AML/CFTスタンダードコース ③ 国内法規制等

日本のAML/CFTを支える法制度を学ぶ分野です。中心となる犯罪収益移転防止法(犯収法)を軸に、金融機関等本人確認法の廃止と統合の経緯、特定事業者の範囲、確認記録・取引記録の7年間保存義務、士業への疑わしい取引の届出義務などが問われます。組織的犯罪処罰法やテロ資金提供処罰法など関連法との役割分担も出題対象です。36問が配分され、どの法律が何を規律するかを条文の枠組みごとに整理することが得点の近道です。

この分野の問題36問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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792008年の犯罪収益移転防止法等の全面施行に伴い、廃止された法律はどれか。

  1. A組織的犯罪処罰法
  2. Bテロ資金提供処罰法
  3. C外国為替及び外国貿易法
  4. D金融機関等本人確認法
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正解:D金融機関等本人確認法

金融機関等本人確認法は、犯罪収益移転防止法等の施行に伴い廃止されました(組織的犯罪処罰法は廃止されていません)。

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80犯罪収益移転防止法等で定められている「特定事業者」に含まれないものはどれか。

  1. A社会保険労務士
  2. B宝石、貴金属等取扱事業者
  3. Cファイナンスリース事業者
  4. D郵便物受取サービス業者
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正解:A社会保険労務士

犯罪収益移転防止法等で定められている特定事業者に、社会保険労務士は含まれません。

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81犯罪収益移転防止法等において、特定事業者に課せられた確認記録および取引記録等の保存期間はどれか。

  1. A3年間
  2. B5年間
  3. C10年間
  4. D7年間
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正解:D7年間

確認記録および取引記録等の保存期間は、取引終了等一定の日から7年間保存することが義務付けられています。

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822024年4月1日より施行されたFATF勧告対応法による、士業者の疑わしい取引の届出義務の変更点として適切なものはどれか。

  1. A行政書士等や税理士等について守秘義務事項を除き届出義務が課された
  2. B弁護士等を含む全士業者に一律で届出義務が課された
  3. C司法書士等についてのみ金額にかかわらず全件届出が義務付けられた
  4. D金融機関を含む全特定事業者の届出義務が新たに免除された
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正解:A行政書士等や税理士等について守秘義務事項を除き届出義務が課された

FATF勧告対応法により、行政書士等や公認会計士等、税理士等に対して守秘義務に係る事項を除き届出義務が課されることとなりました。

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832016年に施行された改正犯罪収益移転防止法等において、法人の取引担当者が正当な取引権限を持っていることを確認する方法として認められているものはどれか。

  1. A代表権を有する役員として登記されている場合
  2. B社員証を有していること
  3. Cいかなる役職であっても役員として登記されていること
  4. D名刺を提示すること
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正解:A代表権を有する役員として登記されている場合

2016年の改正で「社員証」は削除され、役員登記については「代表権を有する役員として登記されている場合」に限られました。

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84健康保険の資格確認書など顔写真のない本人確認書類を利用して本人特定事項の確認を行う場合、求められる二次的な確認措置はどれか。

  1. A顧客の勤務先に電話で在籍確認を行う
  2. B家族の顔写真付き身分証明書を提示させる
  3. C顧客の住居に宛てて転送不要郵便で取引関係文書を送付する
  4. D携帯電話へのSMS認証を必須とする
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正解:C顧客の住居に宛てて転送不要郵便で取引関係文書を送付する

顔写真のない本人確認書類を利用する場合は、転送不要郵便での取引関係文書送付などの二次的な確認措置が求められます。

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85敷居値以下に分割された取引に対する、犯罪収益移転防止法等の取引時確認の扱いはどうなるか。

  1. A分割が一見して明らかな場合、一取引とみなし総額で判断する
  2. B1回当たりの金額が敷居値以下であれば一律で取引時確認の対象外となる
  3. C敷居値以下の取引はすべて疑わしい取引として届出が必要となる
  4. D分割された回数に応じて取引時確認を複数回実施しなければならない
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正解:A分割が一見して明らかな場合、一取引とみなし総額で判断する

