メンタルヘルスマネジメント検定II種 ⑤ 個々の労働者への配慮

管理監督者が個々の部下に対して行う配慮と、健康障害を防ぐための対応を学ぶ分野です(38問)。心理的負荷による精神障害の労災認定基準、過重労働防止のための総合対策、長時間労働者への面接指導の対象、高ストレス者への就業上の措置、睡眠指針などが頻出です。部下の変化への気づき方や声かけの留意点も問われます。制度上の数値基準と、日常的な観察・配慮の両面をバランスよく押さえましょう。

この分野の問題38問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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163心理的負荷による精神障害の認定基準において、業務による「強い心理的負荷」の具体例として正しいものはどれか。

  1. A発病直前の3か月連続で1か月あたりおおむね100時間以上の時間外労働を行った
  2. B発病直前の1か月におおむね100時間を超える時間外労働を行った
  3. C2週間(12日)以上にわたって連続勤務を行い、深夜時間帯の勤務はなかった
  4. D配置転換後、全く異なる業務に従事し配置転換直後で業務負荷は軽微であった
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正解:A発病直前の3か月連続で1か月あたりおおむね100時間以上の時間外労働を行った

連続した3か月間に月100時間以上の時間外労働を行うことは、心理的負荷が「強」と判定される要件である。

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164過重労働による健康障害防止のための総合対策に挙げられている事業者が講ずべき措置として、適切なものはどれか。

  1. A時間外労働の固定化
  2. B労働時間の削減
  3. C有給休暇取得の制限
  4. D業務内容の簡素化
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正解:B労働時間の削減

過重労働防止のために事業者が行うべき対策には、時間外・休日労働時間の削減が含まれる。

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165「健康づくりのための睡眠指針2014」に関する記述として、適切なものはどれか。

  1. A睡眠時間は個人差が少ないため8時間睡眠を推奨している
  2. B寝る直前の入浴は熱いお湯が望ましい
  3. C眠気を生じさせるメラトニンは朝の光を浴びてから14〜16時間後に分泌される
  4. D睡眠による休養感がない場合は、日中の活動に支障がなければ問題ない
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正解:C眠気を生じさせるメラトニンは朝の光を浴びてから14〜16時間後に分泌される

メラトニンは朝の光を浴びてから14〜16時間後に分泌され、夜間に眠気を生じさせる。

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166申出がなくても事業者が面接指導を行う義務がある労働者として、正しいものはどれか。

  1. A時間外・休日労働が月45時間を超えるすべての労働者
  2. B時間外・休日労働が月80時間を超えるすべての労働者
  3. C深夜業を1回でも行った労働者
  4. D時間外・休日労働が月100時間を超える研究開発業務従事者
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正解:D時間外・休日労働が月100時間を超える研究開発業務従事者

研究開発業務従事者は、時間外・休日労働が月100時間を超えると、申出がなくても面接指導が義務となる。

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167ストレスチェックにおいて高ストレスと判定された労働者への対応として、適切なものはどれか。

  1. A面接指導の結果により、必要に応じて就業上の措置を講じなければならない
  2. B事業者はすべての高ストレス者に対し面接指導を義務付けなければならない
  3. C面接指導は労働者の同意に関わらず就業時間外に行われる
  4. D面接指導の結果を理由として配置転換を行うことは不利益な取扱いに該当しないため積極的に行う
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正解:A面接指導の結果により、必要に応じて就業上の措置を講じなければならない

面接指導の結果によっては、時間外労働の制限や配置転換等の就業上の措置を講じなければならない。

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168メンタルヘルス不調を起こす仕事のストレス要因として、適切なものはどれか。

  1. A昇進による自信の獲得
  2. B業務上の大きな失敗
  3. C仕事内容の変化がないこと
  4. D十分な権限と裁量がある状態
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正解:B業務上の大きな失敗

仕事上の大きな失敗は、自信を失う体験としてメンタルヘルス不調の要因になり得る。

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169管理監督者が部下のストレスに気づくための対応として、適切なものはどれか。

