二級ボイラー技士 ② 構造2(附属品・自動制御)

ボイラーに取り付ける各種附属品と自動制御を扱う、本検定で最も出題数の多い分野です。ブルドン管圧力計・水面計・安全弁・給水装置・吹出し装置などの附属品の構造と役割、ボイラーの自動制御(温度・圧力・水位の制御方式やインタロック)が頻出テーマです。附属品は種類が多く名称と機能を混同しやすいため、「何のための装置か」を機能ごとに整理するのが得点のコツです。出題比率が高いため、ここを固めると合格が大きく近づきます。

この分野の問題79問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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42ブルドン管圧力計のブルドン管の断面形状について正しいものはどれか。

  1. A真円形
  2. B扁平なだ円形
  3. C長方形
  4. D正方形
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正解:B扁平なだ円形

ブルドン管の断面は真円ではなく、扁平なだ円形である必要があります。

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43ブルドン管圧力計を胴や蒸気ドラムに取り付ける際、蒸気が直接入るのを防ぐために間に取り付けるものはどれか。

  1. A水を入れたサイホン管
  2. Bダイヤフラム
  3. C減圧弁
  4. D空気予熱器
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正解:A水を入れたサイホン管

蒸気の熱による誤差を防ぐため、水を入れたサイホン管などを間に取り付けます。

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44圧力計のコックの取付方向と開閉状態に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. Aハンドルが管軸と垂直方向のときに「開」となるようにする
  2. Bハンドルが管軸と同一方向のときに「開」となるようにする
  3. Cハンドルが管軸と同一方向のときに「閉」となるようにする
  4. Dハンドルが管軸の斜め45度方向のときに「開」となるようにする
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正解:Bハンドルが管軸と同一方向のときに「開」となるようにする

振動などでハンドルが下がっても閉まらないよう、管軸と同一方向のときに「開」となるようにします。

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45貫流ボイラーを除く蒸気ボイラーにおいて、原則として設置しなければならないガラス水面計の最小個数はどれか。

  1. A2個
  2. B1個
  3. C3個
  4. D4個
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正解:A2個

貫流ボイラーを除く蒸気ボイラーには、原則として2個以上のガラス水面計を見やすい位置に取り付けます。

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46ガラス水面計の機能試験を行う主な目的として、最も適切なものはどれか。

  1. Aガラス管内の水位を一時的に常用水位より高く保つため
  2. B蒸気側・水側連絡管の詰まりを確認し、水位表示の信頼性を保つため
  3. C安全弁の吹出し圧力を調整するため
  4. D給水ポンプの吐出し圧力を下げるため
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正解:B蒸気側・水側連絡管の詰まりを確認し、水位表示の信頼性を保つため

水面計の機能試験は、蒸気側・水側連絡管の詰まりを確認し、実際の水位を正しく表示できる状態を保つために行います。

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47ガラス水面計の種類のうち、裏面に三角形の溝をつけ、水部が黒色、蒸気部が白色に光って見えるものはどれか。

  1. A平形反射式水面計
  2. B丸形ガラス水面計
  3. C二色水面計
  4. D平形透視式水面計
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正解:A平形反射式水面計

平形反射式水面計は、ガラス前面から見ると水部は黒色に、蒸気部は反射されて白色に光って見えます。

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48光線の屈折率の差を利用し、蒸気部は赤色、水部は緑色(青色)に見える水面計はどれか。

  1. A丸形ガラス水面計
  2. B平形反射式水面計
  3. C二色水面計
  4. Dマルチポート水面計
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正解:C二色水面計

二色水面計は裏側から電灯で照らす透視式の水面計で、屈折率の差により蒸気部が赤色、水部が緑色に見えます。

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49流体が流れる管にオリフィスなどの絞りを挿入したとき、生じる差圧と流量の関係はどうなるか。

  1. A差圧は流量に比例する
  2. B差圧は流量の3乗に比例する
  3. C差圧は流量に反比例する
  4. D差圧は流量の2乗に比例する
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正解:D差圧は流量の2乗に比例する

差圧式流量計の原理において、入口と出口の間に生じる差圧は流量の2乗に比例します。

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50だ円形のケーシングの中で2個のだ円形歯車を組み合わせ、流量が歯車の回転数に比例することを利用した流量計はどれか。

  1. A差圧式流量計
  2. B面積式流量計
  3. CU字管式通風計
  4. D容積式流量計
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正解:D容積式流量計

容積式流量計は、流体の流れによって回転する2個のだ円形歯車の回転数が流量に比例することを利用しています。

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51垂直に置かれたテーパ管の中を流体が下から上に流れるとき、管内のフロートが上下に移動する構造の流量計はどれか。

  1. A差圧式流量計
  2. B容積式流量計
  3. CU字管式通風計
  4. D面積式流量計
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正解:D面積式流量計

面積式流量計は、テーパ管とフロートとの間にできるすき間の面積が流量に比例することを利用しています。

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52U字管式通風計がボイラーの通風力を測定する際、比較対象とする圧力の組み合わせはどれか。