敷居値以下の取引でも、分割したことが一見して明らかなものは一取引とみなし、総額が敷居値を超えれば確認が必要です。

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86顧客管理を行ううえで、重要な公的地位を有する者として厳格な取引時確認の対象に追加されたのはどれか。

  1. A国内のすべての公務員
  2. Bすべての上場企業の役員
  3. C一般社団法人の代表者
  4. D外国PEPs
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正解:D外国PEPs

重要な公的地位を有する者である「外国PEPs」との特定取引は、厳格な取引時確認の対象に追加されました。

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87国際テロリスト等財産凍結法によって「一定の取引」として制限の対象となっている金銭等の贈与の敷居値はどれか。

  1. A5万円超
  2. B10万円超
  3. C1万5,000円超
  4. D200万円超
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正解:C1万5,000円超

国際テロリスト等財産凍結法では、1万5,000円超の金銭や有価証券等の贈与などが制限の対象となります。

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88国際テロリスト等財産凍結法に基づき、公安委員会の許可が必要となる行為はどれか。

  1. A金融機関が新たに海外支店を設立する場合
  2. B10万円以上の国内送金を行う場合
  3. C公告国際テロリストを相手として取引を行う場合
  4. D特定事業者が疑わしい取引を届け出る場合
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正解:C公告国際テロリストを相手として取引を行う場合

公告国際テロリストを規制対象としており、彼らを相手に取引を行う場合は公安委員会の許可が必要となります。

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89テロ資金提供処罰法に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. A米国同時多発テロ事件の発生を契機として施行された
  2. B直接の利益提供だけでなく間接的な利益提供も対象となる
  3. Cテロリスト自身による資金獲得活動の禁止も規定されている
  4. Dテロ行為の協力者はテロリスト等の範囲に含まれない
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正解:Dテロ行為の協力者はテロリスト等の範囲に含まれない

当該法律ではテロリスト等への資金提供を禁じており、テロリスト等の範囲には「テロ行為の協力者」も含まれます。

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90テロ資金提供処罰法において、テロ資金提供の対象となる財産的利益の範囲はどれか。

  1. A金銭のみがテロ資金提供の対象である
  2. B土地や建物、物品、役務等による利益提供も対象である
  3. C金銭および有価証券のみが対象である
  4. D無形資産のみが対象である
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正解:B土地や建物、物品、役務等による利益提供も対象である

テロ資金提供処罰法は、金銭だけでなく土地や建物、物品、役務等による利益提供もテロ資金提供の対象としています。

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91テロ等準備罪の成立要件である「組織的犯罪集団」に該当するために必要な条件はどれか。

  1. A単発的な犯罪集団であること
  2. B犯罪実行部隊を有していないこと
  3. C重大な犯罪等を行うことを目的として集まっていること
  4. D構成員がすべて外国籍であること
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正解:C重大な犯罪等を行うことを目的として集まっていること

組織的犯罪集団の要件には、継続的な集団であること、実行部隊を有すること、重大な犯罪等を実行する目的で集まっていることが必要です。

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92テロ等準備罪の成立に必要な犯罪実行の「計画」に関する要件として適切なものはどれか。

  1. A犯罪の実行を単独で計画すること
  2. B抽象的なアイデアの段階で合意すること
  3. C犯罪の実行を2人以上で計画すること
  4. D計画の実現可能性が一切問われないこと
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正解:C犯罪の実行を2人以上で計画すること

テロ等準備罪の成立には、犯罪の実行を2人以上で計画し、具体的かつ実現可能性のある計画であることが必要です。

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93日本が国際組織犯罪防止条約(TOC条約)を締結したのはいつか。

  1. A米国同時多発テロ事件直後の2001年
  2. Bテロ等準備罪の新設を受けた2017年
  3. C犯罪収益移転防止法が全面施行された2008年
  4. D国際連合設立当初
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正解:Bテロ等準備罪の新設を受けた2017年

