コンクリート技士 ⑨ 鉄筋工事

鉄筋コンクリートの引張を担う鉄筋の工事を扱う分野です。鉄筋の加工では折曲げ内法直径、切断と曲げ加工時の留意点が中心になります。組立てではあきとかぶり厚さの規定、スペーサの種類と配置、結束方法が対象です。継手では重ね継手の長さ、ガス圧接継手の施工と検査(外観検査・超音波探傷試験)、機械式継手と溶接継手の特徴が頻出になります。定着の方法と長さも重要な論点です。

この分野の問題48問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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389鉄筋工事の一般的な流れとして正しいものはどれか。

  1. A現場搬入→施工準備→鉄筋加工→現場施工→配筋検査
  2. B施工準備→現場搬入→鉄筋加工→配筋検査→現場施工
  3. C施工準備→鉄筋加工→現場搬入→現場施工→配筋検査
  4. D鉄筋加工→施工準備→現場搬入→配筋検査→現場施工
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正解:C施工準備→鉄筋加工→現場搬入→現場施工→配筋検査

工場で加工された鉄筋が搬入され受入検査後に施工し最後に配筋検査を行います。

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390柱や梁の材軸方向に配置される鉄筋の名称はどれか。

  1. A主筋
  2. B帯筋
  3. Cあばら筋
  4. Dスペーサー
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正解:A主筋

材軸方向に配置される鉄筋を主筋といいます。

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391柱と梁のせん断補強筋の名称の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A柱:帯筋、梁:あばら筋
  2. B柱:あばら筋、梁:帯筋
  3. C柱:主筋、梁:あばら筋
  4. D柱:帯筋、梁:主筋
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正解:A柱:帯筋、梁:あばら筋

柱のせん断補強筋を帯筋(フープ)、梁のせん断補強筋をあばら筋(スターラップ)といいます。

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392鉄筋の加工に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A原則として溶接で切断する
  2. B原則として高温に加熱して曲げる
  3. C原則として常温で冷間加工を行う
  4. Dバーナーで熱しながら折り曲げる
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正解:C原則として常温で冷間加工を行う

鉄筋の加工は、材質変化を防ぐため常温で行うこと(冷間加工)を原則とします。

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393鉄筋の加工を原則として常温で行う理由として、最も適切なものはどれか。

  1. A鋼材は加熱すると急激に膨張し、冷えた際の収縮でひび割れが生じるため
  2. B鋼材を加熱すると一時的に強度が上がるが、時間経過で錆が発生しやすくなるため
  3. C常温で加工した方が機械の動力を節約でき、加工費が安価に済むため
  4. D鋼材は加熱すると粘り強さが失われるなどの材質変化を生じるおそれがあるため
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正解:D鋼材は加熱すると粘り強さが失われるなどの材質変化を生じるおそれがあるため

鋼材は加熱すると粘り強さが失われるなど材質変化のおそれがあるため、常温で加工します。

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394鉄筋の折曲げ内法直径と降伏強度の関係について、正しいものはどれか。

  1. A降伏強度が低い鉄筋ほど、折曲げ内法直径を大きくする
  2. B降伏強度に関わらず、折曲げ内法直径は一定にする
  3. C降伏強度が高い鉄筋ほど、折曲げ内法直径を大きくする
  4. D降伏強度が高い鉄筋ほど、折曲げ内法直径を小さくする
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正解:C降伏強度が高い鉄筋ほど、折曲げ内法直径を大きくする

降伏強度が高い鉄筋ほど変形能力が低くもろいため、折れを防ぐべく折曲げ内法直径を大きくします。

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395鉄筋の折曲げ内法直径と鉄筋径の関係について、正しいものはどれか。

  1. A鉄筋径に関わらず、折曲げ内法直径は一定にする
  2. B鉄筋径が大きいほど、折曲げ内法直径を小さくする
  3. C鉄筋径が大きいほど、折曲げ内法直径を大きくする
  4. D鉄筋径が小さいほど、折曲げ内法直径を大きくする
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正解:C鉄筋径が大きいほど、折曲げ内法直径を大きくする

鉄筋の太さについても、鉄筋径が大きいほど折曲げ内法直径を大きくして折れを防ぎます。

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396SD345(降伏強度が345N/mm2以上)のD19の鉄筋における、折曲げ内法直径の規定として正しいものはどれか。(dは鉄筋径とする)

