消防設備士乙種第3類 ⑤ 電気機器・配線

消火設備の電気的構成要素・配線方式を学ぶ分野です。電気回路の理解と配線図の読解が問われます。

この分野の問題59問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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326周囲の温度の上昇率が一定の率以上になったときに火災信号を発する熱感知器はどれか。

  1. A差動式スポット型
  2. B定温式スポット型
  3. C光電式スポット型
  4. Dイオン化式スポット型
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正解:A差動式スポット型

温度の「上昇率」が一定以上になったときに作動する熱感知器は差動式とよばれます。

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327一局所の周囲の温度が一定の温度以上になったときに火災信号を発する熱感知器はどれか。

  1. A差動式スポット型
  2. B定温式スポット型
  3. C光電式スポット型
  4. D紫外線式スポット型
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正解:B定温式スポット型

一局所の温度が「一定の温度以上」になったときに作動する熱感知器は定温式とよばれます。

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328差動式と定温式の両方の性能を併せ持つ熱感知器はどれか。

  1. Aイオン化式スポット型
  2. B補償式スポット型
  3. C光電式スポット型
  4. D赤外線式スポット型
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正解:B補償式スポット型

補償式スポット型は差動式と定温式の両機能を有し火災をより確実に感知する熱感知器です。

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329周囲の空気が一定の濃度以上の煙を含むに至ったときに作動し、一局所の煙によるイオン電流の変化を利用する感知器はどれか。

  1. A差動式スポット型
  2. B定温式スポット型
  3. C光電式スポット型
  4. Dイオン化式スポット型
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正解:Dイオン化式スポット型

イオン化式スポット型は煙によるイオン電流の変化を利用して火災を感知する煙感知器です。

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330周囲の空気が一定の濃度以上の煙を含むに至ったときに作動し、煙による光の散乱や減衰を利用する感知器はどれか。

  1. A光電式スポット型
  2. Bイオン化式スポット型
  3. C補償式スポット型
  4. D紫外線式スポット型
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正解:A光電式スポット型

光電式スポット型は煙の粒子による光の散乱または減衰を利用して火災を感知する煙感知器です。

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331炎から放射される紫外線の変化が一定量以上になったときに作動する感知器はどれか。

  1. A赤外線式スポット型
  2. B紫外線式スポット型
  3. C光電式スポット型
  4. Dイオン化式スポット型
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正解:B紫外線式スポット型

炎感知器のうち紫外線の変化を捉えて火災信号を発するものは紫外線式スポット型です。

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332炎から放射される赤外線の変化が一定量以上になったときに作動する感知器はどれか。

  1. A定温式スポット型
  2. B紫外線式スポット型
  3. C赤外線式スポット型
  4. D光電式スポット型
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正解:C赤外線式スポット型

炎感知器のうち赤外線の変化を捉えて火災信号を発するものは赤外線式スポット型です。

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333自動式起動装置の定義として正しい記述はどれか。

  1. A人がスイッチを押して起動する装置
  2. B自動火災報知設備の感知器の作動と連動して起動する装置
  3. C停電時に自動で起動する装置
  4. D設定した時間が経過すると起動する装置
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正解:B自動火災報知設備の感知器の作動と連動して起動する装置

自動式起動装置は火災感知器の作動と連動して自動的に消火設備を起動させる装置です。

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334手動式起動装置の外面は原則として何色に塗色しなければならないか。

  1. A赤色
  2. B黄色
  3. C緑色
  4. D白色
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正解:A赤色

消火設備の起動装置であることを明確にするため外面は赤色に塗色することが規定されています。

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335電気を使用する手動式起動装置に設けなければならない表示灯はどれか。

  1. A放出表示灯
  2. B電源表示灯
  3. C火災表示灯
  4. D起動表示灯
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正解:B電源表示灯

電気が正常に供給されているかを確認するため電源表示灯を設ける必要があります。

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336手動式起動装置の放出用スイッチにおいて、不用意な操作や誤作動を防ぐための措置はどれか。

  1. A暗証番号式のロックを設ける
  2. B操作部を高さ2 m以上に設置する
  3. C引き栓または有機ガラスなどの保護板を設ける
  4. D操作箱の扉を南京錠で施錠する
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正解:C引き栓または有機ガラスなどの保護板を設ける

