化粧品成分検定2級 ⑤ 全成分表示

化粧品の全成分表示の読み方を学ぶ分野です。全成分表示制度の概要、配合順序のルール(多い順、1%以下は順不同)、表示名(INCI名と日本語名)、配合量の推測、表示が省略される成分などを整理。実際のラベルから処方を読み解く実践スキルの基礎となる、2級ならではの実務直結分野です。

この分野の問題45問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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159化粧品において「アルコールフリー」と謳われている場合、一般的に含まれていないことを意味する成分はどれか。

  1. Aセタノール
  2. Bベヘニルアルコール
  3. Cフェノキシエタノール
  4. Dエタノール
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正解:Dエタノール

化粧品でアルコールに分類される成分は多種ありますが、一般にアルコールというと「エタノール」だけを指します。フェノキシエタノールなどは構造も性質も異なります。

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160化粧品の中身を理解する上での「成分」と「原料」の違いについて、正しい説明はどれか。

  1. A商品名がついて販売されているものが「成分」、中身が「原料」である。
  2. B水やグリセリンなどの化学的な名称は「原料」と呼ばれる。
  3. C原料の中身が何でできているかを指すものが「成分」である。
  4. D一つの原料には、必ず一種類の成分しか含まれていない。
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正解:C原料の中身が何でできているかを指すものが「成分」である。

化粧品をつくるために混ぜ合わせるものを「原料」と呼び、その原料の中身が何でできているかを指すのが「成分」です。

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161植物エキスの表示が「水、植物名エキス、BG」のように、BGが植物名より後ろに記載されている場合、読み解きとして最も適切なのはどれか。

  1. A製品全体の主保湿成分としてBGが高濃度配合されている
  2. BBGは抽出溶媒由来として含まれている可能性があり、BGの働きを過大評価しない
  3. CキャリーオーバーなのでBGは本来表示できない
  4. DBGは防腐剤の代替として必ず高濃度で配合される
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正解:BBGは抽出溶媒由来として含まれている可能性があり、BGの働きを過大評価しない

BGは植物エキスの抽出溶媒として使われることがあり、エキスと一緒に含まれる場合があります。1%以下の成分は順不同になることもあるため、表示順だけで量を断定せず「抽出溶媒由来の可能性」を考えるのが実務的です。

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162「変性アルコール」とは、どのような目的で加工されたエタノールのことか。

  1. Aアルコールアレルギーの人でも使えるようにアレルギー物質を除去したもの
  2. B香りをつけたり苦味成分を加えるなどして、お酒の原料として飲用できないようにしたもの
  3. C保湿力を高めるために、ヒアルロン酸などの水性成分と結合させたもの
  4. D引火性をなくし、常温で絶対に揮発しないよう化学処理を施したもの
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正解:B香りをつけたり苦味成分を加えるなどして、お酒の原料として飲用できないようにしたもの

変性アルコールは、香りをつけたり苦味成分を加えるなどして、お酒の原料として飲用できないようにしたエタノールです。

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163全成分表示や成分名で使われる「高級(高級アルコールなど)」という言葉の本来の意味として、正しいものはどれか。

  1. A価格が天然由来のものより高いという意味。
  2. B肌への浸透力が一般的な油分より高いという意味。
  3. C炭素(C)がいくつもつながっている炭素鎖が「長い」という意味。
  4. D国から特別な認可を受けた高品質な成分という意味。
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正解:C炭素(C)がいくつもつながっている炭素鎖が「長い」という意味。

化学において「高級」とは値段が高いことではなく、炭素の数が多い(炭素鎖が長い)ことを意味します(一般に炭素数12以上)。

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164コラーゲンやヒアルロン酸の名称に「加水分解」とつく成分の共通する特徴として、最も適切なのはどれか。

  1. A分子を大きくして保護膜を強化している
  2. B分子量を小さくして、水になじみやすくし使用感を調整している
  3. Cプラス電荷を持たせて吸着性を高めている
  4. D油性成分を結合させてエモリエント性を高めている
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正解:B分子量を小さくして、水になじみやすくし使用感を調整している

加水分解は分子を小さくする処理で、溶解性や使用感の調整に用いられます。

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165成分名の接頭語「ジ・トリ・テトラ・ペンタ・ヘキサ」のうち、「4」を意味するものはどれか。

