⑦ 日本語の音韻・文字・語彙

登録日本語教員試験384

問題

韓国語やベトナム語を母語とする学習者に多く見られる、「机(つくえ)」を「チュくえ」と発音してしまう誤用の原因として、適切なものはどれか。

A「つ」の無声・歯茎・破擦音[ts]が、少し後方の無声・歯茎硬口蓋・破擦音[tc]で発音されてしまうため。✓ 正解
B「つ」の無声・歯茎硬口蓋・破擦音[tc]が、少し前方の無声・歯茎・破擦音[ts]で発音されてしまうため。
C「つ」の有声・歯茎・破擦音[dz]が、少し後方の無声・歯茎硬口蓋・摩擦音[c]で発音されてしまうため。
D「つ」の無声・歯茎・破擦音[ts]が、調音法が異なる無声・歯茎・摩擦音[s]で代用されてしまうため。

正解

A「つ」の無声・歯茎・破擦音[ts]が、少し後方の無声・歯茎硬口蓋・破擦音[tc]で発音されてしまうため。

解説

「つ[ts]」と「チュ[tc]」の違いは調音点だけであり、[ts]の舌が平らなのに対し、[tc]は舌がおにぎり型に盛り上がる。

分野解説:⑦ 日本語の音韻・文字・語彙

日本語の音声・音韻・文字・語彙を学ぶ、日本語学の基礎分野です。母音・子音・拍・アクセント・イントネーション、仮名や漢字の文字体系、語種(和語・漢語・外来語)や語構成が頻出テーマです。発音指導や表記指導の土台となります。出題数も多く確実に得点したい分野なので、音声記号や音韻の規則、文字・語彙の分類を正確に覚え、学習者がつまずきやすいポイントと結びつけて整理しましょう。

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国家資格で日本語教育の力を証明する

主催文部科学省(所管)
出題形式基礎試験 選択式100問/応用試験 選択式(読解60問・聴解50問)
試験時間基礎試験120分/応用試験は読解100分・聴解50分
受験料18,900円(基礎試験及び応用試験)/応用試験のみ17,300円
合格基準基礎試験は5区分で各6割程度かつ総合8割程度、応用試験は総合6割程度(年度ごとに調整されることがある)
難易度★★★★☆(難関)
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