第257問ストレス反応を3つの側面に分けた場合、行動的側面の反応に該当するものはどれか。
- A動悸やめまい、胃痛などの不調
- B遅刻や欠勤、仕事上のミスの増加
- C不眠や食欲低下、疲労感
- D不安や緊張、イライラなどの気分の変化
代表的な精神疾患の特徴と経過、心の不調が現れる際のサイン、そして周囲がとるべき態度を扱う分野です。疾患名と症状を結びつける知識に加えて、偏見や誤解に基づく対応がどのような不利益を生むかという視点が問われます。管理監督者や同僚が早期に気づくためのポイント、専門家につなぐ判断の目安も頻出です。医学的な詳細に深入りしすぎず、職場として何ができるかの線引きを意識して学ぶのが効率的です。
この分野の問題69問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.4~6時間睡眠を2週間継続すると、高次精神機能は「3日間」眠っていない人と同レベルにまで低下する。
4~6時間睡眠を2週間継続すると、高次精神機能は「2日間」眠っていない人と同レベルにまで低下する。
この問題の解説ページを開く →正解:C.眠っても疲労回復感が得られず、気分が重たく好きだったことが楽しめない状態が続く。
眠っても疲労回復感が得られず、気分が重たく物事への関心がなくなる状態が続く場合はうつ病の可能性がある。
この問題の解説ページを開く →正解:D.起床時刻を3時間遅らせた生活を2日続けると、体内時計が45分程度遅れる。
起床時刻を3時間遅らせた生活を2日続けると、高校生では体内時計が45分程度遅れることが分かっている。
この問題の解説ページを開く →正解:B.記憶障害を起こしたり、意識がもうろうとして変な行動をとる可能性が高く大変危険である。
アルコールと睡眠薬を併用すると、記憶障害や意識混濁などの状態が起こる可能性が高く大変危険である。
この問題の解説ページを開く →正解:A.精神障害や自殺のみならず、ストレスや強い悩みなど、幅広く心身の健康問題を含む総称である。
メンタルヘルス不調は、精神疾患のみならず、強い悩みや行動上の問題を含む幅広い総称である。
この問題の解説ページを開く →正解:D.本人が最初から「自分はうつ病だ」と明確に自覚し、精神科を早期受診する傾向が強い。
当初は身体症状から自覚されるため、身体の病気だろうと本人が考えてしまう傾向が強い。
この問題の解説ページを開く →正解:A.睡眠覚醒リズムの確立などの生活指導や、帰属意識を改善する精神療法的対応
現代型は「士気阻喪」が背景にあるため、生活指導や帰属意識改善の精神療法的対応が必要である。
この問題の解説ページを開く →正解:B.睡眠時間が増加し、日中も活発に活動するためパフォーマンスが飛躍的に向上する。
睡眠時間は減少する。活動的になる一方でパフォーマンスは著しく低下し周囲に迷惑をかける。
この問題の解説ページを開く →正解:D.「また発作がきたらどうしよう」という予期不安をともなうようになる。
パニック障害では予期不安が生じ、外出や電車に乗ることが困難になる(広場恐怖)。検査で異常は出ない。
この問題の解説ページを開く →正解:A.環境調整を行うと同時に、本人のストレス対処能力を高めるべく介入する。
ストレス要因の軽減(環境調整)だけでなく、同時に個人のストレス対処能力を高める観点が重要となる。
この問題の解説ページを開く →正解:A.生まれもった気質と生育環境が絡み合い、青年期から成人期早期に始まり長期にわたり持続する。
性格や行動の著しい偏りであり、二次的に生じたものではない。環境との関係性で変化する側面もある。
この問題の解説ページを開く →正解:B.感情的・抽象的な問題の把握は避け、具体的・個別的に行動レベルで客観的な事実を確認する。
事態の混乱を避けるため、行動レベルで具体的に確認し客観的に問題を共有する必要がある。
この問題の解説ページを開く →正解:D.当事者が「何ができて何ができないのか」という職域での具体的アセスメント
精神医学的診断名より、本人の得意分野や長所を評価し、職域でどう活かせるかのアセスメントが重要。
この問題の解説ページを開く →正解:B.通勤に支障がある場合は出勤時間を早めたり、空いている時間帯に変更したりする。
自覚症状の軽減のため、ハードルは低めに設定し、通勤時間の変更など行動面の調整を行う。
この問題の解説ページを開く →正解:D.体重は正常範囲内に維持されていることが多いが、過食・自己嘔吐後に気分がひどく落ち込む。
体重は正常範囲内に維持されやすいが、自己嘔吐後に自己嫌悪に陥り気分が落ち込むのが特徴。
この問題の解説ページを開く →正解:B.うつ病などのメンタルヘルス不調は、あらかじめ将来発症しそうな人を採用時に正確に選別可能である。
採用や昇進の際に将来発症する人をスクリーニング(選別)することは医学的に困難である。
この問題の解説ページを開く →正解:D.従業員を重要なステークホルダーと認識し、生き生きと働ける職場環境づくりを進める。
基本原則では従業員をステークホルダーと認識し、適切な協働に努めるべきとされている。
この問題の解説ページを開く →正解:A.従業員同士のコミュニケーションが活性化し、職場の士気が飛躍的に向上する。
メンタルヘルス不調の継続は職場の士気低下につながるため、向上するという記述は誤りである。
この問題の解説ページを開く →正解:A.寝床で長く過ごしすぎることで中途覚醒が増えるため、遅寝・早起きにして時間を適正化する。
高齢者は必要な睡眠時間が減るため、寝床で過ごす時間が長すぎると睡眠が浅くなる。遅寝早起きが対策となる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.陽性症状には薬物療法が有効であるが、陰性症状には十分に奏功しない場合が少なくない。
幻覚などの陽性症状には薬物が有効だが、意欲低下などの陰性症状には奏功しないことが少なくない。
この問題の解説ページを開く →正解:D.個人の価値体系に基づいた主体的な働きかけが機能しなくなり、心身や社会的に不都合をきたした状態。
広義の適応障害は、主体的な働きかけがうまく機能しなくなった結果、不都合をきたした状態を指す。
この問題の解説ページを開く →正解:B.本人の得意分野や長所を評価し、職域でその特性を活かせるよう仕事との相性を検討する。
本人と仕事との相性・適応について、個々のケースにおいて具体的に検討することが基本である。
この問題の解説ページを開く →正解:A.見かけ上の問題行動の背景にある対人関係やアイデンティティの問題を探索する。
見かけ上の問題行動の背景にある「本当に困っている問題」を探索し解決することが必要となる。
この問題の解説ページを開く →正解:A.複数ある病因のうちのひとつが就業上の要因であるものであり、労災認定される可能性がある。
作業関連疾患は就業要因が関与しており、業務上疾病として労災認定や安全配慮義務が問われる可能性がある。
この問題の解説ページを開く →正解:C.性格が丸くなり、同僚とのコミュニケーションが飛躍的に円滑になった。
メンタルヘルス不調のサインはパフォーマンス低下や対人関係の悪化であり、円滑になるのは該当しない。
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