日本酒検定3級 ③ 原料「米」と「水」

日本酒の主原料である米と水について学ぶ分野です。酒造好適米(山田錦・五百万石など)の特徴である「心白」、ジャポニカ種・インディカ種の違い、軟水・硬水が酒質に与える影響、雑味の原因となるタンパク質・脂質との関係などが頻出します。原料の性質と最終的な酒質を結びつけて理解することがポイントです。

この分野の問題29問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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101日本酒の原料となる米のルーツについて正しいものはどれか。

  1. A約1000年前にヨーロッパから伝来した
  2. B約3000年前に中国の長江流域などから伝来した
  3. C日本固有の植物であり太古から自生していた
  4. D南アメリカ大陸からシルクロードを経て伝わった
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正解:B約3000年前に中国の長江流域などから伝来した

日本には約3000年前に長江流域から伝来したとされています。ヨーロッパや南米から伝来したものではありません。

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102世界の米は大きく3つの系統に分類されるが、そのうち日本で最も多く栽培され日本酒造りにも用いられる品種はどれか。

  1. Aインディカ種
  2. Bアフリカ種
  3. Cジャポニカ種
  4. Dジャバニカ種
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正解:Cジャポニカ種

日本で栽培され日本酒にも用いられるのはジャポニカ種です。細長くて粘り気の少ないインディカ種は世界で最も生産されていますが日本酒には向きません。

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103酒造好適米(日本酒造りに適した米)が一般的な食用米と大きく異なる特徴として正しいものはどれか。

  1. Aタンパク質や脂質が食用米よりも多く含まれている
  2. B米粒の中心に「心白」と呼ばれる白く不透明な部分がある
  3. C米の粒が細長く粘り気が非常に強い
  4. D寒冷地でしか育たない特殊な遺伝子を持つ
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正解:B米粒の中心に「心白」と呼ばれる白く不透明な部分がある

酒造好適米は粒が大きく中心に「心白」と呼ばれる隙間の多い部分があるのが大きな特徴です。タンパク質や脂質はむしろ食用米より少ない傾向にあります。

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104酒造好適米において、タンパク質や脂質が少ないことが「日本酒造りに適している」とされる理由として正しいものはどれか。

  1. A酒の雑味の原因となる成分を減らしクリアな味わいにするため
  2. B発酵の速度を極端に遅くしてフルーティーな香りを出すため
  3. Cアルコール度数を高く引き上げる栄養素となるため
  4. D吸水性を下げて米が溶けすぎるのを防ぐため
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正解:A酒の雑味の原因となる成分を減らしクリアな味わいにするため

タンパク質や脂質は多すぎると日本酒の雑味の原因となるため、これらが少ない酒造好適米が重宝されます。発酵を助ける栄養素とは異なります。

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105酒造好適米が一般的な食用米に比べて価格が高くなる傾向にある理由として正しいものはどれか。

  1. A稲の背丈が高く倒れやすいうえに病気にも弱く栽培が難しいため
  2. B一年に何度も収穫できるが専用の肥料が非常に高価であるため
  3. C収穫後に長期間熟成させないと醸造に使えないため
  4. D機械での収穫ができずすべて手作業で行わなければならないため
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正解:A稲の背丈が高く倒れやすいうえに病気にも弱く栽培が難しいため

酒造好適米は稲の背丈が高く倒伏しやすかったり病気に弱かったりと栽培に手間がかかるため価格が高くなります。

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106酒造好適米をそのまま炊いて食べた場合の一般的な評価として正しいものはどれか。

  1. A粘り気が強くて甘みが豊かであるため食用米よりも美味しい
  2. Bアルコール成分が含まれているため独特の苦味がある
  3. C非常に硬いため何時間も煮込まないと食べられない
  4. Dタンパク質や脂質が少ないためパサパサしており食用としては美味しくない
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正解:Dタンパク質や脂質が少ないためパサパサしており食用としては美味しくない

酒造好適米は雑味の元となるタンパク質や脂質が少なく粘り気がないため、普通に炊いて食べるとパサパサしてあまり美味しくありません。

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107ワインの原料であるブドウと、日本酒の原料である米の違いについて正しく説明したものはどれか。

  1. Aブドウは皮を取り除いて発酵させるが、米は表皮を残したまま発酵させる
  2. Bブドウは果実自体に糖分を含むためそのまま発酵できるが、米はデンプンを糖に変える工程が必要である
  3. Cブドウはデンプンを糖に変える必要があるが、米は最初から糖分を多く含む
  4. Dブドウは水を加えて発酵させるが、米は米自体の水分だけで発酵させる
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正解:Bブドウは果実自体に糖分を含むためそのまま発酵できるが、米はデンプンを糖に変える工程が必要である