  1. A部下の私生活の変化には逐一細かく尋ねる
  2. B部下のプライベートな問題には深く立ち入らないため、変化があっても様子を見る
  3. C勤務態度や言動に明らかな変化がみられたら、必ず声をかけて心身の状態を確認する
  4. D業務効率が下がっていても、真面目な部下であれば問題ないと判断する
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正解:C勤務態度や言動に明らかな変化がみられたら、必ず声をかけて心身の状態を確認する

勤務態度や言動に変化がみられた場合は、心身の状態を確認すべきである。

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170リラクセーション法の一種である自律訓練法の標準練習の手順として、正しいものはどれか。

  1. A両手両脚が熱いと暗示する
  2. B両手両脚が軽いと暗示する
  3. C消去動作は練習の最初に行う
  4. D気持ちが落ち着いていると暗示する
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正解:D気持ちが落ち着いていると暗示する

自律訓練法の背景公式では「気持ちが落ち着いている」と暗示する。

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171漸進的筋弛緩法の特徴として、正しいものはどれか。

  1. A緊張した筋肉のこわばりを解きほぐすことでリラックスさせる
  2. B能動的な運動によって筋肉を疲労させる
  3. C特定の呼吸法に集中して副交感神経を優位にする
  4. D自己暗示を繰り返すことで不安を軽減する
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正解:A緊張した筋肉のこわばりを解きほぐすことでリラックスさせる

漸進的筋弛緩法は、筋肉の緊張を解くことで心身のリラックスを図る。

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172マインドフルネスの目標として、適切なものはどれか。

  1. A感情や思考を反芻することで自己分析を深める
  2. B否定的な思考や感情と距離を取り、俯瞰できるようになる
  3. C瞑想を通じて過去の経験を整理する
  4. D特定の感情のみを強化して平静さを保つ
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正解:B否定的な思考や感情と距離を取り、俯瞰できるようになる

否定的な考えを反芻する状態から、思考や感情と距離を取り俯瞰できるようになることを目指す。

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173運動がメンタルヘルスに与える効果として、適切なものはどれか。

  1. A寝る直前の激しい運動は熟眠を促進する
  2. B運動によって脳内のコルチゾールが増加し症状が改善する
  3. C定期的な運動習慣はうつ病などの精神疾患の症状改善に効果がある
  4. D有酸素運動よりも無酸素運動の方がストレス解消に有効である
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正解:C定期的な運動習慣はうつ病などの精神疾患の症状改善に効果がある

定期的な運動習慣は、うつ病などの精神疾患の症状改善に効果があることが報告されている。

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174ストレス下での食事と栄養に関する記述として、適切なものはどれか。

  1. Aストレスが増えると喫煙量は減るためビタミンCの摂取は不要である
  2. Bストレスによるタンパク質の代謝は低下するため摂取量を減らす
  3. Cカルシウムやマグネシウムはストレスを増大させる要因となる
  4. Dストレス下ではビタミンB・C群を意識的に補うことが大切である
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正解:Dストレス下ではビタミンB・C群を意識的に補うことが大切である

ストレス下ではビタミンB・C群の補給が必要であり、特にビタミンCは意識的に補う必要がある。

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175過重労働がメンタルヘルスに与える影響として、適切なものはどれか。

  1. A月80時間超の過重労働は健康障害のリスクが高くなる
  2. B月45時間以内の時間外労働であれば健康障害のリスクは非常に高い
  3. C脳・心臓疾患の発症との関連は弱いという医学的知見が得られている
  4. D長時間労働が続くとストレス対処能力は向上する
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正解:A月80時間超の過重労働は健康障害のリスクが高くなる

月100時間超、または2〜6か月の平均で月80時間を超える過重労働で健康障害のリスクが高くなるとされている。

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176メタボリックシンドロームの診断基準において、必須項目となるものはどれか。