  1. AD=1.5d以上
  2. BD=4d以上
  3. CD=2.5d以上
  4. DD=3d以上
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正解:BD=4d以上

規定例より、SD345のD19の鉄筋の折曲げ内法直径はD=4d以上とします。

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397鉄筋の折曲げ加工において、最も「折曲げ内法直径を小さくできる」ものは次のうちどれか。

  1. A降伏強度が低く、鉄筋径が小さい鉄筋
  2. B降伏強度が低く、鉄筋径が大きい鉄筋
  3. C降伏強度が高く、鉄筋径が小さい鉄筋
  4. D降伏強度が高く、鉄筋径が大きい鉄筋
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正解:A降伏強度が低く、鉄筋径が小さい鉄筋

降伏強度が高く鉄筋径が大きいほど内法直径を大きくするため、その逆が最も小さくできます。

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398鉄筋のフックの形状について、コンクリートからの引き抜けに対する抵抗力が最も大きくなるものはどれか。

  1. A90°フック
  2. B135°フック
  3. C180°フック
  4. D45°フック
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正解:C180°フック

フックの形状は、折曲げの角度が大きいほど引き抜けに対する抵抗力が大きくなります。

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399せん断補強筋の末端部のフックに関する記述で、誤っているものはどれか。

  1. A末端部を溶接した閉鎖型のせん断補強筋でも、必ず末端部にフックを設ける
  2. B帯筋を加工する際、末端部にフックを設ける
  3. Cあばら筋を加工する際、末端部にフックを設ける
  4. Dフックは鉄筋がコンクリートから引き抜けにくくなるように設ける
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正解:A末端部を溶接した閉鎖型のせん断補強筋でも、必ず末端部にフックを設ける

末端部を溶接した閉鎖型のせん断補強筋を用いる場合は、末端部にフックを設ける必要はありません。

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400鉄筋の組立において、鉄筋同士の交点を結束するために通常用いられるものはどれか。

  1. A直径0.8mm以上のなまし鉄線
  2. B直径2.0mm以上の銅線
  3. C直径1.5mm以上のステンレス線
  4. D直径0.5mm以上のなまし鉄線
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正解:A直径0.8mm以上のなまし鉄線

鉄筋の組立は通常、交点を直径0.8mm以上のなまし鉄線やクリップを用いて堅固に結束します。

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401鉄筋を配置する際に「あき寸法」を確保する主な理由として、適切なものはどれか。

  1. A鉄筋の酸化を防ぎ、火災時の高熱から鉄筋を保護するため
  2. B鉄筋同士を直接溶接しやすくし、施工の作業効率を高めるため
  3. Cコンクリートの充填性を良くし、鉄筋との付着による応力伝達を十分にするため
  4. D鉄筋の重量を軽減し、構造物全体の自重を軽くするため
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正解:Cコンクリートの充填性を良くし、鉄筋との付着による応力伝達を十分にするため

あき寸法が小さいと、コンクリートが行き渡らず、付着による応力伝達も不十分になります。

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402鉄筋のあきの最小寸法に関する要因として、誤っている記述はどれか。

  1. A粗骨材が支障なく通過できるようにする
  2. B最小寸法は複数の条件のうち最大のもの以上とする
  3. Cコンクリートの粗骨材の最大寸法が要因の一つである
  4. D粗骨材の最大寸法の1.5倍以上とする
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正解:D粗骨材の最大寸法の1.5倍以上とする

粗骨材の最大寸法に関する規定は1.25倍以上です。1.5倍は隣り合う鉄筋径に関する数値です。

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403鉄筋のあきの最小寸法を決める条件の一つとして、正しい数値はどれか。

  1. A25mm以上
  2. B15mm以上
  3. C20mm以上
  4. D30mm以上
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正解:A25mm以上

鉄筋のあきの最小寸法は、規定された数値のうち最大のもの以上としますが、その条件の一つが25mm以上です。

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404鉄筋のあきの寸法を「隣り合う鉄筋の径または呼び名の数値の1.5倍以上」とする主な理由はどれか。

  1. A粗骨材が鉄筋の間を通過できるようにするため
  2. B作業員が結束線を巻きやすくするため
  3. Cガス圧接のバーナーを入れる隙間を確保するため
  4. D太径の鉄筋周囲のコンクリートが割裂するのを防ぐため
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正解:D太径の鉄筋周囲のコンクリートが割裂するのを防ぐため

