福祉住環境コーディネーター3級 ③ 老化・障害と自立の手段

加齢に伴う心身の変化と、自立を支える考え方を学ぶ分野です。直角型の老化や生涯発達理論、動作性能力と言語性能力の違い、味覚・視覚・聴覚など感覚機能の変化、WHOが重視する生活機能、ロートンの自立分類(手段的自立など)、高齢者の栄養摂取や咀嚼の効果、ウェル・ビーイングといった用語が頻出です。老化を一面的にとらえず、多様な変化を整理して理解しましょう。40問収録。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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79心理学や人口学における「直角型の老化」とは、どのような状態を示すか。

  1. A健康状態が良好に維持され、死の直前に機能が急激に低下する状態
  2. B中年期から徐々に知力や体力が直線的に低下していく状態
  3. C高齢期に入ると知能が再び若年期レベルまで上昇する状態
  4. D生涯にわたって人格や能力が一定のまま変化しない状態
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正解:A健康状態が良好に維持され、死の直前に機能が急激に低下する状態

健康状態が維持され、死の直前に急激に機能が低下する現象を人口学の生存率グラフの形から直角型の老化と呼びます。

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80高齢期の能力の変化に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A動作性能力も言語性能力も、加齢に伴って同等のペースで低下する。
  2. B動作性能力は加齢で低下するが、言語性能力は70〜80歳代でも低下せず上昇することがある。
  3. C動作性能力と言語性能力を総合した知能テストでは、加齢による著しい下降がみられる。
  4. D動作性能力は若年者より優れるが、言語性能力は加齢とともに失われていく。
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正解:B動作性能力は加齢で低下するが、言語性能力は70〜80歳代でも低下せず上昇することがある。

動作性能力は加齢とともに下降しますが、知恵などの言語性能力は高齢になっても低下せず上昇するという結果が出ています。

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81心理学の分類において、パソコンのキーを早くたたくなど、動作の機敏性や正確性に現れる能力を何というか。

  1. A言語性能力
  2. B適応機能
  3. C動作性能力
  4. D知的能動性
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正解:C動作性能力

単純な記憶力や、機敏に作業をこなす能力などは動作性能力に分類され、加齢により低下しやすいとされます。

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82高齢期の味覚の変化についての記述として、テキストの記載に沿った最も適切なものはどれか。

  1. Aすべての味覚が完全に失われるため、極端に濃い味付けが必要になる。
  2. B甘味、苦味などの5つの味を単独で味わう力は、年齢とともに鋭くなる。
  3. C先天的に感じる味は酸味と苦味のみであり、高齢になるとそれらも感じなくなる。
  4. D5つの味を単独で味わう力は鈍くなるが、すべてを統合した「深く味わう力」は年齢とともに鋭くなる。
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正解:D5つの味を単独で味わう力は鈍くなるが、すべてを統合した「深く味わう力」は年齢とともに鋭くなる。

単独の味覚は鈍くなりますが、味を統合して深く味わう力は経験とともに鋭くなるといわれています。

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831984年のWHOの提言において、高齢期の健康指標として「最も重要」とされているものはどれか。

  1. A生活機能
  2. B死亡率
  3. C罹病率
  4. D有病率
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正解:A生活機能

高齢期では病気の有無がそのまま健康基準にはならず、自立して生活できるかという生活機能が最も重要とされます。

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84老年学における「要支援」「要介護」の用語の意味について、介護保険制度などの行政施策と比較して正しい記述はどれか。

  1. A老年学でも行政施策でも、定義と対象者の範囲は完全に同一である。
  2. B老年学の分布では、「要介護(障害)」よりも「要支援(虚弱)」のほうが多数を占めている。
  3. C老年学では「要支援」を「障害」、「要介護」を「虚弱」と呼んでいる。
  4. D老年学では、手段的自立以上のレベルに達している人を「要支援」と分類する。
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正解:B老年学の分布では、「要介護(障害)」よりも「要支援(虚弱)」のほうが多数を占めている。

老年学では要支援を虚弱、要介護を障害と呼び、行政の基準とは異なり要支援(虚弱)のほうが多数を占めます。

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85ロートンの分類に基づく「手段的自立」の段階に該当する動作として、適切なものはどれか。