  1. A血清脂質異常
  2. B腹囲(ウエスト周囲径)
  3. C高血圧
  4. D高血糖
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正解:B腹囲(ウエスト周囲径)

メタボリックシンドロームの診断基準では、腹囲(内臓脂肪の蓄積)が必須項目である。

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177特定健診・特定保健指導の対象となる年齢層として、正しいものはどれか。

  1. A20歳から60歳
  2. B50歳から75歳
  3. C40歳から74歳
  4. D義務教育終了後から65歳まで
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正解:C40歳から74歳

特定健診・特定保健指導の対象は、40歳から74歳の医療保険加入者である。

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178メタボリックシンドロームの予防として適切な食生活はどれか。

  1. A睡眠前の食事を積極的にとる
  2. B食事の時間はその都度変える
  3. C野菜や果物は控える
  4. D腹八分目にして食べすぎない
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正解:D腹八分目にして食べすぎない

腹八分目にして食べすぎないことや、規則正しい食事が予防につながる。

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179ストレス対処行動(コーピング)のうち、問題焦点型コーピングの具体例はどれか。

  1. A仕事のトラブルに対して上司に相談し解決策を実行する
  2. B友達と喧嘩をしたときお酒を飲んで忘れる
  3. C仕事上の失敗による怒りを趣味のスポーツで解消する
  4. D不安を感じたときにリラクセーションを行う
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正解:A仕事のトラブルに対して上司に相談し解決策を実行する

問題焦点型はストレッサーそのものを取り除くことを目的とする行動である。

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180ソーシャルサポートの4種類に含まれないものはどれか。

  1. A情緒的サポート
  2. B身体的サポート
  3. C情報的サポート
  4. D評価的サポート
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正解:B身体的サポート

ソーシャルサポートには情緒的、情報的、道具的、評価的の4種類がある。

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181健康情報の取扱いに関する指針として、適切なものはどれか。

  1. A健康情報はセンシティブな情報ではないため厳格な保護は不要である
  2. B非医療職へ情報を提供する際は本人の同意を得なくてもよい
  3. C健康情報を非医療職に提供する際は、偏見や誤解を生じないように加工することが望ましい
  4. D産業保健スタッフに守秘義務はない
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正解:C健康情報を非医療職に提供する際は、偏見や誤解を生じないように加工することが望ましい

産業保健専門職から非医療職へ情報を提供する際は、本人の同意を得て情報を加工することが望ましい。

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182管理監督者自身のメンタルヘルスケアとして、適切なものはどれか。

  1. A管理職は自己管理が求められるため、産業保健スタッフ等への相談は控えるべきである
  2. B部下のメンタルヘルス問題を抱え込むことが管理職の役割である
  3. Cストレスに気づくためのストレスチェックは受検しなくてよい
  4. D管理監督者もセルフケアの対象者として含める必要がある
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正解:D管理監督者もセルフケアの対象者として含める必要がある

事業者は管理監督者もセルフケアの対象者として含めるよう求められている。

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183心理的負荷による精神障害の認定基準において、特別な出来事以外で心理的負荷が「強」と判定される例として、不適切なものはどれか。

  1. A配置転換により仕事内容・仕事量に変化があったが、多大な労力は費やさなかった場合
  2. B上司等から治療を要する程度の身体的攻撃を受けた場合
  3. C2週間以上にわたって連続勤務を行った場合
  4. D業務に関連し違法行為を強要された場合
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正解:A配置転換により仕事内容・仕事量に変化があったが、多大な労力は費やさなかった場合

配置転換により大きな変化が生じ、業務対応に多大な労力を費やした場合は負荷「強」となるが、変化が小さく労力を要しない場合は「強」とはならない。

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184労働基準法が定める法定労働時間として、正しいものはどれか。

  1. A時間外労働の特例はない
  2. B1週間について40時間を超えて労働させてはならない
  3. C協定を締結すれば労働時間の上限は存在しない
  4. D36協定は厚生労働省への届出のみでよい
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正解:B1週間について40時間を超えて労働させてはならない

