第79問2008年の犯罪収益移転防止法等の全面施行に伴い、廃止された法律はどれか。
- A組織的犯罪処罰法
- Bテロ資金提供処罰法
- C外国為替及び外国貿易法
- D金融機関等本人確認法
日本のAML/CFTを支える法制度を学ぶ分野です。中心となる犯罪収益移転防止法(犯収法)を軸に、金融機関等本人確認法の廃止と統合の経緯、特定事業者の範囲、確認記録・取引記録の7年間保存義務、士業への疑わしい取引の届出義務などが問われます。組織的犯罪処罰法やテロ資金提供処罰法など関連法との役割分担も出題対象です。36問が配分され、どの法律が何を規律するかを条文の枠組みごとに整理することが得点の近道です。
この分野の問題36問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:A.行政書士等や税理士等について守秘義務事項を除き届出義務が課された
FATF勧告対応法により、行政書士等や公認会計士等、税理士等に対して守秘義務に係る事項を除き届出義務が課されることとなりました。
この問題の解説ページを開く →正解:A.代表権を有する役員として登記されている場合
2016年の改正で「社員証」は削除され、役員登記については「代表権を有する役員として登記されている場合」に限られました。
この問題の解説ページを開く →正解:C.顧客の住居に宛てて転送不要郵便で取引関係文書を送付する
顔写真のない本人確認書類を利用する場合は、転送不要郵便での取引関係文書送付などの二次的な確認措置が求められます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.分割が一見して明らかな場合、一取引とみなし総額で判断する
敷居値以下の取引でも、分割したことが一見して明らかなものは一取引とみなし、総額が敷居値を超えれば確認が必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.重大な犯罪等を行うことを目的として集まっていること
組織的犯罪集団の要件には、継続的な集団であること、実行部隊を有すること、重大な犯罪等を実行する目的で集まっていることが必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.外交ルートに頼らず捜査・司法当局間で証拠等のやりとりが可能になる
TOC条約締結により、証言や証拠物などを外交ルートに頼らず捜査・司法当局間で直接やりとり(捜査共助)することが可能になります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.インターネット経由の仕向送金で受取人の住所等を把握することなく実行した
外国為替検査不備事項として、インターネット等経由の仕向送金で受取人の住所等を把握せずに実行した事例が挙げられています。
この問題の解説ページを開く →正解:D.リスクの高低に応じて資源を配分するリスクベース・アプローチ
財務省は情勢変化に対応するため、リスクベース・アプローチの考え方に沿って実効的かつ効率的な外為検査を実施しています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.登録を受け1回当たり100万円相当額以下の為替取引を行うことができる
第2種資金移動業は、事前に内閣総理大臣の登録を受けていれば、銀行免許がなくとも1回当たり100万円以下の為替取引を行えます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.当然に実施すべき事項(ミニマム・スタンダード)
金融庁ガイドラインでは、リスクベース・アプローチによるリスク管理態勢の構築・維持は当然に実施すべき事項(ミニマム・スタンダード)とされています。
この問題の解説ページを開く →正解:D.業績評価においてマネロン対策を勘案するなどメッセージを示すこと
マネロン対策への取組みを全役職員に浸透させるため、業績評価で勘案するなど経営陣の積極的な姿勢を示すことが重要とされています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.削除され、必要に応じ「対応が求められる事項」のFAQに移された
2026年のガイドライン改正により、「対応が期待される事項」等の記載は削除され、一部はFAQに取組事例として移されました。
この問題の解説ページを開く →正解:B.テロリスト自身による資金獲得活動も禁止されている
テロ資金提供処罰法では、テロリストに対する資金提供の禁止に加え、テロリスト自身による資金獲得活動の禁止も規定されています。
この問題の解説ページを開く →正解:D.要綱で定める「暴力団等」の方が、暴力団対策法の定義より広い
組織犯罪対策要綱で定める「暴力団等」には総会屋等や特殊知能暴力集団等も含まれており、暴力団対策法より広い定義となっています。
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