日本酒検定3級 ⑤ 日本酒の歴史にまつわる逸話

口噛み酒に始まる日本酒の起源、神事や祭礼との関わり、松尾大社など酒造祖神への信仰、灘・伏見をはじめとする酒どころの成立、近代以降の技術発展まで、日本酒の歴史を逸話とともに学ぶ分野です。年代や人物の暗記よりも「なぜそうなったか」のストーリーを押さえると忘れにくく、雑学問題にも強くなります。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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179日本で初めて誕生した酒は何だと推測されているか。

  1. A米から造った日本酒
  2. Bブドウから自然発酵したワイン
  3. C麦から造ったビール
  4. D芋から造った焼酎
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正解:Bブドウから自然発酵したワイン

長野県で発見された縄文時代の土器からブドウの種が見つかっており日本酒よりも先に自然発酵のワインが誕生したと考えられています。

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180米を使った日本酒造りの原型とされる古代の製法はどれか。

  1. A生米を水に浸して腐らせる
  2. B生米を口の中で噛んで吐き出す
  3. C米を煮詰めて飴状にする
  4. D米を土に埋めて発酵させる
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正解:B生米を口の中で噛んで吐き出す

生米を口の中で噛み唾液の酵素でデンプンを糖化させて発酵を促す「口噛み酒」が米を使った酒造りの原型とされています。

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181古代の「口噛み酒」の製造において主にその役割を担っていたのは誰か。

  1. A外国から来た職人
  2. B神事に携わる巫女などの女性
  3. C武士階級の男性
  4. D寺院の僧侶
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正解:B神事に携わる巫女などの女性

酒造りは神様への捧げ物という神事に関わる神聖な仕事であったため当時は巫女などの女性が担っていました。

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182京都の松尾大社が「酒造祖神」として全国の酒造関係者から信仰を集めている背景として正しいものはどれか。

  1. A日本で初めて酒造免許を発行した神社であるため
  2. B酒造りの神様である大山咋神などを祀っているため
  3. C境内の湧き水を使わないと日本酒が腐敗すると信じられていたため
  4. D江戸幕府の命令によりすべての酒蔵が氏子になるよう定められたため
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正解:B酒造りの神様である大山咋神などを祀っているため

松尾大社は酒造りの神である大山咋神などを祀り古くから酒造りとも関連が深かったため酒造祖神として信仰されています。

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183全国の酒蔵の軒先に吊るされる「酒林(杉玉)」の由来となっている大神神社の御神体はどれか。

  1. A富士山
  2. B比叡山
  3. C三輪山
  4. D筑波山
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正解:C三輪山

大神神社の御神体である三輪山の杉の葉で作られた杉玉が酒林の原点であり現在でも新酒ができた合図として全国で飾られます。

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184古事記などで酒は「ミワ」などのほか「クシ」とも呼ばれていたがこの言葉に込められた意味として正しいものはどれか。

  1. A毒物
  2. B貴重な水
  3. C永遠の命
  4. D薬や奇しい飲み物
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正解:D薬や奇しい飲み物

クシには薬という意味合いや飲むと気分が高揚する奇しい(不思議な)飲み物という意味が込められていたとされています。

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185米と米麹と水を使って造られる「どぶろく」が現在の酒税法において「清酒」に分類されない理由はどれか。

  1. Aアルコール度数が低すぎるため
  2. Bもろみをこす(濾す)工程を経ていないため
  3. C自家醸造されたものしかどぶろくと呼べないため
  4. D醸造アルコールを多量に添加しているため
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正解:Bもろみをこす(濾す)工程を経ていないため

酒税法上清酒は必ずこす工程が必要であるためもろみを全く濾過しないどぶろくはその他の醸造酒などに分類されます。

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186古代日本における酒造りの技術伝来について中国から伝わったとされる画期的な製法はどれか。

  1. A蒸留器を使ったアルコール抽出
  2. B木桶を使った長期熟成
  3. C麹(カビ)を使ったデンプンの糖化
  4. D酵母の純粋培養技術
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正解:C麹(カビ)を使ったデンプンの糖化

