登録日本語教員試験 ⑦ 日本語の音韻・文字・語彙

日本語の音声・音韻・文字・語彙を学ぶ、日本語学の基礎分野です。母音・子音・拍・アクセント・イントネーション、仮名や漢字の文字体系、語種(和語・漢語・外来語)や語構成が頻出テーマです。発音指導や表記指導の土台となります。出題数も多く確実に得点したい分野なので、音声記号や音韻の規則、文字・語彙の分類を正確に覚え、学習者がつまずきやすいポイントと結びつけて整理しましょう。

この分野の問題75問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

クイズモードで挑戦 →

336日本の学校教育における「学校文法」は、誰による文法論に影響を受けたものか。

  1. A橋本進吉
  2. B山田孝雄
  3. C時枝誠記
  4. D松下大三郎
正解と解説を見る

正解:A橋本進吉

学校文法は1940年代から用いられており、橋本進吉の文法論(橋本文法)を基に構築されている。

この問題の解説ページを開く →

337「美しい」と「きれいだ」の品詞分類に関する記述として、適切なものはどれか。

  1. A学校文法でも日本語教育文法でも、同じ一つの品詞としてまとめられている。
  2. B学校文法では別の品詞だが、日本語教育文法では文法的な働きが同じため同じ品詞として扱う。
  3. C学校文法では同じ品詞だが、日本語教育文法では活用の仕方が異なるため別の品詞として扱う。
  4. D学校文法でも日本語教育文法でも、活用の仕方の違いからそれぞれ全く別の品詞とされている。
正解と解説を見る

正解:B学校文法では別の品詞だが、日本語教育文法では文法的な働きが同じため同じ品詞として扱う。

日本語教育文法では、形式的な違いよりも文法的な働きを重視するため、両者とも形容詞として扱う。

この問題の解説ページを開く →

338日本語教育において、「未然形」や「連用形」といった学校文法の名称がほとんど使われない理由として、適切なものはどれか。

  1. A古典文法の用語をそのまま流用しており、現代の若者には意味が理解しにくいため。
  2. B後ろに接続する要素が多様すぎて、一つの名称にまとめることが極めて困難であるため。
  3. C初級レベルでは活用を学ぶ必要がなく、中級以降にまとめて指導する方針であるため。
  4. D名称の由来が直接法では説明不可能であり、接続する形をそのまま名称に用いる方が実用的であるため。
正解と解説を見る

