マイナンバー実務検定3級 ② 個人番号

個人番号そのものの性質と利用ルールを扱う、出題数が最も多い中心分野です。12桁の構成や住民票コードからの変換、市町村長による指定・通知、地方公共団体情報システム機構による生成、外国人住民を含む付番対象が頻出です。利用範囲は番号法で限定され必要な限度でのみ利用できること、原則生涯不変だが漏えい時は職権変更もできること、社会保障・税・防災等に類する事務なら条例で独自利用できることなど、利用と変更のルールを丁寧に整理しましょう。

この分野の問題54問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

クイズモードで挑戦 →

22個人番号の利用範囲に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. A同意があれば、番号法に規定のない民間サービスでも利用できる。
  2. B利用できる事務の種類は番号法で定められ、必要な限度でのみ利用できる。
  3. C利用できる者に制限はなく、誰でも自由に個人番号を利用できる。
  4. D行政機関であれば、目的を問わずあらゆる業務で個人番号を利用できる。
正解と解説を見る

正解:B利用できる事務の種類は番号法で定められ、必要な限度でのみ利用できる。

個人番号を利用できる者や事務は番号法で限定されており、事務処理に必要な限度でのみ利用可能です。

この問題の解説ページを開く →

23個人番号の生成と通知のプロセスに関する記述で、正しいものはどれか。

  1. A地方公共団体情報システム機構が番号を生成し、直接本人に通知する。
  2. B市町村長が自らシステムで番号を生成し、本人に通知する。
  3. C地方公共団体情報システム機構が番号を生成し、市町村長に通知後、市町村長が本人に指定・通知する。
  4. D内閣総理大臣が番号を生成し、各都道府県知事を通じて通知する。
正解と解説を見る

正解:C地方公共団体情報システム機構が番号を生成し、市町村長に通知後、市町村長が本人に指定・通知する。

機構は市町村長から求められて番号を生成・通知し、市町村長がその番号を本人の個人番号として指定・通知します。

この問題の解説ページを開く →

24国外へ転出していた者が日本に再転入した場合の個人番号の扱いはどれか。

  1. A以前の番号は無効となり、新たな個人番号が生成・通知される。
  2. B再入国後は個人番号を持つことができなくなる。
  3. C本人の希望に応じて、以前の番号か新しい番号かを選択できる。
  4. D国外転出前と同じ個人番号を引き続き利用する。
正解と解説を見る

正解:D国外転出前と同じ個人番号を引き続き利用する。

国外へ転出した後に日本に再入国した場合、国外転出前と同じ個人番号を引き続き利用することになります。

この問題の解説ページを開く →

25過去に使用されていたが、現在は使われていない個人番号の再利用について正しいものはどれか。

  1. A他のいずれの個人番号とも異なる必要があり、過去の番号は生成できない。
  2. B家族間であれば、亡くなった親の番号を子供が引き継ぐことができる。
  3. C過去に使用された番号であっても、現在空いていれば新たに生成してよい。
  4. D本人の同意があれば、過去に他人が使っていた番号を割り当てることができる。
正解と解説を見る

正解:A他のいずれの個人番号とも異なる必要があり、過去の番号は生成できない。

個人番号は他のいずれの番号とも異なる必要があり、過去に使われていた番号を新たに生成することはできません。

この問題の解説ページを開く →

26地方公共団体における個人番号の独自利用について正しいものはどれか。

  1. A地方公共団体は法定事務以外で個人番号を利用することは一切できない。
  2. B条例で定めれば、社会保障・税・防災及びこれらに類する事務で利用できる。
  3. C首長の判断のみで、制限なくあらゆる行政事務に利用できる。
  4. D事業者の許可を得ることで、民間企業の営業活動の支援に利用できる。
正解と解説を見る

正解:B条例で定めれば、社会保障・税・防災及びこれらに類する事務で利用できる。

地方公共団体は、社会保障・税・防災等に類する事務であれば、条例で定めることで個人番号を利用可能です。

この問題の解説ページを開く →

27警察の捜査における個人番号の利用について正しいものはどれか。

  1. A警察は行政機関ではないため、いかなる場合も個人番号を利用できない。
  2. B捜査目的であれば、対象事件に関わらず無制約に利用できる。
  3. C刑事事件の捜査には利用できるが、個人番号が必要な場合に限られる。
  4. D本人の同意書が得られた場合にのみ、捜査への利用が許可される。
正解と解説を見る