口噛み酒の後に中国から麹を使って米のデンプンを糖化させる技術が伝来し現在の日本酒造りの基礎となりました。

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187平安時代から室町時代にかけて現在の奈良県などの寺院で盛んに造られ高い評価を受けていた清酒のルーツとなる酒を何と呼ぶか。

  1. A貴族酒
  2. B僧坊酒
  3. C幕府酒
  4. D郷土酒
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正解:B僧坊酒

寺院(僧坊)は豊かな財力と高度な技術を持っていたためそこで造られた僧坊酒は非常に品質が高く重宝されました。

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188戦国時代に入り玄米ではなく精白した白米を用いることでより澄んだ美しい酒を造るようになった手法を何と呼ぶか。

  1. A寒造り
  2. B生酛造り
  3. C山廃仕込み
  4. D諸白造り
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正解:D諸白造り

麹米と掛米の両方に精白した白米を用いた酒を諸白と呼びこれが現在の澄んだ清酒の直接的な原型となりました。

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189江戸時代に伊丹や灘などで発達した冬の寒さを利用して効率よく良質な酒を大量生産する手法を何と呼ぶか。

  1. A菩提酛造り
  2. B柱焼酎
  3. C寒造り
  4. D四季醸造
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正解:C寒造り

気温が低く雑菌が繁殖しにくい冬場に集中的に酒を仕込む寒造りが定着し江戸時代にはこれが主流となりました。

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190戦国時代に琉球(沖縄)や南九州地方で始まったとされる本格焼酎や泡盛のルーツとなる酒造りの技術はどれか。

  1. A氷温熟成技術
  2. B瓶内二次発酵技術
  3. C蒸留技術
  4. D遠心分離技術
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正解:C蒸留技術

海外から蒸留の技術が伝わったことでもろみを加熱してアルコールを抽出する焼酎や泡盛の文化が南の地域から根付きました。

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191江戸時代に発明された「柱焼酎」という製法は日本酒のもろみに焼酎を添加するものであるがその主な目的は何か。

  1. A酒の腐敗を防ぎ香りを引き立てるため
  2. B酒の色を赤く着色するため
  3. Cアルコール度数を下げて飲みやすくするため
  4. D発酵速度を早めて生産期間を半減させるため
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正解:A酒の腐敗を防ぎ香りを引き立てるため

現代のアルコール添加の原型とも言える技術で度数を高めて雑菌による腐敗を防ぎつつ香りをスッキリさせる目的がありました。

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192「酒」という漢字に含まれる「酉」の象形文字が元々表していたものはどれか。

  1. A酒造りの神の使いである鳥
  2. B豊作を祝うための稲穂
  3. C水をすくうための柄杓
  4. D酒を醸すための壺や瓶
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正解:D酒を醸すための壺や瓶

酉という字は底が細く口がすぼまった酒壺の形を表しておりそこに液体を示すさんずいが付いて酒という字になりました。

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193日本酒の計量において古くから使われている尺貫法の「一升」は現代のメートル法でおよそ何リットルに相当するか。

  1. A約18リットル
  2. B約0.18リットル
  3. C約1.8リットル
  4. D約72リットル
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正解:C約1.8リットル

一升瓶でおなじみの一升は約1.8Lです。一合はその10分の1(180ml)、一斗は一升の10倍(18L)となります。

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194日本酒の計量単位を少ない順に正しく並べているものはどれか。

  1. A一升・一合・一斗
  2. B一合・一斗・一升
  3. C一斗・一升・一合
  4. D一合・一升・一斗
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正解:D一合・一升・一斗

一合(180ml)の10倍が一升(1.8L)一升の10倍が一斗(18L)となります。

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195神事に供えた酒や食物を儀式のあとに神と人間が共に分け合って飲食する日本の伝統的な習慣を何と呼ぶか。

  1. A精進落とし
  2. B屠蘇
  3. C直会(神人共食)
  4. D鏡開き
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正解:C直会(神人共食)

神に捧げたものを平等に分け合うことで神との結びつきを深める考え方であり日本の分かち合いの美意識の基本となっています。

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196日本で創業100年を超える「老舗企業」の業種別ランキングにおいて最も社数が多いとされる業種はどれか。