緊急時にすぐ使えるよう施錠などはせず引き栓や割れる保護板を用いて不用意な操作を防ぎます。

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337自動と手動の両方で起動できる設備において、切替え装置に必要な措置はどれか。

  1. A自動および手動の表示をする
  2. B自動切替えをタイマーで行う
  3. C切替え時に音響警報を鳴らす
  4. D切替え装置を赤色に塗色する
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正解:A自動および手動の表示をする

自動手動切替え装置には現在の状態がどちらであるかが分かるよう「自動および手動」の表示が必要です。

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338自動手動切替え装置において、切り替え操作はどのような構造でなければならないか。

  1. A誰でもワンタッチで切り替えられる構造
  2. B鍵等によらなければ行えない構造
  3. C火災感知器と連動して自動で切り替わる構造
  4. D遠隔操作のみで切り替えられる構造
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正解:B鍵等によらなければ行えない構造

みだりに切り替えられて設備が作動しなくなるのを防ぐため鍵等を使わないと操作できない構造とします。

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339手動式起動装置の直近の見やすい箇所に掲示しなければならない表示として正しいものはどれか。

  1. A避難経路の図面
  2. B点検業者の連絡先
  3. C防護区画の名称と取扱い方法
  4. D消火剤の成分表
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正解:C防護区画の名称と取扱い方法

緊急時に迷わず操作できるよう防護区画の名称や取扱方法などを表示した標識が必要です。

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340手動式起動装置を操作した後、消火剤が放出されるまでの間に在室者を退避させる目的で設ける装置はどれか。

  1. A遅延装置
  2. B選択弁
  3. C排出装置
  4. D安全弁
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正解:A遅延装置

消火剤の放射による危険を回避するため退避時間を稼ぐ遅延装置が設けられます。

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341ハロン1301や代替フロン等の消火設備において、遅延装置を設けないことができる(省略できる)条件はどれか。

  1. A防護区画が地下にある場合
  2. B常に消火剤を充満させている場合
  3. C人が常駐しない防火対象物や防護区画である場合
  4. D手動式起動装置のみを設ける場合
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正解:C人が常駐しない防火対象物や防護区画である場合

常時人がいない防火対象物や防護区画では、退避時間を確保する必要性が低いため遅延装置を省略できる場合があります。

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342不活性ガス消火設備等の作動を室内の人に知らせるために設ける装置はどれか。

  1. A放出表示灯
  2. B音響警報装置
  3. C火災表示灯
  4. D避難口誘導灯
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正解:B音響警報装置

消火剤が放射されることによる危険を知らせるため防護区画内に音響警報装置を設けます。

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343全域放出方式の二酸化炭素消火設備における音響警報装置はどのような警報方式としなければならないか。

  1. Aサイレン音
  2. B非常ベル音
  3. C音声による警報装置
  4. D電子ブザー音
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正解:C音声による警報装置

二酸化炭素は致死性があるため危険を確実に伝え退避を促す「音声」による警報装置が必要です。

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344全域放出方式のハロン1301消火設備における音響警報装置はどのような警報方式とすることができるか。

  1. A音声による警報装置としなければならない
  2. B音声による警報装置としないことができる(サイレン等でよい)
  3. C警報装置自体を省略できる
  4. D光の点滅のみでよい
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正解:B音声による警報装置としないことができる(サイレン等でよい)

ハロン1301等は二酸化炭素に比べ安全性が高いため音声ではなくサイレン等の音響警報でも認められます。

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345音響警報装置の鳴動を開始するタイミングとして正しいものはどれか。

  1. A消火剤放射と同時
  2. B消火剤放射後
  3. C消火剤放射前(起動装置の操作と連動)
  4. D消防隊の到着時
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正解:C消火剤放射前(起動装置の操作と連動)

消火剤放射前に退避させる必要があるため起動装置の操作や感知器の作動と連動して放射前に鳴動を開始します。

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346音響警報装置の鳴動について、消火剤放射前の安全確保のために必要な構造はどれか。

  1. A消火剤の放射が開始された時点
  2. B遅延時間が経過した時点
  3. C消火剤の放射前に遮断されないこと(放射完了まで継続等)
  4. D在室者が全員退避したと見なした時点
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正解:C消火剤の放射前に遮断されないこと(放射完了まで継続等)