  1. A
  2. Bトリ
  3. Cテトラ
  4. Dペンタ
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正解:Cテトラ

数の接頭語はモノ1、ジ2、トリ3、テトラ4、ペンタ5、ヘキサ6。名称読みの基礎です。

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166植物エキスの抽出溶媒として「エタノール」や「BG」が使われ、全成分表示に記載された場合の読み解き方として適切な考え方はどれか。

  1. A抽出溶媒として記載される成分は、必ず製品の防腐効果の主役を担っている。
  2. B抽出溶媒としてエキスとともに微量入ってくるため、エタノールやBG本来の防腐・保湿効果を発揮するとは限らない。
  3. C抽出溶媒として使用された成分は薬機法により表示が免除されるため、記載されている場合は必ず保湿目的である。
  4. Dエキス抽出に使われたエタノールは、アレルギー反応を起こす確率が極めて高くなる。
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正解:B抽出溶媒としてエキスとともに微量入ってくるため、エタノールやBG本来の防腐・保湿効果を発揮するとは限らない。

BGの項目でも解説されている通り、抽出溶媒としてエキスとともに微量に入ってくる成分は、単独での本来の働き(防腐性や保湿性など)を発揮するとは限りません。

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167「〇〇酸Na」や「ラウレス硫酸Na」など、成分名の終わりに特定の塩(ナトリウムやカリウムなど)がつくことが多い界面活性剤の分類はどれか。

  1. Aアニオン界面活性剤
  2. Bカチオン界面活性剤
  3. C両性(アンホ)界面活性剤
  4. D非イオン(ノニオン)界面活性剤
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正解:Aアニオン界面活性剤

石ケン素地やラウレス硫酸Naなど、アニオン界面活性剤は「〇〇酸Na(K、TEA)」などの名称で見分けることができます(例外もあります)。

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168シャンプーに比べ、コンディショナーでカチオン界面活性剤が多く使われる理由として適切なのはどれか。

  1. A洗浄力を最大化するため
  2. B毛髪に吸着しやすく、指通りや帯電防止に役立つため
  3. C水に溶けないため洗い流せないから
  4. D角質を溶かしてフケを除去するため
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正解:B毛髪に吸着しやすく、指通りや帯電防止に役立つため

毛髪はマイナスに帯電しやすく、プラス電荷のカチオン界面活性剤が吸着してコンディショニング効果を発揮します。

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169「〇〇ベタイン」や「ココアンホ酢酸Na」といった表示名称が特徴の界面活性剤分類はどれか。

  1. Aアニオン界面活性剤
  2. Bカチオン界面活性剤
  3. C両性(アンホ)界面活性剤
  4. D非イオン(ノニオン)界面活性剤
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正解:C両性(アンホ)界面活性剤

両性(アンホ)界面活性剤は、水に溶けると周りのpHによって陰イオンにも陽イオンにもなる性質があり、刺激性が低いためマイルドな洗浄剤として使われます。

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170植物エキス由来で「水、BG、○○エキス」と記載されているとき、BGについて最も注意すべき点はどれか。

  1. ABGの防腐力だけで製品の防腐設計が成立していると断定できる
  2. BBGが入っているだけで必ず高保湿処方だと判断できる
  3. CBGは抽出溶媒として微量混入の可能性があり、単独での働きを過大評価しない
  4. DBGがある場合、必ずアルコールフリーではない
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正解:CBGは抽出溶媒として微量混入の可能性があり、単独での働きを過大評価しない

抽出溶媒として“エキスと一緒に入ってくる”場合、BGの量は少ないことがあり、BG本来の保湿・抗菌性を処方レベルで期待できるとは限りません。

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171「PEG-60水添ヒマシ油」や「ポリソルベート60」などの表示名称を持つ界面活性剤の分類はどれか。

  1. Aアニオン界面活性剤
  2. Bカチオン界面活性剤
  3. C両性(アンホ)界面活性剤
  4. D非イオン(ノニオン)界面活性剤
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正解:D非イオン(ノニオン)界面活性剤

非イオン界面活性剤は、「PEG-(数)」を含むものや「ポリソルベート」で始まるもの、「〇〇ポリグリセリル-(数)」などで終わる名称が多く見られます。

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172化粧品の中身を理解する上での「成分」と「原料」の違いについて、正しい説明はどれか。

  1. A商品名がついて販売されているものが「成分」、中身が「原料」である。
  2. B水やグリセリンなどの化学的な名称は「原料」と呼ばれる。
  3. C原料の中身が何でできているかを指すものが「成分」である。
  4. D一つの原料には、必ず一種類の成分しか含まれていない。
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正解:C原料の中身が何でできているかを指すものが「成分」である。