太径の鉄筋は周囲のコンクリートが割裂しやすいため、付着力を確保すべく径の1.5倍以上とします。

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405「かぶり厚さ」の定義として、正しいものはどれか。

  1. Aコンクリート表面から最も近い位置にある鉄筋の中心までの距離
  2. B最も外側にある鉄筋の中心から主筋の中心までの距離
  3. Cコンクリート表面から最も近い位置にある鉄筋の表面までの距離
  4. D型枠の内側から建物の中心線までの距離
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正解:Cコンクリート表面から最も近い位置にある鉄筋の表面までの距離

かぶり厚さは、コンクリート表面から最も近い位置に設置された鉄筋の表面までの距離です。

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406かぶり厚さが構造体の耐久性や耐火性を確保できる理由として、適切なものはどれか。

  1. Aコンクリートの酸性が鉄筋の錆を防ぎ、熱伝導率の高さで熱を逃がすため
  2. Bコンクリートの透水性が鉄筋を冷却し、中性化が強度を高めるため
  3. Cコンクリートのアルカリ性が錆を防ぎ、高い耐火性が高温から守るため
  4. Dコンクリートの乾燥収縮が鉄筋を締め付け、一体化を強固にするため
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正解:Cコンクリートのアルカリ性が錆を防ぎ、高い耐火性が高温から守るため

コンクリートの強いアルカリ性が鉄筋を錆びにくくし、高い耐火性が鉄筋を高温から守ります。

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407かぶり厚さを確保する器具の記述として、不適当なものはどれか。

  1. Aスペーサーは型枠と鉄筋の間に挟み込んで使用する
  2. B梁や床のかぶり厚さを確保するためにはバーサポートが使用される
  3. Cバーサポートにはプラスチック製、コンクリート製、鋼製などがある
  4. Dドーナツ型のスペーサーは、主に床の主筋の下に置いて使用される
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正解:Dドーナツ型のスペーサーは、主に床の主筋の下に置いて使用される

プラスチック製のドーナツ型スペーサーは主に壁や柱などの型枠と鉄筋の間に使用されます。

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408建築基準法施行令に規定される、耐力壁以外の壁におけるかぶり厚さの最低寸法はどれか。

  1. A2cm以上
  2. B5cm以上
  3. C4cm以上
  4. D3cm以上
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正解:A2cm以上

耐力壁以外の壁又は床にあっては、2センチメートル以上と規定されています。

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409建築基準法施行令に規定される、柱又ははりにおけるかぶり厚さの最低寸法はどれか。

  1. A3cm以上
  2. B4cm以上
  3. C5cm以上
  4. D6cm以上
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正解:A3cm以上

耐力壁、柱又ははりにあっては、3センチメートル以上と規定されています。

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410建築基準法施行令に規定される、基礎(布基礎の立上り部分を除く)のかぶり厚さの最低寸法はどれか。

  1. A4cm以上
  2. B8cm以上
  3. C10cm以上
  4. D6cm以上
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正解:D6cm以上

基礎(布基礎の立上り部分を除く)にあっては捨コンクリートの部分を除いて6センチメートル以上と規定されます。

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411建築基準法施行令に規定されるかぶり厚さの数値について、実務上の扱いとして正しいものはどれか。

  1. A規定値は最大許容寸法であり、これを超えると施工不良となる
  2. B規定値は最低限必要な寸法であり、通常はこれより10mm程度大きい寸法を採用する
  3. C規定値は平均寸法であり、場所によっては下回ってもよい
  4. D規定値は設計上の目安であり、現場の判断で自由に増減できる
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正解:B規定値は最低限必要な寸法であり、通常はこれより10mm程度大きい寸法を採用する

法令の規定値は最低限必要な寸法であり、通常はこれより10mm程度大きい寸法を採用します。

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412鉄筋の継手を設ける位置の原則として、正しいものはどれか。

  1. A応力が大きく、引張応力が生じている箇所
  2. B応力が大きく、圧縮応力が生じている箇所
  3. C応力が小さく、普段は圧縮応力が生じている箇所
  4. D応力が小さく、引張応力が生じている箇所
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正解:C応力が小さく、普段は圧縮応力が生じている箇所

継手の位置は、応力が小さく、かつ、普段は圧縮応力が生じている箇所に設けることを原則とします。

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413重ね継手における力の伝達メカニズムとして、適切なものはどれか。

