に設置すること
  3. C個人の自宅の応接間に絵画を飾ること
  4. D友人たちを招いて屋内で彫刻を見せること
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正解:B美術の著作物の原作品を一般公衆に開放されている屋外の場所に恒常的に設置すること

美術の著作物を屋外の場所に「恒常的」に設置する場合は、原作品の所有者であっても本条の制限規定は適用されず、展示権等の侵害が問題となります。

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147屋外の場所に恒常的に設置されている美術の著作物(銅像など)の利用について、原則として自由に利用できるが、例外として禁止されている行為はどれか。

  1. A風景の一部として銅像の写真を撮影し、ブログに載せること
  2. B銅像をスケッチして個人のノートに描くこと
  3. Cもっぱらその美術の著作物の複製物の販売を目的として複製すること
  4. Dテレビ番組の背景として銅像が映り込むこと
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正解:Cもっぱらその美術の著作物の複製物の販売を目的として複製すること

屋外に恒常設置された美術の著作物は広く利用可能ですが、「もっぱら美術の著作物の複製物の販売を目的として複製・販売する場合」などは除かれます。

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148視覚障害者等のための複製等について、公表された著作物を複製するにあたり許諾なく行える方式として明記されているものはどれか。

  1. A営利目的でオーディオブック化して一般販売する
  2. B無断で映画化する
  3. C翻訳して健常者向けの別言語版として出版する
  4. D点字により複製する
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正解:D点字により複製する

公表された著作物は、点字により複製することができます(法37条1項)。

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149授業目的公衆送信補償金について、支払う必要があるのはどのような場合か。

  1. A平成30年改正により新たに認められた、授業の予習・復習用資料のメール送信などを行う場合
  2. B対面授業で生徒にプリントを配るためのコピーを行う場合
  3. C学校の文化祭で学生が無料で演奏会を行う場合
  4. D私的使用目的でCDをパソコンにコピーする場合
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正解:A平成30年改正により新たに認められた、授業の予習・復習用資料のメール送信などを行う場合

平成30年改正で新たに認められた、授業の過程での公衆送信(資料のメール送信やオンデマンド配信等)を行う場合は、補償金の支払いが必要です。

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150私的録音録画補償金は、通常どのようにして支払われるか。

  1. A録音・録画を行うたびに文化庁に振り込む
  2. B機器・記録媒体の購入時に、メーカー等の協力により販売価格へ上乗せして支払われる
  3. C確定申告の際に税金と一緒に納める
  4. D著作権者に直接手渡しする
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正解:B機器・記録媒体の購入時に、メーカー等の協力により販売価格へ上乗せして支払われる

機器等の購入にあたり、指定管理団体からの請求に基づき支払うこととされており、通常は販売価格に含まれています。

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151教科用図書(検定済教科書など)への著作物の掲載について、著作権者の許諾は必要か。

  1. A事前の許諾が必ず必要である
  2. B著作権者の許可があれば補償金は不要となる
  3. C著作者への通知と補償金の支払いにより、許諾なく掲載できる
  4. D一切の手続や補償金なしに自由に掲載できる
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正解:C著作者への通知と補償金の支払いにより、許諾なく掲載できる

学校教育の目的上必要と認められる限度で、著作者への通知と補償金の支払いを条件に、許諾なく教科用図書に掲載できます。

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152検討の過程における利用(法30条の3)に該当する行為はどれか。

  1. A趣味の同人誌を作成する過程で他人の漫画をトレースする
  2. B購入を検討している人に配るため、市販のDVDを無料で大量にコピーする
  3. C新商品のパッケージとして、無断で他人のイラストを採用し販売を開始する
  4. D商品化の許諾を得る前に、企画書や会議資料にキャラクターの画像を掲載して社内で検討する
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正解:D商品化の許諾を得る前に、企画書や会議資料にキャラクターの画像を掲載して社内で検討する

著作物を利用するための許諾等を得る検討の過程において、必要と認められる限度で会議資料等に利用することが認められています。

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153行政機関情報公開法等による開示のための利用において、行政機関の長が著作物を開示のために複製した場合、その複製物を目的外の用途で頒布した場合はどうなるか。

  1. A違法複製を行ったものとみなされる
  2. B著作者人格権の侵害とみなされる
  3. C目的外であっても行政機関が行う場合は適法である
  4. D補償金を支払えば適法となる
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正解:A違法複製を行ったものとみなされる

制限規定によって適法に作成された複製物であっても、目的外のために頒布等を行った場合は複製を行ったものとみなされ、違法となります。

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154美術の著作物等の展示に伴う複製等(法47条)について、展示会場で観覧者のために適法に行えることとして正しいものはどれか。

  1. A展示作品の原寸大の高画質ポスターを作成して販売する
  2. B観覧者の解説・紹介のため、小冊子やタブレット端末等に著作物を掲載し、公衆送信する
  3. C作品をTシャツにプリントして来場者全員に配布する
  4. D他の作家の作品を無断で改変して比較展示する
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正解:B観覧者の解説・紹介のため、小冊子やタブレット端末等に著作物を掲載し、公衆送信する

公に展示する者は、観覧者の解説や紹介目的で小冊子やタブレット等へ掲載したり、自動公衆送信したりすることが認められています。

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