  1. A旅館やホテルの宿泊業
  2. B日本酒などの酒類製造業
  3. C醤油や味噌の調味料製造業
  4. D呉服や和装小物の小売業
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正解:B日本酒などの酒類製造業

帝国データバンクなどの調査によると日本で最も100年以上の歴史を持つ企業が多い業種は日本酒などの酒造業です。

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197平安時代や鎌倉時代から続く老舗の酒蔵が現代まで長く存続できた歴史的な背景として正しいものはどれか。

  1. A幕府から永久に税金を免除されていたため
  2. B海外への輸出を古くから独占していたため
  3. C寺院や神社の門前に位置し神事用の酒造りを担って保護されていたため
  4. D全国すべての酒蔵が国営化されていたため
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正解:C寺院や神社の門前に位置し神事用の酒造りを担って保護されていたため

現在に残る最古級の酒蔵の多くは神社仏閣の門前にあり神様への御神酒を造る役割を持っていたため戦乱などを生き抜くことができました。

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198昭和後期に起きた「淡麗辛口ブーム」の後平成に入ってから新たにブームとなり人気を集めた日本酒のタイプとして正しいものはどれか。

  1. A醸造アルコールを極限まで添加した普通酒
  2. Bアルコール度数を30度以上に高めた高アルコール酒
  3. C着色料や香料を添加した合成清酒
  4. D原点回帰ともいえる無濾過生原酒やスパークリング日本酒
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正解:D原点回帰ともいえる無濾過生原酒やスパークリング日本酒

平成以降はフルーティーな吟醸香を持つお酒や搾りたてのフレッシュさを活かした無濾過生原酒などが新たな層の支持を集めました。

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199日本政府が中心となり日本の國酒である日本酒や焼酎を海外にプロモーションするプロジェクトの名称はどれか。

  1. ACOOL JAPAN SAKE
  2. BSAKE EXPORT GLOBAL
  3. CENJOY JAPANESE KOKUSHU
  4. DWORLD WIDE WASHOKU
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正解:CENJOY JAPANESE KOKUSHU

2012年に立ち上がったこの國酒プロジェクトなどを契機に官民一体となって日本酒の海外輸出や魅力発信が積極的に行われています。

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2002006年から2021年にかけての日本酒の輸出金額と数量の推移について正しい傾向はどれか。

  1. A国内の消費量に比例して輸出も年々大きく減少している
  2. B金額および数量ともに右肩上がりで大きく成長している
  3. C数量は増えているが安売りが続き金額は減少している
  4. D輸出は法律で禁止されたため現在はゼロである
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正解:B金額および数量ともに右肩上がりで大きく成長している

和食のユネスコ無形文化遺産登録などの後押しもあり日本酒の輸出額と輸出量は近年大きく右肩上がりで成長を続けています。

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2012013年に京都市で初めて制定されその後全国の自治体に広がった地元の酒造業を応援するための条例はどれか。

  1. A日本酒無料化条例
  2. B毎日晩酌義務化条例
  3. Cビール輸入禁止条例
  4. D日本酒で乾杯条例
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正解:D日本酒で乾杯条例

地元の伝統産業である日本酒の普及を促進するため宴会の乾杯は地元産の日本酒で行うことを推奨する条例が全国に広がりました。

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202酒蔵を見学したり周辺の食や文化を楽しんだりする新しい観光の形として近年注目されている取り組みを何と呼ぶか。

  1. A醸造ワーケーション
  2. B発酵サバイバル
  3. C酒蔵ツーリズム
  4. D蔵人インターン
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正解:C酒蔵ツーリズム

佐賀県などで成功を収めた酒蔵ツーリズムは地域活性化のモデルとして全国の酒どころで同様の取り組みが行われています。

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203ロンドンで開催される世界最大規模のワイン品評会「IWC」において近年新設され日本酒の国際的な評価を高めた部門はどれか。

  1. ASAKE(日本酒)部門
  2. Bライスワイン部門
  3. Cスピリッツ部門
  4. Dアジアンリカー部門
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正解:ASAKE(日本酒)部門