正解:D名称の由来が直接法では説明不可能であり、接続する形をそのまま名称に用いる方が実用的であるため。

「〜ない」に接続する形をナイ形と呼ぶなど、そのままの形の名称が用いられている。

この問題の解説ページを開く →

339ハ行の子音は、古代から現代にかけてどのように変化してきたと考えられているか。

  1. A声門摩擦音 → 両唇破裂音 → 両唇摩擦音
  2. B両唇破裂音 → 声門摩擦音 → 両唇摩擦音
  3. C両唇摩擦音 → 両唇破裂音 → 声門摩擦音
  4. D両唇破裂音 → 両唇摩擦音 → 声門摩擦音
正解と解説を見る

正解:D両唇破裂音 → 両唇摩擦音 → 声門摩擦音

古代は両唇破裂音、奈良時代以降に両唇摩擦音、江戸時代に語頭が声門摩擦音に変化したとされている。

この問題の解説ページを開く →

340平安時代に発生した音便のうち、「読みて」が「読んで」に変化する現象は何と呼ばれるか。

  1. Aイ音便
  2. B撥音便
  3. C促音便
  4. Dウ音便
正解と解説を見る

正解:B撥音便

「読みて」が「読んで」となるように、「ん」に変化する現象を撥音便と呼ぶ。

この問題の解説ページを開く →

34117世紀初めに刊行されたキリシタン資料のうち、宣教師が日本語を学ぶためにポルトガル語で日本語の文法などを解説した書物はどれか。

  1. A日葡辞書
  2. B和英語林集成
  3. C日本大文典
  4. D天草版平家物語
正解と解説を見る

正解:C日本大文典

『日本大文典』はロドリゲスによって著された日本語の文法書である。

この問題の解説ページを開く →

342江戸時代中期に契沖が主張し、定家仮名遣いを批判して本来の仮名遣いとしたものはどれか。

  1. A歴史的仮名遣い
  2. B現代仮名遣い
  3. C契沖仮名遣い
  4. D現代かなづかい
正解と解説を見る

正解:C契沖仮名遣い

契沖は『和字正濫鈔』で定家仮名遣いを批判し、本来の仮名遣いとして契沖仮名遣いを示した。

この問題の解説ページを開く →

343「主語廃止論」を主張し、『象は鼻が長い』などの著書で従来の学説にとらわれない分析を示した人物は誰か。

  1. A三上章
  2. B上田万年
  3. C佐久間鼎
  4. D大槻文彦
正解と解説を見る

正解:A三上章

三上章は「主語」を認めず、独自の構文論を展開した。

この問題の解説ページを開く →

344主体の意識に注目し、客体的な概念を表す「詞」と話し手の主観的な態度を表す「辞」が重層的に組み合わさった構造とする「言語過程説」を提唱した人物は誰か。

  1. A山田孝雄
  2. B時枝誠記
  3. C松下大三郎
  4. D橋本進吉
正解と解説を見る

正解:B時枝誠記

時枝誠記は『国語学原論』において、入子型構造を持つ言語過程説を提唱した。

この問題の解説ページを開く →

345発音指導において、教師が学習者の誤りの原因を分析し、正しい音と客観的に比較して提示する知識を何と呼ぶか。

  1. A暗示的知識
  2. B直感的知識
  3. C経験的知識
  4. D明示的知識
正解と解説を見る

正解:D明示的知識

日本語母語話者にとって発音は自然に習得する暗示的知識だが、学習者には意識化された明示的知識として提示する必要がある。

この問題の解説ページを開く →

346日本語が属する可能性が議論されてきた「アルタイ諸語」の一般的な特徴として、当てはまらないものはどれか。

  1. A原則としてSOVの語順を取る。
  2. B母音調和という現象が見られる。
  3. C語頭に複数の子音が連続して現れる。
  4. D語頭の音がラ行音になりにくい。
正解と解説を見る

正解:C語頭に複数の子音が連続して現れる。

アルタイ諸語の特徴として、語頭に子音が2つ以上こないことが挙げられる。

この問題の解説ページを開く →

347規則性がなくランダムに発音される異音を「自由異音」と呼ぶが、その具体例として適切なものはどれか。

  1. A「傘」の「さ」の子音が[s]や[θ]で発音されること。
  2. B「文化財」の「ざ」が語中で[z]で発音されること。
  3. C「財産」の「ざ」が語頭で[dz]で発音されること。
  4. D「笑顔」の「が」が鼻濁音の[ŋ]で発音されること。
正解と解説を見る

正解:A「傘」の「さ」の子音が[s]や[θ]で発音されること。

「傘」の「さ」の子音のように、音声的な環境が同じでもランダムに現れるものを自由異音と呼ぶ。

この問題の解説ページを開く →

348日本語において、仮名1文字分のリズムにほぼ同じ時間的な長さと認識される音の単位を何と呼ぶか。

  1. A音節
  2. B
  3. C音素
  4. D異音
正解と解説を見る

正解:B

拍(モーラ)は、日本語におけるリズム上の一般的な音の単位である。

この問題の解説ページを開く →

349単独で発音できないが、他の拍と同じ長さで発音されると意識されるため1拍を形成する「特殊拍」に含まれないものはどれか。

  1. A撥音
  2. B促音
  3. C長音
  4. D拗音
正解と解説を見る

正解:D拗音

拗音を示す小さい「ゃ・ゅ・ょ」は、それだけでは1拍とならず、直前の音と合わせて1拍となる。

この問題の解説ページを開く →

350「特急乗車券(とっきゅうじょうしゃけん)」の拍数と音節数の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A9拍・5音節
  2. B9拍・9音節
  3. C5拍・9音節
  4. D5拍・5音節
正解と解説を見る

正解:A9拍・5音節

特殊拍を含めると9拍だが、これらは独立した音節になれないため母音を中心とした5音節となる。

この問題の解説ページを開く →

351母音で終わる音節を何と呼ぶか。

  1. A開音節
  2. B閉音節
  3. C長音節
  4. D短音節
正解と解説を見る

正解:A開音節

「傘」のように母音で終わる音節を開音節、子音で終わる音節を閉音節と呼ぶ。

この問題の解説ページを開く →

352日本語の共通語のアクセントに関する制限として、正しいものはどれか。

  1. A1語の中で、一度下がってから再び上がることはない。
  2. B1つの単語の中で、1拍目と2拍目の高さは同じになる。
  3. C逆向きの凹型になるアクセントの単語は存在しない。
  4. D音の強弱によって識別される強弱アクセントである。
正解と解説を見る

正解:A1語の中で、一度下がってから再び上がることはない。

共通語アクセントでは、1拍目と2拍目は高さが異なり、また高低高などの凹型になることはない。

この問題の解説ページを開く →

353日本語には「雨」と「飴」のように同音異義語が多く、アクセントによって語を区別する機能がある。これを何と呼ぶか。

  1. A統語機能
  2. B弁別機能
  3. C表現機能
  4. D識別機能
正解と解説を見る

正解:B弁別機能

語の意味を区別する働きを弁別機能、語の切れ目を示す働きを統語機能と呼ぶ。

この問題の解説ページを開く →

354平安時代から室町時代に起こった現象で、前項の末尾の発音が後項に影響を与え、新たな音が生じる現象を何と呼ぶか。

  1. A連濁
  2. B連声
  3. C音便
  4. D連音
正解と解説を見る

正解:B連声

「反応」が「はんのう」となるように、新たなナ・マ・タ行音が生じる現象を連声と呼ぶ。

この問題の解説ページを開く →

355日本語の共通語のアクセントにおいて、アクセント核を持たない型を何と呼ぶか。

  1. A頭高型
  2. B平板型
  3. C尾高型
  4. D中高型
正解と解説を見る

正解:B平板型

共通語のアクセントは核の有無により分けられ、核がないものを平板式(平板型)と呼ぶ。

この問題の解説ページを開く →

356「平板型」と「尾高型」の単語は、単語単独では同じ高さの発音になることがある。これらを見分ける方法として適切なものはどれか。

  1. A後ろに助詞を付けて、その助詞の高さが下がるかどうかで判断する。
  2. B単語の最初の拍を強く発音し、その後の高さの変化で判断する。
  3. C単語の最後の拍を長く発音し、音程の揺れ幅で判断する。
  4. D前に修飾語を付けて、単語全体のピッチが上がるかどうかで判断する。
正解と解説を見る

