FP技能士2級 ① ライフプランニング・資金計画

FP6分野の入口となる分野です。ライフプランニングの手法(キャッシュフロー表・個人バランスシート・6つの係数)、教育資金や住宅ローン(フラット35・繰上げ返済・借換え)、そして健康保険・雇用保険・労災保険・公的介護保険といった社会保険制度が中心です。傷病手当金や高額療養費、育児休業給付など給付の要件が細かく問われます。係数の使い分けと各種給付の数値要件を表で整理して押さえるのが得点のコツです。

この分野の問題50問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

クイズモードで挑戦 →

1FPの職業的原則に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A顧客の立場に立って、顧客の利益を優先するようなプランニングを行わなければならない。
  2. B顧客の知識や判断が誤っていた場合でも、顧客の意思を尊重してそのままプランニングを行うべきである。
  3. C顧客から得た個人情報を顧客の許可なく、第三者に漏らしてはいけない。
  4. DFPの業務を行うにあたって必要な場合は、顧客の許可を得れば第三者に顧客の情報を伝えてもよい。
正解と解説を見る

正解:B顧客の知識や判断が誤っていた場合でも、顧客の意思を尊重してそのままプランニングを行うべきである。

顧客の知識や判断が誤っていた場合には、それを修正する必要があります。

この問題の解説ページを開く →

2FP業務と関連法規に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

  1. A税理士資格を有しないFPは、有償無償を問わず、一般的な税法の解説を行うことはできない。
  2. B金融商品取引業の登録を受けていないFPは、金融商品の一般的な説明を行うことはできる。
  3. C弁護士資格を持たないFPは、顧客の依頼に応じて遺言書の作成指導を行うことができる。
  4. D社会保険労務士資格を持たないFPは、無償であっても年金請求書を作成し委任状をもって提出することはできない。
正解と解説を見る

正解:B金融商品取引業の登録を受けていないFPは、金融商品の一般的な説明を行うことはできる。

金融商品取引業の登録を受けていないFPでも金融商品の一般的な説明は可能です。

この問題の解説ページを開く →

3FPがセミナーで使用する資料を作成する際の著作権に関する次の記述のうち、著作権法に抵触するものはどれか。

  1. A官公庁の広報資料ではない他人の著作物をセミナーのレジュメで無断で使用する行為。
  2. B法令、条例、通達、判例などを資料に掲載する行為。
  3. C他人の著作物を個人的に、あるいは家庭内などの範囲で使用する行為。
  4. D国が公表している「転載禁止」の表示がない統計資料を出典を明記して使用する行為。
正解と解説を見る

正解:A官公庁の広報資料ではない他人の著作物をセミナーのレジュメで無断で使用する行為。

他人の著作物を使用する場合、原則として著作者の許諾が必要です。

この問題の解説ページを開く →

4ライフプランニングの手法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. Aライフイベント表は、家族の将来のライフイベントとそれに必要な資金の額を時系列にまとめた表である。
  2. Bキャッシュフロー表の変動率として、給料であれば昇給率、基本生活費等であれば物価上昇率を用いる。
  3. Cキャッシュフロー表の収入欄には、額面の年収ではなく、一般的に可処分所得を記入する。
  4. D個人バランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、作成時点の時価ではなく取得時点の価額で計上する。
正解と解説を見る

正解:D個人バランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、作成時点の時価ではなく取得時点の価額で計上する。

個人バランスシートの資産と負債の金額は、取得価額ではなく作成時点の時価で記入します。

この問題の解説ページを開く →

5現在の給与収入(可処分所得)が600万円、変動率(昇給率)を1%とした場合、キャッシュフロー表における3年後の給与収入の金額として正しいものはどれか。なお、計算結果は万円未満を切り捨てること。

  1. A606万円
  2. B618万円
  3. C612万円
  4. D624万円
正解と解説を見る

正解:B618万円

3年後の収入は、600万円×(1+0.01)の3乗となり、約618万円となります。

この問題の解説ページを開く →

6会社員のAさんの当年度の収入等が以下の通りである場合、可処分所得の金額として正しいものはどれか。収入:850万円、所得税・住民税:80万円、健康保険料:37万円、厚生年金保険料:69万円、雇用保険料:5万円、個人年金保険料:24万円、火災保険料:10万円

