⑥ 言語の構造一般・対照言語学

登録日本語教員試験332

問題

中国語やベトナム語の母語話者が日本語の「だ」を「た」と発音するなど、濁音の聞き取りや発音に困難を感じる要因として適切なものはどれか。

A母語において音声の単位が「拍」ではなく「音節」を中心に構成されているため
B母語において無声音と有声音の違いが意味の違いとして区別されていないため✓ 正解
C母語においてアクセントの高低が意味の違いに関わる重要な役割を持つため
D母語において母音の長短が意味の違いに関わる重要な役割を持っていないため

正解

B母語において無声音と有声音の違いが意味の違いとして区別されていないため

解説

中国語やベトナム語では有声音・無声音の区別が曖昧であり、有気・無気で区別するため日本語の濁音が難しくなります。

分野解説:⑥ 言語の構造一般・対照言語学

言語一般の構造と、日本語と他言語を比較する対照言語学を学ぶ分野です。世界の言語の類型、音声・文法・語彙の普遍的な特徴、日本語と英語・中国語などとの構造的な違いが頻出です。学習者の母語による誤用の背景理解にもつながります。対照言語学では母語と日本語の違いが学習上の困難点を生むという視点が重要なので、言語類型の基礎を押さえつつ、具体的な対照例を覚えると理解が深まります。

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主催文部科学省(所管)
出題形式基礎試験 選択式100問/応用試験 選択式(読解60問・聴解50問)
試験時間基礎試験120分/応用試験は読解100分・聴解50分
受験料18,900円(基礎試験及び応用試験)/応用試験のみ17,300円
合格基準基礎試験は5区分で各6割程度かつ総合8割程度、応用試験は総合6割程度(年度ごとに調整されることがある)
難易度★★★★☆(難関)
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