日本はテロ等準備罪が新設されたことを受けて、2017年にTOC条約を締結しました。

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94日本がTOC条約を締結したことによる実務上のメリットはどれか。

  1. A日本国内の捜査を他国の警察に委託できる
  2. Bすべての犯罪人引渡しが条約締結国間で自動的に行われる
  3. C国際テロリストの財産を国内法の手続きなしに即時没収できる
  4. D外交ルートに頼らず捜査・司法当局間で証拠等のやりとりが可能になる
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正解:D外交ルートに頼らず捜査・司法当局間で証拠等のやりとりが可能になる

TOC条約締結により、証言や証拠物などを外交ルートに頼らず捜査・司法当局間で直接やりとり(捜査共助)することが可能になります。

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95外為法において、日本から外国へ向けた支払が「特定為替取引」に該当し本人確認が必要となる金額基準はどれか。

  1. A金額にかかわらず常に必要
  2. B10万円以下の場合のみ必要
  3. C取引額が10万円超の場合に必要
  4. D200万円超の場合に必要
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正解:C取引額が10万円超の場合に必要

特定為替取引において本人特定事項の確認が必要ですが、10万円以下の場合は特定為替取引に該当しないため不要となります。

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96外為法が適用される取引において、顧客が本人特定事項の確認に応じない場合、金融機関はどう対応できるか。

  1. A取引額を半額にして実行する
  2. B確認なしで取引を実行し後から報告する
  3. C当該取引に係る義務の履行を拒むことができる
  4. D警察に即時通報して取引を実行する
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正解:C当該取引に係る義務の履行を拒むことができる

銀行法で定める金融機関等は、顧客が本人確認に応じない場合、当該取引に係る義務の履行を拒むことができます。

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97財務省が公表した外国為替検査の不備事項指摘等事例集において、実際に指摘された事例はどれか。

  1. A資産凍結対象口座の利息を国庫に納付した
  2. B北朝鮮の相続人への支払を外為法上の許可を得て実行した
  3. Cスイフト電文の作成時に制裁対象者との照合を省略することを規程に定めた
  4. Dインターネット経由の仕向送金で受取人の住所等を把握することなく実行した
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正解:Dインターネット経由の仕向送金で受取人の住所等を把握することなく実行した

外国為替検査不備事項として、インターネット等経由の仕向送金で受取人の住所等を把握せずに実行した事例が挙げられています。

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98財務省が実施する外国為替検査における基本的なアプローチはどれか。

  1. Aすべての金融機関に均一な基準を適用するアプローチ
  2. B取引金額が大きい金融機関のみを対象とするアプローチ
  3. C国際連合の検査官に委託するアプローチ
  4. Dリスクの高低に応じて資源を配分するリスクベース・アプローチ
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正解:Dリスクの高低に応じて資源を配分するリスクベース・アプローチ

財務省は情勢変化に対応するため、リスクベース・アプローチの考え方に沿って実効的かつ効率的な外為検査を実施しています。

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99外国為替検査は、どの省庁が定めるガイドラインの内容をもとに実施されているか。

  1. A外務省
  2. B財務省
  3. C経済産業省
  4. D金融庁
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正解:B財務省

外国為替検査は、「財務省」が定める外為法令等の遵守に関するガイドラインの内容をもとに実施されています。

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100資金決済法において、銀行等の免許を持たない第2種資金移動業者が為替取引を行うための条件と上限額はどれか。

  1. A銀行等の免許を有している必要がある
  2. B登録を受け1回当たり100万円相当額以下の為替取引を行うことができる
  3. C事前の登録なしに1回当たり200万円以下の為替取引を行える
  4. D法人顧客との間でのみ為替取引が許可される
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正解:B登録を受け1回当たり100万円相当額以下の為替取引を行うことができる

第2種資金移動業は、事前に内閣総理大臣の登録を受けていれば、銀行免許がなくとも1回当たり100万円以下の為替取引を行えます。

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101かつて金融機関等による顧客の本人確認を義務付けていた「本人確認法」の現在の扱いはどうなっているか。

