秘書検定準1級 ④ マナー・接遇1:人間関係・話し方・敬語

職場の人間関係、あいさつ、話し方、そして敬語の使い分けを問う分野です。上司の部下や取引先との適切な距離感、社内外での会釈と立ち止まりの使い分け、目上の人への言葉づかい、後輩・先輩への配慮ある指導が頻出テーマです。準1級では尊敬語・謙譲語・丁寧語を状況に応じて正しく使い分けられるかが重視され、二重敬語や誤用の判別も問われます。全8分野の中でも出題数42問と最多で、丁寧な言い換え表現を数多く覚えることが安定得点につながります。出題数42問。

この分野の問題42問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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119上司の部下が、上司についての愚痴を秘書にこぼしてきた場合、秘書の対応として最も適当なものはどれか。

  1. A部下の声として、その愚痴をそのまま上司に伝える。
  2. B上司に前の部長の仕事の仕方を話し、不満に気付いてもらうようにする。
  3. C事態を重く受け止め、課長と上司が話し合える場を設けるよう提案する。
  4. D相手は対処や解決を求めているわけではないため、話を聞くにとどめる。
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正解:D相手は対処や解決を求めているわけではないため、話を聞くにとどめる。

上司についての愚痴は、自分の苦労を分かってもらいたくて漏らす不満であり、秘書に対処や解決を求めているわけではないため、話を聞くにとどめるのが適当である。

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120廊下などで会った取引先の人から、「今度食事でも、と上司に伝えておいてほしい」と言われた場合の適切な応答はどれか。

  1. A具体的な日時や希望の店舗をその場で詳しく尋ねる。
  2. B礼を言って「上司に伝える」と述べるにとどめる。
  3. C上司のスケジュールをその場で確認し、候補日を提示する。
  4. D社交辞令の可能性が高いため、お辞儀だけして聞き流す。
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正解:B礼を言って「上司に伝える」と述べるにとどめる。

この場合の「今度」は単なる社交辞令の可能性もあるため、具体的なことを尋ねず、礼を言って上司に伝えると述べるのが適当である。

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121廊下などで既に挨拶を交わしている相手と、同じ日に再びすれ違う際の挨拶として最も適当なものはどれか。

  1. A相手に気づかないふりをしてそのまま通り過ぎる。
  2. B会釈程度の挨拶を行う。
  3. C朝と同じように、立ち止まって大きな声で挨拶をする。
  4. D相手から挨拶をしてくるのを待ってから対応する。
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正解:B会釈程度の挨拶を行う。

既に一度挨拶を交わしている相手であっても、廊下などで再び会った場合は会釈程度の挨拶をする。

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122社内の目上の人や社外の人が無愛想で挨拶を返してくれない場合、秘書としての対応で不適当なものはどれか。

  1. A挨拶の大切さをその場で丁寧に教えて指導する。
  2. B明るく挨拶するなど、自分の挨拶の仕方を工夫してみる。
  3. C相手からの返礼がなくても、自分はきちんと挨拶をする。
  4. D相手から挨拶が返ってこないことは気にしないでおく。
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正解:A挨拶の大切さをその場で丁寧に教えて指導する。

相手が社外の人や社内の目上の人の場合、挨拶を返してもらおうと働きかけるのは謙虚さに欠ける。挨拶の大切さを教えて指導するのは相手が後輩の場合である。

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123廊下などで来客や他部署の部長などの上役と出会ったときの対応について、最も不適当なものはどれか。

  1. A一人でいる来客や上役と出会ったときは、立ち止まって挨拶をするのが基本である。
  2. B自分が客を案内しているときも、上役に対しては必ず立ち止まって言葉を交わして挨拶する。
  3. C自分が別の客を案内しているときは、案内している客が優先なので立ち止まらずに会釈する。
  4. D相手が誰かと一緒にいる場合は、立ち止まって会釈をし、挨拶の言葉は不要である。
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正解:B自分が客を案内しているときも、上役に対しては必ず立ち止まって言葉を交わして挨拶する。

自分が別の客を案内しているときは、案内している客が優先となるため、立ち止まらずに会釈をする。立ち止まると案内されている客も足を止めることになるためである。

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124他部署の先輩が秘書課に異動してきて、自分の下に配属された場合の対応として不適当なものはどれか。