正解:C刑事事件の捜査には利用できるが、個人番号が必要な場合に限られる。

警察は刑事事件の捜査に個人番号を利用できますが、無制約ではなく、番号法違反事件など必要な限度に限られます。

この問題の解説ページを開く →

28事業者による従業員の個人番号の利用について、正しいものはどれか。

  1. A従業員本人の明確な同意があれば、社員番号として日常的に利用してよい。
  2. B社員証に個人番号を印字することは、事業者の自由裁量で認められる。
  3. C入社時に一度提示を受ければ、その後は目的を問わず利用できる。
  4. D従業員本人の同意があっても、例外を除き法定事務以外で利用してはならない。
正解と解説を見る

正解:D従業員本人の同意があっても、例外を除き法定事務以外で利用してはならない。

本人の同意があっても、番号法で認められる例外を除き、社員管理などの目的で個人番号を利用してはなりません。

この問題の解説ページを開く →

29定年退職者との再雇用契約時における個人番号の扱いについて正しいものはどれか。

  1. A前の契約時に得た個人番号を、新たな契約に基づく源泉徴収票作成事務に利用できる。
  2. B以前の番号の末尾に特定の記号を付加して利用しなければならない。
  3. C再雇用時は個人番号の利用が禁止されているため、源泉徴収票には記載できない。
  4. D前の契約時に得た個人番号は破棄し、再雇用時に改めて収集しなければならない。
正解と解説を見る

正解:A前の契約時に得た個人番号を、新たな契約に基づく源泉徴収票作成事務に利用できる。

前契約時に提供を受けた個人番号を、後の雇用契約に基づく源泉徴収票作成事務のために利用することは認められます。

この問題の解説ページを開く →

30金融機関における個人番号の目的外利用として、正しいものはどれか。

  1. A新規口座開設の契約手続きを円滑に進めるために利用できる。
  2. B人の生命や財産の保護等のほか、激甚災害時などに契約に基づく支払いのために利用できる。
  3. C顧客への投資信託の勧誘目的であれば、自由に利用できる。
  4. Dいかなる場合であっても目的外利用は絶対に認められない。
正解と解説を見る

正解:B人の生命や財産の保護等のほか、激甚災害時などに契約に基づく支払いのために利用できる。

新規契約のためには利用できず、激甚災害発生時等に事前の契約に基づく支払いを行うために限って利用可能です。

この問題の解説ページを開く →

31地方公共団体が独自に個人番号を利用するための要件として正しいものはどれか。

  1. A首長の規則で定めること
  2. B個人情報保護委員会へ届け出ること
  3. C社会保障・税・防災等に類する事務について条例で定めること
  4. D内閣総理大臣の許可を得ること
正解と解説を見る

正解:C社会保障・税・防災等に類する事務について条例で定めること

社会保障・税・防災等に類する事務であれば、条例で定めることにより独自利用が可能です(規則や届出では足りません)。

この問題の解説ページを開く →

32事業者が社員の個人番号を利用できるケースはどれか。

  1. A社内の人事評価データと紐付けて管理するため
  2. B社員の同意を得て、顧客管理システムのIDとするため
  3. C社員番号として社内システムで管理するため
  4. D源泉徴収票作成事務等の法定事務を処理するため
正解と解説を見る

正解:D源泉徴収票作成事務等の法定事務を処理するため

本人の同意があっても例外を除き法定事務以外での利用は禁止されている。社員管理等には利用できない。

この問題の解説ページを開く →

33民間事業者が定年退職者を再雇用した場合の個人番号の利用について正しいものはどれか。

  1. A以前の雇用契約時に提供を受けた番号を、新たな雇用契約における源泉徴収票作成のために利用できる。
  2. B本人の同意を書面で得た場合に限り、利用できる。
  3. C再雇用時は個人番号の利用自体が禁止されている。
  4. D以前の番号は破棄し、再雇用時に改めて提供を求めなければならない。
正解と解説を見る