  1. Aボイラー内部の蒸気圧力と給水圧力
  2. B1次側の蒸気圧力と2次側の蒸気圧力
  3. C燃料の圧力と燃焼用空気の圧力
  4. D計測する場所の空気またはガスの圧力と大気圧
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正解:D計測する場所の空気またはガスの圧力と大気圧

U字管式通風計は、計測する場所の空気またはガスの圧力と大気圧を比較し、その差圧を水柱で測ります。

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53ばね安全弁において、弁の吹出し圧力を調整するための正しい方法はどれか。

  1. A主蒸気弁の開度を調節する
  2. B調整ボルトにより、ばねが弁体を弁座に押し付ける力を変える
  3. C排気管の長さを変更して抵抗を変える
  4. D安全弁の取付管台の内径を変更する
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正解:B調整ボルトにより、ばねが弁体を弁座に押し付ける力を変える

安全弁の吹出し圧力は、ばねの調整ボルトを締めたり緩めたりして押しつける力を変えることで調整します。

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54全量式安全弁における蒸気の吹出し面積は、どの部分の断面積によって決められるか。

  1. A弁座流路面積(カーテン面積)
  2. B安全弁の入口径の面積
  3. Cのど部の断面積(のど部面積)
  4. D排気管の断面積
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正解:Cのど部の断面積(のど部面積)

全量式安全弁は揚程が大きいため、蒸気の吹出し面積は弁座の口径よりも狭いのど部の断面積で決められます。

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55揚程式安全弁における蒸気の吹出し面積は、どの面積によって決められるか。

  1. Aのど部の断面積(のど部面積)
  2. B排気管の断面積
  3. C安全弁の入口径の面積
  4. D弁座流路面積
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正解:D弁座流路面積

揚程式安全弁における蒸気の吹出し面積は、弁体が弁座から離れてできるすき間の面積である弁座流路面積で決められます。

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56安全弁の取付管台の内径に関する規定として、正しいものはどれか。

  1. A安全弁入口径と同径以上にする
  2. B安全弁入口径の半分以上にする
  3. C安全弁入口径より必ず小さくする
  4. D排気管の内径と同径以上にする
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正解:A安全弁入口径と同径以上にする

取付管台の内径が狭いと蒸気の流れを妨げるため、安全弁の取付管台の内径は安全弁の入口径と同径以上とします。

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57安全弁の排気管の取付けにおいて、安全弁の軸心から排気管の中心までの距離をなるべく短くする理由はどれか。

  1. Aドレンが底部にたまるのを完全に防ぐため
  2. B安全弁の吹出し圧力を高く調整できるようにするため
  3. C蒸気が吹き出したときに安全弁に無理な力が働かないようにするため
  4. D取付管台の内径を小さく抑えるため
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正解:C蒸気が吹き出したときに安全弁に無理な力が働かないようにするため

蒸気が吹き出したときに安全弁に無理な力が働かないよう、軸心から排気管の中心までの距離はなるべく短くします。

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58安全弁箱または排気管の底部に設けるドレン抜きに関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A途中に調節弁を設けたドレン抜き管とする
  2. B途中にコックを設けたドレン抜き管とする
  3. C逆止め弁を取り付けたドレン抜き管とする
  4. D弁を設けず必ず開放したドレン抜きとする
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正解:D弁を設けず必ず開放したドレン抜きとする

ドレンがたまらないようにするため、ドレン抜き管に弁を設けず、必ず開放したドレン抜きを設けます。

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59長い主蒸気管において、温度変化による配管の伸縮を吸収するために設けられる伸縮継手の種類に含まれないものはどれか。

  1. A湾曲形
  2. Bベローズ形
  3. Cすべり形
  4. Dダイヤフラム形
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正解:Dダイヤフラム形

主蒸気管に設けられる伸縮継手には、湾曲形、ベローズ形、すべり形の3種類があります。

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60主蒸気弁の種類のうち、蒸気の入口と出口が直線上にあり、蒸気の流れが弁内を直進するため、流れの抵抗が非常に小さいものはどれか。

  1. A仕切弁
  2. Bアングル弁
  3. C玉形弁
  4. Dグローブ弁
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正解:A仕切弁

仕切弁は蒸気の入口と出口が直線上にあり、流れが弁内を直進するため、流れの抵抗が非常に小さくなります。

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61主蒸気弁の種類のうち、蒸気の入口と出口が直角になったもので、蒸気が下方から入り横から出るものはどれか。

  1. A玉形弁
  2. B仕切弁
  3. Cアングル弁
  4. Dゲート弁
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正解:Cアングル弁

アングル弁は入口と出口が直角になっており、蒸気は下方から入り横から出ます。流れの抵抗は大きいです。

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622基以上のボイラーが蒸気出口で同一管系に連絡している場合、ほかのボイラーからの逆流を防ぐために主蒸気弁の後に設ける弁はどれか。

  1. A減圧弁
  2. B仕切弁
  3. C蒸気逆止め弁
  4. D逃がし弁
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正解:C蒸気逆止め弁

2基以上のボイラーが同一管系に連絡している場合は、逆流を防ぐために主蒸気弁の後に蒸気逆止め弁を設けます。

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63低圧ボイラーにおいて、乾き度の高い飽和蒸気を得るために蒸気出口部に設けられる、構造の簡単な気水分離器の一種はどれか。