インターナショナルワインチャレンジにSAKE部門が設けられたことは日本酒が世界の醸造酒と肩を並べた象徴的な出来事です。

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204近年日本各地で開催される大規模な日本酒試飲イベントにおいて特に増加傾向にある参加者の層はどれか。

  1. A醸造機械のメーカー関係者のみ
  2. B20代から30代の若年層や外国人客など
  3. C高齢の男性愛好家のみ
  4. D日本酒の免許を持ったプロの唎酒師のみ
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正解:B20代から30代の若年層や外国人客など

ワイングラスで楽しむイベントなどスタイリッシュな企画が増え、これまで馴染みが薄かった若年層や外国人客などの参加が増えています。

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205日本酒の国内消費量のピークはおおよそいつ頃であったか。

  1. A1910年代
  2. B1940年代
  3. C2010年代
  4. D1970年代
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正解:D1970年代

国内の日本酒消費量は昭和40年代後半にピークを迎えその後は他のお酒の台頭やライフスタイルの変化により減少傾向にあります。

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206国内の全体的な日本酒消費量が減少している中で逆に出荷割合を伸ばし人気を集めているカテゴリはどれか。

  1. A糖類を添加した普通酒
  2. B純米酒や純米吟醸酒などの特定名称酒
  3. Cアルコール度数が5度以下の極薄酒
  4. D未成年のためのノンアルコール日本酒
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正解:B純米酒や純米吟醸酒などの特定名称酒

消費量は減っていますが質の高いお酒を少しずつ楽しむという嗜好の変化により純米酒や吟醸酒などの特定名称酒の割合は増えています。

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207日本酒の海外輸出について近年の傾向として正しいものはどれか。

  1. A国内消費が減っているため海外輸出もほとんど行われていない
  2. B海外での日本食人気などを背景に輸出は伸びているが、全体から見るとまだ拡大余地がある
  3. C日本酒は法律で海外輸出が禁止されている
  4. D日本酒のほとんどは海外向けに造られており国内ではほぼ流通していない
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正解:B海外での日本食人気などを背景に輸出は伸びているが、全体から見るとまだ拡大余地がある

日本食人気や國酒プロジェクトなどを背景に日本酒の海外輸出は伸びています。一方で国内生産全体から見ると輸出割合はまだ大きくなく、今後の拡大余地があります。

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208日本酒造りの最高責任者である「杜氏」の集団のうち岩手県を拠点とし日本三大杜氏の一つに数えられるのはどれか。

  1. A越後杜氏
  2. B丹波杜氏
  3. C南部杜氏
  4. D能登杜氏
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正解:C南部杜氏

岩手県の南部杜氏は日本最大の規模を誇る杜氏集団であり越後杜氏や丹波杜氏とともに日本三大杜氏と呼ばれています。

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209日本三大杜氏の一つである「越後杜氏」はどの都道府県を拠点とする杜氏集団か。

  1. A青森県
  2. B福井県
  3. C秋田県
  4. D新潟県
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正解:D新潟県

雪深い新潟県を拠点とする越後杜氏は農閑期の冬場に酒蔵へ出稼ぎに出る形で全国各地の酒造りを支えてきました。

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210日本三大杜氏の一つである「丹波杜氏」はどの都道府県を中心とした地域を拠点としているか。

  1. A兵庫県
  2. B広島県
  3. C高知県
  4. D福岡県
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正解:A兵庫県

現在の兵庫県中東部を拠点とする丹波杜氏は日本一の酒どころである灘などの酒造りを中心に活躍してきました。

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211近年季節労働者としての伝統的な杜氏集団に頼らず酒蔵の経営者自身が杜氏の役割を兼任するケースが増えているがこれを何と呼ぶか。

  1. A名誉杜氏
  2. B機械杜氏
  3. C外部委託杜氏
  4. D蔵元杜氏
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正解:D蔵元杜氏

後継者不足などを背景に蔵元みずからが醸造学を学び酒造りの陣頭指揮を執る蔵元杜氏が全国で増加しています。

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212日本酒業界が未来に向けて取り組むべき課題として最も適切なものはどれか。