  1. A自力で排泄や入浴、着脱衣ができる
  2. B新聞や雑誌を読み、健康についての番組に関心を持つ
  3. C自分で食事の用意や日用品の買い物ができる
  4. D友人や家族の相談にのり、社会貢献ができる
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正解:C自分で食事の用意や日用品の買い物ができる

ロートンの分類で手段的自立は、買い物、食事の準備、金銭管理など、一人暮らしが可能な能力を指します。

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86天寿をまっとうし、QOLが維持され、社会貢献ができるといった要素により、最後まで満ち足りた人生を送ることを何というか。

  1. Aヘルスプロモーション
  2. Bノーマライゼーション
  3. Cリハビリテーション
  4. Dウェル・ビーイング
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正解:Dウェル・ビーイング

生活の質が維持され、満ち足りた人生を送ることを今日の老年学ではウェル・ビーイングと呼んでいます。

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87テキストに記載されている「生涯発達理論」の考え方として最も適切なものはどれか。

  1. A人間の人格や能力は、高齢期に入っても生涯にわたり発達し続けるという理論
  2. B知能は成人期にピークを迎え、その後は生涯にわたり低下し続けるという理論
  3. C加齢に伴う能力低下は避けられないため、福祉用具で補うべきだとする理論
  4. D肉体的な発達は20代で止まるが、言語性能力だけが死の直前に急上昇する理論
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正解:A人間の人格や能力は、高齢期に入っても生涯にわたり発達し続けるという理論

直角型の老化より少し遅れて登場した理論で、人間の人格や能力は生涯発達し続けるという考え方です。

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88わが国の全高齢者のうち、買い物ができて食事の用意ができるレベル以上の「自立」をしている人はおよそ何割を占めるといわれているか。

  1. A約6割
  2. B約8割
  3. C約4割
  4. D約2割
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正解:B約8割

テキストには、手段的自立以上のレベルの自立をしている人は全高齢者のおよそ8割を占めると記載されています。

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89高齢者の栄養摂取について、テキストの記述として最も適切なものはどれか。

  1. A若い頃と比べエネルギー必要量とビタミン・ミネラル必要量の両方が減少する。
  2. B大豆製品などの植物性たんぱく質を、肉や魚などの動物性たんぱく質より多く摂取すべきである。
  3. C動物性たんぱく質を植物性よりやや多めに摂取し、肉と魚は1日各60〜100g程度が望ましい。
  4. D便秘になりやすいため、軟らかく煮た野菜ではなく生野菜のみから食物繊維を摂取するべきである。
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正解:C動物性たんぱく質を植物性よりやや多めに摂取し、肉と魚は1日各60〜100g程度が望ましい。

高齢者はエネルギー必要量は減りますが、動物性たんぱく質をやや多めにとることが推奨されます。

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90高齢者の1日の野菜摂取量の目標値として示されている量はどれか。

  1. A150g
  2. B250g
  3. C450g
  4. D350g
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正解:D350g

緑黄色野菜と淡色野菜を組み合わせて、1日350gを目標に摂取することが望ましいとされています。

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91高齢者の食事における塩分と油脂に関する考え方として、正しいものはどれか。

  1. A現在の高齢者は過去の食習慣から油脂摂取量が不足しがちなため、極端に控える必要はない。
  2. B塩分感受性は高まるため、極力味を薄くしなければならない。
  3. C塩分を抑えるために、ダシや酸味は一切使わず素材の味のみにする。
  4. D油脂は長生きに悪影響を及ぼすため、例外なく摂取を禁止すべきである。
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正解:A現在の高齢者は過去の食習慣から油脂摂取量が不足しがちなため、極端に控える必要はない。

体重や検査値に異常がなければ極端に油脂を控える必要はなく、摂取が不足している場合もあります。

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92食事をよく噛んで食べることの身体的効果として、テキストに記載されていないものはどれか。

  1. A口腔内の殺菌・浄化作用により歯周病を予防する
  2. B内臓脂肪の燃焼を直接的に促し、劇的な減量効果をもたらす
  3. C唾液が多く分泌され、老化防止ホルモンであるパロチンが働く
  4. D脳の血流が増え、記憶力が後退しにくくなる
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正解:B内臓脂肪の燃焼を直接的に促し、劇的な減量効果をもたらす