正解:A以前の雇用契約時に提供を受けた番号を、新たな雇用契約における源泉徴収票作成のために利用できる。

利用目的の範囲内として、以前提供を受けた個人番号を後の雇用契約での法定事務に利用することが認められる。

この問題の解説ページを開く →

34警察が刑事事件の捜査のために個人番号を利用する場合の制限として正しいものはどれか。

  1. A殺人事件などの重大犯罪に限り利用できる。
  2. B番号法違反事件の捜査など、個人番号が必要な限度に限り利用が認められる。
  3. C警察は一切の個人番号利用が禁止されている。
  4. D捜査目的であればいかなる事件でも無制限に利用できる。
正解と解説を見る

正解:B番号法違反事件の捜査など、個人番号が必要な限度に限り利用が認められる。

刑事事件の捜査目的であっても無制約ではなく、番号法違反など個人番号が必要な限度に限られる。

この問題の解説ページを開く →

35激甚災害発生時における金融機関の個人番号の目的外利用として認められるものはどれか。

  1. A被災者への融資勧誘のため
  2. B預金残高の照会サービスを提供するため
  3. C既契約に基づく金銭の支払を行うため
  4. D被災者の新規口座開設のため
正解と解説を見る

正解:C既契約に基づく金銭の支払を行うため

激甚災害時等であっても新規契約のための目的外利用はできず、既契約に基づく金銭支払等の必要な限度に限られる。

この問題の解説ページを開く →

36個人番号が付番される対象として正しいものはどれか。

  1. A日本に住民票を有する18歳以上の者のみ
  2. B納税義務のある者のみ
  3. C日本国籍を持つ者のみ
  4. D日本に住民票を有するすべての者(外国人住民を含む)
正解と解説を見る

正解:D日本に住民票を有するすべての者(外国人住民を含む)

個人番号は、日本に住民票を有するすべての者に付番され、中長期在留者等の外国人も例外ではない。

この問題の解説ページを開く →

37新たに誕生した子供に個人番号が付番されるタイミングとして正しいものはどれか。

  1. A出生届が提出され住民票に住民票コードが記載された時点
  2. B満1歳に達し定期健診を受診した時点
  3. C親が市区町村窓口で付番の申請をした時点
  4. D健康保険組合に扶養の届出を行った時点
正解と解説を見る

正解:A出生届が提出され住民票に住民票コードが記載された時点

出生届が提出され、住民票に住民票コードが記載された時点で個人番号も作成されるため、改めての申請は不要です。

この問題の解説ページを開く →

38行政機関や地方公共団体等が、特定個人情報ファイルにおいて個人情報を効率的に検索・管理するために必要な限度で個人番号を利用して処理する事務を何と呼ぶか。

  1. A個人番号関係事務
  2. B個人番号利用事務
  3. C特定個人情報事務
  4. D個人情報管理事務
正解と解説を見る

正解:B個人番号利用事務

行政機関等が自らの事務処理のために個人番号を利用する事務であり、法2条10項に定められています。

この問題の解説ページを開く →

39民間事業者が、従業員の給与所得の源泉徴収票を作成し税務署へ提出する事務は、番号法上どの事務に該当するか。

  1. A個人情報管理事務
  2. B個人番号利用事務
  3. C個人番号関係事務
  4. D特定個人情報事務
正解と解説を見る

正解:C個人番号関係事務

他人の個人番号を利用して行う事務であるため、個人番号関係事務に該当します。

この問題の解説ページを開く →

40納税者が自己の個人番号だけを使用して確定申告を行う場合、この行為は個人番号関係事務に該当するか。

  1. A該当する(行政機関へ提出するため)
  2. B該当しない(電子申告に限られるため)
  3. C該当する(法定調書に関するため)
  4. D該当しない(他人の個人番号を利用していないため)
正解と解説を見る

正解:D該当しない(他人の個人番号を利用していないため)