  1. A前の部署の仕事の仕方のよいところは取り入れる。
  2. B業務上の指示については、自分の指示に従ってもらう。
  3. C細かいことは言わず、分からないことを尋ねてもらうようにする。
  4. D他の後輩に対する話し方と全く同じように、細かいことまで厳しく指示する。
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正解:D他の後輩に対する話し方と全く同じように、細かいことまで厳しく指示する。

他部署の先輩が下に配属された場合、先輩としてのプライド等もあるため、他の後輩に対する話し方と同じというわけにはいかない。

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125目上の人に対する話し方として避けるべき事項はどれか。

  1. A指図に聞こえるようなことや、相手への評価・感想に聞こえる言い方をすること。
  2. B結論を先に述べてから理由や経緯を説明すること。
  3. C複雑な内容を説明する際に、要点をまとめたメモを見てもらうこと。
  4. D報告や説明の概要を事前に予告して、上司から許可を得ること。
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正解:A指図に聞こえるようなことや、相手への評価・感想に聞こえる言い方をすること。

上司や先輩など目上の人に対しては、指図に聞こえるようなことや、相手への評価や感想に聞こえるような言い方をしてはいけない。

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126昨日、風邪気味だと言って退社した部長が翌朝出社した際、秘書Aが行う朝の挨拶として不適当なものはどれか。

  1. A「おはようございます。体調はいかがでしょうか」
  2. B「お体の具合はいかがですか。無理をなさらないでくださいませ」
  3. C「今日はお休みだと思いました。無理をなさらないでくださいませ」
  4. D「おはようございます。どうぞご無理のないようになさってください」
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正解:C「今日はお休みだと思いました。無理をなさらないでくださいませ」

「今日はお休みだと思いました」などという言葉は、出勤した上司に対する秘書としての言い方ではなく、不適当である。

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127先日上司が会ったと言っていた人から電話があり、「上司によろしく伝えてくれ」と言われたが、秘書がその人の名前を思い出せない場合の対応として不適当なものはどれか。

  1. A「前回いつお会いになったのか教えてもらいたい」と尋ねる。
  2. B「以前頂戴しているかもしれませんが」と言って、名刺をもらう。
  3. C「お名前を失念してしまった」と正直に言って謝り、名前を尋ねる。
  4. D「念のため」と言って、連絡先を教えてもらう。
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正解:A「前回いつお会いになったのか教えてもらいたい」と尋ねる。

名前を思い出せない場合、前回いつ会ったのかを相手に尋ねる行為や、受付に確認しに行って待たせる行為は不適当である。

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128部内会議が始まる時間になっても、まだ自席にいる上司への気の利かせ方(声かけ)として最も適当なものはどれか。

  1. A「もう会議が始まりますので、行った方がよいです」
  2. B「会議の時間ですが、分かっていますか」
  3. C「会議のお時間になりましたのでお願いいたします」
  4. D「時間ですので、今すぐ出席してください」
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正解:C「会議のお時間になりましたのでお願いいたします」

上司に対して指図や評価に聞こえる言い方はせず、「会議のお時間になりましたのでお願いいたします」と伝えるのが適当である。

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129上司が電話で友人と夕方会う約束をしていたのを耳にしていたが、約束の時間が近づいても出かける気配のない場合の声かけとして適当なものはどれか。

  1. A「友人と会う約束を忘れていませんか」とはっきり言う。
  2. Bたまたま耳にしたプライベートな予定であるため、一切何も言わずに無視する。
  3. C上司が忘れていると思われるので、先走ってその約束の店に遅れる旨を連絡する。
  4. D「お出かけになるご予定がおありだったようですが」とさりげなく言う。
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正解:D「お出かけになるご予定がおありだったようですが」とさりげなく言う。

予定を知ったのはたまたまなので、「お出かけになるご予定がおありだったようですが」とさりげなく言うのが秘書の気遣いである。

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130料理店の予約時間を過ぎても上司の面談が続いている場合、秘書Aの対応として最も適当なものはどれか。