  1. A659万円
  2. B625万円
  3. C683万円
  4. D850万円
正解と解説を見る

正解:A659万円

可処分所得は、年収から社会保険料と所得税および住民税を差し引いた金額(850万円-80万円-37万円-69万円-5万円=659万円)です。

この問題の解説ページを開く →

7年利2%で毎年20万円を5年間積み立てた場合の5年後の元利合計金額を求めるために使用する係数として、正しいものはどれか。

  1. A終価係数
  2. B現価係数
  3. C年金終価係数
  4. D減債基金係数
正解と解説を見る

正解:C年金終価係数

毎年一定金額を積み立てた場合の一定期間後の元利合計を求めるには、年金終価係数を用います。

この問題の解説ページを開く →

81,000万円を年利3%で運用しながら5年間で取り崩した場合の毎年の受取額を求める式として、正しいものはどれか。なお、期間5年・年利3%の各種係数は以下の通りとする。終価係数:1.1593、現価係数:0.8626、年金終価係数:5.3091、減債基金係数:0.1884、資本回収係数:0.2184、年金現価係数:4.5797。

  1. A1,000万円×0.1884
  2. B1,000万円×4.5797
  3. C1,000万円×0.2184
  4. D1,000万円×0.8626
正解と解説を見る

正解:C1,000万円×0.2184

現在の一定金額を一定期間で取り崩した場合の毎年の受取額を計算するには資本回収係数を用います。

この問題の解説ページを開く →

9年利3%で5年後に500万円を用意するために必要な毎年の積立額を求める計算式として、正しいものはどれか。なお、各種係数は以下の通りとする。現価係数:0.8626、年金終価係数:5.3091、減債基金係数:0.1884、資本回収係数:0.2184。

  1. A500万円×0.8626
  2. B500万円×0.1884
  3. C500万円×5.3091
  4. D500万円×0.2184
正解と解説を見る

正解:B500万円×0.1884

一定期間後に一定金額を用意するための毎年の積立額を計算するには減債基金係数を用います。

この問題の解説ページを開く →

10係数の活用に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A現在の金額を複利で運用した場合の一定期間後の金額を求めるには、終価係数を用いる。
  2. B将来の一定期間にわたって一定額を受け取るために必要な元本を計算するには、年金現価係数を用いる。
  3. C毎年一定金額を積み立てた場合の一定期間後の元利合計を求めるには、年金終価係数を用いる。
  4. D一定期間後に一定金額に達するために必要な現在の元本を求めるには、資本回収係数を用いる。
正解と解説を見る

正解:D一定期間後に一定金額に達するために必要な現在の元本を求めるには、資本回収係数を用いる。

一定期間後に一定金額に達するために必要な現在の元本を求めるには現価係数を用います。

この問題の解説ページを開く →

11教育資金の準備方法の一つであるこども保険(学資保険)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. A親(契約者)が死亡または高度障害となった場合、以後の保険料の支払いが免除され、満期保険金や入学祝金を受け取ることができる。
  2. B親(契約者)が死亡した場合でも、以後の保険料の支払いは免除されず、満期まで払い続ける必要がある。
  3. C被保険者である子供が死亡した場合、保険金や給付金はいっさい受け取ることができない。
  4. D親が死亡した後、保険期間終了時まで年金(育英年金)が支払われるタイプのこども保険は存在しない。
正解と解説を見る

正解:A親(契約者)が死亡または高度障害となった場合、以後の保険料の支払いが免除され、満期保険金や入学祝金を受け取ることができる。

親が死亡または高度障害となった場合、それ以後の保険料の支払いが免除され、満期保険金等を受け取ることができます。

この問題の解説ページを開く →

12教育一般貸付(国の教育ローン)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A融資限度額は学生1人につき最高350万円(一定の場合は450万円)である。
  2. B資金使途は、入学金や授業料などの学校納付金と受験にかかった費用に限定されており、住居費用には利用できない。
  3. C融資金利は固定金利である。
  4. D融資期間は最長20年である。
正解と解説を見る

正解:B資金使途は、入学金や授業料などの学校納付金と受験にかかった費用に限定されており、住居費用には利用できない。

国の教育ローンの資金使途は、学校納付金や受験費用のほか、住居費用やパソコン購入費など幅広く利用できます。

この問題の解説ページを開く →

13日本学生支援機構が行う奨学金制度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A奨学金制度の利用要件には、親の所得金額に係る基準はいっさい設けられていない。
  2. B貸与対象者は原則として保護者であり、学生本人が対象となることはない。
  3. C第1種奨学金は無利子であり、第2種奨学金は有利子である。
  4. D申込時期は1年中いつでも可能である。
正解と解説を見る