労働基準法第32条により、1週間について40時間を超えて労働させてはならない。

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185長時間労働者への面接指導の結果に基づく事後措置について、正しいものはどれか。

  1. A面接指導を受けた全員に一律に配置転換を行う
  2. B事後措置は事業者の任意であり、行う必要はない
  3. C医師の意見を聴き、必要に応じて労働時間の短縮等の措置を講じる
  4. D労働基準監督署の勧告がなければ何もしなくてよい
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正解:C医師の意見を聴き、必要に応じて労働時間の短縮等の措置を講じる

事業者は面接指導を行った医師の意見を聴き、必要に応じて労働時間の短縮等の事後措置を講じる。

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186メタボリックシンドロームの予防習慣として、不適切なものはどれか。

  1. Aアルコールは純アルコール量として1日20〜30g以下にする
  2. B野菜や果物を積極的に摂取する
  3. C喫煙のほか受動喫煙も避ける
  4. D運動は毎日10分程度に留める
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正解:D運動は毎日10分程度に留める

運動は1日10分程度では不十分で、毎日30分以上または週180分以上を目安に行うことが望ましい。

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187コーピングの分類として、不適切なものはどれか。

  1. A情動焦点型は友達との喧嘩を謝罪して解決する場合を指す
  2. B問題焦点型はストレッサーの取り除きを目的とする
  3. C情動焦点型は怒りや不安などの情緒的不安定を低減させる
  4. D問題焦点型は、上司や関係者に働きかけて状況そのものを変える行動を含む
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正解:A情動焦点型は友達との喧嘩を謝罪して解決する場合を指す

友人との喧嘩を謝罪して解決するのは問題焦点型である。情動焦点型は情緒の安定を目的とする。

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188職場における情緒的サポートの具体例はどれか。

  1. A専門家を紹介する
  2. B傾聴する、励ます
  3. C金銭的援助をする
  4. D業績を適切に評価する
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正解:B傾聴する、励ます

傾聴、うなずき、励ましは情緒的サポートに含まれる。

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189プライバシーへの配慮に関する記述として、不適切なものはどれか。

  1. A健康情報は個人情報の中でも慎重に取り扱う必要がある
  2. B産業医は職務上知り得た健康情報について守秘義務を負う
  3. C産業医に守秘義務はあるが、保健師には守秘義務はない
  4. D健康診断の事務担当者は、労働安全衛生法により守秘義務を負う
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正解:C産業医に守秘義務はあるが、保健師には守秘義務はない

保健師にも守秘義務が法的に規定されている。

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190管理監督者が注意すべきストレス要因として、適切なものはどれか。

  1. A家族の独立は自分にとって大切なものを失う体験に含まれない
  2. B昇進や人事異動は自信を失う体験とはなり得ない
  3. C社会的批判にさらされても、本人に自覚がなければストレスにはならない
  4. D単身で海外で困難な業務を遂行することは、孤立無援の状況に該当し得る
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正解:D単身で海外で困難な業務を遂行することは、孤立無援の状況に該当し得る

単身での遠隔地勤務や、相談援助を求められない状況は孤立無援のストレス要因となる。

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191管理監督者自身のストレス対処として、適切なものはどれか。

  1. A十分な睡眠と休養をとり、必要に応じて産業保健スタッフに相談する
  2. B部下のサポートを優先し、自分の不調は我慢する
  3. C残業を増やして仕事で気を紛らわす
  4. D飲酒量を増やして発散する
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正解:A十分な睡眠と休養をとり、必要に応じて産業保健スタッフに相談する

管理監督者自身も、十分な休養や専門スタッフへの相談などセルフケアを行うことが重要である。

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192パワーハラスメントの6つの類型のうち、過大な要求に当たる行為はどれか。

  1. A仕事を与えず長期間放置する
  2. B業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことを強制する
  3. C私的なことに過度に立ち入る
  4. D大声で人格を否定する
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正解:B業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことを強制する