  1. A減圧弁
  2. B蒸気トラップ
  3. C沸水防止管
  4. D伸縮継手
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正解:C沸水防止管

低圧ボイラーでは蒸気と水の分離が容易なため、構造が簡単な沸水防止管が用いられます。

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64蒸気とドレンの密度差によって作動し、蒸気使用設備内にたまったドレンを自動的に排出するメカニカル式の蒸気トラップはどれか。

  1. Aバイメタル式
  2. Bベローズ式
  3. Cバケット式
  4. Dディスク式
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正解:Cバケット式

バケット式やフロート式などのメカニカル蒸気トラップは、蒸気とドレンの密度差によって作動します。

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65発生した蒸気の圧力と使用箇所での蒸気圧力の差が大きいとき、2次側の蒸気圧力をほぼ一定に保つために送気系統に用いられる装置はどれか。

  1. A減圧弁
  2. B蒸気トラップ
  3. Cインゼクタ
  4. D蒸気逆止め弁
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正解:A減圧弁

減圧弁は、1次側の圧力や流量にかかわらず、2次側の蒸気圧力をほぼ一定に保つことができる装置です。

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66高圧・大容量のボイラーにおいて、高い圧力を得るために回転する羽根車の周辺に案内羽根(回転しない)を設けた遠心ポンプはどれか。

  1. Aディフューザポンプ
  2. B渦巻ポンプ
  3. C渦流ポンプ
  4. D円周流ポンプ
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正解:Aディフューザポンプ

回転する羽根車の周辺に案内羽根を設けた遠心ポンプをディフューザポンプといい、高圧・大容量ボイラーに用いられます。

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67ボイラーへの給水用の止め弁として用いられ、開度の調整が容易なため給水弁に使用される弁の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A仕切弁とY形弁
  2. Bスイング式とリフト式
  3. Cゲート弁とプラグ弁
  4. Dアングル弁または玉形弁
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正解:Dアングル弁または玉形弁

給水弁には、開度の調整が容易なアングル弁または玉形弁が用いられます。

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68給水ポンプの故障時などに、ボイラー水がボイラー側から給水ポンプ側に逆流するのを防ぐために設ける弁はどれか。

  1. A給水弁
  2. B急開弁
  3. C主蒸気弁
  4. D給水逆止め弁
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正解:D給水逆止め弁

給水の圧力がなくなったときにボイラー水が逆流するのを防ぐため、給水逆止め弁を設けます。

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69給水弁と給水逆止め弁をボイラー(またはエコノマイザ)の入口近くに取り付ける際、その取付位置関係として正しいものはどれか。

  1. Aボイラーに近い側に給水逆止め弁を取り付ける
  2. Bボイラーに近い側に給水弁を取り付ける
  3. Cどちらをボイラーに近い側にしてもよい
  4. D2つの弁を完全に並列に取り付ける
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正解:Bボイラーに近い側に給水弁を取り付ける

給水逆止め弁が故障した場合に修理ができるよう、ボイラーに近い側に給水弁を取り付けます。

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70給水内管をボイラーの胴または蒸気ドラム内に取り付ける際、その位置として正しいものはどれか。

  1. A長手方向に沿って、必ず水面より上部に取り付ける
  2. B胴の円周方向に沿って、安全低水面と同じ高さに取り付ける
  3. C底部に取り付け、常にスラッジの近くに配置する
  4. D長手方向に沿って、必ず安全低水面よりやや下方に取り付ける
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正解:D長手方向に沿って、必ず安全低水面よりやや下方に取り付ける

水面より上部に取り付けると給水が蒸気に持ち出されるため、必ず安全低水面よりやや下方に取り付けます。

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71ボイラー水中の不純物濃度を下げるため、胴または水ドラムの底部に取り付けた吹出し管から断続的にボイラー水を吹き出す装置はどれか。

  1. A連続吹出し装置
  2. B気水分離器
  3. C間欠吹出し装置
  4. D蒸気トラップ
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正解:C間欠吹出し装置

胴または水ドラムの底部から断続的にボイラー水を吹き出すものは、間欠吹出し装置です。

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72連続吹出し装置は、調節弁によって吹出し量を加減しながら、ボイラーのどこの位置からボイラー水を吹き出すか。

  1. A胴または水ドラムの底部
  2. B主蒸気管の直前
  3. C胴または蒸気ドラムの水面近く
  4. D給水内管の内部
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正解:C胴または蒸気ドラムの水面近く

連続吹出し装置は、不純物濃度を一定に保つよう、胴または蒸気ドラムの水面近くから少量ずつ連続的に吹き出します。

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73吹出し弁にスラッジが詰まって故障するのを避けるため、使用される弁の種類として正しい組み合わせはどれか。

  1. A仕切弁またはY形弁
  2. B玉形弁またはアングル弁
  3. Cスイング式またはリフト式
  4. D急開弁と安全弁
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正解:A仕切弁またはY形弁

吹出し弁には、流体が弁内を直進するか曲がりのほとんどない仕切弁またはY形弁を使用します。

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74温水ボイラーの安全装置として、加熱されたボイラー水の体積膨張分を吸収するために設けられる装置はどれか。