正解:C第1種奨学金は無利子であり、第2種奨学金は有利子である。

日本学生支援機構の第1種奨学金は無利子、第2種奨学金は在学中は無利子で卒業後は有利子となります。

この問題の解説ページを開く →

14高等教育の修学支援新制度(給付型)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A世帯収入や資産の要件を満たしていれば、進学先で学ぶ意欲に関係なく支給される。
  2. B住民税非課税世帯等の学生を対象とした、返還を要しない給付型の奨学金制度である。
  3. C授業料と入学金の減額または免除は、各大学等が行う。
  4. D日本学生支援機構が行う給付型奨学金の支給が含まれる。
正解と解説を見る

正解:A世帯収入や資産の要件を満たしていれば、進学先で学ぶ意欲に関係なく支給される。

支援対象となる学生は、世帯収入や資産の要件を満たしており、かつ進学先で学ぶ意欲がある学生です。

この問題の解説ページを開く →

15住宅ローンの金利タイプに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A固定金利型は、ローン申込時または実行時の金利が返済終了まで変わらず適用される。
  2. B変動金利型は、市場の金利の変動に応じて金利が変動する。
  3. C固定金利選択型は、固定金利の期間が長いほど、固定金利期間の金利は低くなる。
  4. D固定金利選択型は、固定金利期間が終了したあと、固定金利か変動金利かを選択できる。
正解と解説を見る

正解:C固定金利選択型は、固定金利の期間が長いほど、固定金利期間の金利は低くなる。

固定金利選択型は、固定金利の期間が長いほど金利は高くなります。

この問題の解説ページを開く →

16住宅ローンの返済方法である元利均等返済と元金均等返済の比較に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A元金均等返済は、毎回の返済額(元金+利息)が一定となる返済方法である。
  2. B返済期間等が同一の場合、元利均等返済のほうが元金均等返済に比べて総返済額が少なくなる。
  3. C元金均等返済は、返済期間が経過するにつれ、利息を含めた毎回の返済額が増加していく。
  4. D元利均等返済は、返済期間の当初は利息の部分が大きく、期間が経過するとともに元金の部分が増える。
正解と解説を見る

正解:D元利均等返済は、返済期間の当初は利息の部分が大きく、期間が経過するとともに元金の部分が増える。

元利均等返済は毎回の返済額が一定で、当初は利息部分が大きく徐々に元金部分が増える特徴があります。

この問題の解説ページを開く →

17財形住宅融資に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A財形貯蓄残高が10万円以上あれば融資条件を満たす。
  2. B適用金利は全期間固定金利であり、金利の見直しは行われない。
  3. C購入価格の100%まで融資を受けることができる。
  4. D融資金額は、財形貯蓄残高の10倍以内で、最高4,000万円である。
正解と解説を見る

正解:D融資金額は、財形貯蓄残高の10倍以内で、最高4,000万円である。

財形住宅融資は、財形貯蓄残高が50万円以上必要で、残高の10倍以内(最高4,000万円)、購入価格の90%以内が融資額となります。

この問題の解説ページを開く →

18長期固定金利型の住宅ローンである「フラット35」に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. Aフラット35の申込日時点の年齢は、満70歳以上でなければならない。
  2. B保証人や保証料は不要である。
  3. C繰上げ返済の手数料は無料である。
  4. Dセカンドハウス購入資金には利用できるが、リフォーム資金には原則利用できない。
正解と解説を見る

正解:Aフラット35の申込日時点の年齢は、満70歳以上でなければならない。

フラット35の申込時の年齢要件は、申込日時点で70歳未満です。

この問題の解説ページを開く →

19フラット35の利用条件に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A年収に対するすべての借入の年間合計返済額の割合は、年収に関わらず一律で35%以下でなければならない。
  2. B店舗併用住宅の場合、住宅部分の床面積が3分の1以上であれば利用できる。
  3. C返済期限の下限は、申込者の年齢に関わらず一律で15年である。
  4. D新築住宅の場合、すべて省エネ基準に適合している必要がある。
正解と解説を見る