  1. A「店に少し遅れると連絡を入れようか」と書いたメモを上司に見せて尋ねる。
  2. B面談を中断させるため、大声で部屋に入って時間を告げる。
  3. C先走って、すぐに料理店に遅れるという連絡を独断で入れる。
  4. D上司が自分で気づくまで、特に何もせず待つ。
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正解:A「店に少し遅れると連絡を入れようか」と書いたメモを上司に見せて尋ねる。

予約をしたのは上司なので、秘書が独断で先走って店に連絡するのではなく、メモで確認してから対応するのが適当である。

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131上司へ報告する際に、最も大切とされる基本的な心得はどれか。

  1. Aすべての出来事を時系列に沿って、事細かに一から十まで説明すること。
  2. B上司の機嫌が良いときを見計らい、報告内容を自分の主観で絞ること。
  3. Cタイミングよく、過不足のない内容を、簡潔に伝えること。
  4. Dどんなに複雑な内容であっても、必ず文書を作らずに口頭のみで済ませること。
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正解:Cタイミングよく、過不足のない内容を、簡潔に伝えること。

上司への報告で大切なことは、タイミングよく、過不足のない内容を、簡潔に伝えることである。

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132展示会の様子を見てくるよう指示され、特に「G製品」をよく見て説明するよう求められた場合の報告方法として不適当なものはどれか。

  1. Aすべての展示品について、展示してあった順序通りにすべて均等に説明する。
  2. BG製品の説明は、どこに重点を置いたらよいかを先に尋ねてから行う。
  3. C展示会の会場の規模や来場者の様子などを最初に話す。
  4. DG製品の詳細はパンフレットを確認しながら、当日聞いた説明を中心に報告する。
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正解:Aすべての展示品について、展示してあった順序通りにすべて均等に説明する。

上司の要望(特にG製品)に沿って必要不可欠なポイントに内容を絞るべきであり、全ての展示を順番通りに説明するのは不適当である。

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133上司への報告・説明の要領として不適当なものはどれか。

  1. A報告・説明の概要をあらかじめ予告し、許可を得てから話す。
  2. B緊急のことやよくない情報は、上司が多忙なときは完全に避けて後日報告する。
  3. C急がないものは後にするなど、優先順位を考えて行う。
  4. D基本的には結論が先であり、理由や経緯は結論の後に伝える。
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正解:B緊急のことやよくない情報は、上司が多忙なときは完全に避けて後日報告する。

緊急のこと、重要なこと、上司が気にかけていること、よくない情報は、上司が多忙であっても早急に報告する必要がある。

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134秘書検定における「説得」のゴール(目的)として、最も適切な定義はどれか。

  1. A相手と徹底的に議論をして、こちらの正論で相手を言い負かすこと。
  2. B第三者の地位の低い人を同席させ、数的な優位性で相手に圧力をかけること。
  3. Cこちらの言い分をすべて引っ込め、相手の主張やペースにそのまま合わせること。
  4. D相手を理解に導き納得させること、またはその上でこちらが求めた行動をしてもらうこと。
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正解:D相手を理解に導き納得させること、またはその上でこちらが求めた行動をしてもらうこと。

説得とは議論で言い負かすことではなく、相手を理解に導き納得させること、または求めた行動をしてもらうことがゴールである。

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135説得を行う際の「コツ」として不適当なものはどれか。

  1. A親しくない相手の場合は、相手と親しい人に頼んで助けを借りる。
  2. B相手が慌ただしくしているときや、精神的に余裕がないときを狙って一気に話す。
  3. C相手が感情的になった場合は、それ以上は続けずに機会を改める。
  4. D食事をしながら、和んだ場所で説得をするなど、環境を工夫する。
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正解:B相手が慌ただしくしているときや、精神的に余裕がないときを狙って一気に話す。

説得の機会をつくる際は、相手が慌ただしくしているときや精神的に余裕がないときは避けるべきである。

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136説得の際、相手が自分の言い分に固執して応じない場合の対応について、最も適切な考え方はどれか。

  1. A相手の言い分をそのまま受け入れ、相手のペースに乗るのがよい。
  2. B強硬な態度で相手を厳しく非難し、反省を促す。
  3. Cこれ以上の説得は無意味なので、一切の連絡を絶つのがよい。
  4. D何とかして相手の気持ちを動かして、こちらのペースに乗せようと努める。
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正解:D何とかして相手の気持ちを動かして、こちらのペースに乗せようと努める。