正解:A後ろに助詞を付けて、その助詞の高さが下がるかどうかで判断する。

後ろに助詞を付けた際、助詞が下がらないのが平板型、下がるのが尾高型である。

この問題の解説ページを開く →

357アクセント核の位置を数字で示す表記法において、3拍の「頭高型」の語のアクセントはどのように表されるか。

  1. A最初の拍から数えて「3」と表す。
  2. B最後の拍から数えて「-3」と表す。
  3. C最初の拍から数えて「0」と表す。
  4. D最後の拍から数えて「-1」と表す。
正解と解説を見る

正解:B最後の拍から数えて「-3」と表す。

頭高型は最初の拍(1拍目)が核であり、3拍の語の場合は語の最後から数えて「-3」と表記される。

この問題の解説ページを開く →

358発話において、文末のピッチ(声の高さ)を上昇または下降させることで、話し手の表現意図や文の種類を伝える音声的特徴を何というか。

  1. Aアクセント
  2. Bプロミネンス
  3. Cイントネーション
  4. Dリズム
正解と解説を見る

正解:Cイントネーション

文を単位とする声の高さの時間的な変化をイントネーションと呼び、疑問や感情表現などを担う。

この問題の解説ページを開く →

359日本語の共通語における母音「ウ」の音声学的な分類として、最も適切なものはどれか。

  1. A円唇・前舌・高母音
  2. B非円唇・後舌・高母音
  3. C非円唇・前舌・中母音
  4. D円唇・後舌・中母音
正解と解説を見る

正解:B非円唇・後舌・高母音

日本語の「ウ」は唇を丸めない非円唇母音であり、舌の位置は後舌、高さは高母音に分類される。

この問題の解説ページを開く →

360日本語の5つの母音(ア・イ・ウ・エ・オ)のうち、唇を丸めて発音される「円唇母音」に分類されるものはいくつあるか。

  1. A1つ
  2. B2つ
  3. C3つ
  4. D4つ
正解と解説を見る

正解:A1つ

日本語の母音の中で円唇母音に分類されるのは「オ」のみであり、他はすべて非円唇母音である。

この問題の解説ページを開く →

361子音を発音する際、上唇と下唇を閉じて呼気を妨害する調音点(両唇)を用いる行の組み合わせはどれか。

  1. Aサ行とザ行
  2. Bタ行とダ行
  3. Cカ行とガ行
  4. Dパ行とバ行
正解と解説を見る

正解:Dパ行とバ行

パ行、バ行、マ行などは、上下の唇を接触させて発音される両唇音である。

この問題の解説ページを開く →

362調音点を閉鎖した後、一気に開放せずに隙間を作って摩擦を起こす調音法(破擦音)が用いられる子音はどれか。

  1. A「シ」の子音
  2. B「ツ」の子音
  3. C「ナ」の子音
  4. D「ラ」の子音
正解と解説を見る

正解:B「ツ」の子音

「ツ」の子音は、閉鎖の直後に摩擦を起こす破擦音である。「シ」は摩擦音、「ナ」は鼻音、「ラ」は弾き音。

この問題の解説ページを開く →

363五十音図の各行において、イ段の音を発音する際に子音の調音点が硬口蓋に向かってずれる「硬口蓋化」が起きる主な理由はどれか。

  1. A直後の母音[i]の発音に向けて舌が準備をするため。
  2. B直前の母音[a]の影響を受けて舌が後退するため。
  3. Cイ段のみ声帯振動を伴わず無声音化しやすいため。
  4. D発話時の呼気の強さが他の段よりも著しく高いため。
正解と解説を見る

正解:A直後の母音[i]の発音に向けて舌が準備をするため。

母音「イ」は前寄りの高い位置で発音されるため、その準備として直前の子音の調音点が硬口蓋に寄る。

この問題の解説ページを開く →

364サ行の子音の調音点に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A「サ・ス・セ・ソ」は軟口蓋で調音され、「シ」は声門で調音される。
  2. B「サ・ス・セ・ソ」は歯茎で調音され、「シ」は歯茎硬口蓋で調音される。
  3. C「サ・ス・セ・ソ」は両唇で調音され、「シ」は歯茎で調音される。
  4. D「サ・ス・セ・ソ」は声門で調音され、「シ」は軟口蓋で調音される。
正解と解説を見る

正解:B「サ・ス・セ・ソ」は歯茎で調音され、「シ」は歯茎硬口蓋で調音される。

「サ・ス・セ・ソ」の子音は歯茎摩擦音だが、「シ」は硬口蓋化の影響で調音点がずれて歯茎硬口蓋摩擦音となる。

この問題の解説ページを開く →

365ザ行の子音は、語頭か語中かで発音が異なることが多い。「文化財(語中)」の「ザ」において用いられやすい調音法はどれか。

  1. A破裂音
  2. B鼻音
  3. C弾き音
  4. D摩擦音
正解と解説を見る

正解:D摩擦音

ザ行の子音は、語頭では破擦音になりやすいが、語中では摩擦音で発音されることが多い。

この問題の解説ページを開く →

366ヤ行の子音[j]の調音法として適切なものはどれか。

  1. A鼻音
  2. B弾き音
  3. C接近音(半母音)
  4. D破裂音
正解と解説を見る

正解:C接近音(半母音)