正解:D新築住宅の場合、すべて省エネ基準に適合している必要がある。

フラット35を利用する新築住宅は、すべて省エネ基準に適合している必要があります。

この問題の解説ページを開く →

20住宅ローンの繰上げ返済に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A返済額軽減型は、毎回の返済額を変えずに返済期間を延長する方法である。
  2. B返済期間短縮型は、返済額軽減型に比べて利息の軽減効果が小さい。
  3. C返済額軽減型は、返済期間は短くなるが、毎回の返済額は変わらない。
  4. D返済期間短縮型は、毎回の返済額を変えずに返済期間を短縮する方法である。
正解と解説を見る

正解:D返済期間短縮型は、毎回の返済額を変えずに返済期間を短縮する方法である。

返済期間短縮型は、毎回の返済額を変えずに返済期間を短縮する方法で、返済額軽減型よりも利息の軽減効果が大きいです。

この問題の解説ページを開く →

21住宅ローンの借換えに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A借換えには費用がかからないため、単純に金利差のみで返済負担の軽減効果を判断すればよい。
  2. B公的融資は借換えでの利用はできないため、借換えの場合は民間のローンを利用する。
  3. C団体信用生命保険(団信)は、借換えに伴い加入しなおす必要がある。
  4. D現在加入している火災保険は、借換え後も継続することができる。
正解と解説を見る

正解:A借換えには費用がかからないため、単純に金利差のみで返済負担の軽減効果を判断すればよい。

借換えには印紙代や保証料、登記費用などの費用がかかるため、費用を含めて返済負担の軽減効果があるかを判断する必要があります。

この問題の解説ページを開く →

22日本の社会保険の種類として、含まれないものはどれか。

  1. A医療保険
  2. B生命保険
  3. C介護保険
  4. D労災保険
正解と解説を見る

正解:B生命保険

社会保険には、医療保険、介護保険、年金保険、労災保険、雇用保険があります。生命保険は私的保険に分類されます。

この問題の解説ページを開く →

23公的医療保険における医療費の自己負担割合に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A小学校入学後から70歳未満までの自己負担割合は3割である。
  2. B小学校入学前の自己負担割合は1割である。
  3. C75歳以上の現役並み所得者の自己負担割合は2割である。
  4. D70歳以上75歳未満の一般所得者の自己負担割合は1割である。
正解と解説を見る

正解:A小学校入学後から70歳未満までの自己負担割合は3割である。

小学校入学後から70歳未満までの医療費自己負担割合は原則として3割です。

この問題の解説ページを開く →

24健康保険の適用事業所に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A株式会社などの法人は、従業員の人数にかかわらず強制適用事業所となる。
  2. B健康保険の適用事業所になると、同時に厚生年金保険の適用事業所になる。
  3. C個人事業所のうち農林漁業やサービス業は、常時5人以上の従業員がいても強制適用事業所とはならない。
  4. D個人事業所の場合、常時使用する従業員が5人以上であれば、業種に関わらずすべて強制適用事業所となる。
正解と解説を見る

正解:D個人事業所の場合、常時使用する従業員が5人以上であれば、業種に関わらずすべて強制適用事業所となる。

個人事業所で常時5人以上の従業員がいても、農林漁業やサービス業は強制適用事業所の対象外となります。

この問題の解説ページを開く →

25健康保険の被扶養者の要件に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A被扶養者になるための年間収入要件は、年齢に関わらず一律で130万円未満である。
  2. B被保険者と同居している場合、被扶養者の年間収入は被保険者の年間収入の3分の2未満でなければならない。
  3. C60歳以上または障害者の場合、被扶養者になるための年間収入要件は180万円未満となる。
  4. D配偶者ではない19歳以上23歳未満の場合、年間収入要件は130万円未満となる。
正解と解説を見る

正解:C60歳以上または障害者の場合、被扶養者になるための年間収入要件は180万円未満となる。

被扶養者の年間収入要件は原則130万円未満ですが、60歳以上または障害者の場合は180万円未満となります。

この問題の解説ページを開く →

26健康保険の保険料に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A健康保険料は、事業主と被保険者で半分ずつ負担する。
  2. B産前産後休業期間中および育児休業期間中の社会保険料は、被保険者分のみ免除され、事業主分は納付しなければならない。
  3. C協会けんぽの保険料率は都道府県ごとに異なる。
  4. D組合健保の保険料率は、一定の範囲内で組合が決めることができるが、被保険者の負担割合を2分の1超にすることはできない。
正解と解説を見る