相手のペースに乗ってしまったら説得はできない。相手の気持ちを動かしてこちらのペースに乗せようと努める必要がある。

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137依頼を断る場合の原則として、最も大切とされる心構えはどれか。

  1. A相手に期待を持たせるように、できるだけ曖昧な言い方で先送りする。
  2. B相手に迷惑がかからないよう、「考えておきます」と言って引き延ばす。
  3. C言葉遣いに気を付けた上で、引き受けられないことをはっきりと断る。
  4. D断る理由として、自社の具体的な機密業務内容を事細かにすべて説明する。
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正解:C言葉遣いに気を付けた上で、引き受けられないことをはっきりと断る。

曖昧な言い方は相手に都合のよい解釈をされ迷惑をかけるため、言葉遣いに気を付けてはっきりと断ることが大切である。

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138上司への頼まれ事を断る際、秘書Aの対応として不適当なものはどれか。

  1. A断るにしても、頼まれ事の内容は最後まできちんと聞いてから断る。
  2. B気まずさを紛らわせるため、「次には引き受けられるようにしたい」と社交辞令を添える。
  3. Cお役に立てず申し訳ないと、断った後に丁寧に謝る。
  4. D引き受けられない事情を丁寧に説明して、相手に承知してもらう。
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正解:B気まずさを紛らわせるため、「次には引き受けられるようにしたい」と社交辞令を添える。

断る側に「次には〜」などと言うと、相手は次回は大丈夫だと当てにしてしまい、後々のトラブルの元になるため不適当である。

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139依頼を断るときに用いるクッション言葉(わびの言葉)として適切でないものはどれか。

  1. A申し訳ございませんが
  2. Bあいにく
  3. Cお差し支えなければ
  4. Dせっかくですが
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正解:Cお差し支えなければ

「お差し支えなければ」は用件を伺う際などに用いる接遇表現であり、断るときのわびの言葉(申し訳ございませんが、あいにく、せっかくですが)には含まれない。

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140仕事の手違いにより後輩Bと得意先へ謝罪に行くことになった先輩秘書Aの対応として、最も不適当なものはどれか。

  1. A正式に頭を下げる際は、座ったままテーブルに手を置いて改まった態度で行う。
  2. BAは初対面なので、最初に名刺を出して挨拶し、Bより先に不祥事をわびる。
  3. C手違いの具体的な説明は、担当者であるBを中心にさせ、自分は控えめにする。
  4. D得意先を訪問するのだから、事前に予約をしてから行く。
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正解:A正式に頭を下げる際は、座ったままテーブルに手を置いて改まった態度で行う。

正式に頭を下げる場合は、並んで立ち、深々と頭を下げて謝る必要がある。座ったままテーブルに手を置いてお辞儀をするのは不適当である。

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141自分が担当している取引先へ、責任者である上司が同行して謝罪の訪問をする場合の対応として、最も適切なものはどれか。

  1. A自分が担当者なので、上司に先んじて自分だけで先にすべて謝罪を済ませる。
  2. B「責任者が出向いて謝る」ことが重要なので、上司に先んじて自分だけが謝ることのないようにする。
  3. C上司が謝っている間は、自分は関係ないという態度で下を向いている。
  4. D上司には一切発言させず、自分だけで手違いの経緯を弁明する。
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正解:B「責任者が出向いて謝る」ことが重要なので、上司に先んじて自分だけが謝ることのないようにする。

上司が同行しての謝罪では「責任者が出向いて謝る」ことが重要であるため、上司に先んじて自分だけが謝ることのないようにする。

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142不手際を謝るときの「声の調子や態度」について、最も適切なものはどれか。

  1. A謝罪の場の雰囲気を暗くしないよう、明るく生き生きとした調子や笑顔で話す。
  2. B恐縮した声の調子と態度で話し、説明の際は分かりやすくはっきりとした話し方をする。
  3. Cミスの説明をする際は、言い訳や自分を正当化する言葉を並べて身を守る。
  4. Dただひたすら平謝りするだけでよく、今後の具体的な解決策を示す必要はない。
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正解:B恐縮した声の調子と態度で話し、説明の際は分かりやすくはっきりとした話し方をする。