個人番号関係事務は「他人の個人番号を利用して行う事務」であるため、自分自身の番号のみを使う場合は該当しません。

この問題の解説ページを開く →

41個人番号の変更が法律上認められるのはどのような場合か。

  1. A個人番号が漏えいして不正に用いられるおそれがあると認められる場合
  2. B国外へ転出した者が再入国した場合
  3. C婚姻により氏名が変更された場合
  4. D引越しにより他県へ住所が変更された場合
正解と解説を見る

正解:A個人番号が漏えいして不正に用いられるおそれがあると認められる場合

個人番号は生涯不変が原則ですが、漏えいして不正利用のおそれがある場合に限り変更が認められます。

この問題の解説ページを開く →

42個人番号の盗用や流出を探知した市区町村長は、番号変更に関してどのような対応をとることができるか。

  1. A本人からの変更申請があるまで一切変更手続きを行うことはできない
  2. B本人の申請を待たずに市区町村長の職権により変更することができる
  3. C個人情報保護委員会の許可を得たうえで変更を勧告することができる
  4. D警察からの要請があった場合に限り例外的に変更を行うことができる
正解と解説を見る

正解:B本人の申請を待たずに市区町村長の職権により変更することができる

被害拡大を防ぐため、本人の請求を待たずに市区町村長の職権により個人番号を変更することが認められています。

この問題の解説ページを開く →

43個人番号とすべき番号の要件として、法律上要求されていないものはどれか。

  1. A住民票コードを復元できる規則性を備えないこと
  2. B住民票コードを変換して得られるものであること
  3. C生年月日など類推されやすい番号を避けること
  4. D他のいずれの個人番号とも異なること
正解と解説を見る

正解:C生年月日など類推されやすい番号を避けること

他の番号との非重複や住民票コードからの変換・復元不可は要件ですが、類推されやすい番号を避けることは要件ではありません。

この問題の解説ページを開く →

44個人番号は全体で何桁の数字で構成されているか。

  1. A10桁
  2. B13桁
  3. C11桁
  4. D12桁
正解と解説を見る

正解:D12桁

個人番号は、11桁の数字に検査用数字1桁を加えた12桁の数字で構成されています。

この問題の解説ページを開く →

45民間事業者が、個人顧客や個人取引先の個人番号を利用できる事務はどれか。

  1. A報酬や料金等の支払調書の作成事務
  2. Bキャンペーンの当選者に対する連絡先管理
  3. Cポイントカードのポイント付与・管理
  4. D取引先を管理するための独自の顧客IDの作成
正解と解説を見る

正解:A報酬や料金等の支払調書の作成事務

弁護士報酬や講演料などを支払う際の法定調書作成事務において、個人取引先の個人番号を利用することができます。

この問題の解説ページを開く →

46民間事業者が従業員の個人番号を社員番号として利用することは認められるか。

  1. A社内システムが閉域網であれば認められる
  2. B従業員管理のための利用は目的外利用となり認められない
  3. C従業員の同意があれば認められる
  4. D雇用保険の手続きに併用する場合に限り認められる
正解と解説を見る

正解:B従業員管理のための利用は目的外利用となり認められない

従業員管理目的での利用は番号法の法定利用範囲に含まれず、許される目的外利用にも当たらないため不可です。

この問題の解説ページを開く →

47地方公共団体が、法定事務以外で個人番号を利用するためにはどのような手続きが必要か。

  1. A住民の過半数の署名を集める
  2. B総務大臣からの特別な許可を得る
  3. C条例で定めることにより利用が可能となる
  4. D個人情報保護委員会の承認を毎年受ける
正解と解説を見る

正解:C条例で定めることにより利用が可能となる

社会保障・税・防災等に類する事務であれば、条例で定めることにより地方公共団体が独自に利用可能です。

この問題の解説ページを開く →

48特定個人情報を目的外で利用する場合について、正しい記述はどれか。

  1. A本人の明示的な同意があれば目的外利用が可能である
  2. B個人情報保護法と同様に本人の同意があれば目的外利用ができる
  3. C地方公共団体に限り本人の同意があれば目的外利用が可能である
  4. D番号法では、法令で認められた例外を除き、本人の同意があっても利用目的を超えて利用してはならない
正解と解説を見る