正解:B産前産後休業期間中および育児休業期間中の社会保険料は、被保険者分のみ免除され、事業主分は納付しなければならない。

産前産後休業期間中および育児休業期間中の社会保険料は、被保険者分だけでなく事業主分も免除されます。

この問題の解説ページを開く →

27健康保険の出産に関する給付についての次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A出産育児一時金は、産科医療補償制度に加入している病院等で出産した場合、一児につき一律30万円が支給される。
  2. B出産手当金の1日あたりの支給額は、標準報酬月額の平均額を30日で割った金額の2分の1である。
  3. C出産手当金は、出産前の42日間(多胎妊娠の場合は98日間)、出産後の56日間のうち、仕事を休んだ日数分が支給される。
  4. D家族出産育児一時金は、被扶養者が出産した場合には支給されない。
正解と解説を見る

正解:C出産手当金は、出産前の42日間(多胎妊娠の場合は98日間)、出産後の56日間のうち、仕事を休んだ日数分が支給される。

出産手当金は、出産前42日・出産後56日のうち休業した日数分、支給開始日以前12カ月間の標準報酬月額平均の3分の2相当額が支給されます。

この問題の解説ページを開く →

28健康保険の傷病手当金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A休業3日目から支給が開始されるため、最初の3日間も給付の対象となる。
  2. B病気やケガのため仕事を連続して3日以上休み、十分な給料を受けられない場合に支給される。
  3. C休業4日目から通算して1年6カ月間、支給される。
  4. D1日あたりの支給額は、原則として支給開始日以前12カ月間の各月の標準報酬月額を平均した額を30日で割った金額の3分の2である。
正解と解説を見る

正解:A休業3日目から支給が開始されるため、最初の3日間も給付の対象となる。

傷病手当金は連続して3日以上休んだ場合、休業4日目から支給されます(最初の3日間は待期期間です)。

この問題の解説ページを開く →

29健康保険の任意継続被保険者に関する要件として、正しいものはどれか。

  1. A退職前の健康保険に継続して1ヵ月以上加入している必要がある。
  2. B退職後最長2年間、退職前の健康保険に加入することができる。
  3. C退職日の翌日から14日以内に申請しなければならない。
  4. D保険料は、在職中と同様に事業主と被保険者で半分ずつ負担する。
正解と解説を見る

正解:B退職後最長2年間、退職前の健康保険に加入することができる。

任意継続被保険者は、継続して2ヵ月以上加入等の要件を満たせば退職後2年間加入でき、保険料は全額自己負担となります。

この問題の解説ページを開く →

30国民健康保険(国保)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A健康保険と同様に、業務外の傷病に対して休業時の所得補償として傷病手当金が必ず支給される。
  2. B都道府県と市区町村が共同で保険者になるものと、国民健康保険組合が保険者になるものがある。
  3. C健康保険とは異なり、被扶養者という制度はないため、加入者全員が被保険者となる。
  4. D産前産後期間相当分の国民健康保険料は免除される制度がある。
正解と解説を見る

正解:A健康保険と同様に、業務外の傷病に対して休業時の所得補償として傷病手当金が必ず支給される。

国民健康保険には、一般に出産手当金や傷病手当金の給付はありません。

この問題の解説ページを開く →

31後期高齢者医療制度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A対象となるのは原則として70歳以上の人である。
  2. B保険料は市区町村の窓口で現金納付することが原則である。
  3. C自己負担額は原則として医療費の1割(一定以上所得者は2割または3割)である。
  4. D対象となる高齢者は、家族の健康保険の被扶養者として留まることができる。
正解と解説を見る

正解:C自己負担額は原則として医療費の1割(一定以上所得者は2割または3割)である。

後期高齢者医療制度は原則75歳以上の人が対象で、自己負担は原則1割(一定以上所得者は2割・3割)です。

この問題の解説ページを開く →

32公的介護保険の被保険者に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A第1号被保険者は40歳以上65歳未満の人である。
  2. B第2号被保険者は65歳以上の人である。
  3. C第2号被保険者は、いかなる病気で介護状態になっても必ず給付を受けることができる。
  4. D第1号被保険者の保険料は、年額18万円以上の年金を受け取っている場合、年金から天引きで納付される。
正解と解説を見る