ヤ行の子音は、調音点を接近させて狭めよりも広い隙間を作る接近音(半母音)である。

この問題の解説ページを開く →

367「キャ」「シュ」「ビョ」などの「拗音」の音声学的な成り立ちとして、正しいものはどれか。

  1. A各行のア段の子音に、半母音の[w]と母音が連続して結合したもの。
  2. B各行のウ段の子音に、摩擦音と母音が連続して結合したもの。
  3. Cイ段の硬口蓋化した子音に、母音のア・ウ・オが結合したもの。
  4. Dオ段の円唇化した子音に、母音のア・イ・エが結合したもの。
正解と解説を見る

正解:Cイ段の硬口蓋化した子音に、母音のア・ウ・オが結合したもの。

拗音は、イ段の硬口蓋化した子音に、母音[a]、[u]、[o]を組み合わせて発音される。

この問題の解説ページを開く →

368後ろに音が続かない語末にある撥音「ん」(例:「本」)を発音する際、一般的に用いられる音声はどれか。

  1. A両唇鼻音 [m]
  2. B歯茎鼻音 [n]
  3. C軟口蓋鼻音 [ŋ]
  4. D口蓋垂鼻音 [N]
正解と解説を見る

正解:D口蓋垂鼻音 [N]

後ろに音がない語末の「ん」は、口蓋垂鼻音 [N] として発音される。

この問題の解説ページを開く →

369「散歩」や「サンマ」のように、直後の子音が両唇音(パ行、バ行、マ行)である場合に現れる撥音「ん」の異音はどれか。

  1. A歯茎鼻音 [n]
  2. B両唇鼻音 [m]
  3. C軟口蓋鼻音 [ŋ]
  4. D鼻母音 [Ṽ]
正解と解説を見る

正解:B両唇鼻音 [m]

直後の子音が両唇音であるため、その同化作用を受けて「ん」も両唇鼻音の [m] となる。

この問題の解説ページを開く →

370促音(小さい「っ」)の音声的な特徴として、正しいものはどれか。

  1. A前の母音の発音が終わった後、次の子音との間にある約1拍分の無音状態である。
  2. B息を鋭く吐き出しながら、声帯を強く振動させる1拍分の有声音である。
  3. C直前の子音を2倍の長さに引き延ばして発音する特殊な拍である。
  4. D鼻腔に息を抜いて共鳴させることで作られる1拍分の鼻音である。
正解と解説を見る

正解:A前の母音の発音が終わった後、次の子音との間にある約1拍分の無音状態である。

促音は、前の母音の発音が終わった後、次の子音へ移行するまでの間の約1拍分の無音状態を指す。

この問題の解説ページを開く →

371日本語母語話者が外来語の「ベッド」や「バッグ」を発音する際、しばしば「ベット」や「バック」のように変化してしまう音声学的な理由として、適切なものはどれか。

  1. A促音は原則として語末にしか現れないという制約があるため。
  2. B外来語特有のアクセント体系が日本語の拍の長さを短くするため。
  3. C促音の直後に有声子音が続く発音は、日本語において無意識に避けられやすいため。
  4. D日本語では有声子音の前に促音が現れると、前の母音が長音化してしまうため。
正解と解説を見る

正解:C促音の直後に有声子音が続く発音は、日本語において無意識に避けられやすいため。

日本語において促音はほとんどが無声子音の前に現れ、有声子音の前には現れにくいため、無意識に無声化しやすい。

この問題の解説ページを開く →

372平仮名による長音の表記において、エ段とオ段の長音は原則として「い」「う」を用いるが、例外的に「え」「お」を用いる語の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A「えいが」「とうきょう」
  2. B「おねえさん」「おおきい」
  3. C「けいざい」「おはよう」
  4. D「とけい」「こおり」
正解と解説を見る

正解:B「おねえさん」「おおきい」

エ段長音は原則「い」だが「おねえさん」等は「え」を用い、オ段長音は原則「う」だが「おおきい」等は「お」を用いる。

この問題の解説ページを開く →

373五十音図の行のうち、子音が「無声破裂音」に分類されるものだけで構成された組み合わせはどれか。

  1. Aカ行・タ行・パ行
  2. Bサ行・タ行・ハ行
  3. Cガ行・ダ行・バ行
  4. Dナ行・マ行・ラ行
正解と解説を見る

正解:Aカ行・タ行・パ行

カ行[k]、タ行[t]、パ行[p]は、いずれも声帯振動を伴わず、調音点を完全に閉鎖して開放する無声破裂音である。

この問題の解説ページを開く →

374単語の中で母音が声帯振動を伴わないで発音される「母音の無声化」が最も頻繁に起こる母音の組み合わせはどれか。

  1. A「ア・オ」
  2. B「イ・ウ」
  3. C「ア・エ」
  4. D「ウ・エ」
正解と解説を見る

正解:B「イ・ウ」

無声化は、有声音がない環境において「イ・ウ」で最も頻繁に起き、「ア・オ」がそれに次ぐ。「エ」は無声化しない。

この問題の解説ページを開く →

375次の単語のうち、共通語の発音において母音の無声化が起こらないものはどれか。

  1. A机(つくえ)
  2. Bネクタイ
  3. C地下鉄(ちかてつ)
  4. D薬(くすり)
正解と解説を見る

正解:A机(つくえ)