よく噛むことは歯周病や肺炎予防などに役立ちますが、内臓脂肪の劇的な燃焼効果についての記載はありません。

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93唾液に含まれ、老化防止に効果があるとされているホルモンの名称はどれか。

  1. Aアドレナリン
  2. Bインスリン
  3. Cパロチン
  4. Dセロトニン
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正解:Cパロチン

唾液には老化防止に効果のあるパロチンというホルモンが含まれています。

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94自立高齢者が歩く能力を維持するために推奨される、1日の最低歩行数の目安はどれか。

  1. A1,000歩程度
  2. B10,000歩程度
  3. C15,000歩程度
  4. D5,000歩程度
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正解:D5,000歩程度

自立生活と健康を支えるため、1日の最低歩行数の目安は自立高齢者で5,000歩程度とされています。

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95高齢者が運動する際の注意点として、不適切な記述はどれか。

  1. A異常を感じても、筋力低下を防ぐために無理して続ける。
  2. B準備運動を入念に行い、水分補給をする。
  3. C食後は胃腸に血液が集まるため運動を避ける。
  4. D極端に暑い日や寒い日は避け、自分のペースで行う。
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正解:A異常を感じても、筋力低下を防ぐために無理して続ける。

異常を感じたらすぐに休むか中止することが重要であり、無理をして続けるのは誤りです。

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96老化に伴う「予備力の低下」の具体的な説明として正しいものはどれか。

  1. A疲労がとれにくくなり、傷や病気からの治りが遅くなる
  2. Bいざというときに頑張りがきかなくなる
  3. C病気に対する抵抗力が低下し、肺炎などを併発しやすくなる
  4. D暑さや寒さに対する体温の調節力が低下する
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正解:Bいざというときに頑張りがきかなくなる

予備力とはいざというときに発揮される力であり、その低下によって頑張りがきかなくなります。

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97高齢者の転倒に関するテキストの記述として、最も適切なものはどれか。

  1. Aバリアフリー環境さえ整えれば、運動習慣は不要である。
  2. B転倒の危険性は、在宅時よりも外出時のほうが高い。
  3. C骨折すると寝たきりになるリスクがあるため、下半身強化が推奨される。
  4. D転倒への恐怖から外出を控えることが歩行能力を高める。
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正解:C骨折すると寝たきりになるリスクがあるため、下半身強化が推奨される。

転倒予防には環境整備とともに、スクワットなど下半身を強化する運動習慣が効果的とされています。

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981986年のWHOオタワ憲章で提唱された、「人々が自らの健康をコントロールし、改善できるようにするプロセス」を何というか。

  1. Aノーマライゼーション
  2. Bユニバーサルデザイン
  3. Cウェル・ビーイング
  4. Dヘルスプロモーション
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正解:Dヘルスプロモーション

オタワ憲章で提示されたヘルスプロモーションは、自らが能力を獲得し健康状態を目指すプロセスです。

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99高齢者の筋肉トレーニングにおいて、持久力を発揮し、ウォーキングなどの有酸素運動で鍛えられる筋肉はどれか。

  1. A赤筋(遅筋線維)
  2. B白筋(速筋線維)
  3. C平滑筋
  4. D心筋
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正解:A赤筋(遅筋線維)

赤筋は有酸素運動で鍛えられ持久力を発揮し、白筋は無酸素運動で鍛えられパワーやスピードを発揮します。

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100認知症とその対策に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. Aアルツハイマー型は予防法が完全に確立されている。
  2. B心身を総合的かつ柔軟に使う活動が認知症予防につながる可能性がある。
  3. C現在、脳血管性の患者数がアルツハイマー型を圧倒的に上回っている。
  4. D老化を遅らせる特定の食品の根拠はすでに明確に示されている。
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正解:B心身を総合的かつ柔軟に使う活動が認知症予防につながる可能性がある。

アルツハイマー型は予防法が未確立ですが、身体活動と社会貢献活動を組み合わせるのが良いとされています。

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101新オレンジプランにおいて、認知症の人が住み慣れた地域で生活を続けられるよう、医療・介護機関をつなぐ体制づくりの推進役を何というか。