正解:D第1号被保険者の保険料は、年額18万円以上の年金を受け取っている場合、年金から天引きで納付される。

介護保険の第1号被保険者は65歳以上で、年額18万円以上の年金受給者は原則として年金天引きとなります。第2号被保険者は40歳以上65歳未満です。

この問題の解説ページを開く →

33公的介護保険の自己負担等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A介護サービスの自己負担は原則1割であるが、所得に応じて2割または3割負担となる。
  2. B介護サービス利用時に支給限度額を超えた場合、超過分は全額自己負担となる。
  3. C施設での食費や居住費は介護保険の給付対象となり、自己負担は発生しない。
  4. Dケアプラン作成費については、利用者負担はなし(全額保険給付)である。
正解と解説を見る

正解:C施設での食費や居住費は介護保険の給付対象となり、自己負担は発生しない。

介護施設での食費や居住費は全額自己負担となります。

この問題の解説ページを開く →

34労働者災害補償保険(労災保険)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A保険料は全額事業主が負担し、労働者の負担はない。
  2. B通勤災害における「通勤」の途中で、日常生活上必要な最小限度の行為(日用品の購入など)のために経路を逸脱した場合、その逸脱している間も含めてすべて通勤とみなされる。
  3. C適用事業に使用されているすべての労働者が対象であり、アルバイトやパートタイマーも含まれる。
  4. D労災保険の保険者は政府で、窓口は労働基準監督署である。
正解と解説を見る

正解:B通勤災害における「通勤」の途中で、日常生活上必要な最小限度の行為(日用品の購入など)のために経路を逸脱した場合、その逸脱している間も含めてすべて通勤とみなされる。

日常生活上必要な最小限度の行為で逸脱した場合、通常の経路に戻った後は再び通勤となりますが、逸脱している間は通勤となりません。

この問題の解説ページを開く →

35労災保険の業務災害に関する給付内容として、正しいものはどれか。

  1. A療養補償給付は、かかった医療費の全額を後日労働者に現金で還付する制度である。
  2. B休業補償給付は、休業した初日から給付基礎日額の60%相当額が支給される。
  3. C遺族補償給付は、業務災害で死亡した労働者に生計を維持されていた遺族に対して年金または一時金が支給される。
  4. D社長や自営業者は労働者ではないため、いかなる場合でも労災保険の特別加入制度を利用することはできない。
正解と解説を見る

正解:C遺族補償給付は、業務災害で死亡した労働者に生計を維持されていた遺族に対して年金または一時金が支給される。

遺族補償給付は、労働者が業務災害によって死亡したときに、生計を維持されていた遺族に対して支給されます。

この問題の解説ページを開く →

36雇用保険の保険料に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A保険料は全額事業主が負担する。
  2. B雇用保険の保険料は事業主と労働者で負担するが、全体として事業主のほうが多く負担する。
  3. C保険料は事業主と労働者で完全に折半して負担する。
  4. D雇用保険二事業分の保険料は労働者が全額負担する。
正解と解説を見る

正解:B雇用保険の保険料は事業主と労働者で負担するが、全体として事業主のほうが多く負担する。

雇用保険二事業分を事業主が全額負担するため、全体として事業主の方が保険料を多く負担します。

この問題の解説ページを開く →

37雇用保険の基本手当(求職者給付)の受給要件に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A自己都合退職の場合、離職前の1年間に被保険者期間が通算6ヵ月以上あれば受給要件を満たす。
  2. B原則として、離職前の2年間に被保険者期間が通算12ヵ月以上あることが必要である。
  3. C倒産や会社都合による離職の場合、離職前の2年間に被保険者期間が通算12ヵ月以上なければ受給できない。
  4. D失業の状態に関わらず、離職すれば自動的に基本手当が支給される。
正解と解説を見る

正解:B原則として、離職前の2年間に被保険者期間が通算12ヵ月以上あることが必要である。

基本手当を受給するには、原則として離職前の2年間に被保険者期間が通算12ヵ月以上必要です(倒産等の場合は1年間に6ヵ月以上)。

この問題の解説ページを開く →

38雇用保険の基本手当の待期期間や給付制限に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A自己都合退職であっても、自ら一定の教育訓練などを受講した場合でも給付制限期間は短縮されない。
  2. B離職の理由にかかわらず、受給資格決定日から失業している日が7日間経過するまでは待期期間となる。
  3. C自己都合退職の場合、7日間の待期期間に加えて原則として1ヵ月間の給付制限がある。
  4. D5年間で2回以上自己都合退職がある場合、3回目の自己都合退職からは給付制限期間が3ヵ月間となる。
正解と解説を見る