謝罪の場では笑顔や明るい調子は不適切であり、恐縮した声の調子と態度が必要である。ただし説明の際ははっきりと話す必要があり、解決策の提示も欠かせない。

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143受付で後輩が来客から応対のミスを注意されているところへ通りかかったとき、先輩秘書Aの対応として最も適切なものはどれか。

  1. A後輩の教育のため、来客の前で後輩を一緒になって厳しく叱りつける。
  2. B後輩と来客の問題なので、何も見なかったことにしてそのまま通り過ぎる。
  3. C来客に失礼をわび、自分が代わって応対し、案内した後に後輩を指導する。
  4. D来客に対して、後輩の肩を持って言い訳や反論を行う。
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正解:C来客に失礼をわび、自分が代わって応対し、案内した後に後輩を指導する。

来客にわびて自分が代わって応対し、来客を案内した後に後輩のところに戻って指導するのが先輩秘書として正しい対応である。

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144後輩が頼んだ仕事を積極的にしようとしないと他部署の秘書から相談された際、先輩秘書Aのアドバイスとして不適当なものはどれか。

  1. A個人的な心配事がないか、上司に事情を話して尋ねてみたらどうかと提案する。
  2. B積極的に仕事をしないのは、頼み方に問題がある可能性を考えてみるよう促す。
  3. C食事に誘うなどして親しくなる努力をしてみてはどうかと提案する。
  4. D積極的にしない理由について、本人に感じていることを話して聞いてみてはどうかと言う。
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正解:A個人的な心配事がないか、上司に事情を話して尋ねてみたらどうかと提案する。

後輩指導において上司の手を煩わせたり巻き込んだりするのは避けるべきであり、二人の間の人間関係の解決がまず必要であるため、上司に尋ねるのは見当違いである。

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145新人の指導係になったとき、仕事の仕方を教える要領として不適当なものはどれか。

  1. A効率化のため、初日からすべての難しい仕事を一人で完璧にこなさせる。
  2. B仕事の仕方の説明は、分かりやすい言葉を選び、理解しているか確かめながら進める。
  3. C作業手順だけでなく、その仕事が何に影響するか、全体の中の位置づけを説明する。
  4. D最初のうちは自分がやってみせたり、一緒に行ったりして基本を身に付けさせる。
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正解:A効率化のため、初日からすべての難しい仕事を一人で完璧にこなさせる。

最初のうちは難しいことはさせず、確実にできそうなことから行わせ、基本を確実に身に付けさせることが大切である。

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146新人が仕事の仕方について社内の他の人から注意されたことを知ったとき、指導係の配慮として適切なものはどれか。

  1. A「自分以外の注意は一切聞かなくてよい」と新人に伝える。
  2. B新人が混乱するため、その注意については一切触れずに放置する。
  3. C注意してきた社内の人のところへ行き、直接抗議する。
  4. D注意をありがたく受け止めるとともに、自分に報告するように新人に言う。
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正解:D注意をありがたく受け止めるとともに、自分に報告するように新人に言う。

注意されたことを自分に報告させ、自分の指導内容と少し違う場合などは新人が混乱しないよう補足説明をするなどの配慮をする。

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147後輩を注意するときの心がけとして不適当なものはどれか。

  1. Aタイミングを計り、人のいる場所を避けて一対一で注意する。
  2. B納得させる根拠や理由を示し、どうすれば改善できるか具体策を示す。
  3. C感情的にならず、相手を追い詰めないようにし、長所は褒める。
  4. D他の優秀な後輩と具体的に比較しながら、本人の劣っている点を強調する。
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正解:D他の優秀な後輩と具体的に比較しながら、本人の劣っている点を強調する。

注意をするときは他人と比較をしないのが鉄則である。

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148秘書Aの、上司(部長)への言葉遣いとして、敬語表現が最も適切なものはどれか。

  1. A「明日K社へいらっしゃるとき、課長がお供させていただきたいとのことでございます」
  2. B「ご指示していただきました件で、お尋ねしたいのですが」
  3. C「ただ今おっしゃったことは、課長も申されていらっしゃいました」
  4. D「タクシーをお迎えに向かわさせていただきました」
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正解:A「明日K社へいらっしゃるとき、課長がお供させていただきたいとのことでございます」