  1. A認知症初期集中支援チーム
  2. B言語聴覚士
  3. C認知症地域支援推進員
  4. D社会福祉士
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正解:C認知症地域支援推進員

認知症地域支援推進員は、地域の実情に応じて支援機関をつなぐネットワーク支援や体制づくりの推進役を担います。

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102認知症初期集中支援チームの役割として最も適切なものはどれか。

  1. A地域住民に対して認知症の正しい知識を普及・啓発する
  2. B医療・介護サービス事業所をつなぐネットワークの推進役を担う
  3. C施設入所を前提としたケアプランを強制的に作成する
  4. D認知症が疑われる人や家族を訪問し、アセスメントや初期支援を包括的に行う
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正解:D認知症が疑われる人や家族を訪問し、アセスメントや初期支援を包括的に行う

早期診断・早期対応を目指し、専門職が家庭を訪問して初期の支援を包括的に行うのが認知症初期集中支援チームです。

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103障害者基本法で定義される「社会的障壁」に当てはまらないものはどれか。

  1. A障害者自身の身体機能の低下
  2. B社会における事物
  3. C社会における制度
  4. D社会における慣行や観念
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正解:A障害者自身の身体機能の低下

社会的障壁とは、社会における事物、制度、慣行、観念など、社会生活を営む上で障壁となる一切のものを指します。

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104外傷や疾患などで脊髄が傷付き、四肢(両上肢と両下肢)や体幹が麻痺する運動機能障害を何というか。

  1. A対麻痺
  2. B四肢麻痺
  3. C片麻痺
  4. D脳性麻痺
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正解:B四肢麻痺

両手足と体幹が麻痺する状態を四肢麻痺と呼び、頸髄や胸髄の損傷などで起こります。

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105脳血管障害などが原因で、身体の片方(右半身または左半身)の上肢・下肢が麻痺する障害を何というか。

  1. A対麻痺
  2. B四肢麻痺
  3. C片麻痺
  4. D脳性麻痺
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正解:C片麻痺

脳梗塞や脳出血などにより、脳の損傷とは反対側の半身に麻痺が現れる症状を片麻痺といいます。

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106言葉や聞こえ、飲み込みに障害がある人に対して、検査や助言、リハビリテーションを専門的に行う国家資格はどれか。

  1. A作業療法士
  2. B理学療法士
  3. C社会福祉士
  4. D言語聴覚士
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正解:D言語聴覚士

言語聴覚士(ST)は、聴覚言語障害者に対して意思伝達の訓練などを行う専門職です。

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107内部障害に該当する事例として、正しい組み合わせはどれか。

  1. Aペースメーカーの装着と人工透析
  2. B四肢の欠損と視力の低下
  3. C片麻痺と失語症
  4. Dうつ病とアルコール依存
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正解:Aペースメーカーの装着と人工透析

心臓機能(ペースメーカー)、呼吸機能(酸素吸入)、腎臓機能(人工透析)などが内部障害に該当します。

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108知的障害の定義において、知的機能や適応機能の障害が生じるとされる「発達期」は、おおむね何歳までを指すか。

  1. A12歳まで
  2. B18歳まで
  3. C20歳まで
  4. D25歳まで
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正解:B18歳まで

知的障害は、知的低下と適応機能の障害が、発達期であるおおむね18歳までに生じる人と定義されています。

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109精神障害の原因として代表的な疾患と症状の組み合わせで、誤っているものはどれか。

  1. A統合失調症 ― 幻覚や妄想などの特徴的な症状がある
  2. B気分障害 ― うつ状態のみ、あるいはうつ状態と躁状態を繰り返す
  3. Cてんかん ― 適度な依存を逸脱し、ギャンブルなどがやめられなくなる
  4. D発達障害 ― 自閉症や学習障害などで通常低年齢で発現する
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正解:Cてんかん ― 適度な依存を逸脱し、ギャンブルなどがやめられなくなる

てんかんは脳の一部が過剰に興奮し発作が起きる疾患です。ギャンブルなどがやめられないのは依存症です。

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110脳血管障害や交通事故で脳にダメージを受けることで認知や行動に障害が起こり、外見から分かりにくいため「見えない障害」とも呼ばれるものはどれか。

