第411問語や形態素の配列に関わる構造をいい、こうした構造などを考察する言語学の分野を何というか。
- A統語論
- B意味論
- C形態論
- D音韻論
日本語文法の前半として、文の構造(統語)・品詞・助詞を学ぶ分野です。品詞分類、格助詞・取り立て助詞などの助詞の働き、文の成分や語順、学校文法と日本語教育文法の違いが頻出です。日本語教育の現場で必須となる文法知識が問われます。助詞の用法は学習者がつまずきやすく出題も多いため、それぞれの助詞が表す意味・機能を例文とともに整理し、正確に説明できるようにしておくことが重要です。
この分野の問題59問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.文中の単語の意味が分からなくても、構造から意味をある程度推論できる。
統語構造は抽象的なものであり、単語の意味を知らなくても構造的な知識から意味を推論する手助けとなります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.文法関係は主語などの構造的な働きを指し、格関係は名詞句の形態的な表示に関わる。
文法関係は文における構造的な働きに注目したものであり、格関係は文中での形態的な表示に関わるものです。
この問題の解説ページを開く →正解:B.学校文法は既にある文を分析し、日本語教育の文法はゼロから新しい文を作るためである。
学校文法は存在する文を分解するための文法ですが、日本語教育における文法は学習者がゼロから新しい文を作り上げるための文法です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.単語を厳密な品詞に分類すること自体を目的とせず、文型における文法的な働きを重視する。
日本語教育では分類すること自体が目的ではなく、文構造を説明する際にどのような働きをするかを重視します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.「〜な+名詞」となるか「〜の+名詞」となるかという接続の仕方の違い。
学習者にとっては細かな分類よりも、「〜な」で接続するか「〜の」で接続するかという違いが重要です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.「〜そうだ」「〜らしい」など外からの判断を示す表現。
感情・感覚形容詞は一人称の表現に限られるという制約があり、三人称の場合は様子を外面から判断する表現を加える必要があります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.代名詞の数が非常に多く、状況や人間関係によって使い分けられる。
日本語の代名詞は数が多く、相手との関係性や状況によって特有の意味を持ち使い分けられる特徴があります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.語順の自由度が高く、文中の様々な位置に現れる。
副詞は文の構造上はあってもなくてもよい任意の要素であり、文中の位置の自由度が高い(語順が固定されていない)のが特徴です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.無意志動詞は命令表現を作れないが、意志動詞は作ることができる。
無意志動詞は主語の意志で動作をコントロールできないため、「〜しろ」などの命令表現を作ることができません。
この問題の解説ページを開く →正解:B.未来の事柄の条件を表す場合など、過去以外の用法があるため。
「来週会ったときに」のように、時制が未来であってもタ形が用いられることがあり、「過去形」と呼ぶと混乱を招くためです。
この問題の解説ページを開く →正解:C.「-a ナイ」になれば1グループ、「-i ナイ」「-e ナイ」になれば2グループである。
動詞をナイ形にした際、直前の音が「a段(-aナイ)」になれば1グループ、「i段・e段(-iナイ・-eナイ)」になれば2グループと判定できます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.他の要素との関係を背景に、文中の語に付いて意味を添える飾り付けをする。
取り立て助詞は、格助詞によって組み立てられた骨格となる文に、新たに意味を加える(飾り付けをする)働きを持ちます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.接続詞は独立した2つの文を繋ぎ、接続助詞は文を切らずに従属節と主節を繋ぐ。
接続詞は「今日は日曜日です。しかし、会社に行きます。」のように文を切って繋ぎ、接続助詞は「今日は日曜日ですが、会社に行きます。」のように文を切らずに繋ぎます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.話し手と聞き手が共通して持っている情報を示し、同意を求める。
「ね」は、話し手と聞き手が共通して持っている情報を示して同意を求めたり、話し手が持っている情報の確認を行ったりする際に用いられます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.ジョンさんは駅前のコンビニで働いている。
「働く」は動作の場所であるため「で」を用いますが、「勤める」「住む」などは存在の場所として「に」を用いるのが一般的です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.「は」は文に意味を加える飾りであり、「が」は文の骨格を作る。
「が」は格助詞として文の骨格を作り、「は」は取り立て助詞として骨格となる文に新たに意味を加える働きを持ちます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.ほかの要素ではなくそれであるという「排他」の意味合い
名詞文や形容詞文で「が」を使うと、「他の曜日ではなく月曜日である」というような排他的な強調の意味合いを持ちます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.「が」は聞き手にとっての新情報、「は」は既知の旧情報を提示する。
談話において、新しい情報(未知)は「が」で提示され、一度話に出た既知の情報(旧情報)は「は」で示されるのが一般的です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.「象の鼻」という成分のうち、前の部分(象)が主題として提示された。
「象の鼻が長い」という命題の中から、ガ格成分「象の鼻」の前の部分である「象」が主題として提示された構造と考えられます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.次の主題が現れるまで、文を越えて主題として影響力を持ち続ける点。
一度「は」で提示された主題は、次の主題が現れるまで複数の文を越えて談話全体の主題として影響力を持ちます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.活用のルールと並んで、初級レベルで避けては通れない不可欠な文法知識である。
格助詞の使い分けは動詞の活用ルールと並んで、初級レベルで避けては通れない非常に重要な文法知識と位置付けられています。
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