  1. A膨張タンク
  2. B逃がし弁
  3. C水高計
  4. D温水循環ポンプ
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正解:A膨張タンク

温水ボイラーにおいて、加熱されたボイラー水の体積膨張分を吸収する装置は膨張タンクです。

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75ボイラー制御において、「制御量」と「操作量」の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A制御量が蒸気圧力のとき、操作量は給水量
  2. B制御量がボイラー水位のとき、操作量は給水量
  3. C制御量がボイラー水位のとき、操作量は燃料量および空気量
  4. D制御量が温水温度のとき、操作量は給水量
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正解:B制御量がボイラー水位のとき、操作量は給水量

ボイラー水位(制御量)を一定に保つためには、給水量(操作量)を操作する必要があります。

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76操作の結果得られた制御量の値を目標値と比較し、それらを一致させるよう修正動作を繰り返す自動制御方式はどれか。

  1. Aシーケンス制御
  2. Bフィードバック制御
  3. Cインタロック制御
  4. Dオンオフ動作制御
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正解:Bフィードバック制御

操作結果の制御量を目標値に戻して比較し、修正動作を繰り返す方式をフィードバック制御といいます。

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77フィードバック制御における比例動作(P動作)で制御した場合に、目標値と制御量との間に必ず生じる多少の差を何というか。

  1. A偏差
  2. B動作すき間
  3. C比例帯
  4. Dオフセット(定常偏差)
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正解:Dオフセット(定常偏差)

比例動作(P動作)で制御した場合には、目標値と制御量との間に必ず多少の差である「オフセット」が生じます。

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78あらかじめ定められた順序に従って、制御の各段階を順次進めていく制御方式を何というか。

  1. Aフィードバック制御
  2. B比例積分動作制御
  3. Cオンオフ動作制御
  4. Dシーケンス制御
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正解:Dシーケンス制御

あらかじめ定められた順序に従って、制御の各段階を順次進めていく方式をシーケンス制御といいます。

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79電磁継電器(電磁リレー)のブレーク接点に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. Aコイルに電流が流れないとき「閉(オン)」になり、流れているとき「開(オフ)」になる接点である
  2. Bコイルに電流が流れると「閉(オン)」になる接点である
  3. C適当な時間遅れをとって接点を開閉する接点である
  4. D直接物体に接触せず電磁界の変化によって位置を検出する接点である
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正解:Aコイルに電流が流れないとき「閉(オン)」になり、流れているとき「開(オフ)」になる接点である

ブレーク接点は電流が流れないとき「閉」になり、流れているとき「開」になるため、信号を反転できます。

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80オンオフ式蒸気圧力調節器(電気式)をボイラーに取り付ける際、高温の蒸気が直接内部に入るのを防ぐために用いるものはどれか。

  1. A保護管
  2. Bシリコングリス
  3. C水を入れたサイホン管
  4. Dベローズ形伸縮継手
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正解:C水を入れたサイホン管

高温蒸気の直接の進入を防ぐため、オンオフ式蒸気圧力調節器は水を入れたサイホン管を用いて取り付けます。

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81ドラム水位の制御方式のうち、ドラム水位、蒸気流量、および給水流量の3つの要素を検出して給水量を調節する方式はどれか。

  1. A単要素式
  2. B2要素式
  3. C熱膨張管式
  4. D3要素式
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正解:D3要素式

3要素式は、ドラム水位、蒸気流量、給水流量の3つを検出して給水量を調節する方式です。

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82電極式水位検出器において、検出筒の内部に蒸気が凝縮した水の純度が高くなると、どのような問題が発生するか。

  1. A電気抵抗が極端に低下し、ショートを起こす
  2. B導電性が低下し、水位の検出が正確にできなくなる場合がある
  3. C電極が急速に腐食して焼損する
  4. D高水位警報が鳴り続け、燃料が遮断されなくなる
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正解:B導電性が低下し、水位の検出が正確にできなくなる場合がある

純粋な水には電流が流れないため、水の純度が高くなると導電性が低下し、正常に水位検出ができなくなります。

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83火炎検出器の種類のうち、火炎の導電作用(火炎があれば電流が流れ、なければ流れない現象)を利用したものはどれか。

  1. Aフォトダイオードセル
  2. B整流式光電管
  3. Cフレームロッド
  4. D紫外線光電管
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正解:Cフレームロッド

フレームロッドは火炎の導電作用を利用したもので、主に点火用ガスバーナなどのガス燃焼炎に用いられます。

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84火炎検出器のうち、光電子放出現象を利用し、感度がよく安定しており、すべての燃焼炎の検出に用いられるものはどれか。

  1. A紫外線光電管
  2. Bフォトダイオードセル
  3. C硫化鉛セル
  4. Dフレームロッド
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正解:A紫外線光電管

紫外線光電管は光電子放出現象を利用し、紫外線によって火炎の検出を行うため、すべての燃焼炎に適合します。

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85ボイラーにエコノマイザを設置した場合の得失に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. Aボイラー効率が向上し、通風抵抗も減少する
  2. Bボイラー効率が向上するが、通風抵抗が多少増加する
  3. Cボイラーへの給水温度は低下するが、燃料が節約できる
  4. D炉内伝熱管の熱吸収量が多くなるが、低温腐食は絶対に起きない
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正解:Bボイラー効率が向上するが、通風抵抗が多少増加する