ブドウは果実が糖分を持っているためそのままアルコール発酵できますが、米はデンプン質であるため一度糖分に変える(糖化)工程が必須となります。

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108酒造好適米の代表格である「山田錦」が「酒米の王様」と高く評価される理由として正しいものはどれか。

  1. A寒冷地での栽培に特化しており雪の中でも収穫できるため
  2. B粒が非常に小さくそのまま発酵させるのに適しているため
  3. C最も歴史が古く野生の稲に近い野性味あふれる味わいになるため
  4. D心白が大きく高精白が可能であり雑味のない綺麗な酒に仕上がりやすいため
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正解:D心白が大きく高精白が可能であり雑味のない綺麗な酒に仕上がりやすいため

山田錦は粒や心白が大きく米をたくさん削る高精白に向いており、上品で雑味のないキレイな酒質になりやすいのが特徴です。

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109すっきりとした「淡麗」な酒質になりやすい酒造好適米として正しいものはどれか。

  1. A山田錦
  2. B美山錦
  3. C雄町
  4. D五百万石
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正解:D五百万石

新潟県などで多く栽培される五百万石は、すっきりとキレのある淡麗な味わいに仕上がりやすいのが特徴です。山田錦はふくよかな味わいが特徴です。

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110耐寒性が高く、東北地方など寒冷地でも多く栽培されている酒造好適米として正しいものはどれか。

  1. A山田錦
  2. B雄町
  3. C美山錦
  4. D秋田酒こまち
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正解:C美山錦

長野県で開発された美山錦は耐寒性が高いため冷涼な地域での栽培が可能で、軽快な味わいに仕上がるのが特徴です。

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111150年以上途切れずに栽培されている古い品種で、背が高く栽培が困難だが、濃醇で個性的な味わいになる酒造好適米はどれか。

  1. A美山錦
  2. B秋田酒こまち
  3. C五百万石
  4. D雄町
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正解:D雄町

雄町は岡山県などで栽培される歴史の古い品種で、栽培が難しいものの深く複雑な味わいに仕上がるため根強い人気があります。

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1122000年代に誕生した比較的新しい品種で、大粒で高精白が可能であり、上品な甘味と軽快な後味が特徴の酒造好適米はどれか。

  1. A雄町
  2. B秋田酒こまち
  3. C美山錦
  4. D五百万石
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正解:B秋田酒こまち

秋田酒こまちは2001年に誕生した品種で、山田錦にも劣らない醸造適性を目指して開発され、上品な甘味と軽快な後味が特徴です。

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113日本で栽培されている酒造好適米の品種ごとの生産量において、最も割合が多い品種はどれか。

  1. A山田錦
  2. B五百万石
  3. C美山錦
  4. D雄町
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正解:A山田錦

現在最も生産量が多い酒造好適米は山田錦で全体の3割以上を占めています。次いで五百万石が多くなっています。

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114日本酒造りに使用される「仕込み水」において、酵母や麹菌の栄養源として必要な成分はどれか。

  1. A鉄分とマンガン
  2. Bナトリウムと塩素
  3. C鉛と亜鉛
  4. Dカリウム、リン、マグネシウム
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正解:Dカリウム、リン、マグネシウム

カリウム、リン、マグネシウムなどのミネラル分は酵母や麹菌が元気に働くための大切な栄養源となります。鉄分やマンガンは酒造りの大敵です。

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115日本酒造りにおいて、水に含まれていると酒を褐色化させたり風味を劣化させたりする「大敵」とされる成分はどれか。

  1. Aカルシウム
  2. B鉄分
  3. Cカリウム
  4. Dマグネシウム
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正解:B鉄分

鉄分やマンガンは日本酒の色を褐色に変えてしまったり風味を悪くしたりするため、酒造用水には含まれていないことが条件となります。

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116日本の河川や地下水が日本酒造りに適した水質になっている地理的な理由として正しいものはどれか。

  1. A雨水が急峻な山や石を短期間で通り抜ける過程で天然の濾過が行われるため
  2. B大陸のように平坦で長い川をゆっくりと流れてくるため
  3. C年間を通して降水量が非常に少なく水が濃縮されているため
  4. D火山灰がすべてのミネラル分を吸収し完全に純水になっているため
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正解:A雨水が急峻な山や石を短期間で通り抜ける過程で天然の濾過が行われるため