  1. Aコンクリートの付着力を介して力を伝える
  2. B鋼管内に充填したモルタルの膨張圧で力を伝える
  3. C加熱により溶融した鉄筋同士の結合力で力を伝える
  4. Dなまし鉄線による結束の摩擦力だけで力を伝える
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正解:Aコンクリートの付着力を介して力を伝える

重ね継手は他の継手と異なり、コンクリートの付着力を介して力を伝える接合方法です。

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414コンクリートの設計基準強度と重ね継手の長さの関係として、正しいものはどれか。

  1. Aコンクリート強度が大きいほど、重ね継手の長さを長くしなければならない
  2. Bコンクリート強度が大きいほど、重ね継手の長さを短くすることができる
  3. Cコンクリート強度が小さいほど、重ね継手の長さを短くすることができる
  4. D重ね継手の長さはコンクリート強度に影響されない
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正解:Bコンクリート強度が大きいほど、重ね継手の長さを短くすることができる

コンクリート強度が大きいほど付着力が大きくなるため、重ね継手の長さは短縮できます。

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415鉄筋の降伏強度と重ね継手の長さの関係として、正しいものはどれか。

  1. A降伏強度が低い鉄筋ほど、継手強度が低くて済むため長くする
  2. B降伏強度が高い鉄筋ほど、継手強度が高くて済むため短くする
  3. C重ね継手の長さは鉄筋の降伏強度に影響されない
  4. D降伏強度が高い鉄筋ほど、高い継手強度が必要となるため長くする
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正解:D降伏強度が高い鉄筋ほど、高い継手強度が必要となるため長くする

降伏強度の高い鉄筋を使用する箇所では高い継手強度が必要となるため、重ね継手は長くなります。

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416鉄筋の末端部のフックの有無と重ね継手の長さの関係として、正しいものはどれか。

  1. Aフック付き鉄筋の場合、フック同士が干渉するため長さを長くする
  2. Bフック付き鉄筋の場合、引き抜けにくくなるため長さを短くすることができる
  3. Cフック付き鉄筋の場合、応力が集中するため長さを長くする
  4. Dフックの有無によって重ね継手の長さを変えることはできない
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正解:Bフック付き鉄筋の場合、引き抜けにくくなるため長さを短くすることができる

末端部にフックを設けることで引き抜けにくくなるため、直線状の鉄筋より長さを短くできます。

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417異形鉄筋において、通常、重ね継手を用いないとされる鉄筋径の条件はどれか。

  1. AD25以上
  2. BD19以下
  3. CD13以下
  4. DD35以上
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正解:DD35以上

太径の異形鉄筋はコンクリートが割裂しやすいため、通常D35以上には重ね継手を用いません。

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418重ね継手に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A周囲のコンクリートの割裂を防ぐため、D32の鉄筋には重ね継手を用いてはならない
  2. B鉄筋と鉄筋を重ねてなまし鉄線などで結束する
  3. C重なり合う長さが短いと、継手の強度が低くなる
  4. D降伏強度の高い鉄筋は、高い継手強度が必要なため重ね長さが長くなる
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正解:A周囲のコンクリートの割裂を防ぐため、D32の鉄筋には重ね継手を用いてはならない

通常重ね継手を用いないとされるのはD35以上であり、D32の鉄筋には用いることができます。

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419機械式継手の接合方法として、正しいものはどれか。

  1. A鉄筋の端部を突合せ、軸方向に圧力を加えながら加熱する
  2. B鋼管に鉄筋の端部を挿入し、高強度のモルタルなどを充填して固定する
  3. C鉄筋同士を重ね合わせ、アーク溶接によって接合する
  4. D鉄筋同士を専用の接着剤のみで貼り合わせる
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正解:B鋼管に鉄筋の端部を挿入し、高強度のモルタルなどを充填して固定する

機械式継手は鋼管(カップラーやスリーブ)に挿入し、高強度のモルタルなどを充填して固定します。

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420ガス圧接継手の施工において、不適当なものはどれか。

  1. A圧接前の鉄筋端面は平滑に仕上げる
  2. B鉄筋表面に錆や塗料などの付着がないようにする
  3. C鉄筋は直線部で圧接するようにし、曲げ加工部付近は避ける
  4. DSD345とSD490のように降伏強度が大きく異なる鉄筋同士でも圧接できる
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正解:DSD345とSD490のように降伏強度が大きく異なる鉄筋同士でも圧接できる

