第146問人間の温度感覚を左右する環境条件として、正しい組み合わせはどれか。
- A気温、湿度、気流、ふく射熱
- B気温、湿度、気流、気圧
- C気温、湿度、ふく射熱、照度
- D気温、気流、ふく射熱、気圧
職場の衛生水準を保つための知識を幅広く扱う重要分野です。温熱条件・照明・換気などの作業環境管理、情報機器作業や腰痛など職場で起こる健康障害、メンタルヘルスや健康保持増進(THP)の取り組み、有所見率や疾病統計の読み方が問われます。出題範囲が広く配点も大きいため、対策の優先度は高め。具体的な数値基準と用語を結びつけ、統計指標の意味を正確に押さえることが合格の鍵です。
この分野の問題70問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.順化している人に用いる基準値は、順化していない人よりも大きな値となる
熱に順化している人は暑さに慣れているため、順化していない人よりも基準値が大きな値となります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.デスクワークの場合の至適温度は、筋肉作業の場合の至適温度より高い
一般的に作業強度が強いほど至適温度は低くなります。したがって、身体的負担の少ないデスクワークの至適温度は筋肉作業より高くなります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.全般照明の照度は、局部照明の照度の10分の1以上にする
まぶしさを防ぐため、全般照明と局部照明を併用する場合は、全般照明の照度を局部照明の10分の1以上にします。
この問題の解説ページを開く →正解:A.眼と光源を結ぶ線と視線が作る角度を30度以上にする
まぶしさ(グレア)を避けるため、前方から明かりをとるときは眼と光源を結ぶ線と視線が作る角度を30度以上にします。
この問題の解説ページを開く →正解:B.1ルクスは1カンデラの光源から1m離れた場所で直角な面が受ける明るさである
ルクスは照度の単位で、1ルクスは1カンデラの光源から1m離れた場所で直角な面が受ける明るさのことです。
この問題の解説ページを開く →正解:D.ボツリヌス菌 ─ 熱に弱い
ボツリヌス菌は熱に強い芽胞を形成し、密封状態などで増殖して毒素を産生します。一方、産生された毒素は十分な加熱で失活します。したがって「ボツリヌス菌 ─ 熱に弱い」は誤りです。
この問題の解説ページを開く →正解:A.マグロやカツオなどの赤身魚に含まれるヒスチジンが細菌により分解されて生成される
ヒスチジンが分解されてヒスタミンが生成されます。ヒスタミンは加熱しても分解されにくいため、低温保存が予防に重要です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.キャリアとは、症状がないまま病原体を保有し、感染源となり得る人をいう
キャリア(無症状病原体保有者)は、症状がないまま病原体を保有して感染源となり得る人をいいます。日和見感染は抵抗力が低下したときに通常は問題とならない病原体で発症すること、不顕性感染は感染しても症状が現れないことです。
この問題の解説ページを開く →正解:D.1日の作業時間として過度に長時間にわたり行われることのないよう指導する
ガイドラインでは、1日の作業時間として過度に長時間にわたることのないよう指導するとされています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.連続作業時間は1時間を超えないようにし、次の作業までに10〜15分の作業休止を設ける
一連続作業時間は1時間を超えないようにし、作業の合間に10〜15分の作業休止、連続作業時間内に1〜2回程度の小休止を設けます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.副流煙にはニコチンやタールなどの有害物質が主流煙よりも数倍多く含まれている
火のついた先から立ち上る副流煙には、吸い口から直接吸う主流煙よりもニコチン等の有害物質が数倍多く含まれています。
この問題の解説ページを開く →正解:D.原則敷地内禁煙であり、技術的基準を満たす屋外の喫煙場所を除いて喫煙させてはいけない
第一種施設は原則敷地内禁煙ですが、たばこの煙の流出を防止する措置をとった屋外の喫煙場所を設けることは可能です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.たばこの煙が室内から室外に流出しないよう、壁や天井等によって区画されていること
気流の基準は0.2m/s以上です。また屋外排気が基本であり、室内での飲食は禁止されています。壁や天井等で区画されている必要があります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.20歳未満の労働者を喫煙可能場所に立ち入らせて業務を行わせてはいけない
健康増進法では、喫煙専用室などの喫煙可能場所に20歳未満の者を立ち入らせることが禁止されており、業務を行わせることもできません。
この問題の解説ページを開く →正解:D.重量物を取り扱うときは、身体を対象物から離し、重心を高くする姿勢をとる
重量物を取り扱うときは、できるだけ身体を対象物に近づけ、重心を低くするような姿勢をとることが推奨されています。
この問題の解説ページを開く →正解:C.腰に負担がかかる作業に従事させる場合、配置前とその後6カ月以内に1回実施する
腰に著しい負担がかかる作業に常時従事させる場合は、配置の際とその後6カ月以内に1回、腰痛の健康診断を実施します。
この問題の解説ページを開く →正解:A.床面が硬い場合、クッション性のある作業靴やマットを利用して衝撃を緩和する
立ち作業で床面が硬い場合は、クッション性のある靴やマットを利用して衝撃を緩和するなどの措置が必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.椅子に深く腰を掛け、背もたれで体幹を支え、足裏全体が床に接する姿勢をとる
座り作業では、椅子に深く腰を掛け、背もたれで体幹を支え、足裏全体が床に接する姿勢が基本です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.腰部保護ベルトは、労働者ごとに効果を確認してから使用の適否を判断する
腰部保護ベルトは一律に使用させるのではなく、労働者ごとに効果を確認してから使用の適否を判断します。
この問題の解説ページを開く →正解:A.カンピロバクター ─ ニワトリ、ウシ等の腸に棲む細菌に汚染された食品
腸炎ビブリオは近海の海産魚介類、腸管出血性大腸菌は食肉や野菜、黄色ブドウ球菌が弁当やあんこ等です。カンピロバクターは鶏肉などです。
この問題の解説ページを開く →正解:C.室内を明るくするためには、明度だけでなく彩度も極限まで高めることが推奨される
彩度を高くしすぎると交感神経の緊張を招き疲労しやすくなるため、極限まで高めることは推奨されません。
この問題の解説ページを開く →正解:D.じゃがいもの芽による食中毒は、毒素を持った動植物を食べる自然毒食中毒である
じゃがいもの芽やふぐ等は自然毒食中毒です。サルモネラ菌は感染型、ヒスタミンは化学性食中毒に分類されます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.室内で燃焼器具を使用する場合は機械換気を実施する必要がある
建物の密閉度が高く自然換気が不十分な場合や、室内で燃焼器具を使用する場合には機械換気を実施する必要があります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.健康測定の医学的検査では皮下脂肪厚や肺活量などが調べられる
健康測定の医学的検査では、法定の定期健診項目にはない皮下脂肪厚、血中の尿酸の量、肺活量などが行われます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.心の健康問題の評価は客観的な測定方法が確立しているため容易である
心の健康は客観的な測定方法が十分確立しておらず、発生過程には個人差が大きいためプロセスの把握は困難とされています。
この問題の解説ページを開く →正解:C.分散とは、値のばらつきの程度を示す指標である
分散は値のばらつきの程度を示す指標です。ばらつきが大きい場合は代表値だけでなくばらつきの指標も併せて確認することが重要です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.スクリーニングレベルを低めに設定するため、偽陽性率が高くなる
労働衛生管理では見落としを防ぐためにスクリーニングレベルを低めに設定しており、その結果として偽陽性率が高くなっています。
この問題の解説ページを開く →