「申されて」は尊敬語と謙譲語の混同、「ご指示していただきました」は謙譲表現の誤用、「向かわさせて」はさ入れ言葉で、いずれも不適切。「課長がお供させていただきたい」が適切な敬語表現である。

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149社内で上司(部長)に対して、同じ社内の「課長」の動作を説明する場合の敬語の扱いとして正しいものはどれか。

  1. A課長は上司の部下であるため、上司の前では課長の動作に尊敬語を使ってはならない。
  2. B社内の身内同士の会話であるため、課長の動作にはすべて丁寧語(〜です・〜ます)のみを用いる。
  3. C課長は上司の部下であるが、秘書Aにとっては上役であるため、尊敬語を用いる。
  4. D課長を敬うために、課長の動作に対して最高の謙譲語を用いる。
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正解:C課長は上司の部下であるが、秘書Aにとっては上役であるため、尊敬語を用いる。

社内であっても、課長は秘書にとって上役であるため、上司と話す際も課長のことについては尊敬語(おっしゃっていました等)を用いる。

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150次の動詞の組み合わせのうち、左から「普通の言い方」「尊敬語」「謙譲語」の順で正しく並んでいるものはどれか。

  1. A見る ー 拝見する ー ご覧になる
  2. B行く ー 参る ー いらっしゃる
  3. C食べる ー 頂く ー 召し上がる
  4. D言う ー おっしゃる ー 申す(申し上げる)
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正解:D言う ー おっしゃる ー 申す(申し上げる)

「言う-おっしゃる-申す(申し上げる)」が普通の言い方・尊敬語・謙譲語の正しい並びである。他は尊敬語と謙譲語が逆で、拝見する・頂く・参るは謙譲語、ご覧になる・召し上がる・いらっしゃるは尊敬語である。

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151二重敬語(一つの語に同じ種類の敬語を重ねる過剰な敬語)として、不適切な表現はどれか。

  1. A部長はこちらをご覧になりましたか。
  2. B部長はこちらをご覧になられましたか。
  3. C資料を拝見します。
  4. D社長が先日おっしゃったように……
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正解:B部長はこちらをご覧になられましたか。

「ご覧になる」という尊敬語に、さらに尊敬の「れる(られました)」がついているため、二重敬語となり不適当である。

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152外部の来客に対して、社内の者(身内の上司など)への自分の動作を説明する際の表現として、最も適切なものはどれか。

  1. A「このことを申し上げるよう、山田から承っております」
  2. B「この件は山田から伺っております」
  3. C「山田にお伝えいたします」
  4. D「その件につきましては、山田に申し伝えます」
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正解:D「その件につきましては、山田に申し伝えます」

外部に対して身内の上司を敬う「承る」「伺う」「お伝えする」は不適当である。「山田から聞いております」「山田に申し伝えます」が適切である。

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153上司の家族から電話があり、上司の状況について家族に伝える場合の表現として、最も適切なものはどれか。

  1. A「部長の山田はただ今出かけております」
  2. B「山田部長はただ今出かけていらっしゃいます」
  3. C「山田はただ今外出しております」
  4. D「ただ今、山田部長はおるでしょうか」
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正解:B「山田部長はただ今出かけていらっしゃいます」

上司のことを上司の家族に言うときは尊敬語を使う。役職名を付けて「山田部長(さん)」と呼び、「出かけていらっしゃいます」とする。

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154不意の来訪である取引先のF氏に対し、上司が忙しいため別の日にしてほしいという旨を伝える表現として不適当なものはどれか。

  1. A「山田は日を改めておいでいただけますでしょうかと申しております」
  2. B「山田は仕事が立て込んでおりまして、別の日に来てほしいと申しております」
  3. C「山田はただ今手が離せませんので、恐れ入りますが日を改めていただけますでしょうか」
  4. D「あいにく山田は急な用件に対応しておりまして、別の機会をいただけますでしょうか」
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正解:B「山田は仕事が立て込んでおりまして、別の日に来てほしいと申しております」

上司の言葉をそのまま「別の日に来てほしいと申しております」と伝えるのは敬語表現として不適当であり、改まった接遇表現を用いるべきである。

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155ビジネスの場で「仕事が立て込んでおりまして」と「ただ今取り込んでおりまして」を使い分ける際、「取り込んでおりまして」が持つ本来の意味として最も適切なものはどれか。