降伏強度が大きく異なる鉄筋の種類同士の接合には、ガス圧接継手は採用できません。

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421ガス圧接継手において、鉄筋の種類が異なる場合、圧接してはならないとされる径の差はどれか。

  1. A5mmを超える場合
  2. B3mmを超える場合
  3. C1mmを超える場合
  4. D7mmを超える場合
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正解:D7mmを超える場合

鉄筋径の差が7mmを超える場合は、温度上昇に差が生じて圧接不良の原因となるため原則圧接しません。

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422種類の同じD22とD32の鉄筋をガス圧接により接合することの可否と、その理由として正しいものはどれか。

  1. A適当である(同じ種類であれば径の差は問われないため)
  2. B適当である(径の差が15mm以内であれば問題なく接合できるため)
  3. C不適当である(径の差が7mmを超えており、圧接不良の原因となるため)
  4. D不適当である(太い方の鉄筋がD32であり、ガス圧接の適用外であるため)
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正解:C不適当である(径の差が7mmを超えており、圧接不良の原因となるため)

D22とD32では径の差が10mmあり、規定の7mmを超えるためガス圧接継手を用いるのは不適当です。

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423ガス圧接前の鉄筋端面の処理として、最も適切なものはどれか。

  1. A圧接しやすくするため、端面に油を塗布する
  2. B端面に凹凸をつけて、摩擦力を高める
  3. C端面をあらかじめバーナーで赤熱させてから突き合わせる
  4. D端面を平滑に仕上げ、錆や油脂がないようにする
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正解:D端面を平滑に仕上げ、錆や油脂がないようにする

圧接前の鉄筋端面は平滑に仕上げ、表面に錆や油脂、塗料などの付着がないようにします。

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424ガス圧接継手を設ける位置に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A応力が小さく、圧縮応力が生じている箇所を原則とする
  2. B一体化を強固にするため、曲げ加工部やその近傍で積極的に圧接する
  3. C加熱により構造性能が劣化するため、直線部で圧接する
  4. D直線部において、鉄筋同士を突き合わせた状態で加熱する
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正解:B一体化を強固にするため、曲げ加工部やその近傍で積極的に圧接する

曲げ加工部およびその近傍での圧接は避けることとされています(直線部で圧接する)。

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425圧接箇所の外観試験で確認する項目として、適切なものはどれか。

  1. A圧接部内部の空洞や不純物の有無
  2. B引張力に対する破断強度
  3. C充填されたモルタルの硬化状態
  4. D圧接部のふくらみの形状や寸法、折れ曲がりや割れの有無
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正解:D圧接部のふくらみの形状や寸法、折れ曲がりや割れの有無

外観試験では、目視やスケールで圧接部のふくらみの形状・寸法、折れ曲がり・割れがないかを確認します。

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426圧接部内部の欠陥を、圧接部を破壊せずに調べる非破壊検査の方法はどれか。

  1. Aエックス線透過試験
  2. B超音波探傷試験
  3. Cシュミットハンマー試験
  4. D引張試験
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正解:B超音波探傷試験

内部の欠陥を調査する代表的な非破壊検査は、超音波探傷試験です。

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427超音波探傷試験の仕組みとして、正しいものはどれか。

  1. Aセンサーから超音波を内部に伝播させ、内部の欠陥を検出する
  2. B電流を流し、抵抗値の変化で内部の空洞を検出する
  3. C放射線を照射し、フィルムの濃淡で内部の欠陥を検出する
  4. D試験片を試験機で引っ張り、破断する位置で内部の欠陥を検出する
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正解:Aセンサーから超音波を内部に伝播させ、内部の欠陥を検出する

センサーを表面に当てて超音波を内部に伝播させることで、内部の欠陥を検出します。

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428圧接部の強度が設計を満たしているかを確認するため、現場の圧接部から試験片を切り取って行う試験はどれか。

  1. A曲げ試験
  2. B超音波探傷試験
  3. C引張試験
  4. D外観試験
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正解:C引張試験

対象となる圧接部を切り取って試験機により引張強度を確認する試験は、引張試験です。

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429引張試験に関する記述として、適切なものはどれか。

  1. A非破壊検査であるため、現場のすべての圧接部に対して実施することができる
  2. B実際に現場から試験片を抜き取る破壊検査であるため、すべての圧接部を検査することはできない
  3. C試験片を切り取る必要がないため、超音波探傷試験と同時に実施される
  4. D圧接部のふくらみ寸法を測定するための試験であり、試験機は用いられない
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正解:B実際に現場から試験片を抜き取る破壊検査であるため、すべての圧接部を検査することはできない