エコノマイザ設置によりボイラー効率は向上しますが、ガスの通り道が長くなるため通風抵抗は多少増加します。

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86ボイラーに空気予熱器を設置した場合の利点として、正しいものはどれか。

  1. A乾き度の高い飽和蒸気が得られるようになる
  2. Bボイラーへの給水温度が直接上昇する
  3. C燃料に含まれる硫黄分による低温腐食が完全に消失する
  4. D燃焼室の温度が上昇し、炉内伝熱管の熱吸収量が多くなる
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正解:D燃焼室の温度が上昇し、炉内伝熱管の熱吸収量が多くなる

空気予熱器の設置により燃焼室の温度が上昇すると、炉内での放射伝熱量が増加し、炉内伝熱管の熱吸収量が多くなります。

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87ブルドン管圧力計の指針が動く仕組みとして、圧力変化によるブルドン管の動きの記述で正しいものはどれか。

  1. A圧力が加わると、ブルドン管の円弧が収縮する
  2. B圧力が加わると、ブルドン管の円弧が広がる
  3. C圧力が下がると、ブルドン管の円弧が広がる
  4. D圧力が加わっても、ブルドン管の形状は変化しない
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正解:B圧力が加わると、ブルドン管の円弧が広がる

ブルドン管圧力計は、圧力が加わると扁平な管の円弧が広がる性質を利用して指針を動かします。

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88圧力計がダイヤフラムとブルドン管を組み合わせたものであるとする記述の成否について、正しい判断はどれか。

  1. A誤り。ボイラー用のブルドン管圧力計は、圧力によるブルドン管の変形を歯車機構で指針に伝える構造であり、ダイヤフラムとブルドン管を組み合わせたものとは説明しない。
  2. B正しい。現在の圧力計はすべてこの組み合わせである。
  3. C正しい。ただし最高使用圧力が低いボイラーに限られる。
  4. D誤り。ダイヤフラムではなく水高計を組み合わせるのが正しい。
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正解:A誤り。ボイラー用のブルドン管圧力計は、圧力によるブルドン管の変形を歯車機構で指針に伝える構造であり、ダイヤフラムとブルドン管を組み合わせたものとは説明しない。

ボイラー用圧力計は一般にブルドン管圧力計で、ブルドン管の変形を歯車機構で指針に伝えます。ダイヤフラムとブルドン管を組み合わせたものとは説明しません。

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89ガラス水面計の可視範囲の最下部を安全低水面より上方の位置に取り付けた場合、どのような危険があるか。

  1. Aボイラー水位が高くなりすぎたときに水面計が破損する
  2. B異なるガラス水面計が常に同じ値を示してしまい異常を検知できない
  3. Cボイラー水位が安全低水面より下回っても水面計で確認できず、危険な状態を見落とす
  4. D験水コックから水が全く出なくなる
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正解:Cボイラー水位が安全低水面より下回っても水面計で確認できず、危険な状態を見落とす

可視範囲の最下部が安全低水面より高いと、危険な水位に達したことを水面計で視認できなくなります。

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90差圧式流量計において、管内の流速が上がり、流量が3倍になったとき、入口と出口の間に生じる差圧は何倍になるか。

  1. A3倍
  2. B9倍
  3. C6倍
  4. D27倍
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正解:B9倍

差圧は流量の2乗に比例するため、流量が3倍になると差圧は3の2乗で9倍になります。

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91ばね安全弁の吹出し圧力を高く変更したいとき、調整ボルトの操作として正しいものはどれか。

  1. A調整ボルトを緩めて、ばねが弁体を弁座に押し付ける力を弱める
  2. B調整ボルトを完全に抜き取り、ばねの自由長を長くする
  3. C調整ボルトを締めて、ばねが弁体を弁座に押し付ける力を強める
  4. D調整ボルトは回さず、排気管の中心までの距離を長くする
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正解:C調整ボルトを締めて、ばねが弁体を弁座に押し付ける力を強める

吹出し圧力を高くするには、ばねの力を強める必要があるため、調整ボルトを締め込みます。

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92全量式安全弁が揚程式安全弁と比べて、蒸気の吹出し面積をのど部の断面積で決定できる理由として、最も適切なものはどれか。

  1. A揚程(リフト)が大きく、弁座流路面積が十分に広くなるため
  2. B安全弁の入口径が非常に小さく設計されているため
  3. C弁体が弁座に密着する力がばねによって常に一定だから
  4. D排気管の底部に必ず開放したドレン抜きが設けられているため
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正解:A揚程(リフト)が大きく、弁座流路面積が十分に広くなるため

全量式安全弁は揚程が大きいため弁座流路面積が十分に広くなり、狭いのど部の断面積が制限要素となります。

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932基のボイラーが同一の管系に連絡しているシステムにおいて、1基のボイラーの主蒸気弁の後に蒸気逆止め弁が設置されていない場合、どのような問題が発生するか。