  1. A急な出来事でごたごたしており、突然の弔事や事故・災害などで余裕がないという意味。
  2. B多くの仕事やタスクが重なっていて、非常に多忙であるという意味。
  3. C事前に約束していた会議の準備で、少し席を外しているという意味。
  4. D他社からの急な電話対応を行っていて、数分だけ待たせるという意味。
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正解:A急な出来事でごたごたしており、突然の弔事や事故・災害などで余裕がないという意味。

「取り込み中」は急な出来事(弔事や事故・災害など)で余裕がないときの言い方であり、相手を心配させるため普段の多忙の理由には使わない。

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156受付でよく使われる接遇表現として、不適切な組み合わせはどれか。

  1. Aどちらさまでございますか ー お名前を頂けますか
  2. Bどちらさまでいらっしゃいますか ー お名前を伺えますか
  3. Cお待ちしておりました ー どのようなご用件でしょうか
  4. Dお差し支えなければご用件を承ります ー 確かに申し伝えます
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正解:Aどちらさまでございますか ー お名前を頂けますか

「どちらさまでございますか」「お名前を頂けますか」は、受付で使われる接遇表現として不適切である(「いらっしゃいますか」「伺えますか」が正しい)。

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157会えば分かるという不意の来客を上司に取り次ぐ際、秘書Aの言葉遣いとして不適当なものはどれか。

  1. A「お名前は伺えませんでしたが、会えば分かるとおっしゃる方がお見えです」
  2. B「お名前は名乗られませんでしたが、お会いになれば分かるとのことです」
  3. C「会えば分かるとおっしゃって、部長にお目見えしたいという方がおいでになっています」
  4. D「会えば分かるとおっしゃるお客様がお見えになっていらっしゃいます」
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正解:C「会えば分かるとおっしゃって、部長にお目見えしたいという方がおいでになっています」

「お目見え」は元は身分の高い人に初めて会うときの言葉であり、現在は通常使われないため不適当である。

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158ビジネスの場で、自社の担当者が調べていることを来客に伝える表現として、最も適切なものはどれか。

  1. A「ご依頼の件はただ今担当の者が調べてくれております」
  2. B「その件は担当の者からご説明いただきます」
  3. C「ご依頼の件はただ今担当の者に調べてもらっています」
  4. D「ご依頼の件はただ今担当の者がお調べしております」
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正解:D「ご依頼の件はただ今担当の者がお調べしております」

「〜してくれる」「〜してもらう」は身内の担当者を持ち上げる表現になるため来客に対して使うのは不適当であり、「お調べしております」「説明いたします」が適切である。

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159少し難しい仕事を新たに担当するように言われたとき、「やり遂げる自信はないが頑張る」という意味を込めて用いる言葉として、最も適切なものはどれか。

  1. A「私には役不足かもしれませんが、精一杯務めさせていただきます」
  2. B「私には役目が軽すぎるかもしれませんが、頑張ります」
  3. C「私には力不足かもしれませんが、精一杯努めさせていただきます」
  4. D「私にはご同伴いただけないかもしれませんが、頑張ります」
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正解:C「私には力不足かもしれませんが、精一杯努めさせていただきます」

「役不足」は仕事が簡単すぎて不満という意味になってしまうため、自分の能力が足りないと言いたい場合は「力不足かもしれない」を用いるのが適切である。

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160ビジネスにおける「同行」と「同伴」の使い分けについて、最も適切な記述はどれか。

  1. A「同伴」はビジネスの場で最も広く一般的に使われる言葉である。
  2. B上司が他部署の部長に一緒に行ってほしいと頼むときは「ご同伴」と言うべきである。
  3. C「同伴」は保護者同伴のように使う言葉であり、ビジネスの場では「ご同行」や「ご一緒」が適切である。
  4. D部下が上司に一緒に行くことを伝えるときは「ご同伴いたします」が正しい敬語である。
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正解:C「同伴」は保護者同伴のように使う言葉であり、ビジネスの場では「ご同行」や「ご一緒」が適切である。

「同伴」はビジネスの場ではあまり使われない。適切な言葉は「ご同行」や「ご一緒」である(部下からなら「お供させていただく」)。

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