第240問総会で受け取った委任状の取り扱いとして、不適当なものはどれか。
- A委任状は決議の証拠となる文書なので、しばらくは保管する必要がある。
- B委任される人の氏名を記入する箇所が空欄のまま提出されてもよい。
- C委任された人の議決権行使が済んだ後は、速やかに本人に返送する。
- D特に指名がない場合は、理事長などのその団体の長に委任するのが一般的である。
会議運営とビジネス文書・文書の取り扱いに関する実務スキルを問う分野です。株主総会や各種会議の用語(定足数・動議・諮問・採択)、委任状や議決権行使書の扱い、社内外文書の形式や慣用表現、社交文書、郵便物の種類と発送方法が頻出です。準1級では文書の書式や敬称・頭語結語の使い分け、機密文書の取り扱いなど、正確さが求められる問題が多く出ます。用語と書式のルールを混同しないよう、種類ごとに整理して覚えることが得点の近道です。出題数40問。
この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.発言はできるが議決権を持たない出席者、または発言権も議決権もない傍聴者のことである。
オブザーバーは議決権を持たない出席者(または傍聴者)であり、可否同数時であっても議決に加わることはできない。
この問題の解説ページを開く →正解:A.会議のメンバーではないが、お茶とコーヒーのお代わりにいつでも対応できるよう部屋の隅に控えている。
秘書は会議のメンバーではないので、そのために部屋の隅に控えているなどは不適当である(連絡があったら出せる態勢をとればよい)。
この問題の解説ページを開く →正解:C.当日持参を忘れる出席者のために予備を用意し、当日配布資料も少し多めに用意する。
開催通知同封資料は忘れる人のために予備を用意し、当日配布資料も急な出席者を想定して少し多めに用意する。
この問題の解説ページを開く →正解:A.願い書 ― 責任を取って辞職すべきかどうかの判断を上司に仰ぐ文書
責任を取って辞職すべきかどうかの判断を上司に仰ぐ文書は「進退伺」である。「願い書」は上役や上部機関に指示を請う文書をいう。
この問題の解説ページを開く →正解:A.催促状 ― 約束したことが催促をしても実行されなかったときに、改めて催促する文書
約束したことが催促をしても実行されなかったときに改めて催促する文書は「督促状」である。「催促状」は約束したことが実行されていないときに催促する文書をいう。
この問題の解説ページを開く →正解:A.挨拶状 ― 役職者の異動や社長交代などを知らせる、商取引に関する事務的な文書
挨拶状は社交文書(社交的・儀礼的な文書)に分類され、商取引に関する事務的文書とは区別される。
この問題の解説ページを開く →正解:D.前文の時候の挨拶において、「時下」の後に続けて「向暑の候」などの時候を並べて用いる。
「時下」と「向暑の候」などは意味が重複するため、並べて使うのは不適当である。
この問題の解説ページを開く →正解:A.頭語や時候の挨拶、日ごろの礼などは省略して、すぐに主文から書き出す。
悔やみ状や見舞状は「取る物も取りあえず」出すものなので、時候の挨拶や日ごろの礼は省略して主文から書き出す。
この問題の解説ページを開く →正解:C.二つ折りのカード紙を使い、右に前任者、左に後任者の挨拶を1枚の用紙に続ける。
社長交代の挨拶状などは、前任者と後任者の挨拶を1枚の用紙(二つ折りカード紙の右に前任者、左に後任者)に続けることがある。また句読点は付けないことがある。
この問題の解説ページを開く →正解:D.スペースに限りがあるため、裏面は発信者名と受信者名を省略して本文のみ書くこともよくある。
はがきに書く場合、スペースに限りがあるので裏面の発信者名・受信者名を省略して本文(頭語から結語まで)のみ書くこともよくある。
この問題の解説ページを開く →正解:D.高見 ― 「見る」という意味。使用例:「カタログをお送りいたしましたのでご高見くださるようお願い申し上げます」
「高見」は「意見」という意味である。「見る」という意味で使用する場合は「ご高覧くださるよう」などとする。
この問題の解説ページを開く →正解:B.受領:拝受・受取 ― ご査収・お納め
受領において、相手が書類をよく確認して受け取ることは「ご査収」、贈答品を受け取ることは「お納め・ご笑納」となる。自分側は「拝受」である。
この問題の解説ページを開く →正解:D.万障お繰り合わせの上、何とぞご臨席くださいますようお願い申し上げます。
招待状では「万障お繰り合わせの上、何とぞご臨席(またはご来館、ご来席、ご列席)くださいますようお願い申し上げます」という慣用表現を使う。
この問題の解説ページを開く →正解:C.ご同慶の至りに存じ、慶賀の至りとして努力いたす所存でございます。
「ご同慶の至り」「慶賀の至り」は相手の慶事を祝う言葉であり、自分の着任挨拶で努力の決意を述べる言葉としては不適当である。
この問題の解説ページを開く →正解:C.しばらくは無理をなさらず ― ご賢察ください
「ご賢察ください」は事情を察してくださいという意味である。心配無用を伝えるのは「ご休心」「ご放意」「ご放念」である。
この問題の解説ページを開く →正解:B.白い洋形封筒で宛て名も差出人も毛筆で書かれた個人名だったが、取引先の個人からだったので開封して中身を確認した。
差出人が個人名の場合は私信として扱い、「個人名のものは開封しない」が原則である。取引先であっても個人名は開封しない。
この問題の解説ページを開く →正解:A.書留は内容の公私に関係なく「受信簿」に記録し、開封せずに上司に渡す。
「親展」の表示がある場合や「書留」で届いたときは、開封しないで上司に渡す。また書留は全て受信簿に記録する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.一般の文書と一緒に内容が分からないように封筒に入れ、封をして同じフォルダーで保管する。
秘文書は一般の文書とは別にして、鍵のかかるキャビネットで管理するのが原則である。一緒にファイルしてはいけない。
この問題の解説ページを開く →正解:B.発送は料金別納郵便の普通郵便で郵送し、事前の連絡は一切行わない。
秘文書を社外に発送するときは、簡易書留で郵送し、できれば送る前に受信者に連絡しておくのが適切である。
この問題の解説ページを開く →正解:B.宛て名:先輩の名前+様 / 上司名:山田和夫 / 封筒:会社名の入った社用封筒
個人的な付き合いのある先輩であっても仕事の件での書状はビジネス上の社交文書になるため、宛て名は「様」、封筒は会社名の入ったものを使う。
この問題の解説ページを開く →正解:D.料金別納や料金後納にせず、手間がかかっても1通ずつ切手(多くは慶事用)を貼る。
格式を重んじる内容の儀礼的な文書は、料金別納や後納にせず、1通ずつ慶事用などの切手を貼るのがマナーである。
この問題の解説ページを開く →正解:D.調査用紙:料金別納郵便 / 返信用封筒:料金受取人払
アンケート調査では、調査用紙を「料金別納郵便」にし、返信用封筒を「料金受取人払」にすることで経費や手間を抑えることができる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.現金書留 ― 現金を送るための郵便であり、商品券などの金券を送るのにも必ずこれを使用しなければならない。
商品券は現金ではないため現金書留ではなく、簡易書留(5万円を超えたら一般書留)で送るのが適当である。
この問題の解説ページを開く →正解:C.内容証明 ― いつ、どんな内容の文書を誰から誰へ差し出したかを日本郵便が証明するサービス。ポスト投函できる。
書留や配達証明、内容証明などの特殊取扱郵便は郵便局の窓口に差し出すもので、ポストには投函できない。
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