正解:A自己都合退職であっても、自ら一定の教育訓練などを受講した場合でも給付制限期間は短縮されない。

自己都合退職でも、自ら一定の教育訓練などを受講した場合は給付制限がなしとなります。

この問題の解説ページを開く →

39雇用保険の教育訓練給付金に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A一般教育訓練給付金の支給額は、受講料等の40%相当額(年間上限20万円)である。
  2. B専門実践教育訓練給付金は、資格取得し就職につながり、さらに賃金が5%以上アップした場合、受講料等の最大80%相当額が支給される。
  3. C専門実践教育訓練給付金は、受講料等の最大50%相当額が支給されるが、資格取得等の追加要件を満たしても給付率は上がらない。
  4. D特定一般教育訓練給付金の支給額は、受講料等の20%相当額(年間上限10万円)である。
正解と解説を見る

正解:B専門実践教育訓練給付金は、資格取得し就職につながり、さらに賃金が5%以上アップした場合、受講料等の最大80%相当額が支給される。

専門実践教育訓練給付金は基本50%ですが、資格取得・就職等で+20%、賃金5%アップで+10%となり最大80%が支給されます。

この問題の解説ページを開く →

40高年齢雇用継続基本給付金に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A60歳以降の賃金が、60歳到達時点の賃金の80%未満に低下した場合に支給される。
  2. B基本手当を受給しないで雇用を継続する人に、最大で賃金の10%が支給される。
  3. C支給対象期間は60歳到達月から70歳到達月までである。
  4. D雇用保険の被保険者期間が3年以上あれば、年齢に関わらず支給対象となる。
正解と解説を見る

正解:B基本手当を受給しないで雇用を継続する人に、最大で賃金の10%が支給される。

高年齢雇用継続基本給付金は、60歳時点より賃金が75%未満に低下した場合、最大で賃金の10%が支給されます。

この問題の解説ページを開く →

41育児休業給付金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A育児休業給付金の支給額は、休業開始から180日目までは休業前の賃金日額の67%相当額である。
  2. B休業開始から181日目以降は、休業前の賃金日額の50%相当額となる。
  3. C育児休業は2回に分割して取得することはできない。
  4. D休業期間中に休業開始前賃金の80%以上の賃金が支払われている場合は支給されない。
正解と解説を見る

正解:C育児休業は2回に分割して取得することはできない。

育児休業給付の対象となる育児休業は、2回に分割して取得することができます。

この問題の解説ページを開く →

42高年齢者雇用安定法に基づく高年齢者雇用確保措置として、事業主が講じなければならない措置に含まれないものはどれか。

  1. A高年齢者向け特別退職金制度の創設
  2. B定年の引き上げ
  3. C継続雇用制度の導入
  4. D定年の定めの廃止
正解と解説を見る

正解:A高年齢者向け特別退職金制度の創設

高年齢者雇用確保措置は「定年の引き上げ」「継続雇用制度の導入」「定年の定めの廃止」のいずれかです。

この問題の解説ページを開く →

43リバースモーゲージの説明として、最も適切なものはどれか。

  1. A住宅ローンを借り換えることで、毎月の返済額を軽減する制度である。
  2. B老後の生活資金を確保するため、自宅を売却しつつ賃貸として住み続ける制度である。
  3. C高年齢者が事業を興す際に、国から無担保で資金を借り入れられる制度である。
  4. D自宅を担保に融資を受け、死亡後に自宅を売却して借入金を清算する制度である。
正解と解説を見る

正解:D自宅を担保に融資を受け、死亡後に自宅を売却して借入金を清算する制度である。

リバースモーゲージは、自宅を担保に融資を受け、死亡後に自宅を売却して清算する仕組みです。

この問題の解説ページを開く →

44雇用保険の介護休業給付金に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A支給対象となる家族1人につき、93日を限度に、3回までに限り支給される。
  2. B支給対象となる家族について、通算で最大180日まで支給される。
  3. C介護休業給付金は、介護期間中に何度でも上限回数なく取得できる。
  4. D支給額は、休業前の賃金日額の最大50%相当額である。
正解と解説を見る

