⑨ 鉄筋工事
コンクリート技士 第393問
問題
鉄筋の加工を原則として常温で行う理由として、最も適切なものはどれか。
A鋼材は加熱すると急激に膨張し、冷えた際の収縮でひび割れが生じるため
B鋼材を加熱すると一時的に強度が上がるが、時間経過で錆が発生しやすくなるため
C常温で加工した方が機械の動力を節約でき、加工費が安価に済むため
D鋼材は加熱すると粘り強さが失われるなどの材質変化を生じるおそれがあるため✓ 正解
正解
D:鋼材は加熱すると粘り強さが失われるなどの材質変化を生じるおそれがあるため
解説
鋼材は加熱すると粘り強さが失われるなど材質変化のおそれがあるため、常温で加工します。
分野解説:⑨ 鉄筋工事
鉄筋コンクリートの引張を担う鉄筋の工事を扱う分野です。鉄筋の加工では折曲げ内法直径、切断と曲げ加工時の留意点が中心になります。組立てではあきとかぶり厚さの規定、スペーサの種類と配置、結束方法が対象です。継手では重ね継手の長さ、ガス圧接継手の施工と検査(外観検査・超音波探傷試験)、機械式継手と溶接継手の特徴が頻出になります。定着の方法と長さも重要な論点です。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
コンクリート技士について
コンクリートの製造・施工・管理の専門資格
| 主催 | 公益社団法人 日本コンクリート工学会 |
|---|---|
| 出題形式 | 四肢択一式 |
| 試験時間 | 120分(13:30〜15:30) |
| 受験料 | 受験料は改定されるため公式サイトで要確認 |
| 合格基準 | 合格基準は年度により異なるため公式発表で要確認 |
| 難易度 | ★★★★☆ |
コンクリート技士の関連記事
材料の性質を土台にするコンクリート技士13分野の進め方
択一を通せば終わり、という試験でない点が見落とされがち。記述式への備えをいつ始めるか、配合設計の計算をどこまで詰めるか、施工管理技士とは何が違うのか。受験当日の解答の運びまで含めて答える。
記述式もあるコンクリート技士は択一対策だけでは届かない
範囲はコンクリートという材料ひとつ。それでも化学的な性質から構造設計まで掘り下げるため、浅い理解では届きません。13分野で難しさがどう違うか、施工管理技士との性格の差、独学の可否を見ます。
示方配合から現場配合へ|コンクリート技士の配合設計手順
途中で単位や含水状態を取り違えると答えが合わない。配合設計が苦手にされる理由はそこにあります。水セメント比の決定から骨材量を絶対容積で求めるまでを紙の上で固定化し、現場配合への換算に備えます。