安全確保のため音響警報は消火剤放射前に自動で遮断されない構造であることが求められます。

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347消火剤が放射されたことを区画の外部に知らせ、入室を防ぐために設ける装置はどれか。

  1. A放出表示灯
  2. B火災表示灯
  3. C電源表示灯
  4. D起動表示灯
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正解:A放出表示灯

出入口等に設けられ「消火剤放出中・立入禁止」などを表示して危険を知らせるのが放出表示灯です。

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348放出表示灯が点灯するきっかけとなる、配管等に設けられた装置はどれか。

  1. A定圧作動装置
  2. B圧力スイッチ
  3. C火災感知器
  4. Dリミットスイッチ
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正解:B圧力スイッチ

消火剤が配管を通って放射された際の圧力を圧力スイッチが検知して放出表示灯を点灯させます。

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349放出表示灯は防護区画のどのような場所に設置しなければならないか。

  1. A防護区画のすべての出入口などの見やすい箇所
  2. B防護区画の天井の中央
  3. C総合操作盤の内部のみ
  4. D屋外の外壁面
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正解:A防護区画のすべての出入口などの見やすい箇所

室内への進入を防ぐため防護区画へつながるすべての出入口の見やすい箇所に設置します。

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350制御盤の主な役割として適切でないものはどれか。

  1. A感知器からの信号を受信する
  2. B起動用ガス容器を作動させる信号を発する
  3. C音響警報装置を作動させる
  4. D消火剤の圧力を直接減圧する
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正解:D消火剤の圧力を直接減圧する

制御盤は電気的な信号の送受信や機器の制御を行うものであり配管内の圧力を物理的に減圧する機能はありません。

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351総合操作盤は建物のどのような場所に設置しなければならないか。

  1. A地下の最も奥の機械室
  2. B防災センターなどの常時人がいる場所
  3. C屋上の設備スペース
  4. D非常階段の踊り場
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正解:B防災センターなどの常時人がいる場所

火災時に迅速かつ的確な操作と監視を行うため防災センターなどの常時人がいる場所に設置します。

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352消火剤放射前に自動的に停止させなければならない設備はどれか。

  1. A非常照明
  2. B避難口誘導灯
  3. C換気装置(給排気設備)
  4. Dスプリンクラーポンプ
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正解:C換気装置(給排気設備)

防護区画内の消火剤濃度を確保し効果を維持するため換気装置や空調設備は放射前に停止させます。

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353消火剤放射前に自動的に閉鎖しなければならない防護区画の設備はどれか。

  1. A出入口の防火戸
  2. Bエレベーターの扉
  3. C開口部の自動閉鎖装置(ダンパ等)
  4. D非常用照明器具
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正解:C開口部の自動閉鎖装置(ダンパ等)

消火剤が区画外へ漏れるのを防ぐため開口部に設けられたダンパなどの自動閉鎖装置を放射前に閉鎖します。

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354消火活動後に防護区画内の燃焼ガスや分解生成物を屋外の安全な場所に排出する設備はどれか。

  1. A排出装置(換気装置)
  2. B選択弁
  3. Cピストンレリーザ
  4. D給気ダンパ
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正解:A排出装置(換気装置)

消火後に滞留した有毒なガスや消火剤を安全に屋外へ排出するために排出装置(換気装置)を用います。

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355消火設備の非常電源として認められていないものはどれか。

  1. A蓄電池設備
  2. B自家発電設備
  3. C燃料電池設備
  4. D乾電池
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正解:D乾電池

大電力を安定して供給する必要があるため乾電池は非常電源として認められていません。

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356非常電源の切り替え方式に関する規定として正しいものはどれか。

  1. A常用電源が停電したとき手動で非常電源に切り替える
  2. B常用電源が停電したとき自動的に非常電源に切り替わること
  3. C停電から10分経過した後に自動で切り替わる
  4. D消防隊が到着した際に専用の鍵で切り替える
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正解:B常用電源が停電したとき自動的に非常電源に切り替わること

火災による停電時に確実な動作を保証するため常用電源から非常電源へ自動的に切り替わる必要があります。

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357消火設備の非常電源回路(常用電源から制御盤まで)に使用しなければならない配線の種類はどれか。