化粧品をつくるために混ぜ合わせるものを「原料」と呼び、その原料の中身が何でできているかを指すのが「成分」です。

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173「水」の表示名称に関する化粧品と医薬部外品の違いとして、正しい説明はどれか。

  1. A医薬部外品では「水」「精製水」「常水」と表示名称が異なる場合がある。
  2. Bどちらも必ず「水」に統一されている。
  3. C温泉水を使用した場合、化粧品では「精製水」と記載する。
  4. D医薬部外品ではいかなる場合も「常水」と表示する。
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正解:A医薬部外品では「水」「精製水」「常水」と表示名称が異なる場合がある。

化粧品における表示名称は「水」ですが、医薬部外品では「水」「精製水」「常水」と表示名称が異なる場合があります。

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174「成分」と「原料」の違いについて、正しい説明はどれか。

  1. A商品名がついているものが「成分」、中身が「原料」である。
  2. B水やグリセリンなどの化学的な名称は「原料」と呼ばれる。
  3. C原料の中身が何でできているかを指すものが「成分」である。
  4. D一つの原料には必ず一種類の成分しか含まれない。
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正解:C原料の中身が何でできているかを指すものが「成分」である。

化粧品をつくるために混ぜ合わせるものを「原料」と呼び、その中身が何でできているかを指すのが「成分」です。

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175全成分表示でよく見かける「高級アルコール」や「高級脂肪酸」の「高級」という言葉の本来の化学的な意味はどれか。

  1. A値段が天然由来のものより高いという意味。
  2. B肌への浸透力が一般的な油分より高いという意味。
  3. C炭素(C)がいくつもつながっている炭素鎖が「長い」という意味。
  4. D国から特別な認可を受けた高品質な成分という意味。
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正解:C炭素(C)がいくつもつながっている炭素鎖が「長い」という意味。

高級脂肪酸や高級アルコールの「高級」とは値段が高いという意味ではなく、炭素鎖が長くなる(一般に炭素数12以上)ことを指します。

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176「シクロペンタシロキサン」の「ペンタ」はギリシャ語の数字に由来します。いくつを意味するか。

  1. A2
  2. B4
  3. C5
  4. D6
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正解:C5

モノ(1)、ジ(2)、トリ(3)、テトラ(4)、ペンタ(5)、ヘキサ(6)となります。シクロペンタシロキサンはシロキサン結合が5個環状に連なった構造を示します。

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177「〇〇クロリド」や「〇〇ブロミド」という名称で終わることが多い界面活性剤の分類はどれか。

  1. Aアニオン界面活性剤
  2. Bカチオン界面活性剤
  3. C両性界面活性剤
  4. D非イオン界面活性剤
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正解:Bカチオン界面活性剤

カチオン界面活性剤の主な表示名称は、「〇〇クロリド」「〇〇ブロミド」「〇〇アミン」などで終わることが多いのが特徴です。

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178酸化チタンや酸化亜鉛など、「紫外線散乱剤」が配合された化粧品の白浮きを軽減するために行われている工夫はどれか。

  1. A微粒子化(ナノサイズ化)
  2. B水への溶解
  3. Cアルコールによる揮発
  4. D色素の添加
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正解:A微粒子化(ナノサイズ化)

紫外線散乱剤は白色の粉体で白浮きしやすいですが、肌に光があたった際に反射される光の量を減らすため、微粒子化(ナノサイズ化)する工夫がされています。

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179ミネラルファンデーションなどで酸化チタンの表面に「コーティング処理」が施される主な理由はどれか。

  1. A紫外線を吸収する力を高めるため
  2. B肌のターンオーバーを促進するため
  3. C強力な酸化力による成分の分解や肌への影響を抑えるため
  4. D色を黒く変化させるため
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正解:C強力な酸化力による成分の分解や肌への影響を抑えるため

酸化チタンは光を受けると表面で強力な酸化力を発揮し成分を分解してしまうため、表面をコーティングして化粧品に配合されます。

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180成分の分子の数え方はギリシャ語が語源になっています。「シクロペンタシロキサン」の「ペンタ」はいくつを意味するか。