日本の川は短く急流であり、雨水が石などの間を通り抜ける際に天然の濾過材の役割を果たすため、綺麗な水質が保たれやすくなります。

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117水の「硬度」とは何を表す数値か。

  1. A水に含まれる鉄分とマンガンの量
  2. B水の透明度と不純物の割合
  3. C水の水素イオン濃度(pH値)
  4. D水に含まれるマグネシウムやカルシウムなどのミネラル含有量
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正解:D水に含まれるマグネシウムやカルシウムなどのミネラル含有量

硬度は水中に溶け込んでいるマグネシウムやカルシウムなどのミネラルの量を表したもので、これが多いと硬水、少ないと軟水と呼ばれます。

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118世界の水と比較した際、日本の水質の全体的な傾向として正しいものはどれか。

  1. Aミネラル分が非常に多い「超硬水」が多い
  2. Bやわらかな口当たりの「軟水」傾向にある
  3. Cミネラル分が極端に少ない「純水」しか存在しない
  4. D鉄分を豊富に含む「赤水」が主流である
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正解:Bやわらかな口当たりの「軟水」傾向にある

日本の水は急峻な地形で水が地中に留まる時間が短いため、ミネラル分が溶け込みにくく世界的に見ても軟水傾向にあります。

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119硬水を用いて日本酒を仕込んだ場合、発酵の進み方と味わいの傾向として正しいものはどれか。

  1. A酵母の働きが抑えられ、甘口で柔らかな味わいになりやすい
  2. B栄養分が豊富なため酵母が活発に働き、しっかりとした辛口の味わいになりやすい
  3. Cミネラル分が発酵を阻害し、アルコール度数が上がりにくくなる
  4. D発酵が途中で止まりやすく、酸味の強い味わいになりやすい
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正解:B栄養分が豊富なため酵母が活発に働き、しっかりとした辛口の味わいになりやすい

硬水には酵母の栄養源となるミネラルが豊富なため発酵が旺盛に進みやすく、結果としてキレのある辛口の酒質(男酒)になりやすい傾向があります。

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120軟水を用いて日本酒を仕込んだ場合、発酵の進み方と味わいの傾向として正しいものはどれか。

  1. A発酵が緩やかに進み、口当たりがなめらかで柔らかな味わいになりやすい
  2. B急激に発酵が進み、炭酸ガスの強い荒々しい味わいになりやすい
  3. C雑菌が繁殖しやすくなり、酸味の強い複雑な味わいになりやすい
  4. Dデンプンが溶けにくくなり、極端な辛口の味わいになりやすい
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正解:A発酵が緩やかに進み、口当たりがなめらかで柔らかな味わいになりやすい

軟水はミネラルが少ないため酵母の働きが穏やかになり、発酵がゆっくりと進むことでなめらかで優しい口当たり(女酒)の酒質になります。

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121江戸時代から知られる銘醸地である「灘(兵庫県)」と「伏見(京都府)」の酒質の違いの理由として正しいものはどれか。

  1. A灘はインディカ米を使い、伏見はジャポニカ米を使うから
  2. B灘は鉄分を含む水を用い、伏見は純水を用いるから
  3. C灘は硬水で仕込むためしっかりとした酒になり、伏見は軟水で仕込むためなめらかな酒になるから
  4. D灘は温暖な気候で急速に発酵させ、伏見は雪の中で凍らせて発酵させるから
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正解:C灘は硬水で仕込むためしっかりとした酒になり、伏見は軟水で仕込むためなめらかな酒になるから

灘はミネラル豊富な硬水(宮水)を使うためキレのある「男酒」に、伏見は軟水を使うためやわらかな「女酒」になり、水質が酒質を大きく左右します。

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122日本酒造りにおいて、水は「仕込み」以外にも様々な工程で使われるが、米を洗ったり道具を洗浄したりする水も含めると、最終的な酒の生産量に対してどれほどの水が必要とされるか。

  1. A生産量とほぼ同量の水が必要
  2. B生産量の数十倍にあたる大量の水が必要
  3. C生産量の約半分程度の水が必要
  4. D生産量の約1000倍以上の水が必要
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正解:B生産量の数十倍にあたる大量の水が必要

酒造りには仕込み水だけでなく、洗米や瓶の洗浄、道具の洗浄など多岐にわたる工程で大量の良質な水(酒の量の数十倍)が必要とされます。

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123全国各地の酒蔵が位置している場所に共通する地理的な特徴として最も適切なものはどれか。

  1. A輸送に便利なように必ず海沿いに位置している
  2. B気温の変化を防ぐためすべて山頂付近に位置している
  3. C川の周辺や地下水脈が流れているなど、良質な水が確保できる場所に位置している
  4. D稲作の効率を上げるため必ず干拓地に位置している
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正解:C川の周辺や地下水脈が流れているなど、良質な水が確保できる場所に位置している