  1. A耐熱配線
  2. B耐火配線
  3. C一般配線
  4. D通信用シールド線
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正解:B耐火配線

非常電源から制御盤までの重要な電源供給ルートは火災の高熱に耐えうる「耐火配線」としなければなりません。

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358制御盤から音響警報装置や放出表示灯までの配線に使用することが認められている配線の種類はどれか。

  1. A耐熱配線(耐火配線を含む)
  2. B一般配線のみ
  3. C光ファイバーケーブル
  4. D耐火配線でなければならない
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正解:A耐熱配線(耐火配線を含む)

信号や制御を送るための配線(制御盤から各機器まで)は耐熱配線またはそれ以上の性能を持つ耐火配線とします。

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359手動式起動装置から制御盤までの配線に求められる仕様はどれか。

  1. A一般配線
  2. B耐水配線
  3. C耐熱配線
  4. D耐震配線
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正解:C耐熱配線

起動信号を確実に制御盤へ送る必要があるため熱に強い耐熱配線(または耐火配線)を使用します。

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360制御盤から起動用ガス容器までの配線に求められる配線の種類はどれか。

  1. A一般配線
  2. B耐熱配線
  3. C通信ケーブル
  4. D屋内用ビニル配線
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正解:B耐熱配線

起動用ガス容器を作動させるための制御信号を送る配線も耐熱配線(または耐火配線)を使用する必要があります。

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361自動火災報知設備の感知器から制御盤までの配線に求められる配線の種類はどれか。

  1. A耐水配線
  2. B一般配線
  3. C耐熱配線
  4. D耐衝撃配線
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正解:C耐熱配線

火災を検知した信号を確実に制御盤へ伝達するため感知器の配線には耐熱配線(または耐火配線)を使用します。

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362蓄電池設備をキュービクル式以外の形態で設置する場合、水に対する措置として正しいものはどれか。

  1. A水洗いで清掃できる場所に設置する
  2. B雨水が浸入しまたは浸水するおそれのない場所に設ける等
  3. Cスプリンクラーの散水範囲内に設置する
  4. D常に水を張ったトレイの上に設置する
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正解:B雨水が浸入しまたは浸水するおそれのない場所に設ける等

ショートや漏電を防ぐため蓄電池設備は雨水が浸入したり浸水したりするおそれのない場所に設置します。

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363全域放出方式の消火設備において、音響警報装置の設置を省略できる例外条件はどれか。

  1. A常時人のいない防火対象物である場合(自動式二酸化炭素を除く)
  2. Bすべての不活性ガス消火設備
  3. C局所放出方式の場合のみ
  4. Dいかなる場合も省略できない
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正解:A常時人のいない防火対象物である場合(自動式二酸化炭素を除く)

常時人がいない防火対象物などでは、設備の種類や方式により音響警報装置を省略できる場合があります。

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364消火設備の制御盤等の金属製外箱に施さなければならない電気的措置はどれか。

  1. A絶縁コーティング
  2. B接地(アース)工事
  3. C帯電防止スプレーの塗布
  4. D防水カバーの取り付け
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正解:B接地(アース)工事

漏電による感電や火災を防止するため電気設備の金属製外箱などには適切な接地(アース)工事を行います。

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365電気設備において電路や非充電金属部分を大地と電気的に接続する措置を何というか。

  1. A短絡
  2. B絶縁
  3. C接地(アース)
  4. Dバイパス
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正解:C接地(アース)

機器の漏電による感電防止や異常電圧の放電を目的として大地と接続することを接地といいます。

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366操作箱などに設けられる「非常停止スイッチ」の主な役割はどれか。

  1. A音響警報を直ちに止めるため
  2. B設備の起動を遅延時間内に停止(キャンセル)するため
  3. C建物の主電源をすべて遮断するため
  4. D換気装置を強制起動するため
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正解:B設備の起動を遅延時間内に停止(キャンセル)するため

誤作動や誤報の際に消火剤が放出されるのを防ぐため遅延時間内であれば起動を停止できるスイッチです。

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367二酸化炭素消火設備等の配管等に設けられる「ピストンレリーザ」の役割はどれか。

  1. A消火剤を冷却する
  2. Bガス圧を利用してダンパ等の開口部を自動的に閉鎖する
  3. C配管内の圧力を逃がす
  4. D消火剤を霧状にする
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正解:Bガス圧を利用してダンパ等の開口部を自動的に閉鎖する