正解:D番号法では、法令で認められた例外を除き、本人の同意があっても利用目的を超えて利用してはならない

番号法は、激甚災害時の金銭支払や人の生命・身体・財産の保護など法定の例外を除き、本人の同意があっても利用目的を超える利用を認めていません。

この問題の解説ページを開く →

49激甚災害時において、金融機関等が金銭の支払いを行うために個人番号を利用することはどう扱われるか。

  1. A例外的に目的外利用として個人番号を利用することが認められる
  2. B本人の同意書を事前に取得した場合のみ許可される
  3. C国税庁の事前審査を経た場合に限り利用が認められる
  4. Dいかなる場合も例外なく目的外利用として禁止される
正解と解説を見る

正解:A例外的に目的外利用として個人番号を利用することが認められる

激甚災害時の金銭支払い等、特定の緊急を要する場面では例外的に目的外利用が認められています。

この問題の解説ページを開く →

50給与所得者の扶養控除等申告書に記載された個人番号を、同じ従業員の源泉徴収票作成事務に利用することは可能か。

  1. A目的外利用となるため改めて番号を取得しなければならない
  2. B利用目的の範囲内と解されるため利用可能である
  3. C従業員から別途書面による同意を得た場合のみ利用可能である
  4. D申告書と源泉徴収票で所管官庁が異なるため利用不可である
正解と解説を見る

正解:B利用目的の範囲内と解されるため利用可能である

申告書取得の時点で源泉徴収票作成も利用目的に含まれると解されるため、利用目的の範囲内の利用となります。

この問題の解説ページを開く →

51アルバイトとして雇用していた従業員を正社員に変更した場合、当初取得した個人番号の利用目的はどうなるか。

  1. A新たに個人番号を取得し直さなければならない
  2. B利用目的の変更手続きを必ず行わなければならない
  3. C当初の利用目的の範囲内であれば変更することなく利用できる
  4. D正社員用の別の個人番号を市区町村に申請しなければならない
正解と解説を見る

正解:C当初の利用目的の範囲内であれば変更することなく利用できる

雇用形態が変わっても、源泉徴収票作成などの当初の利用目的の範囲内であればそのまま利用することができます。

この問題の解説ページを開く →

52本人から個人番号の提供を受ける際、利用目的とともに具体的な提出先を個別に明示しなければならないか。

  1. A提出先ごとに同意書をとる必要があるため必ず明示する
  2. B行政機関へ提出する場合は明示不要だが民間へ提出する場合は必要である
  3. C番号法において提出先の具体的な明示が厳格に義務付けられている
  4. D利用目的を示せば提供先も明らかと解されるため必ずしも明示の必要はない
正解と解説を見る

正解:D利用目的を示せば提供先も明らかと解されるため必ずしも明示の必要はない

個人番号関係事務を利用目的として示せば提供先も通常明らかとなるため、必ずしも個別に提出先を示す必要はありません。

この問題の解説ページを開く →

53警察や裁判所が、刑事事件の捜査や裁判の執行等のために個人番号を利用することについて、正しい記述はどれか。

  1. A番号法違反事件の捜査など必要な限度に限り利用が認められる
  2. B本人の事前同意がある場合に限り利用が認められる
  3. C民間企業と同様の法定事務の範囲でのみ利用できる
  4. D番号法により例外なく一切の利用が禁止されている
正解と解説を見る

正解:A番号法違反事件の捜査など必要な限度に限り利用が認められる

訴訟手続や刑事事件の捜査等のための利用は認められますが、無制約ではなく必要な限度での利用に限られます。

この問題の解説ページを開く →

54地方公共団体情報システム機構が設置する電子情報処理組織の役割はどれか。

  1. A民間事業者の安全管理措置の外部監査
  2. B個人番号とすべき番号の生成及び市町村長への通知についての管理
  3. C企業ごとのマイナンバーカードの独自発行
  4. D税務署への法定調書のオンライン一括送信
正解と解説を見る

正解:B個人番号とすべき番号の生成及び市町村長への通知についての管理

法8条に基づき、地方公共団体情報システム機構は番号の生成及び通知管理のためのシステムを設置します。

この問題の解説ページを開く →

55新たに生成される個人番号とすべき番号は、住民票コードとどのような関係を持たなければならないか。

  1. A住民票コードと全く同一の番号でなければならない
  2. B住民票コードから復元できる規則性を持たなければならない
  3. C住民票コードを変換して得られるものであり、かつ復元できる規則性を持たないこと
  4. D住民票コードとは無関係にランダム生成されなければならない
正解と解説を見る