日本酒造りには大量の良質な水が不可欠であるため、酒蔵は一見街中であっても地下水脈の上であったり、川のそばであったりと水源に恵まれた場所に位置しています。

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124日本の水資源を支える降水量について、世界平均と比較した場合の正しい説明はどれか。

  1. A世界平均の半分以下の降水量である
  2. B世界平均とほぼ同じ降水量である
  3. C世界平均の約2倍という豊富な降水量がある
  4. Dアフリカの砂漠地帯と同程度の極端に少ない降水量である
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正解:C世界平均の約2倍という豊富な降水量がある

日本の平均降水量は約1718mmであり、世界平均(約880mm)の約2倍という雨や雪に恵まれた環境が良質な水源を育んでいます。

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125日本各地に残る「田植え祭り」や「御田植神事」などの農耕儀礼は、本来どのような目的で行われてきたか。

  1. A収穫した米の価格を吊り上げるため
  2. B余った米を近隣の村と交換する市場を開くため
  3. C豊作を祈願し、稲作に関する神々を祀るため
  4. D外国から輸入した米の安全性を確認するため
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正解:C豊作を祈願し、稲作に関する神々を祀るため

古来より米作りは神事と深く結びついており、田植え祭りなどはその年の豊作を神に祈願するための大切な農耕儀礼として発展してきました。

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126日本酒のラベルに「山田錦」などの品種名が書かれていない場合でも、日本酒造りに「食用米(コシヒカリなど)」が使われることはあるか。

  1. A酒税法で禁止されているため、食用米は一切使われない
  2. B食用米で造ると必ず腐敗するため使われない
  3. C一般米(飯米)と呼ばれる食用米が使われることも多くある
  4. D食用米を使う場合は必ず「ワイン」と名乗らなければならない
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正解:C一般米(飯米)と呼ばれる食用米が使われることも多くある

日本酒のすべてが酒造好適米で造られるわけではなく、日常的に飲まれる普通酒などを中心にコシヒカリなどの一般米(飯米)も多く使用されています。

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127酒造好適米の「心白」があることで、酒造りにおいてどのようなメリットがあるか。

  1. A米粒が非常に硬くなり、長期間保存できるようになる
  2. Bアルコール度数が自然に高まり、醸造アルコールを足す必要がなくなる
  3. C炊いたときの粘り気が増し、発酵タンクの底に沈みにくくなる
  4. D麹菌の菌糸が米の中心部まで入り込みやすくなり、良質な麹ができやすくなる
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正解:D麹菌の菌糸が米の中心部まで入り込みやすくなり、良質な麹ができやすくなる

心白はデンプンが粗く隙間が多いため、麹を造る際に麹菌の菌糸が内部までしっかり入り込みやすく、強い糖化力を持つ良質な麹になります。

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128酒蔵が複数の種類の「酒造好適米」を使い分ける主な理由として正しいものはどれか。

  1. A米の品種によって仕上がる日本酒の香りや味わいの個性が大きく変わるため
  2. B法律で一つの蔵が一種類の米しか使ってはいけないと決められているため
  3. C発酵にかかる日数を完全に統一するため
  4. Dどの米を使っても味は同じだが、パッケージのデザインを変えるため
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正解:A米の品種によって仕上がる日本酒の香りや味わいの個性が大きく変わるため

ぶどうの品種でワインの味が変わるように、酒造好適米も品種によって「ふくよか」「すっきり」など味わいや香りに明確な違いが出るため、目指す酒質に合わせて使い分けられます。

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129日本酒造りにおける「米」と「水」の重要性について、適切に表現したものはどれか。

  1. A水の品質は重要だが、米は輸入した古いものでも味に影響はない
  2. B米の品種は重要だが、水は水道水に化学調味料を混ぜれば代用できる
  3. C醸造技術が発達した現代では、米と水の品質は酒質に全く影響しない
  4. D目指す酒質に合った米と、酵母の栄養となり鉄分を多く含まない良質な水が、酒質に大きく関わる
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正解:D目指す酒質に合った米と、酵母の栄養となり鉄分を多く含まない良質な水が、酒質に大きく関わる

日本酒はその大部分が水であり、また米のデンプンを糖化して発酵させるため、米と水の品質は酒質に大きく関わります。特に鉄分などを多く含まない良質な水の確保が重要です。

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YouTube「無類の資格好き - 検定対策」で公開している日本酒検定3級の一問一答です。移動中や家事の合間の復習にどうぞ。

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