起動用ガスや消火剤の圧力を利用して換気ダンパや窓などの開口部を自動閉鎖させる駆動装置です。

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368ハロン1301消火設備が作動し、出入口の放出表示灯が点灯している場合の正しい行動はどれか。

  1. A消火器を持って直ちに入室する
  2. B安全が確認されるまで入室を禁止し室外に退避する
  3. C換気ファンを手動でオンにして入室する
  4. D防護マスクなしで入室し確認する
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正解:B安全が確認されるまで入室を禁止し室外に退避する

放出表示灯の点灯は消火剤が充満している危険な状態を示すため安全が確認されるまで入室してはいけません。

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369制御盤の電源表示灯は通常時にどのような状態であることが求められるか。

  1. A消灯している
  2. B赤色に点滅している
  3. C常に点灯して電源が供給されていることを示している
  4. D火災時のみ点灯する
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正解:C常に点灯して電源が供給されていることを示している

機器が正常に作動できる状態であることを確認するため電源表示灯は常時点灯している必要があります。

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370総合操作盤の表示や操作に関する機能として適切でないものはどれか。

  1. A消防用設備等の作動状況の監視
  2. B消火ポンプの起動操作
  3. C建物のテナントごとの電気料金の計測
  4. D音響警報の停止操作
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正解:C建物のテナントごとの電気料金の計測

総合操作盤は防災や消防設備に特化した設備でありテナントごとの電気料金の計測機能はありません。

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371音響警報装置の鳴動音が聞き取りにくくなるのを防ぐため、どのような場所に設置すべきか。

  1. A防護区画内の死角や障害物の裏
  2. B防護区画内のすべての人が容易に聞き取れる場所
  3. C防護区画の外側のみ
  4. D制御盤の内部
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正解:B防護区画内のすべての人が容易に聞き取れる場所

警報を確実に伝えて退避を促すため防護区画内のすべての人が容易に聞き取れる場所に設置します。

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372非常電源設備の「蓄電池設備」と「自家発電設備」の違いについて正しい記述はどれか。

  1. A蓄電池設備はエンジンで発電する
  2. B自家発電設備はバッテリーに電気を貯める
  3. C蓄電池は充電された電気を放電し自家発電はエンジン等で発電する
  4. Dどちらも同じ仕組みである
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正解:C蓄電池は充電された電気を放電し自家発電はエンジン等で発電する

蓄電池は化学反応で充電・放電を行い、自家発電設備はエンジン等の原動機を回して発電する違いがあります。

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373消火設備の配線において「耐火配線」と「耐熱配線」の性能の違いはどれか。

  1. A耐熱配線の方が熱に強い
  2. B耐火配線は炎に直接さらされても一定時間通電を維持できる最高度の耐熱性を持つ
  3. Cどちらも同じ性能である
  4. D耐火配線は水中で使用するためのものである
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正解:B耐火配線は炎に直接さらされても一定時間通電を維持できる最高度の耐熱性を持つ

耐火配線は耐熱配線よりも高い耐火性能を持ち火災の炎に直接さらされても一定時間通電を維持できます。

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374総合操作盤を設けた場合、各防護区画の制御盤にはどのような機能を持たせるか。

  1. A総合操作盤へ情報を伝達し総合操作盤からの制御信号を受け取る機能
  2. Bすべての機能を独立させ総合操作盤とは連携させない機能
  3. C手動操作のみに制限する機能
  4. D電源を遮断する機能
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正解:A総合操作盤へ情報を伝達し総合操作盤からの制御信号を受け取る機能

システム全体を一元管理するため各区画の制御盤は総合操作盤とネットワークで結ばれ情報の送受信を行います。

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375感知器の設置基準において、差動式スポット型感知器を設置できない場所はどこか。

  1. A一般の事務室
  2. B倉庫
  3. C厨房など通常時に急激な温度上昇がある場所
  4. D寝室
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正解:C厨房など通常時に急激な温度上昇がある場所

厨房などの通常時から急激な温度上昇が起こる場所では非火災報(誤報)の原因となるため定温式などが適しています。

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376自動火災報知設備の感知器を複数設置する場合、それらは一般にどのように配線されるか。