「机」の「つ(tsu)」の[u]は前後に有声音がないため無声化するが、「くえ(kue)」の[u]は後ろに有声である母音[e]があるため無声化しない。

この問題の解説ページを開く →

376「洗濯機(せんたくき)」が「センタッキ」のように聞こえるなど、母音の無声化によって無声子音どうしが隣り合い、無声化した部分が促音のようになる現象を何と呼ぶか。

  1. A促音化
  2. B直音化
  3. C無声化
  4. D長音化
正解と解説を見る

正解:A促音化

無声化した母音の部分が無音に近くなり、語全体として促音を含むように発音される現象を促音化という。

この問題の解説ページを開く →

377「塾(じゅく)」が「じく」のように発音されるなど、公の場では起こりにくいが、言いやすさが関わって拗音が直音で発音される現象を何と呼ぶか。

  1. A硬口蓋化
  2. B直音化
  3. C促音化
  4. D無声化
正解と解説を見る

正解:B直音化

「シュ」や「ジュ」などの拗音が「シ」や「ジ」といった直音で発音されることを直音化という。

この問題の解説ページを開く →

378話し言葉において、「本当(ホントウ)」が「ホント」になるなど、意味の区別に関与する長音が発音されないことがある現象を何と呼ぶか。

  1. A長音の短母音化
  2. B母音の無声化
  3. C長音の促音化
  4. D拗音の直音化
正解と解説を見る

正解:A長音の短母音化

「面倒(メンドウ)くさい」が「メンドくさい」となるように、長音が発音されない現象を長音の短母音化という。

この問題の解説ページを開く →

379ガ行の子音が鼻音で発音される「鼻濁音」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A西日本よりも東日本で多く見られ、若い世代ではほぼ使われなくなってきている。
  2. B東日本よりも西日本で多く見られ、日本語教育において特別な発音指導が必要である。
  3. C全国的に均等に見られ、語頭に現れる場合に限り必ず鼻濁音で発音される。
  4. D若い世代を中心に再び使われるようになっており、特に西日本でその傾向が強い。
正解と解説を見る

正解:A西日本よりも東日本で多く見られ、若い世代ではほぼ使われなくなってきている。

鼻濁音は東日本で多く見られたが、若い世代では使われなくなっており、日本語教育での特別な指導は不要とされる。

この問題の解説ページを開く →

380ガ行の音が鼻濁音になる条件として、正しいものはどれか。

  1. A「学校(がっこう)」のような語頭に現れる場合。
  2. B「雪景色(ゆきげしき)」のように連濁が生じた語に現れる場合。
  3. C「合格(ごうかく)」のような漢語の語頭に現れる場合。
  4. D「外国(がいこく)」のように外来語の影響を受けた語に現れる場合。
正解と解説を見る

正解:B「雪景色(ゆきげしき)」のように連濁が生じた語に現れる場合。

鼻濁音になるのは、語中のガ行音や、助詞の「が」、連濁が生じた語などであり、語頭には現れない。

この問題の解説ページを開く →

381日本語学習者の発音上の誤用で、「切手(きって)」を「きぷて」と発音してしまう要因として最も適切なものはどれか。

  1. A促音が発音されないか、発音されても短いため促音と認識できない。
  2. B促音ではなく、不要な音を挿入したように発音している。
  3. C促音の直後の子音の発音方法(調音点)の影響を受けている。
  4. D促音の前後の母音が無声化しているため聞き取れていない。
正解と解説を見る

正解:B促音ではなく、不要な音を挿入したように発音している。

「きぷて」や「みって(見て)」のように、促音ではない箇所に促音を挿入したように発音する誤用がある。

この問題の解説ページを開く →

382日本語学習者の発音上の誤用で、「本を(ほんを)」を「ホノ」のように読んでしまう主な要因はどれか。

  1. A撥音の直後の「を」の発音が母音の[o]と同じであるため、撥音[n]と母音[o]が結び付き[no]となってしまうため。
  2. B撥音「ん」が1拍と認識される十分な長さを持たず、前の音と合わせて1拍と認識されるため。
  3. C撥音の直後の音が無声子音であるため、撥音自体が無声化して消滅してしまうため。
  4. D撥音が語末に位置する場合に限り、次の単語の語頭の母音と融合する規則があるため。
正解と解説を見る

正解:A撥音の直後の「を」の発音が母音の[o]と同じであるため、撥音[n]と母音[o]が結び付き[no]となってしまうため。

撥音の直後に母音が続く場合、「たぶんあります」が「たぶナります」となるように、母音と結びつく誤用が見られる。

この問題の解説ページを開く →

383日本語学習者が「まど」と「まば」を混同して発音してしまう要因として、音声学的に正しいものはどれか。

  1. A[d]と[b]は共に有声の両唇音であり、調音法だけが異なるため。
  2. B[d]と[b]は共に有声の破裂音であり、調音点だけが異なるため。
  3. C[d]と[b]は共に無声の歯茎音であり、調音法と調音点の両方が異なるため。
  4. D[d]と[b]は共に鼻腔への通路が開いており、音響的に聞こえ方が似ているため。
正解と解説を見る