  1. Aそのボイラーから送り出された蒸気の抵抗が非常に小さくなる
  2. B伸縮継手が温度差による配管の伸縮を吸収できなくなる
  3. Cもう一方のボイラーで作られた蒸気が、停止中のボイラー内へ逆流してくる危険がある
  4. D気水分離器で分離した水滴が下部の穴から流れなくなる
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正解:Cもう一方のボイラーで作られた蒸気が、停止中のボイラー内へ逆流してくる危険がある

蒸気逆止め弁がないと、他のボイラーからの蒸気が逆流してくるのを防ぐことができません。

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94低圧ボイラーにおいて、気水分離器として構造の簡単な「沸水防止管」が一般に用いられる理由として、適切なものはどれか。

  1. A高圧ボイラーよりもスラッジの発生量が極端に少ないため
  2. B低圧ボイラーには必ず2個以上の主蒸気弁を直列に設けるため
  3. C沸水防止管の上面には穴が一切開いていないため
  4. D低圧では蒸気と水の密度差が大きく、蒸気と水の分離が容易なため
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正解:D低圧では蒸気と水の密度差が大きく、蒸気と水の分離が容易なため

低圧ボイラーでは蒸気と水の密度差が大きいため、簡単な構造の沸水防止管でも十分に気水を分離できます。

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95給水弁と給水逆止め弁の取付工事において、誤って給水逆止め弁をボイラーに最も近い側に設置した場合、どのような不都合が生じるか。

  1. A給水ポンプから送られる水の圧力が自動的に2倍に上昇してしまう
  2. B給水逆止め弁が故障したときに、ボイラー水を内部に残したままで修理することができなくなる
  3. Cアングル弁としての開度調整が容易になる
  4. Dボイラー水が給水ポンプ側に常に逆流し続ける状態になる
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正解:B給水逆止め弁が故障したときに、ボイラー水を内部に残したままで修理することができなくなる

ボイラーに近い側に給水弁がないと、逆止め弁の修理時にボイラー水をすべて抜く必要が生じます。

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96給水内管をボイラー本体内の「水面より上部(蒸気室内)」に取り付けて給水を行った場合、どのような現象が起きるか。

  1. A給水の一部が蒸気に持ち出されてしまう
  2. B給水内管の鋼管に開けられた多数の穴がスラッジで即座に閉塞する
  3. C不同膨張が完全に防止され、水の循環が非常に良好になる
  4. Dインゼクタが予備給水用として自動的に起動する
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正解:A給水の一部が蒸気に持ち出されてしまう

水面より上部に取り付けると、給水の一部が蒸気に持ち出されてしまうため、安全低水面よりやや下方に設けます。

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97大形・高圧ボイラーにおいて、2個の吹出し弁を直列に設ける際、ボイラーに近いほうの弁と遠いほうの弁の機能の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A近いほうを急開弁(元栓用)、遠いほうを漸開弁(調節用)とする
  2. B近いほうを漸開弁(調節用)、遠いほうを急開弁(元栓用)とする
  3. C両方とも全開・全閉のみの仕切弁とする
  4. D近いほうを玉形弁、遠いほうをアングル弁とする
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正解:A近いほうを急開弁(元栓用)、遠いほうを漸開弁(調節用)とする

大形・高圧ボイラーでは、ボイラーに近いほうを急開弁(元栓用)、遠いほうを漸開弁(調節用)とします。

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98温水ボイラーの安全装置に関する記述として、密閉形膨張タンクを使用する場合の正しい取り扱いはどれか。

  1. A逃がし管を途中に弁やコックを設けないで高所に開放する
  2. B逃がし弁を直接温水ボイラーに取り付ける必要がある
  3. C膨張タンクの内部に必ず真空給水ポンプを直結させる
  4. D水高計の代わりにガラス水面計を2個以上設置する
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正解:B逃がし弁を直接温水ボイラーに取り付ける必要がある

密閉形膨張タンクを使用する場合は膨張した水が開放されないため、逃がし弁を直接ボイラーに取り付けます。

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99フィードバック制御において、設定値と異なるだけで直ちにオンオフを繰り返すと制御装置に負担がかかるため、設定値に持たせるある程度の幅を何というか。

  1. Aオフセット
  2. B定常偏差
  3. C比例帯
  4. D動作すき間
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正解:D動作すき間

オンオフ動作において、装置への負担を軽減するために設定値に持たせるある程度の幅を「動作すき間」といいます。

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100比例動作(P動作)において、偏差の大きさに比例して操作量を増減させる幅のことを何というか。

  1. A動作すき間
  2. Bオフセット
  3. C比例帯
  4. D定常偏差
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正解:C比例帯

比例式蒸気圧力調節器などで設定を行う、偏差の大きさに比例して操作量を増減させる幅を「比例帯」といいます。

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101オンオフ式温度調節器(電気式)の感温体を「保護管」に入れて取り付ける際、感度を良くするために保護管内に挿入するものはどれか。

  1. Aアルコール
  2. Bトルエン
  3. C復水(ドレン)
  4. Dシリコングリス
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正解:Dシリコングリス

保護管を用いると温度変化が伝わりにくくなるため、熱伝導性に優れたシリコングリスを挿入します。

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102電磁継電器において、ブレーク接点を用いることによって可能となる制御動作上の特徴はどれか。

