第336問日本の学校教育における「学校文法」は、誰による文法論に影響を受けたものか。
- A橋本進吉
- B山田孝雄
- C時枝誠記
- D松下大三郎
日本語の音声・音韻・文字・語彙を学ぶ、日本語学の基礎分野です。母音・子音・拍・アクセント・イントネーション、仮名や漢字の文字体系、語種(和語・漢語・外来語)や語構成が頻出テーマです。発音指導や表記指導の土台となります。出題数も多く確実に得点したい分野なので、音声記号や音韻の規則、文字・語彙の分類を正確に覚え、学習者がつまずきやすいポイントと結びつけて整理しましょう。
この分野の問題75問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:B.学校文法では別の品詞だが、日本語教育文法では文法的な働きが同じため同じ品詞として扱う。
日本語教育文法では、形式的な違いよりも文法的な働きを重視するため、両者とも形容詞として扱う。
この問題の解説ページを開く →正解:D.名称の由来が直接法では説明不可能であり、接続する形をそのまま名称に用いる方が実用的であるため。
「〜ない」に接続する形をナイ形と呼ぶなど、そのままの形の名称が用いられている。
この問題の解説ページを開く →正解:B.「サ・ス・セ・ソ」は歯茎で調音され、「シ」は歯茎硬口蓋で調音される。
「サ・ス・セ・ソ」の子音は歯茎摩擦音だが、「シ」は硬口蓋化の影響で調音点がずれて歯茎硬口蓋摩擦音となる。
この問題の解説ページを開く →正解:A.前の母音の発音が終わった後、次の子音との間にある約1拍分の無音状態である。
促音は、前の母音の発音が終わった後、次の子音へ移行するまでの間の約1拍分の無音状態を指す。
この問題の解説ページを開く →正解:C.促音の直後に有声子音が続く発音は、日本語において無意識に避けられやすいため。
日本語において促音はほとんどが無声子音の前に現れ、有声子音の前には現れにくいため、無意識に無声化しやすい。
この問題の解説ページを開く →正解:A.机(つくえ)
「机」の「つ(tsu)」の[u]は前後に有声音がないため無声化するが、「くえ(kue)」の[u]は後ろに有声である母音[e]があるため無声化しない。
この問題の解説ページを開く →正解:A.西日本よりも東日本で多く見られ、若い世代ではほぼ使われなくなってきている。
鼻濁音は東日本で多く見られたが、若い世代では使われなくなっており、日本語教育での特別な指導は不要とされる。
この問題の解説ページを開く →正解:A.撥音の直後の「を」の発音が母音の[o]と同じであるため、撥音[n]と母音[o]が結び付き[no]となってしまうため。
撥音の直後に母音が続く場合、「たぶんあります」が「たぶナります」となるように、母音と結びつく誤用が見られる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.[d]と[b]は共に有声の破裂音であり、調音点だけが異なるため。
「ダ行」の[d]は歯茎音、「バ行」の[b]は両唇音であり、いずれも有声の破裂音(調音法は同じ)であるため混同しやすい。
この問題の解説ページを開く →正解:A.「つ」の無声・歯茎・破擦音[ts]が、少し後方の無声・歯茎硬口蓋・破擦音[tc]で発音されてしまうため。
「つ[ts]」と「チュ[tc]」の違いは調音点だけであり、[ts]の舌が平らなのに対し、[tc]は舌がおにぎり型に盛り上がる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.基礎語彙は日常的な表現に不可欠なものであり、基本語彙は特定の領域で重要なものである。
基礎語彙は日常的な表現に不可欠な語の集まりであり、基本語彙は特定の領域で重要な語の集まりである。
この問題の解説ページを開く →正解:B.漢語やカタカナ語が表す内容自体が、抽象的で体系的な概念であることが多いため。
漢語やカタカナ語が難しいと感じられるのは、それらを使わなければならない内容自体が抽象的だからである。
この問題の解説ページを開く →正解:C.「中心的で基本的な意味」から「周辺的で拡張的な意味」まで幅広い意味を持つ。
和語は中心的で基本的な意味を出発点として、多様な周辺的で拡張的な意味までカバーできる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ナ形容詞の語幹を名詞と類似していると捉え、「名詞+する」の規則を過剰に適用したため。
漢語のナ形容詞の語基(語幹)が名詞と似ているため、「名詞+する」の規則を状態性の語にまで過剰一般化してしまうことが原因である。
この問題の解説ページを開く →正解:D.初級レベルでは汎用的・具体的な基礎語彙から入り、中級レベル以降で限定的・抽象的な基本語彙へと移行する。
語彙の習得は、汎用的で日常的・具体的な基礎語彙から始まり、徐々に限定的で専門的・抽象的な基本語彙へと進む傾向がある。
この問題の解説ページを開く →正解:A.初級レベル:和語中心、中級レベル以降:漢語・カタカナ語中心
基礎語彙には和語が多く、基本語彙には漢語やカタカナ語が多いため、初級は和語が中心となり、中級以降は漢語・カタカナ語が中心となる。
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