正解:B[d]と[b]は共に有声の破裂音であり、調音点だけが異なるため。

「ダ行」の[d]は歯茎音、「バ行」の[b]は両唇音であり、いずれも有声の破裂音(調音法は同じ)であるため混同しやすい。

この問題の解説ページを開く →

384韓国語やベトナム語を母語とする学習者に多く見られる、「机(つくえ)」を「チュくえ」と発音してしまう誤用の原因として、適切なものはどれか。

  1. A「つ」の無声・歯茎・破擦音[ts]が、少し後方の無声・歯茎硬口蓋・破擦音[tc]で発音されてしまうため。
  2. B「つ」の無声・歯茎硬口蓋・破擦音[tc]が、少し前方の無声・歯茎・破擦音[ts]で発音されてしまうため。
  3. C「つ」の有声・歯茎・破擦音[dz]が、少し後方の無声・歯茎硬口蓋・摩擦音[c]で発音されてしまうため。
  4. D「つ」の無声・歯茎・破擦音[ts]が、調音法が異なる無声・歯茎・摩擦音[s]で代用されてしまうため。
正解と解説を見る

正解:A「つ」の無声・歯茎・破擦音[ts]が、少し後方の無声・歯茎硬口蓋・破擦音[tc]で発音されてしまうため。

「つ[ts]」と「チュ[tc]」の違いは調音点だけであり、[ts]の舌が平らなのに対し、[tc]は舌がおにぎり型に盛り上がる。

この問題の解説ページを開く →

385漢字のように、その字自体が意味を持つ文字を何と呼ぶか。

  1. A表音文字
  2. B表意文字
  3. C音節文字
  4. D音素文字
正解と解説を見る

正解:B表意文字

文字そのものがどのような性質を持っているかによる分類で、漢字は表意文字に該当する。

この問題の解説ページを開く →

386仮名やローマ字のように、字そのものには意味がなく、単に音を表すだけの文字を総称して何と呼ぶか。

  1. A表音文字
  2. B表意文字
  3. C象形文字
  4. D指示文字
正解と解説を見る

正解:A表音文字

仮名は音節文字、ローマ字は音素文字に分類されるが、これらはどちらも単に音を表す表音文字である。

この問題の解説ページを開く →

387漢字の成り立ち(造字法)や用法に基づく6分類「六書」のうち、もともとの形を絵で表したもので、「山」「月」「日」などが該当するものはどれか。

  1. A指事
  2. B形声
  3. C会意
  4. D象形
正解と解説を見る

正解:D象形

象形はもともとの形を絵で表したものであり、数は少ないが他の組み合わせに欠かせない。

この問題の解説ページを開く →

388「六書」のうち、意味を表す要素と音を表す要素を組み合わせて作ったもので、全漢字の大多数を占めるものはどれか。

  1. A形声
  2. B会意
  3. C転注
  4. D仮借
正解と解説を見る

正解:A形声

形声による組み合わせは豊富なため、漢字の大部分を占め、日本語教育でも習得に役立てることができる。

この問題の解説ページを開く →

389「榊(さかき)」「辻(つじ)」「峠(とうげ)」などのように、日本で作られた漢字を何と呼ぶか。

  1. A国字
  2. B借字
  3. C和製漢字
  4. D俗字
正解と解説を見る

正解:A国字

主に日本で作られた漢字を国字と呼び、訓のみを持つものが多い。

この問題の解説ページを開く →

390「五月雨(さみだれ)」や「紫陽花(あじさい)」のように、2つ以上の漢字からなる熟語に単字単位ではなく熟字単位で訓読みを当てたものを何と呼ぶか。

  1. A重箱読み
  2. B湯桶読み
  3. C熟字訓
  4. D慣用音
正解と解説を見る

正解:C熟字訓

熟字単位で訓読みを当てたものを熟字訓といい、初級レベルの語彙にも見られる。

この問題の解説ページを開く →

391漢字の熟語の読み方において、「場所(ばショ)」「見本(みホン)」のように、訓読みと音読みを組み合わせた読み方を何と呼ぶか。

  1. A重箱読み
  2. B湯桶読み
  3. C熟字訓
  4. D慣用音
正解と解説を見る

正解:B湯桶読み

訓読み+音読みの組み合わせを湯桶読みと呼ぶ。逆に音読み+訓読みは重箱読みである。

この問題の解説ページを開く →

392意味を担う最小の単位であり、それ以上は分けられない抽象的な単位を何と呼ぶか。

  1. A形態素
  2. B音素
  3. C異形態
  4. D語基
正解と解説を見る

正解:A形態素

形態素は、「雨傘」を「雨」と「傘」に分けられるように、意味を担う最小の単位である。

この問題の解説ページを開く →

393形態素に関する記述として、適切なものはどれか。

  1. A単独で語になることができる形態素を拘束形態素と呼ぶ。
  2. B語彙的な意味を持つ形態素は、すべて単独で語になれる。
  3. C具体的な意味を持たない文法的な形態素は拘束形態素である。
  4. D語基となる形態素は、活用によって形や意味が大きく変化する。
正解と解説を見る