正解:C住民票コードを変換して得られるものであり、かつ復元できる規則性を持たないこと

住民票コードを変換して得られるものであると同時に、住民票コードを復元できる規則性を排除することが求められます。

この問題の解説ページを開く →

56給与所得の源泉徴収票作成のために提供を受けた個人番号を、翌年以降も同じ従業員の源泉徴収票作成事務に利用することはできるか。

  1. A毎年必ず新たに番号の提供を受け直さなければならない
  2. B税務署の許可を得た場合に限り翌年以降も利用できる
  3. C一度利用した番号はシステムから即時削除しなければならない
  4. D同一の雇用契約に基づく同一事務の利用目的内であるため利用できる
正解と解説を見る

正解:D同一の雇用契約に基づく同一事務の利用目的内であるため利用できる

利用目的の範囲内であるため、同一雇用契約下での次年度以降の継続利用は認められます。

この問題の解説ページを開く →

57他人の個人番号を利用して、行政機関等への書面提出などを行う事務の名称はどれか。

  1. A個人番号関係事務
  2. B特定個人情報事務
  3. C法定番号事務
  4. D個人番号利用事務
正解と解説を見る

正解:A個人番号関係事務

法令等に基づき他人の個人番号を利用した書類の作成・提出等を行う事務は「個人番号関係事務」である。

この問題の解説ページを開く →

58新生児の個人番号(マイナンバー)の付番に関する手続で正しいものはどれか。

  1. A希望者のみ申請により付番される
  2. B出生届が出され住民票登録された時点で作成されるため個別の付番申請は不要である
  3. C満1歳になった時点で自動的に付番される
  4. D親が市町村窓口で付番の申請を個別に行う必要がある
正解と解説を見る

正解:B出生届が出され住民票登録された時点で作成されるため個別の付番申請は不要である

出生届が提出され住民票に登録された時点で個人番号も作成・指定されるため、改めての申請は不要である。

この問題の解説ページを開く →

59個人番号の変更が例外的に認められるケースはどれか。

  1. A引越しにより都道府県をまたぐ住所変更があった場合
  2. B婚姻により氏名が変更された場合
  3. C個人番号が漏えいし不正利用されるおそれがある場合
  4. D本人が希望する任意の番号に変更したい場合
正解と解説を見る

正解:C個人番号が漏えいし不正利用されるおそれがある場合

個人番号は原則生涯不変だが、漏えいして不正利用されるおそれがある場合に限り変更できる。

この問題の解説ページを開く →

60市町村長が個人番号の盗用や流出を探知した場合の対応として正しいものはどれか。

  1. A本人の変更請求がなければ番号変更は一切できない
  2. B国に申請して特別な許可を得た場合のみ変更できる
  3. Cいかなる場合も生涯不変のため変更できない
  4. D本人からの変更請求を待たずに職権で番号を変更できる
正解と解説を見る

正解:D本人からの変更請求を待たずに職権で番号を変更できる

被害拡大を防ぐため、本人からの請求を待たず市町村長の職権により個人番号を変更できる(法7条2項)。

この問題の解説ページを開く →

61民間事業者の個人番号の利用範囲として適切なものはどれか。

  1. A講演料を支払う個人の番号を支払調書作成のために利用する
  2. B自社の入退室管理システムのIDとして利用する
  3. C顧客の購買履歴と紐付けてマーケティングに利用する
  4. D従業員の個人番号を社員証の番号(従業員番号)として利用する
正解と解説を見る