  1. A双極性障害
  2. B統合失調症
  3. C内部障害
  4. D高次脳機能障害
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正解:D高次脳機能障害

高次脳機能障害は、脳のダメージによって記憶障害や注意障害などが生じるもので見えにくい障害です。

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111障害者総合支援法において、対象となる「一定の難病」の疾病数は、2021(令和3)年11月時点でいくつになったか。

  1. A366疾病
  2. B130疾病
  3. C151疾病
  4. D332疾病
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正解:A366疾病

対象となる難病の範囲は段階的に拡大され、2021年11月時点では366疾病でした(令和7年4月からは376疾病に拡大)。

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112脊髄損傷のAさんの事例において、臀部の床ずれ(褥瘡)を予防するために定期的な習慣化が不可欠とされた動作はどれか。

  1. Aスクワット動作
  2. Bプッシュアップ動作
  3. Cローリング動作
  4. Dストレッチ動作
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正解:Bプッシュアップ動作

感覚障害がある場合、座面にかかる圧力を逃がして褥瘡を防ぐため、腕の力で上体を浮かせるプッシュアップ動作が必要です。

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113第7胸髄を損傷したAさんのリハビリテーションに関する記述として、不適切なものはどれか。

  1. A排尿訓練では収尿器を常時装着し、定期的に捨てる方法が指導された
  2. B排便訓練では坐薬を使用し、便器に移って自然排便を促す方法が指導された
  3. C上肢機能に重度の麻痺が残ったため、座位作業の耐久力獲得は断念された
  4. D理学療法では長下肢装具を用いた室内歩行訓練が行われた
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正解:C上肢機能に重度の麻痺が残ったため、座位作業の耐久力獲得は断念された

Aさんは上肢と体幹機能は問題ないため、職場復帰に向けた座位作業の耐久力獲得の訓練が行われました。

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114下肢を固定し、立位を保持して体重を支え、歩行機能を改善する目的で膝から大腿部まで装着する補助具を何というか。

  1. A収尿器
  2. B短下肢装具
  3. C意思伝達装置
  4. D長下肢装具
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正解:D長下肢装具

テキストでは、理学療法で松葉つえ室内歩行訓練に用いられる装具として長下肢装具が挙げられています。

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115右片麻痺が残るBさんの浴室改修プランとして、福祉住環境コーディネーターが提案した内容に該当しないものはどれか。

  1. A転倒を防ぐため床面全体を厚いカーペット敷きにする
  2. B和式浴槽から和洋折衷式浴槽へ変更する
  3. C浴槽と同じ高さの移乗台を設置する
  4. D立ち座りを補助するため浴槽横にL型手すりを設置する
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正解:A転倒を防ぐため床面全体を厚いカーペット敷きにする

床面はカーペットにするのではなく、かさ上げしてグレーチングを施し、脱衣室との段差を解消する改修が行われました。

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116Bさんの浴室改修において、浴槽の縁と同じ高さに設置され、腰掛けて浴槽へ出入りしやすくする設備はどれか。

  1. Aグレーチング
  2. B移乗台
  3. C縦手すり
  4. D入浴用いす
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正解:B移乗台

浴槽の縁と同じ高さの移乗台を設置し、一度そこに腰掛けることで、安全に浴槽へ移動できるようにしました。

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117Bさんの浴室改修において、浴室と脱衣室との床段差を解消するために採用された方法はどれか。

  1. Aスロープの設置
  2. B昇降機(リフト)の設置
  3. C床面のかさ上げとグレーチングの施工
  4. D段差解消機の埋め込み
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正解:C床面のかさ上げとグレーチングの施工

浴室の床面をかさ上げし、排水用の溝にグレーチング(格子状の蓋)を施すことで脱衣室との段差を解消しました。

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118Aさんの事例において、住宅改修や職場復帰の調整にあたり、各関係機関との連絡調整や本人・家族への相談援助を行った専門職はどれか。

  1. A理学療法士(PT)
  2. B作業療法士(OT)
  3. C介護支援専門員(ケアマネジャー)
  4. D社会福祉士(ソーシャルワーカー)
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正解:D社会福祉士(ソーシャルワーカー)

リハビリ動作訓練はPT・OTが行いますが、機関調整や家族等への相談援助は社会福祉士の役割です。

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