正解:C具体的な意味を持たない文法的な形態素は拘束形態素である。

文法的な意味を持つ形態素は単独では語になれず、拘束形態素となる。

この問題の解説ページを開く →

394「食べる」という語における「tabe」のように、語の構成上の根幹として活用においても変化しない部分を何と呼ぶか。

  1. A接尾辞
  2. B接頭辞
  3. C異形態
  4. D語基
正解と解説を見る

正解:D語基

語の構成上の根幹としていろいろな活用においても変化しない部分を語基(または語幹)と呼ぶ。

この問題の解説ページを開く →

395品詞を変えるなど、ある語から別の語をつくる働きを持つ接辞を何と呼ぶか。

  1. A派生接辞
  2. B屈折接辞
  3. C独立接辞
  4. D拘束接辞
正解と解説を見る

正解:A派生接辞

「食べ方」の「kata」のように、品詞を変えたり別の語を作ったりする接辞を派生接辞と呼ぶ。

この問題の解説ページを開く →

396「酒(sake)」に他の形態素が付く場合、「甘酒(amazake)」や「酒屋(sakaya)」のように音が変化して現れる複数の形を何と呼ぶか。

  1. A自由形態素
  2. B異形態
  3. C拘束形態素
  4. D派生形態素
正解と解説を見る

正解:B異形態

同じ形態素が隣り合う形態素などの条件によって異なる音声的な形で現れたものを異形態と呼ぶ。

この問題の解説ページを開く →

397「基礎語彙」と「基本語彙」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A基礎語彙は客観的な統計手法で選定され、基本語彙は主観的に選定される。
  2. B基礎語彙は中級レベル以降で中心となり、基本語彙は初級レベルで中心となる。
  3. C基礎語彙は日常的な表現に不可欠なものであり、基本語彙は特定の領域で重要なものである。
  4. D基礎語彙は専門的な学術研究に用いられ、基本語彙は一般的な会話のみで用いられる。
正解と解説を見る

正解:C基礎語彙は日常的な表現に不可欠なものであり、基本語彙は特定の領域で重要なものである。

基礎語彙は日常的な表現に不可欠な語の集まりであり、基本語彙は特定の領域で重要な語の集まりである。

この問題の解説ページを開く →

398日本語の語種について、「和語」の特徴として当てはまるものはどれか。

  1. A日本語の中では歴史が最も古く、語感はやわらかさや親しさがある。
  2. B中国語を起源とする借用語であり、語感は硬く難解さがある。
  3. C主に欧米の外国語からの借用語であり、語感は洗練されている。
  4. D漢語と外来語を組み合わせたものであり、現代日本語で最も多い。
正解と解説を見る

正解:A日本語の中では歴史が最も古く、語感はやわらかさや親しさがある。

和語は日本固有の語であり、歴史が古く、やわらかさや親しさがあるという特徴を持つ。

この問題の解説ページを開く →

399日本語教育において、学習者が漢語やカタカナ語を「難しい」と感じる主な原因はどれか。

  1. A漢語やカタカナ語は、日常的な会話において使用される頻度が極端に低いため。
  2. B漢語やカタカナ語が表す内容自体が、抽象的で体系的な概念であることが多いため。
  3. C漢語やカタカナ語は、同音異義語が多すぎて文脈から意味を推測できないため。
  4. D漢語やカタカナ語の多くが、近年になってから作られた新しい造語であるため。
正解と解説を見る

正解:B漢語やカタカナ語が表す内容自体が、抽象的で体系的な概念であることが多いため。

漢語やカタカナ語が難しいと感じられるのは、それらを使わなければならない内容自体が抽象的だからである。

この問題の解説ページを開く →

400語種ごとの意味の広がりについて、和語の特徴として正しいものはどれか。

  1. A「中心的で基本的な意味」のみを持ち、他の意味に拡張することはほとんどない。
  2. B「周辺的で拡張的な意味」しか持たず、具体的な事象を指し示すのには不向きである。
  3. C「中心的で基本的な意味」から「周辺的で拡張的な意味」まで幅広い意味を持つ。
  4. D漢語やカタカナ語と比較して、一つの語がカバーできる意味の範囲が非常に狭い。
正解と解説を見る

正解:C「中心的で基本的な意味」から「周辺的で拡張的な意味」まで幅広い意味を持つ。

和語は中心的で基本的な意味を出発点として、多様な周辺的で拡張的な意味までカバーできる。

この問題の解説ページを開く →

401形容詞と語種の関係について、一般的な傾向として適切なものはどれか。

  1. Aイ形容詞は漢語が多く、ナ形容詞は和語が多い。
  2. Bイ形容詞は和語が多く、ナ形容詞は漢語が多い。
  3. Cイ形容詞もナ形容詞も、共にカタカナ語が圧倒的に多い。
  4. Dイ形容詞もナ形容詞も、共に和語と漢語が同数程度存在する。
正解と解説を見る