正解:A講演料を支払う個人の番号を支払調書作成のために利用する

民間事業者は法定調書(報酬等の支払調書など)の作成事務のために個人の取引先の番号を利用できる。

この問題の解説ページを開く →

62地方公共団体が法で定められた事務(法定事務)以外で個人番号を利用するための条件はどれか。

  1. A住民全員の同意を直接得ること
  2. B社会保障・税・防災等に類する事務について条例で定めること
  3. C国の許可を個別に得ること
  4. D民間事業者に業務委託すること
正解と解説を見る

正解:B社会保障・税・防災等に類する事務について条例で定めること

地方公共団体は法定事務に限らず、類する事務であれば条例で定めることにより利用が可能である(法9条2項)。

この問題の解説ページを開く →

63前年に源泉徴収票作成のため取得した従業員の個人番号の取扱いで正しいものはどれか。

  1. A毎年必ず改めて番号を取得・確認し直す必要がある
  2. B1年経過した番号は物理的に破棄しなければならない
  3. C雇用関係が継続しており利用目的の範囲内であれば翌年以降も利用できる
  4. D翌年からは本人の同意書を毎年取り交わす必要がある
正解と解説を見る

正解:C雇用関係が継続しており利用目的の範囲内であれば翌年以降も利用できる

同一の雇用契約が継続しており利用目的の範囲内であれば、再取得することなく引き続き利用できる。

この問題の解説ページを開く →

64激甚災害時等における個人番号の目的外利用について適切なものはどれか。

  1. A地方公共団体のみが利用でき、民間機関は利用できない。
  2. Bいかなる災害時でも目的外利用は一切認められない。
  3. C本人の同意があれば金融機関以外でも広く目的外利用できる。
  4. D金融機関は既契約に基づく金銭の支払のために利用できる。
正解と解説を見る

正解:D金融機関は既契約に基づく金銭の支払のために利用できる。

激甚災害時等には、金融機関等が既契約に基づく金銭の支払のために例外的に目的外利用できます。範囲は必要な限度に限られます。

この問題の解説ページを開く →

65警察や裁判所の個人番号の利用に関する記述で正しいものはどれか。

  1. A裁判の執行や刑事事件の捜査など必要な限度で利用することが認められる
  2. B本人の同意がない限り捜査目的でも利用できない
  3. C裁判所は利用できるが警察は一切利用できない
  4. D刑事事件の捜査のためであれば無制約にすべての個人情報を利用できる
正解と解説を見る

正解:A裁判の執行や刑事事件の捜査など必要な限度で利用することが認められる

訴訟手続、裁判の執行、刑事事件の捜査等のために必要な限度に限り、例外的に利用が認められる。

この問題の解説ページを開く →

66従業員の雇用形態をアルバイトから正社員に変更した場合の個人番号の取扱いはどうなるか。

  1. A正社員用の別の個人番号が新たに付与される
  2. B当初の利用目的の範囲内であればそのまま利用できる
  3. C雇用契約が切り替わるため改めて番号を取得しなければならない
  4. D利用目的を変更し従業員に再通知しなければ利用できない
正解と解説を見る

正解:B当初の利用目的の範囲内であればそのまま利用できる

雇用形態が変わっても、源泉徴収事務など当初特定した利用目的の範囲内であればそのまま利用できる。

この問題の解説ページを開く →

67個人番号利用事務実施者が法13条に基づき努めなければならないことはどれか。

  1. A個人番号の収集をできる限り民間企業に代行させること
  2. Bすべての国民にマイナポータルの利用を義務付けること
  3. C同一情報の記載された書面の提出を重ねて求めないよう連携・共有すること
  4. D行政手続における手数料を一律無料にすること
正解と解説を見る

正解:C同一情報の記載された書面の提出を重ねて求めないよう連携・共有すること

行政運営の効率化や国民負担軽減のため、相互連携して情報の共有・活用を図るよう努める義務がある。

この問題の解説ページを開く →

68企業が従業員に対して個人番号の提供を求めることができる適切なタイミングはどれか。

  1. A求人への応募があった直後の面接時
  2. B採用が決定しておらず内定も出していない段階
  3. C本人が退職しすべての手続が完了した1年後
  4. D雇用契約を締結し源泉徴収等の事務の発生が確実になった時点
正解と解説を見る

正解:D雇用契約を締結し源泉徴収等の事務の発生が確実になった時点

事務が発生しない段階での収集はできず、雇用契約等の締結により手続発生が見込まれた時点で提供を求めることができる。

この問題の解説ページを開く →

69従業員持株会における個人番号の提供の求めについて適切なものはどれか。

  1. A本人が持株会に入会し手続の発生が確実になった時点で提供を求めるべきである
  2. B入社した時点で全従業員に一律で提供を求めることができる
  3. C退職時にのみ提供を求めることができる
  4. D持株会は個人番号を一切利用してはならない
正解と解説を見る