引張試験は抜き取って行う破壊検査なので、すべての圧接部を検査することはできません。

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430コンクリートから鉄筋が引き抜けないように、鉄筋の端部を所定の長さだけコンクリートの中に埋め込み固定することを何というか。

  1. A継手
  2. B被覆
  3. C定着
  4. Dあき
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正解:C定着

鉄筋の端部を所定の長さだけコンクリートの中に埋め込み固定することを定着といいます。

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431鉄筋の定着の長さを決定する要因として、考慮されないものはどれか。

  1. Aコンクリートの設計基準強度
  2. B粗骨材の最大寸法
  3. C鉄筋の種類
  4. D末端部のフックの有無
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正解:B粗骨材の最大寸法

定着の長さはコンクリート強度、鉄筋の種類、フックの有無、鉄筋径で決定され、粗骨材寸法は関係ありません。

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432建築基準法施行令に基づく、柱に取り付けるはりの引張り鉄筋の定着部分の長さとして正しいものはどれか。(溶接や特別な構造計算による場合を除く)

  1. Aその径の15倍以上
  2. Bその径の40倍以上
  3. Cその径の20倍以上
  4. Dその径の25倍以上
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正解:Bその径の40倍以上

柱に取り付けるはりの引張り鉄筋は、柱に定着される部分の長さをその径の40倍以上としなければなりません。

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433建築基準法施行令に基づく、主筋等の継手の重ね長さについて、継手を「引張力の最も小さい部分」に設ける場合の規定はどれか。

  1. A主筋等の径の25倍以上
  2. B主筋等の径の30倍以上
  3. C主筋等の径の40倍以上
  4. D主筋等の径の50倍以上
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正解:A主筋等の径の25倍以上

引張力の最も小さい部分に設ける場合は、主筋等の径の25倍以上としなければなりません。

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434軽量骨材を使用する鉄筋コンクリート造における、継手の重ね長さの規定について誤っているものはどれか。

  1. A引張力の最も小さい部分に設ける場合は、主筋等の径の30倍以上とする
  2. B軽量骨材を使用する場合、普通骨材を使用する場合よりも重ね長さを短くすることができる
  3. C引張力の最も小さい部分以外の部分に設ける場合は、主筋等の径の50倍以上とする
  4. D軽量骨材を使用する場合、普通骨材を使用する場合よりも重ね長さを長くしなければならない
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正解:B軽量骨材を使用する場合、普通骨材を使用する場合よりも重ね長さを短くすることができる

軽量骨材を使用する場合は規定が30倍・50倍となり、普通骨材より重ね長さを長くする必要があります。

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435SD345のD16の鉄筋に重ね継手を用いることの適否と、その理由として正しいものはどれか。

  1. A不適当である。SD345は降伏強度が高く、重ね継手が禁止されているため。
  2. B不適当である。D16は太径の異形鉄筋に該当し、コンクリートが割裂しやすいため。
  3. C適当である。すべての径と降伏強度の鉄筋に重ね継手を無条件で用いることができるため。
  4. D適当である。D35以上の太径には原則用いないが、D16であれば用いることができるため。
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正解:D適当である。D35以上の太径には原則用いないが、D16であれば用いることができるため。

D35以上の異形鉄筋には原則重ね継手を用いませんが、D16は適当です。降伏強度による禁止規定はありません。

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436種類の記号が同じSD345で、径の異なるD38とD41の鉄筋をガス圧接継手により接合することの適否と、その理由として正しいものはどれか。

  1. A不適当である。D35以上の鉄筋は重ね継手だけでなくガス圧接継手も用いてはならないため。
  2. B適当である。径の差が7mm以下であり、ガス圧接継手を採用できるため。
  3. C不適当である。径の差が3mmあり、完全に同じ径でなければ圧接できないため。
  4. D適当である。重ね継手を用いることができる径の範囲内であるため。
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正解:B適当である。径の差が7mm以下であり、ガス圧接継手を採用できるため。

ガス圧接は径の差が7mm以下であれば採用できます。D35以上で禁止されるのは重ね継手です。

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