第291問ソシュールが提唱した言語記号の性質のうち、音声などの知覚できる形式の側面を何と呼ぶか。
- Aシニフィエ
- Bシニフィアン
- Cパロール
- Dラング
言語一般の構造と、日本語と他言語を比較する対照言語学を学ぶ分野です。世界の言語の類型、音声・文法・語彙の普遍的な特徴、日本語と英語・中国語などとの構造的な違いが頻出です。学習者の母語による誤用の背景理解にもつながります。対照言語学では母語と日本語の違いが学習上の困難点を生むという視点が重要なので、言語類型の基礎を押さえつつ、具体的な対照例を覚えると理解が深まります。
この分野の問題45問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.対照言語学は共時的な観点で分析し、比較言語学は通時的な観点で分析する。
比較言語学が歴史的(通時的)に祖語を探るのに対し、対照言語学は共時的な観点で言語を比較します。
この問題の解説ページを開く →正解:A.韓国語の母語話者は日本語と同じ膠着語タイプのため活用の仕組みが理解しやすい。
類型が似ている言語を母語とする学習者は、そうでない学習者に比べて類似の文法構造を理解しやすい傾向があります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.英語は前置詞を用い、日本語は構造的に同様の役割を格助詞で名詞の後ろに示す。
英語が名詞の前に前置詞を置くのに対し、日本語は名詞の後ろに格助詞(後置詞に相当)を置きます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.母語が声帯振動の有無ではなく呼気の強弱で意味を区別するため
これらの言語では有声音と無声音の対立ではなく、息を強く出すか(有気音)抑えるか(無気音)で意味を区別します。
この問題の解説ページを開く →正解:A.SVOタイプは動詞の前に、SOVタイプは動詞の後ろに助動詞が位置する。
SVOタイプは主要部先行型のため「助動詞+動詞」、SOVタイプは主要部後行型のため「動詞+助動詞」の順になります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.日本語は相対敬語でありウチとソトの関係を重視し、韓国語は絶対敬語であり上下関係を重視する。
日本語は話し手と聞き手のウチ・ソト関係を優先する相対敬語ですが、韓国語は固定的な上下関係を重視する敬語体系として説明されます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.SVOタイプの言語は前置詞を持ち、SOVタイプの言語は後置詞を持つ。
SVOタイプは主要部が前に来るため前置詞となり、SOVタイプは主要部が後ろに来るため後置詞となります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.膠着語、屈折語、孤立語のすべてのタイプの特徴を併せ持っている。
英語はplayed(膠着)、went(屈折)、put(孤立)のように3つのタイプの語形変化をすべて持ちます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.形容詞による名詞修飾
英語はSVOタイプですが、「beautiful flower」のように形容詞による名詞修飾はSOVタイプの特徴(修飾要素+被修飾要素)を取ります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.母語において無声音と有声音の違いが意味の違いとして区別されていないため
中国語やベトナム語では有声音・無声音の区別が曖昧であり、有気・無気で区別するため日本語の濁音が難しくなります。
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