  1. A適当な時間遅れをとって接点を開閉させることができる
  2. B物体の機械的変位を直接接触せずに検出できる
  3. C入力信号に対して出力信号を反転させることができる
  4. D偏差の時間的積分に比例して操作量を増減できる
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正解:C入力信号に対して出力信号を反転させることができる

ブレーク接点は電流が流れると開(オフ)になるため、入力信号に対して出力信号を反転させることができます。

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103水位検出器の水側連絡管の配管施工において、低水位事故を確実に防止するための正しい取付方法はどれか。

  1. A複数の水位検出器の間で、水側連絡管を共通の1本の管として共用する
  2. B水側連絡管の途中に設ける弁やコックを、流体が直角に曲がる構造とする
  3. C水側連絡管は呼び径20A以上の管を使用し、他の水位検出器の連絡管と別個に設けて共用しない
  4. D水側連絡管を必ず安全低水面より上方の蒸気室に取り付ける
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正解:C水側連絡管は呼び径20A以上の管を使用し、他の水位検出器の連絡管と別個に設けて共用しない

閉塞による誤動作を防ぐため、水側連絡管は呼び径20A以上とし、他の水位検出器の管と共用せず別個に設けます。

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104火炎検出器のうち、明るさの少ないガス燃焼炎の検出には適さず、油燃焼炎の検出に用いられるものの組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A紫外線光電管とフレームロッド
  2. Bフォトダイオードセルと整流式光電管
  3. C硫化鉛セルとフレームロッド
  4. Dフォトダイオードセルと紫外線光電管
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正解:Bフォトダイオードセルと整流式光電管

フォトダイオードセルと整流式光電管は、いずれもガス燃焼炎には適さず、油燃焼炎の検出に用いられます。

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105燃料に硫黄分が含まれている場合、エコノマイザや空気予熱器の伝熱面において発生する可能性のある腐食現象を何というか。

  1. A高温腐食
  2. B低温腐食
  3. C電気的腐食
  4. D放射伝熱腐食
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正解:B低温腐食

燃料中の硫黄分により硫酸ガスが生成され、伝熱面の温度が低くなった部分が腐食することを低温腐食といいます。

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106水位検出器の連絡管や排水管に設ける弁・コックにおいて、保守点検や安全確認を容易にするために求められる構造上の特徴はどれか。

  1. Aすべて自動的に開閉する電磁弁とする
  2. B開閉の状態が外部から明確に識別できるものとする
  3. C流体がS字形に曲がって流れる構造とする
  4. D呼び径が10A以下の非常に細い管用とする
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正解:B開閉の状態が外部から明確に識別できるものとする

事故防止の指針として、連絡管や排水管に設ける弁・コックは、開閉状態が外部から明確に識別できるものとします。

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107ブルドン管圧力計の構造において、圧力が加わった際に指針を動かすために内部で連動する部品の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. Aダイヤフラムとマイクロスイッチ
  2. Bばねと調整ボルト
  3. Cフロー室とレバー
  4. D歯付扇形片と小歯車
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正解:D歯付扇形片と小歯車

ブルドン管に圧力が加わり円弧が広がると、歯付扇形片が動いて小歯車を回転させ、指針が動く仕組みです。

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108圧力計の取付位置に関する原則として、最も適切なものはどれか。

  1. A蒸気部の最も高い位置
  2. B胴又はドラムの最下部
  3. C安全低水面と同じ高さ
  4. D給水内管の内部
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正解:A蒸気部の最も高い位置

圧力計は、水位上昇時に水圧の影響を受けにくいよう、原則として蒸気部の最も高い位置に取り付けます。

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109水面測定装置に関する記述として、明確に誤っているものはどれか。

  1. A平形反射式水面計は、ガラスの裏側から電灯を照らすことで水部を赤色に見せるものである
  2. Bガラス水面計の取付位置は、可視範囲の最下部が安全低水面と同じ高さになるようにする
  3. C丸形ガラス水面計は、主として最高使用圧力1.0MPa以下の丸ボイラーなどに用いられる
  4. D貫流ボイラーには蒸気ドラムがないため、水面が現れない
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正解:A平形反射式水面計は、ガラスの裏側から電灯を照らすことで水部を赤色に見せるものである

裏側から電灯を照らして赤色と緑色に見せるのは「二色水面計」であり、平形反射式は前面から見て黒白に分かれます。

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110差圧式流量計において、管の中に挿入される「絞り」の具体例として、正しい組み合わせはどれか。

  1. Aバケット、フロート
  2. Bテーパ管、バイメタル
  3. Cオリフィス、ベンチュリ管
  4. Dディスク、シリンダ
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正解:Cオリフィス、ベンチュリ管

テキストの差圧式流量計の解説において、絞りの例として「オリフィス、ベンチュリ管など」が明記されています。

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111安全弁の排気管底部に設けられる「開放したドレン抜き」について、もしここに誤って「閉止弁」を取り付けて完全に閉じた状態にした場合、どのような問題が発生するか。