正解:A支給対象となる家族1人につき、93日を限度に、3回までに限り支給される。

介護休業給付金は、対象家族1人につき93日を限度として、最大3回まで分割して支給されます。

この問題の解説ページを開く →

45健康保険の高額療養費制度に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A月間の医療費の自己負担額が一定額を超えた場合、その超過額があとで返金される制度である。
  2. Bマイナ保険証や限度額適用認定証を提示することで、窓口での支払いを自己負担限度額までにとどめることができる。
  3. C高額療養費制度の対象となる医療費には、入院中の食費や居住費、差額ベッド代も含まれる。
  4. D標準報酬月額が26万円以下の被保険者の場合、月間の自己負担限度額は一律で57,600円となる。
正解と解説を見る

正解:C高額療養費制度の対象となる医療費には、入院中の食費や居住費、差額ベッド代も含まれる。

高額療養費の対象となる医療費は保険適用される診療費等であり、窓口で支払う食費や差額ベッド代は対象外です。

この問題の解説ページを開く →

46雇用保険の就職促進給付に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A再就職手当は、基本手当の所定給付日数をすべて受給し終わった後に就職した場合に支給される。
  2. B就業促進定着手当は、再就職先での賃金が離職前より高くなった場合に支給される。
  3. C再就職手当の支給額は、所定給付日数の支給残日数が3分の1以上残っている場合、残日数の60%に基本手当日額を乗じた額となる。
  4. D所定給付日数の支給残日数を3分の2以上残して再就職した場合でも、再就職手当の給付率は60%のままである。
正解と解説を見る

正解:C再就職手当の支給額は、所定給付日数の支給残日数が3分の1以上残っている場合、残日数の60%に基本手当日額を乗じた額となる。

再就職手当は、支給残日数が3分の1以上の場合は60%、3分の2以上の場合は70%を乗じた額が支給されます。

この問題の解説ページを開く →

47健康保険の被扶養者の認定要件において、被保険者と「同一世帯であること(同居)」が必ず要件となる者は誰か。

  1. A被保険者の配偶者
  2. B被保険者の子
  3. C被保険者の父母
  4. D被保険者の兄の配偶者(3親等内の親族)
正解と解説を見る

正解:D被保険者の兄の配偶者(3親等内の親族)

直系尊属、配偶者、子、孫、兄弟姉妹以外の3親等内の親族が被扶養者になるには、同一世帯であることが必要です。

この問題の解説ページを開く →

48雇用保険のマルチジョブホルダー制度に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A2か所以上の事業所で働くすべての年齢の短時間労働者が対象となる。
  2. B1事業所あたりの所定労働時間が20時間以上なければ利用できない。
  3. C手続きは事業主がハローワークで行う義務がある。
  4. D65歳以上で、2つの事業所の所定労働時間を合計して週20時間以上になれば特例高年齢被保険者となれる。
正解と解説を見る

正解:D65歳以上で、2つの事業所の所定労働時間を合計して週20時間以上になれば特例高年齢被保険者となれる。

マルチジョブホルダー制度は、65歳以上で2つの事業所の労働時間を合計して週20時間以上になる場合、本人が手続きすることで加入できる制度です。

この問題の解説ページを開く →

49国民健康保険の保険料に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A保険料は加入者の年齢や所得に関わらず、全国一律の定額である。
  2. B保険料は市区町村によって異なる。
  3. C保険料は前年の所得等によって計算される。
  4. D保険料には上限が設けられている。
正解と解説を見る

正解:A保険料は加入者の年齢や所得に関わらず、全国一律の定額である。

国民健康保険の保険料は市区町村によって異なり、前年の所得等に応じて計算されます。

この問題の解説ページを開く →

50年利2%で5年後に100万円を用意するためには、元本が現在いくら必要かを求める計算式として、正しいものはどれか。なお、期間5年・年利2%の各種係数は以下の通りとする。終価係数:1.1041、現価係数:0.9057、年金終価係数:5.2040、減債基金係数:0.1922。

  1. A100万円×1.1041
  2. B100万円×5.2040
  3. C100万円×0.1922
  4. D100万円×0.9057
正解と解説を見る

正解:D100万円×0.9057

一定期間後に一定金額に達するために必要な現在の元本を求めるには、現価係数を用います。

この問題の解説ページを開く →
FP技能士2級の全分野一覧へ戻る