  1. A現在のマネロン対策の中心的な法律である
  2. B資金決済法に統合されて効力を有している
  3. C犯罪収益移転防止法等の全面施行に伴い2008年に廃止された
  4. D外為法の施行に伴い2016年に廃止された
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正解:C犯罪収益移転防止法等の全面施行に伴い2008年に廃止された

本人確認法は、犯罪収益移転防止法等の全面施行に伴い、2008年に廃止されています。

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102金融犯罪の急増や被害拡大を踏まえ、金融庁が2024年7月に新たに設置した組織はどれか。

  1. A金融犯罪対策室
  2. Bマネーローンダリング・テロ資金供与対策企画室
  3. C組織的犯罪対策要綱室
  4. D経済制裁対象者監視室
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正解:A金融犯罪対策室

金融犯罪の急増を踏まえ、2024年7月に従来の企画室を改組する形で「金融犯罪対策室」が新たに設置されました。

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103金融庁は「マネー・ローンダリング等対策の取組と課題(2025年6月)」において、金融犯罪対策を業界内でどう位置づけているか。

  1. A顧客獲得のための「競争領域」
  2. B業界全体で底上げを図る「協調領域」
  3. C自己責任に基づく「独立領域」
  4. D外国当局に委託すべき「委譲領域」
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正解:B業界全体で底上げを図る「協調領域」

金融庁は金融犯罪対策を、業界全体で底上げを図り犯罪組織を排除していく「協調領域」として位置づけています。

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104金融庁が公表した2025事務年度金融行政方針本文において、管理態勢についての言及が「存在しない」アプローチはどれか。

  1. Aリスクベース・アプローチ
  2. Bルールベース・アプローチ
  3. Cリスク管理態勢の高度化促進
  4. D官民連携の推進
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正解:Bルールベース・アプローチ

2025事務年度の金融行政方針本文において、「ルールベース・アプローチ」による管理態勢についての言及はありません。

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105金融庁ガイドラインにおいて、リスクベース・アプローチの実効性向上のため、金融庁がヒアリング等を行うと明記している項目はどれか。

  1. A内部監査や研修等の実施状況
  2. B外部専門家の採用状況
  3. C広告宣伝費の支出割合
  4. D株主への配当利回り
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正解:A内部監査や研修等の実施状況

金融庁は「内部監査や研修等(関連資格の取得状況を含む)の実施状況」のヒアリング等を通じてRBAの実効性向上を図るとしています。

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106金融庁ガイドラインにおいて、「外部専門家の採用状況」に関するヒアリングの扱いはどうなっているか。

  1. Aいいえ、外部専門家の採用状況に関するヒアリングの記述はない
  2. Bはい、必須項目として明記されている
  3. Cはい、リスクが高い金融機関のみ対象とされている
  4. Dいいえ、外部専門家の雇用は法令で禁止されているため
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正解:Aいいえ、外部専門家の採用状況に関するヒアリングの記述はない

金融庁ガイドラインには「外部専門家の採用状況」に関するヒアリングやモニタリングの記述は存在しません。

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107金融庁ガイドラインにおいて、リスクベース・アプローチによるリスク管理態勢の構築・維持はどのように位置付けられているか。

  1. A当然に実施すべき事項(ミニマム・スタンダード)
  2. B大手金融機関にのみ限定して適用される特例措置
  3. C可能な範囲で実施することが望ましい努力義務
  4. D外国当局から要求された場合のみ実施する事項
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正解:A当然に実施すべき事項(ミニマム・スタンダード)

金融庁ガイドラインでは、リスクベース・アプローチによるリスク管理態勢の構築・維持は当然に実施すべき事項(ミニマム・スタンダード)とされています。

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108金融庁ガイドラインは、金融当局のモニタリングにあたり、金融機関等の指針となるよう何を明確化しているか。