  1. A2
  2. B3
  3. C5
  4. D6
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正解:C5

モノ(1)、ジ(2)、トリ(3)、テトラ(4)、ペンタ(5)、ヘキサ(6)となります。シクロペンタシロキサンはシロキサンが5個環状に連なった構造を示しています。

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181全成分表示で「1%以下の成分」の記載順について、正しい説明はどれか。

  1. A1%以下でも必ず配合量の多い順に並ぶ
  2. B1%以下は順不同で記載できるため、並びだけで量の大小は断定しにくい
  3. C1%以下は表示義務がない
  4. D1%以下の成分はすべてキャリーオーバーである
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正解:B1%以下は順不同で記載できるため、並びだけで量の大小は断定しにくい

一般に1%を境に、1%以下の成分は順不同で記載できるため、表示順のみで配合量を決め打ちしないことが大切です。

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182揮発性シリコーンである「シクロペンタシロキサン」の「ペンタ」はギリシャ語の数字に由来します。いくつを意味するか。

  1. A2
  2. B4
  3. C5
  4. D6
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正解:C5

モノ(1)、ジ(2)、トリ(3)、テトラ(4)、ペンタ(5)、ヘキサ(6)となります。シクロペンタシロキサンはシロキサン結合が5個環状に連なった構造を示しています。

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183「ステアルトリモニウムクロリド」など、成分名の最後が「〇〇クロリド」や「〇〇ブロミド」で終わることが多い界面活性剤の分類はどれか。

  1. Aアニオン(陰イオン)界面活性剤
  2. Bカチオン(陽イオン)界面活性剤
  3. C両性(アンホ)界面活性剤
  4. D非イオン(ノニオン)界面活性剤
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正解:Bカチオン(陽イオン)界面活性剤

カチオン界面活性剤の主な表示名称の見分け方として、「〇〇クロリド」「〇〇ブロミド」「〇〇アミン」で終わるという特徴があります。

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184毛髪に吸着して帯電防止・指通りをよくする目的で、コンディショナーに多く使われる界面活性剤の分類はどれか。

  1. Aアニオン界面活性剤
  2. Bカチオン界面活性剤
  3. C両性界面活性剤
  4. D非イオン界面活性剤
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正解:Bカチオン界面活性剤

毛髪はマイナスに帯電しやすく、プラス電荷のカチオン界面活性剤が吸着しやすいため、コンディショナーでよく使われます。

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185「ポリソルベート60」などが配合される目的として、最も一般的なのはどれか。

  1. A紫外線を吸収するため
  2. B水と油を混ざりやすくするため(可溶化・乳化)
  3. C角質をはがすため
  4. D汗を止めるため
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正解:B水と油を混ざりやすくするため(可溶化・乳化)

ポリソルベート類は非イオン界面活性剤として、香料や油性成分を水系に分散させる目的などで用いられます。

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186紫外線散乱剤の酸化チタンが、粉体(ミネラルファンデ等)で表面処理(コーティング)される主な理由として適切なのはどれか。

  1. A紫外線を吸収剤に変化させるため
  2. B光で起こりうる反応性を抑え、他成分の変化や刺激リスクを下げるため
  3. C肌のターンオーバーを直接促進するため
  4. D必ず黒く発色させるため
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正解:B光で起こりうる反応性を抑え、他成分の変化や刺激リスクを下げるため

酸化チタンは光の影響で表面が反応的になることがあるため、表面処理で安定性を高め、処方への影響を抑える目的で用いられます。

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187「PEG-60水添ヒマシ油」などの表示にある「PEG」は、一般にどのような性質を付与する目的で使われることが多いか。

  1. A油になじみやすくする(親油性)
  2. B水になじみやすくする(親水性)
  3. C紫外線を吸収する
  4. D角質を溶かす
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正解:B水になじみやすくする(親水性)

PEG(ポリエチレングリコール)由来の構造は親水性を持ちやすく、油性成分を水系に分散させるなどの目的で利用されます。

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188全成分表示における「水」の記載ルールについて、化粧品と医薬部外品の違いとして正しい説明はどれか。

  1. A医薬部外品では「水」「精製水」「常水」と表示名称が異なる場合がある。
  2. B化粧品でも医薬部外品でも、表示名称は必ず「水」に統一されている。
  3. C温泉水を使用した場合は、化粧品において必ず「精製水」と記載する。
  4. D医薬部外品では、ミネラルを含む水をいかなる場合も必ず「常水」と表示する。
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正解:A医薬部外品では「水」「精製水」「常水」と表示名称が異なる場合がある。