遂行不可能なことの強制など過大な負担を課すことは、6類型の過大な要求に該当する。

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193過労死・過労自殺に関する裁判例の教訓として、適切なものはどれか。

  1. A長時間労働があっても会社側の主張が常に優先される
  2. B労働基準監督署による指導が強化されても改善の必要はない
  3. C会社側の主張と異なる限度を超えた長時間労働が認定されることがある
  4. Dサービス残業は過去にさかのぼって支払う必要はない
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正解:C会社側の主張と異なる限度を超えた長時間労働が認定されることがある

裁判例では、実際の長時間労働が認定され、指導が強化された事例がある。

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194夜勤明けに生活リズムを昼型へ戻したい場合の対策として、不適切なものはどれか。

  1. A夜勤シフトに入る2日前からは遅くまで起きる
  2. B夜勤シフト中は職場の照明を明るくする
  3. C夜勤明け帰宅時はサングラスを使用して強い光を防ぐ
  4. D夜勤明け当日の帰宅後すぐの睡眠を5時間以上とる
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正解:D夜勤明け当日の帰宅後すぐの睡眠を5時間以上とる

昼型へ戻す場合、夜勤明けの帰宅後すぐに長時間眠ると夜間の睡眠に支障するため、仮眠は短めにして日中に活動するのがよい。

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195部下のストレス予防(一次予防)として管理監督者が日常的に行う取り組みはどれか。

  1. A日頃から声かけや業務量の調整を行い、ストレスをためにくい職場をつくる
  2. B問題が起きてから初めて対応する
  3. C私生活の悩みを無理に聞き出す
  4. Dすべての部下を一律に専門医へ受診させる
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正解:A日頃から声かけや業務量の調整を行い、ストレスをためにくい職場をつくる

一次予防では、日常的な声かけや業務量調整によりストレスをためにくい職場づくりを行う。

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196健康情報の適正な取扱いに関する指針の目的として、正しいものはどれか。

  1. A事業者が情報を管理し、労働者に報告を義務付けること
  2. B労働者が不利益な取扱いを不安に思うことなく健康相談等を受けられるようにすること
  3. C事業者の安全配慮義務を免除すること
  4. D健康情報を外部に公開することで透明性を高めること
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正解:B労働者が不利益な取扱いを不安に思うことなく健康相談等を受けられるようにすること

労働者が不安なく産業医等の相談を受けられる環境整備が目的である。

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197管理監督者研修におけるeラーニング活用の目的はどれか。

  1. A部下を監視するため
  2. B管理職の責任を部下に転嫁するため
  3. C労働者のセルフケア研修を一緒に受けることで意識を高めるため
  4. D個別のメンタルヘルス相談を代替するため
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正解:C労働者のセルフケア研修を一緒に受けることで意識を高めるため

管理監督者が部下と共に研修を受けることで、セルフケアの重要性を共有できる。

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198睡眠の質を向上させる工夫として、不適切なものはどれか。

  1. A入眠前の体温を高めに保つ
  2. B就床時刻にこだわりすぎない
  3. C眠くなってから寝床に就く
  4. D寝床で温かい食事をとる
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正解:D寝床で温かい食事をとる

寝る直前の食事は避けるべきであり、入眠前の工夫としてはぬるいお風呂が挙げられている。

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199ストレス対処として、心身のリラックスに役立つ手段はどれか。

  1. A有酸素運動によるリラクセーション
  2. B無酸素運動による筋力強化
  3. C睡眠時間の短縮
  4. D食塩の過剰摂取
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正解:A有酸素運動によるリラクセーション

ウォーキングなどの有酸素運動は、リラックス効果をもたらしストレス対処に役立つ。

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200管理監督者の相談先として、適切なものはどれか。

  1. A部下のみ
  2. B産業保健スタッフや人事労務管理スタッフ
  3. C家族のみ
  4. D親しい友人だけで、産業保健スタッフには相談しない
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正解:B産業保健スタッフや人事労務管理スタッフ

管理監督者の相談先には産業保健スタッフや人事労務管理スタッフが含まれる。

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