⑦ 日本語の音韻・文字・語彙

登録日本語教員試験382

問題

日本語学習者の発音上の誤用で、「本を(ほんを)」を「ホノ」のように読んでしまう主な要因はどれか。

A撥音の直後の「を」の発音が母音の[o]と同じであるため、撥音[n]と母音[o]が結び付き[no]となってしまうため。✓ 正解
B撥音「ん」が1拍と認識される十分な長さを持たず、前の音と合わせて1拍と認識されるため。
C撥音の直後の音が無声子音であるため、撥音自体が無声化して消滅してしまうため。
D撥音が語末に位置する場合に限り、次の単語の語頭の母音と融合する規則があるため。

正解

A撥音の直後の「を」の発音が母音の[o]と同じであるため、撥音[n]と母音[o]が結び付き[no]となってしまうため。

解説

撥音の直後に母音が続く場合、「たぶんあります」が「たぶナります」となるように、母音と結びつく誤用が見られる。

分野解説:⑦ 日本語の音韻・文字・語彙

日本語の音声・音韻・文字・語彙を学ぶ、日本語学の基礎分野です。母音・子音・拍・アクセント・イントネーション、仮名や漢字の文字体系、語種(和語・漢語・外来語)や語構成が頻出テーマです。発音指導や表記指導の土台となります。出題数も多く確実に得点したい分野なので、音声記号や音韻の規則、文字・語彙の分類を正確に覚え、学習者がつまずきやすいポイントと結びつけて整理しましょう。

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合格基準基礎試験は5区分で各6割程度かつ総合8割程度、応用試験は総合6割程度(年度ごとに調整されることがある)
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