化粧品における表示名称は「水」ですが、医薬部外品では「水」「精製水」「常水」と表示名称が異なる場合があります。

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189植物エキスの表示が「水、BG、○○エキス」のように、BGが上位に記載されている場合の読み解きとして適切なのはどれか。

  1. ABGは必ず防腐剤の代替として高濃度で入っている
  2. B抽出溶媒としてのBGの比率が比較的高く、エキス原料自体より多い可能性がある
  3. CBGは表示できないので誤表示である
  4. DBGが上位なら必ずエタノールも入る
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正解:B抽出溶媒としてのBGの比率が比較的高く、エキス原料自体より多い可能性がある

抽出溶媒として使われても、BGの比率が高いエキス原料は存在します。上位にあるときは“製品全体に対しても一定量入っている可能性”を考えます。

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190全成分表示で見かける「高級アルコール」や「高級脂肪酸」の「高級」という言葉の化学的な意味として、正しいものはどれか。

  1. A天然由来であり、価格が非常に高いという意味。
  2. B肌への浸透力が一般的な油分よりも優れているという意味。
  3. C炭素(C)がいくつもつながっている「炭素鎖が長い」という意味。
  4. D国から特別な認可を受けた、不純物のない高品質な成分という意味。
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正解:C炭素(C)がいくつもつながっている「炭素鎖が長い」という意味。

高級脂肪酸や高級アルコールの「高級」とは値段が高いという意味ではなく、炭素がいくつもつながっている炭素鎖が長いこと(一般に炭素数12以上)を意味します。

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191次のうち、一般に「高級アルコール」に分類されやすいものはどれか。

  1. Aエタノール
  2. Bイソプロパノール
  3. Cセタノール
  4. Dメタノール
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正解:Cセタノール

高級アルコールは炭素鎖が長い脂肪族アルコールを指し、セタノールなどが代表例です。

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192紫外線散乱剤(酸化チタン・酸化亜鉛)を配合した製品で、肌への“きしみ”や分散のしにくさに対応するために行われる工夫として適切なのはどれか。

  1. A表面処理(コーティング)
  2. B成分名の末尾を変更する
  3. C水に完全に溶かす
  4. D発泡剤を増やす
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正解:A表面処理(コーティング)

散乱剤は粉体なので分散性や使用感の課題が出やすく、表面処理で安定性や使用感を調整します。

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193着色剤のうち、赤色226号や黄色4号などの「タール色素」と呼ばれる成分の分類はどれか。

  1. A無機顔料
  2. B有機合成色素
  3. C天然色素
  4. Dパール顔料
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正解:B有機合成色素

タール色素は石炭からつくられるコールタールの中に含まれる成分を出発原料に合成されることが多かったためそう呼ばれており、「有機合成色素」に分類されます。

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194全成分表示の名称が「ステアルトリモニウムクロリド」など、「〇〇クロリド」や「〇〇ブロミド」で終わる成分はどの分類に該当することが多いか。

  1. Aアニオン界面活性剤
  2. Bカチオン界面活性剤
  3. C両性界面活性剤
  4. D非イオン界面活性剤
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正解:Bカチオン界面活性剤

カチオン界面活性剤の主な表示名称の見分け方として、「〇〇クロリド」「〇〇ブロミド」「〇〇アミン」で終わるという特徴があります。

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195全成分表示で見かける「高級アルコール」や「高級脂肪酸」の「高級」という言葉の化学的な意味はどれか。

  1. A天然由来で価格が高いという意味
  2. B肌への浸透力が高いという意味
  3. C炭素(C)がいくつもつながっている炭素鎖が「長い」という意味
  4. D国から特別な認可を受けた成分という意味
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正解:C炭素(C)がいくつもつながっている炭素鎖が「長い」という意味

高級脂肪酸や高級アルコールの「高級」とは値段が高いという意味ではなく、炭素がいくつもつながっている炭素鎖が長いこと(一般に炭素数12以上)を意味します。

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196紫外線散乱剤である「酸化チタン」が、ミネラルファンデーションなどで表面を「コーティング処理」されて配合される主な理由はどれか。

  1. A紫外線を吸収する力をさらに高めるため
  2. B強力な酸化力によって他の成分を分解するのを防ぐため
  3. C肌のターンオーバーを促進する効果を付加するため
  4. D粉体が白浮きするのを完全に防ぎ、肌を黒く見せるため
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正解:B強力な酸化力によって他の成分を分解するのを防ぐため