正解:Bイ形容詞は和語が多く、ナ形容詞は漢語が多い。

形容詞には語種の偏りがあり、イ形容詞は和語が多く、ナ形容詞は漢語が多い。

この問題の解説ページを開く →

402動詞の語形成において、「名詞+する」という形式をとる動詞の語種として最も多い組み合わせはどれか。

  1. A和語と漢語
  2. B和語とカタカナ語
  3. C漢語とカタカナ語
  4. D混種語と和語
正解と解説を見る

正解:C漢語とカタカナ語

「名詞+する」という形式を持つ動詞は、漢語とカタカナ語が主であり、和語の動詞はこの形式をほとんどとらない。

この問題の解説ページを開く →

403学習者が「親切する」「便利する」のような誤用をしてしまう理由として、考えられるものはどれか。

  1. A動作性の高い名詞には「〜する」がつかないという規則を過剰に適用したため。
  2. Bナ形容詞の語幹を名詞と類似していると捉え、「名詞+する」の規則を過剰に適用したため。
  3. Cイ形容詞の語幹に「〜する」をつけて動詞化するという規則を誤って適用したため。
  4. D日本語の動詞はすべて「〜する」をつけることで名詞化できると勘違いしたため。
正解と解説を見る

正解:Bナ形容詞の語幹を名詞と類似していると捉え、「名詞+する」の規則を過剰に適用したため。

漢語のナ形容詞の語基(語幹)が名詞と似ているため、「名詞+する」の規則を状態性の語にまで過剰一般化してしまうことが原因である。

この問題の解説ページを開く →

404語構成における「合成語」のうち、どの形態素も自由形態素からなるものを何と呼ぶか。

  1. A派生語
  2. B畳語
  3. C複合語
  4. D単純語
正解と解説を見る

正解:C複合語

合成語のうち、「雨雲(雨+雲)」のように、どの形態素も単独で語になれる自由形態素から構成されているものを複合語という。

この問題の解説ページを開く →

405語構成における「派生語」の例として、最も適切なものはどれか。

  1. A筆箱(ふでばこ)
  2. B国々(くにぐに)
  3. Cお花(おはな)
  4. D腕時計(うでどけい)
正解と解説を見る

正解:Cお花(おはな)

派生語は自由形態素と拘束形態素からなり、「お花」の「お」は文法的な意味を持つ拘束形態素であるため派生語に該当する。

この問題の解説ページを開く →

406複合語を構成する形態素間の関係について、「山登り(山に登る)」や「値上げ(値を上げる)」のような関係を何と呼ぶか。

  1. A並列的関係
  2. B従属的関係
  3. C修飾的関係
  4. D統語的関係
正解と解説を見る

正解:D統語的関係

複合語において、「主語+述語」や「目的語+述語」のような関係が認められるものを統語的関係と呼ぶ。

この問題の解説ページを開く →

407「森林」や「手足」のように、複合語を構成する形態素同士が類義的または対義的な関係で結ばれているものを何と呼ぶか。

  1. A統語的関係
  2. B並列的関係
  3. C因果的関係
  4. D修飾的関係
正解と解説を見る

正解:B並列的関係

形態素同士が「AとB」のように結ばれ、類義的や対義的な関係にあるものを並列的関係と呼ぶ。

この問題の解説ページを開く →

408日本語教育における語彙の習得順序の一般的な傾向として、正しいものはどれか。

  1. A初級レベルでは専門的・抽象的な基礎語彙から入り、中級レベル以降で汎用的・具体的な基本語彙へと移行する。
  2. B初級レベルでは限定的・抽象的な基本語彙から入り、中級レベル以降で専門的・具体的な基礎語彙へと移行する。
  3. C初級レベルでは限定的・具体的な基礎語彙から入り、中級レベル以降で汎用的・抽象的な基本語彙へと移行する。
  4. D初級レベルでは汎用的・具体的な基礎語彙から入り、中級レベル以降で限定的・抽象的な基本語彙へと移行する。
正解と解説を見る

正解:D初級レベルでは汎用的・具体的な基礎語彙から入り、中級レベル以降で限定的・抽象的な基本語彙へと移行する。

語彙の習得は、汎用的で日常的・具体的な基礎語彙から始まり、徐々に限定的で専門的・抽象的な基本語彙へと進む傾向がある。

この問題の解説ページを開く →

409日本語教育の語彙指導において、初級レベルと中級レベル以降で中心となる語種の組み合わせとして適切なものはどれか。

  1. A初級レベル:和語中心、中級レベル以降:漢語・カタカナ語中心
  2. B初級レベル:漢語中心、中級レベル以降:和語・カタカナ語中心
  3. C初級レベル:カタカナ語中心、中級レベル以降:和語・漢語中心
  4. D初級レベル:和語・漢語中心、中級レベル以降:カタカナ語中心
正解と解説を見る

正解:A初級レベル:和語中心、中級レベル以降:漢語・カタカナ語中心

基礎語彙には和語が多く、基本語彙には漢語やカタカナ語が多いため、初級は和語が中心となり、中級以降は漢語・カタカナ語が中心となる。

この問題の解説ページを開く →

410日本語学習における「理解語彙」と「使用語彙」の関係について、一般的な傾向として正しいものはどれか。

  1. A一般的に、使用語彙の方が理解語彙よりも多い。
  2. B一般的に、理解語彙の方が使用語彙よりも多い。
  3. C一般的に、理解語彙と使用語彙の数はほぼ同じである。
  4. D日本語の習熟度に関わらず、使用語彙のみが増加し続ける。
正解と解説を見る

正解:B一般的に、理解語彙の方が使用語彙よりも多い。

理解語彙は意味が分かる語彙、使用語彙は使いこなせる語彙であり、一般的に理解語彙の方が使用語彙よりも多い。

この問題の解説ページを開く →
登録日本語教員試験の全分野一覧へ戻る