  1. A国内の酒蔵をすべて1つの巨大企業に統合すること
  2. B外国人杜氏のみを採用し伝統を排除すること
  3. C米を使わず化学的にアルコールを合成する技術を確立すること
  4. D日本酒文化を継承し国内外のより多くの人に知ってもらう努力を続けること
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正解:D日本酒文化を継承し国内外のより多くの人に知ってもらう努力を続けること

消費量の減少や後継者問題などがある中で、日本酒文化と高度な醸造技術を未来へ継承し、国内外へ発信していくことが重要です。

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213古事記に記された「八塩折之酒」はどのような神話の場面で登場する酒か。

  1. A天照大御神が天の岩戸に隠れた際に供えられた
  2. B須佐之男命がヤマタノオロチを退治する際に飲ませた
  3. C神武天皇が東征の出発前に兵士たちに振る舞った
  4. D大国主神が国譲りの際に宴会で用いた
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正解:B須佐之男命がヤマタノオロチを退治する際に飲ませた

何度も醸造を繰り返して造った強い酒をヤマタノオロチに飲ませて酔い潰し退治したという有名な神話があります。

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214古代の酒造りにおいて「口噛み酒」が行われていたことを裏付けるような現在でも一部地域や祭事で見られる儀式はどれか。

  1. A参拝者が神社で生米を噛む儀式
  2. B収穫した米をすべて川に流す儀式
  3. C巫女が米を噛んで吐き出す所作を模した神事
  4. D神主が酒を火で燃やす儀式
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正解:C巫女が米を噛んで吐き出す所作を模した神事

現在でも沖縄の祭祀などでかつての口噛み酒の風習を模したような儀式が伝統文化として一部に残されている地域があります。

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215昭和初期に開発され木桶に代わって酒造りの主流となった衛生的で温度管理がしやすいタンクの素材は何か。

  1. Aプラスチック
  2. Bチタン
  3. Cガラス
  4. D琺瑯(ホーロー)
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正解:D琺瑯(ホーロー)

昭和に入ると雑菌の繁殖を防ぎやすく冷却装置も取り付けやすいホーロータンクが普及しました。

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216「酒は百薬の長」という言葉を踏まえた適正飲酒の考え方として正しいものはどれか。

  1. A毎日必ず一升以上の日本酒を飲むこと
  2. Bアルコール度数の高い原酒を空腹時に一気に飲むこと
  3. C薬を服用する際に必ず日本酒で飲むこと
  4. D自分の適量を知り和らぎ水とともに食事と一緒に楽しむこと
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正解:D自分の適量を知り和らぎ水とともに食事と一緒に楽しむこと

飲酒はあくまで適量を守ることが前提であり、食事を楽しみながら和らぎ水を飲むなど無理のない飲み方が大切です。

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217戦後から高度経済成長期にかけて米不足を補う目的で普及した「三増酒」の特徴は何か。

  1. A通常の3倍の期間をかけて熟成させた酒
  2. B3つの異なる酒蔵の酒をブレンドした酒
  3. C米から造った酒に醸造アルコールや糖類などを加えて量を約3倍に増やした酒
  4. D通常の3倍の量の酒造好適米を使用した酒
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正解:C米から造った酒に醸造アルコールや糖類などを加えて量を約3倍に増やした酒

少ない米から多くの酒を造るためにアルコールや糖類で水増しする技術が普及しこれが現在の普通酒のルーツの一つとなりました。

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218現代の日本酒市場において特定の地域で栽培された米と地元の水を使いその土地ならではの個性を強調する考え方を何と呼ぶか。

  1. Aテロワール
  2. Bグローバルスタンダード
  3. Cマスプロダクション
  4. Dフランチャイズ
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正解:Aテロワール

ワインの世界でよく使われる気候風土の個性という概念が日本酒にも取り入れられ地元の原料にこだわった地酒の価値が高まっています。

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YouTube「無類の資格好き - 検定対策」で公開している日本酒検定3級の一問一答です。移動中や家事の合間の復習にどうぞ。

聞き流し問1〜25|基礎定義を一問一答で総復習【聞き流し】聞き流し問26〜50|原料と製法を一問一答で総復習【聞き流し】聞き流し問51〜75|特定名称酒を一問一答で総復習【聞き流し】
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