酸化チタンは光を受けると表面で強力な酸化力を発揮し、他の成分を分解してしまうため、肌への影響を防ぐ目的で表面をコーティング処理して配合されます。

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197揮発性シリコーンである「シクロペンタシロキサン」の「ペンタ」はギリシャ語の数字に由来します。いくつを意味するか。

  1. A2
  2. B4
  3. C5
  4. D6
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正解:C5

モノ(1)、ジ(2)、トリ(3)、テトラ(4)、ペンタ(5)、ヘキサ(6)となります。シクロペンタシロキサンはシロキサン結合が5個環状に連なった構造を示しています。

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198洗顔料で主洗浄成分として多く使われる界面活性剤の分類はどれか。

  1. Aアニオン界面活性剤
  2. Bカチオン界面活性剤
  3. C両性界面活性剤
  4. D非イオン界面活性剤
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正解:Aアニオン界面活性剤

洗浄の主成分は泡立ちや洗浄力の観点からアニオンが中心になりやすく、コンディショナーではカチオンが中心になりやすいです。

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199化粧品の全成分表示における「香料」の表示ルールとして、正しいものはどれか。

  1. A必ず全ての香料成分を、個別の化学名称で一つ残らず記載しなければならない
  2. B複数の成分をまとめて「香料」と記載することも、それぞれの成分名を個別に記載することもできる
  3. C天然香料の場合は必ず「天然香料」と記載し、合成香料の場合は記載が免除される
  4. D配合量が1%以下であれば、いかなる場合も香料の表示は完全に省略できる
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正解:B複数の成分をまとめて「香料」と記載することも、それぞれの成分名を個別に記載することもできる

化粧品に香りをつけるために配合される成分は、すべてをまとめて「香料」と記載することも、オレンジ油など個々の成分名を記載することも可能です。

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200洗顔料において、アニオン界面活性剤が多く使われ、水に対して非常に溶けるため、汚れを包み込んだ後、水でサッと洗い流しやすくなるタイプはどれか。

  1. A溶剤型
  2. B界面活性剤型
  3. C両性型
  4. D分散型
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正解:B界面活性剤型

界面活性剤型の洗顔料は、水に対して非常に溶けるため、汚れを包み込んだ後、水でサッと洗い流しやすくなるのが特徴です。

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201クレンジング剤の「溶剤型」の特徴として、全成分表示から読み解ける最も適切なパターンはどれか。

  1. A全成分表示の1番目が「水」であり、油性成分が全く含まれていない
  2. B全成分表示の上位に「ミネラルオイル」や「エチルヘキサン酸セチル」などの油性成分が複数記載されている
  3. C全成分表示のほとんどが「アニオン界面活性剤」で構成されている
  4. D全成分表示の一番最後に必ず「溶剤」と記載されている
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正解:B全成分表示の上位に「ミネラルオイル」や「エチルヘキサン酸セチル」などの油性成分が複数記載されている

溶剤型のクレンジング剤では、重要な役割を果たす油性成分の配合量が非常に多く、全成分表の上位をかなり占めます。

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202昔ながらの「石ケン」をつくる代表的な方法である「中和法」の化学反応の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A油脂 + 弱酸性の成分(クエン酸など)
  2. B高級脂肪酸 + 強アルカリ性の成分(水酸化Naなど)
  3. C炭化水素 + 水(H2O)
  4. D油脂 + 界面活性剤
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正解:B高級脂肪酸 + 強アルカリ性の成分(水酸化Naなど)

中和法は、高級脂肪酸を水酸化Naや水酸化Kなどの強アルカリ性の成分で中和することで、石ケンと水ができる製法です。

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203シャンプーとリンス(コンディショナー)の全成分表示における、メインとなる界面活性剤の一般的な組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. Aシャンプー:カチオン界面活性剤 / リンス:アニオン界面活性剤
  2. Bシャンプー:アニオン界面活性剤 / リンス:カチオン界面活性剤
  3. C両方とも非イオン界面活性剤のみで構成される
  4. D両方とも両性界面活性剤のみで構成される
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正解:Bシャンプー:アニオン界面活性剤 / リンス:カチオン界面活性剤

一般的に、シャンプーには洗浄の核となるアニオン界面活性剤が多く配合され、リンスには毛髪表面をコーティングするカチオン界面活性剤がメインで使用されます。

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