  1. A対応が禁止されている事項
  2. B対応が求められる事項
  3. C対応が推奨されない事項
  4. D罰則の具体的金額基準
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正解:B対応が求められる事項

金融庁ガイドラインでは、金融当局のモニタリングにあたり、金融機関等の指針となるよう「対応が求められる事項」を明確化しています。

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109金融庁ガイドラインにおいて、経営陣がマネロン対策への積極的な姿勢を示すための具体例として挙げられているのはどれか。

  1. A管理部門にすべてを一任し経営陣は関与しないこと
  2. Bメディアを通じて定期的に広告を出すこと
  3. C疑わしい取引の届出を毎月必ず一定件数以上行うと宣言すること
  4. D業績評価においてマネロン対策を勘案するなどメッセージを示すこと
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正解:D業績評価においてマネロン対策を勘案するなどメッセージを示すこと

マネロン対策への取組みを全役職員に浸透させるため、業績評価で勘案するなど経営陣の積極的な姿勢を示すことが重要とされています。

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1102026年3月に適用された改正金融庁ガイドラインにおいて、「対応が期待される事項」や「先進的な取組み事例」の記載はどうなったか。

  1. A削除され、必要に応じ「対応が求められる事項」のFAQに移された
  2. B法的拘束力を持つ義務として格上げされた
  3. C犯罪収益移転防止法の本則に移行された
  4. Dすべての金融機関に適用されるミニマムスタンダードに変更された
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正解:A削除され、必要に応じ「対応が求められる事項」のFAQに移された

2026年のガイドライン改正により、「対応が期待される事項」等の記載は削除され、一部はFAQに取組事例として移されました。

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111金融庁ガイドラインは、犯罪収益移転防止法で規定されているすべての特定事業者を対象としているか。

  1. Aはい、すべての特定事業者が対象である
  2. Bいいえ、銀行免許を持つ事業者のみ対象である
  3. Cいいえ、金融庁所管の事業者を対象としている
  4. Dいいえ、外為法に基づく許可を持つ事業者のみ対象である
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正解:Cいいえ、金融庁所管の事業者を対象としている

金融庁ガイドラインは、犯罪収益移転防止法で規定する特定事業者のうち「金融庁所管の事業者」を対象としています。

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112外為法に基づき、銀行が法人と特定為替取引を行う際に確認しなければならない事項はどれか。

  1. A代表者の生年月日と本籍地
  2. B法人の名称および主たる事務所の所在地
  3. C従業員全員の氏名
  4. D取引先の直近3年間の納税証明書
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正解:B法人の名称および主たる事務所の所在地

法人と特定為替取引を行う際は、外為法に基づき法人の名称および主たる事務所の所在地の確認が求められます。

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113テロ資金提供処罰法における資金提供・獲得に関する記述のうち、適切なものはどれか。

  1. A第三者を介した間接的な資金提供は処罰の対象外である
  2. Bテロリスト自身による資金獲得活動も禁止されている
  3. C物品や役務の提供は資金提供に該当しない
  4. D事前に警察の許可を得ればテロリストへの資金貸付が可能である
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正解:Bテロリスト自身による資金獲得活動も禁止されている

テロ資金提供処罰法では、テロリストに対する資金提供の禁止に加え、テロリスト自身による資金獲得活動の禁止も規定されています。

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114組織犯罪対策要綱で定める「暴力団等」と、暴力団対策法における暴力団の定義の範囲の違いとして適切なものはどれか。

  1. A要綱で定める「暴力団等」の方が、暴力団対策法の定義より狭い
  2. Bどちらも完全に同一の対象者を規制している
  3. C要綱は外国の犯罪組織のみを対象とし、対策法は国内のみを対象とする
  4. D要綱で定める「暴力団等」の方が、暴力団対策法の定義より広い
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正解:D要綱で定める「暴力団等」の方が、暴力団対策法の定義より広い

組織犯罪対策要綱で定める「暴力団等」には総会屋等や特殊知能暴力集団等も含まれており、暴力団対策法より広い定義となっています。

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