  1. A安全弁の吹出し圧力が自動的に半分に低下する
  2. Bドレンが底部にたまり、蒸気の流れを妨げるだけでなく安全弁が腐食して作動不良を起こす原因となる
  3. C安全弁の軸心から排気管の中心までの距離が長くなる
  4. D取付管台の内径が入口径よりも広くなってしまう
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正解:Bドレンが底部にたまり、蒸気の流れを妨げるだけでなく安全弁が腐食して作動不良を起こす原因となる

ドレン抜きを閉じると復水がたまり、作動不良や腐食、蒸気の流れの阻害を引き起こすため、弁を設けず開放します。

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112主蒸気弁のうち、「蒸気の入口と出口は線上にあるが、蒸気の流れが弁内でS字形になるため、流れの抵抗が大きくなる」と説明されている弁はどれか。

  1. Aアングル弁
  2. B仕切弁
  3. C玉形弁
  4. Dゲート弁
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正解:C玉形弁

入口と出口が直線上にありながら流れがS字形になるのは「玉形弁」です。仕切弁は直進するため抵抗が小さいです。

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113蒸気トラップの形式のうち、作動原理が「蒸気とドレンの温度差」ではなく、「熱力学的性質の差」に分類される形式はどれか。

  1. Aディスク式
  2. Bバケット式
  3. Cバイメタル式
  4. Dベローズ式
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正解:Aディスク式

ディスク式やオリフィス式は、蒸気とドレンの「熱力学的性質の差」を利用するサーモダイナミック式に分類されます。

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114インゼクタ(蒸気噴射式ポンプ)に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. Aボイラーで発生した蒸気の噴射力を利用して水を吸い上げる装置である
  2. B給水ポンプの予備給水用として使用される
  3. C蒸気を混合して冷やすことによって水に変化させ、この混合水を加圧して給水する
  4. D流量の調整が容易であるため、大容量ボイラーの主給水設備として広く用いられる
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正解:D流量の調整が容易であるため、大容量ボイラーの主給水設備として広く用いられる

インゼクタは給水の圧力に限界があり流量調整も困難なため、比較的低圧のボイラーの予備用として使用されます。

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115温水暖房ボイラーと蒸気暖房装置に用いる暖房用蒸気ボイラーにおいて、水を循環または給水するために用いられるポンプの組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A温水暖房ボイラーには温水循環ポンプ、暖房用蒸気ボイラーには真空給水ポンプ
  2. B温水暖房ボイラーには真空給水ポンプ、暖房用蒸気ボイラーには温水循環ポンプ
  3. C両方のボイラーともに多段ディフューザポンプを必ず用いる
  4. D両方のボイラーともに渦流ポンプ(円周流ポンプ)を必ず用いる
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正解:A温水暖房ボイラーには温水循環ポンプ、暖房用蒸気ボイラーには真空給水ポンプ

暖房用温水ボイラーには温水循環ポンプが、蒸気暖房用の暖房用蒸気ボイラーには真空給水ポンプが用いられます。

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116ボイラーの自動制御におけるフィードバック制御の主な動作のうち、「偏差の時間的積分に比例して操作量を増減する」と定義されている動作はどれか。

  1. Aオンオフ動作
  2. B比例動作(P動作)
  3. C積分動作(I動作)
  4. D微分動作(D動作)
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正解:C積分動作(I動作)

偏差の時間的積分に比例して操作量を増減する動作は「積分動作(I動作)」です。

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117自動制御の動作のうち、「偏差があってもそれが変化しない限り動作しない」という特徴を持つものはどれか。

  1. Aオンオフ動作
  2. B微分動作(D動作)
  3. C比例動作(P動作)
  4. D積分動作(I動作)
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正解:B微分動作(D動作)

微分動作(D動作)は、偏差が変化する速度に比例して動作するため、偏差が一定で変化しない限り動作しません。

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118ドラム水位の制御方式のうち、「水位変化を検出してから給水を調節するため、負荷の変動が大きいときは水位変動が大きくなり、良好な制御が期待できない」とされているものはどれか。

  1. A2要素式
  2. B単要素式
  3. C3要素式
  4. D熱膨張管式(2要素式)
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正解:B単要素式

単要素式はドラム水位のみを検出して給水量を調節するため、負荷変動が大きいときは水位変動が大きくなります。

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119感温体の中に密封されている、「揮発性かつ膨張率の高い液体」の具体例として、該当しないものはどれか。

  1. Aシリコングリス
  2. Bトルエン
  3. Cエーテル
  4. Dアルコール
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正解:Aシリコングリス

感温体内の液体としてはトルエン、エーテル、アルコールが挙げられており、シリコングリスは保護管内に挿入するものです。

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120「ボイラーの低水位による事故の防止に関する技術上の指針」において、水位検出器の水側連絡管に設ける弁・コックの構造として指定されているものはどれか。

  1. A流体が直角に曲がるアングル形の構造
  2. B流体が直進できる直流形の構造
  3. C流体がS字形に曲がる玉形の構造
  4. D逆流を自動的に阻止する逆止め形の構造
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正解:B流体が直進できる直流形の構造

指針では、沈殿物による閉塞を防ぎ掃除を容易にするため、流体が直進できる「直流形の構造」と規定されています。

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