正解:A本人が持株会に入会し手続の発生が確実になった時点で提供を求めるべきである

全従業員ではなく、実際に持株会に入会し支払調書作成等の個人番号関係事務が発生した時点で提供を求める。

この問題の解説ページを開く →

70個人番号通知書(通知カードとは異なる)の取扱いとして正しいものはどれか。

  1. A一般的な本人確認書類や身分証明書として利用できる
  2. B氏名や個人番号は記載されているが一般的な本人確認の手続には利用できない
  3. C税務署への確定申告時にマイナンバーカードの代わりとして提出できる
  4. D顔写真が貼付されており公的な身分証となる
正解と解説を見る

正解:B氏名や個人番号は記載されているが一般的な本人確認の手続には利用できない

通知書は番号を知らせるためのものであり、身分証明書や本人確認書類としては利用できない。

この問題の解説ページを開く →

71健康保険組合が個人番号を利用できる事務の範囲について正しいものはどれか。

  1. A条例で定めた場合のみ利用できる
  2. B従業員管理目的でのみ利用できる
  3. C個人番号関係事務だけでなく保険給付等に関する事務本体でも利用できる
  4. D税務署からの許可を得た事務のみ利用できる
正解と解説を見る

正解:C個人番号関係事務だけでなく保険給付等に関する事務本体でも利用できる

健康保険組合は別表第一事務として、保険給付の支給や保険料等の徴収に関する事務本体でも個人番号を利用できる。

この問題の解説ページを開く →

72本人へ個人番号の利用目的を通知等する際、個人番号の提出先(例: 税務署など)を具体的に明示する義務はあるか。

  1. A提出先を示す代わりに利用目的の通知を省略できる
  2. B利用目的とともに全ての提出先を1文字も違わず明示する法的義務がある
  3. C提出先のみを示せば利用目的は示さなくてよい
  4. D提出先が明確な場合は個々の提出先まで具体的に示す必要は必ずしもないと解されている
正解と解説を見る

正解:D提出先が明確な場合は個々の提出先まで具体的に示す必要は必ずしもないと解されている

関係事務は通常利用目的を示せば提出先も明らかになるため、必ずしも個々の提出先を具体的に示す必要はない。

この問題の解説ページを開く →

73番号法において「個人番号利用事務等実施者」に含まれる者はどれか。

  1. A個人番号利用事務実施者および個人番号関係事務実施者の両方
  2. B地方公共団体のみ
  3. C民間企業のみ
  4. D行政機関のみ
正解と解説を見る

正解:A個人番号利用事務実施者および個人番号関係事務実施者の両方

個人番号利用事務等実施者とは、利用事務実施者と関係事務実施者の総称である(法12条等)。

この問題の解説ページを開く →

74個人番号の指定・通知を法的に行う主体は誰か。

  1. A都道府県知事
  2. B市町村長(特別区の区長を含む)
  3. C内閣総理大臣
  4. D税務署長
正解と解説を見る

正解:B市町村長(特別区の区長を含む)

個人番号は、法7条に基づき市町村長(特別区の区長を含む)により指定および通知される。

この問題の解説ページを開く →

75個人番号の指定・通知を行う主体として正しいものはどれか。

  1. A国税庁長官
  2. B内閣総理大臣
  3. C市町村長(特別区の区長を含む)
  4. D都道府県知事
正解と解説を見る

正解:C市町村長(特別区の区長を含む)

個人番号は、地方公共団体情報システム機構が生成した番号をもとに、市町村長が指定・通知します。

この問題の解説ページを開く →
マイナンバー実務検定3級の全分野一覧へ戻る