  1. A直列接続
  2. B並列接続(送り配線)
  3. Cブリッジ接続
  4. Dスター型接続
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正解:B並列接続(送り配線)

どの感知器が作動しても確実に制御盤へ信号が送れるよう、また断線検知が容易なように並列(送り配線)で接続されます。

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377消火設備の「排出装置」は、原則としていつ作動させるべきか。

  1. A消火剤の放射前
  2. B消火剤の放射と同時
  3. C火災が鎮火し消火効果が完全に確認された後
  4. D感知器が作動した直後
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正解:C火災が鎮火し消火効果が完全に確認された後

消火効果を損なわないよう火災が完全に鎮火したことを確認した後に換気・排出の目的で作動させます。

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378閉止弁を設けた二酸化炭素消火設備において、点検終了後に必ず行わなければならない操作はどれか。

  1. A電源を切る
  2. B閉止弁を「開」の状態に戻す
  3. C放出スイッチを押す
  4. Dすべての感知器を取り外す
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正解:B閉止弁を「開」の状態に戻す

点検時に「閉」にした閉止弁を戻し忘れると火災時に消火剤が放出されないため必ず「開」に戻します。

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379手動式起動装置の「電源表示灯」が消灯している場合、どのような状態が疑われるか。

  1. A火災が発生している
  2. B消火剤が放出されている
  3. C停電または断線により設備に電気が供給されていない
  4. D正常に作動している
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正解:C停電または断線により設備に電気が供給されていない

電源表示灯の消灯は制御盤や非常電源からの電力供給が絶たれている異常状態(断線等)を示しています。

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380配線工事において、防護区画の壁や床を貫通する配線穴がある場合、どのような措置が必要か。

  1. A隙間を開けたままにする
  2. B通気性を良くするため換気ガラリをつける
  3. C消火剤が漏れないようモルタルや不燃性のパテ等で完全に隙間を埋める
  4. Dビニールテープで塞ぐ
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正解:C消火剤が漏れないようモルタルや不燃性のパテ等で完全に隙間を埋める

全域放出方式では消火剤の漏洩を防ぎ濃度を保つため貫通部の隙間は不燃材料で完全に埋める必要があります。

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381手動式起動装置の放出用スイッチを操作するための条件として正しいものはどれか。

  1. A音響警報装置を起動する操作を行った後でなければ操作できない構造とする
  2. B扉を開けると同時に操作できるよう露出させる
  3. C火災感知器が作動するまでロックを解除できない構造とする
  4. D総合操作盤からの許可信号がなければ操作できない構造とする
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正解:A音響警報装置を起動する操作を行った後でなければ操作できない構造とする

退避を促すため、放出用スイッチは音響警報装置を起動する操作を行った後でなければ操作できない構造とします。

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382手動式起動装置の直近に掲示する必要がある表示内容に含まれないものはどれか。

  1. A防護区画の名称
  2. B取扱い方法
  3. C保安上の注意事項
  4. D設備の製造年月日
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正解:D設備の製造年月日

直近の箇所には防護区画の名称、取扱い方法、保安上の注意事項を掲示しますが、製造年月日の掲示義務はありません。

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383無人の防護対象物(防護区画)に全域放出方式の二酸化炭素消火設備を設置した場合、放出表示灯の設置はどのように扱うか。

  1. A無人であるため設置を省略できる
  2. B制御盤内でのみ表示させればよい
  3. C音響警報装置で代用できる
  4. D無人であっても防護区画の出入口等の見やすい箇所に設置しなければならない
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正解:D無人であっても防護区画の出入口等の見やすい箇所に設置しなければならない

無人であっても外部から人が進入する危険があるため、出入口等の見やすい箇所に放出表示灯を必ず設置します。

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384異なる2つの防護区画で手動式起動装置を設置する場合、正しい措置はどれか。

  1. Aそれぞれの防護区画または防護対象物ごとに設ける
  2. B制御盤の近くにまとめて設置する
  3. C両区画の中間地点に1つだけ共用の起動装置を設ける
  4. D防護区画の内部にのみ設置する
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正解:Aそれぞれの防護区画または防護対象物ごとに設ける

火災時に迅速かつ確実に操作できるよう、手動式起動装置は防護区画または防護対象物ごとに設置します。

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